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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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ゾッキA 幻の初期作品集|大橋裕之
¥1,430
発行 株式会社カンゼン 出版年月日 2017/04/18 ISBN 9784862554024 判型・ページ数 A5・200ページ 定価 1,430円(税込) 孤高の天才漫画家、幻の初期作品集完成。 摩訶不思議なのにリアル、最少の線なのに圧倒的表現力! 漫画家・大橋裕之の自費出版時代の幻となっていた作品を上下巻 「ゾッキA」「ゾッキB」(※ゾッキBは」2017年5月16日発売予定)にまとめて刊行。 「謎漫画作品集」「週刊オオハシ」などの自費出版漫画集、漫画誌、ミニコミ誌などに掲載された 活動初期の作品などを選りすぐり収録している。 大橋裕之の上京前、実家で悶々としながら最少の線で表現される漫画からは、 摩訶不思議なのにリアルな大橋作品の原点が投影され、その才気がほとばしる短編集となっている。 「ゾッキA」には単行本用の描き下ろし「遠浅の部屋から~2006 逃避~」に加え、ロマン優光氏による解説も特別収録。 作家の長嶋有氏、ライターの武田砂鉄氏が推薦文を寄せている。 長嶋有氏、武田砂鉄氏、推薦! ■「どんな冴えない男たちの人生にも、屈託のない笑顔を向けてくれるかわいい女の子が一人は現れるものだ。 大橋裕之の漫画にはその醍醐味が高い純度で抽出されている。こんな嬉しい読書があるか」 ――長嶋有(作家) ■「何気ない日常を」とか言って商売してる皆さん、日常ってこんだけ何気ないんだからね、本当は。」 ――武田砂鉄(ライター) ◎ロマン優光氏による解説「かすかに匂いたってくる大橋作品のおかしみ」も収録!
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音楽 完全版|大橋裕之
¥1,430
発行 株式会社カンゼン 編集 九龍ジョー 出版年月日 2019/12/09 ISBN 9784862555311 判型・ページ数 A5・192ページ 定価 1,430円(税込) 唯一無二のセンスと圧倒的な表現力で彷徨える人たちの人生に光を照らしてきた孤高の漫画家、大橋裕之。 2005年より自費出版にて活動の幅を広げていた大橋にとっての初メジャー作品『音楽と漫画』(太田出版、2009年)に収録された不朽の名作「音楽」が10年ぶりに“完全版”となって生まれ変わる。 表題作「音楽」のエピソード0となる「プロローグ」、コラムニスト・ブルボン小林氏による作品解説、作者本人が語る「音楽と漫画の頃」などが新たに追加された。 研二、太田、朝倉の不良学生三人組が思いつきでバンドを組み、初期衝動に駆られるがママに楽器をかき鳴らし、バンドライフを謳歌する青春賛歌「音楽」の他、オリジナル版『音楽と漫画』と同様に、「ラーメン」「山」「漫画」という初期大橋裕之にとっての重要作品を収録。 また本作を原作としたアニメーション映画『音楽』が2020年1月より劇場公開が決定している。監督・岩井澤健治が7年超という期間を費やし、作画枚数40,000枚超という膨大な枚数をすべて手描きで制作した前代未聞のアニメーション大作。豪華声優陣には、坂本慎太郎、駒井蓮、前野朋哉、芹澤興人、平岩紙、岡村靖幸、竹中直人らがキャスティングされている。
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ホーム・ラン|スティーヴン・ミルハウザー
¥2,640
翻訳 柴田元幸 発行 白水社 出版年月日 2020/07/09 ISBN 9784560097793 判型・ページ数 4-6・206ページ 定価 2,640円(本体2,400円+税) 精緻な筆致、圧倒的想像力で名匠が紡ぐ深遠な宇宙。表題作や「ミラクル・ポリッシュ」など奇想と魔法に満ちた8篇と独特の短篇小説論
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ザ・サッカー|大橋裕之
¥1,320
発行 株式会社カンゼン 出版年月日 2014/05/24 ISBN 9784862552433 判型・ページ数 A5・160ページ 定価 1,320円(税込) スポーツが苦手な気鋭の漫画家が描くスポーツ奇譚。シンジ、ウッチー、ホンダ、メッシたちが豪華饗宴! “漫画界のファンタジスタ”大橋裕之氏、待望の新刊はスポーツをテーマにした短編集。 サッカー専門誌の『フットボールサミット』(カンゼン)に掲載された表題作を中心に、『GIANT KILLING extra』(講談社)で掲載された「町子の記憶」「爆弾」、サイゾーpremiumで描いてスポーツ界に激震が走った「オリンピック奇想譚」シリーズを加筆して収録。 自伝的漫画『遠浅の部屋』(カンゼン)からの4年後を描いた描き下ろし作品「遠浅の海 スポーツと私」も収録。いずれも大橋ワールド全開の摩訶不思議大冒険な作品集になっている。
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明るい映画、暗い映画 21世紀のスクリーン革命|渡邉大輔
¥2,750
発行 blueprint 四六判 328ページ 定価 2,500円+税 ISBN978-4-909852-19-9 気鋭の批評家・映画史研究者である渡邉大輔による初の評論集。インターネット、スマートフォン、SNS、Zoom、VR、AR、GoPro……新たなテクノロジーによって21世紀の映画はどのように変容したのか? 「明るい画面」と「暗い画面」という見立てから、これからの映画の可能性を読み解く画期的論考を収めた第1部、『君の名は。』『天気の子』『鬼滅の刃』『ドライブ・マイ・カー』など、話題のアニメ・映画を鋭く論じた第2部、合計328頁のボリュームでお届けする。 「これぞ「ポスト・パンデミック時代の映画」の条件だ。 だがそれは、現状より10年以上前から、私たちにひたひたと忍び寄ってきたものの汪溢だった。 その事実を、本書は、徹底的に暴く。デスクトップ的なZoom映画、人新世、「明るい暗さ」、暗黒啓蒙、接触的平面、ポスト・ヒューマニティーズ、そしてZ世代――。映画と、世界とを語る、最先端のキーワードを充填して。 これが、僕たちの時代の切れ味である。」(さやわか・物語評論家)
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72年間のTOKYO、鈴木慶一の記憶|宗像明将
¥3,300
発行 株式会社blueprint 発売日 2023年12月26日(火) 定価 3,300円(本体3,000円+税) 頁数 336ページ ISBN-10 4909852476 ISBN-13 978-4-909852-47-2 バンド・ムーンライダーズを結成して1976年にデビュー、その後もさまざまなミュージシャンとのバンドやユニット活動に参加する傍ら、CM音楽、歌謡曲などの楽曲提供とプロデュースに携わり、日本のポピュラー音楽史に多大な影響を及ぼしてきた鈴木慶一。 『MOTHER』などのゲーム音楽や、北野武監督の『座頭市』『アウトレイジ』をはじめとする映画音楽の名手としても知られる一方、俳優としての顔も持ち、映画やドラマへも多数出演。現在に至るまで精力的な活動を続けている。 本書では、1998年に『20世紀のムーンライダーズ』でライターとしてデビューし、その活動を追ってきた音楽評論家・宗像明将が、鈴木慶一本人に72年間の歩みを聞く集中取材を敢行。 湾岸エリアで育った幼少期から「日本語のロック」への目覚め、はちみつぱいやムーンライダーズ、個人の活動についてはもちろん、あがた森魚、はっぴいえんど、頭脳警察、YMO、KERAといったミュージシャンたちとの交流から別れまで……2023年の今だからこそ聞くことのできた貴重なエピソードの数々が収められている。
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菊地成孔の映画関税撤廃|菊地成孔
¥2,420
発行:株式会社blueprint 発売:2020年2月5日 価格:2,200円+税 仕様:336ページ ISBN-10:4909852069 ISBN-13:9784909852069 日本を代表するジャズミュージシャン・菊地成孔が、2010年代後半の必見映画を舌鋒鋭く論じた映画批評書。映画情報サイト『リアルサウンド映画部』の連載より厳選したレビューを中心に、映画界を賑わせた数々のコメントや、『マイ・フーリッシュ・ハート』で再注目された伝説のジャズミュージシャン、チェット・ベイカーについての書き下ろしコラム、さらに気鋭の監督や評論家との対談まで収録した一冊となっている。
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セックスの哀しみ|バリー・ユアグロー
¥1,430
翻訳 柴田元幸 白水Uブックス 発行 2008/10/01 ISBN 9784560071731 判型・ページ数 新書・296ページ 定価 1,430円(本体1,300円+税) 女性器が逃げ出して町をパニックに陥れたり、キスすると恋人の体から花が次々に咲きだしたり、愛と性をめぐる、おかしくて、せつなくて、奇想天外な90の超短篇があなたの度肝を抜く。 で、そのテーマとは、まさにタイトルどおり「セックスの哀しみ」と言ってもいいし、あるいは「恋の歓喜と悲哀」とも言えそうだし、何なら「男の情けなさ」でもよさそうである。(訳者あとがきより)
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生半可な學者|柴田元幸
¥1,650
白水Uブックス 出版年月日 1996/03/01 ISBN 9784560073339 判型・ページ数 新書・204ページ 定価 1,650円(本体1,500円+税) 「肉じゃがとステーキに見る日米文化の差異」「インドで犬に咬まれた私にインド人医師が与えたアドバイスとは」「ジュークボックスをはじめて見たアメリカのお母さんの反応は」等々、アメリカ小説の名翻訳家によるすこぶる愉快でためになるエッセイが満載。
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私たちのエコロジー 地球という惑星を生きるために
¥3,960
編著 森美術館 発行 左右社 定価 3,960 円(税込) 刊行日 2023年12月30日 判型/ページ数 A4判 250ページ ISBN 978-4-86528-401-0 Cコード 0070 岡﨑真理子(REFLECTA)/ブックデザイン、小林すみれ/レイアウト 環境危機に現代アートはいかに呼応するのか。 国籍を問わない気鋭のアーティスト34名による作品図版約190を収録。 人間中心主義的な物の見方を脱却し、地球を蝕む環境問題に向き合うための新しい視座を提供する。 ◉ゲストキュレーター、バート・ウィンザー=タマキ氏による特別寄稿 第2章には、ゲストキュレーター、バート・ウィンザー=タマキ氏(カリフォルニア大学アーバイン校美術史学科教授、美術史家)による特別寄稿を収録。「土に還る 1950年代から1980年代の日本におけるアートとエコロジー」と題し、岡本太郎ら国内アーティストの作品を多数参照しながら、1950年代以降の日本の現代アートが工業汚染、都市化、放射能汚染や自然災害など深刻な環境問題にどのように向き合ってきたかを考察する。 ◉展覧会概要 産業革命以降、特に20世紀後半に人類が地球に与えた影響は、それ以前の数万年単位の地質学的変化に匹敵すると言われています。この地球規模の環境危機は、諸工業先進国それぞれに特有かつ無数の事象や状況に端を発しているのではないか。本展はその問いから構想されました。 本展では、国内外のアーティスト34名による歴史的な作品から新作まで多様な表現約100点を、4つの章で紹介します。第1章「全ては繋がっている」では、環境や生態系と人間の活動が複雑に絡み合う現実に言及します。第2章「土に還る」では、1950~80年代の高度経済成長の裏で、環境汚染が問題となった日本で制作・発表されたアートを再検証し、環境問題を日本という立ち位置から見つめ直します。第3章「大いなる加速」では、人類による過度な地球資源の開発の影響を明らかにすると同時に、ある種の「希望」も提示する作品を紹介します。最終章である第4章「未来は私たちの中にある」では、アクティビズム、先住民の叡智、フェミニズム、AIや集合知(CI)、精神性(スピリチュアリティ)などさまざまな表現にみられる、最先端のテクノロジーと古来の技術の双方の考察をとおして、未来の可能性を描きます。 森美術館公式HPより
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逸脱のフランス文学史 ウリポのプリズムから世界を見る|塩塚秀一郎
¥2,090
発行 書肆侃侃房 四六判、並製、272ページ 定価:本体1,900円+税 ISBN978-4-86385-613-4 C1098 装幀 加藤賢策(LABORATORIES) 『聖アレクシス伝』『狐物語』からパトリック・モディアノ、アニー・エルノーまで。 新たな角度から提示される、わくわくするフランス文学講義! レーモン・クノーやジョルジュ・ペレックらによる前衛的な実験文学集団「ウリポ」。 言語に秘められた潜在的可能性を追求した彼らの営為を研究してきた著者が、「ウリポ」の視点からフランス文学史を新たに捉え直す。 古典から現代作品まで25の名作でたどるフランス文学案内。 「私がウリポの作家たちを身近に感じるのは、彼らが深刻さを拒んでいるからです。この深刻さというやつは、フランス文学の風土のいたるところで感じられるもので、ちょっとは自分を皮肉る必要がありそうなときでも消えはしません」(イタロ・カルヴィーノ) 【紹介される作品】 フランソワ・ラブレー『ガルガンチュアとパンタグリュエルの物語』 ジャン=ジャック・ルソー『告白』 ドニ・ディドロ『運命論者ジャックとその主人』 スタンダール『パルムの僧院』 オノレ・ド・バルザック『従兄ポンス』 シャルル・ボードレール『悪の華』 ギュスターヴ・フロベール『感情教育』 ギュスローヴ・フロベール『ブヴァールとペキュシェ』 ジュール・ヴェルヌ『神秘の島』 レーモン・ルーセル『ロクス・ソルス』 アンドレ・ジッド『贋金つかい』 マルセル・プルースト『失われた時を求めて』 アニー・エルノー『戸外の日記』 ほか 【著者プロフィール】 塩塚秀一郎(しおつか・しゅういちろう) 1970年、福岡県北九州市生まれ。専門は近現代フランス文学。 東京大学教養学部(フランスの文化と社会)卒業。同大学院人文 科学研究科修士課程(仏語仏文学専攻)修了。パリ第3大学博士 (文学)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。著書に 『ジョルジュ・ペレック 制約と実存』『レーモン・クノー 〈与太郎〉的叡智』、訳書にジョルジュ・ペレック『さまざまな空間』『煙滅』、レーモン・クノー『あなたまかせのお話』『リモンの子供たち』(日仏翻訳文学賞受賞)などがある。
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水車小屋のウィル|R.L.スティーヴンソン
¥1,650
翻訳 有吉新吾 解説 堀江敏幸 発行 西田書店 2024年5月15日刊行 判型、ページ数 四六判上製、88ページ IISBN ISBN978-4-88866-691-6 C0097 ¥1500E 価格(本体1500円+税) スコットランドの山峡から届いた不朽の名作。『宝島』『ジキル博士とハイド氏』の作者スティーヴンソンが、幼少時代・恋情と死を題材に、「人間の真の仕合せ」をこの短編に込める。 深い、生き生きとした夢の中で 解説:堀江敏幸 ウィルの「素朴な人生哲学」は、ひとりの人間が生き、そして死ぬことの意味を、深く考えさせてくれる。若い日に出会った英国十九世紀に英語で書かれた短篇小説の香気を味わい直すために、自分の手で日本語に移そうと試みた有吉氏の姿勢に感銘を受ける。そればかりではない。「春を待たずに逝った老妻に手向ける」と扉の献辞にあるとおり、本書はその喜びを共有してくれるであろう妻の命を少しでも長くこの世に引き留めるために、いわば渾身の力でなしとげた魂の写経であり、翻訳がそのまま鎮魂歌となった美しい事例として、読者の胸に残り続けるだろう。 本書解説文より抜粋
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パンデミックとアート 2020-2023|椹木野衣
¥2,530
発行 左右社 定価 2,530 円(税込) 刊行日 2024年05月15日 判型/ページ数 四六判 並製 280ページ ISBN 978-4-86528-397-6 Cコード C0070 装幀/松田行正+杉本聖士 世界を一変させ、あれほどわたしたちを不安と恐怖、混乱に陥れたコロナ・パンデミック。 刻々と伝えられる感染拡大情報、政府や自治体から次々と発されるアラートや指針に右往左往した日々。 マスクをめぐる混乱、無観客で開催されたオリンピック、繰り返す感染拡大の波──。 20世紀初頭に起きた人類史上桁違いの災厄「スペイン風邪」を忘却していたことに思いを馳せ、 不可逆的に変容してゆく「日常」を見つめつつ書き継がれた美術批評家椹木野衣によるコロナ週報。 コロナ・パンデミックの恐慌が世界を襲った2020年3月から4年に渡る連載時評を書籍化。 「忘却」に抗い、遠からずまた訪れる「反復」に備えるために──。 このこと[=スペイン風邪のパンデミックがほとんど論じられてこなかったこと]は、西欧の文明がとりわけ近代以降、過去を踏まえた礎のうえに築かれ今日に至るという通念に、なにがしかの疑念をもたらす。わずか100年たらずの過去に起きたこれほどの出来事の記憶が、人類的な規模で集合的に失われていたのだとしたら、わたしたちはいったいなにを手掛かりに未来を切り開いていけばよいのだろう。新型コロナウイルスによる瞬く間のパンデミックは、途切れていたその記憶をふいに揺り戻した。もしかしたらわたしたちは、文明の進歩そのものを根幹から見直す必要があるのかもしれない。 ──欧米も「悪い場所」かもしれない 2020年5月8日、より
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宇宙人のためのせんりゅう入門|暮田真名
¥1,980
発行 左右社 定価 1,980 円(税込) 刊行日 2023年12月20日 判型/ページ数 四六判 並製 196ページ ISBN 978-4-86528-396-9 Cコード C0092 東海林たぬき/装画、北野亜弓(calamar)/装幀 Z世代の川柳人・暮田真名による初の〈現代川柳〉入門書。 ある日道で拾った宇宙人に「せんりゅう」と名付け、ふたりの奇妙な共同生活がはじまった――。現代川柳とは? どんな作品がある? どうやって発表する? 俳句とはどう違う? 川柳を作るとなにが起こる? 宇宙人との対話形式で、シュールなのになぜか胸が熱くなる、前代未聞の川柳入門。 「わたしは暮田真名。きみは今日から『せんりゅう』だ」 「せんりゅう?」 「そう、きみの名前はせんりゅうだよ」 (プロローグより)
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常設展へ行こう!
¥2,750
取材・文・構成 奥野武範 発行 左右社 定価 2,750 円(税込) 刊行日 2023年12月13日 判型/ページ数 四六判 並製 352ページ ISBN ISBN978-4-86528-402-7 Cコード C0071 重版情報 2 和田ラヂヲ/装画、松田行正+倉橋弘+内田優花/装幀 読めば、美術館が100倍おもしろくなる。ほぼ日人気連載の書籍化! 学芸員さんに常設展への「愛」を聞いてみたら... 初心者でも100倍楽しめるようになる 所蔵作品&コレクションの哲学が詰まってた! ◎装画&スペシャルゲスト/和田ラヂヲ(ギャグ漫画家) ◎寄稿エッセイ/和田彩花(アイドル) 珠玉の20世紀美術を堪能できる富山県美術館。 シャガールの巨大な舞台背景画に圧倒される青森県立美術館。 世界で唯一、モネから直接購入した《睡蓮》が見られる国立西洋美術館。etc. 全国12の美術館・博物館に常設展についてインタビューした 「ほぼ日」人気連載が、パワーアップして一冊の本になりました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 美術館の特別展や企画展には多くの人が集まります。 一方、同じ美術館の常設展には……あんまり人がいません。 多くの場合、特別展チケットの半券で入れるのに。 有名な人気作家の作品がかけられているのに、です。 かくいう私も、わざわざ常設展を見に行くようなことは滅多にありませんでした。 それはじつに「もったいないことだった」と、いまでは思います。 各館の常設展で見る所蔵作品にこそ、創設者の思いや設立の経緯、収集の哲学が見てとれる。 何より、作品ひとつひとつに対する「誇り」や「愛」がにじみ出ています。 学芸員さんの口ぶりから、わかるんです。 みなさん、とっても「じまんげ」だから。 そして、学芸員さんの「じまん話」ほど、気持ちよく聞ける「じまん話」はないと感じます。 「はじめに」より
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古くてあたらしい仕事|島田潤一郎
¥605
新潮文庫 イオクサツキ/カバー装画、新潮社装幀室/デザイン 判型 文庫 頁数 224ページ ISBN 978-4-10-105181-9 C-CODE 0195 整理番号 し-94-1 定価 605円 「本をつくり、とどける」ことに真摯に向き合い続けるひとり出版社、夏葉社(なつはしゃ)。従兄の死をきっかけに会社を立ち上げたぼくは、大量生産・大量消費ではないビジネスの在り方を知る。庄野潤三小説撰集を通して出会った家族たち、装丁デザインをお願いした和田誠さん、全国の書店で働く人々。一対一の関係をつないだ先で本は「だれか」の手に届く。その原点と未来を語った、心しみいるエッセイ。
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声の地層 災禍と痛みを語ること|瀬尾夏美
¥2,310
発行 生きのびるブックス 2023年10月刊行 四六判並製 2888頁 定価(本体2,100円+税 ISBN978-4-910790-13-8 C0095 伝える人と耳を澄ます人をつなぐ、語り継ぎの文学 震災、パンデミック、戦争、自然災害…。多くを失い身一つになっても、集えば人は語りだす。痛みの記憶を語る人と聞く人の間に生まれた「無名の私たち」の記録。絵画多数掲載。 武田砂鉄さん、和合亮一さん、絶賛!
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しずおか連詩 言葉の収穫祭
¥2,750
編著 野村喜和夫 発行 左右社 定価 2,750 円(税込) 刊行日 2023年12月10日 判型/ページ数 四六判 並製 280ページ ISBN 978-4-86528-391-4 Cコード C0092 松田行正+杉本聖士/装幀 詩人・大岡信の呼びかけで、現代詩でも俳句や短歌ような「座」による共作をやってみよう、とはじまった「しずおか連詩」。作家や歌人、作詞家など言葉を扱うさまざまな人に参加を呼びかけて、1999年以来続いてきた稀有で豊かで試みの成果をお届けします。 連詩という形式は昔ながらの伝統的な連歌・連句を継いでいるんだけど、 現代詩の世界では〈革命的に〉新しい形式なんです 谷川俊太郎 【連詩のルール】 しずおか連詩のルールは3行・5行のリズムで書き手がかわりながら、40篇をつづける、というシンプルなもの。 個人の詩集とも、アンソロジーとも異なる、眼の前の風景がどんどんと展開してゆくような、楽しく豊かな世界がひろがります。 【参加者:登場順】 井上輝夫/岡井隆/谷川俊太郎/平田俊子/大岡信/木坂涼/野村喜和夫/アーサー・ビナード/新井豊美/河津聖恵/田口犬男/杉本真維子/八木忠栄/山田隆昭/天沢退二郎/小池昌代/穂村弘/和合亮一/大岡亜紀/覚和歌子/田原/四元康祐/川口晴美/城戸朱理/管啓次郎/三角みづ紀/ジェフリー・アングルス/石田瑞穂/福間健二/文月悠光/木下弦二/東直子/岡本啓/町田康/暁方ミセイ/高貝弘也/高柳克弘/カニエ・ナハ/小島ケイタニーラブ/古川日出男/岡本啓/中本道代/長谷川櫂/三浦雅士/マーサ・ナカムラ/巻上公一/水沢なお/木下龍也/田中庸介/堀江敏幸 本書では捌き手が大岡信(2005〜2008)から野村喜和夫(2009〜)に替わり、若い詩人・歌人が積極的に参加するようになった2005年から2022年までの成果を収録しています。
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メディアエコロジー 端末市民のゆくえ|桂英史
¥3,520
発行 左右社 定価 3,520 円(税込) 刊行日 2024年01月01日 判型/ページ数 四六判変形 並製 384ページ ISBN 978-4-86528-393-8 Cコード C0070 川名潤/装幀、OJIYU/装画 メディアをめぐる生態学、それこそがいま必要だ。 「便利」「簡単」が行き着いた成れの果ての現代社会、 デジタル技術のもたらす資本主義の規模と速度に、もはや人間の知覚は追いつかず、 世界は途方に暮れている──。 SNSと広告モデルが極限まで発展し、行動も欲望も表現さえも支配された日常は変えられるのか? 根源的に問い直すべきは「知る/伝える」のあり方、すなわちメディアの生態学(エコロジー)である。 F・ガタリのポスト・メディアの構想を基盤に、「端末市民」たちの現在と未来を論じる入魂の論考8篇! 「メディアのエコロジーを、技術の面から、そしてコスモポリタニズムとしての端末市民という側面から、あるいはテクノロジーを駆使して表現し続けること、そして人間と自然、人間と社会、人間と芸術を思考し続けること。そのメディア論的思考が「ポストメディアの条件」にほかならない。」(いささか長い序論より)
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ヘルタースケルター|岡崎京子
¥1,320
SOLD OUT
■出版社: 祥伝社 ■ISBNコード: 4396762976 ■判型/頁 : A5 /320頁 ■定価: 本体: 1,200円+税 ■発売日: 2003/04/08 いつも一人の女の子のことを書こうと思っている。 いつも。たった一人の。一人ぼっちの。 一人の女の子の落ちかたというものを。(岡崎京子)
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●サイン本 IRON RIBBON|Kazuhei Kimura 木村和平
¥7,040
hardcover 32 pages 215 x 275 mm color, black and white 2024 published by LIBRARYMAN 日本人写真家、木村和平の作品集。 近年取り掛かっているシリーズ『石と桃 (英題: counterpoint)』の写真の多くは、パートナーとの旅行で訪れた老舗のホテルで、コンテに応じてセットアップで撮影しています。本作『IRON RIBBON』は、その制作のあいまに、ふいに撮影した写真を中心に構成されています。私たちはクラシカルなホテルが好きで、旅行先をどこにするかはその街に好みのホテルがあるかどうかで決まります。名所や食事、風景よりも、ホテルが優先なのです。 まだ写真をはじめる前のこと、ファッションに夢中だった10代のころに、通っていたセレクトショップでひとつのチョーカーと出会いました。それは鉄でできたリボンでした。言葉のまま、鉄をリボンの形状に曲げてチョーカーに仕上げられたもので、中場信次さんの作品でした。見た目はしなやかで可愛らしいのに、触ると硬く、鋭利で、冷たい。その頃の私にとってはとても高価なものでしたが、その相反する性質の共存に強く惹かれ、迷うことなく購入しました。 10代のころに購入したものの中には、好みが変わっていく過程で手放してしまったものも多くあります。けれどこの鉄のリボンは手放すという選択肢はなく、大切に手元にのこしています。手にした時からずっと、同じ熱量で好きだからです。 私のパートナーは、鉄でできたリボンのようなひとです。彼女の長い髪と、静かな背中をみているとそう思います。普段はほんわかとマイペースに見えますが、いつだって冷静で、独自の品と意思の強さがあります。その性質の共存に、私は惹かれているのです。
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つるとはな ミニ?
¥2,178
発行所 株式会社つるとはな 定価 1,980円 + 税 発売日 2024/9/27 ISBN 978-4-908155-13-0 発行人 佐藤真 編集人 岡戸絹枝 印刷・製本 株式会社シナノパブリッシングプレス つるとはなの5号を出してから7年過ぎてしまいました。 コロナ禍などもありましたが 見渡せば溌剌とした80代90代の先輩方が ぐっと増えているではありませんか。 ならば会いにゆかなくては! つるとはなは装いを新たに出発することにしました。 名づけて「つるとはな ミニ?」。 これまでのちょうど半分のA5判サイズです。 軽くて小さくて持ち運びにほどよいミニ。 内容は変わらず魅力的な人生の先輩たちに会って話を聞くというもの。 はたしてミニなのでしょうか。 インタビューに答えてくれたのは 世界的にも有名な建築家の安藤忠雄さん(83歳)。 事務所の別館にて鋭い眼光と熱い言葉で語ってくれた仕事のこと自分のこと。 現代短歌の第一人者である馬場あき子さん(96歳)。 70年以上歌壇を牽引する小柄な巨人の物言いは潔くて惚れ惚れするばかり。 料理研究家のホルトハウス房子さん(90歳)。 内々の大ごちそうというすき焼きを作ってその極意を教えてもらうと。 などなど。もちろんこの方たちばかりではありませんのでお楽しみに。 あわせて。 作家の江國香織さんが選んだ声に出して歌いたい童謡と唱歌と 川上弘美さんの短編小説もあります。 サイズはミニながら盛りだくさんでしょう? ミニとはいえミニ? というわけです。 みなさま方のご支援とお力添えをいただきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。
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おだやかでごぎげんな毎日を過ごしたいのに、結局これが私のリアル|かきのきいろは
¥1,500
リトルプレス A5 210ページ 2024/8/30 発行 日記って書いたことがありますか? 私…?私は続いた試しがありません。 張り切って、1ページ目だけ綺麗に書かれた日記帳なんて何冊あることやら… そんな私が半年(2024.1.1-6.30)も続いてしまった日記を一冊にまとめました。 良いこともそうじゃないことも、よくある普通の日々。 でも自分にとってはドラマチックな毎日の記録です。 かきのきいろは 1995年生まれ。生まれも育ちも大阪。カメラをもっておさんぽにいくのが好き。 大の甘党。あんことおもちが大好物。 職場の引き出しには龍角散とクッキーを常備している。(喉は痛くない) 胃腸が弱くてよくおなかがピーピーに… 珈琲は夏でもホット派。毎日Xで日記を更新中。 『おだやかでごきげんな毎日を過ごしたいのに、結局これが私のリアル』が初著書。
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日記の練習|くどうれいん
¥1,870
発行 NHK出版 発売日 2024年09月19日 ページ数 256p ISBN 9784140057476 「おもしろいから書くのではない、書いているからどんどんおもしろいことが増える」 小説、エッセイ、短歌、絵本と幅広い創作で注目される作家、くどうれいん。その創作の原点は日記にあった。そんな彼女の日記の初の書籍化が本書である。日々の短文日記=「日記の練習」とそれをもとにしたエッセイ「日記の本番」をとおして浮かび上がる、作家くどうれいん一年間の生活と思考と情動。書かなかった日も、あまりに長くなってしまう日も、それこそが日常のなかの日記だ。