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編集発行:本屋メガホン
デザイン:和田拓海 (本屋メガホン)
判型:W130×H168 無線綴じ 126ページ
印刷:イニュニック (表紙:アスカの銀 23.5kg / 本文:オペラホワイトマックス 73kg)
発行:2025年5月11日
大きな枠組みや制度と紐づけて語られやすいケアという行為や営みを、縫いぐるみやネイル、本屋、編み物などの視点から改めて見つめ直しながら、ケアにまつわる慣習や規範、カテゴリー等を問い直し、脱中心化する(=「クィアする」)ことを目指すzine。
「する/されるといった関係性に依拠しないケア」や、「ゆるく磁場的に発生するケア」についてなど、個別具体的な営みや実践を丁寧に観察し言語化しながら、よりオルタナティブでフラットな目線からケアを考える。縫いぐるみ作家による漫画エッセイや、セーファースペースを目指す本屋同士の対談、パンク・アナキズムからケアについて考えるエッセイ、「ネイルしながらケアについて話してみた」イベントのレポなどを収録。
"本書の興味関心は、岡野氏によるケアの定義の「間違い」を指摘し、それとは違った「絶対唯一の」「正しい」ケアの定義を打ち立てることではなく、ケアという概念を中心に様々な人やテーマを巻き込んでその周縁をぐるぐる回りながら、ケアの定義を押し広げていく、あるいはケアの定義しにくさ/捉えにくさにみんなで大いに困惑することにある。”(「はじめに ケアの定義に対する違和感」より)
"何か新しいものを作り出したり発見したりするよりも、ものの見方や関係性のあり方を「創造的に踏み外す」手助けをしてくれる、それがケアの持つ働きの一つなのかもしれない。…こういったケアの働きは、不確かな社会の中で、ままならない身体をどうにか乗りこなしたり、時に振り落とされたりしながら生きる私たちにとって、確かな拠り所になりうるのではないかと思う。"(「おわりに ままならない「舟」をたしかに漕いでいくために」より)
* * *
はじめに
ケアの定義に対する違和感 (本屋メガホン)
トーク
クィアでオルタナティブなケアについて考える読書会
エッセイ
わたしをケアする雑誌づくり (一条道)
漫画とエッセイ
「縫いぐるみづくり」から考えるケアと解放 (そぼろ)
トーク
「本屋」から考えるケアとセーファースペース (本屋lighthouse×本屋メガホン)
エッセイ
パンク・アナキズムからケアを考える ーパンクスと蟻の営みにみる共通項ー (小野寺伝助/地下BOOKS)
トーク
「コレクティブ的な共同生活」から考えるケアと暮らし (13番館)
レポ
ネイルしながらケアについて話してみた
おわりに
ままならない「舟」をたしかに漕いでいくために (本屋メガホン)
(版元より)
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