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●サイン本 子どもたちによろしく|長崎訓子
¥3,080
特典ステッカーつき 発行 rn press A5変形(横)/144ページ/オールカラー 表紙ブラックメタル箔 上製本 定価:2800円+税 ISBN:978-4910422251 本書は、雑誌「Pooka」(Gakken)で2003年にスタートした「こども」が登場する映画だけを取り上げた偏愛映画コラムで、「Pooka」休刊に伴い、「飛ぶ教室」(光村図書出版)に連載ごと移籍し、スタートから23年間経ったいまでも継続中です。 本書では連載に書き下ろしを加え、70作品のイラストと、長崎訓子さんらしい鋭い視点のコラム(6万字以上)で構成されています。観たことがある映画も、そうでない映画も、「こういう見方があったのか!」と、「映画を(もう一度)観たくなる」一冊になっています。 この本は、かわいい絵本ではありません。 子どもは社会を映す鏡です。 時には戦争下で、時には貧困で、歯を食いしばって親を恨み、仲間たちと悪さをする子どもたち。映画のなかの子どもたちの眼差しを描いています。 ◯ 子どもを扱った作品をいろいろと見ていると、「いらない子ども」というテーマが少なからずあることに気がつきます。経緯のほどはさまざまですが「私(僕)はいらない子どもなの?」という問いかけとともに、たとえ酷い仕打ちにあっていても、子どもたちはみんな「必要な自分になりたい」という強い思いをもつのです。 (本文「クジラの島の少女」より) オフェリアがこれから生まれてくる弟に「大事な弟、私の話を聞いて」と話しかけます。母親のお腹にそっと顔を寄せながら「外の世界は平和じゃないわ」「悲しいことが多い日々だけど」と言うシーン。子どもが子どもにそんなことを伝えないといけない状況ってなんだろう。そして、オフェリアは「一緒にがんばろうね」とは言わず「せめてママを苦しませないで」と、どこまでも母親を気遣います。子どもは何も選べない。自分の親も生まれてくる場所も。どこかの遠い国のファンタジーではない物語だと思いました。 (本文「パンズ・ラビリンス」より) 著者 長崎訓子 Kuniko Nagasaki 1970年 東京生まれ。イラストレーター。女子美術大学 デザイン・工芸学科ヴィジュアルデザイン専攻教授。多摩美術大学染織デザイン科卒業。書籍の装画や挿絵、絵本、漫画、映画に関するエッセイなど多方面で活動中。主な装画の仕事として『金持ち父さん 貧乏父さん』『武士道シックスティーン』『億男』など。作品集に『長崎訓子の刺繍本』『DAYDREAM NATION』『There’s many dog shit in your house.』(ともに絶版)『COLLAGES』(ハモニカブックス)。漫画の作品集に『Ebony and Irony 短編文学漫画集』『MARBLE RAMBLE 名作文学漫画集』(第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員会推薦作品)(パイインターナショナル)『Catnappers 猫文学漫画集』(ナナロク社)。飛ぶ教室(光村図書)にて偏愛映画コラム『子どもたちによろしく+』執筆中。 (版元より)
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空感展|丹智絵子
¥1,650
リトルプレス サイズ A5判 24ページ 定価: 1,500円+税 街に佇むレトロビルや電線、配管などの無機物を撮影した偏愛的作品集。
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街に戦場あり| 寺山修司/写真・森山大道/写真・中平卓馬
¥1,320
ちくま学芸文庫 発行:筑摩書房 文庫判 272ページ 定価 1,200 円+税 1,320 円(税込) ISBN978-4-480-51338-0 初版年月日 2025年12月10日 1966年、写真に強い関心を寄せていた寺山修司は、既成の写真に懐疑を抱き挑発的な作品を発表していた森山大道、中平卓馬と共に「アサヒグラフ」誌上で孤独な都会を生きる人々を活写する写真エッセイの連載を始めた。競馬場、見世物小屋、上野駅、パチンコ屋……流されるまましたたかに憂世を漂っていく彼らの姿は、高度成長期真っ只中の昭和の肖像だ。当時、B4判の誌面にアレ・ブレ・ボケの画像と、事実ともフィクションともつかないテキストとを並置し、写真と文章が同じ重さで読まれるルポルタージュとして発表された、今や神話と化したこの連載全編を文庫オリジナルとして復刊。解説 堀江秀史 目次 1 ああ歌謡曲! 2 放浪の馬への手紙 3 肉体なればこそ 4 親指無宿たち 5 怒りを我等に! 6 エロダクション交響楽 7 喜劇・百万長者 8 上野は俺らの心の駅だ 9 新宿のロレンス 10 見世物よ、もう一度 11 友情何するものぞ 12 戦士の休息 13 歩兵の思想 14 ジャパン・ドリーム 15 暁に祈る 16 銃 解説 堀江秀史 著者プロフィール 寺山 修司 (テラヤマ シュウジ) (著) 寺山 修司(てらやま・しゅうじ):1935-83年、青森県弘前市生まれ。早稲田大教育学部に入学(後に中退)。歌人・劇作家、評論家など多岐のおよび活動。劇団「天井桟敷」を主宰。著書に『家出のすすめ』『書を捨てよ、町へ出よう』など。 森山 大道 (モリヤマ ダイドウ) (写真) 森山 大道(もりやま・だいどう):1938年、大阪府池田市生まれ。写真家。ハッセルブラッド国際写真賞など多くの賞を受賞、世界的に高く評価されている。著書に『にっぽん劇場写真帖』『写真よさようなら』『犬の記憶』『Tokyo』など。 中平 卓馬 (ナカヒラ タクマ) (写真) 中平 卓馬(なかひら・たくま):1938-2015年、東京都生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業。写真家、写真評論家。著書に『来たるべき言葉のために』『なぜ、植物図鑑か』など。2024年に東京国立近代美術館で回顧展「中平卓馬 火―氾濫」。 (版元より)
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ともだちがほしかったこいぬ|奈良美智
¥1,760
SOLD OUT
発行 マガジンハウス ページ数:40頁 ISBN:9784838711543 定価:1,760円 (税込) 発売:1999.11.18 世界的アーティストとして人々を魅了する奈良美智が ドイツ・ケルン滞在中の1999年に作品集として発表した絵本が この「ともだちがほしかったこいぬ」。 数多くの魅力的な女の子や動物を描いてきた 奈良美智の原点ともいうべき一冊です。 表紙を飾るのは赤い鼻の「こいぬ」。 この「こいぬ」の意外な真実、気になりませんか? もう一人、登場するのは好奇心旺盛な「おんなのこ」。 この子も奈良作品ならではの魅力全開。 どの表情も印象的な「こいぬ」と「おんなのこ」が、 出会い、そしてーーー。 ファンタジックで心温まるストーリーとともに 眺めるだけでも楽しい、 奈良美智の世界をたっぷりお届けします。 ◯ きみが もしも ひとりぼっちで とても さびしくても きっと どこかでだれかが きみとであうのを まってるよ だいじなのは さがすきもち! (本文より) (版元より)
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まちの文字図鑑 ヨキカナカタカナ|松村大輔
¥2,200
発行 大福書林 ISBN 978-4-908465-06-2 A5並製/224ページ/フルカラー 定価 2,000円+税 ハイカラで明るい文字のかたち 街は、看板職人や、ネオン職人、書体デザイナーのハイカラでオシャレなカタカナであふれている。全国の個性あふれる約470のカタカナを、1文字ずつ取り出してみると、初めて気づくことがいろいろ。また、看板・ネオン制作の現場を訪れ、職人の方の文字づくりを取材した。戦後の屋外広告をタイポグラフィとして見直しアーカイブする試み。 (版元より)
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トビリシより愛を込めて|庄司朝美
¥3,850
SOLD OUT
撮影:庄司朝美、田沼利規 発行 oar press 2025年10月10日発行 18.8×12.7cm/丸背上製本 本文348頁/封筒付き 日本語、英語・ジョージア語対訳 ISBN: 978-4-910794-16-7 C0070 編集:見目はる香 デザイン:橋場亮介(オフィスナイス株式会社) 翻訳:ベンジャー桂(和文英訳)、アナ・ケゼリ(和文ジョージア語訳) 校正:有限会社 フォンテーヌ(英訳校正)、児島康宏(ジョージア語訳校正) 協力:エレネ・ガブリチゼ 印刷:株式会社 山田写真製版所 製本:株式会社 渋谷文泉閣 助成:公益財団法人 東急財団 画家・庄司朝美による一年間の滞在記。 帝国の度重なる支配を受け、複雑で困難な歴史を乗り越えてきたコーカサス南麓の小国であり、 独自の言語や文化を守り続けてきたカオティックな新興国、ジョージア。 2022年、隣国ウクライナではロシアの実質的な武力侵攻が始まり、人々が揺れ動くジョージアの地に滞在することになった画家は何を思い、何を描いたのか――。 五島記念文化賞にて美術新人賞を受賞し、その渡航滞在先でウェブ版「美術手帖」に宛てて執筆された連載エッセイを英語・ジョージア語に対訳。相反する要素や像を窓外の景色と重ね合わせるようにガラスに描く、作家の《Window Painting》 シリーズの図版や現地での写真を収録。書き下ろしの作家テキストや挿絵も掲載する。 ◯ 透明な窓に描かれた庄司朝美さんの絵は、ガラスの向こうの平凡な景色と神秘的な像が溶け合って、どこにでもありそうでどこにもないビジョンを宿して静かに浮かんでいた。長く大国の片隅にあって、独立したいまも自分たちがだれで、どこに行くのか、とまどいながら遠くを見ようとしている国の景色のように。 トレンディな現代美術でもなければ、伝統的な絵画様式でもない。そのあいだのどこか曖昧な場所で”絵を描くひと”という自分を探しながら、あるいは当たり前のように納得していた自分を見失うために、旅をした1年間の記録。それはゆっくりと、ぎこちなく、てらいもなく、一緒に向かえるどこかへ、一緒に立ち止まれるどこかへ、僕らをいざなう。 (都築響一) ◯ 著者 庄司朝美 「 絵画を見る」経験の中で生まれる身体イメージや感覚を探究し、半透明のアクリル板やキャンヴァスなどを主な支持体とした作品を発表している。近年の主な展示に「栄養、幽霊のために」(LC Queisser、トビリシ)、「花の瞬間」(LINSEED、上海)「MOT アニュアル2024こうふくのしま」(東京都現代美術館)、「10 月、から騒ぎ」(Semiose、パリ)、「足のない歩行」(gallery21yo-j)、「Body, Love, Gender」(Gana Art Center、ソウル)、「顕神の夢」(川崎市岡本太郎美術館、神奈川、ほか巡回)など。 (版元より)
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好学茶道
¥2,400
SOLD OUT
リトルプレス 著者:明禾(好学茶会)/ Asuka (kougaku chakai) 判型・ページ数:B5縦変形・80ページ 言語:全文 英語・日本語表記 印刷:藤原印刷株式会社 定価:税込2,400円 発行日:2025年11月8日 茶道の世界を自由に学び広げていくための、好学茶会による実験的アートブック。 茶道が持つ美しい感性とユニークな遊び心の観点から切り取り、 コラム・写真・イラスト・論文などで紹介しています。 ■目次(抜粋) ・[写真]感覚を研ぐ ・[写真と文]骨董の茶盌を選ぶ「直感と冒険」 ・[コラム」 千利休というカウンターカルチャー ・[写真と文]茶菓子と文学 ・[論文] 茶室で飲む抹茶が一番おいしいのか ・[写真と文]好学茶会の作り方 ・「コラム」 中国旅行記 ■著者紹介 明禾(Asuka) 1992年愛知県名古屋市生まれ。 2017年より表千家茶道を学び、陶磁器メーカーに勤ながら2021年より初心者向け茶道教室「好学 茶会」を始める。骨董から現代アートを自由に行き来するスタイリングを好み、自宅での稽古のほか、オリジナル茶道具や抹茶の企画販売、茶会やイベント企画運営など愛知を中心に活動。 (版元より)
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Savoir & Faire 金属|エルメス財団
¥3,190
発行:岩波書店 A5変型判 縦198mm 横155mm 厚さ34mm 446ページ 定価 2,900 円+税 3,190 円(税込) ISBN978-4-00-061724-6 初版年月日 2025年10月24日 自然素材にまつわる知識や技術の共有を目指すエルメス財団の試み、スキル・アカデミー。『土』(小社刊)に続く本書は、フランスで編まれた書籍シリーズ〈Savoir &Faire〉から一〇本を翻訳、日本語版オリジナル・コンテンツも加え、歴史、近代建築、アートや工芸など多様な切り口で金属に迫る。カラー図版多数。 (版元より)
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oar review #2 空白の味方|大石一貴
¥880
発行 oar press 2024年9月20日発行 B6判(18.2×12.8cm)/48頁+図版14頁 ISBN: 978-4-910794-13-6 C0070 デザイン:加納大輔 作家と協働してアートブックを主に刊行する出版社・oar press のウェブサイト上で連載された「oar review」。 書き手それぞれの制作や実践とも関わり合いながら執筆された文章が、書き下ろしのテキストも加わって紙の本として改めて発表されます。 第二弾となる本書は、2022年6月から2023年4月まで連載された大石一貴による『空白の味方』を収録。フランスの詩人、フランシス・ポンジュの「物の味方」からタイトルを引用した、叙情的ルポルタージュとして綴られました。 川原や郊外、果ては宇宙までの空白地帯に目を凝らして立ち上げられる、言葉の碑。眼差しの狭間に生じる力学と熱量が空を切り、明けることのない場所へ遠くその飛距離を伸ばしていきます。 (版元より)
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oar review #1 25時のピクニック|木下理子
¥880
発行 oar press 2024年9月20日発行 B6判(18.2×12.8cm)/48頁+図版18頁 ISBN: 978-4-910794-12-9 C0070 デザイン:加納大輔 作家と協働してアートブックを主に刊行する出版社・oar press のウェブサイト上で連載された「oar review」。 書き手それぞれの制作や実践とも関わり合いながら執筆された文章が、書き下ろしのテキストも加わって紙の本として改めて発表されます。 第一弾となる本書は、2022年4月から同年9月まで連載された木下理子による『25時のピクニック』を収録。自身のアトリエである「25時」を舞台に、全6回の連載の中で多様なアートブックが紹介されます。 実在しない時間の名の下、ピクニックシートを広げるように様々な本を開いては自身の制作との交点を結ぶ、星座のように近くて遠いアトリエ通信です。 (版元より)
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特薦いいビル 千日前味園ビル 別冊月刊ビル|著・BMC/写真・西岡潔
¥2,420
SOLD OUT
発行 大福書林 ISBN 978-4-908465-28-4 A5上製/160ページ/カラー 定価 2,200円+税 昭和の熱気と未来の夢が混じり合う奇跡の建築 高度経済成長期のビルを愛好するBMCの『特薦いいビル』大阪編は、カルチャーの発信地としても長年大阪人を魅了してきた千日前のランドマーク「味園ビル」(1956)。2025年、惜しまれつつ閉館した味園ビルに愛を込めて、建築的視点でその魅力を写真・解説で紹介。歴史・文化の側面もまじえ、味園ビルを網羅的に記録に残す特別記念本。 (版元より)
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見晴らしのよい時間|川瀬慈
¥2,750
SOLD OUT
発行:赤々舎 Book design:木村稔将 表紙・挿画:平松麻 Size:H210mm x W148 mm Page:152 pages Binding:Hardcover Published in June 2024 ISBN:978-4-86541-182-9 パンデミックや戦渦の時代 ── 足を止め、耳を澄まし、向かい合う、見晴らしのよい時間。 イメージの生命と共振し、 すべての境界が融解した場所に立つ 遠く離れた旅に出遭う人々の在りよう、周縁にも想いを凝らし、存在の痛苦、創造性、したたかさを抱き込みながら、その交感から立ち上がる詩を、映像や文章として作品にしてきた映像人類学者 川瀬慈。 本書は、長く続いたパンデミックの時代に、気ぜわしい日常のなかで希薄になりつつあった"イメージの生命"とのつながりを再び確かめ、その聖域の奥へ奥へとイマジネーションの潜行を試みることから生まれた。 日々の営みのあちこちにその入り口を持ちながら、人が太古より祈りや歌を通しても交流を重ねてきた、見えるものと見えないものの真ん中に息づくその場所へ──。洞窟壁画を模写した水彩画、歌、エチオピア移民のコミュニティ、イタリア軍古写真との遭遇── イメージの還流に揺さぶられながら、著者の野生のまなざしは、見晴らしのよい時間へと通貫していく。 ちりばめられたイメージの神話の種子に、平松麻氏による挿画も息を吹き込む。 時間、場所を越えて共振しながら、この時代にさらなる歩行を促す、祈りと生命の兆したち。 「イメージは生きている。私の内側の感覚や記憶と溶融し、様々なかたちで世界にあらわれ出ていく。それはまた、あなたのまなざしや息吹を受け、新たに芽生え、時空を超え、自らの生命をはてしなく拡張させていく。」 (前書きより) 見晴らしのよい時間 立ち止まろうか どこからか ふと吹きぬけるそよ風 ことばはすべて歌でできていた 生死を貫通し あなたと私の壁を溶かし 転調 変調を繰り返し 永遠に生き続けるメロディ (本書収録「見晴らしのよい時間」より) ◯ Contents 地軸の揺らぎ 見晴らしのよい時間/獣がかじるのは/君の歩行 川に沿って イメージの還流/線の戯れ/どんぼらの淵 白い闇 ムジェレ/さくら荘のチュルンチュル/楽園 神話の息吹 虹の蛇/乳房からしたたる涙/影の飛翔/宴 歌へ ちょんだらーに捧ぐバラッド/打てばよい/歌へ〔三つの書評より〕/私は歌 イメージの生命 アビシニア高原、一九三六年のあなたへ 〔対談・イメージの生命〕 アビシニア高原、一九三六年のあなたへ ─ イタリア軍古写真との遭遇 川瀬慈 × 港千尋 (版元より)
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オサムグッズスタイル 増補改訂版|原田治
¥3,080
発行 PIE International Format:A5判 Pages:270Pages(214Page in Color) Binding:ソフトカバー ISBN:978-4-7562-5502-0 C0071 定価 本体2,800円+税 発売 2021.06.14 イラストレーター原田治による唯一の自選作品集、待望の復刊! 現代の日本のキャラクターグッズの原点ともいえる「オサムグッズ 」。1万点を超えるその作品の中から、デザイナー原田治氏自身が選んだ200点を紹介した幻の作品集(2005年刊)の待望の復刊です。初版発行後、あらたに執筆された作品エッセイを追加収録した増補改訂の決定版です。
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幽かなスリル|木下理子
¥3,850
発行 oar press 縦148mm 横89mm 140ページ 定価 3,500円+税 ISBN978-4-910794-15-0 初版年月日 2025年3月 写真:高野ユリカ 文:田野倉康一、木下理子 ブックデザイン:明津設計 丸背手帳製本/日英バイリンガル 森山さんのおうちは、可愛くて明るくて、健康的なのに、 どこか儚くてどうしようもなく切ない気持ちにさせられる。 西沢立衛設計の「もりやまてい」で開催されたひとときの展覧会、「幽かなスリル」の記録集。 著者プロフィール 木下理子 (キノシタリコ) (著) 美術作家。水彩やサイアノタイプ(日光写真)などの技法を用いたドローイング、身近な素材を使った立体、あるいはインスタレーションのような空間的手法を用いて作品を制作する。暮らしのなかで見落とされるささやかな事柄を感知するための手がかりとして、環境や世界を知覚する装置としての作品群を展開している。 (版元より)
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→□←|野沢裕
¥4,950
発行 oar press 初版 2024年10月29日 22.1×18.9cm/丸背上製本 日英バイリンガル/本文96頁+冊子12頁 ISBN: 978-4-910794-14-3 C0072 執筆:桑田光平、リカルド・カセス 翻訳:池澤加那、カジェタノ・リモルテ デザイン:野沢裕、本庄浩剛 造本設計:本庄浩剛 印刷:八紘美術 製本:博勝堂 美術家・野沢裕によるアーティストブック。 イメージとそれが投影される空間や境界を行き来しながら複数の時空間と偶然性を呼び込み、主に写真や映像、インスタレーションの形式で作品を発表してきた野沢裕は、近年は絵画を用いた作品制作にも取り組んでいる。 本書は、スペイン滞在中に野沢が制作した10部限りの書籍『→□←』(2014)を基に、その後の10年の歳月の中で得られた写真を用いて同じ形式のもと、新たに構成した新刊である。 日々の制作の覚書のように記録された写真は、影の線、鳥の群れ、鏡の反射、カーテン、視線、円など、シンボリックな表象があるようでいてそれらは物語を包摂する形象ではなく、鑑賞者の眼差しと意識がフレームの中と外を往還することのできる窓として機能する。 些細な驚きの潜む情景やシルエットから、どこかユーモラスな連関を感じとることができる本書は、連続的で終わりのない遊びへと読者を誘う。 本書に寄せて、東京大学大学院総合文化研究科教授の桑田光平氏(現代フランス文学、表象文化論研究)による論考、および作家が在学したマドリッドのIED(ヨーロッパ・デザイン学院)で写真を教えていたリカルド・カセス氏(写真家)の書き下ろしの詩を収録する。 ーー複雑さに対する感性を研ぎすまさなければ、現実とともに私たち自身も単純なかたちになってしまうからだ。のっぺりとした単純な生の形式から脱出し、よく見ると入れ子状になった複雑な現実の中で、遊び続けることが大切だ。(本書への寄稿より・桑田光平) (版元より)
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応答、しつづけよ。|ティム・インゴルド
¥3,080
翻訳 奥野克巳 発行 亜紀書房 価格 3,080円(税込) 発売日 2023年5月24日 判型 四六判 製本 並製 頁数 420頁 ISBN 978-4-7505-1764-3 Cコード C0010 〈世界と向き合い、「つくる」ために〉 人類学とアートの刺激的な出会い。 現代の人類学を牽引する思想家が随筆、批評、寓話、詩などさまざまな形式を駆使して、アート、建築、デザインを論じる。 火、樹木、山、飛行、地面、時間、石、絶滅、線、糸、言葉、手書き、頭字語、色……創造と想像を刺激する思考の集成。 訳者・奥野克巳による詳細な解説を付す。 【目次】 ◆序と謝辞 ◆招待 森の話 ■はじめに ■北カレリアのあるところで…… ■真っ暗闇と炎の光 ■樹木存在の影の中で ■Ta, Da, Ça, ! 吐き、登り、舞い上がって、落ちる ■はじめに ■泡立った馬の唾液 ■登山家の嘆き ■飛行について ■雪の音 地面に逃げ込む ■はじめに ■じゃんけん ■空へ(アド・コエルム) ■私たちは浮いているのか? ■シェルター ■時間をつぶす 地球の年齢 ■はじめに ■幸運の諸元素 ■ある石の一生 ■桟橋 ■絶滅について ■自己強化ための三つの短い寓話 線、折り目、糸 ■はじめに ■風景の中の線 ■チョークラインと影 ■折り目 ■糸を散歩させる ■文字線と打ち消し線 言葉への愛のために ■はじめに ■世界と出会うための言葉 ■手書きを守るために ■投げ合いと言葉嫌い ■冷たい青い鋼鉄 ◆またね ◆原注 ◆訳者解説 著者紹介 ティム・インゴルド(Tim Ingold) 1948年イギリス・バークシャー州レディング生まれの人類学者。1976年にケンブリッジ大学で博士号を取得。1973年からヘルシンキ大学、マンチェスター大学を経て、1999年からアバディーン大学で教えている。 『ラインズ──線の文化史』(2014年、左右社)、『メイキング──人類学・考古学・芸術・建築』(2017年、左右社)、『ライフ・オブ・ラインズ──線の生態人類学』(2018年、フィルムアート社)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)、『生きていること』(2021年、左右社)などがある。 奥野 克巳(おくの・かつみ) 立教大学異文化コミュニケーション学部教授。 著作に『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(2018年、亜紀書房)、『これからの時代を生き抜くための文化人類学入門』(2022年、辰巳出版)、『人類学者K』(2022年、亜紀書房)など多数。 共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える──人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ──シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(2018年、亜紀書房)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)。 (版元より)
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建築と利他|堀部安嗣/中島岳志
¥1,980
発行 ミシマ社 定価 1,800 円+税 判型 四六判並製 頁数 168 ページ 発刊 2025年05月20日 ISBN 9784911226193 Cコード 0095 装丁 鈴木千佳子 「いのち」と響き合う「住まい」へ 土、光、風、生き物たち、歴史、記憶… その土地に「あるもの」が活きる設計は、いかにして可能か。 近代の「建築」を未来に向け更新する、画期的対話。 ――本文より―― 堀部: アーキテクチャーを正確に訳せば、「何とか道」ではないか、という話なんです。茶道、華道、柔道、武士道のような。そうなると建築の見え方が変わってくると思うんですね。 中島: 人間の「自力」を自然に押しつける産物になっていってしまっているのが、現在の建築かもしれません。おそらく堀部さんは、その真逆の方向を向いて建築を進めていこうとされる。 ◯ 目次 第1章 土木に宿る救済思想 第2章 パッシブデザインと利他 第3章 住まいの重心を下げる 第4章 建築という「道」 第5章 未来のために建築ができること 著者情報 著: 堀部安嗣(ホリベ ヤスシ) 1967年、神奈川県横浜市生まれ。建築家、放送大学教授。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。益子アトリエにて益子義弘に師事したのち、1994年、堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年、〈牛久のギャラリー〉で吉岡賞を受賞。2016年、〈竹林寺納骨堂〉で日本建築学会賞(作品)を受賞。2020年、〈立ち去りがたい建築〉で毎日デザイン賞を受賞。主な著書に『建築を気持ちで考える』『住まいの基本を考える』などがある。 著: 中島岳志(ナカジマ タケシ) 1975年、大阪生まれ。北海道大学大学院准教授を経て、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『思いがけず利他』『保守のヒント』『保守と立憲』、共著に『料理と利他』『ええかげん論』『現代の超克』、編著に『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』『RITA MAGAZINE 2 死者とテクノロジー』などがある。 (版元より)
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NIKKI 2024|庄野紘子
¥2,750
SOLD OUT
文庫サイズ カラー 150p ブックデザイン 川名潤 イラストレーターの庄野紘子さんによる2024年の絵日記。 ◯ コロナ禍 なにもすることがなくて instagramのストーリーではじめた絵日記 2024年分を本にしました (著者より)
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●サイン本 珠洲の夜の夢/うつつ・ふる・すず さいはての朗読劇|大崎清夏
¥1,650
発行 twililight B6変形判 縦172mm 横105mm 136ページ 価格 1,500 円+税 初版年月日 2025年7月7日 作曲家・阿部海太郎の声かけにより、演出・長塚圭史、戯曲・大崎清夏によって2022年、23年と奥能登珠洲で上演された『さいはての朗読劇』全戯曲。 詩人・大崎清夏の初めての戯曲集は、珠洲に伝わる民話と民謡から生まれました。珠洲に暮らす方々のお話。土地に響く声、語られる声。二つの戯曲には、誰もが知っている物語と、誰も知らない珠洲の姿があります。 “草むらのほうから、夏の終わりのいい風がざあっと吹いて、会場を吹き抜けた。 「あいの風だ。」 と誰かが言った。“(本文より) “この戯曲集が完成する頃には、能登半島地震から一年半が経つことになります。珠洲の復興への道のりについては、私にはわからないことだらけです。でも、この戯曲集によって、ひとつの珠洲の物語をこの先の未来へ手渡すことができれば、少なくともそれは珠洲を愛する私にとって、ひとつの復興の形になるのではないかと思います。”(あとがきより) “大崎さんは、決して目の前のもの/ことから目を逸らさない。むしろ永久に正しい焦点を探し続けている。“(「まえがきのまえに」より)阿部海太郎 “珠洲を舞台にした『夏の夜の夢』。読み始めると、途端に物語の中の人、外の人が鮮やかに動きだす。“(まえがきより)長塚圭史 目次 まえがきのまえに 阿部海太郎 まえがき 長塚圭史 珠洲の夜の夢 うつつ・ふる・すず 「珠洲の夜の夢」日記 あとがき 著者プロフィール 大崎清夏 (オオサキサヤカ) (著) 二〇一一年、第一詩集『地面』刊行。第二詩集『指差すことができない』で第十九回中原中也賞受賞。 詩集に『暗闇に手をひらく』『踊る自由』『新しい住みか』、小説やエッセイに『湖まで』『私運転日記』『目をあけてごらん、離陸するから』などがある。 協働制作の仕事に、奥能登国際芸術祭『さいはての朗読劇』(二〇二二、二〇二三)の脚本・作詞、舞台『未来少年コナン』(二〇二四)の劇中歌歌詞、オペラ『ローエングリン』(二〇二四)の日本語訳修辞、ダンスパフォーマンス『渋谷への手紙 ~LOVE HATE SHOW~』(二〇二 五)の共同構成・語りなど多数。 二〇二五年春から拠点を奥会津の山あいに移し、執筆活動を続けている。 (版元より)
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KONBOU CLUB 創世号
¥2,200
発行 全日本棍棒協会 @greatkonbou / https://greatkonbou.jp/ B5判 フルカラー126頁 文・編集 東樫 文 豊川蛇結茨 写真・デザイン 西田合歓 落書一枚・写真四枚 間宮桐 棍棒協会会報誌『KONBOU CLUB』ついに創刊! これが創刊号となるわけですが、「創世号」と銘打っています。 棍棒がいかにして世界を造ったのか/造っていくのかを130ページフルカラーのボリュームでぶちかまします! 今号はまた「棍棒ランド」の開園宣言ともいえます。 可愛さ、凶暴さ、ユーモア、なんでもありのこのテーマパークでは、ボール遊び以外のあらゆる棍棒物語が許されています。 年間パスポートを買って(入会して)思う存分楽しんでください! 僕たちは棍棒とともにここまで来ました。 というか棍棒に連れてこられました。 棍棒協会ではこれまで『棍棒入門』『こん棒飛ばし大会のしおり』と、入門書的な冊子2冊を出してきましたが、今回の『KONBOU CLUB』創世号は棍棒の現在地、圧倒的到達点を示すエポックメーキングなものとなること間違いありません。 何を言っているのかよくわからないと思いますが、まずはぜひ読んでみてください。 なお、『KONBOU CLUB』は棍棒協会会員向けの会報誌ですが、今号のみ一般発売も行います。 [目次] ・ニューワールド殴打 ・グレートバアアアン ・こんにちは!全日本棍棒協会です! ・世界殴り ・大棍棒製造の手引き ・競技用棍棒推奨樹種 ・ネオアイスエイジドリーム ・棍棒男 ・地球飛ばし ・棍棒飛ばしタクティカル・フロントライン ・歓談:超越者、祈りと願い、「ことな」、「何時何分地球が何回回った時?」、「ヒンミ」 ・棍棒協会に聞いてみよう ・怒宇須ん乃邪威 ・大棍棒宣言 ・棍棒チーム紹介 ・君の棍棒タイプ診断 ・入会案内 ・棍棒運動ガイドライン ・2025年の予定 ・参考文献 ・ようこそ!棍棒ランドへ (※ 本誌収録の「グレートバアアアン」末尾に添付資料として掲載している陶芸作品の写真にクレジットの記載漏れがありました。お詫び申し上げます。当該作品は、美術家 山下雅己さんの「棍棒ヒューマン」というめちゃくちゃかっこいい作品です。) (版元より)
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drift-print research archive 台湾・宜蘭の地質をめぐるリソグラフとグラフィックの実験|小瀬古智之
¥5,500
発行 KOSEKO DESIGN&PRESS 発行日:2025年7月1日 価格:¥5,500(税込) 二冊組 本誌:A4サイズ/44ページ/中綴じ 実験ノート:A6サイズ/48ページ/中綴じ 作・編集:小瀬古智之(Tomoyuki Koseko) 協力:Surfy Space(Taiwan) 台湾・宜蘭で実施された印刷実験プロジェクト「drift print」の成果をまとめたリサーチアーカイブ『drift-print research archive』。 本書は、宜蘭海岸に点在する堆積岩の岩肌を被写体とし、それを青と黒の2色刷でリソグラフ印刷した作品群を収めています。 特徴的なのは、印刷上の“エラー”とされる「版ズレ」を意図的に操作し、岩肌の起伏や模様を波や潮流のように見立てている点です。印刷のズレやノイズをネガティブなものとしてではなく、自然物に内在する「ゆらぎ」として捉え、視覚表現の中に再構築しています。これにより、単なる複製にとどまらず、印刷によって新たな風景を現像するという実験的なアプローチが展開されています。 「版ズレは失敗ではなく、ゆらぎそのものである」 その仮説のもと、本プロジェクトは視覚的な曖昧さ・奥行き・変化を積極的に引き出し、印刷の可能性を拡張する試みです。 本書では、プロジェクトのコンセプトや実験過程に加え、印刷されたビジュアル作品を多数収録。研究アーカイブとしてだけでなく、印刷メディアの表現に関心のあるクリエイターや研究者にとっても、刺激的な内容となっています。 注:本誌の印刷はリソグラフではありません。 付録として、drift-printによるリソグラフのテストプリントが付属します。(内容はランダムです) ◯ 著者 小瀬古智之 擬態デザイナー 「視覚のハッキング」をテーマに、知覚ベースのコンセプチュアルなデザインを行う。グラフィック・エディトリアルデザインを背景に持ち、出版・展示・リサーチを横断しながら、素材や風景を別の意味へと変換する“擬態デザイン”を実践。生物の擬態や認知科学などから着想し、日常の視覚環境を見直す装置としてのデザインを探求している。 主宰するレーベル「小瀬古文庫」では、惑星に見えるレンズトイ『PLANET LENS』や、台湾の地質から印刷表現を再構成した『Taiwan Geo Graphics』などを発表。現在は、アジア各地の地形・素材・技術をテーマに、出版と地域の関係性を再構築するプロジェクトを進行中。 (版元より)
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gitai #09 ・台湾・地形=海景
¥2,500
著・デザイン・発行:小瀬古文庫 サイズ:A4 ページ数:28(カバー4ページを含む) 定価:2,500円 (税込) gitai(擬態)について 「擬態デザインのアートブックZINE」 2016年の小瀬古文庫設立より続く年刊グラフ誌。 各号ごとに異なるテーマの「擬態デザイン(擬態を着想にしたグラフィック実験)」をアートブックとして発行しています。枯葉に見えたものが実は蝶だった。美しい花がカマキリだった。生物の擬態のように、人の眼を欺くグラフィック表現を擬態デザイン(Gitai-graphy)と定義し、新たなヴィジュアルコミュニケーションの可能性を探求しています。 ◯ gitai #09 について 「台湾の地質を海の景色に変換するプリント実験」 gitai#09 では擬態デザインのプロセスから、海に擬態する堆積岩の写真集を作ります。擬態デザインは別の対象に似せる色変換の手法で、台灣・外澳で撮影した岩肌の写真をPhotoshopで青色に変え、岩肌の表情の中に海の景色を可視化しています。海の写真集に見えて、実はすべて地質の写真集なのです。普通に岩を見ただけでは見えてこない、隠れたストーリーをお楽しみください。 (2025年5月に台湾滞在での実験プリントを含めた、豪華版を発行予定) ◯ 著者プロフィール 小瀬古 智之 擬態デザイナー。武蔵野美術大学・大学院でヴィジュアルコミュニケーション表現の研究を行った後、(妻・小瀬古やふぁと)コンセプチュアルなグラフィックデザインユニット「KOSEKO DESIGN&PRESS」として活動を行う。アートブック出版レーベル「小瀬古文庫」を主宰し、国内外の独立書店・アートブックフェア等への出展のほか、展覧会での発表を通じてグラフィックの実験成果を発表している。最近の展示に「KG+ 半架空の知覚法(2023, 京都)」「朝食の天文学(2022, 深圳)」など。 タモリ倶楽部出演、UNKNOWN ASIA EricZhu賞受賞ほか、Hyperallergic、Spoon&Tamagoなど国内外のアートメディアに掲載。これまでのデザインの領域に囚われない活動を志向している。2025年台湾のアーティストインレジデンス「浪花藝術空間 Surfy Space」に採択され、滞在制作を行う予定。 https://gitaipress.com (版元より)
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グラフィックサイエンスZINE・410(視点)#01 京都の視点「工芸を天体観測する」
¥2,500
発行 KOSEKO DESIGN&PRESS 24ページ、A4中綴じ 定価 ¥2,500(税込) 発売日 2024.2.13 「410」(視点)の創刊号は京都の視点「工芸に対する天体観測」がテーマ。 京都各地の工房のテクスチャーを惑星に見立てた写真集とともに、付録として実際に素材を惑星に見立てられるデザイン・トイ「紙の惑星発見器」が付属します。 宇宙の視点で京都の産業を眺めてみると、どのような発見が生まれるでしょうか?付録を用いて、日常に潜む宇宙との繋がりに想いを馳せてみてはいかがでしょう。 ①「アートブック|京都ワクセイ図鑑」 京都各地の工房を訪ね、製品から工房の傷や汚れまで、様々なテクスチャーを惑星に見立てて撮影しました。煌びやかな絹織物からハンマーの傷跡まで、工房のテクスチャーが惑星の表情へと変換されます。また、実際の天体写真も混ぜて並べています。 取材協力:(一社)Design Week Kyoto実行委員会 ②「ふろく|紙の惑星発見器」 中央にフィルムがついた円盤型のデザイントイです。フィルムに球状の陰影がついており、素材に当てながらフィルム越しに眺めると、その表面が惑星のように見えてきます。 ◯ マガジン410(視点)について 「デザインで新たな視点を発掘する、グラフィック・サイエンスZINE」 小瀬古文庫は、グラフィック・サイエンスZINE「410(視点)」を創刊しました。 410は「眺め方のデザイン」をテーマに発行するZINEで、アートブックと付録のデザイントイを通して新たな観察法と体験を提供します。作品や建築のようにその場所に物を作るのではなく、既存の風景の眺め方をデザインすることを目指しています。 ※本誌はクラウドファンディングを通じて発行されています。(https://camp-fire.jp/projects/view/686199) ◯ 著者プロフィール 小瀬古 智之 擬態デザイナー。生物の擬態現象に着想を得たグラフィック実験「gitai」プロジェクトを主宰し、アートブック出版や展覧会の企画を行うとともに、ZINE・書籍を中心にデザインに携わる。また2021年、あらゆる素材を惑星に擬態させるデザイントイ「惑星発見器」を開発し、リサーチやワークショップを通して地域や素材の新たな見え方を発掘・共有している。 (版元より)
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手に負えない空間|伊藤槙吾(itou店主)
¥4,400
写真 qp 発行 NEUTRAL COLORS 頁数 410P 判型 H145mm × W145mm 印刷 オフセット・リソグラフ 言語 日本語 綴じ 無線綴じ・左開き 価格 4000円+税 ISBN 978-4-909932-14-3 C0472 京都市左京区に位置する古物商「itou」の店景と店主・伊藤槙吾の言葉を約3年かけて収録した作品集。 月に1度、什器ごとディスプレイを一新するitouは、物のセレクト、什器の位置や形、来店者が物を手に取り、移動させたり購入したりするなどの要素が重なり「完成」を繰り返します。毎月違う表情を見せるその店を定点観測すると次第に、空間・物・什器が織りなす曖昧なレイヤーの存在に気づく————本書ではそんなitouの店づくりを、イメージ、台、空間、接地、物の配置、整理、値段などあらゆる要素から深掘りし、その立体的な空間を、デザインと言葉からも感じられるよう表現しました。 グリッドを意識した正方形の製本、一度レイアウトしたものをシャッフルし、一冊ごとにランダムなページネーションにするデザイン、紙の裏写りによる表裏ページの干渉。これらはすべてitouの店内を模したつくりです。店の中を回遊し、しゃがんだり立ったり、振り返ったりする動作のように、読者が本書をめくることを期待します。 撮影は近著『喫茶店の水』(左右社)でも話題を集める画家のqp、デザインは加納大輔 @disk.kn 全410ページの印刷・製本はNEUTRAL COLORSによるもの。リソグラフ印刷の単色ライトグレーをベースとし、一部カラーページを折り混ぜました。 ◯ 店のレイアウトがどんな思考感覚を経て入れ替わるのか。itouさんの頭の中を見ているような気分になり、qpさんの写真がその空気感を伝えてくれます。本という器にたくさんの気づきのレイヤーが隠れています。itouを知っている人もこれから行く人も見ていただきたいアートブックです。 (版元より)
