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嗚呼、なんで〇円生活しちゃったんだろう。|ワタナベモモコ
¥1,000
フリーペーパー付 リトルプレス リソグラフ印刷 著者が2021年8月から2022年8月までの一年間、お金を稼がない/使わないという目標を掲げて生活した1年の記録。 〇円生活の日記、〇円生活の必需品、お金についてのアンケートなど。 京都でふたたび〇円生活をした記録のフリーペーパー『また〇円生活してしまった』も付けてお送りします。
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せいいっぱいの悪口|堀静香
¥1,870
SOLD OUT
発行:百万年書房 四六変型判 縦118mm 横188mm 厚さ15mm 重さ 203g 224ページ 並製 価格 1,700円+税 ISBN978-4-910053-31-8 発売日 2022年10月31日 今日生きていることも、昨日生きていたことも全部本当。明日生きたいことも本当。今がすべてで、いやそんなはずはない。適当で怠惰であなたが好きで、自分がずっと許せない。事故が怖い。病気が怖い。何が起こるか分からないから五年後が怖い。二十年後はもっと怖い。今がずっといい。でも今が信じられない。なのに、今しかない。晴れていて、風が強くて、花粉がすごい。くしゃみが出る。(本文より) --詩人・堀静香による、生活の記録。ほかの誰でもないわたしが今生きていることの、まるごとすべて。 2019年秋の文学フリマ東京で発売後、評判が評判を呼び、増刷を重ね、個人誌にも関わらず1,000部完売したZINE『せいいっぱいの悪口』。 本書は、同ZINEに大幅な新規原稿と加筆・修正を加えたものになります。 百万年書房の新レーベル「暮らし」、第1弾。 著者プロフィール 堀 静香 (ホリ シズカ) (著) 1989年神奈川県生まれ。山口県在住。歌人集団「かばん」所属。中高非常勤講師のかたわらエッセイや短歌をものする。著書にZINE『せいいっぱいの悪口』(2019)、ほか晶文社スクラップブック「うちにはひとりのムーミンがいる」連載(2020~2022)。
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作家と猫
¥2,090
SOLD OUT
夏目漱石、谷崎潤一郎、石井桃子、佐野洋子、中島らも、水木しげる ほか 著 発行 平凡社 平凡社 編 出版年月 2021/03 ISBN 9784582747119 Cコード・NDCコード 0091 NDC 910 判型・ページ数 B6変 304ページ 今も昔も、猫は作家の愛するパートナー。昭和の文豪から現代の人気作家まで、49名によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。笑いあり、涙ありの猫づくしのアンソロジー! 【収録作品(掲載順)】 Ⅰ 猫、この不可思議な生き物 猫の定義と語源 佐野洋子 『猫ばっか』より二編 串田孫一 猫 日髙敏隆 ネコとドア 手塚治虫 「動物つれづれ草」より「ネコ」 室生犀星 ネコのうた まど・みちお ネコ 和田誠 桃代 岩合光昭 ネコの時間割/かわいいのに撮れない 出久根達郎 猫の犬 Ⅱ 猫ほど見惚れるものはない 向田邦子 マハシャイ・マミオ殿 寺山修司 猫の辞典 尾辻克彦 黒猫が来た 開高健 猫と小説家と人間 萩原朔太郎 青猫 伊丹十三 わが思い出の猫猫 洲之内徹 長谷川潾二郎「猫」 中島らも 『中島らものもっと明るい悩み相談室』より 妻とオス猫への嫉妬で狂いそう 松田青子 選ばれし者になりたい 近藤聡乃 猫はかわいい Ⅲ いっしょに暮らす日々 武田百合子 『富士日記』より 金井美恵子 猫と暮らす12の苦労 石牟礼道子 愛猫ノンノとの縁 大佛次郎 暴王ネコ 永六輔 猫と結婚して 南伸坊 わたしがやってんですよ いがらしみきお 猫よ猫よ猫よ 小松左京 猫の喧嘩 小沢昭一 老猫・ボロ猫・愛猫記 春日武彦 猫・勾玉 工藤久代 野良猫と老人たち やまだ紫 山吹 Ⅳ 猫への反省文 幸田文 小猫 石井桃子 愛情の重さ 梅崎春生 猫のことなど 石垣りん 白い猫 室生朝子 優雅なカメチョロ Ⅴ 猫がいない! 内田百閒 迷い猫の広告 石田孫太郎 猫の帰らぬ時の心得 岡倉天心/大岡信 訳 親愛なるコーちゃん 武田花 雲 三谷幸喜 「おっしー」を抱いて……/最期に見せた「奇跡」 井坂洋子 黒猫のひたい 吉本隆明 一匹の猫が死ぬこと/自分の「うつし」がそこにいる 夏目漱石 猫の死亡通知 Ⅵ 猫的生き方のススメ 田村隆一 カイロの猫 水木しげる 猫の道 養老孟司 猫派と犬派の違いについて 谷崎潤一郎 客ぎらい 平岩米吉 絵画にあらわれた日本猫の尾についての一考察
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作家と犬
¥2,090
坂口安吾、田辺聖子、深沢七郎、田中小実昌、長谷川町子 ほか 著 発行 平凡社 平凡社編集部 編 出版年月 2021/06 ISBN 9784582747126 Cコード・NDCコード 0091 NDC 910 判型・ページ数 B6変 304ページ 愛犬家へ贈る、作家と犬をめぐる48編! 昭和の文豪や現代の人気作家による、エッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。名犬、忠犬、猛犬、のら犬たちの忘れがたいエピソードが満載。 【収録作品(掲載順)】 1 わが家へようこそ 犬の定義と語源 ヒト、イヌに会う 押井守 老人と老犬 団鬼六 犬猫の仲 米原万里 「動物つれづれ草」より「イヌ」 手塚治虫 平泉栄吉宛 書簡 坂口安吾(檀一雄連名) 2 犬に名前をつけるなら 犬の銀行 向田邦子 犬の話 小沼丹 動物同棲 草野心平 我が犬の系譜 椎名誠 クロや 杉浦日向子 『犬は本よりも電信柱が好き』より あとがきにかえて――イアン・フィリップス『ロスト』 吉野朔実 犬の名は。 高橋久美子 3 うちの名犬自慢 犬と男 田辺聖子 犬馬鹿 江藤淳 親ゆずりの犬好き 幸田文 愛としての犬、そして猫 服部みれい 駄犬・駄主人 徳川夢声 犬の瘡蓋 荒畑寒村 『フクチャン』より 横山隆一 人間、土に還るもの 深沢七郎×中上健次 4 犬たちの不思議 イヌはなぜワンワンと吠えるか 戸川幸夫 犬のわる口 田中小実昌 牧場 長谷川町子 犬が西向きゃ 柴田元幸 わが家の動物記 山田風太郎 イヌキのムグ 辻まこと イヌのうた 室生犀星 『一草庵日記』より 種田山頭火 ゆっくり犬の冒険 レインコートの巻 クラフト・エヴィング商會 5 いつもの散歩道 朝の散歩 石井桃子 『雨はコーラがのめない』より 江國香織 とにかく散歩いたしましょう 小川洋子 犬にも劣る…… 安岡章太郎 「野性」と付き合う 梨木香歩 チャンプのこと 池内紀 海の散歩道 鴨居羊子 犬の俳句 尾崎放哉 6 お別れの日 いつも見ている 吉本ばなな 芸術の神様 山本容子 ジロウ惜別 舟越保武 ジルの話 寺山修司 犬 金子みすゞ 犬のパピルス 管啓次郎 7 犬と暮らす心得 ぼくは世界的犬恐怖症 安西水丸 一代目ハラス 中野孝次 飼犬に手を嚙まれる 白洲正子 訓練士とグレイ/絵描きとグレイ いせひでこ 愛犬家心得 川端康成
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作家と酒
¥2,090
開高健、吉田健一、赤塚不二夫、中上健次、さくらももこ、内田百閒 ほか 著 発行 平凡社 平凡社編集部 編 出版年月 2021/09 ISBN 9784582747133 Cコード・NDCコード 0091 NDC 910 判型・ページ数 B6変 304ページ 酒呑みへ捧ぐ、作家と酒をめぐる44編! 昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。ほろ酔い、泥酔、二日酔い……そして今宵も酒を呑む。 1 酒呑みの流儀 正しい酒の呑み方七箇条/おいしいお酒、ありがとう 杉浦日向子 二十年来の酒 立原正秋 或一頁 林芙美子 ビールの歌 火野葦平 酒と小鳥 若山牧水 ビールの味 高村光太郎 あたしは御飯が好きなんだ! 新井素子 酒のエッセイについて 二分法的に 丸谷才一 2 酒の悪癖 酒徒交伝 永井龍男 失敗 小林秀雄 酒は旅の代用にならないという話 吉田健一 一品大盛りの味─尾道のママカリ 種村季弘 更年期の酒 田辺聖子 やけ酒 サトウハチロー 『バカは死んでもバカなのだ赤塚不二夫対談集』より 赤塚不二夫×野坂昭如 ビール会社征伐 夢野久作 3 わたしの酒遍歴 ホワイト・オン・ザ・スノー 中上健次 音痴の酒甕 石牟礼道子 酒の楽しみ 金井美恵子 eについて 田村隆一 先生の偉さ/酒 横山大観 酒のうまさ 岡本太郎 私は酒がやめられない 古川緑波 ビールに操を捧げた夏だった 夢枕獏 妻に似ている 川上弘美 4 酒は相棒 ブルー・リボン・ビールのある光景 村上春樹 薯焼酎 伊丹十三 サントリー禍 檀一雄 香水を飲む 開高健 人生がバラ色に見えるとき 石井好子 パタンと死ねたら最高! 高田渡 風色の一夜 山田風太郎×中島らも 冷蔵庫マイ・ラブ 尾瀬あきら 『4コマ ちびまる子ちゃん』より さくらももこ こういう時だからこそ出来るだけ街で飲み歩かなければ 坪内祐三 焼酎歌 山尾三省 5 酒場の人間模様 未練 内田百閒 カフヱーにて 中原中也 三鞭酒 宮本百合子 星新一のサービス酒 筒井康隆 とりあえずビールでいいのか 赤瀬川原平 「火の車」盛衰記 草野心平 水曜日の男、今泉さんの豊かなおひげ 金井真紀 終電車 たむらしげる
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じゃむパンの日|赤染晶子
¥1,980
SOLD OUT
発行:palmbooks B6変型判 縦178mm 横128mm 208ページ 定価 1,800円+税 ISBN978-4-910976-00-6 初版年月日2022年12月1日 時を超えて。生まれ育った京都へのおもい。こぼれだす笑い。 『乙女の密告』で芥川賞を受賞。 2017年に早逝した著者によるエッセイ55 篇。岸本佐知子との「交換日記」併録。 日常を描いていながら、想像が羽ばたき、 ことばで世界を様変わりさせていく。 ここに生きている人たちがいとおしくて、読んでいると、 ふしぎと気持ちがあたたかくなる。初のエッセイ集にして、マスターピース。 著者プロフィール 赤染晶子 (アカゾメアキコ) (著/文) 1974年京都府生まれ。京都外国語大学卒業後、北海道大学大学院博士課程中退。2004年「初子さん」で第99回文學界新人賞を受賞。2010年、外国語大学を舞台に「アンネの日記」を題材にしたスピーチコンテストをめぐる「乙女の密告」で第143回芥川賞を受賞。著書に『うつつ うつら』『乙女の密告』『WANTED!! かい人 21 面相』がある。2017 年急性肺炎により永眠。エッセイの名手としても知られ、本書が初のエッセイ集となる。
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神戸、書いてどうなるのか|安田謙一
¥1,650
発行 ぴあ 書店発売日 2015/11/26 ISBN 9784835628530 定価 1,650円(本体 1,500円+税) ガイドブックには載らない神戸案内! 神戸在住の“ロック漫筆家"安田謙一、初の全編書き下ろしによる神戸エッセイ! 独自の視点で切り取った神戸のいろいろ。 喫茶店、居酒屋など飲食店、書店、映画館、美術館のほか、神戸を題材にした本や映画、そして失われた神戸の景色。
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FaceTime vol.4
¥1,000
発行 タラウマラ 装丁 呉松慶吾 (Discipline) 発行日 2022年11月1日 A5 80ページ 著者: (掲載順) 吉川祥一郎 (blackbirdbooks) エノモトヒロシ (TAGOMAGO) DJ PATSAT (タラウマラ) 野間久美子 (nmn) 豊田道倫 岩田法子 uuu TATTO かさご (Socore Factory) 柿沼実 (Bush Bash) 北尾修一 (百万年書房) Loshi CE$ スズキナオ 樋口拓郎 (道程レコード) マリヲ (タラウマラ)
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ランバーロール 05
¥1,650
発行 タバブックス 著 ながしまひろみ 矢部太郎 安永知澄 石山さやか 森環 森雅之 森泉岳土 おくやまゆか 池田澄子 小川楓子 津川絵理子 南十二国 鴇田智哉 神野紗希 小野あらた 榮猿丸 青羊 酉島伝法 編 ランバーロール編集部 装丁 セキネシンイチ 本体1500円+税 A5判正寸・並製・176ページ 2022年11月30日 ISBN978-4-907053-60-4 C0979 漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。年を経るごとにパワーアップして、このたび5号がついに完成! 主宰3人の描き下ろし作品のほか、ながしまひろみ、石山さやか、森環、森雅之の漫画、そして『大家さんと僕』で話題になった、矢部太郎による描き下ろし作品を収録。 池田澄子による9句の新作俳句を始め、小川楓子、津川絵理子、南十二国、鴇田智哉、神野紗希、小野あらた、榮猿丸、ベテランと新鋭を織り交ぜた豪華メンバーによる、色とりどりの俳句、酉島伝法による掌編小説、シンガーソングライター青羊による心染み入るエッセイなど、読みどころ満載の176ページ。 目次 【漫画】 ながしまひろみ 「さかさのゴンちゃん」 矢部太郎「おおきいおうち」 安永知澄「奕奕たる」 石山さやか「小さくなる話」 森環「6月の手紙」 森雅之「月の話」 森泉岳土「有紀と有紀」 おくやまゆか「空梅雨日記」 【俳句】 池田澄子 小川楓子 津川絵理子 南十二国 鴇田智哉 神野紗希 小野あらた 榮猿丸 【エッセイ】 青羊「父の味」 【小説】 酉島伝法「蛹室」
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手紙を書くよ|橋本亮二
¥1,540
出版社:十七時退勤社 著者:橋本亮二+赤阪泰志、鎌田裕樹、佐藤裕美、佐藤友理、中田幸乃 「誰かのことを思うとき、風景がまず浮かぶ。出会ったときのこと、再会を喜んだこと、ともに涙したこと。そのとき流れていた音、まわりにあった本。そのことをそれ単体としても読めるものとしてエッセイのように書き、手紙をしたためる。呼応したり、しなかったりするだろう。そんなかたちの本を作りたいと思った」 エッセイから書き出され、二往復される手紙、 そしてエッセイで結ばれる。五人との交感。
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●サイン本 品品写眞譚Ⅰ|世田谷ピンポンズ
¥1,100
● サイン本 リトルプレス ■¥1000+tax ■42p ■12cm×12cm ■中綴じ並製本 ■装丁・デザイン・DTP 輪佳 ■収録随筆 「地下道」「くれよん」「進学校のヤンキー」「Jリーグ1993」「獅子と虎」「友達」「さよならを言うがいい」 「コロナか」「桃の天然水」「歌手」「書泉グランデ」 くだらないことばかり思い出して、いつも切なくなったり、嬉しくなったりする。 世田谷ピンポンズが撮りためた写真と、そこから想起された記憶の断片を集めた随筆集。
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たもんのインドだもん|矢萩多聞
¥1,100
コーヒーと一冊 発行 ミシマ社 定価 1,000 円+税 判型 四六判並製(角丸) 頁数 96 ページ 発刊 2016年08月25日 ISBN 9784903908816 Cコード 0095 装丁 寄藤文平+鈴木千佳子(文平銀座) 14歳のころから、一年のうちの半分以上をインドで暮らしていた著者。 そんな著者にしか知りえない、生活者たちの飾らないインドを描いた、これまでにない味わいのインド本。 著者渾身の、インドの香りが伝わる挿絵も必見です。 この本にはインドの遺跡や観光名所はひとつもでてきません。そのかわり、ぼくがインドで暮らすなかで出会った人やできごと、忘れられないインドのかけらがぎゅっとつまっています。遠い日本に暮らしていても、彼らはすっとやってきて隣に座り、ぽんと肩を叩いてくれる気がします。――「はじめに」より 著: 矢萩多聞(ヤハギタモン) 1980年横浜生まれ。9歳のとき、はじめてネパールを訪れてから、毎年インド・ネパールを旅する。中学1年生で学校に行くのをやめ、ペンによる細密画を描きはじめる。1995年から、南インドと日本を半年ごとに往復し、銀座、横浜などで個展を開催。2002年、対談本『インド・まるごと多聞典』(春風社)を刊行。このころから本づくりの仕事をはじめ、これまでに400冊を超える本をてがける。2012年、事務所兼自宅を京都に移転。著書に『偶然の装丁家』(晶文社)がある。
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つたなさの方へ|那須耕介
¥2,420
SOLD OUT
発行 ちいさいミシマ社 価格 2,200 円+税 判型 四六判並製変形 頁数 104 ページ 発刊 2022年08月31日 ISBN 9784909394736 Cコード 0095 装丁 クラフト・エヴィング商會 もう一つの小さなものさしを いつも手元にしのばせておきたい 余計なこと、みにくさ、へり、根拠のない楽観… 法哲学という学問の世界に身を置きながら、「余白」に宿る可能性を希求しつづけた人が、余命のなかで静かな熱とともに残した随筆15篇。 昨夏に惜しまれつつも逝去した著者による、「京都新聞」での約2年間の寄稿をまとめた随筆集。 「何をしているのか、と尋ねられたら、遊んでいるんだとしか答えようがない」 「余計なことへの捨て身のうちこみが、私たちの生活になくてはならない手ごたえと手触りを与えている」――本文より 凛として美しく、しかも洞察に富んだ文章。いつまでも読んでいたくなる。 ――本屋Title・辻山良雄さん 著者情報 著: 那須耕介(ナスコウスケ) 1967年生まれ。京都大学教授。専門は法哲学。おもな著書に『法の支配と遵法責務』『ナッジ!?』(共編著)(以上、勁草書房)、『社会と自分のあいだの難関』『バーリンという名の思想史家がいた』『ある女性の生き方』(以上、SURE)、共訳書に『熟議が壊れるとき』『メタフィジカル・クラブ』など。2021年9月7日逝去。享年53。
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東京あたふた族|益田ミリ
¥1,760
発行 ミシマ社 1,600 円+税 判型 四六判変形並製 頁数 280 ページ 発刊 2022年11月15日 ISBN 9784909394798 Cコード 0095 装丁 大島依提亜 あたふた族は、せわしない。 なにを隠そうわたしもその一員である。 デビュー直前までを描いた「上京物語」、 コロナ前と後の日常(朝日新聞連載「オトナになった女子たちへ」)、 「終電後」「のび太と遊んだ空き地」など味わい深い随筆作品… 3部構成で贈る、長編小説のようなエッセイ集。 大人気エッセイ『しあわせしりとり』から3年半、待望の刊行! *** *** *** わたしには掟があった。「見つけた不動産屋に絶対入る」という恐ろしい掟である。――「部屋探し」 自分を試してみたい気持ち。家族と離れたくない気持ち。行くか行かぬかずいぶん迷った末に出てきた東京だった。――「ひとり暮らし」 そしてわたしは夜を手にいれた。――「新しい自分に」 決戦の日がきた。管理人さん立ち会いのもとおじさんがうちに苦情を言いにくる日である。――「真夜中の事件」 第1章「上京物語」より
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漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日|小津夜景
¥1,980
発行 素粒社 定価 1,980円(税込) 判型 B6判 製本 ハードカバー 頁数 272頁 ISBN 978-4-910413-00-6 デザイン 北野亜弓(calamar) 装画 姫野はやみ 発行日 2020.11.05 2刷 2021.03.25 3刷 2022.02.10 フランス・ニース在住の俳人、小津夜景さんがつづる漢詩のある日々の暮らしーー 杜甫や李賀、白居易といった古典はもちろんのこと、新井白石のそばの詩や夏目漱石の菜の花の詩、幸徳秋水の獄中詩といった日本の漢詩人たち、また中国近代の詩人である王国維や徐志摩の作品を清新な翻訳と極上のエッセイでひもとく。 巻末には本書に登場する漢詩人の略歴付。 推薦文 この人、何者? 極上のエッセーで、文体が弾み、とんでもなく博識で、どうやらフランス暮らし。俳句を作る人らしい。一回ごとに漢詩の引用があるが、その漢詩はいつも角を曲がったところに立っている。しなやかな和訳と読解が続く。 世の中は驚きに満ちている、と改めて思った。 ーー池澤夏樹 エッセイと漢詩。 一瞬の情景を保存したふたつの文章が、もとからひとつのものであったかのように縫い合わされていく。 ひとのこころは、時と場所を越えてもなお、こんなにもみずみずしく通じ合う。 ーー伊沢拓司(QuizKnock) 目次 はじめに いつかたこぶねになる日 それが海であるというだけで 釣りと同じようにすばらしいこと 虹をたずねる舟 翻訳とクラブアップル とりのすくものす タヌキのごちそう おのれの分身と連れ添う鳥 あなたとあそぶゆめをみた 空気草履と蕎麦 屛風絵を旅する男 はだかであること 愛すべき白たち はじめに傷があった 隠棲から遠く離れて スープの味わい イヴのできごと 海辺の雲と向かいあって 生まれかけの意味の中で 砂糖と試験管 紙ヒコーキの乗り方 春夜の一服 ベランダ暮らしの庭 文字の消え去るところ 鏡とまぐわう瞳 無題のコラージュ ひょうたんのうつわを借りて 貝塚のガラクタたち ファッションと柳 旅行の約束 わたしの祖国 おわりに 本書に登場するおもな詩人たち 漢詩出典 初出 著者プロフィール 小津 夜景(おづ やけい) 1973 年北海道生まれ。俳人。2013 年「出アバラヤ記」で攝津幸彦賞準賞。2017 年『フラワーズ・カンフー』(2016 年、ふらんす堂)で田中裕明賞。2018 年『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』(東京四季出版)。
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なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙|小津夜景/須藤岳史
¥1,980
発行 素粒社 定価 1,980円(税込) 判型 四六判 製本 ソフトカバー 頁数 232頁 ISBN 978-4-910413-05-1 装丁 重実生哉 発行日 2022.03.23 古典と古楽は、いつだって新しい―― フランス・ニース在住の俳人と、オランダ・ハーグ在住の古楽器奏者による、言葉と音への親愛と懐疑に満ちた 24 の往復書簡。文芸と音楽、地中海と北海、断片と物語との、あざやかな響きあい。 人気ウェブ連載を書籍化。 本文より 音は振動です。振動は離れているもの同士を結びつけます。例えば二人の人が少しだけピッチの異なる同じ音を何秒か一緒に発声すると、音は自然にひとつのピッチに落ち着きます。逆に、異なるピッチのままで発声を保持するのはとても難しいことです。音は互いに引き寄せられ、溶け合うことを求めます。 対して言葉は距離を生みます。言葉は切ること、つまり意味分節の働きにその機能を負っています。そこで言葉が獲得するのはロゴスです。そしてロゴスは形式を生み出し、普遍への無限の羽ばたきを獲得します。言葉の持つ切り離す力は、思考を、そしてその人自身を辺境へと誘います。これは結びつける力、いわば抱擁とは逆に、人を心の旅へと突き動かす力です。言葉はいくつもの角を曲がり、山を越え、岬を通って海を越え、遥か遠い地平へと私たちを運びます。 (「第 4 信 辺境への誘惑」須藤岳史より) 古典に描かれた世界は、しばしば現代人からすると奇異で非日常的に感じられますが、古典とは読んで理解するよりもまず浸るものであり、溺れるものであり、追いかけても追いかけても作品に手が届かないといった距離の感覚に圧倒されるものです。作品はいつもこちらに背中を向けています。ふとした一節に「これを書いた作者はもういないんだ!」と絶句する夜も。「ひょっとしてこの作者も、さらに昔の作品の背中を追いかけていたのかしら?」と想像する朝も。いまはその背中をわたしが追いかける番らしい。わたしは駆け出す。戻らない過去へ。すると近づく。戻れない未来に。そのとき聞こえる、現在という一枚の紙が引き裂かれる音。古人とわたしがいつかめぐりあう、時のふりだしにもどる場所、それは死です。 (「第 24 信 ふりだしにもどる」小津夜景より) 目次 はじめに Ⅰ 第 1 信 きらめくらくがき 第 2 信 耳は意味を探してしまう 第 3 信 なしのたわむれ 第 4 信 辺境への誘惑 第 5 信 ことばはこばと 第 6 信 音のこどもたち 第 7 信 ありやあらずと 第 8 信 詩と道と 第 9 信 存在の青い灰 第 10 信 片隅と世界と 第 11 信 ゆめにめざめる 第 12 信 この地上で Ⅱ 第 13 信 日曜日の午後の軽い手紙 第 14 信 文と不死 第 15 信 うちのそと 第 16 信 ふわふわふうみ 第 17 信 未来を読むこと 第 18 信 ものがたりのはじまり 第 19 信 隠された接続詞 第 20 信 みえないたくらみ 第 21 信 間の呼吸 第 22 信 わたしのあだしの 第 23 信 限りない広がりと空白 第 24 信 ふりだしにもどる おわりに おもな引用・参考文献 著者プロフィール 小津 夜景(おづ やけい) 1973 年北海道生まれ。俳人。2013 年、連作「出アバラヤ記」で攝津幸彦賞準賞、2017 年、句集『フラワーズ・カンフー』で田中裕明賞受賞。漢詩の翻訳を添えたエッセイ集に『カモメの日の読書』『いつかたこぶねになる日』がある。ブログ「小津夜景日記」 須藤 岳史(すどう たけし) 1977 年茨城県生まれ。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。演奏活動の傍ら「望星」「三田文学」「現代詩手帖」「図書」 等に書評や随筆を執筆。共著に『未明 02』『原民喜童話集』等がある。 CD:The Spirit of Gambo “The Silver Swan”(STOCKFISCH‐RECORDS)、Le Jardin Secret “Airs Sérieux”(Fuga Libera)等。
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成分表|上田信治
¥1,760
発行 素粒社 B6判(縦182mm・横128mm・厚さ18mm・重さ 248g) 224ページ 並製カバー装 ISBN978-4-910413-04-4 有名漫画『あたしンち』の共作者にして俳人、漫画家のオットでもある著者による、初のエッセイ本。 漫画のネタを考え、俳句を書き・読みつづけてきた日々の暮らしから抽出された、この世界の「成分」。 いくつものディテールをみつめる、愉快な日常と思索の数々―― こんな書き手が、まだいたんだ。 ◉ 保坂和志さん推薦―― 小さい物を見ているときも、足元にある物を見ているときも、 上田さんの心はつねに高い空やそのまた先にある天体を仰ぎ見ている。 愛や勇気や生きるモラルが、この本を貫いている。 (帯文より)
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レモン石鹼泡立てる|東直子
¥1,980
SOLD OUT
発行 共和国 2022/10/31 ISBN: 978-4-907986-60-5 ¥ 1,800(税別) 256p 本のなかの世界は、永遠だ。――多忙な日々のかたわらにある本、大好きな作家や歌人たち、そして旅の思い出。なつかしい風景がよみがえる、待望の書評&エッセイ集。 目次 1 今、そばに居るひと 一人きりではないときの 佐助に導かれて──谷崎潤一郎『春琴抄』 「すきま」に生きる永遠の女の子──江國香織『すきまのおともだちたち』 阿寒のカンテラ 「優雅」は、こんなにもつつましやかに存在するのだ──山田詠美『無銭優雅』 ロマンティックのマナー 愛の言葉の記憶──内田百閒『恋文』 夜を生きる恋──岡崎祥久『首鳴り姫』 丁寧に感じ、丁寧に生きること──野中柊『きみの歌が聞きたい』 チャームポイントのマナー 恋愛の怖さと甘さ──ダン・ローズ『コンスエラ 七つの愛の狂気』 2 小さな光をあつめるように 先に生まれてはきたけれど 玄関先のマナー こころに描く「幻」の効力 薬品の匂い漂うなかで──星新一 命の輝き──岡本かの子『家霊』 絵を習う 昨日、花を買った その場のその場、その言葉たち──三崎いしいしんじ祭 食材のマナー ものすごく悲しくて、きれいな光──川上弘美『パレード』 あたたかい謎──堀江敏幸『めぐらし屋』 3 切なさの先にあるもの 夜明けのマナー 「なんでもなさ」の残酷さ──江國香織『赤い長靴』 見えないところのそこが 冬の動物園にて動物を想う ひとしずくの闖入者がもたらすもの──野中ともよ『ぴしゃんちゃん』 白いいどころ 都市の底の幼虫の眠り──栗田有起『オテル モル』 ふる時ふる星 与謝野晶子を演じる者としての与謝野晶子 4 とまどいながら生きていく 生きていくための呪文 あの日の歌 「かわいそう」の神髄に迫る──綿矢りさ『かわいそうだね?』 ひとことのマナー 特別な興奮──八月の青い空 官能の内実──井上荒野『雉猫心中』 沈黙のマナー 産みどころ 神秘と理知──萩原規子『これは王国のかぎ』『樹上のゆりかご』 人間関係のマナー 「まことの心」に通じる言葉──田辺聖子作品について 地表の歴史 あとがき 著者略歴 東 直子【著】 1963年、広島県生まれ。歌人、作家。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』『十階』などがある。 1996年、「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞受賞。2006年に初の小説『長崎くんの指』を出版し、『とりつくしま』『さようなら窓』『薬屋のタバサ』『晴れ女の耳』『階段にパレット』などの小説作品がある。2016年には『いとの森の家』で第三一回坪田譲治文学賞を受賞。 エッセイ集『愛のうた』、『一緒に生きる』、歌書『短歌の詰め合わせ』、『短歌の時間』、穂村弘との共著『短歌遠足帖』、絵本『あめ ぽぽぽ』(絵・木内達朗)、『わたしのマントはぼうしつき』(絵・町田尚子)など著書多数。
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翻訳目錄|阿部大樹
¥2,200
発行 雷鳥社 絵 タダジュン 価格 ¥2200(本体¥2000+税) 仕様 B6判変形/仮フランス装/2色/160p ISBN 978-4-8441-3773-3 言葉の意味はたえず変わっていく。 書き留められるのは、その一瞬にもっていた意味だけだ。 ―――言葉はいつまで、もぞもぞ動く? 2020年に日本翻訳大賞を受賞した、 精神科医が“私的なノート"に書き溜める、 国や地域、時代をまたぐ味わい深いことばたちを、 ひろく紹介する、ちいさな目録。 “名無しの翻訳"、“時代とともに消えた言葉"、“意味の移り変わり"など 私たちの、“くちのききかた"からこぼれた60個の欠片を、 版画家・タダジュンの挿絵とともにしずかに眺める。
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なnD 9
¥880
リトルプレス 編集:森田真規(なんとなく、クリティック)、戸塚泰雄(nu)、小林英治(DU) 96頁 文庫サイズ 2022年10月発行 木村彩子/後藤知佳/柴原聡子/ワダヨシ/森田真規/西尾孔志/迫川尚子/三品輝起/渡部 幻/西村 満/粉川哲夫/田中元樹/千葉美穂/折田侑駿/キデンセン/近代ナリコ/寺岡裕治/河内 卓 /モノ・ホーミー/竹田和也/桜井雄一郎/七里 圭/近藤恵介/伊藤 豊/小林英治/天野龍太郎/グラスパーゆきこ/矢本理子/三宅 唱/Tengyo Kura/おくやまゆか/檀上 遼/太田光海/山本浩貴/原 航平/田アミ/森山裕之/やべさや/Eunice Luk/冨井大裕
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偶然の散歩|森田真生
¥2,200
発行 ミシマ社 2,000 円+税 判型 四六判並製 頁数 240 ページ 発刊 2022年09月22日 ISBN 9784909394743 Cコード 0095 装丁 寄藤文平(文平銀座) 思索、数学、子供との時間、今という瞬間… 偶然の日々の中で一度きりのすぐ近くにある、永遠をつかみたい―― その思いを胸につづられ、あふれでてきた、詩のような言葉たち。 散歩は、子どもたちとの本当の散歩のときもあれば、先人や先達との、時空を超えた思索の散歩のこともあった。二度とない偶然の散歩を、心に刻みつけるように書いた。 (まえがきより) 日経新聞「プロムナード」全25回ほかを収録。 『数学の贈り物』から3年半、著者に訪れた大きな変化の感覚が息づくエッセイ集。 著: 森田真生(モリタマサオ) 1985年、東京都生まれ。独立研究者。京都東山の麓にある研究室を拠点に、研究・教育・執筆のかたわら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。2015年10月刊行のデビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。他の著書に、『数学の贈り物』(ミシマ社)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、『計算する生命』(新潮社、第10回河合隼雄学芸賞)、絵本『アリになった数学者』(絵・脇坂克二/福音館書店)などがある。
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● サイン本 ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日|パリッコ/スズキナオ
¥1,980
● サイン本でのご用意になります 発行:スタンド・ブックス 四六変型判 372ページ 並製 定価 1,800円+税 ISBN978-4-909048-14-1 CコードC0095 初版年月日2022年10月16日 一期一会、偶然の世界。だからこそ、「ご自由にお持ちください」にはロマンがある。 「デイリーポータルZ」の人気企画を厳選し書籍化。〈ただ、酒を飲むだけ〉のユニット「酒の穴」のパリッコとスズキナオによる、上機嫌な対話エッセイ集。「展望飲み」「冷やしアメリカ」「ニセ正月」「弁当将棋」……、いつもより幸せのギアを一段階上に入れて、〈無駄と余剰〉の可能性を追求する全26編。 Bose(スチャダラパー)さん、日比麻音子(TBSアナウンサー)さん推薦!! 目次 はじめに パリッコ 第1章 歩くきっかけさえあればなんでもいいんです――対決 ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日 サイゼリヤでメニュー名だけを頼りに1500円分注文する遊びが楽しかった 砂町銀座商店街で作る商店街おつまみ弁当対決 「桜上水」と「桃山台」で桜色と桃色を探す旅 ひとつの弁当から好きなおかずを取りあう「弁当将棋」 第2章 一生聞く機会もないはずだった言葉がどんどん降ってくる――無駄 冷やしアメリカはじめました 「ニセ正月」で年中正月気分 あなたの「5、6個コレクション」見せてください 新しく考えた「スガシカオゲーム」をやってみよう 来年の「酒カレンダー」を作ろう あえて10年前っぽい感じで過ごしてみる一日 第3章 お店の長い歴史からすればほんの一瞬のことにすぎないけど忘れられない思い出がある――酒場 天国に一番近い酒場「たぬきや」跡地で飲む 「川の駅 あづま家」を目指し妙典の街をふらり旅 小さな悩みは消滅! 東京「展望飲み」めぐり 東京と大阪、それぞれの酒場「酒の穴」で飲む 閉店してしまった木場の名店「河本」その後の話 第4章 日常に突然ぱーっと希望の光が差し込んだ感じ――実験 カニカマがカニに肉薄! 「昆布酒漬け」大検証 小瓶スパイスをふりかけるだけのスパイスサワーが楽しい 実は単品で買える! ナゲットソースで色々食べてみる 定番なのに食べずに生きてきた「素通り食品」の美味しさ いつもの自分“じゃないほう”を選ぶご近所散歩 第5章 歩いてると予想してなかったものがパッパッと現れる――放浪 桜の季節にだけ現れる幻の茶屋を探しに 徒歩で5時間「北極」を追いつめる旅 徒歩で5時間「南極」を追いつめる旅 雪見酒がしたくて秩父のほうへ 冬の海を見に行くだけの旅 おわりに スズキナオ 著者プロフィール パリッコ 1978年東京生まれ。酒場ライター、漫画家/イラストレーター、DJ/トラックメイカー、他。酒好きが高じ、2000年代後半より酒と酒場に関する記事の執筆を始める。著書に『つつまし酒 あのころ、父と食べた銀将のラーメン』(光文社)、『ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある』(スタンド・ブックス)、『晩酌わくわく!アイデアレシピ』(ele-king books)、『天国酒場』(柏書房)、『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』(光文社新書)、『ほろ酔い!物産館ツアーズ』(ヤングキングコミックス)、『酒場っ子』(スタンド・ブックス)、『晩酌百景 11人の個性派たちが語った酒とつまみと人生』(シンコーミュージック・エンタテイメント)。スズキナオ氏との共著に『のみタイム 1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア』(スタンド・ブックス)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『酒の穴』(シカク出版)。清野とおる氏との共著に『赤羽以外の「色んな街」を歩いてみた』(扶桑社)。2022年には、長崎県にある波佐見焼の窯元「中善」のブランド「zen to」から、オリジナルの磁器製酒器「#mixcup」も発売した。 スズキナオ 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。WEBサイト『デイリーポータルZ』、『集英社新書プラス』、月刊誌『小説新潮』などを中心に執筆中。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』(スタンド・ブックス)、『酒ともやしと横になる私』(シカク出版)、『関西酒場のろのろ日記』(ele-king books)、『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』(スタンド・ブックス)、『「それから」の大阪』(集英社新書)、パリッコとの共著に『酒の穴』(シカク出版)、『椅子さえあればどこでも酒場 チェアリング入門』(ele-king books)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)、『のみタイム 1杯目 家飲みを楽しむ100のアイデア』(スタンド・ブックス)がある。
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いいお店のつくり方 保存版
¥2,200
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発行 インセクツ 496ページ/サイズ四六判/定価: 2,200円(本体2,000円+税) ふだん何気なく「あそこ、いいお店だから」と口にするけれど、 あらためて、いいお店って?って聞かれたら、なんて答える? そもそも、いいお店の“いい”ってなんだろう。 大阪に拠点を構え、地域としてのローカリティだけでなく、感性や共感といった同時代性的ローカリティを軸とした、雑誌「IN/SECTS」。 Vol.6.5(2016年刊)とVol.9(2017年刊)では「いいお店のつくり方」と題して、編集部それぞれがオンリーワンの“いい”と考えるお店を紹介してきました。それは、立ち飲み屋、書店、フランス漁師店、レコードショップ、銭湯など…多岐にわたるお店の、開店までの経緯や店主の秘めたる思いに迫る“いい”をひもとく試みでした。 本書では、そんなVol6.5とVol.9に収録した約6年前の記事とともに、コロナ禍を経た2022年、どのような考え方のもとお店を続けているのか、改めて取材を敢行。当時それぞれの店主が描いていた“いい”は変わったのか、道半ばなのか? それとも以前と変わらぬ思いで働いているのか。 17店のオンリーワンな道のりを、お楽しみください。 <いいお店のつくり方 取材先 一覧> 1 アノニム(フランス料理店) 2 井倉木材(立ち飲み屋) 3 サウナの梅湯(銭湯) 4 スペース・オー(オルタナティブ・スペース) 5 誠光社(書店) 6 ビヨンドコーヒーロースターズ(珈琲焙煎所) 7 ホラオーディオ(オーディオメーカー/スペース) 8 ミズタマ舎(器と生活雑貨) 9 メディテーションズ(レコードショップ) 10 スジャータ/豆醍珈琲(コーヒーとお酒) 11 LVDB BOOKS(新刊古書店) 12 アニエルドール(フランス料理店) 13 VOU(雑貨、ギャラリースペース) 14 酒菜の大きに/オキニコウ(立ち飲み屋) 15 IMA:ZINE(アパレルショップ/ギャラリー/編集業) 16 VINYL7 RECORDS(中古レコードショップ) 17 タビコーヒーロースター(焙煎所・コーヒースタンド) 特別寄稿 井川直子/吉本ばなな
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離婚アンソロジー 心がなければ幸いだ
¥1,500
発行 SAME OLD SERENADE 発行日:2021年7月21日 第3刷 文庫サイズ、105ページ 企画者が友人知人に執筆を依頼し集まった原稿が並ぶ、「離婚」についてのアンソロジー。 SAME OLD SERENADEによる刊行第一弾。