人文思想社会 | 本の栞

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  • 小さき者たちの|松村圭一郎

    ¥1,980

    発行 ミシマ社 定価:1800円(税別) 判型:四六判並製変形 頁数:208ページ 装丁:尾原史和(BOOTLEG) 発刊:2023年1月20日 ISBN:978-4-909394-81-1 C0095 私は日本のことを、 自分たちのことを何も知らなかった。(「おわりに」より) 水俣、天草、須恵村… 故郷・熊本の暮らしの記録を初めて解く。 現代の歪みの根源を映し出す、 今を生きる人たち必読の生活誌。 世界を動かしてきたのは、 いつも、小さき者たちだった。 はたらく、まじわる、くに… 消されてしまっていた声を拾い、 紡いだ、渾身の二一編。 気鋭の人類学者の新たな代表作 本書では、私が生まれ育った九州・熊本でふつうの人びとが経験してきた歴史を掘り下げようとした。とくに私が地元でありながらも目を背けてきた水俣に関するテキストを中心に読みこみ、自分がどんな土地で生を受けたのか、学ぼうとした。そこには日本という近代国家が民の暮らしに何をもたらしてきたのか、はっきりと刻まれていた。(「はじめに」より) ●目次 Ⅰ 水俣1 一、はたらく 二、おそれる 三、いのち 四、まじわる 五、うつろう 六、かかわる 七、うえとした Ⅱ 水俣2 八、やまい 九、こえる 一〇、うつしだす 一一、ひきうける 一二、たちすくむ Ⅲ 水俣3 一三、ねがい 一四、たりない 一五、かお 一六、あいまみえる Ⅳ 天草 一七、こえ 一八、くに Ⅴ 須恵村 一九、いのる 二〇、おとことおんな 二一、みえないもの ●プロフィール 松村圭一郎(まつむら・けいいちろう) 1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』(第七二回毎日出版文化賞特別賞)、『くらしのアナキズム』(以上、ミシマ社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『これからの大学』(春秋社)など、編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)。

  • 21世紀の楕円幻想論 その日暮らしの哲学|平川克美

    ¥1,980

    発行 ミシマ社 定価 1,800 円+税 判型 四六判並製 頁数 264 ページ 発刊 2018年01月29日 ISBN 9784909394026 Cコード 0095 装丁 寄藤文平・吉田考宏(文平銀座) めざすべきは、正円じゃなく、楕円。 もう1つの焦点をいかにしてつくるか? 全財産を失い、右肺の3分の1も失った著者がたどり着いた、新たな贈与論。 人は必ず病み、衰え、老い、死んで土に還る。でも、その可傷性・可死性ゆえに、生きている間だけ人は暖かい。平川君が構築しようとしているのは、壊れやすく、傷つきやすいけれど、それゆえ暖かい「生身の人間の経済学」である。――内田樹氏、推薦! 文無し生活、その日暮らし、タケノコ生活、自転車操業の日々となった。とほほである。 多くの人々は、そんな生活をしたいとは思わないだろう。しかし、やってみるとこれがなかなか時代に適合した生き方のようにも思えてくる。…そのために必要なものは何か。…その答えは本書をお読みいただきたいと思う。――「まえがき」より 『小商いのすすめ』から6年、『「消費」をやめる』から3年を経た、平川哲学の集大成。 著: 平川克美(ヒラカワカツミ) 1950年、東京都生まれ。隣町珈琲店主。声と語りのダウンロードサイト「ラジオデイズ」代表。立教大学客員教授。文筆家。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。著書に『小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ』『「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ』(ともにミシマ社)、『移行期的混乱』(ちくま文庫)、『俺に似たひと』(朝日文庫)、『路地裏の資本主義』(角川SSC新書)、『言葉が鍛えられる場所』(大和書房)、『「移行期的混乱」以後』(晶文社)など多数ある。

  • つたなさの方へ|那須耕介

    ¥2,420

    SOLD OUT

    発行 ちいさいミシマ社 価格 2,200 円+税 判型 四六判並製変形 頁数 104 ページ 発刊 2022年08月31日 ISBN 9784909394736 Cコード 0095 装丁 クラフト・エヴィング商會 もう一つの小さなものさしを いつも手元にしのばせておきたい 余計なこと、みにくさ、へり、根拠のない楽観… 法哲学という学問の世界に身を置きながら、「余白」に宿る可能性を希求しつづけた人が、余命のなかで静かな熱とともに残した随筆15篇。 昨夏に惜しまれつつも逝去した著者による、「京都新聞」での約2年間の寄稿をまとめた随筆集。 「何をしているのか、と尋ねられたら、遊んでいるんだとしか答えようがない」 「余計なことへの捨て身のうちこみが、私たちの生活になくてはならない手ごたえと手触りを与えている」――本文より 凛として美しく、しかも洞察に富んだ文章。いつまでも読んでいたくなる。 ――本屋Title・辻山良雄さん 著者情報 著: 那須耕介(ナスコウスケ) 1967年生まれ。京都大学教授。専門は法哲学。おもな著書に『法の支配と遵法責務』『ナッジ!?』(共編著)(以上、勁草書房)、『社会と自分のあいだの難関』『バーリンという名の思想史家がいた』『ある女性の生き方』(以上、SURE)、共訳書に『熟議が壊れるとき』『メタフィジカル・クラブ』など。2021年9月7日逝去。享年53。

  • ええかげん論|土井善晴/中島岳志

    ¥1,980

    SOLD OUT

    発行 ミシマ社 定価 1,800 円+税 判型 四六判並製 頁数 192 ページ 発刊 2022年10月21日 ISBN 9784909394767 Cコード 0095 装丁 寄藤文平(文平銀座) コロナ、政治、気候…不安は尽きねどもまずは日常を整える。 その智恵がここに。 正解は、いつも同じではない。 けれど、自分のコンディションを整え、「今・ここ」を感じていれば、 おのずと「ある一点」がわかるようになる。 料理から、そして保守や仏教の思想から、 それぞれに「ええかげん」を探求してきた二人による、 自立して豊かに生きるための「ええかげん」論。 「ええかげん」の中に、ええことも、わるいこともぜんぶあるんです。…一生懸命の道中楽しみましょ。――土井 (リベラル保守の)考え方と、土井先生がおっしゃる「ええかげん」は、つながっているんじゃないか、と思っていたんです。――中島 フキノトウの天ぷら、ほんれんそうのおひたしの実演(写真入り)やインド珍道中のおまけコラムも! 「料理と利他」深化版!

  • ぼけと利他|伊藤亜紗/村瀨孝生

    ¥2,640

    発行 ミシマ社 定価 2,400 円+税 判型 四六判並製 頁数 320 ページ 発刊 2022年09月15日 ISBN 9784909394750 Cコード 0095 装丁 漆原悠一(tento) ぼけは、病気ではない。 自分と社会を開くトリガーだ―― ここを出発点に始まった、美学者と「宅老所よりあい」代表の往復書簡。その到着点は…? 二人の「タマシイのマジ」が響き合った、圧巻の36通。 自分のしたことが本当の意味で相手のためになる、というのは、おそらく私たちが思うよりもずっと不思議で、想定外に満ちた出来事なのでしょう。ほとんど、奇跡だと言ってもいい。――伊藤(はじめに) お年寄りたちは、思想信条に依らないアナキズムと、人格や宗教に依らない許しを発揮し、場をつくり始めると言えるでしょう。そのように時折シンクロします。大方は揉めながらバラバラのままに一緒にいる。いるしかない。なんか、まじめで滑稽でしょ。好きなんです。――村瀨(3通目) 著: 伊藤亜紗(イトウアサ) 東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長、リベラルアーツ研究教育院教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。専門は美学、現代アート。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。主な著作に『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』『目の見えない人は世界をどう見ているのか』『どもる体』『記憶する体』『手の倫理』など多数。 著: 村瀨孝生(ムラセタカオ) 1964年、福岡県飯塚市出身。東北福祉大学を卒業後、特別養護老人ホームに生活指導員として勤務。1996年から「第2宅老所よりあい」所長を務める。現在、「宅老所よりあい」代表。著書に『ぼけてもいいよ』『看取りケアの作法』『おばあちゃんが、ぼけた。』『シンクロと自由』など多数。

  • We Act! vol.2

    ¥1,320

    Sakumag Collective出版プロジェクト第2弾。 前回の「誰にでもできることはある」から、アクションすることに踏み切った人たちの行動のきっかけになった「モヤモヤ」をまとめたエッセイ集。

  • つながり過ぎないでいい 非定型発達の生存戦略|尹雄大

    ¥1,760

    SOLD OUT

    発行 亜紀書房 価格 1,760円(税込) 発売日 2022年5月25日 判型 四六判 製本 並製 頁数 216頁 ISBN 978-4-7505-1726-1 Cコード C0095 《コミュニケーションで悩む人たちへ》 コミュニケーションや感情表現が上手できないと悩んだ著者はやがて、当たり障りなく人とやり取りする技術を身につけていく。 だが、難なく意思疎通ができることは、本当に良いこと、正しいことなのか。 なめらかにしゃべれてしまうことの方が、奇妙なのではないか。 「言語とは何なのか」「自分を言葉で表現するとは、どういうことなのか」の深層に迫る、自身の体験を踏まえた「当事者研究」。 -------------------------------------- 自分だけのものであるはずの感情を、多くの人に共通する「言葉で表す」ことなど、どうしてできるのだろうか。 そして、人に「伝える」とはどういうことなのか――。 言葉、存在、コミュニケーションをめぐる思考の旅が始まる。 -------------------------------------- 【目次】 ■はじめに ■1章 それぞれのタイムラインを生きるしかない——定型発達という呪縛 ■2章 胚胎期間という冗長な生き延び方 ■3章 社会なしに生きられないが、社会だけでは生きるに値しない ■4章 自律と自立を手にするための学習 ■5章 絶望を冗長化させる ■あとがき --------------------------------------

  • ウクライナ戦争日記

    ¥1,980

    Stand With Ukraine Japan 左右社編集部 定価 1,980 円(税込) 刊行日 2022年07月28日 判型/ページ数 四六判 並製 320ページ ISBN 978-4-86528-091-3 Cコード C0336 装幀・装画 鈴木千佳子/装幀 2022年2月24日から現在まで──戦争の渦中にいる24人が綴る日記、緊急出版! 早朝、ウクライナの人々は聞いたことのない爆発音で目を覚ました──。 夫が戦地に赴き幼い娘とふたりで逃げる母親、ロシア人の父とウクライナ人の母のもと占領下の村で生きる女性、激戦地マリウポリでの救出劇、さっき通ったばかりの公園が爆撃された男性…… 突然ロシアが侵攻してきてから数ヶ月間にわたり起こったできごとを戦禍に巻き込まれた当事者たちが綴った、唯一無二の日記アンソロジー。 恐怖を感じたからと言って、急いで本を閉じないでください。不穏な話が出てきても、決して目をそらさないでください。ときにはクスッと笑えるジョークや、人生を安心させる瞬間も登場します。この本の中にある、つらく、正直で、まさに今起こっているリアルな物語を存分に味わい、あなたの心の奥まで染み込ませてください。日記を書いた人は、特別な人々ではありません。 残酷にも、いきなり恐ろしい状況下に投げ込まれてしまっただけの、あなたや私と同じ人間であるということを忘れないでください。本書は、ウクライナが子どもたちを守るために払った犠牲の証であり続けるでしょう。そして、本当の勝利を収めるまで、ウクライナの味方でいてください。 Stand With Ukraine Japan 共同創業者/サーシャ・カヴェリーナ 「はじめに」より ハルキウから激戦地マリウポリへ……たったひとりで乗り込んだ女性 やがて、マングーシュ村にある、巨大な軍事拠点に辿り着いた。そこは、以前警察署だった敷地につくられた、でかでかとしたロシアの検問所だった。マシンガンを持った男が私を引きとめ、書類と車両証明書を取り上げると、「車を置いて行くなら見逃してやる」と言い放った。 ウクライナ南部の都市メリトポリにて……ロシア兵に街が占領された親子 2月26日 メリトポリがすでに占領されていると知った日、私と母は床に顔をつけ、机の下に息を潜めて隠れていた──そう、ロシア軍の「鉄砲隊」から。銃声が聞こえた。最初は遠くから聞こえるだけだったが、だんだん近くなってきた。 キーウからハルキウへ……戦禍を報道する香港人のフォトジャーナリスト 3月23日  ロシア系のポーランド人でメディア「インサイダー」のジャーナリストが、今晩落とされた2発目のミサイルによって、ポジールのレトロビル付近で亡くなった。私の友人は、この悲劇的な事件のわずか3時間前までこのビルにいた。 戦禍の地マリウポリにて……鉄道会社の職員 3月12日 一晩中爆撃されている!最初の爆撃が夜の8時半にあってから、ずっと続いているのだ。外はマイナス9度、室内はプラス9度だ。ついに今日で水が底をついた。街はこの一週間、水、電気、電波、そして暖房もない。 キーウ近郊の都市イルピンから西へ……夫が出兵し、娘と逃げる母 3月12日 娘が泣く。朝に、午後に、そして晩に。娘は父を呼ぶ。「なんでパパは軍に入ることを選んだの?なんでただのひとであることを選ばなかったの?」と聞いてくる。私は彼女とは一緒に泣かない。耐えて、シャワーの中で水が顔に注がれるときにだけ、思いっきり泣くのだ。 本書の収益の一部は、ボランティア団体「Stand With Ukraine」に寄付いたします。

  • 共有地をつくる わたしの「実践私有批判」|平川克美

    ¥1,980

    SOLD OUT

    発行 ミシマ社 定価 1,800 円+税 判型 四六判並製 頁数 224 ページ 発刊 2022年02月25日 ISBN 9784909394637 Cコード 0095 装丁 クラフト・エヴィング商會 私有財産なしで、機嫌よく生きてゆく 銭湯、食堂、喫茶店、縁側…… 誰のものでもあり、誰のものでもなく。 『小商い』の終着点を描いた私小説的評論 ミシマ社創業15周年記念企画 『小商いのすすめ』から十年。 消費資本主義がいよいよ行き詰まる中、 「小商いの哲学」を実践するすべての人に贈る。 この社会を安定的に持続させてゆくためには、社会の片隅にでもいいから、社会的共有資本としての共有地、誰のものでもないが、誰もが立ち入り耕すことのできる共有地があると、わたしたちの生活はずいぶん風通しの良いものになるのではないか――本文より 目次 第一章 欲望の呪縛から逃れる 第二章 非私有的生活への足掛かり 第三章 リナックスという共有地 第四章 共同体のジレンマ 第五章 家族の崩壊 第六章 消費資本主義から人資本主義へ 第七章 共有地をつくる

  • tattva Vol.6

    ¥2,200

    発行所:株式会社ブートレグ 2022年7月11日発売 A5変形[150×210mm/左綴じ] 224ページ[4色32p+2色192p] 定価:2,000円+税(10%) 発行人:尾原史和 編集長:花井優太 デザイン:BOOTLEG Ltd. 特集:生まれるうちあわせ。いい会議。 私たちは本当に一人でできることがほとんどないから、話し合いの場を設ける。それは打ち合わせとも会議とも呼ばれるが、なぜわざわざ話し合うのかを考えると、できるだけ「みんな」にとって有益なものにするためである。そしてこのみんなが増えるほど、話し合いは難解になっていく。いい話し合いとは、何なのか? ◎いい対話の条件 リアーナと交わしたぶっちゃけ話  ミランダ・ジュライ(小説家、アーティスト) 「ルンブン」で生きる─ 芸術と生活の共有地  ルアンルパ(アート・コレクティヴ)  ケアの相互依存 岡野八代(政治学者・同志社大学教授)  教育から、世界への「学び」へ ーケアから考える ◎寄稿・連載 武邑光裕 / 西研 / 饗庭伸 / 伊藤亜紗 / 百瀬 文 / 松本紹圭 / 相馬千秋×田村かのこ / 中竹竜二 / 河田将吾×山下正太郎 / 遠藤文香 /草野庸子/奥野紗世子/酒井麻衣/和田彩花/曽我部恵一/青柳文子×小谷実由/チョーヒカル/Licaxxx/鈴木謙介 他多数

  • tattva Vol.5

    ¥2,200

    SOLD OUT

    発行所:株式会社ブートレグ A5変形[150×210mm/左綴じ] 224ページ[4色32p+2色192p] 定価:2,200円(税込) 発行人:尾原史和 編集長:花井優太 企画協力:SIGNING Ltd. デザイン:BOOTLEG Ltd. tattva[タットヴァ]という誌名は、サンスクリット語で「それがそれとしてあること」を意味する「tattva」と、日本語の尊ぶ(たっとぶ)からとり、物事をゆっくりと見つめながら共生と共創を目指していきたいという想いを込めています。 人々の生活や価値観が多項的に存在するなかで、どのように社会と関係を築いていけばいいのか? いますぐには答えが出せないことに対峙するため、ビジネス/アート/テクノロジー/ポップカルチャーなど様々な切り口から多様な視点を100ページ以上のボリュームある特集と60ページ以上の連載で、お届けする季刊誌として2021年4月に発刊しました。 ◎コミュニティのための教育 ヴァージル・アブロー追悼企画 ヴァージル・アブローの教室&若きクリエーターのためのリソース集「FREEGAME」 ケアの相互依存 ケア・コレクティヴ 教育から、世界への「学び」へーケアから考える 岡野八代 ◎寄稿・インタビュー・連載 武邑光裕/東畑開人/岡雄大/山縣良和/江本伸悟/今村久美/中島岳志 苫野一徳/岡部大介/中林美恵子/松村圭一郎/渡辺健一郎/為末大/田中みゆき ケア・コレクティヴ/岡野八代/牧貴洋/本城直季/亀山淳史郎/野田祐一郎 飯田貴志/岩本宗涼/岡田成生/奥冨直人/奥野紗世子/草野庸子 酒井麻衣/福井夏/村上雄一/本山敬一/RumiNagasawa/和田彩花 青柳文子/小谷実由/Licaxxx/チョーヒカル/曽我部恵一/トリメガ研究所/鈴木 謙介

  • tattva Vol.4

    ¥2,200

    SOLD OUT

    発行所:株式会社ブートレグ A5変形[150×210mm/左綴じ] 224ページ[4色32p+2色192p] 定価:2,200円(税込) 発行人:尾原史和 編集長:花井優太 企画協力:SIGNING Ltd. デザイン:BOOTLEG Ltd. tattva[タットヴァ]という誌名は、サンスクリット語で「それがそれとしてあること」を意味する「tattva」と、日本語の尊ぶ(たっとぶ)からとり、物事をゆっくりと見つめながら共生と共創を目指していきたいという想いを込めています。 人々の生活や価値観が多項的に存在するなかで、どのように社会と関係を築いていけばいいのか? いますぐには答えが出せないことに対峙するため、ビジネス/アート/テクノロジー/ポップカルチャーなど様々な切り口から多様な視点を100ページ以上のボリュームある特集と60ページ以上の連載で、お届けする季刊誌として2021年4月に発刊しました。 <特集概要> こうしていれば大丈夫なんてことはもうなく、現状に不満がなかったとしても、この先は不安だらけ。どうやって歳をとるかを考えるのは、どんな老後をむかえるを考えることで、個人の話であるとともに、どんな未来にしていくかという身の回りや社会の話でもあります。時代や世の中の変化の尻尾を常に捕まえることができない私たちが、一人ではなく周囲とともにこの先をつくっていくには何が重要か?共創とエイジングをいま考えます。 ◎幸せがやってくるところ デヴィッド・バーンによるデヴィッド・バーンへのインタビュー ーデヴィッド・バーン 疲労ウイルス なぜ私たちはこんなに疲れているのか?ービョンチョル・ハン ◎寄稿・インタビュー・連載 武邑光裕/福岡伸一/西條辰義/高橋雅明 Project Guideline Team/医療法人かがやき/高山 明/ マキタスポーツ/岡田育/桂宮治/市村正親 岡田みそ/牧貴洋/宮田裕章/寒川裕人 亀山淳史郎/池田礼/赤坂優/飯田貴志/岩本宗涼/ 岡田成生/奥冨直人/奥野紗世子/草野庸子 酒井麻衣/福井夏/本山敬一/Rumi Nagasawa 和田彩花/青柳文子/小谷実由/Licaxxx チョーヒカル/曽我部恵一/トリメガ研究所/鈴木 謙介

  • タゴール・ソングス|佐々木美佳

    ¥1,980

    発行 三輪舎 価格 1,800円+税 ISBN 9784990811693 Cコード C0095 判型 B6変型判 (縦179mm 横114mm 厚さ10mm ) 頁数・製本 144 ページ 仮フランス装丁 初版年月日 2022年2月28日 この美しい世界で私は死にたくない ひとびとに混じって私は生きていきたい インドとバングラデシュにまたがるベンガルの地に、貧困や不条理、きびしい現実のなかで息づくタゴールの歌。「詩聖」ラビンドラナート・タゴールが自然、人間の喜び、悲しみ、その内なる力を題材につくった歌は、百年の時を経たいまでも、困難を乗り越える糧になっている。―― 映画『タゴール・ソングス』を監督した佐々木美佳が数年に渡る撮影の旅路で出会った、3人のタゴール・ソングの“歌い手”をめぐる小さな物語。 著者プロフィール 佐々木 美佳 映像作家、文筆家。1993年、福井県生まれ。東京外国語大学言語文化学部ヒンディー語学科卒業。2020年、ベンガル人のあいだで愛されている、タゴールが作詞・作曲した歌〈タゴール・ソング〉を探しにいくドキュメンタリー映画『タゴール・ソングス』で監督デビュー。2022年にはダッカ国際映画祭に出品。次回作は、日本に住む南アジア出身者がつくるカレーを題材にした長編映画と、タゴールとゆかりのある原三渓と三渓園をテーマにした短編『三渓の影(仮)』を準備中。

  • 整体対話読本 ある

    ¥2,035

    発行 土曜社 - 著  者:川﨑智子・鶴崎いづみ - 仕  様:B6変判(182 × 123 × 15ミリ)296頁 - 用  紙:OK ACカード(うすクリーム)267g/㎡|日本製紙フロンティタフ80_55g/㎡ - 製  造:日本ハイコム|加藤製本 - 初  版:2019年11月15日|1,900部 - 二  刷:2021年8月15日|1,500部 - コ ー ド:ISBN978-4-907511-63-0|C0047 「やりたい仕事は大事だけど、仕事は動作なんだから。」  整体指導者・川﨑智子からの呼びかけをもとに始まった二人の対話は、すっかり元気をなくしていた聞き手である鶴崎の目から鱗をボトボト落とし、身も心もグラグラとゆさぶり柔らかく解きほぐして行った。整体の元祖といわれる野口整体の方法をとおして世界の奥行きと元気になるヒントを模索する、三年間の対話の記録。  2017年に「観察と編集」から100部限定で自費出版され、読んでいるだけで効果があるという声が多数よせられた本書に後日談を加えて再編集。整体の入門書としても、どうぞ。

  • 整体対話読本 お金の話

    ¥2,035

    発行 土曜社 - 著  者:川﨑智子、鶴崎いづみ、江頭尚子 - 仕  様:B6変判(182 × 123 × 12.78ミリ)224頁 - 初  版:2,000部|2022年4月13日 - コ ー ド:ISBN978-4-907511-97-5|C0047 「何でもいいからまず自分が何かをおこなうと、おこなった分だけ成長があると思ってください。例えば時給が五百円だったとしても、働いたら必ず五百円分の体力がついてるんです。」 利益を求めるでもなく、満足な蓄えもない。経済主義国・日本において芸術活動に従事する女性たちが、日ごろ抱えるお金にまつわる悩みごとを、整体指導者・川﨑智子に問いかける。2014年、アートセンターでの座談会から始まり、コロナ禍をとおして継続された七年におよぶ対話の記録。こり固まったお金の価値観を〈芸術 ≒ 整体〉の視点から心身ともにときほぐす、全くあたらしいお金の本。 目  次 最初の話 食べるために働いたら食べるために使う お金は、まずは困ること お金はつくられたもの 二百万円あったら何に使いますか? なんにもないということに希望がある 自分と生き方がしっくりきてるかどうか まず自分が動くと、環境が変わる 自分がやれば、やっただけのことがちゃんとある 夢は寝てる時に見るものじゃなくて現実でみるもの どうやったら大人になれるんだろう 使う楽しみを味わう 今日、何が欲しい? 誰に、何を、どういう所で、プレゼントしたいか 本気になるようなことが起きてるかどうか 困ってるっていうエネルギーを使う 著 者 略 歴 川﨑智子〈かわさき・ともこ〉1970年5月5日宮崎県生まれ。不調をきっかけに出会った野口整体により体の全感覚が一致した自覚が生まれ、自由になる。気を独学。2005年より整体活動開始。整体指導者として、「と整体」を主宰。 鶴崎いづみ〈つるさき・いづみ〉1982年7月8日福岡県生まれ。ものごとをとらえなおす試みをおこなっている。 2013年1月よりオルタナティブスペース「路地と人」の運営に加わる。2014年4月より観察と編集を基礎として主に出版をおこなう試み「観察と編集」を始める。 江頭尚子〈えとう・しょうこ〉1987年11月15日東京都生まれ。くいしんぼう。食文化や人の暮らしと造形活動について関心を持つ。教育、保育、福祉の仕事を経て、現在は瀬戸内海・豊島「てしまのまど」喫茶部員。

  • ヴェイユの言葉 新装版|シモーヌ・ヴェイユ

    ¥3,520

    発行 みすず書房 編訳 冨原眞弓 判型 四六判 タテ188mm×ヨコ128mm 頁数 304頁 定価 3,520円 (本体:3,200円) ISBN 978-4-622-08860-8 発行日 2019年10月 9日 愛着、嫉妬、競合、憎悪、無関心……人間同士の関係性を規定し、支配するものはなにか。人間の尊厳を奪い貶める不幸が、なぜこの世に存在するのか。純然な善たる神が、かくも無慈悲な必然に人間を向かわせるのはなぜなのか—— 生前に一冊の著作として書きあげたものをほとんど持たないヴェイユ。ここに集められた断章の数々——折々に発表された記事、論考、書簡、カイエ(雑記帳)からの——は、その短く烈しい生涯のなかで、ヴェイユが感じ、考え、思考を醸成させていったさまを、いわば、なまのかたちで私たちの前にひろげみせてくれる。 読みの多層性をともない、つねに新たな層の発見とともに、世代を超えて手渡されてゆくであろう精選された断章の数々に、晩年に書かれた未完の戯曲『救われたヴェネツィア』からの抜粋、珠玉の詩篇も加え、シモーヌ・ヴェイユの言葉を一冊に。 [初版2003年11月25日発行] 目次 凡例 略号一覧 編訳者 序 I 自己と他者 II 神と必然 III 悪・不幸・十字架 IV 力と社会 V 正義と芸術 あとがき ● シモーヌ・ヴェイユ 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=シモーヌ・ヴェイユ

  • シモーヌ・ヴェイユ アンソロジー

    ¥1,430

    SOLD OUT

    発行 河出書房新社 今村 純子 編訳 文庫 ● 480ページ ISBN:978-4-309-46474-9 発売日:2018.07.06 最重要テクストを精選、鏤骨の新訳。その核心と全貌を凝縮した究極のアンソロジー。善と美、力、労働、神、不幸、非人格的なものをめぐる極限的にして苛烈な問いが生み出す美しくきびしい生と思考の結晶。 ● シモーヌ・ヴェイユ 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=シモーヌ・ヴェイユ

  • 工場日記|シモーヌ・ヴェイユ

    ¥1,320

    ちくま学芸文庫 田辺 保 翻訳 発行 筑摩書房 1,320円(税込) 刊行日: 2014/11/10 判型:文庫判 ページ数:288 ISBN:978-4-480-09646-3 JANコード:9784480096463 新進のうら若き女性哲学教師が教職をなげうち、未熟練の女工として工場に飛び込んだのは、市井の人びとの疎外状況を身をもって知るため、というだけではなかった。「人間のありのままの姿を知り、ありのままを愛し、そのなかで生きたい」という純粋かつ本質的な欲求による、やむにやまれぬ選択であった。だが、現実には激しい労働と限りない疲労に苛まれ、心身は限界に達する。過酷な日々を克明に綴った日記は問いかける、人間性を壊敗させる必然性の機構のなかで、はたして人間本来の生は可能なのか―。これは極限の状況下でひとりの哲学者が自己犠牲と献身について考え抜いた、魂の記録である。 この本の目次 工場日記 断片 アルベルチーヌ・テヴノン夫人にあてた手紙三通 ある女生徒への手紙 ボリス・スヴァリーヌへの手紙 Xへの手紙の断片 ● シモーヌ・ヴェイユ 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=シモーヌ・ヴェイユ

  • 重力と恩寵 ─シモーヌ・ヴェイユ『カイエ』抄

    ¥1,320

    ちくま学芸文庫 発行 筑摩書房 シモーヌ・ヴェイユ 著 田辺 保 翻訳 1,320円(税込) 刊行日: 1995/12/07 判型:文庫判 ページ数:384 ISBN:4-480-08242-5 JANコード:9784480082428 「重力」に似たものから、どうして免れればよいのか。―ただ「愚寵」によって、である。「恩寵は満たすものである。だが、恩寵をむかえ入れる真空のあるところにしかはって行けない」「そのまえに、すべてをもぎ取られることが必要である。何かしら絶望的なことが生じなければならない」。真空状態にまで、すべてをはぎ取られて神を待つ。苛烈な自己無化への志意に貫かれた独自の思索と、自らに妥協をゆるさぬ実践行為で知られる著者が、1940年から42年、大戦下に流浪の地マルセイユで書きとめた断想集。死後、ノート(カイエ)の形で残されていた思索群を、G・ティボンが編集して世に問い、大反響を巻き起こしたヴェイユの処女作品集。 ● シモーヌ・ヴェイユ 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=シモーヌ・ヴェイユ

  • 心の対話|岡潔・林房雄

    ¥2,197

    SOLD OUT

    - 書  名:心の対話(こころ の たいわ) - 著  者:岡潔、林房雄 - 仕  様:四六判(190 × 129 × 10ミリ) - 用  紙:OKアドニスラフ70_56g/㎡|ダイヤバルキー180g/㎡ - 初  版:2021年2月25日|500部 - コ ー ド:ISBN978-4-907511-82-1|C0021 日本人であるという水際で思考すべきだ 「こうして行くところまで行ったのが大東亜戦争です。敗けましたが、私は何も恥ずかしくないと思う(林)/あの戦争で日本民族はじつによくやったと思います(岡)」。1968年、奇しくも明治百年の節目に、日本を代表する数学者と文学者が東京・芝明舟町で対座する。岡潔(67歳)、林房雄(65歳)、民族の自信回復をうながす二日間の対話。 目  次  春の章 心に自然をうかべる 不生不滅 数学上の発見 お伊勢さん 伊勢内宮は太陽ではない 神道と新国学派 創造行為 歴史の回転軸  夏の章 天皇 美智子妃 明治百年 英雄譚 天皇制廃止の脅迫 曲学阿世の憲法論議 新憲法を廃し明治憲法を復活改正せよ 核武装せよ できの悪い平和論者 全学連は泰平現象 中共三国志 判官びいき  秋の章 戦後の首相たち 井戸堀精神 哲学者 創価学会是非 子供はどうして生まれてくるか 女と鉄砲 女と数学 女房  冬の章 日本に帰る 旅人と我名よばれん 一句天地をおおう 芭蕉ずき 先憂性 経済的動物反対 旧制高校 若い潮流――学生運動 著 者 略 歴 岡潔〈おか・きよし〉 1901(明治34)年、大阪府に生まれる。三高をへて、京大数学科卒業。多変数解析函数の世界的権威者。理学博士。奈良女子大名誉教授。学士院賞・朝日文化賞・文化勲章。仏教・文学に造詣深く、『春宵十話』『風蘭』『紫の火花』『月影』『日本民族の危機』などの随想で、日本民族の自信回復を唱える。小林秀雄との対話『人間の建設』、司馬遼太郎との対話『萌え騰るもの』でジャーナリズムに新風を吹きこんだ。 林房雄〈はやし・ふさお〉 1903(明治36)年、大分市に生まれる。本名・後藤寿夫。五高をへて、東大政治科中退。プロレタリア文学の学生作家・活動家として早くから知られ、27年、京都学連事件では、治安維持法の最初の適用者として逮捕された。「文芸戦線」「前衛」「戦旗」の同人として活躍、30年入獄。32年に転向出獄後、歴史小説『青年』を発表。以後『壮年』『西郷隆盛』などで世評を高め、最近は『緑の日本列島』『大東亜戦争肯定論』など愛国的な史論で注目を集めた。

  • 不滅の哲学 池田晶子|若松 英輔

    ¥1,870

    発行 亜紀書房 価格 1,870円(税込) 発売日 2020年8月19日 判型 四六判変型 製本 並製 頁数 272頁 ISBN 978-4-7505-1648-6 Cコード C0095 「いのち」によって支えられている今を深く味わう。 そのときはじめて、私たちは深い安堵に包まれる、と池田晶子はいうんだ。 『14歳の哲学』をはじめ多くの傑作を遺した孤高の哲学者、池田晶子。 彼女が考え抜いたものとは何だったのか。 その核心を読み解いた名著『池田晶子 不滅の哲学』(トランスビュー版)に書き下ろしの一篇「不滅の哲学」を加えた増補新版。 彼女の哲学は多層的で、一義的に語ることを拒むところがある。 あるときまで私にとって池田晶子は、稀有なる「魂」の語り手であり、言葉の神秘を生きた人物だった。 だが、このたび、静かに映じてきたのは、愛の哲学を語る一人の思索者の姿だった。 そして今、この本を手放そうとする段になって、浮かび上がってくるのは、熱い言葉で幸福とは何かを語ろうとする池田晶子の姿である。(あとがきより) 【目次】  一 孤独な思索者 二 月を指す指 三 哲学が生まれるとき 四 絶句の息遣い 五 言葉と宇宙 六 常識と信仰 七 思い出すということ 八 内語の秘密 九 「私」とは考える精神である 十 夢の向こう 十一 言葉それ自体が価値である あとがき [増補]不滅の哲学 増補新版 あとがき   著者紹介 若松 英輔(わかまつ・えいすけ) 1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。 2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞。 著書に『イエス伝』(中央公論新社)、『魂にふれる 大震災と、生きている死者』(トランスビュー)、『生きる哲学』(文春新書)、『霊性の哲学』(角川選書)、『悲しみの秘義』(ナナロク社、文春文庫)、『内村鑑三 悲しみの使徒』(岩波新書)、『種まく人』『詩集 幸福論』『詩集 愛について』『常世の花 石牟礼道子』『本を読めなくなった人のための読書論』『弱さのちから』(以上、亜紀書房)、『学びのきほん 考える教室 大人のための哲学入門』『詩と出会う 詩と生きる』(以上、NHK出版)、『霧の彼方 須賀敦子』(集英社)など多数。

  • 野生の思考|クロード・レヴィ=ストロース

    ¥5,280

    LA PENSEE SAUVAGE 発行 みすず書房 訳者 大橋保夫 判型 A5判 タテ210mm×ヨコ148mm 頁数 408頁 定価 5,280円 (本体:4,800円) ISBN 978-4-622-01972-5 Cコード C3010 発行日 1976年3月30日 野生の思考La Pensee sauvageは、1960年代に始まったいわゆる構造主義ブームの発火点となり、フランスにおける戦後思想史最大の転換をひきおこした著作である。 Sauvage(野蛮人)は、西欧文化の偏見の凝集ともいえる用語である。しかし植物に使えば「野生の」という意味になり、悪条件に屈せぬたくましさを暗示する。著者は、人類学のデータの広い渉猟とその科学的検討をつうじて未開人観にコペルニクス的転換を与えsauvageの両義性を利用してそれを表現する。 野生の思考とは未開野蛮の思考ではない。野生状態の思考は古今遠近を問わずすべての人間の精神のうちに花咲いている。文字のない社会、機械を用いぬ社会のうちにとくに、その実例を豊かに見出すことができる。しかしそれはいわゆる文明社会にも見出され、とりわけ日常思考の分野に重要な役割を果たす。 野生の思考には無秩序も混乱もないのである。しばしば人を驚嘆させるほどの微細さ・精密さをもった観察に始まって、それが分析・区別・分類・連結・対比……とつづく。自然のつくり出した動植鉱物の無数の形態と同じように、人間のつくった神話・儀礼・親族組織などの文化現象は、野生の思考のはたらきとして特徴的なのである。 この新しい人類学Anthropologieへの寄与が同時に、人間学Anthropologieの革命である点に本書の独創的意味があり、また著者の神話論序説をなすものである。 著者は1959年以来、コレージュ・ド・フランス社会人類学の教授である。 目次 序 第一章 具体の科学 第二章 トーテム的分類の論理 第三章 変換の体系 第四章 トーテムとカースト 第五章 範疇、元素、種、数 第六章 普遍化と特殊化 第七章 種としての個体 第八章 再び見出された時 第九章 歴史と弁証法 付録 訳注 訳者あとがき 文献 人名・書名索引 事項索引 著訳者略歴 クロード・レヴィ=ストロース Claude Lévi-Strauss 1908年ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。1935-38年、新設のサン・パウロ大学社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1982年退官。アカデミー・フランセーズ会員。著書『親族の基本構造』(番町書房1977-78、青弓社2000)『人種と歴史』(みすず書房 1970)『悲しき熱帯』(中央公論社1977)『構造人類学』(みすず書房1972)『今日のトーテミスム』(みすず書房1970)『野生の思考』(みすず書房1976)『仮面の道』(新潮社1977)『神話と意味』(みすず書房1996)『構造・神話・労働』(みすず書房1979)『はるかなる視線』(みすず書房1986、1988)『やきもち焼きの土器つくり』(みすず書房1990)『遠近の回想』(共著、みすず書房1991)『レヴィ=ストロース講義——現代世界と人類学』(平凡社ライブラリー2005)『みる きく よむ』(みすず書房2005)『ブラジルへの郷愁』(みすず書房1995)他。

  • 話し足りなかった日|イ・ラン

    ¥1,980

    SOLD OUT

    発行 リトルモア 訳者:オ・ヨンア 装幀:名久井直子 装画:廣川毅 定価:本体価格1800円+税 ISBN 978-4-89815-546-2 2021年発行 仕様[四六判/248ページ/並製] 私たちの話には意味がある。 忘れないために、ゆっくり話しましょう。 シンガーソングライター、小説家、 コミック作家、映像作家、そしてエッセイスト。 韓日のカルチャーシーンで煌めく多才なアーティスト、イ・ラン。 大好評『悲しくてかっこいい人』に次ぐ、待望の新作エッセイ集! お金、労働、フェミニズム、コロナ禍……。 韓国大衆音楽大賞授賞式でトロフィーを売った話から、 創作の舞台裏、金銭事情、#MeToo運動、友との別れ、荒波の日々。 「芸術製造業者」と自称し、「ほんとうにそうすべきだろうか?」と問う。 あらゆる境界線を消して、ひたすら話し、ひたすら歌い、 記憶していくイ・ランの物語。 - - - 社会の基準が変わっていくのを見守り、勉強して食らいつき、 変わろうと努力しながら私がいちばん悩んでいることは 「これから私にどんな話ができるだろうか?」だ。(本文より) - - - イ・ランの問いが、痛みが、心に迫る。 ありのままの話が強く、悲しく、この時代を照らし出す。 [推薦コメント] ポストイット、花束、既読のメール、未読の本、請求書、たまらない写真。 デスクを痛み散らかしながら、私たちは少しだけ、昨日よりもよい風に、歌う。 ―― 折坂悠太(歌手) 働いて稼ぎ、身銭を切って約束を果たす。 化粧の前に手を止め、見えない傷に触れてみる。 火を熾すように日々を書き残す人がいて、 その灯りに応えるように我らもページをめくる。 ―― 岡田育(文筆家) [目次より] 第一部 芸術製造業者 第二部 自分をネタにしてストーリーを作る 第三部 ただの存在なだけです 第四部 今日も話せてよかった 第五部 私はどうして知らないの [プロフィール] イ・ラン 1986年韓国ソウル生まれ。ミュージシャン、エッセイスト、作家、イラストレーター、映像作家。16歳で高校中退、家出、独立後、イラストレーター、漫画家として仕事を始める。その後、韓国芸術総合学校で映画の演出を専攻。日記代わりに録りためた自作曲が話題となり、歌手デビュー。音楽アルバムに『ヨンヨンスン』『神様ごっこ』『オオカミが現れた』(国内盤はスウィート・ドリームス・プレスより)。著書に『悲しくてかっこいい人』(呉永雅訳、小社)、『私が30代になった』(中村友紀/廣川毅訳、タバブックス)、『アヒル命名会議』(斎藤真理子訳、河出書房新社)など。 訳者 オ・ヨンア 翻訳家。在日コリアン三世。慶應義塾大学卒業。梨花女子大学校通訳翻訳大学院博士課程修了。同大学院講師、韓国文学翻訳院翻訳アカデミー教授。第7回韓国文学翻訳新人賞受賞。訳書にキム・ヨンス『世界の果て、彼女』(クオン)、ハ・テワン『すべての瞬間が君だった』(マガジンハウス)など。

  • メイキング 人類学・考古学・芸術・建築

    ¥3,410

    発行 左右社 著者:ティム・インゴルド 訳者:金子遊・水野友美子・小林耕二 装幀:松田行正+杉本聖士 定価:本体3100円+税 四六判上製/332ページ 2017年10月20日 第一刷発行 9784865281798 C0039 線を引くとき、ひもを綯うとき、凧をあげるとき、建物を建てるとき。わたしたちはいつだって、世界と手で対話し、応答しながら生きている。すべての〈つくるひと〉に送る『ラインズ 線の文化史』につづく待望の邦訳第2弾! 人類学と考古学、芸術、そして建築。 これら4つのAをすべて、世界を探究する技術として捉えなおしたならば、どんな風景が広がるだろう。そのために石器を試作し、浜辺を歩き、ある1体の彫像を1週間観察する。そんな授業を続けてきたインゴルドが送る、文化人類学の冒険の書! チェリスト・ロストロポーヴィチに弟子入りすることと、〈参与観察〉はどう違うのか? フランスからアフリカまで産出する石斧が、ほとんど同じ形状をしているのはなぜか? ゴチック建築の傑作、シャルトル大聖堂は、設計図なしにどうやってつくられたのか? デザインがあってプロダクトがある。では生物は〈デザイン〉されているのか? この物質世界のなかで、生きているとはどういうことか? それは風に吹かれる凧とどう違うのか? 無数の刺激的な問いから、インゴルドは人間の根本的な条件と可能性を見つけだす。 知るのではない、狩人になるのだ――。 『メイキング』とともに過したものだけが、その意味を知る! 目次 序文、および謝辞 第1章 内側から知ること 第2章 生命の素材 第3章 石斧をつくること 第4章 家を建てること 第5章 明視の時計職人 第6章 円形のマウンドと大地の空 第7章 流れる身体 第8章 手は語る 第9章 線を描く 訳者あとがき 文献一覧 索引 ティム・インゴルド(Tim Ingold) 1948年英国バークシャー州レディング生まれ。社会人類学者、アバディーン大学教授。人間と動物、進化という概念、人間にとっての環境の意味など、従来の文化人類学の枠組みを大きく越える思索をつづけ、世界的に注目されている。主著『ラインズ 線の文化史』のほかにBeing Alive: Essays on Movement, Knowledge and Description, 2011(邦訳刊行予定)など多数。 金子遊(かねこ・ゆう) 1974年生まれ。映像作家、批評家。映像、文学、民族学を領域横断的に研究し、『辺境のフォークロア』(河出書房新社、2015)、『異境の文学』(アーツアンドクラフツ、2016)、『映像の境域 アートフィルム/ワールドシネマ』(森話社、2017)のほか、『フィルムメーカーズ』『クリス・マルケル 遊動と闘争のシネアスト』『国境を超える現代ヨーロッパ映画250』『アピチャッポン・ウィーラセタクン』『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』などの編著や共編著、共訳書にマイケル・タウシグ『ヴァルター・ベンヤミンの墓標』(水声社、2016)などがある。 水野友美子(みずの・ゆみこ) 1983年生まれ。ロンドン大学ゴールスミス・カレッジ・メディア&コミュニケーション学部ならびに一橋大学大学院総合社会科学専攻人間行動研究科にて、アートの人類学・映画学を専攻。共訳書にマイケル・タウシグ『ヴァルター・ベンヤミンの墓標』(水声社、2016)などがある。 小林耕二(こばやし・こうじ) 1969年生まれ、東京外国語大学を経てチェコ政府給費留学生としてカレル大学留学。東欧文化研究(美学)、ヤン・ムカジョフスキー研究。総社土曜大学主宰。 ● ティム・インゴルド関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=ティム・インゴルド

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