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  • 老いと暮らすヒント|西川勝

    ¥1,870

    ホモ・クーランスの本 発行 ハザ 四六判 160ページ 並製 定価 1,700 円+税 1,870 円(税込) ISBN978-4-910751-05-4 初版年月日 2025年7月15日 寄稿 青山ゆみこ 「認知症の人にはさまざまな問題があり苦しいことがある、ということはもちろん知ってほしいと思います。けれども、その中で生きる人の姿を伝えることで、みなさんに「ああ、認知症の人はそんなすごいことをしているんだ。ファンになってみようかな」という気持ちになってもらえれば、と期待しています」 認知症の人たちが懸命に生きる姿から、どれほどの豊かさを私たちは受け取ることができるか--。 看護の現場から臨床哲学へと歩んできた著者が、専門家ではない「ふつうの人」だからこそできるケアについて語り、認知症の人のファンになってほしいと呼びかける。今・ここにある「老い」と真剣に向き合い、丁寧に付き合っていくためのヒント。発達心理学者・麻生武との対談や「家庭介護のポイント 実践編」も収録。 ◯ 目次 はじめに 1 ふつうの人のための認知症ケア 認知症の人のファンになってください はじめに/認とは/認知症の症状/周辺症状/おわりに--近所の人がかけたひと声 認知症と呼ばれる老い人が「うちに帰りたい」と言うとき 「うちに帰りたい」と言うのは問題か/「うち」の意味/「うち」を「今・ここ」にする 対談 認知症の人とのコミュニケーションについて--発達心理学と臨床哲学の視点から 麻生武 × 西川勝 はじめに/「話す」「聞く」「ともにいる」「会う」/「目が合う」とき/目を見続けるのはしんどい/対象の共同化/月を一緒に見上げる/ことばとしての身体/他者との同型性/指差しから言葉まで/投機的な行為とグラウンディング/おわりに 老いていくこと、あるいは若さと老い 浦島太郎の老い/老いの問題と課題/老と若さ/ていねいに老いていく 2 家庭介護のポイント 実践編介護者の心構え 部屋の整備 家の中での転倒を防ぐために 家の中でもしも転倒したら 理想の食事 排せつ介助 入浴介助 更衣介助 清拭 床ずれ 身だしなみ 口腔ケア 廃用症候群 歩行介助 起き上がり介助 立ち座り介助 風呂場の工夫 脱水予防 便秘予防 健康チェック 薬の管理 コミュニケーションの工夫 1 コミュニケーションの工夫 2 家族が認知症になったら 言葉を失った認知症高齢者の場合 希望を育てる おわりに 寄稿 祖父がいた居間 青山ゆみこ ◯ 著者プロフィール 西川 勝 (ニシカワ マサル) (著) 1957年、大阪生まれ。専門は、看護と臨床哲学。元大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授。現在はNPOココペリ121理事。高校卒業後、精神科・透析治療・老人介護の現場で看護師や介護士として働く。一方で関西大学の2部で哲学を学び、後に大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在は「認知症コミュニケーション」の研究を行いつつ、哲学カフェやダンスワークショップなどの活動にも取り組む。著書に『となりの認知症』(ぷねうま舎)、『「一人」のうらに』(サウダージ・ブックス)、『増補 ためらいの看護』『臨床哲学への歩み』(ハザ)など。共著に『ケアってなんだろう』(小澤勲編、医学書院)など。 青山 ゆみこ (アオヤマ ユミコ) (解説) 文筆家、神戸松蔭大学非常勤講師。1971年、神戸市生まれ。著書に『人生最後のご馳走』(幻冬舎文庫)、『ほんのちょっと当事者』『元気じゃないけど、悪くない』(ミシマ社)など。 (版元より)

  • 文学カウンセリング入門|チン・ウニョン/キム・ギョンヒ

    ¥2,420

    翻訳 吉川凪 発行 黒鳥社 A5判 228ページ 価格 2,200 円+税 2,420 円(税込) ISBN978-4-910801-03-2 発売日 2025年8月4日 「読むこと」と「書くこと」が、こんなにも静かに人を癒やす。 ―文学が“カウンセリング”になるという、新しい読書のかたち― 韓国で出版された本書『文学カウンセリング入門』は、詩や文学作品を通じて、自分自身の心の模様を読み解き、癒し、育むための方法を丁寧に示した1冊です。 韓国相談大学院大学での詩人チン・ウニョンとギム・ギョンヒの講義や論文などをもとに構成された本書は、理論編(第1部、第2部)では、文学の癒しの力とその背景にある哲学・教育思想を豊富に紹介。実践編(第3部)では、シンボルスカ、メアリー・オリヴァーらの詩を用いた実践的な12のレッスンを通して、読む・書くことで自己理解と癒しを深める手法を紹介しています。 書き写しやリライトを通じて、自らの気持ちに寄り添い、誰かと分かち合う力を育てるカリキュラム。医療・教育・福祉関係者はもちろん、自分を見つめたいすべての人へ。 著者プロフィール チン・ウニョン (チン・ウニョン) (著) 梨花女子大学および同大学院で西洋哲学を専攻し、博士号を取得。韓国相談大学院大学教授を経て現在は朝鮮大学文芸創作学科教授。2000年に季刊誌『文学と社会』に作品を発表して詩人としての活動を始め、これまでに大山文学賞、現代文学賞など多数の文学賞を受賞している。詩集としては、2022年にベストセラーとなった『私は古い街のようにあなたを愛し』のほか、『7つの単語でできた辞書』『盗んでいく歌』など。 キム・ギョンヒ (キム・ギョンヒ) (著) 梨花女子大学校哲学科および同大学院を卒業し、博士号を取得。韓国相談大学院大学教授。文学と哲学を通じて心の癒しや自己理解を促進する「文学カウンセリング」「哲学カウンセリング」を講義している。主な著作に『徳の帰還─東西洋の徳の歴史:東洋篇』、訳書に『荘子、霊魂の変化のための哲学』。 吉川凪 (ヨシカワ ナギ) (訳) 韓国の延世大学語学堂、仁荷大学国文科博士課程に留学。文学博士。著書に『京城のダダ、東京のダダ』、訳書に、朴景利『土地』、金英夏『殺人者の記憶法』、チョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』、申庚林詩選集など。 (版元より)

  • 複業ZINE

    ¥1,100

    発行 タバブックス 編集 gasi editorial 構成 浪花朱音 デザイン 和田拓海 B6判・並製・62ページ 2025年7月発行 ISBN978-4-907053-77-2 C0095 定価 1000円+税 終身雇用は崩壊、非正規職が増大し、年金は当てにならず、いまや「死ぬまで働く」が当たり前。先行き不安な社会情勢が続く中、本業のかたわらにする副業ではなく、いろいろな仕事を並行して行う「複業」を選ぶ人が増えている。やりたいことだけでは生活できない/できることを増やすために/持続できる働き方を模索してetc. 15人の複業から浮かび上がってくる、仕事の現在、社会の姿。gasi editorial第8弾! 【目次】 今はどうにかなっているけど 小沼理 あなたの複業おしえてください    フリーランスフォトグラファー×ライフワークの撮影や活動×アルバイト hikita chisato  僧侶×非常勤講師×マーケティングの業務委託 鵜飼ヨシキ  介護職×イラスト制作や在宅ワーク×フリマアプリ出品 ゆか  編集者、ライター×古物商×夜間救急受付 浅見旬  出張保育×お弁当販売×アート・デザイン活動 森梨絵  作家アシスタント×フリーライター、編集者 岡田有紀  ブランド・店舗運営×図書館カウンター×清掃×テニスコートの整備 高橋 翼  ライター×ベビーシッター×ペットシッター×うさぎ専門店のバイト 長田杏奈  ライター×コミュニティマネージャー×ラジオパーソナリティー×イベントMC×カメラマン×ハウスマスター×一日カフェ店員など 平野 蒼  空調メンテナンス会社×アーティスト×書籍の蒐集家 匿名  会社員×韓国語通訳・翻訳・コーディネート Mikhopper  コンサルティング事業×訪問介護事業 吉田貫太郎 本屋×町議会議員×田畑×執筆 モリテツヤ 複業は高みを目指さず―アマチュア主義でやっていく 山本佳奈子 (版元より)

  • しんどくなったら、心より先に体を整えよう|いちい葉子

    ¥1,650

    SOLD OUT

    発行 アスコム 発売日 2024年11月27日 ISBN 978-4-7762-1375-8 価格1500円(税別) 「気づくと、いろんなことを笑い飛ばせるようになっていました。」 たくさん悩んで、人と話して、 きれいな言葉で励まされても、 ちっとも心がラクにならないあなたへ。 3万人をみてきた話題の整体教室の講師が、 自分でできるまったく新しい「心の整え方」を教えます。 心は思い通りになりません。 いくら元気を出そうと思っても、落ち込んでしまうときがある。 思いがけないストレスにさらされることもある。 そんなとき、どうか自分を責めないで。 まずは体に目を向けてみてください。 なぜなら、心と体はつながっているから。 体は必ず応えてくれます。 もくじ ◯第1章 心の「しんどさ」を乗り越えるカギは、体にある ・あなたはどうして「やめられない」のか? ・自分をボロボロに傷つけるまで、がんばりすぎないで ・体が「ブラック企業状態」になっていませんか? etc... ◯第2章 あなたの心を救う「カラダさん」の取り扱い説明書 ・体が「ゴミ屋敷化」していませんか? ・「自律神経」の変調が心と体の不調のサイン ・検査では異常がなかったのに調子が悪いのはなぜ? etc... ◯第3章 しんどくなったら、心より先に体を整えよう――体の土台のつくりかた ・まずは、自分の「歪み」を知ろう 姿勢でわかる性格&行動パターン ・「背骨」と「骨盤」の歪みを正し心を整える「まくら体操」 ・ガチガチの骨盤では心も動かない etc... ◯第4章 どんな変化にも、しんどくならない自分でいるために ・めまぐるしい時代を生きやすくする「柔軟性」とは ・「変われる素質」はみんな持ってる ・女性ホルモンを無駄づかいしない生き方 etc... ◯第5章  体が整えば、人間関係のしんどさも手放せる ・よかれと思って「おせっかいおばさん」になっていませんか? ・つながる人は「人生のステージ」で変わっていい ・人づきあいは「放牧スタイル」で etc... (版元より)

  • 体の贈り物|レベッカ・ブラウン/柴田元幸

    ¥2,420

    発行 twililight B6変形判 縦170mm 横122mm 厚さ170mm 194ページ 上製 価格 2,200 円+税 ISBN978-4-9912851-9-6 CコードC0097 初版年月日 2025年6月16日 アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊。 逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。 喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。 エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。 著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。 金井冬樹の装画による新装版。 “横溢するケアに包まれました。ホームケアワーカーの「私」が派遣されるのは死の恐 怖に向き合う患者たちのところ。ケアする側が彼ら、彼女らの生を“尊重されるべき もの”として丸ごと抱擁するとき、曇っていた生がみるみる輝きを取り戻していく。 まさに奇跡のような贈り物。” 小川公代 “透きとおるような日本語で訳されたこの小説集における、死にゆく人々の生を支える主人公の冷静さ、 心身の痛みにたいする想像力の深さ、そこから生まれる交流のぬくもりは、 いま、世界でなにより大事なものに思える。” 木村紅美 目次 汗の贈り物 充足の贈り物 涙の贈り物 肌の贈り物 飢えの贈り物 動きの贈り物 死の贈り物 言葉の贈り物 姿の贈り物 希望の贈り物 悼みの贈り物 謝辞 『体の贈り物』三十年後 二〇二五年版訳者あとがき 著者プロフィール レベッカ・ブラウン (レベッカ ブラウン) (著) 1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』、ナンシー・キーファーとの共著に『かつらの合っていない女』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。 柴田元幸 (シバタ モトユキ) (訳) 1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。 ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。 文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。 (版元より)

  • 傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと|村上靖彦

    ¥1,650

    SOLD OUT

    発行:KADOKAWA 四六変型判 240ページ 定価 1,500 円+税 1,650 円(税込) ISBN978-4-04-115283-6 初版年月日 2025年5月21日 ケアを管理と競争から解放し、「生きるスペース」を見出すにはどうしたらよいのか。 ある男性研究者が、自らを振り返り自身の「傷つけやすさ」に向き合って書いた、『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書)の続編のような立ち位置にある1冊。 「私たちは傷つきやすい存在であると同時に、人を傷つける存在でもあり、ケアをする存在でもあると同時につねにケアを受け取る存在でもある。」 「今までの僕は卓越した支援者から学んだケアを描くことが多かった。本書では僕自身の傷つけやすさ、そしてケアにおけるネガティブな場面も考慮したうえで、ケアし合う社会と生きやすい空間を考えていきたい。」 「目の前の人がどのような世界構造のなかに置かれているのか理解することは非常に難しい。僕が自明とする世界の枠組みからその人は排除されているがゆえに、その人に説明してもらうしかない。説明してもらってもわからないかもしれない。ところがそもそも説明してもらうこと自体がその人を傷つける。」 ●人間は相互に依存し合うと同時に、傷つけあってしまう ●なぜケアは家庭と施設に閉じ込められたのか ●自分の小さな願いごとから始める 目次 はじめに 傷つきやすさと傷つけやすさ 序章  第1章 家族ケアに忍び込む暴力  第2章 プロのケアのなかのネガティブな出来事  第3章 ケアを管理から解放する  第4章 孤立と〈かすかなS O S へのアンテナ〉 第5章 生きのびるためのミクロな実践 おわりに 二つの対話、いくつもの対話  著者プロフィール 村上 靖彦 (ムラカミ ヤスヒコ) (著) 1970年、東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。現在、大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員。専門は哲学と現象学的な質的研究。著書に『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書)、『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書)、『「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立』(朝日新聞出版)、『鍵をあけはなつ 介護・福祉における自由の実験』(中央法規出版)など。共著に『アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき』(岩波書店)などがある。 (版元より)

  • 傷を愛せるか 増補新版|宮地尚子

    ¥792

    SOLD OUT

    発行:筑摩書房 文庫判 240ページ 定価 720 円+税 792 円(税込) ISBN978-4-480-43816-4 初版年月日 2022年9月8日 たとえ癒しがたい哀しみを抱えていても、傷がそこにあることを認め、受け入れ、傷の周りをそっとなぞること。過去の傷から逃れられないとしても、好奇の目からは隠し、それでも恥じずに、傷とともにその後を生きつづけること──。バリ島の寺院で、ブエノスアイレスの郊外で、冬の金沢で。旅のなかで思索をめぐらせた、トラウマ研究の第一人者による深く沁みとおるエッセイ。 解説 天童荒太 【目次】 Ⅰ 内なる海、内なる空 なにもできなくても   〇(エン)=縁なるもの  モレノの教会  水の中   内なる海   泡盛の瓶   だれかが自分のために祈ってくれるということ   予言・約束・夢   Ⅱ クロスする感性――米国滞在記+α 二〇〇七―二〇〇八 開くこと、閉じること   競争と幸せ   ブルーオーシャンと寒村の海   冬の受難と楽しみ   宿命論と因果論   ホスピタリティと感情労働  右も左もわからない人たち   弱さを抱えたままの強さ 女らしさと男らしさ   動物と人間   見えるものと見えないもの   捨てるものと残すもの   ソウル・ファミリー、魂の家族   人生の軌跡   Ⅲ 記憶の淵から 父と蛇 母が人質になったこと   母を見送る   溺れそうな気持ち   本当の非日常の話   張りつく薄い寂しさ Ⅳ 傷のある風景 傷を愛せるか   あとがき   文庫版あとがき   解説 切実な告白と祈り 天童荒太   初出一覧   エピグラフ・出典 宮地尚子(みやじ・なおこ) 一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は文化精神医学・医療人類学。精神科の医師として臨床をおこないつつ、トラウマやジェンダーの研究をつづけている。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。主な著書に『トラウマ』(岩波新書)、『ははがうまれる』(福音館書店)、『環状島=トラウマの地政学』(みすず書房)がある。 (版元より)

  • ケアをクィアする

    ¥1,650

    SOLD OUT

    編集発行:本屋メガホン デザイン:和田拓海 (本屋メガホン) 判型:W130×H168 無線綴じ 126ページ 印刷:イニュニック (表紙:アスカの銀 23.5kg / 本文:オペラホワイトマックス 73kg) 発行:2025年5月11日 大きな枠組みや制度と紐づけて語られやすいケアという行為や営みを、縫いぐるみやネイル、本屋、編み物などの視点から改めて見つめ直しながら、ケアにまつわる慣習や規範、カテゴリー等を問い直し、脱中心化する(=「クィアする」)ことを目指すzine。 「する/されるといった関係性に依拠しないケア」や、「ゆるく磁場的に発生するケア」についてなど、個別具体的な営みや実践を丁寧に観察し言語化しながら、よりオルタナティブでフラットな目線からケアを考える。縫いぐるみ作家による漫画エッセイや、セーファースペースを目指す本屋同士の対談、パンク・アナキズムからケアについて考えるエッセイ、「ネイルしながらケアについて話してみた」イベントのレポなどを収録。 "本書の興味関心は、岡野氏によるケアの定義の「間違い」を指摘し、それとは違った「絶対唯一の」「正しい」ケアの定義を打ち立てることではなく、ケアという概念を中心に様々な人やテーマを巻き込んでその周縁をぐるぐる回りながら、ケアの定義を押し広げていく、あるいはケアの定義しにくさ/捉えにくさにみんなで大いに困惑することにある。”(「はじめに ケアの定義に対する違和感」より) "何か新しいものを作り出したり発見したりするよりも、ものの見方や関係性のあり方を「創造的に踏み外す」手助けをしてくれる、それがケアの持つ働きの一つなのかもしれない。…こういったケアの働きは、不確かな社会の中で、ままならない身体をどうにか乗りこなしたり、時に振り落とされたりしながら生きる私たちにとって、確かな拠り所になりうるのではないかと思う。"(「おわりに ままならない「舟」をたしかに漕いでいくために」より) * * * はじめに ケアの定義に対する違和感 (本屋メガホン) トーク クィアでオルタナティブなケアについて考える読書会 エッセイ わたしをケアする雑誌づくり (一条道) 漫画とエッセイ 「縫いぐるみづくり」から考えるケアと解放 (そぼろ) トーク 「本屋」から考えるケアとセーファースペース (本屋lighthouse×本屋メガホン) エッセイ パンク・アナキズムからケアを考える ーパンクスと蟻の営みにみる共通項ー (小野寺伝助/地下BOOKS) トーク 「コレクティブ的な共同生活」から考えるケアと暮らし (13番館) レポ ネイルしながらケアについて話してみた おわりに ままならない「舟」をたしかに漕いでいくために (本屋メガホン) (版元より)

  • いしを拾う|きら

    ¥1,800

    リトルプレス 発行 13 番館 税込価格:1800円 ページ数:344p 判型:B6 2023年9月~2024年9月の日記です。失業手当をもらい切り、一年で3つもバイトを変えて、生き延びるために勉強を始めるもこれで良いのかと悩みながら生活を送る。デモ、カウンセリング、パレスチナ、たまに制作、石拾い。拠り所を探す日々の日記。 ○ 日記抜粋 2024年8月13日(火)「感情をあんまり表に出さないタイプなのかもしれません。」とHさんに言ってみる。 出さないというか、出せないと言った方が正しいかもしれない。それから、今飲んでいる薬はADHDの注意散漫な思考をクリアにし、脳内が基本的に静かなので、さらに感情が平たくなって見えるのかもしれない。Hさんは今度は「趣味はなんですか?」と聞いてきた。「旅先の海とか川とかでは石拾ったりしますかね。」と答える。石を拾うことは人間らしいことだろうか。 ○ 著者紹介 きら 1996年生まれ。友達のほに、(ハム)スターのうるふちゃんと一緒に暮らしている。アートコンビ13 番館としてZINE の発行や作品展示を行う。これまで出した日記本に『ころがるいきもの』、『帰省日記』がある。石拾いが好き。 Instagram @kira_kanako

  • オトナのひとり住まい

    ¥1,430

    SOLD OUT

    発行・企画・制作:アートアンドクラフト(A&C) 2024年12月1日発行 編集:竹内厚  ​ デザイン:掛川千秋 表紙画:高山燦基​ ごきげんなひとり住まいとは?​ アートアンドクラフトの『オトナのひとり住まい』の本が​完成しました。 リノベーションに30年以上関わってきたアートアンドクラフトが集めた、ひとり住まいの哲学。​ 寄稿、漫画、エッセイ、インタビュー、コラム、SNSでのアンケートのほか、リノベーション実例も多数収録。​どこから読んでも面白い、盛りだくさんの1冊です。​ =CONTENTS= 【寄稿】 「オトナひとり住まいの幸福論」  中谷ノボル(A&C顧問)​ 「岸里。そこは西成のビバリーヒルズ」  松尾修平(編集者)​ 「あと何回引越しができる?」  岡崎麗(株式会社 原窓)​ 「泣く権利」  橋爪志保(歌人)​ 「ひとり暮らし憧れ、ひとときのパラレルワールド」  ​ 平野愛(写真家) 「廃屋というセカンドハウスを手に入れよう」  ​西村周治(廃屋ジャンキー) 「独身貴族のリアルなところ」  ​馬渕直人(IT系の何でも屋さん) 「22歳の妄想ひとり暮らし考」​  山﨑博子(大阪R不動産スタッフ) 「和歌山の山間地域でひとり」​   うえはらにいな(大阪→和歌山移住者) 【マンガ】 「とおくはなれて地球にひとり」​   MISSISSIPPI(画家) 【みんなの声​】 ひとり住まいエピソード編​/ 未来のひとり住まい妄想編​ 【対談​】 設計者とオトナのひとり住まいを語る。​ 【インタビュー】 ある設計者のひとり住まい遍歴​ 【映画レビュー】 「街と地続きのひとり暮らし空間の映画」​   堀口徹(建築映画探偵) 【エピローグ​】 「ひとり住まいの未来へ」​松下文子(A&C副社長)

  • 自分のために料理を作る ――自炊からはじまる「ケア」の話| 山口祐加|星野概念(対話に参加)

    ¥1,870

    発行 晶文社 四六判並製 360頁 定価:1,870円(本体1,700円) 978-4-7949-7378-8 C0095 〔2023年8月〕 「自分のために作る料理」が、 様々な悩みを解きほぐす。 その日々を追いかけた、 実践・料理ドキュメンタリー。 著者のもとに寄せられた「自分のために料理が作れない」人々の声。「誰かのためにだったら料理をつくれるけど、自分のためとなると面倒で、適当になってしまう」。そんな「自分のために料理ができない」と感じている世帯も年齢もばらばらな6名の参加者を、著者が3ヵ月間「自炊コーチ」! その後、精神科医の星野概念さんと共に、気持ちの変化や発見などについてインタビューすることで、「何が起こっているのか」が明らかになる――。「自分で料理して食べる」ことの実践法と、その「効用」を伝える、自炊をしながら健やかに暮らしたい人を応援する一冊。 【磯野真穂さん(文化人類学者)推薦!】 食べることは生きること。なのに、自分のための料理は億劫。それはなぜ? 料理を愛する著者が贈る、これまでにない料理本。

  • 声の地層 災禍と痛みを語ること|瀬尾夏美

    ¥2,310

    発行 生きのびるブックス 2023年10月刊行 四六判並製 2888頁 定価(本体2,100円+税 ISBN978-4-910790-13-8 C0095 伝える人と耳を澄ます人をつなぐ、語り継ぎの文学 震災、パンデミック、戦争、自然災害…。多くを失い身一つになっても、集えば人は語りだす。痛みの記憶を語る人と聞く人の間に生まれた「無名の私たち」の記録。絵画多数掲載。 武田砂鉄さん、和合亮一さん、絶賛!

  • 日々のぽかん体操|川﨑智子

    ¥1,980

    SOLD OUT

    絵 ワタナベケンイチ 発行 雷鳥社 価格 ¥1980(本体¥1800+税)仕様 B6判変型、並製、224p、2C ISBN 978-4-8441-3807-5 C0077 日常の動作を体操に変える 文字をかく 布団にもぐる 光をあびる 本をよむことばひとつで体がうごく、動詞の整体 本書は自分の体と心地よく、機嫌よく過ごすための整体体操の本です。1年をとおして、季節に応じた体操を10日ごとに「動詞」でご紹介しています。その時期の気温や天候などの変化に応じて体を動かすことで、体調や気分が安定していきます。日常の動作を体操に変えて、日々の体と心を「ぽかん」とすっきり軽くしませんか? 動詞体操のほか「よく眠れる体操」「むくみをほぐす体操」「汗をかく体操」「頭がすっきりする体操」など、実用的な体操もイラスト付きで約40個掲載。「七夕に願いをかける体操」、「あく抜き体操」など、ユーモアですこし変わった体操も織り交ぜています。ワタナベケンイチさんによるイラストでお楽しみください。

  • 日常をうたう 〈8月15日の日記集〉

    ¥1,650

    リトルプレス 作:椋本湧也 装丁:古本実加 装画:三瓶玲奈 楽曲提供:秋吉敏子 サイズ:127✕177mm ページ数:168 ISBN:978-4-600-01343-1 初版部数:2000部 発行:2024年2月 94歳の祖母に話を聞き、27名の同世代が綴った「8月15日」の日記集。 戦時下の記憶をめぐる祖母へのインタビューと、寄稿者による日記の朗読を収録した『音声版』を聞きながらページをめくってみてください。 "日本では戦争を体験した世代が数を減らし、離れた土地では戦争が長期化するいま。戦争を体験していない私たちには何ができるだろう。94歳の祖母に話を聞くと、戦争が終わって最も嬉しかったのは「部屋の電灯が明るいこと」だったと教えてくれた。そしてこう思った。戦争とは日常を奪うものであり、なにげない日常こそが私たちを存在させてくれているのではないか、と。" (「はじめに」より) 〈ルール〉 1.戦争をめぐる祖母との会話を聴いてください。 2.その上で「8月15日」の日記を書いてください。 3.日記を朗読してください。 音声版: https://podcasters.spotify.com/pod/show/utau0815

  • こころはひとりぼっち|植本一子

    ¥1,540

    SOLD OUT

    リトルプレス 2023年12月10日初版発行 2023年12月15日二刷発行 寄稿 碇雪恵 題字 華雪 校正 藤本徹 協力 柴山浩紀 装丁 川名潤 感謝 ソフィ・カル    中園孔二 印刷 モリモト印刷株式会社 ※帯は3種類がランダムで届きます ※帯は手巻きのためズレはご容赦ください 最後に会って3カ月 別れの手紙から1カ月が経った パートナーとの関係を解消してからの数カ月の日記 友人・碇雪恵による寄稿も 目次 8月1日〜8月10日 毎日さびしい。毎日つらい。 9月11日〜9月20日 今はひとりでいることに挑戦しているのだ。 10月20日 誰かひとりでも、いてくれたらいいのだけど。 寄稿 ひとりぼっちじゃない 碇雪恵 ーーーーーーーーーー 「ひとり」という言葉が、いろんな色を放っている。 ひとりは淋しい、ひとりは不安、ひとりは楽しい、ひとりは強い。 夜の学校のプール、散歩道のゆずの木、ひとりだから見えてきた風景の描写がとりわけいい。かつて自らの内側を引っ掻くように文章を書いてきた植本さんは、今、言葉によって世界と出会い直している。 いちこがんばれ、いちこがんばれ、読みながらそう何度もつぶやいていた。 黒田杏子(ON READING) ーーーーーーーーーー ひとりになって、旅に出る理由は色々あるし、人それぞれだ。 人それぞれだけれど、旅に出て見つかる答えはそう違わないのではないだろうか。 大切な人には幸福であってほしい。大切な人には頼れる誰かがいてほしい。 たとえそこに自分がいなくとも。 そこに辿り着くのは本当に険しい道のりだけれど、いつかその場所に着いた時、またひとりでも歩き出せるのではないか。 ”独りになってしまった”というあの冷たく震える感情を久しぶりに思い出した。 ”何をしていてもあの人を想い出す”といういつも振り出しに戻る生活。 けれどこの私的な日記を読み進める内に少しずつ温もりを取り戻して行った。 吉川祥一郎(blackbird books) ーーーーーーーーーー 「ひとり」で誰かを思うこと  前作にあたるウィークリーウエモトvol.2にて植本さんとパートナーとの関係が変化したことが明らかになったが、本作はその後の日記となっている。これまでたくさんの日記を作品としてリリースされており、その率直な内容と細やかな日常描写に多くの読者が魅了されてきたと思うし自分もその一人だ。本作は今までと毛色が異なり自身の内面と向き合うシーンが多く植本さんにとって新境地のように思う。なぜかといえば「ひとり」だから。  タイトルにもなっている「ひとり」は大きなキーワードだ。この言葉の陰と陽に植本さんが四苦八苦しているのが印象的だった。共に生きる人のいない寂しさが募る「ひとり」、誰かの都合によらず自由に行動できる「ひとり」。本作では前者の苦しさ、辛さがまっすぐ書かれており読んでいる側も苦しい気持ちになる。人間誰しも様々なバランスで「ひとり」と向き合っていると思うが、そのバランスのあり方は千差万別だと読み進める中で感じた。そして、前者後者含めて「ひとり」はコントロールできるようで、実はできないのだということもよく分かる。  誰かのことを思っても、その人はいないし、その誰かの気持ちも分からない。植本さんの日記を読み、写真を見てきた身からすれば、楽しそうだったあの日々はもうそこにはないのかと思うと悲しい。とはいえパートナー側にも人生があり、彼の選択について当然だが誰も否定はできない。このアンビバレンスに身悶えしてしまった。直接自分が関係しているわけではないが、植本さんのストレートな気持ちの吐露に当事者かのように胸がキュッとなる。だからこそ植本さんに対する周囲の優しさにはホッとするし彼らのリアクションが興味深く映った。特に娘さんの言葉は大人では全く思いつかないと思う。何気ない日常の延長にある、振りかぶっていない言葉だからこそ響くものがあった。  作中で本人も言及しているように自分を客体化して自身の感情を考察している場面が多い。そこへパートナーに対する思いがないまぜになることで感情がダイレクトに伝わってきた。書くことに逡巡する中で、文章として残って反芻する苦しさより、受け止めきれない分は文字にしてアウトプットすることの必要性や妥当性を一緒に確かめているような気になった。これはセルフケアとしての日記の効用そのものだし、一種の祈りのようだと感じた。本作を読み日記を書き始めることで内なる自分、つまり「ひとり」と改めて向き合ってみるのもいいかもしれない。 Yamada Keisuke(ブロガー/ポッドキャスター)

  • その次の季節 高知県被曝者の肖像|甫木元空

    ¥2,970

    発行 this and that A5判210x148x10mm 144pages PUR製 カバー有 ISBN978-4-9910062-3-4 C0070 デザイン:タケムラデザインアンドプランニング ―すべて、この海で起きたこと。― ビキニ事件で被災した高知県の元漁師とその遺族へ取材を続ける若手映画作家・甫木元空(ほきもと・そら)の初個展を書籍化。 1954年、マーシャル諸島ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で発生した放射性降下物は、近隣海域で操業していた日本のマグロ漁船に降り注ぎ、広島・長崎に次ぐ新たな被曝者を生み出した。 薄れていく人々の記憶に光を当て、「次の季節」に何を残し引き継ぐべきか。 展覧会場記録のほか、映像作品の場面写真や証言する人々の声、マルチスクリーンでの上映体験を書籍ならではのレイヤー構造で表現する。 バンド「Bialystocks」を率いボーカルと作詞作曲を担当するなど、ジャンルにとらわれない活動をする著者らしく、音声インスタレーションのQRコードや、楽曲を提供したサウンド・アーティストのコリー・フラーによる音源ダウンロードコード付きポストカードを挿入し、音と映像による重層的な読書体験も試みる。 著者によるブックガイドのほか、キュレーターらによる論稿、音と映像についての座談、高知県におけるビキニ被曝事件の概要・年譜などを収録。 「その次の季節」は高知県須崎市出身の詩人・大崎二郎(1928〜2017)が1953年に刊行した第一詩集のタイトルから引用している。負の歴史の忘却に抗った詩人の姿勢に共鳴し、「その次の季節」のその次を生きる者としてさらに取材を続け、長編ドキュメンタリー映画を発表する予定だ。 ■目次 まえがき  甫木元空 図版:展示風景《声》《顔》《その次の季節》 収録詩:大崎二郎「南洋にふる雪 ―ある漁船員の死―」「魚」「海」 寄稿:塚本麻莉「ズレと揺らぎ」    廣江俊輔「灯台のひかり 大崎二郎と甫木元空」 鼎談:コリー・フラー×牟田口景×甫木元空「そこにあるものを尊重する」 「その次の季節」を生きるためのブックガイド 山下正寿 講義録 「ビキニ事件」の現在 あとがき  甫木元空

  • 整体覚書 道順|川﨑智子

    ¥985

    SOLD OUT

    発行 土曜社 - 仕  様:B6変判(182 × 123 × 3.2ミリ)56頁 - 番  号:978-4-907511-87-6 - 初  版:2021年2月5日 - 定  価:895円+税 整体の技術 「これは独りで、 自分というたった一人を対象としておこなう 整体操法の小さな小さな技術である」 ――みずからの体調不良をきっかけに野口整体と出会い、指導活動を続けてきた川﨑智子が、独学で整体を学びはじめた最初の三年間の経験と体感を書き綴る。独り、自立することではじまる整体のなりたちから、技術の道具化まで。心と体に自分で取り組みたい人へ説く、独りで整体を学ぶ技術。 目  次 はじめに 才を育てよう 躾と個人 学ぶ条件に気づくこと 東西南北を考え方に 誰にとっての技術か 整体操法とは何か 能の能としての力 技術は道具である 卵が先か鶏が先か 不自由を知る 使い方を覚える 恒常性を観る リズム 首 重力の遊び 間接作用の道具化 自歩と行動力 休息と休養 心と体の境界線 全ては体から出発している むすんでひらいて、開いて結ぶ 自己観察のすすめ 運動の痕跡 単純化の中身 体理は倫理 技術の限界 経験より、気軽さを 終わる、終わらせる 抵抗という魔法 沈黙は感覚神経の声 諦観と無理 独りの人を観続けること 関係性と生き物 型の工夫と形無しから見えること 落ち着きは空間感覚 礼を尽くす間柄 哺乳類と遊ぶ 植物と出会う 動線を追跡し、その先にあるもの 私は、水を、飲む うごく、ひとから、じりつするひとへ 生命の働きの妙 自分の中に生きる人 終わりに あとがき 著 者 略 歴 川﨑智子〈かわさき・ともこ〉 1970年宮崎県生まれ。不調をきっかけに出会った野口整体により体の全感覚が一致した自覚が生まれ、自由になる。気を独学。2005年より整体活動開始。整体指導者として「と整体」を主宰。19年、野口整体にまつわる対話集『整体対話読本 ある』を土曜社より刊行。

  • 内臓とこころ|三木成夫

    ¥935

    発行 河出文庫 216ページ ISBN:978-4-309-41205-4 ● Cコード:0140 発売日:2013.03.06 「こころ」とは、内臓された宇宙のリズムである……子供の発育過程から、人間に「こころ」が形成されるまでを解明した解剖学者の伝説的名著。育児・教育・医療の意味を根源から問い直す。 著者 三木 成夫 (ミキ シゲオ) 1925年、香川県丸亀市生まれ。解剖学者。東京芸術大学教授。1987年死去。主な著書に『内臓とこころ』(河出文庫)、『胎児の世界』(中公新書)、『海・呼吸・古代形象』『生命形態学序説』(以上、うぶすな書院)など。

  • 整体対話読本 こどもと整体

    ¥2,198

    SOLD OUT

    発行 土曜社 - 仕  様:四六判(190 × 129 × 12.3ミリ)208頁 - 番  号:978-4-86763-015-0 - 初  版:2023年9月30日 - 定  価:1,998円+税 「みんなこどもだったんだから」 ここに立ち返ってものを見れば、わかってくることがあるはずじゃないか。  子育て支援活動をライフワークとして続けてきた、整体指導者・川﨑智子と保育士らによる、こどもにまつわる対話集。赤ちゃんからイヤイヤ期、こどもの終わりと思春期まで、こどもの発育過程と子育てを、整体の観察技術でやわらかくひもといてゆく。こどもたちへ、またかつてこどもだった大人たちへおくる、人気の整体対話読本シリーズ第三弾。

  • ぼけと利他|伊藤亜紗/村瀨孝生

    ¥2,640

    発行 ミシマ社 定価 2,400 円+税 判型 四六判並製 頁数 320 ページ 発刊 2022年09月15日 ISBN 9784909394750 Cコード 0095 装丁 漆原悠一(tento) ぼけは、病気ではない。 自分と社会を開くトリガーだ―― ここを出発点に始まった、美学者と「宅老所よりあい」代表の往復書簡。その到着点は…? 二人の「タマシイのマジ」が響き合った、圧巻の36通。 自分のしたことが本当の意味で相手のためになる、というのは、おそらく私たちが思うよりもずっと不思議で、想定外に満ちた出来事なのでしょう。ほとんど、奇跡だと言ってもいい。――伊藤(はじめに) お年寄りたちは、思想信条に依らないアナキズムと、人格や宗教に依らない許しを発揮し、場をつくり始めると言えるでしょう。そのように時折シンクロします。大方は揉めながらバラバラのままに一緒にいる。いるしかない。なんか、まじめで滑稽でしょ。好きなんです。――村瀨(3通目) 著: 伊藤亜紗(イトウアサ) 東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長、リベラルアーツ研究教育院教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。専門は美学、現代アート。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。主な著作に『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』『目の見えない人は世界をどう見ているのか』『どもる体』『記憶する体』『手の倫理』など多数。 著: 村瀨孝生(ムラセタカオ) 1964年、福岡県飯塚市出身。東北福祉大学を卒業後、特別養護老人ホームに生活指導員として勤務。1996年から「第2宅老所よりあい」所長を務める。現在、「宅老所よりあい」代表。著書に『ぼけてもいいよ』『看取りケアの作法』『おばあちゃんが、ぼけた。』『シンクロと自由』など多数。

  • 整体対話読本 ある

    ¥2,198

    発行 土曜社 - 著  者:川﨑智子・鶴崎いづみ - 仕  様:B6変判(182 × 123 × 15ミリ)296頁 - 用  紙:OK ACカード(うすクリーム)267g/㎡|日本製紙フロンティタフ80_55g/㎡ - 製  造:日本ハイコム|加藤製本 - 初  版:2019年11月15日|1,900部 - 二  刷:2021年8月15日|1,500部 - コ ー ド:ISBN978-4-907511-63-0|C0047 「やりたい仕事は大事だけど、仕事は動作なんだから。」  整体指導者・川﨑智子からの呼びかけをもとに始まった二人の対話は、すっかり元気をなくしていた聞き手である鶴崎の目から鱗をボトボト落とし、身も心もグラグラとゆさぶり柔らかく解きほぐして行った。整体の元祖といわれる野口整体の方法をとおして世界の奥行きと元気になるヒントを模索する、三年間の対話の記録。  2017年に「観察と編集」から100部限定で自費出版され、読んでいるだけで効果があるという声が多数よせられた本書に後日談を加えて再編集。整体の入門書としても、どうぞ。

  • 整体対話読本 お金の話

    ¥2,198

    SOLD OUT

    発行 土曜社 - 著  者:川﨑智子、鶴崎いづみ、江頭尚子 - 仕  様:B6変判(182 × 123 × 12.78ミリ)224頁 - 初  版:2,000部|2022年4月13日 - コ ー ド:ISBN978-4-907511-97-5|C0047 「何でもいいからまず自分が何かをおこなうと、おこなった分だけ成長があると思ってください。例えば時給が五百円だったとしても、働いたら必ず五百円分の体力がついてるんです。」 利益を求めるでもなく、満足な蓄えもない。経済主義国・日本において芸術活動に従事する女性たちが、日ごろ抱えるお金にまつわる悩みごとを、整体指導者・川﨑智子に問いかける。2014年、アートセンターでの座談会から始まり、コロナ禍をとおして継続された七年におよぶ対話の記録。こり固まったお金の価値観を〈芸術 ≒ 整体〉の視点から心身ともにときほぐす、全くあたらしいお金の本。 目  次 最初の話 食べるために働いたら食べるために使う お金は、まずは困ること お金はつくられたもの 二百万円あったら何に使いますか? なんにもないということに希望がある 自分と生き方がしっくりきてるかどうか まず自分が動くと、環境が変わる 自分がやれば、やっただけのことがちゃんとある 夢は寝てる時に見るものじゃなくて現実でみるもの どうやったら大人になれるんだろう 使う楽しみを味わう 今日、何が欲しい? 誰に、何を、どういう所で、プレゼントしたいか 本気になるようなことが起きてるかどうか 困ってるっていうエネルギーを使う 著 者 略 歴 川﨑智子〈かわさき・ともこ〉1970年5月5日宮崎県生まれ。不調をきっかけに出会った野口整体により体の全感覚が一致した自覚が生まれ、自由になる。気を独学。2005年より整体活動開始。整体指導者として、「と整体」を主宰。 鶴崎いづみ〈つるさき・いづみ〉1982年7月8日福岡県生まれ。ものごとをとらえなおす試みをおこなっている。 2013年1月よりオルタナティブスペース「路地と人」の運営に加わる。2014年4月より観察と編集を基礎として主に出版をおこなう試み「観察と編集」を始める。 江頭尚子〈えとう・しょうこ〉1987年11月15日東京都生まれ。くいしんぼう。食文化や人の暮らしと造形活動について関心を持つ。教育、保育、福祉の仕事を経て、現在は瀬戸内海・豊島「てしまのまど」喫茶部員。

  • 体操をつくる|川﨑智子・鶴崎いづみ

    ¥2,090

    SOLD OUT

    - 書  名:体操をつくる(たいそう を つくる) - 指  導:川﨑智子(と整体) - 記録編集:鶴崎いづみ(観察と編集) - 感 想 文:ツツミエミコ(版画家・オトエガクアートディレクター・美術講師) - 仕  様:A5判(210 × 148 × 4.3ミリ)108頁 - 初  版:749部|2021年6月11日|ISBN978-4-907511-89-0 - 二  版:749部|2021年11月11日|ISBN978-4-907511-94-4 - コ ー ド:C0047 - 版  元:観察と編集(発行)/土曜社(発売) 体操は、つくれる。 「人の話が聞けるようになりたいです。」 「予定がないと永遠に寝続けてしまって、スッと起きれません。」 「これでいいのだって思いたいです。自己肯定感をいますごく、得たいです。」 2019年1月から12月、オルタナティブスペース「路地と人」で開催されたワークショップ全12回の記録。参加者が持ち寄った体の悩みから整体の視点を交えてオリジナルの体操をつくる過程と、体にまつわるこぼれ話を収録。「観察と編集」が100部限定で刊行し、目からウロコが落ちると好評を博した手作り冊子そのままの形でお届けします。 目  次 ・眠りの体操 ・優しい体操 ・左利きの体操 〈触れるはなし〉 ・ぎっくり予防体操 ・肩の力を抜く体操 ・距離感体操 ・終わらせる体操 ・動かす体操 ・一個にする体操 ・むくみをとる体操 ・骨盤開閉体操 ・首を緩める体操 ・人の話を聞く体操 〈体操のはなし〉 ・特徴をつかむ体操 ・その場しのぎ体操 ・しびれをとる体操 ・心を潤す体操 ・汗をかく体操 ・股関節を緩める体操 ・落ち着く体操 〈夢のはなし〉 ・自分に聞く体操 ・左を緩める体操 ・来年の自分を知る体操 ・面白くなる体操 ・軽くなる体操 〈眠りのはなし〉 ・下半身を緩める体操 ・つなぎ目を温める体操 ・下半身を引き締める体操 ・仙椎を緩める体操 ・胸に聞く体操 ・頭を空にする体操 〈今日のはなし〉 ・痛いところを探す体操 ・楽になるところを探す体操 ・元気になるところを探す体操 〈歯のはなし〉 ・穴追い操法 ・二年後の自分をみる体操 ・まとめる体操 ・人に聞く体操 〈平気のはなし〉 感想文 著 者 略 歴 川﨑智子〈かわさき・ともこ〉1970年宮崎県生まれ。不調をきっかけに出会った野口整体により体の全感覚が一致した自覚が生まれ、自由になる。気を独学。2005年より整体活動開始。整体指導者として「と整体」を主宰。著書に『整体対話読本 ある』(2019年)、『整体覚書 道順』(2021年)。 鶴崎いづみ〈つるさき・いづみ〉1982年福岡県生まれ。ものごとをとらえなおす試みをおこなっている。2013年よりオルタナティブスペース「路地と人」の運営に加わる。14年より観察と編集を基礎として主に出版をおこなう試み「観察と編集」を始める。著書に『整体対話読本 ある』(2019年)

  • ケアとアートの教室

    ¥1,980

    発行 左右社 編著者:東京藝術大学 Diversity on the Arts プロジェクト 著者:飯田大輔、石田祐貴、浦崎寛泰、奥田知志、金野千恵、久保田翠、坂上香、坂口恭平、菅原直樹、西尾美也、日比野克彦、松岡宗嗣、六車由実 装幀:鈴木千佳子 定価:本体1800円+税 四六判並製/256ページ 2022年2月4日 第一刷発行 978-4-86528-066-1 C0036 藝大で福祉? 東京藝術大学学生と社会人がともに学んだ「アート×福祉」プロジェクトの記録 アートという光を当てると、見えないものが見えてくる 「死にたい人の相談にのる」という芸術活動 老人の方とつくる演劇で認知症を疑似体験 お葬式まで出すホームレス支援 セックスワーカーの法律相談 西成のおばちゃんと立ち上げるファッションブランド トリーチャーの当事者と考える「普通」とは何か 介護、障害、貧困、LGBTQ+、そしてアート。様々な分野で活躍する人々と、東京藝術大学 Diversity on the Arts プロジェクト(通称DOOR)の受講生がともに学び、考える。 そこから見えてきたのは、福祉と芸術が「人間とは何かを問う」という点でつながっているということ。 ケアとアートの境界を行く17項! ❖目次❖ はじめに  伊藤達矢 なぜ「アート× 福祉」? アートの特性が社会を変える  日比野克彦 ❖講義編❖ 「助けて」といえる社会へ ホームレス支援と「子ども・家族marugotoプロジェクト」  奥田知志 「風テラス」という試み セックスワーカーの法律相談  浦﨑寛泰 ダイバーシティと「表現未満、」 重度知的障害者と家族の自立  久保田翠 鬱から始まるアート 躁鬱研究家と「いのっちの電話」  坂口恭平 誰もが誰かのALLYになれる 多様な性のあり方とフェアな社会  松岡宗嗣 「アートなるもの」がアートを超える 服から始まるコミュニケーション  西尾美也 つながりがつくる希望 介護民俗学と「すまいるかるた」  六車由実 老いと演劇 認知症のひとと楽しむ「いまここ」  菅原直樹 罪を犯したひとたちとどう生きる? ドキュメンタリー制作から考える修復的司法  坂上香 ❖実践編❖ 福祉と建築が向き合う、答えなきもの  金野千恵×飯田大輔 普通って何だろう? 「見た目問題」を超えて  石田祐貴 日常というギフト 地域の「信頼」というセキュリティ  ミノワホーム 誰かのミカタ地図 孤立したひとの居場所をつくる  香取CCC 他者について想像する力、変わろうとする力  田中一平 〈DOOR受講生鼎談〉 アートとは、福祉とは、多様性とは?

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