open 12-19|水木定休
4 sat. 出店のため店舗お休み
12 sun. 店内ライブ|yohaku
16 thu. sabakutoumei 出張タトゥー
18 sat. 店内ライブ|坂口光央/元山ツトム
26 sun. 店内ライブ|沼尾翔子/山内弘太
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本の栞ブレンドティー 15g
¥2,600
本の栞の5周年を記念して、茶人・松原佳奈さんによるオリジナルブレンドのお茶をご用意しました。 金木犀の華やかな香りと甘みがありながらも、軽やかに抜けるような味わいの台湾烏龍茶をベースとしたブレンドティーは、二煎、三煎と淹れることで味の変化も楽しめます。 ◯ 以下、松原佳奈さんより お店へ伺った際に陳列している本や空間から本と訪れる人との間に生まれる距離感やふんわりと軽快で心地よい温度を感じました。 ブレンドティーも同じ心地よいトーンを意識して、本や読み手に近すぎず遠すぎず、読書の時間・静寂な時間に寄り添うブレンドに仕上げました。 ◯ 名称 ブレンドティー 原材料名 半発酵茶(台湾)/金木犀/桑の葉 内容量 15g 賞味期限 2026年9月30日 保存方法 高温多湿、直射日光を避け保存してください。 製造者 松原佳奈 ◯ 松原佳奈 / tohke(トーク) 一杯の茶湯から展開される茶の本質に意識を向け、目に見えない感覚や場を満たす中国・台湾茶を使用したお茶会を開催する。 また香りや余韻を愉しむことにフォーカスした日常に寄り添うオリジナルブレンドティーの他、ブランドとのコラボレーションブレンドティーを製作している。 https://www.instagram.com/kn_h28/ https://www.instagram.com/tohke__/
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●予約 傷病エッセイアンソロジー 絶不調にもほどがある!
¥1,540
予約商品
2025年10月下旬入荷予定です 発行 BREWBOOKS 2025年10月17日 初版第一刷発行 サイズ 165mm × 110mm イラスト・題字 堀 道広 装丁 飯村大樹 企画・編集 尾崎大輔 星野文月 印刷・製本 モリモト印刷株式会社 *ISBN無し 生きていれば、予期せぬ苦難に見舞われることがある。 心も体も、いつも健康でいられるわけじゃない。 孤独や不安、思わぬ心境の変化や、誰にも言えない気持ち―― 病気や怪我に直面したときの心模様のリアルを、15名の書き手が綴った。 生きることの痛みと希望を映し出す、傷病エッセイアンソロジー! 【目次】 上坂あゆ美 起きてしまったことはどうしようもないから 金川晋吾 繊細な私の胃 尾崎大輔 明るくなっただけだった 堀 道広 鎖骨の思い出(漫画) 鳥井雄人 血、恐い こだま せっかく病気になったので 星野文月 骨折と婚約 武田砂鉄 サボってるって思ってるみたいよ 碇 雪恵 1997年8月11日 中村一般 歯医者ビビリが外科手術で親知らずを抜いたレポ(漫画) 三田三郎 人間的な「悪意」の気配 小原 晩 ぬう 玉置周啓 玉置 いとうひでみ 心のゆくえ(漫画) 飯村大樹 おいしそうな怪我 (版元より)
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トーフビーツの(難聴)ダイアリー2023|tofubeats
¥1,650
発行・発売 ハイハット合同会社 2025年10月1日初版発行 定価 1,500 円(税抜) 編集 和久田善彦 デザイン 小山直基 印刷・製本 塩屋的印刷 DJ/音楽プロデューサーであるtofubeatsが突発性難聴をきっかけに描き始めた日記を書籍化した2022年の「トーフビーツの難聴日記」。難聴からコロナ禍に突入する音楽業界・本人の結婚までを赤裸々に描いた日記はその後シリーズ化。tofubeatsの個人事務所HIHATTにて続編のZINE「トーフビーツの(難聴)ダイアリー2022」が2024年に発行された。地道ながらも全国の独立系書店などで好評を博し、このたびZINEとしては2作目の「トーフビーツの(難聴)ダイアリー2023」がついに発売。今回も音楽を生業とする人間のライフスタイルが少し覗ける1冊にもなっているかもしれません。 前作と同じく編集は「和久田書房」の立ち上げでも話題の和久田善彦氏、ブックデザインは小山直基氏が担当。印刷および製本は神戸の旧グッゲンハイム邸内で運営中の塩屋的印刷が担当。 (版元より)
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ミシンは触らないの|中前結花
¥1,870
発行 hayaoki books 装画:oyasmur 装丁:名久井直子 判型:B6判 ページ数:256ページ 作家・山崎ナオコーラさん、絶賛!! デビュー作『好きよ、トウモロコシ。』が大反響の中前結花、待望の第2作。 不器用で不格好なわたしを"だいじょうぶ"にしてくれた言葉を集めたエッセイ集。 凸凹で傷つきやすい、やさしいあなたへ送る一冊。 出会ったばかりの人にもらったラブレター、母の涙とともにかけられた言葉で思い出す後悔、できないことばかりで苦しんだときに光をくれた友人の言葉。 読めばきっと、明日を生きる力が湧いてくる。持ち前のあたたかくやわらかかつユーモラスな筆致で「忘れられない言葉」をまとめたエッセイ集。 装丁は、話題作を多く手がけるブックデザイナー 名久井直子氏が担当。 <目次> 排水口とラブレター 思え!!! 恋のバナナ ポニーテール 春のぽたぽた ロマンチックとレコーダー エイキ ミシンとオーブンレンジ 寒い国から 道 花束を君に 理想のひと 宝の山 父の作文 <著者プロフィール> 中前結花 兵庫県生まれ。2010年の上京以降、東京で活動。2017年、「ほぼ日」に掲載されたエッセイが話題となったことを機にさまざまなメディアでエッセイを書くようになり、糸井重里氏や麒麟の川島明氏ほか著名人からも注目を集める。会社員、フリーランスのライター等さまざまな働き方を経て作家に。2023年には初の単著『好きよ、トウモロコシ。』(hayaoki books)を刊行。目標は、強くてやさしい文章を書くこと。 (版元より)
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恋のすべて|くどうれいん/染野太朗
¥1,870
発行 扶桑社 判型 四六判 定価 1870円(本体1700円+税) 発売日 2025/09/19 ISBN 9784594101138 俵万智、推薦! 「素晴らしすぎて、恋の歌を引退しそうになった。言葉の奥に、もどかしい生身の息づかいが聞こえる」 追う恋、待つ恋、甘い恋、怖い恋、苦しい恋… あなたに贈る恋のショート・フィルム。 作家くどうれいんと歌人の染野太朗がタッグを組み、恋の短歌に挑んだ雑誌『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』の短歌連載「恋」に書き下ろしを加え書籍化。 誰も置き去りにしないシンプルな言葉から驚くほど深い情景が浮かび上がる。音や匂い、湿度まで感じられるような体験はまるで映画を観ているかのよう。短歌初心者でも大丈夫。椅子に座り、それを眺めるだけであなたの恋のことを想うはず。 【目次】 I.テーマ別の恋 ふたりが短歌5首を送り合うメインパート。 1日1テーマ読むような楽しみ方もできます。 ふれる/Yellow/DENIM/Sea/日曜日/嫉妬/Chiristmas/やさしさ/会話/東京/3/水族館/キッチン/KISS /永遠 Ⅱ.贅沢な新作30首!※書き下ろし 読み応えたっぷりの30首の連作。二人がたどり着いた「恋のすべて」とはーー。くどうれいんと染野太朗の短歌の真骨頂。 ・くどうれいん『川面』 ・染野太朗『蛍』 【特別収録】臨場感あふれる即興 ※書き下ろし 贈答歌として実際にふたりが喫茶店で1時間で詠みあった短歌が収録されています。 (版元より)
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小指の沖縄冒険記|小指
¥900
リトルプレス 2025年6月発行 62ページ、A5 『偶偶放浪記』(白水社)の番外編ZINE。 目次 いしじゃゆんたく市場 コザへ 異次元を走るバス 呼ばれた人、呼ばれてない人 いざ、中の湯 神に導かれる 久高島へ 斎場御岳 旅の完結
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奇跡のような平凡な一日 3|小指
¥1,210
文庫サイズ 102ページ 漫画家・イラストレーターの小指の日記ZINE「奇跡のような平凡な一日」第三巻。 2024年11月15日から2025年8月27日の日記と、エッセイを収録。 エッセイ Kの歯ブラシ(未収録エッセイ) Kのきのこ栽培(再録収録エッセイ) 暴力弁当(未発表写真) 家庭内パソコン教室(未収録エッセイ)
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●ステッカー付 トーフビーツの(難聴)ダイアリー2022|tofubeats
¥1,650
発行・発売 ハイハット合同会社 2024年10月11日 初版発行 定価 1,500 円(税抜) 編集 和久田善彦 デザイン 小山直基 印刷・製本 塩屋的印刷 tofubeatsの初書籍、「トーフビーツの難聴日記(2022)」より早数年、その後も淡々としたためられ続けていたtofubeatsの日記の続編がZINEになりました。 2022年の初頭までの日記が収められた「トーフビーツの難聴日記」。その続編として数店舗のみで特典と して配布された1ヶ月分の日記「難聴日記 reprise」に、本書が初出となる2022年の5月以降の日記をさらに追加。難聴を経て始まった「難聴日記」はコロナ禍日記へとスライドし、2022年も初のコロナ罹患や結婚式、はたまた契約トラブルなどエピソードが巻き起こります。そして今回も音楽を生業とする人間のライフスタイルが少し覗ける1冊にもなっているかもしれません。 難聴日記と同じく編集は和久田善彦氏、ブックデザインは小山直基氏が担当。印刷および製本は神戸は旧グッゲンハイム邸内で運営されている塩屋的印刷が担当。 (版元より)
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本の練習生|碇雪恵
¥1,320
発行元:双子のライオン堂 著者・装画:碇雪恵 装丁:竹田信弥 価格:1200円(税抜) ページ:98 判型:170*120 B6変形判 発行日:2025年9月20日 ライター・編集者の碇雪恵が、双子のライオン堂で開催された多和田葉子『雪の練習生』の連続読書会に参加した記録エッセイ。 読書会を通して、難解な小説と格闘しながら、多様な人々との対話を通じて「わかる」ことの価値を問い直す、真摯でユーモラスな日々の記録。本書を通じて、読書会を追体験してもいいし、読書や小説との向き合い方を考えてもいい。 目次 少し長めの前日譚 第一回 読書会の練習生 2024年10月17日(木) 第二回 地面師の練習生 2024年11月21日(木) 第三回 年の瀬の練習生 2024年12月12日(木) 第四回 百合の練習生 2025年1月23日(木) 第五回 ラジオの練習生 2025年2月20日(木) 最終回 ふたたび、読書会の練習生 2025年3月20日(木) あとがき 碇雪恵 北海道札幌市生まれ。出版取次会社、出版社勤務を経て現在はフリーランスでライター時々編集など。自身の出版レーベル「温度」よりエッセイ集『35歳からの反抗期入門』、二村ヒトシ『AV監督が映画を観て考えたフェミニズムとセックスと差別と』などを刊行。新宿ゴールデン街のバー「月に吠える」金曜店番。
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ここにつらなる日々|漆原悠一
¥1,540
発行 tento 著者・装丁 漆原悠一 判型 四六判変形 製本 並製本・天アンカット 100頁 1540円 印刷 株式会社シナノパブリッシングプレス ぼくにとって、デザインは生活の基盤を支える大切な仕事だが、生活の一部である。 デザインが生活のすべてではなく、自然と生活のなかに溶け込んでいるようなイメージだ。 仕事へのこだわりが生活を圧迫することのないように。(本文より) 東京の noie extentというギャラリーで初の個展をやることになった。 ふつうデザイナーの展示といえば、成果物や取り組みをデザインの意図とあわせて展示するそれがほとんどのように思うけれど、「本をつくる」ことで、仕事を含む生活そのものに向き合ってみようとおもった。 父のこと、家族のこと、学生時代のこと、友人のこと、引っ越しのこと、仕事のこと。……etc. デザインを仕事にする、忙しくも自由な日々をご覧いただけたらうれしいです。全23歳。 もくじ:表札がない/ミルクセーキ/手のひら/似顔絵/シャチホコ/ドリーム/古本屋/砂が出た/念を送る/アコーディオン/市民プール/フット帽/さよならが言えない/ねずみさん/引っ越しのまえに/ばいばい、またね/ある一日/丸坊主/ぼんやりと考える/お忙しいのにすみません/デザインの現場/場がつくられる/あとがきにかえて 漆原悠一(うるしはら・ゆういち) 1979年大阪市天王寺区生まれ。2002年京都精華大学美術学部デザイン学科卒業。2011年に東京・西荻窪の自宅にてデザイン事務所tentoを設立。その後、代官山、三鷹へ移転。現在は京都市左京区に事務所を構える。グラフィックデザインを生業としている。 (版元より)
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●サイン本 ソーリーソーリー|脇川飛鳥
¥1,650
SOLD OUT
発行:短歌研究社 新書判 88ページ 定価 1,500 円+税 1,650 円(税込) ISBN978-4-86272-804-3 初版年月日 2025年8月21日 装画=水沢そら『ちゃっくん』より 装幀=ほんだことこ(MARLC) 連続刊行!大人気短歌集『ラストイヤー』脇川飛鳥待望の、初期から最新までの短歌集 「思いめぐらせる気持ちいい余地が、どこまでも広がっていました。」 YO-KING(真心ブラザーズ) 「友だちとのお喋りみたいな言葉から、正直すぎてヤバい心が溢れ出す。思わず、触ってみずにはいられない。こんな短歌は初めてだった。」 穂村 弘 歌集より 痩せようとふるいたたせるわけでもなく微妙だから言うなポッチャリって あの女もてるなぁとは思ってもあーなりてーとは思ったことない きのうの夜の君があまりにかっこよすぎて私は嫁に行きたくてたまらん 初出「気がする私」より ちょっとだけうそつかないとそのままじゃ私がやさしくないのがばれる 最後にはどうせひとりになるんなら今ぐらいひとり以外でいたい 初出「テノヒラタンカ」より もう立てないと思ってたっていう人の立てなさを絶対抱きしめる 著者プロフィール 脇川飛鳥 (ワキガワアスカ) (著) 1979年、長崎生まれ。『かんたん短歌の作り方』枡野浩一(筑摩書房・2000年)に50首の作品集「気がする私」掲載。『テノヒラタンカ』 (太田出版・2002年)に参加。2025 年、『ラストイヤー』刊行。
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光に住み着く|文・篠原雅武/写真・川内倫子
¥4,620
Inhabiting Light – Dialogue on the Edge of the Everyday World 発行:torch press 仕様:252 x 180 mm/ハードカバー・丸背/136P デザイン:須山悠里、小河原美波 言語:日本語/英語 定価:4,200円+税 ISBN978-4-907562-55-7 C0072 発行年:2025 本書は、哲学者・篠原雅武が書いた文章に対し、川内倫子が写真で返信し、そこに篠原が文章で応答するというような、文章と写真のダイアローグで構成されています。書く際に篠原は、「写真で重要なのは何を撮るかではなく、いかにして撮るか、である」という川内の言葉に、何度も立ち返ったと言います。 あとがきには次のように書かれています。「私たちは、現実に何かを経験している。私たちが何かを経験するとき、それがいかにしてこの世に生じてきたかを問うことが大切である。(中略)やりとりを続けつつ私は、写真への応答において問われるのは、出来事が起こるところ、つまりは現実の発生源のような次元に思考を向けていくことではないかと考えるようになった。その次元は、私たちの日々の生活が営まれる、日常世界の表層の奥底にある」。そこには、写真から立ち現れるさまざまな感覚や感情、そこから紐解かれる思考の軌跡が言葉として生まれ落ちています。文章と写真が相互に関わり合いながら、「光」という主題の深層を探っていきます。 ◯ 私たちがいるところを想像するとは、どのようなことなのか。まずは、私たちは「どこかにいる」ということに、意識的になってみたい。つまり、「いるということ」、つまりは存在することは、なんらかの場において生きることだが、私たちが存在しているところは「どこか」としてある。そして私たちは、広大な自然の只中においてたまたまいさせてもらっているのだとしたらどうだろうか。たとえ私たちのいる場所が人為的に構築されていて定まったところだとしても、それでもその場所は、「自然としかいいようのないもの」の表層に漂う、儚いところであるよりほかない。 篠原雅武(本文より) 篠原雅武 1975 年、横浜市生まれ、京都市在住。京都大学大学院総合生存学館特 定准教授。哲学や思想の研究を中心にして、現代美術や建築との接点 で考えている。人間が存在することの条件に関して考察を行ない、文 章を書いている。主な著書に『複数性のエコロジー』(以文社、2016 年)、 『人新世の哲学』(人文書院、2018 年)、『「人間以後」の哲学』(講談社、 2020 年)。 川内倫子 1972年滋賀県に生まれる。2002年『うたたね』『花火』の2冊で第27回木村伊兵衛写真賞を受賞。著作は他に『AILA』(05年)、『the eyes, the ears,』『Cui Cui』(共に05年)、『Illuminance』(2011年、改訂版2021年)、『あめつち』(13年)などがある。2009年にICP(International Center of Photography)主催の第25回インフィニティ賞芸術部門、2013年に芸術選奨文部科学大臣新人賞(2012年度)、2023年に「ソニーワールドフォトグラフィーアワード特別功労賞」を受賞。主な個展に、2005年「AILA + Cui Cui + the eyes, the ears,」カルティエ現代美術財団(パリ)、2012年「照度 あめつち 影を見る」(東京都写真美術館)、2016年「川が私を受け入れてくれた」(熊本市現代美術館)、2022~2023年「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」(東京オペラシティ アートギャラリー、滋賀県立美術館)ほか多数。近刊に写真集『やまなみ』『いまここ』(谷川俊太郎との共著)がある。個展「M/E a faraway shining star, twinkling in hand」が各国のFotografiskaで世界巡回中。 (版元より)
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スペクテイター54号 パンクの正体
¥1,320
SOLD OUT
発行 有限会社エディトリアル・デパートメント 発売 2025年8月28日 定価 本体 1,200円+税 B5変型 160頁 判型 B5変型 頁数 160頁 発売 株式会社幻冬舎 ISBN 978-4-344-95494-6 1970年代中頃にパンク・ロックが大流行した当時のイギリスの社会状況は、現在の日本とよく似ている。 原油価格の高騰、極端なインフレ、上昇する失業率、上流階級への不満——そうした社会に対する鬱憤が爆発し、若者による文化革命が起こった。 パンクとは何か? どのようにして生まれ、社会をどう変えていったのか? 関係者への取材と文献調査を通じて、その正体を明らかにする。 【CONTENTS】 ◆ある寓話 構成/編集部 作画/コルシカ ◆早わかり ロンドン・パンク史(1973~1980) 文/赤田祐一 作画/関根美有 ◆インタビュー パンクと伝統 巫女舞・いろ 織茂敏夫インタビュー 聞き手/宇田川岳夫 ◆まんが「怪しい女」 作/蛭子能収 ◆パンクの女王 ジョーダン・ムーニー 文/鳥谷晴菜 ◆ドールズ、ヴェルヴェッツ、T.G.──パンクについて考察する 講師/松谷健(キャプテン・トリップ・レコード代表) ◆インタビュー 「NO!」ではなく「NON!」能勢伊勢雄 ◆インタビュー パンク文化の発信基地 A store Robotディレクター宮崎洋寿に聞く 聞き手/持田保+赤田祐一(本誌) ◆インタビュー 48年間、パンクを継続しているバンド 突然段ボール 蔦木俊二 文/新井宗彦 ◆ 100年前のパンク詩集『死刑宣告』 内堀弘(「石神井書林」店長)に聞く ◆まんが「ひつじ」 作/まどの一哉 ◆ブックガイド パンク おすすめする本 文/持田保、宇田川岳夫 ◆パンク年表(1973~1979) 構成/編集部 (版元より)
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文芸ブルータス 2025夏
¥980
ブルータス No. 1036 発行 マガジンハウス 発売 2025.08.01 定価 980円 目次 features 007 文芸ブルータス目次 特集 文芸ブルータス 019 国内編 020 Pow(d)er —— 市川沙央 024 一景 —— 井戸川射子 028 昨日だった気がする —— 上田岳弘 038 三十一日 —— 宇佐見りん 042 小説を探しにいく —— 小川 哲 044 Yの一生 The Life of Y —— 小林エリカ 050 似たやつ二人 —— 筒井康隆 052 白星の恋い食み —— 日比野コレコ 056 夏帆 —— 村上春樹 064 BRUTUS歌会2025夏 069 新作が出たら読みたい日本の作家16人 073 人生で一冊は読んでおきたい非アメリカの海外作家16人 077 海外編 078 ラブレター —— ジョージ・ソーンダーズ 訳・岸本佐知子 082 白い花 —— ハン・ガン 訳・斎藤真理子 090 割れたグラス —— アラン・マバンク 訳・桑田光平 096 メモリアル —— ブライアン・ワシントン 訳・小磯洋光 102 水脈を聴く男 —— ザフラーン・アルカースィミー 訳・山本薫、マイサラ・アフィーフィー 108 ボルダー —— エバ・バルタサル 訳・宇野和美 112 ドクトル・ガーリン —— ウラジーミル・ソローキン 訳・松下隆志 128 ノーベル文学賞作家から見る世界文学。 130 世界文学の新潮流。 132 文芸対談 ポリー・バートン×辛島デイヴィッド 134 文芸誌の編集長にどうしても訊きたいいくつかのこと。 regulars 013 Et tu, Brute? 「ドレイク」ほか 136 BRUTUS BACK ISSUES/定期購読募集 140 Brutus Best Bets 新製品情報 142 BRUTUS WATCH ACADEMY 45 ノルケイン 144 Brutus Best Beauty 酷暑を乗り切る! クールコスメ 145 BRUTUSPECTIVE 「野村万作」ほか 154 BRUT@STYLE 550 新潮社クラブ 158 グルマン温故知新 667 Night Market/BIANCHI 160 みやげもん 441 庚申絵馬/次号予告 (版元より)
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詩誌 VOY 0Ⅰ
¥1,650
2025年発行 発起人 都圭晴/磯崎寛也/かとう次郎丸 『VOY』は現代詩やアートを取り扱う詩誌です。
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半分、生きた|豊田利晃
¥1,980
発行 HeHe 装丁:大橋修(thumb M) 装画:奈良美智 定価:1800円(税別) 判型: B6判/ソフトカバー/136ページ 発行日:2019年9月 ISBN978-4-908062-28-5 C0074 1998年に映画『ポルノスター』で監督デビューを果たして以来、『青い春』『空中庭園』『ナイン・ソウルズ』『モンスターズクラブ』『I’M FLASH !』、そして『泣き虫しょったんの奇跡』など、数多くの映画を生み出し、映画界はもちろんのこと、多くの俳優にも影響を与えてきた豊田利晃。 今年の春、父親の形見として手元にあった拳銃が、銃刀法違反容疑をかけられた事件は記憶に新しいと思います。この事件に際し、無罪・釈放についてほとんどのマスコミが公表せず、豊田自身はその返答として、準備期間ひと月半、撮影3日間で、短編映画『狼煙が呼ぶ』を製作しました。 2019年の今年50歳を迎え、これまでの半生を振り返った本書は、映画作品の製作についてのみならず、その時間の中で出会い、別れ、深く関わってきた人々との物語が、赤裸々に真っ直ぐな言葉で綴られた、未来に向けた声明文ともいうべき内容となりました。 ゆかりのある俳優やミュージシャンが、各章に作品にまつわる絵を寄せてくれた豪華な内容に加え、美術家の奈良美智が描き下ろしたカバーで、力強く、無二の佇まいの一冊となりました。 カバー=奈良美智 挿画=豊田光、ヤマジカズヒデ、阪本順治、千原ジュニア、アンチェイン梶、松田龍平、マメ山田、鈴木杏、角田光代、中村達也、瑛太、東出昌大、照井利幸、渋川清彦、浅野忠信、飯田団紅(切腹ピストルズ)[掲載順] 豊田利晃 Toshiaki Toyoda 1969年大阪府生まれ。1991年、阪本順治監督『王手』の脚本家として映画界に登場。その後、阪本順治監督『ビリケン』(1996年)の脚本を手掛けた他、演劇舞台や劇画の原作なども手掛ける。1998年、千原浩史(千原ジュニア)主演『ポルノスター』で監督デビュー。その年の日本映画監督協会新人賞、みちのく国際ミステリー映画祭’99年新人監督奨励賞を受賞する。2001年に初のドキュメンタリー映画『アンチェイン』を監督。2002年には人気漫画家・松本大洋の原作『青い春』(主演:松田龍平)を映画化し、大ヒットを記録。ドイツのニッポン・コネクション映画祭で観客賞を受賞。2003年『ナイン・ソウルズ』、2005年、直木賞作家角田光代の原作『空中庭園』(主演:小泉今日子)を監督。2006年には、アテネ国際映画祭で全作品レトロスペクティブ上映されるなど、国内のみならず世界各国から高い評価を受ける。また、中村達也、勝井祐二、照井利幸と音楽ユニット「TWIN TAIL」を結成。ライジング・サン・ロック・フェスティバル他、現在も活動中。2009年に中村達也主演『蘇りの血』を、2011年に瑛太を主演に『モンスターズクラブ』、2012年には藤原竜也、松田龍平が主演する『I’M FLASH!』を監督。2013年、ニューヨークで行われた日本映画祭JAPAN CUTSで世界を魅了する業績を残した監督へ贈られるCUT ABOVE AWARDを受賞。2014年には東出昌大主演『クローズ EXPLODE』を監督。2015~16年舞台『怪獣の教え』を演出。2018年『泣き虫しょったんの奇跡』(主演:松田龍平)、2019年短編映画『狼煙が呼ぶ』を監督。ドキュメンタリー映画『プラネティスト』が2020年公開。www.imaginationtoyoda.com (版元より)
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涙の箱|ハン・ガン
¥1,650
SOLD OUT
翻訳 きむふな 発行:評論社 四六判 厚さ8mm 88ページ 定価 1,500 円+税 1,650 円(税込) ISBN978-4-566-02489-2 初版年月日 2025年8月15日 ノーベル文学賞作家ハン・ガンがえがく、大人のための童話 この世で最も美しく、すべての人のこころを濡らすという「純粋な涙」を探して 昔、それほど昔ではない昔、ある村にひとりの子どもが住んでいた。その子には、ほかの子どもとは違う、特別なところがあった。みんながまるで予測も理解もできないところで、子どもは涙を流すのだ。子どもの瞳は吸い込まれるように真っ黒で、いつも水に濡れた丸い石のようにしっとりと濡れていた。雨が降りだす前、やわらかい水気を含んだ風がおでこをなでたり、近所のおばあさんがしわくちゃの手で頬をなでるだけでも、ぽろぽろと澄んだ涙がこぼれ落ちた。 ある日、真っ黒い服を着た男が子どもを訪ねてくる。「私は涙を集める人なんだ」という男は、大きな黒い箱を取り出し、銀の糸で刺繍されたリボンを解くと、大小、かたちも色もさまざまな、宝石のような涙を子どもに見せた。そして、このどれでもない、この世で最も美しい「純粋な涙」を探していると話す。男は子どもがそれを持っているのではないかと言うのだが――。 「過去のトラウマに向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」が評価され、2024年にノーベル文学賞を受賞したハン・ガン。本書は童話と銘打ちながらも、深い絶望や痛みを描き、そこを通過して見える光を描くハン・ガンの作品世界を色濃く感じられる作品です。 幸せな出会いが実現し、日本語版の絵はハン・ガン自身、長年ファンだったというjunaidaさんが担当。ハン・ガンが、「読者それぞれのなかにある希望の存在」としてえがいた主人公や、どこともいつとも特定しない本作の世界を美しく描き、物語とわたしたちをつないでくれます。 2008年、韓国で発売され、本国では子どもから大人まで幅広い年齢層に愛されている本作。ハン・ガン作品との出会いにもおすすめの一冊です。 「きみの涙には、むしろもっと多くの色彩が必要じゃないかな。特に強さがね。 怒りや恥ずかしさや汚さも、避けたり恐れたりしない強さ。 ……そうやって、涙にただよう色がさらに複雑になったとき、ある瞬間、きみの涙は 純粋な涙になるだろう。いろんな絵の具を混ぜると黒い色になるけど、 いろんな色彩の光を混ぜると、透明な色になるように」 ―本文より― 涙をめぐる、あたたかな希望のものがたり。 著者プロフィール ハン・ガン (ハンガン) (著) 1970年、韓国・光州生まれ。延世大学国文学科を卒業。1994年、ソウル新聞新春文芸に短編「赤い碇」が当選し、作家デビュー。2005年、『菜食主義者』(クオン)で李箱文学賞を、また同作で2016年にアジア人初の国際ブッカー賞を受賞。2017年、『少年が来る』(クオン)でイタリアのマラパルテ賞、2023年、『別れを告げない』(白水社)でフランスのメディシス賞(外国小説部門)、また同作で2024年、フランスのエミール・ギメ アジア文学賞を受賞。2024年、「過去のトラウマに向き合い、人間の命のもろさを浮き彫りにする強烈な詩的散文」が評価され、ノーベル文学賞を受賞。他に『引き出しに夕方をしまっておいた』『そっと 静かに』(以上クオン)、『ギリシャ語の時間』(晶文社)、『すべての、白いものたちの』(河出書房新社)、『回復する人間』(白水社)などが邦訳されている。 きむ ふな (キムフナ) (訳) 韓国生まれ。韓国の誠信女子大学、同大学院を卒業し、専修大学大学院日本文学科で博士号を取得。日韓の文学作品の紹介と翻訳に携わる。訳書にハン・ガン『菜食主義者』、キム・エラン『どきどき僕の人生』、キム・ヨンス『ワンダーボーイ』、ピョン・ヘヨン『アオイガーデン』、シン・ギョンスク『オルガンのあった場所』(以上クオン)、孔枝泳『愛のあとにくるもの』(幻冬舎)など。共訳書にハン・ガン『引き出しに夕方をしまっておいた』(クオン)など。著書に『在日朝鮮人女性文学論』(作品社)がある。韓国語訳書の津島佑子『笑いオオカミ』にて板雨翻訳賞を受賞。 (版元より)
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人間関係を半分降りる 増補版 気楽なつながりの作り方|鶴見済
¥880
発行:筑摩書房 文庫判 288ページ 定価 800 円+税 880 円(税込) ISBN978-4-480-44048-8 初版年月日 2025年8月6日 カバーデザイン 鈴木千佳子 人間は醜い。だから少し離れてつながろう! 大ベストセラー『完全自殺マニュアル』の著者が、悲痛な体験から生きづらさの最終的な解決法=優しい人間関係の作り方を伝授する。友人、家族、恋人。人生で何より人間関係に悩んだ著者が血を流すように自らの体験を元に考え抜き、発見した、解放感のある具体的な解決策。文庫化にあたりその後の状況を増補した。 目次 文庫版まえがき まえがき 第1章 友人から一歩離れる 第2章 家族を開く 第3章 恋人をゆるめる 第4章 こうすれば気楽になれる あとがき 文庫版補足1 本を出したあとのこと 文庫版補足2 兄の問題のその後 文庫版あとがき 解説 鴻上尚史 著者プロフィール 鶴見 済(つるみ・わたる) 1964年、東京都生まれ。東京大学文学部社会学科卒。複数の会社に勤務した後、90年代初めにフリーライターに。生きづらさの問題を追い続けてきた。精神科通院は10代から。つながりづくりの場「不適応者の居場所」を主宰。著書に『0円で生きる』『完全自殺マニュアル』『脱資本主義宣言』『人格改造マニュアル』『檻のなかのダンス』『無気力製造工場』などがある。 ブログ:鶴見済のブログ(tsurumitext.seesaa.net) X(旧Twitter):鶴見済(@wtsurumi) (版元より)
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シモーヌ・ヴェイユ まっすぐに生きる勇気
¥1,430
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発行 ディスカヴァー・トゥエンティワン 編訳 鈴木順子 1430円 (税込) 発売日:2025/8/22 ISBN:978-4-7993-3201-6 信念に従い、行動し続けた哲学者に学ぶ 困難を乗り越える力 20世紀で最も偉大な思想家の一人、シモーヌ・ヴェイユ。 その言葉が、今あなたの生きる力になる。 自ら工場で働き、スペイン内戦に兵士として参加するなど、その思想を実践と行動で貫いた女性、シモーヌ・ヴェイユ。 本書は、彼女の強さと純粋さ、そして現代にも通じる普遍的な言葉を、気鋭の研究者・鈴木順子氏が紹介する一冊です 。 「エッセンシャルシリーズ」に、待望の思想家が登場。 「自分の気持ちに正直に生きたいけれど、できていない…」と感じている人へ。 「ヴェイユの思想に興味はあるが、著作が難しそうで敬遠していた」という人へ 。 本書は、そんなあなたのために、ヴェイユの言葉を生き方の指針として読み解きます。 不確実な時代だからこそ、彼女の言葉は、私たちが本当に大切にすべきものは何かを教えてくれるでしょう。 目次 I人生について II愛について III不幸と苦しみについて IV権利と義務について V力と自由について VI国家と歴史について VII革命と戦争について VIII社会と政治について IX教育について X知について XI美について XII宗教について XIII神について XIV歓びについて XV人間について XVI死について (版元より)
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ピザトーストをひとりで食べる|加藤千恵
¥792
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発行 幻冬舎 定価792円(本体720円+税) 発売日: 2025.07.10 ISBN:9784344434837 Cコード:0193 判型:文庫判 家を出ていく恋人が最後に作ってくれた肉味噌焼きそば。夫の浮気を知らず作り置きした、彼の好きな生ハムのマリネ。秘かに気になってる女友達とシェアした揚げ春巻き。婚約破棄された後、実家で食べた朝ごはんの長芋の短冊――。ままならない日々の中、どうしようもない私を支えてくれるものがある。恋愛にまつわる忘れられない食の物語+短歌集。 (版元より)
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遠慮深いうたた寝|小川洋子
¥891
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発行 河出書房新社 文庫判 304ページ ISBN:978-4-309-42166-7 ● Cコード:0195 発売日:2025.02.06 定価891円(本体810円) 作家の日常が垣間見られる、10年ぶりの文庫エッセイ集! どのエッセイも結局は 文学のない世界では生きられない ことを告白している――小川洋子 日々の出来事、思い出、創作、手芸、ミュージカル…… 温かな眼で日常を掬い取り、物語の向こう側を描く。 2012年から現在まで続く「神戸新聞」好評連載エッセイ「遠慮深いうたた寝」を中心に、約10年間に発表されたエッセイの中から厳選し、「手芸と始球式」「物語の向こう側」「読書と本と」の4章で構成する珠玉のエッセイ集。 *美しい装幀も話題! 九谷焼による陶板画・上出惠悟/デザイン・名久井直子 単行本 第55回造本装幀コンクール・日本書籍出版協会理事長賞受賞。 「本書を編むことは、文学が自分の生活、人生をどれほど大事な部分で支えているか再認識する作業でもありました。題材はさまざま異なっていても、どのエッセイも結局は文学のない世界では生きられない、ということを告白しています。実際には味わえない体験、自分とは異なる誰か、この世にはいない死者、そういうものたちへの想像力が、現実の私の救いとなってくれているのです」(「あとがき」より) 著者 小川 洋子 (オガワ ヨウコ) 1962年岡山県生まれ。早稲田大学卒業。88年「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞、「妊娠カレンダー」で芥川賞、『博士の愛した数式』で読売文学賞、本屋大賞、『ミーナの行進』で谷崎潤一郎賞を受賞。 (版元より)
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あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記|青山ゆみこ/牟田都子/村井理子
¥1,430
発行 亜紀書房 価格 1,430円(税込) 発売日 2020年7月21日 判型 四六判変型 製本 並製 頁数 160頁 ISBN 978-4-7505-1655-4 Cコード C0095 神戸在住のライター・青山ゆみこ、 東京で働く校正者・牟田都子、 琵琶湖のほとりで暮らす翻訳家・村井理子。 いろいろありながらも平和に生きてきた3人を(そして世界中を)疫病の影が覆い、生活は一変。 さあ、たいへん。めっちゃ辛い。 ——そうだ、交換日記をやろう。きっとみんな、同じ気持ちを抱えているだろうから。 仕事、急に増えた家事、家族やペットのこと、必死で探したほっとする時間。 人生を揺るがす出来事を前に、戸惑い、恐れ、苦しむ。 でも、おいしいものを食べて、みんなで話せば何とかやっていけるかも。 日々のモヤモヤを3人でつづるエッセイ集。 不安だらけだけど、おしゃべりしてひと息入れよ? 【目次】 ・人物紹介 ・まえがき 1 1 小さくなった世界 2 猫だけが変わらない 3 ひとりぼっち 4 絶望しても生きている 5 こわくてたまらない 6 記憶の鍋のフタ 2 おこもり生活を支えた美味しいもの ・暑苦しいほどの焼きそば愛 ・エンゲル係数が止まらない ・15年ぶりのパンケーキ 3 7 良いニュースは小声で語られる 8 途方に暮れる 9 三人から始めよう 10 できれば機嫌よくいきたい 11 みんなどうしてるんだろう 12 紙一重 4 13 わたしの初めての猫 14 最後かもしれない 15 当たり前を取り戻す 5 なくて困った! ・災い転じて!? ・なくて困った事務用品 ・図書館が閉まった 6 緊急事態宣言が解除されて 16 モヤモヤとともに 17 小さきものの呟き 18 コロナ、その後 ・あとがき1 ・あとがき2 著者紹介 青山 ゆみこ(あおやま・ゆみこ) フリーランスのエディター/ライター。1971年神戸市生まれ。月刊誌副編集長を経て、単行本の編集・構成・執筆などを中心に活動。市井の人から、芸人や研究者、作家など幅広い層で1000人超の言葉に耳を傾けてきた。ブックライティングを担当した書籍は30 冊を超える。 自著に、ホスピスの食の取り組みを取材した『人生最後のご馳走』『ほんのちょっと当事者』。定期的に個人向け文章添削講座を開催し、「読む」と「書く」について考えている。 牟田 都子(むた・さとこ) 校正者。1977年東京都生まれ。これまで関わった本に、『悲しみの秘義』(若松英輔著)、『橙書店にて』(田尻久子著)、『おやときどきこども』(鳥羽和久著、ナナロク社)、『愛と家族を探して』(佐々木ののか著)、『NHK 出版 学びのきほん 本の世界をめぐる冒険』(ナカムラクニオ著) ほか多数。共著に『本を贈る』。 村井 理子(むらい・りこ) 翻訳家/エッセイスト。1970 年静岡県生まれ。主な連載に、『村井さんちの生活』『犬(きみ)がいるから』。著書に『犬ニモマケズ』『犬がいるから』『兄の終い』など。訳書に『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(キャスリーン・フリン著)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(共にトーマス・トウェイツ著)、『黄金州の殺人鬼』(ミシェル・マクナマラ著) などがある。 (版元より)
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橙書店にて|田尻久子
¥902
発行 筑摩書房 定価 902円(10%税込) ISBN 978-4-480-43921-5 Cコード 0195 整理番号 た-101-1 刊行日 2023/11/09 判型 文庫判 ページ数 304頁 解説 滝口悠生 熊本にある本屋兼喫茶店、橙書店の店主が描く本屋と「お客さん」の物語。石牟礼道子さんが逝った日「ただただ悼みたい」と訪れた人。“書くこと”を焚きつけた渡辺京二さんの言葉。縁あって催した“村上春樹朗読会”の夜。雑誌『アルテリ』に寄稿するハンセン病患者「関さん」と交わした握手――。文庫版のための書き下ろし・単行本未収録エッセイを増補する。 解説 滝口悠生
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作家とおしゃれ
¥2,200
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編集 平凡社編集部 発行 平凡社 出版年月 2024/09 ISBN 9784582747157 Cコード・NDCコード 0091 NDC 910 判型・ページ数 B6変 256ページ 定価2,200円(本体2,000円+税) 昭和の文豪のこだわりの着こなし、現代の作家が憧れた一着、漫画家のお気に入りのアイテム……特別な日の晴れ着から日々の生活を彩る普段着まで、「装う」楽しみが詰まったエッセイ、詩、漫画など46篇を収録。 【収録作品(掲載順)】 1 毎日のおしゃれ 服装語彙分類案 柳田國男 履物とガラス玉 佐多稲子 正しいアイロンのかけ方 村上春樹 新しい沓下 田中冬二 センスのよいきものの着方、えらび方 宇野千代 サザエさんの洋服/『サザエさん』より 長谷川町子 服装の合理性 石原慎太郎 働くために 宮本百合子 春着の仕度 河野多惠子 2 お気に入りの逸品 鞄 吉行淳之介 このごろ 幸田文 フィレンツェの赤い手袋 小川洋子 時計 室生犀星 『没有漫画没有人生』より「シューゲイザー」 望月ミネタロウ レインコートの美 森茉莉 帽子 江國香織 3 とっておきのよそいき すてきなお化粧品売り場 川上未映子 誓いの色を着た日 村田沙耶香 洋服オンチ 三島由紀夫 私のびろうどの靴は 林芙美子 劉生日記 大正九年 岸田劉生 旅のよそおい 檀一雄 無欲・どん欲 沢村貞子 4 こだわりの着こなし 「俺様ファッション全史」より 会田誠 わが服装哲学 森敦 「服装に就いて」より 太宰治 ピアスの穴 米原万里 買物 菊池寛 外套 江戸川乱歩 映画のなかのシャツ 宇野亞喜良 自分の色 白洲正子 5 夢に見たあのスタイル GOTHIC & LOLITA GO WORLD 嶽本野ばら 夏帽子 萩原朔太郎 夢の女の夏衣 厨川蝶子 リボン 竹久夢二 着物 芥川龍之介 るきさん 高野文子 羽織・袴 久保田万太郎 衣裳と悦楽 花柳章太郎 6 流行りをたのしむ 『青豆とうふ』より 安西水丸 洋服論 永井荷風 学生ハイカラしらべ 今和次郎 茶色い背広 吉村昭 銀座漫歩の美婦人三例 小村雪岱 好きな髷のことなど 上村松園 『かの子抄』より 岡本かの子 (版元より)