-
ブラインド即興音楽レビューナイトat塩屋|heso.とリトルレンズ文芸舎
¥500
企画・発行 heso. 編集 リトルレンズ文芸舎 印刷 塩屋的印刷 2025年5月発行 500円 2025年2月、神戸の塩屋で行われた、三浦康嗣(□□□主宰など)、森本アリ(塩屋の音楽家、旧グッゲンハイム邸管理人)、imdkm(ライター、批評家)による、曲名やアーティスト情報が伏せられた状態で音楽を聴き、あーだこーだ言ったイベントの「あーだこーだ」を書き起こし。 誰も知らないマニアックな曲から、レビュワー以外はみんな知ってたヒット曲まで11曲に挑戦。 (版元より)
-
銀河 MERCH EDITION|舩山賢人
¥1,100
レーベルステッカー2点つき リトルプレス 発行:Born In Winter label 発売日:2025年6月14日 文庫判 69P 価格:1,100円(税込) ミュージシャン・Kent Funayamaあらため舩山賢人によるZINE。 2023年発行のZINE『銀河』初版に掲載された詩「銀河」と、歌として完成した「銀河」の間にある期間を「銀河モラトリアム」と名付け、新たな日記とエッセイを掲載した再編集版『銀河 Merch Edition』。 詩、エッセイ、短歌、日記、写真を収録。
-
夢のかなたの街 Cities Beyond Fictions|川﨑大助
¥1,980
inch magazine Paperback Books 01 発行:inch media A5変形判 縦184mm 横106mm 厚さ18mm 232ページ 並製 価格 1,800 円+税 1,980 円(税込) ISBN978-4-9914192-0-1 初版年月日 2025年5月25日 ニューヨーク/ロンドン/ロサンゼルス/サンフランシスコ/ボストン/ホノルル/ユジノサハリンスク/大阪/東京・渋谷と下北沢 90年代に国内外のインディー音楽シーンをつないだ雑誌『米国音楽』を創刊、のち都市型文芸誌『インザシティ』(BEAMS)にかかわった作家が出会った、12篇の“街と人”についての回想録。 ・ソフィア・コッポラが描いた渋谷の交差点とアメリカの凋落(映画『ロスト・イン・トランスレーション』) ・カタカナ語“シティ・ボーイ”の誕生と片岡義男が描くハワイ語「チャイ・チャイ・ブー」 ・雑誌『i-D JAPAN』の創刊とソ連末期の潜入取材、そして日本のバブル崩壊後 ・下北沢とフィッシュマンズ、ライブハウス〈スリッツ〉があったころ ・MCA(ビースティ・ボーイズ)たちインディーズ・ミュージシャンらとニューヨーク・911テロ など、渋谷系を筆頭に日本と世界のカルチャー・シーンが今よりも密接だった1990年代~ゼロ年代を中心とした、あるインディペンデント・カルチャー雑誌の編集者で作家の回想録。 東西冷戦の終焉、グランジ・ブーム~以降の米国ではインディー・ポップ/ロック、ヒップホップやターンテーブリズムといった多様な音楽が隆盛。かたや日本では渋谷系を筆頭に独自に世界と交流した人々がいた。90年代にインディペンデント雑誌『米国音楽』を創刊した作家・川﨑大助さんの90年代~ゼロ年代を中心とした、ネットで絶対に検索できない話が満載の、街と人との回想録です。 目次 はじめに 1 孤立して迷子になって、そして都市で友を得る 東京/二〇〇〇年代渋谷 2 変わりゆく街、変わらぬ赤い豆 ロンドン/一九七七年 そして折々の 3 ワイルド・ウェストと、海までの距離 大阪とその深南部/七〇年代末から八〇年代 4 彼が書いた島、僕のレンタカー ホノルル/九〇年代とそれ以降 5 湾岸の異界と、川の向こうで羅針盤を得る ボストン/一九九六年 6 ある夏の夜、連邦の最終度数にて ユジノサハリンスク/一九九一年 7 ゴッド・ブレス・ユー、と二度繰り返して サンフランシスコ・ベイエリア1/九〇年代とそれ以降 8 魔法の絨毯で、ミレニアルの夜明けまでは サンフランシスコ・ベイエリア2/九〇年代とそれ以降 9 夢の果ての乱れた磁場の、青っぽい闇のなか ロサンゼルス/九〇年代 10 持ちつ持たれつで、日本と出会い直す 日本各地/九〇年代からゼロ年代 11 ふたたびの混沌が、首輪のない者の街に 下北沢/九〇年代から今日まで 12 ささいなことで、空にも夢を。大波のあとですら ニューヨーク/二〇〇一年を中心に あとがき 著者プロフィール 川﨑 大助 (カワサキ ダイスケ) (著) 作家。『ロッキング・オン』『週刊文春』などでライターを経て、1993年『米国音楽』を創刊。2010年からBEAMS発行の文芸誌『IN THE CITY』に参加。『素浪人刑事 東京のふたつの城』(早川書房)、『教養としてのパンク・ロック』(光文社新書)、フィッシュマンズ評伝『僕と魚のブルーズ 評伝フィッシュマンズ』(イースト・プレス)など。 (版元より)
-
とまっていた時計がまたうごきはじめた|細野晴臣
¥1,430
聞き手 鈴木惣一朗 平凡社ライブラリー 発行 平凡社 出版年月 2019/11 ISBN 9784582768909 Cコード・NDCコード 0373 NDC 760 判型・ページ数 B6変 352ページ 定価1,430円(本体1,300円+税) 「いまは音楽の話だけをしていたい」──懐かしい音楽の話は、お笑い、隕石、原発、友の死を経めぐり、また音楽へと戻ってくる。デビュー50周年、待望の平凡社ライブラリー化! ■解説 never young beach 安部勇磨(ミュージシャン) (版元より)
-
小説集 筋肉少女帯小説化計画
¥2,090
著者 大槻ケンヂ/空木春宵/柴田勝家/滝本竜彦/辻村深月/和嶋慎治 発行 KADOKAWA 四六判 右開き 288ページ 定価 1,900 円+税 ISBN978-4-04-116033-6 CコードC0093 初版年月日 2025年5月16日 筋肉少女帯の無二の世界観が小説に! 大槻ケンヂ、辻村深月らが描く、楽曲と小説が交差する物語。 (版元より)
-
アンビエント・ドライヴァー|細野晴臣
¥902
SOLD OUT
発行:筑摩書房 文庫判 304ページ ISBN978-4-480-43342-8 CコードC0195 発売日 2016年2月9日 はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、YMO…。日本のポップ・シーンで著者はさまざまな花を咲かせた。アンビエントの海を漂い、ふたたび陸に上がり、なおも進化しつづける自己省察。著者の、自然観、人生観、音楽観などの伝わるエッセイ集。 (版元より)
-
別冊ele-king VINYL GOES AROUND presents RECORD――レコード復権の時代に
¥1,980
監修 VINYL GOES AROUND 発行:株式会社Pヴァイン 菊判 160ページ 価格 1,800円+税 発売日 2025年4月16日 レコード収集、そして音楽文化を愛するすべての人に―― 奥深きアナログ盤の世界にもう一歩踏み込むための案内 ストリーミング全盛の今日、他方でレコードが大いに脚光を浴びてもいる。アナログ盤はなぜかくも音楽愛好家たちを惹きつけてやまないのか? その買い方から聴き方、歴史、そして未来への展望まで、いまあらためてレコードならではの魅力を徹底解剖する! ・MURO、エヂ・モッタら究極のレコード・コレクターたちが語るその収集哲学 ・レコード好きのライフスタイル ・海外レコード買い付け紀行 ・未知なる場所での新たな1枚との出会い ・購入時のことが鮮明に記憶に残るレコード5選(JAZZMANジェラルド、マシュー・ハルソール、メイヤー・ホーソーン、坂本慎太郎、MOODMAN、角張渉、イハラカンタロウ、スヴェン・ワンダー、水原佑果、岡田拓郎、Licaxxx、塩田正幸、T-Groove、ほか) ・VINYL GOES AROUND PRESSING:プレス工場潜入レポート ・アナログ愛好家が営む異業種名店 ・レコードにまつわる映画紹介 ・コレクター道を極めるための心得 ・ヴァイナルで音楽を楽しむためのオーディオ環境 など、さまざまな角度からレコードの魅力に迫る完全保存版ガイド。 (版元より)
-
別冊ele-king アンビエント・ジャパン
¥1,980
SOLD OUT
編集 ele-king編集部 発行 株式会社Pヴァイン 菊判 192ページ 価格 1,800円+税 発売日 2023年10月20日 日本のアンビエント~環境音楽を大特集 featuring 細野晴臣/坂本龍一/吉村弘/横田進/畠山地平/冥丁/SUGAI KEN interview デイヴィッド・トゥープ/スペンサー・ドーラン/ZAK 日本のアンビエント名作選125 AMBIENT KYOTO 2023 Off-Tone/みんなのきもち (版元より)
-
別冊ele-king 続コーネリアスのすべて
¥1,870
編集 ele-king編集部 発行 P-VINE 発売日 2019/7/31 本体 1,700円+税 ISBN:978-4-909483-36-2 『コーネリアスのすべて』の続編が登場! 再発される『The First Question Award』と『Point』にフォーカスした ファン必読のロング・インタヴュー および秘蔵写真 そしてコレクターズアイテム などなど 細野晴臣や砂原良徳との対談、 メンバーの取材などを交えながら、 コーネリアス・ワールドをお楽しみください! ■目次 PHOTO STORY 写真=濱田晋 LONG INTERVIEW CHAPTER 1 ファースト・アルバムにしていまのところ唯一のポップ・アルバム まずは『The First Question Award』について LONG INTERVIEW CHAPTER 2 いかにして音は削ぎ落され、独自のサウンドが構築されたか そして『Point』について CROSS TALK 細野晴臣×小山田圭吾「エッセンスとデザイン、日本と海外、水平と垂直 ふたりの類似点と相違点」 砂原良徳×小山田圭吾「いちど全部捨てたところから『LOVEBEAT』も『Point』も生まれた」 INTERVIEWS 堀江博久「1990年代前半は数ヶ月ごとになにかが動いていた」 大野由美子「コーネリアスはクセナキスに近い!?」 あらきゆうこ「コーネリアスというホーム」 辻川幸一郎「認識としての映像」杉原環樹 大西景太「映像による『聞こえ』の手ざわり」 中村勇吾「デジタルの宿命を超える表現」 CRITIQUE, COLUMN 大久保祐子「25年目の『The First Question Award』を聴きながら」 草彅洋平「僕の90年代」 野田努「コーネリアス私論、および『Point』について」 イアン・F・マーティン「ポストモダンを背に~『Point』におけるポイント、視点、論点、そして音の点をめぐる考察」 松村正人「音のひとのことば」 畠中実「もうひとつのディメンション~コーネリアスにおけるヴィジュアル・ミュージックとしての映像表現」 ARCHIVES 「『The First Question Award』コレクション」ばるぼら/siloppi 資料「英米音楽メディアはコーネリアスと『Point』をどのように受け止めたのか?」 (版元より)
-
ソウルメイト|川島小鳥/臼田あさ美
¥3,300
寄稿 カネコアヤノ 発行:YYY PRESS 装丁:米山菜津子 仕様:並製 ホローバック 178頁 サイズ:W128mm × H190mm 価格: 3,000 円+税 ISBN 978-4-908254-12-3 C0072 発売:2024年10月下旬 俳優・臼田あさ美と写真家・川島小鳥がソウルを歩いたフォトセッションが、小さな1冊になりました。 ひとりとひとり、それぞれが過ごした季節は寒さと孤独を抱えつつ、ほどけた春の空気を感じさせてゆきます。 ふたりが敬愛するシンガーソングライター・カネコアヤノによる散文とともに綴じられた一冊をぜひご覧ください。
-
音盤の来歴 針を落とす日々|榎本空
¥1,980
発行 晶文社 四六判並製 240頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-7463-1 C0095 2025年3月 ここには、人間を生かそうとする言葉が書かれている。 ──永井玲衣 1枚のレコードを通じて関係する、無数の人生。 この世界を諦めずに歩んでいきたいと思いました。 ──後藤正文 虐殺が続く世界の片隅で、静かにレコードに針を落とす。音楽に守られた日々の記録。 アメリカで神学と人類学を学び、自分のVOICEを探す日々の裏で、心の支えとなった音楽があった。ブルーズ、ジャズ、ロック、ソウル……いまも保持する愛着の深い音盤群と、ニューヨークで、ノースカロライナで、そして沖縄で出会った心やさしき人々との交流をもとに語る生活の記録。ガザで、ウクライナで、シリアで虐殺が続くなか、音楽はシェルターとなりうるか? 若き神学・人類学者による、世界の片隅からの祈りにも似たメッセージ。 “わたしがレコードを聴いていたのも、結局は似たような理由からだったのだと思う。ときにあまりに残酷で醜悪な世界から身を隠すため。閉ざされた内密の空間で生を実験するため。歌ってみたり、踊ってみたり、もうひとつの世界を、ありえたかもしれない今を想像したりして。もちろんレコードは片面二十分足らずで終わってしまうのだけれど。そしたらまた針を落とせばいい。そうしている少しの間、この世界をかたわらへ寄せて、別の世界へ、あるいは別の惑星へ。”(「あとがき」より) 【目次】 はじめに ■Side A アラン・トゥーサンと過去をかたわらに寄せることの勇気について ライ・クーダーとチャイナタウンのアパートの屋上から見えた月 レオン・レッドボーンと初めてのレコードプレイヤー メイヴィス・ステイプルズを聴きに501に背を向ける ハービー・ハンコックとアメリカで車を売ること ドニー・フリッツと自由の瞬間 ビートマスとレコードのないクリスマス ■Side B ドクターQが教えてくれたり、教えてくれなかったりしたいくつかのこと 『アメイジング・グレイス』を探して フランシスコのサンクチュアリ 黒いキリスト、メアリー・ルー・ウィリアムスを記念して 豚と詩人 レコードにまつわる抜き書きのアーカイヴ、あるいは百年目のボールドウィンへ 細野晴臣を聴いていた夜のこと クラシックでしまくとぅば ドン・コヴェイがシャウトする朝 あとがきにかえて ◇榎本空(えのもと・そら) 1988年、滋賀県生まれ。沖縄県伊江島で育つ。同志社大学神学部修士課程修了。台湾・長栄大学留学中、C・S・ソンに師事。米・ユニオン神学校S. T. M 修了。文筆家、翻訳家。伊江島の土地闘争とその記憶について研究している。著書に『それで君の声はどこにあるんだ?──黒人神学から学んだこと』(岩波書店)、翻訳書にジェイムズ・H・コーン『誰にも言わないと言ったけれど――黒人神学と私』(新教出版社)、サイディヤ・ハートマン『母を失うこと──大西洋奴隷航路をたどる旅』(晶文社)がある。『母を失うこと』で第十回 日本翻訳大賞受賞。 (版元より)
-
●サイン本 定本|牛尾憲輔
¥2,970
SOLD OUT
発行 太田出版 価格 2,970円(本体2,700円+税) 判型 A5判 ページ数 256ページ ISBNコード 9784778319571 搬入年月日 2025.2.25 作曲家・アーティストの牛尾憲輔、劇伴作家活動10周年を記念したアニバーサリーBOOKが2025年2月27日に発売決定。電気グルーヴ・石野卓球との出会いをきっかけに音楽活動をスタート、2008年にソロユニット・agraphとしてアルバムをリリース、2014年にはアニメ『ピンポン』で劇伴作家としてのキャリアをスタートさせた牛尾憲輔、初の公式本です。 生い立ちから現在までを語ったロングインタビューをはじめ、石野卓球&ピエール瀧(電気グルーヴ)・山田尚子・湯浅政明・高野文子・魚豊など総勢26名の超豪華ゲストが語る「音楽家・牛尾憲輔の魅力」とはーー。牛尾憲輔の「現在」「過去」、そして来たるべき「未来」を収録した一冊。 【ロングインタビュー】 ・牛尾憲輔 【対談】 ・石野卓球(電気グルーヴ)×牛尾憲輔 ・山田尚子×牛尾憲輔 ・湯浅政明×牛尾憲輔 ・佐藤 大×牛尾憲輔 【特別企画】 ・ピエール瀧(電気グルーヴ)&牛尾憲輔、高田馬場ゲーセンミカドへ行く 【インタビュー】 ・砂原良徳 ・永井聖一(相対性理論) ・中村弘二 ・ミト(クラムボン) ・JC(ミランレコード) ・吉田玲子 ・大塚 学 ・新宅洋平 【寄稿】 ・沖田修一 ・風間太樹 ・白井嘉一郎 ・中村伸一 【マンガ・イラスト】 ・高野文子 ・魚豊 ・タカノンノ ・JUN INAGAWA 【論考】 ・佐々木敦 ・柴 那典 ・北出 栞 ・灰街 令 ・宮昌太朗 ……ほか 牛尾憲輔 1983年3月1日生まれ、東京都出身の音楽家/プロデューサー。音楽教室の家で育ち、幼少よりピアノを習う。東京工科大学在学中に「Pro Tools」オペレーターとして活動。その後、石野卓球の音源制作、テクニカル・エンジニアなどに関わり、2007年にコンピレーションアルバム『Gathering Traxx Vol.1』に初の楽曲「colours」を提供。翌年にソロ・ユニット“agraph”名義でアルバムデビュー。映画音楽、バンドのLAMAや電気グルーヴのサポートを担当するなど、幅広い活動を展開。 (版元より)
-
春をポッケにつめこんで|真舟とわ
¥1,000
SOLD OUT
リトルプレス 文庫サイズ "光を纏った海の匂い ポッケにつめて 会いに行きます 今すぐに!" 真舟とわのことばと絵を集めた一冊。 文庫本サイズなのでお出かけにもってこいです。旅や日常のお供にぜひ! この本を手にしたあなたの今日が少しだけルンとなりますように。 (版元より)
-
坂本龍一のプレイリスト|吉村栄一
¥2,970
SOLD OUT
発行:イースト・プレス 四六判 320ページ 定価 2,700円+税 ISBN978-4-7816-2420-4 初版年月日 2025年2月20日 坂本龍一は、どんな音楽を愛したのか。 コンピレーションアルバム、ラジオ番組、書籍などで 坂本龍一がセレクトした楽曲からひもとく。 【高野寛さん推薦】 『「君たち、こんな曲知ってる?」 教授はいつもいたずらっぽく、新しい音楽を教えてくれた』 クラシック、現代音楽からロック、ソウルミュージック、クラブミュージックにいたるまで、 坂本龍一はその生涯で新しい音楽を求め続けた。 その音楽体験が、革新的な作品を生み出す源泉だった。 本書では、コンピレーションアルバム、ラジオ番組、書籍などで 坂本龍一自身がセレクトした楽曲を、『坂本龍一 音楽の歴史』の著者がレビューする。 【本書で取り上げたアーティスト(一部)】 ジャパン/スクリッティ・ポリッティ/韓国国立国楽院/テイ・トウワ/加藤登紀子/クラフトワーク/スライ&ファミリー・ストーン/ミシェル・ルグラン/ヴァン・ダイク・パークス/クラウス・オガーマン/ジョン・コルトレーン/シュトックハウゼン/アントニオ・カルロス・ジョビン/ニーナ・シモン/ジョン・ケージ/武満徹/フィリップ・グラス/J・S・バッハ/マックス・リヒター/エリック・サティ/ドビュッシー......etc 【「はじめに」より】 「こんばんは、坂本龍一です」 この一言から始まった坂本龍一のラジオ番組、NHK FMの『サウンドストリート』火曜日。最初の放送は1981年4月7日だった。 ぼくはその頃、福井県福井市に住む15歳。教授と同じ1月生まれ、早生まれだったので高校一年生だ。YMOが好きで、なんとか関係する情報や音楽を追いかけようと必死だった田舎の高校生。民放テレビ局は2局、ラジオのFM放送はNHKだけ。似たような趣味の友達は学年にひとりいるか、いないか。孤独だった。東京より2日ほど発売が遅れる音楽雑誌と、県内に一軒だけあった輸入レコード店だけが情報源のすべてのようなものだった。もどかしい。世界もテクノポリスTOKIOも遠い。 そんな干天のもとで慈雨となったのが、『サウンドストリート』火曜日だった。YMO、坂本龍一の音楽はもちろん、そのときどきに教授が選んだ「いま聴くべき音楽」が選曲されて、ちょっとぼそぼそした口調でその解説もしてくれた。 (略) この本は、40年以上に及ぶ坂本さんの選曲から、個人的に強い印象を受けたプレイリスト、学びの機会となった音楽を150曲選んで、その楽曲がどういう背景を持った曲なのかを紹介している。それとともに、その楽曲の関連のもの、坂本さんの作品で紐づけられていると思えたものを牽強付会の気を含みつつも選んでみた。 生涯にわたって、おもしろい、そしてためになる音楽を教えてくれた坂本龍一さんは、ラジオ、雑誌、そして複数のコンピレーションCDを通して多くの人の音楽の先生、いや、教授となってくれた。感謝をこめて、教えてもらった音楽をあなたの作品とともにこれからも聴いていきます。 著者プロフィール 吉村栄一 (ヨシムラエイイチ) (著/文) よしむら・えいいち:1966年福井県生まれ。月刊誌『広告批評』編集者を経て、フリーランスの編集者、ライター、コピーライターに。主な編著書に『いまだから読みたい本ー3.11後の日本』『40ymo1979-2019』など。構成を手掛けた書籍に『戦場のメリークリスマス 知られざる真実』『龍一語彙 2011年-2017年』。単著書に『評伝デヴィッド・ボウイ 日本に降り立った異星人』『YMO1978-2043』『坂本龍一 音楽の歴史』がある。 (版元より)
-
●サイン本 ダイブ・イン・シアター|柴田聡子
¥1,980
SOLD OUT
発行 青土社 価格 1,980円(本体1,800円) 発売日 2024年12月26日 ISBN978-4-7917-7693-1 はんぶん海に浸かって、 片目にたての水平線。 ——「ダイブ・イン・シアター」より 〈わたし〉の深層に潜り込んでいく、声から遠く離れて綴られた言葉たち。初の全篇書き下ろし詩集。 [目次] サイン会でもないのに Y字路 オカダヤ 相互代理抱擁哀愁 脚根関係 6月 憧れ 市庁舎 広場 鋭く深いなかなか無い 岬 冒険 さざ波 両手で受話器を Wanna be バス停 休憩、降車1 砂浜 チャンス 期待 うわさの天使 誓い 路上 ビルボード Holiday It's mine 休憩、降車2 死後初雑感 ひとりじめ 鷺 ダイブ・イン・シアター [著者]柴田聡子(しばた・さとこ) シンガーソングライター、詩人。2012年に1stアルバム『しばたさとこ島』をリリースして以降、歌うことを中心に据えながら、楽曲提供や映画・ドラマへの出演など幅広い活動を続ける。2024年2月に7thアルバム『Your Favorite Things』、10月に弾き語り盤『My Favorite Things』をリリース。2016年に刊行した第一詩集『さばーく』が第5回エルスール財団新人賞・現代詩部門を受賞してからは、詩、エッセイ、小説、絵本などの文筆活動も多数行う。『文學界』での7年にわたる連載をまとめたエッセイ集『きれぎれのダイアリー 2017~2023』を2023年に刊行。 (版元より)
-
そして奇妙な読書だけが残った|大槻ケンヂ
¥1,870
SOLD OUT
発行 本の雑誌社 定価 1870円(税込) 2025年2月14日発売 四六判並製 272ページ ISBN 978-4-86011-499-2 本を読んだらどうかな? そんな時は。 僕だけが憶えている本、コロナ禍でのライブと猪木の言葉、栗城和城とプロレスの共通点、発熱時の『闇の左手』現象、目羅博士的跳躍に書店怪談...。 驚いたり、思い出したり、しみじみしたり。本とオカルトを愛するオーケンの奇妙な読書エッセイ。 インタビュー「作家の読書道」、単行本未収録エッセイも掲載。 [目次] まえがき リアル犬神明は「狼男だよ」と言ったか?(前編) リアル犬神明は「狼男だよ」と言ったか?(後編) ヴォネガットの話が始まらない〜ギリギリマガジン編 幻の小説「前田日明対力道山」はまだか 読んでいた本が不意に遭遇談本に変わるのだ 君だけが憶えている映画 僕だけが憶えている本 「SF本」 サイエンスフィクションじゃない、ストリートファイトについての「本」 陰謀論はレプタリアンドラコニアンと思い出の書店 再考ラッシャー木村のこんばんは事件 コロナ鬱はバ美肉の夢を見るか? スペンサーにも千葉真一にも言えないね 円盤と妖精とシモントンさんパンをください さらばシベリア超特急!メガフォースと共に... ここは、地獄か? アルジャーノンには、花束か? 「右手を失くしたカリスマ」とオーケンの俺じゃないっスよ事件! 『「たま」という船に乗っていた』と、オーケンの「次でいいっスよ!」事件 「『闇の左手』現象」はコロナの症状なのか!? 『夜の夢こそまこと 人間椅子小説集』に「蟲」をネジこめ。 『僕の樹には誰もいない』を読んだから、一行空けよう。 宇宙人の水ミルク 宇宙人のレモンスカッシュ! 読書の敵は誰だ? 『痴女の誕生』はスカッとするホームラン 『デス・ゾーン』の極私的読み方 前回の「シーラ・イーストン的」部分 獄門舟(船)問題 コナン・ドイル現象とエクソシストの粋なはからい 笑って死ねたら最高さ! 名探偵ポアロとマーガレットの恋 幻のマイケル空手『2000年の桜庭和志』 コワすぎ!目羅博士的跳躍力を観よ 沢木耕太郎と名作ミステリーと山川健一イズム 「BSマンガ夜話」に『おしえて!ギャル子ちゃん』を そうか「ヘルター・スケルター」は圏外か スカ猫と妖怪と文学の限界について 刑務所のリタ・ヘイワースと幻の女優 書店で目撃した事件 ラッキー・マンと人間VSゴリラの秘伝 作家の読書道 図書カード三万円使い放題! おまけ〜そして未単行本化の雑文が残っていた 2014年 「なんでオレあん時あんなこと言っちまったんだ言葉」 世界に二人だけの中卒〜ワイルドサイドを歩け 第2のステージの花束を (版元より)
-
品品喫茶譚Ⅲ|品品(ex.世田谷ピンポンズ)
¥1,320
リトルプレス ¥1200+tax 70p B6 並製本 装丁・デザイン・DTP 輪佳 相も変わらず喫茶店に行く。テーブルの上に古本屋で買った本を広げて、珈琲を飲む。ぼーっと窓の外の風景を眺める。一心不乱にノートと向き合う。 初めて訪れた街では喫茶店を探し、住み慣れた街の喫茶店で会いたい人と会う。 日々と珈琲とフォーク。 大好評の随筆シリーズ第三弾。 (版元より)
-
ファンキー中国 出会いから紡がれること
¥2,530
SOLD OUT
著者 井口淳子/山本佳奈子/広岡今日子/長嶺亮子/無常くん/宮里千里/二村淳子/大友良英/多田麻美/中山大樹/OKI/濱田麻矢/武田雅哉 発行:灯光舎 A5変形判 縦195mm 横148mm 厚さ22mm 320ページ 並製 価格 2,300円+税 ISBN978-4-909992-04-8 初版年月日 2025年2月10日 音楽、クラフトビール、TikTok、豆腐屋、祭祀、ロックフェスに伝統劇―― 多彩な書き手が一堂に会し、それぞれの視点と切り口で描く、ファンキーな中国体験記! 音楽家や収集家、映画祭主催者、祭祀採音者、研究者など13人が集まり、自身の体験した「中国」をそれぞれが思う存分に綴ったエッセイ集を刊行。 80年代の「魔都」上海と食の記憶、中国の村に出現したド派手なステージでのライブ、TikTok で見つけた瀋陽公園で溌溂と踊る人々。70年代の文革期から現代中国という時代をまたにかけ、北京の胡同(フートン)から雲南省、 果てはフランスや台湾、モンゴルにまでエッセイの舞台が広がっていく。 報道では伝えられることのない、書き手たちが映し出す中国の姿。「伝統」に新しいものを豪快に取り入れる姿があり、厳しい規制があるなか、生活に染み入る絶妙な「ゆるさ」や「自由」がある。ときにはカルチャーギャップと呼ばれるような衝撃にも戸惑いながら、書き手ひとりひとりが経験した小さな「出会い」を紡ぎます。 中国といえば国家や政治や歴史という大きなイメージをつい頭に浮かべてしまいがちですが、人と人が出会う小さな瞬間にこそ、かけがえのないものがある。そんな、ひとつの希望を感じるような一冊を刊行します。 本文とカバーのイラスト及び装幀は、『送別の餃子』でお馴染みの佐々木優さん。「14人目の書き手」として、自身の記憶に残る中国の街並みをカバーに描いていただきました。 (版元より)
-
トーフビーツの(難聴)ダイアリー2022|tofubeats
¥1,650
発行・発売 ハイハット合同会社 2024年10月11日 初版発行 定価 1,500 円(税抜) 編集 和久田善彦 デザイン 小山直基 印刷・製本 塩屋的印刷 tofubeatsの初書籍、「トーフビーツの難聴日記(2022)」より早数年、その後も淡々としたためられ続けていたtofubeatsの日記の続編がZINEになりました。 2022年の初頭までの日記が収められた「トーフビーツの難聴日記」。その続編として数店舗のみで特典と して配布された1ヶ月分の日記「難聴日記 reprise」に、本書が初出となる2022年の5月以降の日記をさらに追加。難聴を経て始まった「難聴日記」はコロナ禍日記へとスライドし、2022年も初のコロナ罹患や結婚式、はたまた契約トラブルなどエピソードが巻き起こります。そして今回も音楽を生業とする人間のライフスタイルが少し覗ける1冊にもなっているかもしれません。 難聴日記と同じく編集は和久田善彦氏、ブックデザインは小山直基氏が担当。印刷および製本は神戸は旧グッゲンハイム邸内で運営されている塩屋的印刷が担当。 (版元より)
-
午前三時のサーチライト|豊田道倫
¥1,980
発行 ケンエレブックス 編集:五十嵐健司 装丁:山田拓矢 組版:孝学直、木原香苗 体裁:四六判変型 頁数:224頁 定価:1,800円+税 刊行日:2024年12月13日 ISBN 978-4-910315-47-8 大阪へ 東京からの転居、コロナ禍での先行きの見えない日々。寂寥感と欲望。 生活とイリュージョンの往還からうまれた20篇の物語。 消えた女、死んでしまった友人、家族、行きずりの出会いと別れ。生活をとりまく些細な出来事から湧き上がるエモーション。 パラダイス・ガラージ、豊田道倫&His Band!などの活動で知られるミュージシャン・豊田道倫によって、感傷的な現実と幻想のあわいを溶かすような文体でつづられる待望の短編小説集。
-
SETAGAYA MAGIC|品品(ex. 世田谷ピンポンズ)
¥1,320
シリーズ:sanchapbook 03 発行 ignition gallery 発行所 twililight 装画: waca デザイン:横山雄 判型:B7 ページ数:104ページ 本体価格:1200円 刊行日:2024年12月28日 自分が住む街の現在・過去・未来へのパスポートに。 twililightがある三軒茶屋をテーマにしたポケットブックシリーズ「sanchapbook」(サンチャップブック)。 03はtwililight web magazineで2024年6月から9月まで連載していたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)によるセンチメンタル連載小説を書籍化した『SETAGAYA MAGIC』。 “感傷より先に歌があるのか、歌より先に感傷があるのか、自分の情緒が時々分からなくなる” twililightがある世田谷区の三軒茶屋に長いあいだ住んでいたフォークシンガー・品品(ex.世田谷ピンポンズ)による初めての小説は、 三軒茶屋を舞台に、自身と重なる杵賀谷を主人公に迎え、選ばれなかった人々の心に真摯に寄り添う。 歌うこと、生きること、夢を見ること。 「もっともっと迷い惑うことだよ。君がこの街で出会った人たちがえっちらおっちらそうやって暮らしてきたみたいにね。茶沢通りの一本道でさえ迷う君さ。だからこそ、ひょんなことからまたいつかどこかで別れた誰かと再会できるかもしれない。誰も見たことのないような変な景色を見つけることができるかもしれない」 《目次》 「すずらん通りの定食屋」 「太子堂中央街のライブハウス」 「世田谷通り沿いのマンション」 「三軒茶屋中央劇場」 「地震の日」 「じしんの日」 「送別会」 「世田谷マジック」 あとがき (版元より)
-
●増刷特典つき 入院日記ZINE 病室、自分らしく|BIOMAN
¥1,320
SOLD OUT
リトルプレス 文庫判 112ページ ※価格改定した増刷分になります。価格改定に伴いおまけとして「高校の時バイトしてたとんかつ屋の鶏の唐揚げのレシピ」が付いてきます。 突発性難聴による入院日記のZINE 2024年10月に突発性難聴のため片耳が聞こえなくなり、治療のため2週間入院。入院に際して、暇つぶしのつもりでnote上にあげていた日記が思ったより反響があり、「何かしらの形にしてほしい」という声を沢山いただきました。トーフ君が同じような本出してるし気が引けるものの、noteの記事に投げ銭してくださった方もいらっしゃったし、自分でこの文の価値を卑下するのも良くないと思い、ZINEにする運びとなりました。 既にnote上に書き溜めた入院日記に加筆修正を行い、新たに退院後の1週間分の日記を書き加えた形になります。 ↓noteの入院日記 https://note.com/bioman_text/all (版元より)
-
●予約 日めくりジャズ365 2025年版
¥2,750
季節商品のため、ご注文後の発注となります。 発送までお時間を頂戴する場合があります。 発行 カンパニー社 編者 ジャズ録音日調査委員会 B7判(天糊製本):368枚 発行日:2024年12月 本体価格:2,500円(+税) ISBN:978-4-910065-14-4 毎日一枚ずつジャズのレコードを紹介する日めくりカレンダー。掲載のレコードはすべてその日付に録音されたものです。原則として各アーティストのリーダー作は一人一枚とし、ラグタイム、スウィング、ディキシーランド、モダンジャズ、フュージョン、ジャズファンク、フリージャズなど、時代や国を超えてさまざまなスタイルのジャズに触れられるよう選盤しました。有名盤もマイナー盤もできるだけバランスよく織り交ぜています。気になるものはインターネットで探してみたり、レコードやCDを購入してぜひ聴いてみてください。ジャズの魅力を味わい楽しむ良き一年になりますよう。 本商品は裁断・製本を手作業でおこなっております。ズレやムラがありますが、それも“味”として何卒ご容赦くださいませ。剥がした紙は余白や裏面をメモ用紙としてお使いいただければ幸いです。 (版元より)
-
続く、イエローマジック|高野寛
¥1,430
SOLD OUT
発行 ミルブックス 2024年11月11日発行 定価1,300円+税 ISBN978-4-910215-20-4 C0095 四六版・256p 装画 服部あさ美 ”未来の音楽”と出会い、黄色魔術に罹ったその日から、僕はYMOチルドレンになった 憧れを追いかけて、音楽に人生を捧げたミュージシャン・高野寛が 音楽を通して出会ったかけがえのない人々との交流を綴った随筆集 15歳の春、YMOに出会ったその日にYMOチルドレンとなり、音楽に人生を捧げた青年は気づけばデビュー35周年を迎えていた。 様々な音楽家たちと交流しながら、音楽と真剣に向き合ってきた高野寛が、YMOを軸にしながら音楽家としての歩みを綴った、書き下ろし随筆集。 これまで語ることのなかった心のうちを包み隠すことなく記しただけでなく、昭和・平成・令和を巡るYMOを中心としたポピュラー音楽史としても貴重な内容がギュッと詰まっている。 装画は雑誌『& Premium』の音楽特集号の表紙も話題となった人気イラストレーター・服部あさ美による描き下ろし。文中にも登場する、15歳の高野寛青年がYMOチルドレンになったその瞬間をイメージしている。 【目次より】 YMOとの邂逅|未来の音楽「YMO」との衝撃の出会い 憧れを追いかけて|高橋幸宏さん、ムーンライダーズ主宰のオーディションに合格 プロの洗礼|高橋幸宏さんプロデュースでプロデビュー 虹の都へ|憧れのトッド・ラングレンとのレコーディング この声は小さすぎて|ヒット曲が生まれた喜びと葛藤 渋谷系前夜|フリッパーズ・ギター、オリジナル・ラブとの交流 新たな世界への旅立ち|坂本龍一さんと世界を旅したワールドツアー 教育テレビという遊び場で|伝説のテレビ番組『土曜ソリトンSIDE−B』 初めての一人旅|新たな挑戦、弾き語りツアー 初めてのバンド|ナタリーワイズと9・11の衝動 サヨナラから|名曲『サヨナラCOLOR』誕生秘話とハナレグミ ボス|忌野清志郎さんとの友好と別れ イエローマジック、再び|細野晴臣さんの知られざる音楽活動期 聖地・ハイドパーク|シンガー・小坂忠さんから学んだこと MIYAとブラジルと仲間たち|宮沢和史さんと仲間たちとの音楽世界旅 HASとHASYMOとYMO|YMOと同じステージに立った忘れられない日 蛹のままで|大人のバンド「pupa」の楽しい記憶 復活と変身|バンマスとして参加した星野源さん復活武道館ライブ 教えて、学んで|教え子であり同志である中村佳穂さんとの出会い 四度目のブラジル|夢が叶ったブラジルでのレコーディング ワールド・ハピネス|ミュージシャン「のん」デビューの裏側 イエロー・マジック・チルドレン・コンサート|YMOの遺伝子を繋ぐコンサート ステイ・ステイ・ステイ|コロナ禍の葛藤と格闘 続く、イエローマジック|高橋幸宏さん記念コンサート、そして大切な二人との別れ ヒア・ウィ・ゴー・アゲイン|デビュー35周年を迎えて 正面切ってYMOのことを書くのは、正直照れ臭かった。一緒に仕事もさせてもらったけれど、いつまでも手の届かない憧れだった。 身の危険を感じる今年の酷暑は、執筆にはうってつけだった。記憶の隅でくしゃくしゃに絡まっていたわだかまりを丁寧に解きほぐして巻き直すような日々が続いた。 今は、35周年の総括にふさわしい本ができてホッとしているところ。 多くの方に届きますように。 ー高野寛