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書庫に水鳥がいなかった日のこと 漢詩の手帖|小津夜景
¥1,980
発行:素粒社 B6変形判 256ページ 並製 定価 1,800 円+税 1,980 円(税込) ISBN978-4-910413-20-4 初版年月日 2026年5月7日 南仏ニースと京都にくらす俳人、小津夜景による漢詩翻訳エッセイ最新刊。 道を歩いているとき、美容室の椅子に座っているとき、お風呂につかっているとき――くらしのさなかにふと訪れる詩のことば。杜甫、李白から菅原道真、嵯峨天皇、明治の狂詩まで、古今の漢詩を自在にひもとき、日常のなかにあざやかに置き直す27篇。 QuizKnock 伊沢拓司さん推薦!! 「文明の利器に囲まれようとも、現代を生きる我々の感情そのものは、きっとそれほど進化も退化もしていないのでしょう。漢詩を軸にして時を超えた心のつながりが生まれ、孤独が薄れていく、そんな体験でした。」 目次 黄色だけが残った 風呂屋と山鯨 書庫に水鳥がいなかった日のこと 弾かれるわたしの時間 金と雪 良い午後を、と彼らは言った 降りどきを見失って 九月の抽斗をあけて 靴ひもを結びながら 死んでいない、まだ生きている つり下げられた季節のための習作 エッグタルトと三日月 財布はいかにして開かれるか 散らかったままの話 夜明けのプレイリスト ふくらんだり、しぼんだり 背中を撫でる水流 あれも桜餅、これも桜餅 センセイの夏 雲の工房 土は言葉より正直だ 爛柯はフレグランスの夢を見るか 昼の裏側 世界がやわらかくなる日 突然の終わりのあとで 前略、北窓より 夜の音はすべて代役 本書に登場するおもな詩人たち 著者プロフィール 小津夜景 (オヅ ヤケイ) (著) 1973年北海道生まれ。俳人。句集に『フラワーズ・カンフー』『花と夜盗』、エッセイに『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』『漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日』(文庫版『いつかたこぶねになる日』)『ロゴスと巻貝』、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者須藤岳史との往復書簡集に『なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙』などの著作がある。 (版元より)
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お守り短歌アンソロジー わかれる
¥1,980
SOLD OUT
発行 KADOKAWA 四六判 右開き 136ページ 定価 1,800 円+税 1,980 円(税込) ISBN978-4-04-811906-1 初版年月日 2026年4月1日 字が抱いてページが抱いて一冊が抱いているから いいよ忘れて ――木下龍也 「『わかれ』についての短歌を、10首詠んでください。」 わたしと、誰かと、たいせつな宝物と。 10名の歌人が「わかれ」を見つめる、書き下ろしの短歌アンソロジー。 【参加歌人】 青松輝 上坂あゆ美 大森静佳 岡野大嗣 木下龍也 笹公人 志賀玲太 谷川電話 手塚美楽 初谷むい 【イラスト】 みつきさなぎ 目次 青松輝「winterstellar」 上坂あゆ美「出汁」 大森静佳「甲羅のために」 岡野大嗣「待合室」 木下龍也「チープカシオ」 笹公人「スピリチュアルな女との日々」 志賀玲太「平野」 谷川電話「風の複製」 手塚美楽「すばらしい日々!」 初谷むい「忘れたりないよ」 (版元より)
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短歌の話は長くなる|穂村弘
¥2,200
発行:NHK出版 四六判 336ページ 定価 2,000 円+税 2,200 円(税込) ISBN978-4-14-016289-7 発売日 2026年3月19日 たった三十一文字のこと、話せばこんなにも長くなる。 「NHK短歌」テキストの人気連載、待望の書籍化第2弾! 歌人・穂村弘がゲストに迎えるのは、女子プロレスラー、俳優、作家、お笑い芸人、漫画家、映画監督など、各界で活躍する短歌好き、そして同時代を生きる歌人たち。 合計70時間超の濃密でスリリングな短歌談義を通して浮かび上がる、短歌の魔力、ことばの引力。 <対談ゲスト> ハイパーミサヲ(女子プロレスラー) 美村里江(俳優・エッセイスト) カン・ハンナ(タレント・歌人) 石山蓮華(電線愛好家・文筆家・俳優) 高橋源一郎(作家) 枡野浩一(歌人・お笑い芸人) 馬場あき子(歌人) 永井玲衣(哲学者・作家) 堀本裕樹(俳人) 木村綾子(「コトゴトブックス」店主) 日比野コレコ(作家) 松田梨子・松田わこ(歌人姉妹) pha(作家) 佐藤文香(俳人) 鈴木ジェロニモ(お笑い芸人) ニコ・ニコルソン(漫画家) 杉田協士(映画監督) 渡辺祐真(書評家) 平野紗季子(フードエッセイスト・フードディレクター) 東直子(歌人) 著者プロフィール 穂村 弘 (ホムラ ヒロシ) (著) 歌人。一九六二年、北海道生まれ。九〇年、歌集『シンジケート』(沖積舎)でデビュー。 その後、短歌を中心に幅広い分野で活躍。『鳥肌が』で二〇一七年度の講談社エッセイ賞を受賞。近作に『蛸足ノート』(中央公論社)、『迷子手帳』(講談社)『短歌のガチャポン、もう一回』(小学館)など。最新歌集『水中翼船炎上中』(講談社)で、第二十三回若山牧水賞を受賞。デビュー歌集『シンジケート』の新装版が講談社より刊行。 (版元より)
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カジョクのうた ―韓国から来て、日本で暮らす私が見つけた家族の形―|カン・ハンナ
¥2,420
発行:角川文化振興財団 四六判 右開き 128ページ 定価 2,200 円+税 2,420 円(税込) ISBN978-4-04-884695-0 初版年月日 2026年3月25日 家族のことで日々 喜怒哀楽を感じながらも 生き続けることこそ、 人生そのものな気がします。 ――本文より 【目次】 まえがき 第1章★ 私の物語でもあり、あなたの物語でもある/満月の下で/ただいま/離れていても側にいても/家族の定義/三姉妹 結婚します 第2章★ 妻となる/母の看病/母は強くない/変化/子と母/子宝を授かるということ 第3章★ 義母の上京/この時間が夢みたい/Pachinko/新婚旅行/どんぶく/数えきれない物語 あとがき 著者プロフィール カン・ハンナ (カンハンナ) (著) 韓国出身。淑明女子大学(ソウル)卒業。韓国でキャスターとして活動後、2011年に来日。 NHK Eテレ「NHK短歌」の出演をきっかけに歌人として活動を始め、第1歌集『まだまだです』(KADOKAWA)で、「第21回現代短歌新人賞」を受賞。また、国際社会学者、かつコメンテーターとしても活動し、『コンテンツ・ボーダーレス』(クロスメディア・パブリッシング)を出版。さらに、100%ヴィーガンコスメブランド『mirari』を展開する株式会社Beauty Thinkerの代表を務めるなど、多方面で活動中。 (版元より)
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わたしを空腹にしないほうがいい 改訂版|くどうれいん
¥1,000
発行 BOOKNERD 〈俳句をタイトルにしたエッセイ集〉 これは現代版『ことばの食卓』否『手塩にかけたわたしの料理』か?いいえ、彼女は"くどうれいん"。 モリオカが生んだアンファン・テリブルが書き散らしたことばと食物の記録。 はじまりはこうだ。 "わたしを空腹にしないほうがいい。もういい大人なのにお腹がすくとあからさまにむっとして怒り出したり、突然悲しくなってめそめそしたりしてしまう。昼食に訪れたお店が混んでいると友人が『まずい。鬼が来るぞ』とわたしの顔色を窺ってはらはらしているので、鬼じゃない!と叱る。ほら、もうこうしてすでに怒っている。さらに、お腹がすくとわたしのお腹は強い雷のように鳴ってしまう。しかもときどきは人の言葉のような音で。この間は『東急ハンズ』って言ったんですよ、ほんとうです、信じて” 2016年6月の初夏、そして一年後の2017年6月の心象風景。くどうれいんが綴る、食べることと生きることの記録。
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レモンの艶のような日々|奥村真帆
¥1,320
SOLD OUT
リトルプレス 文・挿絵・写真・装丁 奥村真帆 関東での新生活のエピソードを中心に、書き下ろしエッセイ10篇と短歌46首、2025年5月〜7月のきまぐれ日記を収録しました。 〈目次〉 レモンケーキ/新しい街/喜劇/靴を買う/ジウさん/浴衣/秋/金木犀/ここにいること/祝福/きまぐれ短歌日記/わたしとあなたへ(あとがき)/姉ちゃんのこと(おまけ) 〈著者プロフィール〉 奥村真帆 -Maho Okumura- 1992 年、富山県富山市生まれ。執筆・編集を軸にフリーで活動。SNS を中心に文章や短歌、絵を発表している。好きな食べものは甘味とカレー、好きな音は板チョコを割るときの銀紙の音、好きな乗りものは飛行機と路面電車とモノレール。著書にエッセイ & 短歌 ZINE『なんでそんなこと急に言うん?』『漕いで光って飛んでいく』『レモンの艶のような日々』がある。 (版元より)
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漕いで光って飛んでいく|奥村真帆
¥1,320
リトルプレス 文・挿絵・写真・装丁 奥村真帆 沖縄でのエピソードを中心に、出会った人々や大切な風景、創作に関することなどを綴った一冊です。エッセイ15篇と短歌56首を収録しました。 〈目次〉 話し足りないことがある/自転車/ブーゲンビリア/郵便局/子どもたち/あの席/家路/カーミージー/ミミガージャーキー/当事者/記憶力/嫉妬/結果/本屋/飛行機 〈著者プロフィール〉 奥村真帆 -Maho Okumura- 1992 年、富山県富山市生まれ。執筆・編集を軸にフリーで活動。SNS を中心に文章や短歌、絵を発表している。好きな食べものは甘味とカレー、好きな音は板チョコを割るときの銀紙の音、好きな乗りものは飛行機と路面電車とモノレール。著書にエッセイ & 短歌 ZINE『なんでそんなこと急に言うん?』『漕いで光って飛んでいく』『レモンの艶のような日々』がある。 (版元より)
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なんでそんなこと急に言うん?|奥村真帆
¥1,320
SOLD OUT
リトルプレス 文庫判 242ページ 2024/12/1 発行 文章・装画・挿絵:奥村 真帆 デザイン:はちみつちひろ(小月デザイン) 一度しゃべりはじめると止まらない著者がいろんな記憶をあれこれ語るレトロかわいいエッセイ&短歌集です。 書き下ろしエッセイ25篇と各エピソードに関連する短歌84首を収めました。 幼い頃の思い出、好きなもの、きらいなもの、得意なこと、苦手なこと、うれしかったこと、切なかったこと、出会った人々、ままならないけれどたまに面白い気もする日常、なんでこうなったんやと自分でもよくわからない人生……。 話したくてうずうずしていたことを好き勝手に書き連ねたので、好き勝手に読んでいただけるとうれしいです。 [目次] なんでそんなこと急に言うん?(まえがき)/ミルク色の電車/渚ちゃん/しの先生/夢の国/クリスマス/沈黙のパフェ/蜃気楼のような人たち/防災センター/ダメダメ東大生/二十二年/地獄のホテルバイト/マブダチ/褒め言葉/ヒーロー/推しからのメール/宝くじ/図書館にいる人/急がなくていいですよ/真夏の少年/インタビュー/のど自慢/羽のある子ども/新札事件/深夜一時の猫/路面電車のような人だね(あとがき) [著者情報] 奥村真帆 富山県富山市出身、沖縄県那覇市在住。書いたり描いたりしています。ポプラ文庫『夜更けのおつまみ』掲載、Webメディア「アイスム」でエッセイ連載。第2回三服文学賞Yohaku賞受賞。新聞歌壇やNHK短歌などの公募で入選・掲載多数 (版元より)
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●サイン本 水上バス浅草行き|岡本真帆
¥1,870
SOLD OUT
発行 ナナロク社 定価:1870円(本体1700円+税) 仕様:168ページ、B6変形 装丁・絵:鈴木千佳子 ISBN:978-4-86732-010-5 C0092 ほんとうにあたしでいいの?ずぼらだし、傘もこんなにたくさんあるし 平日の明るいうちからビール飲む ごらんよビールこれが夏だよ 3、2、1ぱちんで全部忘れるよって今のは説明だから泣くなよ 【あの短歌のひと、岡本真帆の初めての歌集刊行!】 Twitterで発表する短歌は、数万件のいいねを連発。話題の歌人がまる1年をかけて書き上げた第一歌集です。 【担当編集より】 いま、短歌に才能が集まっています。岡本真帆さんは、日常に紛れる「喜び」を31音のリズムで弾けさせる名手です。 【岡本真帆さんからのメッセージ】 浅草行きの水上バス。 どこかに急いで向かうための乗り物じゃない。 むしろ、乗らなくてもいい、そんな乗り物。 なくても、生きていけるもの。 でもそういう存在が、心に潤いや光を与えて、 わくわくさせてくれるのを知っている。 そんな歌集をつくっています。 岡本真帆(おかもと・まほ) 一九八九年生まれ。高知県、四万十川のほとりで育つ。未来短歌会「陸から海へ」出身。
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これより先には入れません|谷川俊太郎/木下龍也
¥1,760
※サインは木下龍也さんのみとなります。 発行 ナナロク社 装丁:名久井直子 仕様:B6変形、特殊上製、166頁 価格:1,760円(本体1,600円+税) ISBN:978-4-86732-036-5 C0092 詩人ふたりが数行の短い詩を交互に書きつぎ、ひとつの作品をつくる詩の形式「対詩」。 本書では、詩と短歌による延べ40回にわたるやりとりをおさめました。 巻末では、木下さんによる「ひとり感想戦」を収録。 詩人・谷川俊太郎と歌人・木下龍也の「幻の同人誌」が、原稿を新たに加え、待望の流通版として刊行! 【木下龍也さん コメント】 僕にとって『これより先には入れません』は一対一の戦いでした。 どの場面にも技術+勘+運+奇跡が必要でした。 圧倒的な才能+経験値を前にして何ができたのか、できなかったのか。ぜひ本書でご覧ください。 【著者プロフィール】 谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう) 1931年東京生まれ。詩人。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表。『二十億光年の孤独』刊行以来、『バウムクーヘン』『あたしとあなた』『幸せについて』ほか、著書多数。 木下龍也(きのした・たつや) 1988年山口生まれ。歌人。谷川俊太郎と岡野大嗣との共著に『今日は誰にも愛されたかった』。『天才による凡人のための短歌教室』、『あなたのための短歌集』、『オールアラウンドユー』ほか、著書多数。 (版元より)
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詩と散策 시와 산책 Poetry and Walks|ハン・ジョンウォン
¥1,760
SOLD OUT
橋本智保 訳 発行 書肆侃侃房 四六変形並製、152ページ 定価:本体1,600円+税 ISBN978-4-86385-560-1 C0098 装幀 成原亜美(成原デザイン事務所) 装画 日下明 散歩を愛し、猫と一緒に暮らす詩人ハン・ジョンウォンが綴るエッセイ 雪の降る日や澄んだ明け方に、ひとり静かに読みたい珠玉の25編 オクタビオ・パス、フェルナンド・ペソア、ローベルト・ヴァルザー、シモーヌ・ヴェイユ、パウル・ツェラン、エミリー・ディキンソン、ライナー・マリア・リルケ、シルヴィア・プラス、金子みすゞ、ボルヘス…… 『詩と散策』は、著者のハン・ジョンウォンがひとり詩を読み、ひとり散歩にでかけ、日々の生活の中で感じたことを記している、澄みきった水晶のようなエッセイ集だ。読者は、彼女の愛した詩人たちとともに、彼女が時折口ずさむ詩とともに、ゆっくりと散歩に出かける。 【本文中に出てくる詩人や作家たち】 オクタビオ・パス/フェルナンド・ペソア/ウォレス・スティーヴンズ/アーチボルト・マクリーシュ/ローベルト・ヴァルザー/シモーヌ・ヴェイユ/パウル・ツェラン/セサル・バジェホ/ガブリエラ・ミストラル/ヘンリー・デイヴィッド・ソロー/カミュ/源信明/ウラフ・H・ハウゲ/エミリー・ディキンソン/アンナ・アフマートヴァ/ライナー・マリア・リルケ/フォルーグ・ファッロフザード/シルヴィア・プラス/チェ・ヨンミ/金子みすゞ/ジョージ・ゴードン・バイロン/ボルヘス 【著者プロフィール】 ハン・ジョンウォン 한정원 大学で詩と映画を学んだ。 修道者としての人生を歩みたかったが叶わず、今は老いた猫と静かに暮らしている。 エッセイ集『詩と散策』と詩集『愛する少年が氷の下で暮らしているから』(近刊)を書き、いくつかの絵本と詩集を翻訳した。 【訳者プロフィール】 橋本智保(はしもと・ちほ) 1972年生まれ。東京外国語大学朝鮮語科を経て、ソウル大学国語国文学科修士課程修了。 訳書に、キム・ヨンス『夜は歌う』『ぼくは幽霊作家です』(新泉社)、チョン・イヒョン『きみは知らない』(同)、ソン・ホンギュ『イスラーム精肉店』(同)、ウン・ヒギョン『鳥のおくりもの』(段々社)、クォン・ヨソン『レモン』(河出書房新社)『春の宵』(書肆侃侃房)、チェ・ウンミ『第九の波』(同)ユン・ソンヒほか『私のおばあちゃんへ』(同)など多数。
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青卵|東直子
¥858
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発行 筑摩書房 定価 858円(10%税込) ISBN 978-4-480-43625-2 Cコード 0192 整理番号 ひ-19-4 刊行日 2019/11/07 判型 文庫判 ページ数 288頁 現代短歌の新しい潮流となった歌人・東直子の第二歌集。第一歌集『春原さんのリコーダー』から五年間の491首を収める。柔らかな空気をまといながら、時にハッとさせられる表現や心の奥を覗くような影を含んだ歌など、独自の感覚に充ちた一冊。花山周子の評論、穂村弘との特別対談により「ママンあれはぼくの鳥だねママンママンぼくの落とした砂じゃないよね」などの不思議な作品の謎に迫る。 著者 東直子( ひがし・なおこ ) 1963年、広島生まれ。歌人、小説家。絵本や童話、イラストレーションも手がける。歌壇、角川短歌賞選考委員。東京新聞歌壇選者。「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞、『いとも森の家』で第31回坪田譲治文学賞を受賞。歌集に『十階』、小説に『水銀灯が消えるまで』『とりつくしま』『さようなら窓』、エッセイ集に『短歌の不思議』、穂村弘との共著『回転ドアは、順番に』『しびれる短歌』がある。 (版元より)
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光と糸|ハン・ガン
¥2,200
翻訳 斎藤真理子 発行:河出書房新社 四六変型判 縦192mm 横130mm 214ページ 定価 2,000 円+税 2,200 円(税込) ISBN978-4-309-20941-8 初版年月日 2025年12月19日 世界は、なぜこれほど暴力的で、同時に、なぜこれほど美しいのか? 著者自身が構成を編み上げた、ノーベル文学賞受賞後初の作品がついに刊行。光へ向かう生命の力への大いなる祈り。 「最初から最後まで光のある本にしたかった」 ――ハン・ガン 「人間性の陽溜まりと血溜まりと。その二つが常に隣り合っていて、どちらかへ行こうとしたらもう一つも絶対に通らなくてはいけない。ハン・ガンの小説にはそんなところがある」 ――斎藤真理子 ノーベル文学賞受賞記念講演「光と糸」全文、創作についてのエッセイ、5編の詩、光を求めて枝葉を伸ばす植物をめぐる庭の日記、そして著者自身による写真を、著者自らが編んだ、ハン・ガン自身によるハン・ガン。 過去が現在を助けることはできるか? 死者が生者を救うことはできるのか? ――本文より 目次 光と糸 いちばん暗い夜にも 本が出たあと 小さな茶碗 コートと私 北向きの部屋 (苦痛に関する瞑想) 声(たち) とても小さな雪のひとひら 北向きの庭 庭の日記 もっと生き抜いたあとで 訳者あとがき 著者プロフィール ハン・ガン (ハン,ガン) (著) 1970年生まれ。2016年『菜食主義者』で国際ブッカー賞、2023年『別れを告げない』でメディシス賞外国小説部門、2024年ノーベル文学賞を受賞。著書に『少年が来る』『すべての、白いものたちの』等。 斎藤 真理子 (サイトウ マリコ) (訳) 翻訳家。パク・ミンギュ『カステラ』(共訳)で日本翻訳大賞、チョ・ナムジュ他『ヒョンナムオッパへ』で韓国文学翻訳院大賞、ハン・ガン『別れを告げない』で読売文学賞を受賞。ほか、著訳書多数。 (版元より)
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幸せについて|谷川俊太郎
¥1,100
SOLD OUT
表紙は3種類からランダムでのお届けになります 発行 ナナロク社 今年12月に87歳になる、詩人の谷川俊太郎さん。 これまで、いわゆる「人生論」は一切出版してこなかった谷川さんですが、今回初めて、「幸せ」をテーマに、全編書き下ろしの書籍を刊行いたします。 豊かな人生経験と、詩人としてのみずみずしい感性から生み出された谷川俊太郎オリジナルの「幸せ」論。 短いことばと手書きの文字で書かれた本書、70年近くを詩人として生きてきた谷川さんの人生の知恵とことばがたくさん詰まった1冊です。 俺、いま幸せなんだよね。 歳とってカラダが重くなって、朝っぱらから昼寝をしたい気分だけど、 ココロはなんか余分なものがなくなって、軽くなってる。軽いのは軽薄とは違うよ。 快活っていうのが近いかな、青空みたいなココロ、でも少しは雲もある。 (本文より) (ナナロク社商品ページより)
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今日は誰にも愛されたかった|谷川俊太郎・岡野大嗣・木下龍也
¥1,320
ナナロク社 定価:1200円+税 仕様:144ページ、B6変型 装丁:寄藤文平 ISBN:978-4-904292-91-4 C0095 国民的詩人と注目の歌人2人による「連詩」と、師弟のようなクラスメートのような3人の「お話」を収録しました。今まであまり詩集や歌集を手にしたことのない方にも楽しんで読んでいただける一冊です。 【本書について】 この本は詩と短歌による連詩と、詩人と歌人のお話を記録した一冊です。「連詩」は、春のマンションの一室から始まる36篇を4か月かけて共作。「お話」は、その36篇ひとつひとつを本人たちがどのような心境で書いたかを語りあういわば創作の「感想戦」。読みあいと読み違い、お互いへの評などなど、感情と技術、笑いとスリルが交わります。 【連詩とは】 詩人同士が、詩を順々に読みあいひとつの作品を合作する創作の形式です。今回は、詩人と歌人が紡ぐ、詩と短歌による「連詩」。歌人側は2人が交代しながら受け、具体的には、次の順で行いました。 岡野大嗣(歌人)→谷川俊太郎(詩人)→木下龍也(歌人)→谷川俊太郎 →岡野大嗣 →谷川俊太郎 →木下龍也 →谷川俊太郎 →岡野大嗣……と、これを36番目までつづけ、ひとつの連詩としての作品をつくります。 (ナナロク社商品ページより)
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気がする朝|伊藤紺
¥1,870
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発行 ナナロク社 装丁:脇田あすか 仕様:B6変形 並製 120頁 収録歌:102首 価格:1,870円(税込) ISBN:978-4-86732-025-9 C0092 『肌に流れる透明な気持ち』、『満ちる腕』(ともに短歌研究社刊)の伊藤紺さんの第3歌集。 【著者より】 12月、ナナロク社より 3冊目の歌集『気がする朝』を刊行します。 掲載歌は102首。 その半分以上がまだどこにも出ていないあたらしい歌です。 2023年はわたしにとって、 もっとも短歌と向き合う年になりました。 歌のひとつひとつに今までなかった発光を感じ、 これが、自分の光なんだと気付きました。 この本を書けたこと、一生誇りに思う。 わたしの最高傑作です。 伊藤 紺 【収録歌より7首】 夏が来る たまに忘れそうになる わたしがすごくやさしいことを 駅まではいつもぴったり8分であなたに会わなくなってから2年 この人じゃないけどべつにどの人でもないような気がしている朝だ さみしくはないけど一人暮らしのこんなにも小さな燃えるゴミ 海を見た日は胸に海が残ること ふつうに人を信じてること その曲が始まるとみんな喜ぶというよりすこし美しくなる 僕らいっせいに喜び合って生きものは愚かなほうがきれいと思う 【著者プロフィール】 伊藤紺(いとう・こん) 1993年生まれ。歌人。2019年『肌に流れる透明な気持ち』、20年『満ちる腕』を私家版で刊行する。22年両作を短歌研究社より新装版として同時刊行。23年脇田あすか、穂村弘、坂巻弓華との展示「ことばとえの4人」(OFS GALLERY)ほか、NEWoMan新宿ショッピングエリアでのコラボ特別展示「気づく」など。
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4|青松輝
¥1,870
発行:ナナロク社 B6変型判 縦185mm 横115mm 厚さ16mm 202ページ 上製 定価 1,700円+税 ISBN978-4-86732-022-8 初版年月日2023年8月10日 短歌ユニット「第三滑走路」のメンバーとして、「ベテランち」「雷獣」名義でのYouTuberとしてなど、多彩な活動を行う、歌人・青松輝。本書では、2018年の活動初期から現在までの秀歌394首を収録。 ▼収録歌より▼ いたる所で同じ映画をやっているその東京でもういちど会う 数字しかわからなくなった恋人に好きだよと囁いたなら 4 存在を知っているけど関わりはないものが好き 雪かきだとか きみが生まれた街の話をしてほしい お願い 光の私淑のために 花柄のワンピースを着ていま僕は菜の花畑のあかるい過去で おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃおりゃって生きてたらはちゃめちゃに光ってる夏の海 エレベーターのなかで飛んだら落ちそうでこわいね僕に幻滅してね 生きて死ぬまでになんども水はからだを巡り、A Flower Named You. 著者プロフィール 青松 輝 (アオマツ アキラ) (著/文) 1998年生まれ。東京大学Q短歌会に2018年から2022年まで所属。「ベテランち」「雷獣」の名義でYouTubeでも活動。
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日々のあわあわ|寺井奈緒美
¥2,200
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発行:リトルモア 四六判 220ページ 定価 2,000 円+税 2,200 円(税込) ISBN978-4-89815-615-5 発売日 2026年1月15日 歌人、エッセイスト、そして土人形作家として大注目の寺井奈緒美。 歌集『アーのようなカー』、短歌とエッセイ『生活フォーエバー』『おめでたい人』に続く、待望の最新エッセイ集!\短歌と土人形も/ ピロピロ、もちもち、シャキシャキ、 ぴかぴか、ぼそぼそ、ビューン、どよーん、 キイキイ、わたわた、もちゃもちゃ、 ハラハラ、すん、バタバタ、びしょびしょ…… オノマトペに誘われて、 身のまわりのアレコレに目をやると、 日常はとってもオモシロイ! ちょっと落ち込んで、 少し笑って、 変なものに目を奪われ、 奇妙な空想に救われて。 スイスイ読めて、ニヤニヤとほころぶ。 気持ちをゆるゆる緩めてくれる。 共感がヒシヒシ湧きおこる! - - - ◎ わたわたは可愛げがありカリカリも手懐けられそうな雰囲気はある。ギスギスは凶暴で手におえない ◎ オノマトペスイーツ界の大ボスがローソンにいる ◎ 豆乳と牛乳は混ぜていい、麻婆茄子に豆腐を入れていい、生めろんぱんをトースターで焼いてもいい……ほろほろと固定観念が解けていく ◎ 底がびしょびしょの肉まんが許せない ◎ 頼りになるからといってバタバタに多くを背負わせ過ぎてしまった…… - - - 47のエッセイと短歌にくわえて、 オノマトペをテーマにした〈あわあわ短歌〉32首も収録。 カラーで収録した土人形48体に潜むオノマトペもぜひ探してほしい! とぼけたカワイさがブームの予感。 そこはかとない可笑しみがたまらない。 他人のあわあわな日常がクセになる。 著者プロフィール 寺井 奈緒美 (テライ ナオミ) (著) 1985年ホノルル生まれ。愛知育ち、東京在住。歌人、土人形作家。2019年・第一歌集『アーのようなカー』(新鋭短歌シリーズ/書肆侃侃房)、2023年・短歌とエッセイ『生活フォーエバー』(ELVIS PRESS)、2025年・短歌とエッセイ『おめでたい人』(左右社)刊行。 (版元より)
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近現代短歌
¥770
河出文庫古典新訳コレクション 選 穂村弘 発行:河出書房新社 文庫判 180ページ 定価 700 円+税 770 円(税込) ISBN978-4-309-42233-6 初版年月日 2025年12月8日 与謝野晶子、斎藤茂吉、北原白秋、宮沢賢治、明石海人、葛原妙子、齋藤史、塚本邦雄、馬場あき子、寺山修司―― ・ 穂村弘が近現代の歌人50人とその名歌5首をセレクト。 自由に変化し続けてきた短歌の不思議さと面白さを豊かな鑑賞と共に味わう。 決定版アンソロジー。 (版元より)
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ここは安心安全な場所|植本一子
¥1,650
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シリーズ わたしの現在地 2 リトルプレス 165ページ(カラー写真 16ページ) 2025年6月14日初版第一刷発行 発行者 植本一子 寄稿 徳吉英一郎 装丁 川名潤 校正 松井真平 協力 柴山浩紀 印刷 株式会社イニュニック 「自分自身で生きる」とは、どんなことだろう。 馬たちと過ごす静かな時間の中で、わたしは少しずつ自分を取り戻していった。葛藤を抱えながら生きてきた心と、変わっていく内面を見つめた、小さな旅の記録。 遠野で撮影された馬たちの写真と、書き下ろしのエッセイ8遍、詩を掲載。 ○ 偶然のように現れた、ギフトのような人や場所。この出会いがあったからこそ、わたしはひとりで歩き出す準備が整ったのだと思う。(本文より) ○ わたしの現在地とは わたしとあなたの現在地を見つめる 植本一子のエッセイシリーズです。
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ホームページ|仲西森奈
¥2,970
SOLD OUT
【書誌情報】 本文572p 46サイズ 価格:2700円+税 装丁:仲西森奈 組版:関口竜平 発行所:本屋lighthouse 刊行日:2026年1月26日 表紙 黒(K)+DIC110/本文 モノクロ 表紙用紙:ミニッツGA-FS プラチナホワイト(4・6/250kg) 本文用紙:パスピエST(4・6/50kg) 見返し用紙:タントV-65(4・6/100kg) 「小説」や「随想」という形式は、読みながらそうした形式であることを忘れるときに、本当の姿を現している。 しかしだからこそ、この形あるものを私たちは手に取るのだと思う。書いて、残すのだと思う。生きるのだと。 ――駒田隼也(小説家) 阪神淡路大震災、東日本大震災、能登半島地震。新興宗教、高速バスの床、だれにも見せずに書き続けてきた日記。ゼロ年代、テン年代、そしていま……。震災を経て、疫病を経て、逃れ逃れて個はどこへ。タイ国営鉄道の切符にCoCo壱を見出し、竹としての生をまなざし、墓標/アディクションを背負って記憶を越えて、室生犀星とメダロットを手掛かりに、やがてたどり着くたったひとつの場所――。 「何時何分何秒地球が何周回ったとき?」という煽り文句に、今回は地球の周回数以外、答えることができる。 可視の限界が水平線を作るのではない。地球の形が水平線を作る。現に、星の光は幾光年先のわたしの眼に届く。それを眼は拾う。問題なのは距離ではなく形だ。 ――作家・仲西森奈による、小説、随想、短歌、詩、日記から成る五芒星。 【所収6首抜粋】 雪は隘路に町は記憶に溶け残りラナンキュラスは眼裏を消す General Anesthesia あなたもいつか逝く 教えることはできないけれど コストコを山は許してないかもね 産業道路に雲は被さる やさしくはなれなかった 都会的な怒りを童話みたいに聞いて 駆け抜けろさみしさどもよ海神もわたしも自分以外を飼わず 老いるほど涙が容易に伝うのはまばたきすらもまばゆいからだ 【目次/作品別】 長編小説 どこに行ってもたどり着く場所 あくびもせずに、しずかに話す。 カルシファーのようだ これか? もしもしそれから花と芋 そんぐらいん 詩 山、あるいはピザーラお届け。 川、あるいはあなたとコンビに。 盆と散歩 自己紹介 料理番組になる前 短歌 Still Alive 異性愛 The same flowers bloom in different places. わたしの雲海 拝啓、無料版、 べあーず・はず・かむ! 〜ぼくらの夏の一里塚〜 懐かしさ レアケース 今年 あなたは トカゲ・インタビュー 随想 Coco壱と国鉄 あるいは野良のフェムテック 竹といくつかの(いくつもの)疵 墓守とハルマゲドン(誰が墓穴を掘るのか) 金魚娘のモーフィング あるいは室生犀星とメダロット 日記 2023年12月29日(金) 掌編小説 桜雪 【著者略歴】 仲西森奈(なかにしもりな) 1992年東京都生まれ千葉県育ち。京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)文芸表現学科卒業。石川県金沢市在住。著書に歌集『起こさないでください』、私家版歌集『日記』、連作掌編小説シリーズ『そのときどきで思い思いにアンカーを打つ。』『名付けたものどもを追う道筋を歩きながら、』。2025年、散文「真夜中の乾燥わかめ」の英訳原稿(訳者:Heidi Clark)が海外文芸誌『Asymptote』にて掲載される。その他の活動に、音楽グループ□□□(クチロロ)契約社員、朗読バンド筆記体など。メールマガジン「My friend is not dead.」を(ほぼ)毎月配信中。 (版元より)
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笑っちゃうほど遠くって、光っちゃうほど近かった|初谷むい
¥1,870
発行 ナナロク社 装丁:名久井直子 画 :ウィスット・ポンニミット 仕様:B6変形、上製、152頁 価格:1,870円(本体1,700円+税) ISBN:978-4-86732-032-7 C0092 初谷むいが描く、9話の連作短歌による「物語歌集」 これは、月から地球へやってきた女の子の1年間の物語です。 生活の中の小さなことにも生まれる驚きと喜びとつまずき、 誰かが特別な「一人」になることのうれしさと苦しさ。 すべての感情がやさしく溶け合う魔法のような短歌211首を収録。 イラストは、「マムアンちゃん」でも知られるタイの漫画家、 タムくんことウィスット・ポンニミット。 【収録歌より】 月うまれ月で育った女の子 笑うとすこし光ってみえた 重力がちがえば靴も異なって、おはようニューバランスのあかるさ はじめての雪の遅さがいとおしい わたし ぜんぶが最初から好きだった だいじなのは だったのはここにいることで 麻雀牌の鳥のまばたき わたしはあなたの地球になりたい、ということわざがあるの。月には。 【著者プロフィール】 初谷むい(はつたに・むい) 1996年生まれ、北海道在住。2018年、大学生時代に書肆侃侃房より第一歌集『花は泡、そこにいたって会いたいよ』を刊行し、発売後2週間で重版。 2022年に第二歌集『わたしの嫌いな桃源郷』(書肆侃侃房)を刊行。 共著に『スペース短歌』(時事通信社)。短歌ユニット「イルカーン」のメンバー。 (版元より)
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早く家へ帰りたい 新装版|高階杞一
¥1,760
発行 夏葉社 挿画 望月通陽 装丁 櫻井 久 ISBN 978-4-904816-08-0 ハードカバー 123ページ 価格 1800円+税 高階杞一(たかしなきいち) 1951年大阪生まれ。 既刊詩集に『キリンの洗濯』(あざみ書房・第40回H氏賞)、 『空への質問』(大日本図書・第4回三越左千夫少年詩賞)、 『桃の花』(砂子屋書房)、『雲の映る道』(澪標)などがある。 2013年『いつか別れの日のために』(澪標)で、第8回三好達治賞受賞。
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七月堂ZINE AM 4:07 vol.4
¥1,100
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印刷・製本・発行┊七月堂 発行人┆後藤聖子 組版・デザイン┆川島雄太郎 写真┆寺岡圭介(紙片) 製本指導┆紙とゆびさき 発行日┆2025年12月5日 発売┆11月23日 「AM 4:07」創刊にあたって この、「詩」と「エッセイ」そして「書店」をテーマに立ち上げた雑誌のタイトルは、もうすぐ日の出を迎える空を見上げると、夜とも朝とも名付けられない景色が広がっているであろう七月の東京の空のことを想像してつけられました。どちらでもあって、どちらでもない。また、そのものでしかありえないもの。世界にはきっと、名付けられていないものが、名付けられたものの何百倍もあって、そんなことには関心を持たずに存在しているような気がします。 自分らしく生きるということが、何者かになるためではなく、ただその人そのものであればよいと思えたら。 これからの七月堂が目指したいことのひとつ、「自分らしくあれる場所」を自分自身の手で作り守っていくために、全一二回の発行を目標に創刊しました。 詩を書く人と、読む人と、売る人の架け橋になることを願い、ありったけの感謝の気持ちをこめて作っていきます。 手にしてくださる方にとって、思いがけずふと、詩的な世界を楽しんでいただける雑誌になれることを願っています。 2024年3月 七月堂 後藤聖子 ◯ 〈内容紹介〉 【第4号ゲスト】 詩| 向坂くじら 短歌| 小津夜景 エッセイ|〈テーマ:冬、AM 3:10〉 浅生鴨 青柳菜摘 【連載】 詩| 西尾勝彦 エッセイ| 全12回 Pippo/近現代詩紹介 西尾勝彦/マーホローバだより 第4回 池上規公子(葉ね文庫)/中崎町2番出口で考え中 第4回 後藤聖子(七月堂)/なんだかうまく眠れない。 第4回 全4回 城下康明(ひとやすみ書店)/ぼく、おつりもらいましたっけ? 最終回 選書│テーマ〈ある冬の午後、ちいさなブーケといっしょに自分のために買って帰りたい詩歌本〉 吉川祥一郎 / blackbird books 辻山良雄 / Title 加賀谷敦 / あんず文庫 カバー写真| 寺岡圭介(紙片) (版元より)
