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●サイン本予約 落雷と祝福|岡本真帆
¥1,870
予約商品
発行 朝日新聞出版 発売日:2025年4月7日 ISBN/JAN:9784022520494 その愛は、短歌になるのを待っている。 マンガ、映画、犬、グミ、ぬいぐるみ、短歌… 歌人・岡本真帆が愛する様々なものをテーマに、短歌とエッセイをつづる。 ◆収録テーマ 「PUIPUIモルカー」/「シン・ゴジラ」/『チェンソーマン』/『ハチミツとクローバー』/『女の園の星』/「RRR」/グミ(お菓子)/花を買うこと/「THE FIRST SLAM DUNK」/犬/『スキップとローファー』/ぬいぐるみ/『ゴールデンカムイ』/『ちいかわ(なんか小さくてかわいいやつ)』/酒/短歌/スピッツ/『A子さんの恋人』 全18題。 ◆本書だけの特別書き下ろし 短歌を作りたい人におくる 作歌のヒント、「"好き"で短歌を作るには?」も収録。 (版元より)
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石垣りんの手帳 1957から1998年の日記|石垣りん
¥3,960
発行:katsura books 文庫判 424ページ 上製 価格 3,600円+税 ISBN978-4-9913259-2-2 初版年月日 2025年2月21日 戦後女流詩人の草分け的存在である石垣りん。 生誕100年を経て没後20年を迎える現在も、 石垣りんの詩やエッセイは人々の心のひだに触れてくる。 本書は、南伊豆町町立図書館「石垣りん文学記念室」に所蔵される、 1957年の富士重工業製の手帳、1957年から1998年の間使用された 日本興業銀行製などの手帳ページの複写を、抜粋して掲載。 小さな手帳に鉛筆書きで几帳面にしたためられた、りん直筆の日常の記録から、 「社会詩」「生活詩」と謳われた詩作が生まれた背景を探るものである。 [目次より] 1974年1月1日(火) 晴天、10時起きる、年賀状252通 1975年2月20日(木)本店人事部へゆく 10時定年退職の辞令 1976年11月14日(日) シブヤで谷川さんにあって西武で洋服みてもらってかう 19772月21日(月) 誕生日、57才 岐阜県徳山村へ行く 1980年9月5日(金) 花神社大久保さんに会う 略歴500増刷の由 1988年11月28日(月) 1時青山葬場へ、草野心平さんを送る集り 「未来を祭れ」に出席 1991年5月19日(日) 午後シブヤへ出て茨木のり子さん夫君 17回忌で西村からメロン送る 1992年11月6日(金) 6スギ神楽坂・出版クラブへ行く、 「北村太郎・お別れの会」に出席 1995年1月17日(火) 午前5時46分、阪神大震災、 偶然6時少し前に目をさまし、ニューズで知る 石垣りんの愛用品 自作年賀状 自作消しゴム印 東京-石川台 定期券 1974 名刺 著者プロフィール 石垣りん (イシガキリン) (著) 戦後女流詩人の代表的存在。東京府東京市赤坂区生まれ。14歳で日本興業銀行に事務見習いとして就職。詩を次々と発表しながら定年まで勤め上げた。単行詩集に、『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』、『表札など』、『略歴』、『やさしい言葉』。代表作に「表札」。「断層」「歴程」同人。 第19回H氏賞、第12回田村俊子賞、第4回地球賞受賞。 (版元より)
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現代短歌パスポート4 背を向けて歯軋り号
¥1,100
SOLD OUT
発行 書肆侃侃房 四六判変形/並製/112ページ 定価:本体1,000円+税 ISBN978-4-86385-645-5 C0092 デザイン:藤田裕美 装画:楢崎萌々恵 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊! 【収録作品】 岡本真帆「夏の骨 風の高台」 永井祐「ピクチャーディス」 瀬戸夏子「わたしに黙って死体を隠して」 鈴木ちはね「AEON FOOD STYLE by daiei」 野村日魚子「医学」 阿波野巧也「祭りのあと」 鳥さんの瞼「変形」 染野太朗「ろくでもない」 手塚美楽「あなたがわたしにできることはなにもない」 くどうれいん「龍」 (版元より)
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現代短歌パスポート1 シュガーしらしら号
¥1,100
発行 書肆侃侃房 四六判変形/並製/112ページ 定価:本体1,000円+税 ISBN978-4-86385-575-5 C0092 デザイン:藤田裕美 装画:楢崎萌々恵 最注目の歌人10名による書き下ろしの新作短歌アンソロジー歌集。 【収録作品】 榊原紘「Classic」 伊藤紺「雪の匂い」 千種創一「White Train」 柴田葵「おさしみ」 堂園昌彦「春は水さえとろけさせる」 谷川電話「夢を縫う、たき火を保つ」 吉田恭大「フェイルセーフ」 菊竹胡乃美「火のぬいぐるみ」 宇都宮敦「羊毛期の到来(ウール、ウール、ウール)」 初谷むい「天国紀行」 (版元より)
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●特典つき 花のうた
¥2,200
脇田あすかさんによるデザインのメッセージカードつき 編集 左右社編集部 発行 左右社 定価 2,200 円(税込) 刊行日 2025年03月12日 判型/ページ数 四六判変形 上製 136ページ ISBN 978-4-86528-462-1 Cコード C0092 装幀・装画 装幀/脇田あすか 花瓶だけうんとあげたい絶え間なくあなたが花を受けとれるようにーー笠木拓 どこから開いても〈花〉があふれる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 満開の桜、野に咲くたんぽぽ、雨の日の紫陽花、凛とひらく百合、色とりどりの薔薇、大輪のダリア、金木犀の香り、枯れてゆく花束……100人の歌人がうたった、わたしだけの花のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/天野慶/阿波野巧也/井口可奈/石井僚一/伊舎堂仁/伊藤紺/井上法子/上坂あゆ美/内山晶太/宇都宮敦/宇野なずき/上澄眠/江戸雪/太田垣百合子/近江瞬/大森静佳/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/奥田亡羊/奥村晃作/尾崎まゆみ/小佐野彈/笠木拓/金田光世/椛沢知世/川野里子/川野芽生/川村有史/北谷雪/北山あさひ/木下龍也/木村比呂/工藤吉生/くどうれいん/黒井いづみ/小坂井大輔/小島なお/小俵鱚太/五島諭/佐クマサトシ/笹井宏之/佐佐木定綱/笹原玉子/ショージサキ/鈴木ジェロニモ/鈴木晴香/高柳蕗子/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/手塚美楽/寺井奈緒美/堂園昌彦/土岐友浩/ナイス害/永井祐/中井スピカ/中村森/中山俊一/錦見映理子/沼尻つた子/橋爪志保/長谷川麟/初谷むい/服部真里子/馬場めぐみ/濱田友郎/早坂類/林あまり/東直子/平岡直子/廣野翔一/藤井柊太 /藤宮若菜/穂村弘/堀静香/本多真弓/枡野浩一/松野志保/丸田洋渡/丸山るい/水野葵以/水野しず/水原紫苑/光森裕樹/睦月都/盛田志保子/藪内亮輔/山崎聡子/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/揺川たまき/吉川宏志/吉田竜宇 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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春をポッケにつめこんで|真舟とわ
¥1,000
リトルプレス 文庫サイズ "光を纏った海の匂い ポッケにつめて 会いに行きます 今すぐに!" 真舟とわのことばと絵を集めた一冊。 文庫本サイズなのでお出かけにもってこいです。旅や日常のお供にぜひ! この本を手にしたあなたの今日が少しだけルンとなりますように。 (版元より)
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●サイン本 ダイブ・イン・シアター|柴田聡子
¥1,980
SOLD OUT
発行 青土社 価格 1,980円(本体1,800円) 発売日 2024年12月26日 ISBN978-4-7917-7693-1 はんぶん海に浸かって、 片目にたての水平線。 ——「ダイブ・イン・シアター」より 〈わたし〉の深層に潜り込んでいく、声から遠く離れて綴られた言葉たち。初の全篇書き下ろし詩集。 [目次] サイン会でもないのに Y字路 オカダヤ 相互代理抱擁哀愁 脚根関係 6月 憧れ 市庁舎 広場 鋭く深いなかなか無い 岬 冒険 さざ波 両手で受話器を Wanna be バス停 休憩、降車1 砂浜 チャンス 期待 うわさの天使 誓い 路上 ビルボード Holiday It's mine 休憩、降車2 死後初雑感 ひとりじめ 鷺 ダイブ・イン・シアター [著者]柴田聡子(しばた・さとこ) シンガーソングライター、詩人。2012年に1stアルバム『しばたさとこ島』をリリースして以降、歌うことを中心に据えながら、楽曲提供や映画・ドラマへの出演など幅広い活動を続ける。2024年2月に7thアルバム『Your Favorite Things』、10月に弾き語り盤『My Favorite Things』をリリース。2016年に刊行した第一詩集『さばーく』が第5回エルスール財団新人賞・現代詩部門を受賞してからは、詩、エッセイ、小説、絵本などの文筆活動も多数行う。『文學界』での7年にわたる連載をまとめたエッセイ集『きれぎれのダイアリー 2017~2023』を2023年に刊行。 (版元より)
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大崎清夏詩集
¥2,420
発行 青土社 定価 2,420円(本体2,200円) 発売日 2024年3月23日 ISBN978-4-7917-7629-0 じぶんの賛美歌を娘は歌いながら 道路を渡る、 そこへ めきめきと森が生える。——「森がある」より ひと、動物、自然…、事物のあいだをみずみずしく伸び広がっていく言葉たち。 第1詩集『地面』、第2詩集『指差すことができない』(中原中也賞受賞)、第3詩集『新しい住みか』を著者初の集成として一冊に。解説・斉藤倫 [著者]大崎清夏(おおさき・さやか) 1982 年神奈川県生まれ。詩集『指差すことができない』で第19回中原中也賞受賞。本書収録の詩集のほか、著書に『踊る自由』(左右社)、『目をあけてごらん、離陸するから』(リトルモア)、『私運転日記』(twililight)などがある。音楽や美術など他ジャンルとの協働も多く、奥能登国際芸術祭パフォーミングアーツ「さいはての朗読劇」では脚本と作詞を手がける。絵本の文や楽曲歌詞、ギャラリー等での詩の展示、海外詩の翻訳など、ことばを軸にさまざまなかたちで活動を行う。 (版元より)
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ピーナッツと6人、どっちが好きなの|宮川知宙
¥2,200
発行 猋社 挿画 死後くん 装丁 若杉智也 発売日:2025年2月15日 定価:2,000円(税込:2,200円) 判型:W111mm×H174mm 本文:136P 並製(PUR製本)、がんだれ表紙、カバーなし、帯あり 一見意味のわからない断片的な言葉の羅列。しかし、読んでいるとふと懐かしく見覚えがある風景が頭に浮かんでくる。限りなく映像的であり、頼りない記憶を文字に起こしたような不確かさを感じる、言うなれば「読む夢」のような本である。 (版元より)
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●訳者サイン本 神秘の女へ|ロベール・デスノス
¥3,630
挿画 アンドレ・マッソン 翻訳 松本完治 発行 エディション・イレーヌ A5変型・布張り上製本、表紙箔押し題簽貼り、フルカラー挿画4点入 定価 3,300円 (税込3,630円) 表題詩集に加え、貴重な散文及び没後出版の詩集を収録。盟友マッソンの圧巻のカラー・エッチングを配し、もう一人の盟友アルトーのオマージュを付して、贅を凝らした布張り美装本で贈る! 「この愛の詩集は、私が何年も見聞きしてきたものの中で、最も感動的で、最も決定的なものです」──アントナン・アルトー (版元より)
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●訳者サイン本 異国の女に捧ぐ散文|ジュリアン・グラック
¥3,520
SOLD OUT
翻訳 松本完治 発行 エディション・イレーヌ A5変型上製ドイツ装、糸綴じ美装本、表紙箔押し題簽貼り 挿画8点入(ダブルトーン) 定価 3,200円(税込 3,520円) グラック、幻の散文詩集。著者が私家版・限定63部で発表した知られざる佳品。 硬質で燦めくような隠喩を散りばめた美文が、熱い情念と 直截な愛に高揚する、世にも壮麗な絶唱12篇。 山下陽子の繊細極まる新作挿画8点 《彼方》を想起させるグラックの詩的世界と 絶妙のハーモニーを奏でる、愛蔵版詩画集。 (版元より)
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暗闇に手をひらく|大崎清夏
¥1,980
SOLD OUT
発行 リトルモア 装幀:服部一成、榎本紗織 仕様 四六判変形 並製 (天地170mm x 左右116mm x 束幅9mm) / 136ページ / 110g 発行日 2025年01月01日 ISBN / Cコード 978-4-89815-599-8 / C0092 定価 1,980 円(本体 1,800 円+税) 人間の作った小さな場所では 言葉はときどき、信じることが 震えてくるほど難しい。 想像もつかなかった光景を見て 何も持たずに逃げてきたあなたを 下ろした両手は抱きしめる。 (巻頭詩より) 軽やかに言葉と遊び、現実を深く見つめる人気の詩人・大崎清夏。 『地面』、『指差すことができない』(中原中也賞受賞)、『新しい住みか』、『踊る自由』に次ぐ、待望の第五詩集! 自分の手で作ること、描くこと。 辞書にない私の言葉を持って生きること。 戦争も災害もある今を生きている私たちが口ずさむと力になる、歌のような詩。 (私の生活はこっちだ、)と標になる31篇。 帯の推薦コメント: わたしの中に詩の種が蒔かれ 日常に言葉の風が吹き始める (写真家・植本一子) 詩的散文+小説集『目をあけてごらん、離陸するから』でも 多くの読者の心を掴んだ詩人による最新作。 *視覚障害、読字障害、上肢障害などの理由で紙の書籍を読むことが難しい方には、書籍をご購入されたご本人の私的利用に限り、テキストデータを提供しております。 ご所望の場合は、下記までお申し込みください。 購入確認のため、領収書等の写真やデータの添付をお願いいたします。 メールアドレス:info@littlemore.co.jp 電話:03-3401-1042 (版元より)
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なんでそんなこと急に言うん?|奥村真帆
¥1,320
リトルプレス 文庫判 242ページ 2024/12/1 発行 文章・装画・挿絵:奥村 真帆 デザイン:はちみつちひろ(小月デザイン) 一度しゃべりはじめると止まらない著者がいろんな記憶をあれこれ語るレトロかわいいエッセイ&短歌集です。 書き下ろしエッセイ25篇と各エピソードに関連する短歌84首を収めました。 幼い頃の思い出、好きなもの、きらいなもの、得意なこと、苦手なこと、うれしかったこと、切なかったこと、出会った人々、ままならないけれどたまに面白い気もする日常、なんでこうなったんやと自分でもよくわからない人生……。 話したくてうずうずしていたことを好き勝手に書き連ねたので、好き勝手に読んでいただけるとうれしいです。 [目次] なんでそんなこと急に言うん?(まえがき)/ミルク色の電車/渚ちゃん/しの先生/夢の国/クリスマス/沈黙のパフェ/蜃気楼のような人たち/防災センター/ダメダメ東大生/二十二年/地獄のホテルバイト/マブダチ/褒め言葉/ヒーロー/推しからのメール/宝くじ/図書館にいる人/急がなくていいですよ/真夏の少年/インタビュー/のど自慢/羽のある子ども/新札事件/深夜一時の猫/路面電車のような人だね(あとがき) [著者情報] 奥村真帆 富山県富山市出身、沖縄県那覇市在住。書いたり描いたりしています。ポプラ文庫『夜更けのおつまみ』掲載、Webメディア「アイスム」でエッセイ連載。第2回三服文学賞Yohaku賞受賞。新聞歌壇やNHK短歌などの公募で入選・掲載多数 (版元より)
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楽天生活|紀野恵
¥2,970
発行 河出書房新社 単行本 46変形 ● 172ページ ISBN:978-4-309-03931-2 ● Cコード:0092 発売日:2024.11.27 定価2,970円(本体2,700円) 中国唐代の詩人・白居易の詩を歌人・紀野恵が翻訳! 詩人の白と子猫のハク、ふたりの「楽天生活」を垣間見る、気ままに朗らかな新歌集。 (版元より)
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珈琲夜船|菅原敏
¥2,200
SOLD OUT
発行 雷鳥社 価格 2,200円(本体2,000円+税) 刊行日 2024年11月07日 仕様 上製、B6変形、100p、1+4C ISBN 978-4-8441-3809-9 皿にこぼれ落ちた黒を飲み干せ 祈るよりも歌え その波に飲み込まれ 深い底に沈む前に 菅原敏、待望の第4作は珈琲を片手に、見知らぬ夜の旅に出る“小舟”としての詩集。 コーヒーの葉を思わせるグリーンの装丁をひらき、頁をめくれば、漆黒の海を一艘の船が漕ぎ出し、どこか懐かしい情景が浮かぶ。詩集には、2019年にフランスのナダール賞を受賞した写真家・かじおかみほによる、遠い記憶の断片のような白黒写真が挟み込まれる。《タンザニア》《コロンビア》などの珈琲豆の産地を冠した詩、スターバックスWEB連載「A Cup of Poem」からの詩ほか、全31編を収録。あとがきには文芸誌『群像』にて発表されたエッセイに加筆修正した「珊瑚と珈琲」を掲載。 ※前作『季節を脱いで ふたりは潜る』をご購入いただいた方は、読者特典〔電話朗読室〕にて『珈琲夜船』の中からも詩を一編お選びいただけます。2冊あわせてお楽しみください。 (版元より)
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芸人短歌
¥2,200
編著 井口可奈 発行 笠間書院 四六判 144頁 上製 定価 2,000円+税 ISBN 978-4-305-71027-7 C0092 2024年12月11日発行 個人製作冊子で話題沸騰! 芸人による短歌連作「芸人短歌」をオール新作で書籍化 若手からベテランまで、芸人32名の短歌がよめる1冊 【執筆者一覧】 赤嶺総理 しらす(牛女) 大久保八億 加賀翔(かが屋) ガクヅケ 木田・サスペンダーズ 古川彰悟・フランツ 土岐真太郎(キモシェアハウス) ぴろ・清水誠(キュウ) 水川かたまり(空気階段) 蛇口捻流・アオリーカ・ジョンソンともゆき・FAN・田野・ぺるとも・警備員(こんにちパンクール) ゆッちゃんw・松永勝忢(十九人) 西野諒太郎・よしおか(シンクロニシティ) 鈴木ジェロニモ 春とヒコーキ 土岡哲朗・マタンゴ 高橋鉄太郎・町ルダさん(スタンダードヒューマンハウス) 野澤輸出(ダイヤモンド) 谷口つばさ 糸原沙也加(つぼみ大革命) 布川ひろき・みちお(トム・ブラウン) 村上健志(フルーツポンチ) 吉田大吾(POISON GIRL BAND) 「あとがきにかえて」より 『芸人短歌』は2021年11月にzine(個人で制作した冊子)として文学フリマ東京にて発売されました。2023年11月には『芸人短歌2』を同様に文学フリマ東京で発表します。2冊の芸人短歌の販売部数は2024年6月現在、合計2000部を超えました。 (中略) ここ数年で芸人さんと短歌の距離は近づいたように思います。 わたしが繰り返し言っていきたいことは、すべての芸人さんが短歌が得意ではないとい うことです。しかし、短歌の才能を秘めているひとが芸人さんのなかにはたくさんいると 考えます。表現者としての気質が短歌の方向にむかいやすい芸人さんがいるという意味で す。そのような方に短歌を書いてもらうことにより、仕事の幅が広がっていけばいいなと いう気持ちで活動をしています。 わたしはお笑いライブによく通っていますが、とくにライブシーンの芸人さんの活路に なればいいと思っています。 芸人さんには芸人さんの人生があります。その人生の時間を使ってもらう覚悟を決めて、使っていただいた時間のぶん芸人活動へのお返しができるように、芸人短歌という本をつくっています。いつかは短歌をつくった経験が芸人さんのためになると信じてやっています。 それはわたしの心持ちの話なので、芸人さんには軽率に短歌をつくってほしいです。軽率にやめても構いません。思い出したころにまたやってもいいです。芸人さんにとって短 歌は逃げないものです。と言いながらも、一方で、いま捕まえなくてはならない衝動を捕 まえられる方が強いということはお笑いをやっている方はご存知と思います。 (中略) 短歌が芸人さんの活動の後押しになるのだと思うととても嬉しいです。ただそれは芸人 さんの掴み取ったものであり、あくまでわたしはごくわずかなきっかけや場をつくったに 過ぎないと考えています。 いつも表現者の立場を忘れずにありたいと思います。そのために自分の創作する手を休 めずやっていきたいという気持ちがあります。 同時に鑑賞者としてお笑いライブを見ることも続けていきたいと思っています。見えな いものを見ていきたい、知らない芸人さんに出会いたい、なにかをたくらんで動き続けていたい、そういう素朴な欲求でわたしは動いています。
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七月堂ZINE AM 4:07 vol.2
¥1,100
印刷・製本・発行┊七月堂 発行人┆後藤聖子 編集長┆鈴木康太 組版・デザイン┆川島雄太郎 製本指導┆紙とゆびさき 発行日┆2024年12月1日 発売┆12月1日 価格┆1,100円(税込) 発行部数┆500部 通算12号を不定期にて発行予定 〈内容紹介〉 【第2号ゲスト】 短歌| 山川藍 / 大きくなって帰ってきました 詩| 國松絵梨 / 抵抗する エッセイ|〈テーマ:冬、AM 11:45〉 町田康 / 寒い。 梅﨑実奈 / 不思議な関係 小笠原鳥類 / 鳥を、知らなかった 書店エッセイ|〈コンビニおでんよりも温めてほしいときに読みたい詩歌〉 旦悠輔(自由港書店) 井上奨之(云々者) 樽本樹廣(百年・一日) 樽井将太(百年・一日) 【連載】 詩| 西尾勝彦 / 花束 エッセイ| Pippo(近現代詩紹介) / 通りぬける、移る、ひろがる 西尾勝彦 / ひらやまさん 池上規公子(葉ね文庫) / 長い話 後藤聖子(七月堂) / わからなさを抱えて 城下康明(ひとやすみ書店) / 発光 写真|カバー 寺岡圭介(紙片) 《創刊のことば》 「AM 4:07」創刊にあたって この、「詩」と「エッセイ」そして「書店」をテーマに立ち上げた雑誌のタイトルは、もうすぐ日の出を迎える空を見上げると、夜とも朝とも名付けられない景色が広がっているであろう七月の東京の空のことを想像してつけられました。どちらでもあって、どちらでもない。また、そのものでしかありえないもの。世界にはきっと、名付けられていないものが、名付けられたものの何百倍もあって、そんなことには関心を持たずに存在しているような気がします。 自分らしく生きるということが、何者かになるためではなく、ただその人そのものであればよいと思えたら。 これからの七月堂が目指したいことのひとつ、「自分らしくあれる場所」を自分自身の手で作り守っていくために、全一二回の発行を目標に創刊しました。 詩を書く人と、読む人と、売る人の架け橋になることを願い、ありったけの感謝の気持ちをこめて作っていきます。 手にしてくださる方にとって、思いがけずふと、詩的な世界を楽しんでいただける雑誌になれることを願っています。 2024年3月 七月堂 後藤聖子
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すごい短歌部|木下龍也
¥1,760
発行 講談社 発売日 2024年11月28日 定価:1,760円(本体1,600円) ISBN 978-4-06-536359-1 判型 四六 ページ数 192ページ 初出 「群像」2023年7月号~2024年5月号、7月号。
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USO 6
¥1,760
発行 rn press 文庫サイズ 374ページ/1C+4C 価格 1,600円+税 ISBN978-4-910422-22-0 「あなたの嘘を教えてください」がテーマの、文庫サイズの文芸誌「USO」、最新号は2024年12月9日発売。 6年目6号目となる本作のテーマは「我儘・わがまま」 新たな執筆陣を迎え、本作も<心の奥>にせまります。 ▼執筆陣▼ エッセイ: 若林 恵 今日マチ子 旦 悠輔 和田夏実 鶴見 済 丹澤弘行 柏井優佳 のもとしゅうへい 藤田裕美 長崎訓子 交換日記: なま×少年アヤ 漫画: チェム 小説: 辻山良雄 野口理恵 写真: トヤマタクロウ 栗栖丈璽 新津保建秀 目次 Wagamama 我儘 わがまま 『冒険』トヤマタクロウ 『Nの起源』野口理恵 『好きに書いていい』若林 恵 『ラジオ体操伝道師』今日マチ子 『時の旅』新津保建秀 『なまホット・なまドライ』なま×少年アヤ 『告白』辻山良雄 『僕は本当は漫画家になりたかったんだ』旦 悠輔 特別寄稿 丘田ミイ子 USO 嘘 うそ 『嘘ではないけれど、』和田夏実 『爆弾インマイハウス』チェム 『「元気じゃない」と答えていた』鶴見 済 『偽善者の言い分を』丹澤弘行 『誰かたちの地』栗栖丈璽 『髪を切る時間』柏井優佳 『草津』のもとしゅうへい 『色んなことがあるよねって言いたい』藤田裕美 『猫の瞳の中に自分が(どうしても)うつっていて欲しい』長崎訓子 特別寄稿 太田るなシャワ 特別寄稿 大浦 彩
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短歌五十首 少しだけ遠くの店へ|pha
¥770
SOLD OUT
リトルプレス 44ページ B6変形判 装丁:柏崎沙織 イラスト:pha 第5回笹井宏之賞で最終選考に残った短歌五十首を冊子にまとめました。長いあとがきが23ページ分付いています。全44ページ。 赤いからいちごを食べる 果物を食べると心が弱くなるけど いつ死ぬかわからないのにどうやって海へ行く日を決めるのだろう 徐行して曲がるパトカーきらきらと光る 見えないままで行こうか
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雪のうた
¥2,200
発行 左右社 定価 2,200 円(税込) 刊行日 2024年11月29日 判型/ページ数 四六判変形 上製 136ページ ISBN 978-4-86528-446-1 Cコード C0092 装幀/脇田あすか さようならが機能をしなくなりました あなたが雪であったばかりに――笹井宏之 どこから開いても〈雪〉のきらめく、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 寒さの果てにおとずれる、あたらしい雪、まばらな雪、あかるい雪、はげしい雪、しずかな雪、ふりつづく雪、溶けていく雪……100人の歌人がうたった、わたしだけの雪のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。 【収録歌人一覧】 青松輝/我妻俊樹/秋月祐一/左沢森/天野慶/阿波野巧也/飯田彩乃/飯田有子/石井僚一/石畑由紀子/伊藤紺/乾遥香/井上法子/上坂あゆ美/魚村晋太郎/牛隆佑/内山晶太/江戸雪/大辻隆弘/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/荻原裕幸/笠木拓/上篠翔/川野芽生/北辻一展/北山あさひ/絹川柊佳/木下こう/木下龍也/紀野恵/くどうれいん/栗木京子/黒瀬珂瀾/郡司和斗/小池光/神野優菜/小島なお/小林朗人/佐伯紺/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐原キオ/柴田葵/島楓果/鈴木加成太/鈴木ちはね/鈴木晴香/瀬戸夏子/竹内亮/竹中優子/立花開/田中槐/谷川電話/谷川由里子/田丸まひる/田宮智美/田村穂隆/俵万智/千種創一/千葉聡/辻聡之/土井礼一郎/堂園昌彦/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井祐/永井亘/中村森/錦見映理子/西村曜/早坂類/橋爪志保/はだし/初谷むい/服部真里子/東直子/平岡直子/藤本玲未/法橋ひらく/穂村弘/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/光森裕樹/安田茜/藪内亮輔/山川藍/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉田隼人/吉田恭大/渡邊新月 (あいうえお順・敬称略、全100名)
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フォロンを追いかけて Book 2
¥2,200
SOLD OUT
発行 ブルーシープ 2024年7月19日発売 定価:税込2,200円(本体2,000円) 絵:ジャン=ミッシェル・フォロン 写真:木村和平 詩:大崎清夏 翻訳:エレオノール・マムディアン アートディレクション&デザイン:須山悠里 編集:柴原聡子 印刷・製本:株式会社アイワード 仕様:A5変型、136ページ、並製 ISBN:978-4-908356-58-2 フォロンを追いかけて撮り下ろした写真と気配を感じる言葉で、フォロンを「感じる」本 ジャン=ミッシェル・フォロン(1934-2005)は、ユーモラスな線描、美しい色彩とファンタジックな世界観、そして人類に警鐘を鳴らす強いメッセージを描いたベルギー人のアーティストです。1970年代以降世界的に活躍し、日本でも1980年代と90年代に大規模な巡回展が開かれ、人々の心をつかみました。今回約30年ぶりに展覧会が開かれるのを機に、フォロンのファン、フォロンを知らない新たな鑑賞者にむけた本を2冊出版します。フォロンが生み出した多彩で詩情的な作品群を前に、すっと心を開く。そしてフォロンを過去にではなく、未来に感じる。そんなきっかけになるような、フォロンを追いかける二つの旅のような2冊の本です。 『フォロンを追いかけて Book2』 2冊目はフォロンを「感じる」旅。農家を改築したアトリエに差し込む柔らかな光、母屋の壁に開けられた大きな窓から広がる田園。フォロンが愛したパリ近郊の小さな農村ビュルシーの家にはじまり、世界への足掛かりをつかんだパリからブリュッセルへ。地下鉄駅の巨大な壁画、郊外にあるラ・ユルプの美しい森と湖、そして敷地内に設立されたフォロン財団に飾られた絵や彫刻。フォロンのいた場所を写真家の木村和平がたどりフィルムに収めました。ペンから筆、平面から立体へ広がるフォロンの多彩な作品と木村の写真が本を織り成します。旅の終章は、大崎清夏の詩です。作品と写真による視覚から飛翔し、フォロンの気配を言葉から感じる試みです。フォロンを追いかける旅は、どこまでも続きます。
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抜け出しても抜け出しても変なパーティー|水野しず
¥2,420
発行 左右社 定価 2,420 円(税込) 刊行日 2024年10月31日 判型/ページ数 四六判変形 上製 160ページ ISBN 978-4-86528-441-6 Cコード C0092 装幀・装画 横山裕一/装画 名久井直子/装幀 POP思想家・水野しずの濃縮エキスの詰まった傑作歌集が、ついに誕生! 目の前の現実を切り裂き、その返り血を浴びながら進む覇気に痺れました。ーー穂村弘 この世界の信用できなさに敏感すぎる水野しずさんの、やや信じられる何かに、一瞬でいいからなってみたい。ーー枡野浩一 〈収録短歌より〉 職業はピエロをやっておりますがここに書くなら無職にします 「だし巻き」は「卵」が無視をされているそういう事はわりとよくある 神様を信じますか? と聞かれたがもっといる前提で言ってきていい 泥棒が盗んだアロマディフューザーそれでも人は癒されるのか やくしまるえつこになりたい人がいる なってごらんとえつこは思う 敗北し惨殺されて雨風に打たれたものしかもう信じない オリジナルサラダといって出てきたがどこもかしこも知っている味 「ごほうび」と売ってる側が言ってくる当方の金を得る分際で 「芸術」を死に物狂いでやっている。回転寿司を一つも取らずに ここまでは宮崎駿の関係者ここから先は一般の方
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引き出しに夕方をしまっておいた|ハン・ガン
¥2,420
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発行 クオン 翻訳:きむ ふな、斎藤真理子 編集:アサノタカオ 装幀:松岡里美(gocoro) 刊行:2022年6月30日 頁数:192ページ装 版型:四六変形判、仮フランス装 価格:2,200円+税 978-4-910214-28-3 C0098 回復に導く詩の言葉 ハン・ガンが20年余りにわたり書き続けてきた60篇を収めた詩集『引き出しに夕方をしまっておいた』を、著者の小説を手掛けてきた翻訳家きむ ふなと斎藤真理子の共訳により刊行致します。 巻末に収録した翻訳家対談では、韓国における詩の受容や詩人としてのハン・ガンなど、広く深みのある話が繰り広げられており読者を韓国の詩の世界へ誘う格好のガイドとなっています。 ハン・ガンの小説は美しく、同時に力がある。繊細さだけではなく強さがある。 その元にあるものがこの詩にあらわれている。 ――斎藤真理子 ハン・ガンにとって詩は内密な自分自身の声に正直なもの。 詩を書くことで、心身のバランスや問いを直視し続ける力を回復していく。 ――きむ ふな