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AMBIENT READING
¥1,000
リトルプレス 発行 幻の湖 レーベル初のZINE『AMBIENT READING』を制作しました。構想からおよそ1年半でようやく形に。今回ご参加いただいたNINE STORIES @saori_ninestories さんの〝SUMMER READING〟にインスパイアされた実にストレートなタイトルですが、〝アンビエントを広義で解釈〟というコンセプトのもと刊行にいたりました。 シーンからはみ出したアンビエント・ミュージック・レーベルにふさわしいZINEが完成したと思います。ZINEのサウンドトラックとしてイメージミックスを作りましたので、こちらもお聴きいただけたら嬉しいです(巻末にQRコード掲載)。 〝AMBIENT READING〟 ⚪︎プロローグ 寺町知秀(幻の湖) ⚪︎広義でアンビエントを感じる書10選 ikm(Riverside Reading Club) かとうさおり(NINE STORIES) ⚪︎広義でアンビエントを感じる映画10選 豊田香純(spacemoth/fripieZOETROPE) ⚪︎書き下ろしアンビエント小説 鏡味陽子(美玉書店) ⚪︎SOUNDTRACK FOR AMBIENT READING 寺町知秀 (幻の湖) Special Thanks to YUGE Design by 小山直基(小山の家) ※敬称略
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書いてばかりいた|yoyo
¥1,100
リトルプレス A6文庫サイズ カバー付 132ページ --------------------------------------------- 「書くことをやめてから書いたものたち」 この一年でいろんなことが変わった。下の子が生まれ、上の子は転園し、私は仕事を辞めた。ただ日記を書き続けている。立ち止まり書き続けた一年間の記録。 --------------------------------------------- 『今日は思い出す日』に続く2冊目の日記本。2023年3月から2024年3月までの日記と短歌をおさめています。本を読み、子どもと過ごしながら考えたこと。 日記は1日1ページにおさめ、通しで読むというよりはそばに誰かがいてほしいときに好きなページをぱっと開けるようなつくりにしました。 A6文庫サイズカバー付、モノクロの全132ページ。表紙は里紙、本文用紙はモンテシオン、カバーはヴァンヌーボVG ホワイトを使用しています。
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Lepido and Dendron|maco marets
¥2,420
リトルプレス ・デザイン:Yunosuke ・印刷:藤原印刷株式会社 ・制作:Woodlands Circle ※maco marets 自主レーベル ・刊行:2024年6月15日 ・価格:¥2,420 (消費税込) ・A4変型/64ページ ──────────────────── まもなく わたしの両腕が あたらしい永遠を拾うはずだった ※『Lepido and Dendron』収録作品 「あるいは紙幣のような」より ──────────────────── 2024年6月15日、maco marets CDデビュー8周年の節目に際して制作された自身初の詩作品集『Lepido and Dendron』。 2021年以降、ストリートカルチャーマガジン『HIDDEN CHAMPION Magazine』や『3.5 magazine』といった媒体で発表した作品たちに書き下ろしの新作をくわえた、詩人・maco maretsとしての足跡とその現在地をあらわす全25篇を収録しています。 本書の大きな特徴のひとつが、書籍でありながら過去にリリースされたmaco maretsのCDや7インチレコードと同等のサイズ(約180mm × 180mmのスクエア型)でデザインが統一されている点。maco marets自身「これまで発表した音楽作品と地続きの感覚を表現したかった」と語っており、その内容とあわせて、過去作にもひけを取らないひとつの「アルバム」としてラップ・ミュージシャンならではのこだわりを詰め込んだ一冊です。
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哲学対話日記
¥1,000
SOLD OUT
著者 麻生修司、井尻貴子、江藤信暁、小川泰治、荻野陽太、片柳那奈子、古賀裕也、竹岡香帆、得居千照、堀静香、山本和則 リトルプレス 企画立案・編集 小川泰治 表紙デザイン こやまりえこ 判型B6/106ページ 人と集まって日常とは異なる空間をつくる哲学対話の時間は、それぞれの日常とゆるやかにつながっている。街で、バーで、学校で、オンラインで、家族で哲学対話をしている11名による対話のあった日の日記18本を収録。 ※本書の売り上げから印刷費や発送料等を除いた金額全てを寄付いたします。 ■目次 2013年 12月22日(日) 演じる 山本和則 5 2023年 10月9日(月) ふしぎの反対はあたりまえ? 得居千照 14 11月17日(金) もし生まれ変わるなら?/この世はほんとうに存在するのか? 小川泰治 17 12月8日(金) 何故顔のないあんぱんまんを見てジャムおじさんはニコニコしているのか 江藤信暁 22 12月8日(金) 対等な関係ってどういうことか? 片柳那奈子 27 12月18日(月) エレンの選択は正しかったのか 荻野陽太 33 12月26日(火) 良い子のフリは良い子じゃないのか? 小川泰治 41 2024年 2月11日(日) 演じる 山本和則 47 2月22日(木) 最近なに考えてる? 小川泰治 52 3月8日(金) 哲学対話、やる? 麻生修司 55 3月9日(土) なぜ死ぬのが怖いのか? 得居千照 59 3月10日(日) 対話するってどういうこと? 竹岡香帆 62 3月10日(日) 旅 山本和則 67 3月12日(火) 「個性」は大切か。大切だとすればそれはなぜか。大切ではないとすればそれはなぜか。 片柳那奈子 71 4月1日(月) どうしたら、ともだちになれるかな? 井尻貴子 77 4月6日(土) 何をかんがえて桜を見るのだろう 堀静香 81 4月7日(日) もうちょっとだけ説明してもらってもいいですか 江藤信暁 86 わたしたちは、お互いきっと何にだってなれる 古賀裕也 94 あとがき 103
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BEACON VOL.1
¥770
リトルプレス 表紙込み右綴じ28頁(サイズ:A4変形 270mm×190mm) 発行:2021年8月8日初版発行 制作:BEACON編集部(編集:石垣 慧 / デザイン・イラスト:塚田 雄太 ) 同じ灯の下を歩く。 小規模カルチャーZINE BEACON[ビーコン]VOL.1 第1号のテーマは「私たちの生存報告」。東京、静岡、大阪、ジュネーヴ、ブカレストなど各都市に生きる20代~30代が集まり、2021年のいまを暮らすこと、想うことを書きました。 ※本書は、リソグラフという印刷機を使用しているため、インクのかすれ、色移り、色ムラなど一品ごとに若干の差がございます。乱丁・落丁がある場合は編集部までSNS・メール等でご連絡下さい。迅速にお取り替えいたします。
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コーヒーノキ to Nepal|MOUNT COFFEE
¥3,740
SOLD OUT
発行 MOUNT COFFEE 価格:3,740円(税込) 版型:B5変型 頁数:420p(220p +200p) 製本:中綴じ製本 2冊組 初版年月日:2024年5月24日 印刷 モリモト印刷 ネパールのコーヒー農家を訪ねた、旅の記録 このたび、MOUNT COFFEEから初の書籍を上梓することとなりました! 「いつか自分たちで本を出版したいなあ」と思い描いていましたが、 「コーヒー」の存在がその夢を後押ししてくれました。 きっかけをくれたのは「ネパール」という国。 コーヒー産地の歴史としてはまだ浅く、それ故、品質や価格など他の産地とは異なる特徴を持つネパールのコーヒー。絶対的にお茶の国であるネパールが、いかにしてコーヒーという農作物に出会い、またどんな思いを持って栽培されているか。 ネパールの山岳地帯を訪ね、農家の方々と会話を交わしながら、私たちが見たネパールコーヒーの「今」を記録しました。 日本に暮らす消費者にとって「作り手」の顔や声が届きにくいコーヒーという農作物。日々、お客さまにコーヒーを届けている私たちが伝えたいことを模索する中で生まれた書籍です。 『自分が知らなかった』ということを知ることが、自分自身を知ることにつながるような気がしています。 ―山本昇平 コーヒーを作っている人に会ってみたい。コーヒーを選んでくれるお客さんに、産地のことを知ってもらいたい。そして、コーヒーを作ってくれている人に、お客さんの「おいしかったよ」という声を届けたい。これは、今のネパールにあるコーヒーの物語と、旅のあいだ、通りすぎる街並みの中で触れた暮らしの記録。世界中に息づく無数のコーヒーの、これもまたひとつの物語。―本文より テキスト・写真 ・岩竹香織(インタビュアー・ライター) ・山本昇平(MOUNT COFFEE) デザイン ・上妻森土、宮原慶子(T-bon(e) steal press) 寄稿文 ・石川直樹(写真家) ・山本博文(海の向こうコーヒー) ・リチャード・シャヒ ・チャシラ・タマン インタビュー ・本田遼(OLD NEPAL) ・アミット・チェトリ(YETI COFFEE ROASTERY)
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純粋なまなざし|鈴木竣介
¥1,300
SOLD OUT
リトルプレス 変形 150ページ 2024/5/19(日)発行 365日欠かさずに書いている、その日あったことや考えていたことをまとめた、ごく短かな取り留めのない日記。そこから言葉を抜粋して編んだ作品です。 上京してグラフィックデザイナーとして働き始めてから早2年。もちろんマイナスな感情に押し流される日もたくさんあって、日記を読み返すと中にはすごい口が悪い日もあったりします。 ただ全体として眺めると、そういった忙しない日々の中で、季節の移り変わりや、人のやさしさ、正直でありたい気持ちといった、生活の中に佇む純なものを見つけ出そうとする自身の眼差しが感じられて、それらをまとめて一冊の本にしたいなと思いました。 いち生活者としてのまっすぐで飾りのない眼差しを通して、ほんの少しでも、穏やかでやさしい気持ちになっていただけたら嬉しいです。
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きっと忘れちゃうんだろう しらい弁当日記|しらい弁当
¥1,000
リトルプレス B6 172ページ 2024/5/19(日)発行 2023年3月~2023年9月の日記 毎日のお弁当とその日の日記 節目へと動き出して行く でも生活は続く
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Stories しらい弁当写真日記|しらい弁当
¥1,500
リトルプレス B6 76ページ 2023/7/31(月)発行 毎日、その日に撮った写真と短い日記をまとめました
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棚から本が落ちる時 しらい弁当日記|しらい弁当
¥700
リトルプレス B6 112ページ 2023/3/31(金)発行 人生が大きく変わり始めている いや、変えようとしている時期の SPBSワークショップ「やさしいは、つくれる?」への参加 お弁当と日常はつづく
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しらい弁当日記 2022年4月〜2022年9月|しらい弁当
¥1,000
リトルプレス B6 166ページ 2022/12/1(木)発行 日記屋月日「日記をつける三ヶ月」が終わり、じっくりと対話したい 防災サバイバルキャンプに参加したり、職場の研修に参加する日々 お弁当と日常は続く
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しらい弁当日記 2021年8月〜2022年3月|しらい弁当
¥1,000
リトルプレス B6 164ページ 2023/6/1(木)発行 日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」に参加していた 2022年1月~2022年3月の日記と、それ以前につけていた日記 初めて人に日記を読んでもらうこと、読ませてもらうこと
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●特典付き NEUTRAL COLORS 5
¥2,970
特典トートバッグ付き 発行 NEUTRAL COLORS 発売日 2024/7/22 276ページ ISBN-10 4909932135 ISBN-13 978-4909932136 寸法 18.2 x 1.6 x 25.7 cm 第5号の特集は「言語」です。言語は個がもっとも顕れるものだと考えます。グローバル化が進んでもスキップできない。土地の固有性や、個別の文化とか、個であることを重視するNEUTRAL COLORSとしては探究したいテーマです。この特集では言語の伝わらなさを認め、どうやったら伝えることができるのかを雑誌全体で考えていきます。いくつの年齢になっても新しい言葉を学ぼうとすること。点字や手話やジェスチャーで伝えるもの。言語とは「伝えようとするもの」すべてです。
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●サイン本 あったらいいなはなくてもへいき|梶谷いこ
¥1,760
リトルプレス 文・写真・デザイン・発行 梶谷いこ 判型:B6版(横182×縦128×厚さ7mm) ページ数:86P・平綴じ 印刷:カラー(写真多数収録) 小売価格:1,760円(本体価格1,600円) 表紙に強粘着メタルシールを糊付 2024年7月11日発行 「年を取って40歳の手前になり、いま手元に残っているのは、もしなくしたら、平気ではいられないものばかりだ。」(本文まえがきより) 物持ちよすぎ!!――「物持ちが異様にいい」著者による、8つの愛用品のメモワール。 もくじ 丸襟の白いブラウス HARIBOの空き箱 道後温泉の湯かご A&Wのマグカップ トラのベビータオルケット 新潮文庫 「Yonda?」のキーホルダー アルミの片手鍋 月光荘のスケッチブック 梶谷いこ(かじたに・いこ) 1985年鳥取県米子市生まれ、京都市在住。著書に『恥ずかしい料理』(写真=平野愛)、『和田夏十の言葉』がある。(ともに誠光社刊行) https://iqcokajitani.com/ https://www.instagram.com/iiiiiqc/ https://x.com/iiiiiqc https://www.threads.net/@iiiiiqc
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●サイン本 細部に宿る|梶谷いこ
¥1,650
リトルプレス 著者・発行者・絵・デザイン 梶谷いこ 判型:A6=文庫判(横105×縦148×厚さ約8mm) ページ数:150P(仮)・平綴じ 印刷:モノクロ(イラスト入り) 小売価格:1,650円(本体価格1,500円) カバー・帯付き 2024年7月11日発行 大層な思想ではなく些細なこだわりが、博愛ではなく偏愛が、計画ではなく思い出が、日々の暮らしを支えている。 ウチに帰ったらまず、台所のシンクを磨こう。 ――誠光社・堀部篤史 傷だらけのステンレスボウル、まだ名前を知らなかった頃のナムルの味、エビと地理、「全人代」の茶杯、早起きして体を動かすことで得られるもの。コロナ禍に経験した隔離生活を経て、再発見された暮らしの細部への愛着。見過ごされがちな日常への鋭利な洞察によりすくい上げられる、息をするために必要な、最低限の営みを見つめ直す十九編。 もくじ 細部に宿る ナムル 海老地理 カニ鍋とステーキ 茶碗蒸し 白磁 餅 昼休み ファンデ モーニング はれの日 当用雑記 「Bスポット」 他人 かまへん 文筆家 YES スパンコール 陽気 絶景 解説 奥村千織(1003店主) あとがき 梶谷いこ(かじたに・いこ) 1985年鳥取県米子市生まれ、京都市在住。著書に『恥ずかしい料理』(写真=平野愛)、『和田夏十の言葉』がある。(ともに誠光社刊行) https://iqcokajitani.com/ https://www.instagram.com/iiiiiqc/ https://x.com/iiiiiqc https://www.threads.net/@iiiiiqc
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漫画誌 キーホルダー
¥2,200
SOLD OUT
参加作家 スケラッコ/奥田亜紀子/カシワイ/黒木雅巳/花原史樹 発行 POTATO PRESS 94ページ/ビニールカバー 装丁 漆原悠一(tento) POTATO PRESS ロゴデザイン BIOMAN 大阪のFOLK old book storeがあらたに立ち上げた出版部門より漫画雑誌が発行されました。 FOLKにもゆかりのある5人の作家が「本」をテーマに書き下ろした短編漫画を収録。 お土産もののようなビニールカバー仕様のかわいい一冊です。 ● 版元より POTATO PRESS初の一冊となる漫画誌『キーホルダー』 大好きな作家さんたちに短編漫画を描いてほしいとお声かけをしました。 憧れの漫画誌を出版できることが嬉しいです。 毎回異なる作家・テーマで続けていけたらと思っています。 最初のテーマは「本」です! もくじ 「あの子のこと」スケラッコ 「石、コロコロ」黒木雅巳 「on Reading」カシワイ 「あおげばとおとしいととしつき」奥田亜紀子 「ほんのすこしの話」花原史樹
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PATSATSHIT|DJ PATSAT
¥1,500
発行 タラウマラ 2024年5月5日第一刷発行 装丁・本文デザイン 呉松慶吾 印刷・製本 イニュイック 2冊の日記を刊行した後、タラウマラ店内の工具箱に呪物として封印していたDJ PATSATの魂を2年半ぶりに受肉化させました。新作は日記ではなくエッセイ+対談です。ここ数年の悪しき流れを断ち切るべくして制作した本作、何もかもが圧倒的に自信作です。爆笑してブチギレて泣いて下さい。宜しくお願い致します。 目次 はじめに 日付のない日記 ○月○日(助け隊をしばき隊、ドラムスティックで) ○月○日(マジック・ナンバー・ナイン) ○月○日(タラウマラ人物列伝) ○月○日(俎板の鯉、いみじくも恋) ○月○日(インビジブル・ワークスとふわふわの残響) ○月○日(世紀の発見) ○月○日(パクリからオマージュへの折り返し) ○月○日 (Songs in the Key of Life) ○月○日(商店街に滴る血とレベルミュージック) ○月○日(スキゾ・パラノイアでお気楽に) ○月○日(ほんまのきもち) ○月○日(その人の歩むところ) ○月○日(淡路でSummer Never Ends) 小野裕介 挿れるより、挿れられる方かな? 小幡玲央 腹触られたらキレてしまいます 蟹の親子 公開ルナルナみたくなってますよね 日常炒飯事 敵は何ですか? あとがき DJ PATSAT 東淀川区淡路にある中古自転車屋「タラウマラ」 の店主とは赤の他人の瓜二つ。ある意味、忌み子。著書に『DJ PATSAT の日記』『DJ PATSAT の日記 Volume TWO』
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この夢のほろびるとき|輪湖
¥1,800
SOLD OUT
リトルプレス 128mm×182mm / 152p / ソフトカバー 全ての景色が青くて白くて 優しいものに見えていた 家族との確執、精神疾患、自殺未遂、傘、天使、雪原の眩しさ、失踪、海辺の町、文学、食べた花、白昼夢、不安定な足取りで生きた軌跡。 詩的なエッセイ52作品を収録。
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VACANCES バカンス 4
¥1,200
特集 待ちびらき リトルプレス 編集・発行|原航平+上垣内舜介 デザイン|岸田紘之 協力|もりみわこ 写真(P70-71,139)|小野奈那子 編集・ライターの仕事をしている原航平と上垣内舜介が主導し、インディペンデントな体制で作っているカルチャー雑誌『VACANCES バカンス』。その第4号は「待つ、ひらく」をテーマに制作を開始し、インタビューや哲学対話を経て「待ちびらき」という存在しない言葉にたどり着きました。今回も、(本来の本作りには欠かせない)マネタイズや目的に囚われない熱量に身を任せた制作体制から、場や機会を開いて何かの到来を「待つ」実験的な誌面作りに挑戦しています。 (編集後記より) 「待つ」はどうしても受け身に感じてしまう言葉なので、悲惨な戦争が世界で起こり、私たちの生活を危ぶむ政治的・社会的な問題が降り積もる今この瞬間に「待つ」なんてそんな悠長なことを……と思わないこともありません。日々を過ごしていると、「いま動かないでいいのか?」とせき立てられる気持ちがほとんどです。ただそれでも、「待つ」には可能性があると思います。私たちがこの本で及んだ「待つ」は、ただ独りよがりに受け身でいる状態ではなく、抵抗としての小休止、あるいはよりよく生きるための祈りのようなものでした。また、ご寄稿いただいた作品には、日常の中でふいに訪れる「待つ」仕草の愛らしさや虚しさがさまざまに描かれています。待ちながら、心や体をひらいておくこと。場や機会をひらきながら、偶然を待つこと。私たちはそんな「待ちびらき」を実践し続けてみます。 ■Contents カバーイラスト|西村ツチカ 【雑談と言葉遊び】 青松輝×島口大樹×瀬口真司 【インタビュー】 ダ・ヴィンチ・恐山 二ノ宮隆太郎 【哲学対話】 永井玲衣(さんと編集部) 【寄稿】 大橋裕之[マンガ] 小原晩[小説] 黒田杏子(ON READING)[エッセイ] 布施琳太郎[小説] 葉山莉子[エッセイ] 【編集部の創作】 硬井グミ[小説] もりみわこ[詩] 縞馬は青い[小説] 【プライベートビーチより(巻末企画)】 ・友人・知人に聞いた「あれってなんだったんだろう?」な出来事を16本収録 ・編集部カルチャーレビュー(『花の在りか』『ラジオ下神白』)
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REVUE DIAPO Issue 002
¥4,500
英語/フランス語 A4変形 H280×W225 32ページ 発行 2024年 Issue 002 Alexandra Mocanu "Temporal Mirage : Echoes Of Unseen Realms" フィルム写真を若い世代に伝えるというコンセプトで、フランスにて創刊されたマガジン"REVUE DIAPO"。2号はAlexandra Mocanuによる、AIで生成した建造物をフィルムに落とし込んだ作品を特集。 表紙はプリザーバーに9枚のポジフィルムを収納した仕様となっています。
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REVUE DIAPO Issue 001
¥4,500
SOLD OUT
英語/フランス語 A4変形 H280×W225 32ページ Issue 001 Kenny Germé "Caribbean Ride" フィルム写真を若い世代に伝えるというコンセプトで、フランスにて創刊されたマガジン"REVUE DIAPO"。1号は写真家 Kenny Germéがジャマイカでバイカーたちを撮影した作品と、David Démétriusによる詩を特集。 表紙はプリザーバーに9枚のポジフィルムを収納した仕様となっています。
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私が愛するあなたの凡庸のすべて|古賀及子
¥1,500
リトルプレス B6版 214ページ 装幀:髙山彩矢子 組版:麻川針 頒価:1500円 ※私家版につき転売はご遠慮いただいております 『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』、『おくれ毛で風を切れ』の古賀及子さんによる2023年11月24日、2024年1月14日~3月16日の日記。 久しぶりに日記のZINEを作りました。2022年以来です。 書籍『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』や『おくれ毛で風を切れ』がおもしろ加速回を集めたベスト盤なのに対し、今回は日にちを区切った全録形式で、より日記らしさ、日常らしさがつまっています。 子どもたちが大きくなって、ひとりであちこち出かけることが増えました。会った友人たちのこともお願いして書かせてもらいました。 ラジオで聴いたこと、読んだ本のこと、あと星野源(なぜいま)と「ワリオの森」(なぜいま)もたくさん登場します。手に取っていただけたらうれしいです。 もくじ 2023年11月24日 私が愛するあなたの凡庸のすべて 2024年 1月14日~20日 互いにとっての静けさとなれ 1月21日~27日 明日が誕生日でないのが信じられない 1月28日~2月3日 あずかり知らぬ無限 2月4日~2月10日 見るべきは屋根 2月11日~2月17日 コツは地上に出ないこと 2月18日~2月4日 元気な体の私の隠喩 2月25日~3月2日 押すと実現するボタン 3月3日~3月9日 人間の味方 3月10日~3月16日 欲しいものは無い、有るものが欲しい
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●サイン本 15人で交換日記をつけてみた 「日記をつける三ヶ月」のあとの三ヶ月
¥1,500
●phaさんサイン本 発行 みんなの日記サークル ファシリテーター:pha 東京の下北沢に「日記屋月日」という、日記だけを売っている本屋さんがあります。「日記をつける三ヶ月」というのは、そこで開催されている日記のワークショップの名前です。 このワークショップでは、15人が三ヶ月のあいだ、オンライン上の日記をお互いに読み合いながら日記を書く、ということをやります。2023年の11月から2024年の1月までの三ヶ月間、僕(pha)がファシリテーターとなって、この「日記をつける三ヶ月」のワークショップを行いました。 1月にワークショップが終わったとき、もうこのメンバーで一緒に日記をつけるのが終わってしまうのは寂しい、という雰囲気になったので、このまま日記をつけ続けてZINEを作って文学フリマに出よう!という経緯でできたのがこの本です。 (まえがきから)
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●サイン本 おやすみ短歌 三人がえらんで書いた安眠へさそってくれる百人一首
¥2,750
●phaさんサイン本 編著 枡野浩一/pha/佐藤文香 発行 実生社 四六判 216ページ 上製 価格 2,500円+税 ISBN978-4-910686-11-0 初版年月日2023年11月10日 掲載順、敬称略 橋爪志保/佐伯紺/初谷むい/水野葵以/加藤治郎/正岡豊/谷川由里子/宇都宮敦/柳澤真実/木下侑介/工藤吉生/土岐友浩/井上法子/鈴木加成太/岡本真帆/山階基/夜夜中さりとて/佐々木朔/大室ゆらぎ/俵万智/花山周子/柴田有理/上本彩加/遠藤健人/三田三郎/辰巳泰子/藪内亮輔/魚村晋太郎/大森静佳/光森裕樹/仲田有里/伊舎堂仁/永田和宏/岡野大嗣/村上きわみ/小島ゆかり/青松輝/多賀盛剛/吉田恭大/平出奔/望月裕二郎/絹川柊佳/鈴木ちはね/吉岡太朗/東直子/toron*/斉藤真伸/上坂あゆ美/田丸まひる/田村穂隆/早坂類/石川美南/丸田洋渡/伊勢谷小枝子/山下翔/山田航/小島なお/山中千瀬/門脇篤史/佐藤弓生/本多真弓/三上春海/竹中優子/笹公人/千種創一/北山あさひ/堂園昌彦/川野芽生/阿波野巧也/笹井宏之/佐々木あらら/天野慶/笠木拓/帷子つらね/永井亘/平岡直子/瀬口真司/千葉聡/干場しおり/石井僚一/佐藤りえ/枡野浩一/我妻俊樹/伊藤紺/はだし/永井祐/穂村弘/渡辺松男/岡崎裕美子/荻原裕幸/濱田友郎/佐原キオ/楠誓英/笹川諒/五島諭/雪舟えま/木下龍也/上篠翔/仁尾智/陣崎草子 人気歌人・作家・俳人がコラボし、安眠がテーマの短歌を百首集め、見開きで紹介する現代版「百人一首」。 短い文章付きなので、短歌の読み方がわからなくても楽しめます。 この本のページをパラパラとめくるうち、ここちよい眠りの世界に誘われることでしょう。 前書きより 眠る前に読むのに最適な本というのは、先が気になってワクワクしてしかたがないような本ではなく、ひとつひとつの文章が短くて、どこから読んでもいいような本ではないでしょうか。そう考えると、短歌がちょうどいいのではないかと思いました。 短歌は詩なので、ぱっと見ただけでは意味がよくわからないものもあるけれど、そういうところも眠りぎわに読むのにちょうどいい気がします。わかるような気もするし、わからないような気もする、とか考えているうちに、いつの間にか眠ってしまっているような。 この本では、眠る前に読むとよさそうな短歌を三人で百首集めてみました。短歌がずらっと並んでいるだけだと少しとっつきにくいかと思ったので、短歌の横にひとつひとつ、解説文、というほどしっかりしたものではないですが、短い文章を添えてみました。 この本を枕元に置いて、毎晩少しずつページをめくって、すやすやと、ぐっすりと、眠りについてもらえたらうれしいです。読者のみなさんが安眠できますように。 (枡野浩一・pha・佐藤文香)