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  • ⚫︎サイン本 さみしくてごめん|永井玲衣

    ¥1,760

    発行 大和書房 出版年月日 2025/06/16 ISBN 9784479394532 四六 240ページ 定価 1,760円(本体1,600円+税) 「わたしはいつまでも驚いていたい。こわがっていたい。絶望して、希望を持ちたい。この世界から遊離せずに、それをしつづけたい。世界にはまだまだ奥行きがあるのだから。」 ロングセラー『水中の哲学者たち』でデビューした在野の若手哲学者・永井玲衣の最新エッセイ。 ◯ 哲学は心細い。さみしい。だがわたしは、さみしいからこそ哲学をしているような気がする。生まれてきたことがさみしい。わからないことがさみしい。問いをもつことがさみしい。問いと共に生きることがさみしい。 (本文より) ◯ ことばが馬鹿にされ、ことばが無視され、ことばが届かないと思わされているこの世界で、それでもことばを書く理由は何だろう。わたしの日記は、戦争がはじまって終わっている。あの瞬間から、日記は戦時中のものとなった。 だが、ほんとうにそうなのだろうか。戦争はずっとあったし、いまもある。わたしが絶望したあの戦争は、いまもつづいている。だからあの日記はすでに戦時中のものだったし、この本も、やはり戦時中のものである。 とはいえ、わたしたちの生活に先立って、戦争があるわけではない。生活の中に戦争が入り込むのだ。どうしたって消すことのできない、無数の生の断片があるのだ。たとえ「対話」ができず、あなたのことばを直接きくことができなかったとしても、決して「ない」のではない。 (「あとがき」より) (版元より)

  • ●6刷予約受付 26歳計画

    ¥2,200

    予約商品

    2025年6月24日ごろから順次発送予定です 発行 椋本湧也 ブックデザイン:脇田あすか 印刷・製本:シナノ書籍印刷 W107×H174mm/ガンダレ製本/全212ページ ISBN : 978-4-600-01236-6 2021年8月15日 発売 2021年10月7日 二刷 2023年5月20日 三刷 【3刷に寄せて沢木耕太郎さんが「26歳と旅」をテーマにした文章を寄稿して下さいました。巻末に収録した新装版です!】 世界各地で暮らす26歳たちによる「26歳」をタイトルにしたエッセイ集。料理人から宇宙工学者、俳優から機動隊員まで、総勢48名の等身大の文章が掲載されています。 ーー 《「26歳」をタイトルにした文章を自由に書いてください。書き終えたら、あなたがいちばん魅力的だと思う26歳の知り合いにこの企画をつないでくださいー》 沢木耕太郎さんが乗合バスでユーラシア大陸横断の旅に出たのが26歳。高校生のときに『深夜特急』を読んでからというもの、「26歳」という年齢は自分にとって特別な響きを持ち続けてきました。 そしてやってきた26歳。奇しくも世界的なパンデミックが襲来し、渡航はおろか、家から出ることすらままならなくなってしまった。そんな「旅の適齢期」に、この世界の26歳たちは一体何を考えているのだろう。身体的な移動が制限される中で、この想いを言葉にのせて、彼らに会いに旅に出てみよう。そしてその出会いの足跡を一冊の旅行記にしてみよう。そう思い立ったのです。(「はじめに」より) ブックデザインはデザイナーの脇田あすかさんが担当しました。表紙はやわらかいグレーのざらりとした質感の紙に、きらりと光る美しい箔押し。さわやかな薄緑色の見返しに不思議な手ざわりの別丁…。たくさんのこだわりがつまった一冊です。 (版元より)

  • ●Wサイン本予約 体の贈り物| レベッカ・ブラウン/柴田元幸

    ¥2,420

    予約商品

    著者のレベッカ・ブラウン、翻訳者の柴田元幸のWサイン本のご予約を受け付けています 締め切り 2025年6月15日 発送予定 2025年6月21日頃 発行 twililight B6変形判 縦170mm 横122mm 厚さ170mm 194ページ 上製 価格 2,200 円+税 ISBN978-4-9912851-9-6 CコードC0097 初版年月日 2025年6月16日 アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊。 逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。 喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。 エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。 著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。 金井冬樹の装画による新装版。 “横溢するケアに包まれました。ホームケアワーカーの「私」が派遣されるのは死の恐 怖に向き合う患者たちのところ。ケアする側が彼ら、彼女らの生を“尊重されるべき もの”として丸ごと抱擁するとき、曇っていた生がみるみる輝きを取り戻していく。 まさに奇跡のような贈り物。” 小川公代 “透きとおるような日本語で訳されたこの小説集における、死にゆく人々の生を支える主人公の冷静さ、 心身の痛みにたいする想像力の深さ、そこから生まれる交流のぬくもりは、 いま、世界でなにより大事なものに思える。” 木村紅美 目次 汗の贈り物 充足の贈り物 涙の贈り物 肌の贈り物 飢えの贈り物 動きの贈り物 死の贈り物 言葉の贈り物 姿の贈り物 希望の贈り物 悼みの贈り物 謝辞 『体の贈り物』三十年後 二〇二五年版訳者あとがき 著者プロフィール レベッカ・ブラウン (レベッカ ブラウン) (著) 1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』、ナンシー・キーファーとの共著に『かつらの合っていない女』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。 柴田元幸 (シバタ モトユキ) (訳) 1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。 ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。 文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。 (版元より)

  • ●Wサイン本予約 天国ではなく、どこかよそで|レベッカ・ブラウン

    ¥2,200

    予約商品

    著者のレベッカ・ブラウン、翻訳者の柴田元幸のWサイン本のご予約を受け付けています 締め切り 2025年6月15日 発送予定 2025年6月21日頃 翻訳 柴田元幸 出版社:twililight 2000円+税 10月30日発売 B6変形 / 136P / モノクロ / 上製本 『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』などで知られるアメリカの作家、レベッカ・ブラウンの最新物語集『天国ではなく、どこかよそで』。 「三匹の子ぶた」を踏まえた「豚たち」、「赤ずきんちゃん」を踏まえた「おばあさまの家に」をはじめ、ピノキオ、ヘンゼルとグレーテルなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターを、レベッカ流に夢見なおした物語が並びます。 語り直しの切り口は作品によってさまざまですが、単一のメッセージに還元できない、怒りと希望をシンプルな文章で発信しつづける作家の神髄が伝わってくる、豊かな「サイクル」が出来上がっています。 訳者の柴田元幸が「この人の文章は言葉というよりほとんど呪文のようなリズムを持っている」と評するレベッカ・ブラウン独自の文体によって、 読者を暗闇から光へ、厳しさから愛へ、私たちが今いる場所から私たちが行くべき場所へと導きます。 “ここにあるのは「めでたし、めでたし」の死角を辛辣なユーモアで照らしてみせる物語。 そうやってわたしたちが見えないふり、聞こえないふり、わからないふりをしてきた暴力の轍を、怒りでもって洗い出し、祈りをこめて語り直すのだ。” 倉本さおり “そこではみんな、ほんものの肉体を得る。 痛みに苛まれ、声は揺らぎ、歪み、叫ぶ。 闇の中、寓話は変わり果てた姿になって 赦しを求め、こちらを見つめる。 どうしてこんなに、愛おしいのだろう。” 大崎清夏 (版元より)

  • ●サイン本予約 ここは安心安全な場所|植本一子

    ¥1,650

    予約商品

    2025年6月18日発送開始予定です シリーズ わたしの現在地 2 リトルプレス 165ページ(カラー写真 16ページ) 2025年6月14日初版第一刷発行 発行者 植本一子 寄稿 徳吉英一郎 装丁 川名潤 校正 松井真平 協力 柴山浩紀 印刷 株式会社イニュニック 「自分自身で生きる」とは、どんなことだろう。 馬たちと過ごす静かな時間の中で、わたしは少しずつ自分を取り戻していった。葛藤を抱えながら生きてきた心と、変わっていく内面を見つめた、小さな旅の記録。 遠野で撮影された馬たちの写真と、書き下ろしのエッセイ8遍、詩を掲載。 ○ 偶然のように現れた、ギフトのような人や場所。この出会いがあったからこそ、わたしはひとりで歩き出す準備が整ったのだと思う。(本文より) ○ わたしの現在地とは わたしとあなたの現在地を見つめる 植本一子のエッセイシリーズです。

  • ブラインド即興音楽レビューナイトat塩屋|heso.とリトルレンズ文芸舎

    ¥500

    企画・発行 heso. 編集 リトルレンズ文芸舎 印刷 塩屋的印刷 2025年5月発行 500円 2025年2月、神戸の塩屋で行われた、三浦康嗣(□□□主宰など)、森本アリ(塩屋の音楽家、旧グッゲンハイム邸管理人)、imdkm(ライター、批評家)による、曲名やアーティスト情報が伏せられた状態で音楽を聴き、あーだこーだ言ったイベントの「あーだこーだ」を書き起こし。 誰も知らないマニアックな曲から、レビュワー以外はみんな知ってたヒット曲まで11曲に挑戦。 (版元より)

  • 象・近場|man

    ¥1,320

    シリーズ人間2 レーベル:新世界 価格:定価1200円+税(税込1320円) 判型:A6文庫判/ソフトカバー(カバーあり) ページ数:80ページ 装画・ロゴ:散歩鳥 装丁+組版:山内宏一郎(サイワイデザイン) 小説(7編)+4コマ漫画(8話)+著者インタビュー (4,000字) 文字を追うことでしか入り込めない世界。 ひらがなで紡がれる、manワールド全開のデビュー作! 現実の精密な観察者として、人物・動物・ものの生々しい感触を描く。さきの見えないあたらしい調べのなかで、なつかしい感覚を呼び起こさせる異色の小説集。 三歳の〈わたし〉が見えてくる「光線」、三年二組の教室からはじまる「たかしくん」、仕事の連絡を待つ「天」、カニを食べにホテルにきた「大和田」、ある日の電車のなかの様子を描いた「しゃりよう」、長距離バスで渋滞に巻き込まれる「もくよう、ひる」、表題作「象・近場」など全7編。 巻末には、著者描き下ろしの4コマ漫画8話(コウイチ、変転、あの日の、何十年、しのはら、有名人、田園、夏山)を収録。4,000字の著者インタビュー掲載。 目次  光線     たかしくん     象・近場     天     大和田     しゃりょう  もくよう、ひる  4コマ漫画 著者インタビュー   あとがき 著者略歴 man(まん) 1995年生まれ、亥年。覚えている古い記憶はふとんに横になって見たビデオデッキの 7:00 (版元より)

  • 花粉はつらいよ

    ¥1,760

    編集 岩井圭也 発行 亜紀書房 四六判 192ページ 並製 定価 1,600 円+税 1,760 円(税込) ISBN978-4-7505-1874-9 発売日 2025年4月25日 世界初?の花粉症アンソロジー! 待望の刊行決定!! 共に泣き、共に洟(はな)をたらし、共にくしゃみする、 日本の約6000万人の花粉症患者のみなさんに捧げます。 編者:直木賞候補作家・岩井圭也! 涙と鼻水なくして語れない!! 笑いと共感の嵐を巻き起こす 45名の花粉症エッセイだけを収録した 前代未聞のアンソロジー! 花粉症の人はもちろん、そうでない人にも面白い。 花粉症あるある&リアルを赤裸々につづるエッセイ集! 目次 巻頭言 岩井圭也 Ⅰ 「楽器じゃなくなった日」ひらいめぐみ(ライター) 「花粉という名の服を着て」本間悠(佐賀之書店店長) 「クラス6」愛野史香(小説家) 「花粉症、それは恋」宮田珠己(エッセイスト) 「ゆけ、くしゃみ」向坂くじら(作家/詩人) 「どうせ特別な治療してんだろ!」武田砂鉄(ライター) 「季節は巡り、時代は巡る」稲垣栄洋(植物学者) 「花粉のトリクルダウン」東 千茅/樫(農耕者/全日本棍棒協会会長) Ⅱ 「ひとつ屋根の下」光用千春(漫画家/イラストレーター) 「母と息子のDNA」五十嵐大(作家) 「頑固じいさんと洟水」秋谷りんこ(小説家) 「サブカルをこじらせて花粉症になった」木爾チレン(小説家) 「疑惑の春」竹田信弥(双子のライオン堂店主) 「ぼくのオーバーホール」栗秋正寿(登山家) 「最強の花粉症対策」山本ぽてと(編集者) 「花粉より猫がいい」谷川嘉浩(哲学者) Ⅲ 「ティッシュ・コミュニズム」綿野恵太(批評家) 「症状と自由」pha(作家/蟹ブックス) 「福寿草」北大路翼(俳人) 「すべての道は鼻に通ずる」阿部公彦(英文学者) 「いいから病院へいけ」カツセマサヒコ(小説家) 「あの音」髙倉大輔(写真作家) 「腐海の森へ」イモトユウヤ(旅人/季節労働者) 「マスク男、花粉症に救われる」頭木弘樹(作家) Ⅳ 「花粉症って言うな!」インベカヲリ★(写真家) 「なぜ耳鼻科の待合室は混雑しているのか」岩井圭也(小説家) 「サイン」牟田都子(校正者) 「逃げてもいい」オカヤイヅミ(イラストレーター/漫画家) 「克服の兆し」吉開菜央(映画作家/ダンサー) 「絶望の花粉症一年目、恩機との出会い」けんご(小説紹介動画クリエイター) 「花粉症の否認」尾久守侑(詩人/精神科医) 「アレルゲンとダンスする」伊藤雄馬(言語学者) Ⅴ 「旅の力と花粉症」石川直樹(写真家) 「宇宙最強レベルのアレルギー」宮崎智之(文芸評論家) 「くしゃみの波をキャッチせよ?」森元斎(アナキスト) 「時限爆弾」川端健太(画家) 「いつもちょっとだけ」寺地はるな(小説家) 「バスは遅れ、ブタクサは枯れ、私は洟をすすった」高森順子(社会心理学者) 「予行練習」吉田大助(ライター) 「小さな死の微粒子」山内朋樹(美学者/庭師) コラム「花粉はつらそうだよ」 1 風邪だか花粉症だかわかりません 高橋久美子(作詞家/作家) 2 スギやヒノキから感じる太古の地球 瀬尾一樹(樹木医) 3 特別観察対象者K-7103 栗下直也(ライター) 4 やめられない、とまらない、ハックショイ 栗原康(アナキスト) 5 マスク一枚の距離感 江上越(画家) (版元より)

  • 友達じゃないかもしれない|上坂あゆ美/ひらりさ

    ¥2,090

    発行:中央公論新社 四六判 256ページ 定価 1,900 円+税 2,090 円(税込) ISBN978-4-12-005913-1 発売日 2025年5月9日 「私を認めてくれるのは、私が女だからなんじゃないの」 「すべての人間関係がロールプレイングゲームになる」 ジェンダーへの問い、家族の呪い、仕事の挫折、美醜の悩み…… 短歌を引用しつつ、〈亀裂〉によって深まる対話は、 いつしか互いの〈怪物〉を覚醒させていく。 「あと何をしたら、私のことを嫌いになりますか」 ふしぎと未知の自分が愛しくなる、スリリングな火の玉往復書簡。 著者プロフィール 上坂あゆ美 (ウエサカアユミ) (著) 1991年、静岡県生まれ。歌人・文筆家。Podcast番組『私より先に丁寧に暮らすな』パーソナリティ。2022年に出版した第1歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』が話題に。その他の著書にエッセイ集『地球と書いて〈ほし〉って読むな』などがある。 ひらりさ (ヒラリサ) (著) 平成元年、東京生まれ。女子校とBLで育った文筆家。オタク女子ユニット「劇団雌猫」メンバー。女オタク文化からフェミニズムまで、女の生き方にまつわる発信を行う。著書は『沼で溺れてみたけれど』『それでも女をやっていく』。劇団雌猫名義の編著に『浪費図鑑―悪友たちのないしょ話―』『だから私はメイクする』などがある。 (版元より)

  • 傷つきやすさと傷つけやすさ ケアと生きるスペースをめぐってある男性研究者が考えたこと|村上靖彦

    ¥1,650

    SOLD OUT

    発行:KADOKAWA 四六変型判 240ページ 定価 1,500 円+税 1,650 円(税込) ISBN978-4-04-115283-6 初版年月日 2025年5月21日 ケアを管理と競争から解放し、「生きるスペース」を見出すにはどうしたらよいのか。 ある男性研究者が、自らを振り返り自身の「傷つけやすさ」に向き合って書いた、『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書)の続編のような立ち位置にある1冊。 「私たちは傷つきやすい存在であると同時に、人を傷つける存在でもあり、ケアをする存在でもあると同時につねにケアを受け取る存在でもある。」 「今までの僕は卓越した支援者から学んだケアを描くことが多かった。本書では僕自身の傷つけやすさ、そしてケアにおけるネガティブな場面も考慮したうえで、ケアし合う社会と生きやすい空間を考えていきたい。」 「目の前の人がどのような世界構造のなかに置かれているのか理解することは非常に難しい。僕が自明とする世界の枠組みからその人は排除されているがゆえに、その人に説明してもらうしかない。説明してもらってもわからないかもしれない。ところがそもそも説明してもらうこと自体がその人を傷つける。」 ●人間は相互に依存し合うと同時に、傷つけあってしまう ●なぜケアは家庭と施設に閉じ込められたのか ●自分の小さな願いごとから始める 目次 はじめに 傷つきやすさと傷つけやすさ 序章  第1章 家族ケアに忍び込む暴力  第2章 プロのケアのなかのネガティブな出来事  第3章 ケアを管理から解放する  第4章 孤立と〈かすかなS O S へのアンテナ〉 第5章 生きのびるためのミクロな実践 おわりに 二つの対話、いくつもの対話  著者プロフィール 村上 靖彦 (ムラカミ ヤスヒコ) (著) 1970年、東京都生まれ。基礎精神病理学・精神分析学博士(パリ第7大学)。現在、大阪大学人間科学研究科教授・感染症総合教育研究拠点CiDER兼任教員。専門は哲学と現象学的な質的研究。著書に『客観性の落とし穴』(ちくまプリマー新書)、『ケアとは何か 看護・福祉で大事なこと』(中公新書)、『「ヤングケアラー」とは誰か 家族を“気づかう”子どもたちの孤立』(朝日新聞出版)、『鍵をあけはなつ 介護・福祉における自由の実験』(中央法規出版)など。共著に『アイヌがまなざす 痛みの声を聴くとき』(岩波書店)などがある。 (版元より)

  • もうすぐ絶滅するという煙草について

    ¥880

    SOLD OUT

    ちくま文庫 ち-15-3 編集 ちくま文庫編集部 発行:筑摩書房 文庫判 240ページ 定価 800 円+税 880 円(税込) ISBN978-4-480-44011-2 初版年月日 2025年5月8日 けむりにたゆたうひと時だった愛おしい――もはや絶滅寸前といわれる煙草飲みたちが、煙草への想いやあこがれ、禁煙の試みなどを綴ったユーモアとペーソスあふれるアンソロジー。「僕は体の健康よりも魂の健康や」「私は幼稚園に上がる前から煙草を吸ってゐる」などの名言も飛び出す、プカプカたのしい一服エッセイ。 目次 はじめに     Ⅰ たばこすふ煙の垂るる夜長かな 芥川龍之介  人生は煙とともに 開高健  喫煙者の受難 中島らも  タバコと私 遠藤周作  私とタバコ 高峰秀子  けむりの行衛 檀一雄  煙草 松浦寿輝  「文士と酒、煙草」 夏目漱石  煙草の人たち 久世光彦  仕事終わりに髪からたばこの香りが鼻をかすめるこの人生も気に入っている ヒコロヒー  ぼくのたばこ 荒川洋治  喫煙者にとっても非喫煙者にとってもうれしいタバコ 米原万里  乞食時代 吉田健一  たばことライター 佐藤春夫 我が苦闘時代のたばこ 赤塚不二夫 煙草あれこれ(抄)丸山薫 パイプ 杉本秀太郎  パイプ礼讃 澁澤龍  パイプの話 安西水丸  憧れのパイプ、憧れの煙管 あさのあつこ  色里の夢は煙か 杉浦日向子  葉タバコの記憶 安岡章太郎  煙草ぎらひ 堀口大學  Ⅱ 煙草の害について 谷川俊太郎  嫌煙 なぎら健壱  けむたい話 山田風太郎  たばこ 常盤新平  喫煙 別役実  たばこ規制に考える 池田晶子  喫煙の起源について。 内田樹  煙管の雨がやむとき 柳家喬太郎  Ⅲ タバコをやめる方法 安部公房  禁煙の快楽 島田雅彦  非喫煙ビギナーの弁 東海林さだお  禁煙免許皆伝 小田島雄志  煙草との別れ、酒との別れ(抄)中井久夫 禁烟 斎藤茂吉  タバコと未練 赤瀬川原平  元煙草部 いしいしんじ  煙歴七十年 内田百閒  ののちゃん 7218 いしいひさいち  時の流れと煙草と 三國連太郎  (版元より)

  • 映画夜話|蓮實重彦

    ¥2,750

    発行:リトルモア 四六判 340ページ 定価 2,500 円+税 2,750 円(税込) ISBN978-4-89815-610-0 発売日 2025年5月28日 「映画館」という神聖な空間で語られる扇情的な映画論。 世界に誇る例外的な名画座=シネマヴェーラ渋谷で 約20年にわたり登壇してきた 20の大人気トークイベントを収録。 今すぐ映画館に駆けつけたくなる、甘く危険な語りの数々。 「ことによると、 人びとを映画館に向かわせるには、 悪意を秘めた何ごとかの方が 遙かに有意義であるかもしれません。 だとするなら、いかなる悪意とも 深く戯れる覚悟があると、 ここで秘かに告白しておきます。」 ─ 序文より ロバート・アルドリッチ、ドン・シーゲル、ジョン・フォード、ダグラス・サーク、吉田喜重、加藤泰、フィルム・ノワール、B級映画……。 トーク関連特集上映の詳細なデータ、あらすじも収録。 往年のファンはもちろん、“蓮實入門”としても最高の1冊。 〈 映画ファン垂涎、ゲストとのトークも収録! 〉 大九明子(映画監督)、久保田智子(兵庫県姫路市教育長/元TBSアナウンサー)、瀬川昌久(ジャズ評論家)、岡田茉莉子(俳優) 倍賞美津子(俳優)、鈴木則文(映画監督) / 聞き手・山根貞男(映画評論家) 内藤由美子(シネマヴェーラ渋谷支配人) 著者プロフィール 蓮實 重彦 (ハスミ シゲヒコ) (著) 1936年東京生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。1965年パリ大学にて博士号取得。東京大学教養学部教授を経て、1997年から2001年まで東京大学総長をつとめる。文芸批評、映画批評、小説など執筆活動は多岐にわたる。1978年、『反=日本語論』で読売文学賞、89年、『凡庸な芸術家の肖像 マクシム・デュ・カン論』で芸術選奨文部大臣賞、2016年、『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章する。映画雑誌「リュミエール」創刊編集長。著書は他に『反=日本語論』、『フーコー・ドゥルーズ・デリダ』、『表層批評宣言』、『映像の詩学』、『シネマの記憶装置』、『映画の神話学』、『映画 誘惑のエクリチュール』、『監督 小津安二郎』(同書の仏訳はフランス映画批評家連盟文芸賞を受賞)、『ハリウッド映画史講義』、『映画狂人』シリーズ、『「ボヴァリー夫人」論』、『ショットとは何か』3部作、『ジョン・フォード論』、共著に『映画千夜一夜』(淀川長治、山田宏一)、『誰が映画を畏れているか』(山根貞男)、『映画長話』(黒沢清、青山真治)など多数。 (版元より)

  • 青の辞典|柳谷杞一郎

    ¥1,760

    発行 雷鳥社 A6 288ページ 価格 1,600 円+税 1,760 円(税込) ISBN978-4-8441-3814-3 初版年月日 2025年6月5日 辞典シリーズ第13弾 「青は漠を意味していた」 「青は鮮やかな赤を含んでいた」 意外な「青」が持つ意味合い、伝統色としての青、海外に衝撃を与えたジャパンブルー、青い文学・ことば・印刷上の青・国旗・鳥・虫などのいきもの。 青の世界の入口を、写真、イラスト等ビジュアルとともに紹介。 ●1890年に来日した小泉八雲の日本の印象は「小さい」「青い」だった! ●英語の色名辞典には「ジャパンブルー」「ジャパニーズブルー」が入っている。 ●日本の絵具メーカーは青系油水彩絵具を24種、青系透明水彩絵具を18種製造。 ●青い蝶は幸せの象徴。 ●美しい見た目の青い貝。実は悪臭を放つ! ●ソマリア連邦共和国の国旗は、青の面積が大きい。 ●VISA,AMERICAN EXPRESS,FACEBOOK,NOKIA,P&B……多くの企業がブランドカラーに青を採用。 ●地球は青かった。 目次 はじめに 「靑」を再現する方法 「靑」の持つ意味 色の三原色/光の三原色 印刷物の網点 「靑」の漢字辞典 日本の伝統食「靑編」 日本の伝統色とはなにか 日本の伝統色索引 青にまつわる言葉辞典 前書きなど ◯ はじめに 古代の日本語で、色をあらわす言葉は「クロ」「アカ」「シロ」「アオ」の4語しかなかったとされる。この4語は他の色をあらわす言葉とは別格の存在である。「黒い」「赤い」「白い」「青い」。「い」を加えただけで形容詞になるのはこの4語だけだ。また「真」を冠して「真っ黒」「真っ赤」「真っ白」「真っ青」と表現できるのもこの4語のみである。純粋な混じりけのない絶対色といっていい。 「古事記」にも登場するこの4語、色をあらわす言葉というよりは、光の状態をあらわす言葉だったようだ。すなわち「暗」(暗い闇の状態)、「明」(夜明けとともに空が赤く色づいていく状態)、「顕」(すべてがハッキリと見えている状態)、「漠」(その中間の状態)を原義としている。  さて本書のテーマは、「漠」を意味する「アオ(青)」である。  「漠」を原義とする「アオ」のイメージは「シロ」(白昼)から「クロ」(闇夜)へとつながっていく中間の状態をさす。したがって、「アオ」が意味する色の範囲はきわめて広かったようだ。本来は灰色がかった白色を意味した。古代においては黄昏時の藍色や紫色だけでなく緑色はもちろんのこと灰色もアオなのである。  子どもの頃、どう見ても緑色をしている信号を青信号とよぶことに違和感を覚えた人は少なくないだろう。英語圏では青信号は「green」と認識されているのだ。「青田」「青葉」「青々とした山々」という言葉にも納得がいっていなかった。田んぼも、山も緑色ではないか。  理由は緑色という色の概念が定着するまで緑色は青の一種だったからに他ならない。若竹色も苔色も鶯色も、大きく分類するならすべてアオなのである。  その青は、ある意味日本を代表する色となっていく。  葛飾北斎の「富嶽三十六景」で使用された「ベロ藍」(プロシャンブルーという名の合成顔料は1704年、ベルリンとパリで同時期に発見される)とよばれるブルーは特に20世紀の西欧に鮮烈な衝撃を与えたようで北斎ブルーとして高く評価された。北斎だけでなく、歌川広重をはじめ多くの絵師が独特の青の色使いで人気を博し、ジャパンブルーは大いにその名声を広めたのである。英語の色名辞典には「ジャパニーズブルー」「ジャパンブルー」の色名が存在するのだ。  1890年に来日した小泉八雲(ラフカディオハーン)の著書「東洋の土を踏んだ日」には「青い屋根の下の家も小さく、青いのれんを下げた店も小さく、青いきものを着て笑っている人々も小さいのだった」とある。日本の第一印象は「小さい」と「青い」なのである。紀元前からエジプトや中国では藍染が始められており、紀元後は日本だけでなく世界中で藍染技術は普及していたにもかかわらず、日本の藍染が外国人の目にどれほど印象的だったのかが想像できる。  サッカー日本代表の愛称も「サムライブルー」。ユニフォームも基本はずっとブルーを基調につくられているのだ。  本書では、この面白くて魅力的な「青」「アオ」「ブルー」の世界を徹底検証していこうと思う。「青」の意味を紐解いていくことは、「日本」を知ることにもつながっていくに違いない。 ◯ 著者プロフィール 柳谷 杞一郎 (ヤナギタニ キイチロウ) (著) 編集者・写真家。1957年広島生まれ。 修道学園中・高等部、慶応義塾大学卒業。 写真集に「RAPA NUI」(エスクァイア・マガジン・ジャパン)、「X」(ぶんか社) 著書に「65歳からのエベレスト街道トレッキング」「パキスタンの山旅を愉しむ」「写真でわかる謎への旅・イースター島」、「写真でわかる謎への旅・マチュピチュ」、「星の辞典」、「進化するモチベーション戦略」「ぼくたちの論語」(雷鳥社)、「大事なことはみんなリクルートから教わった」(ソフトバンク文庫)など多数。 (版元より)

  • ふやすミニマリスト 所持品ゼロから、1日1つだけモノをふやす生活|藤岡みなみ

    ¥781

    発行:幻冬舎 文庫判 定価 710 円+税 781 円(税込) ISBN978-4-344-43455-4 発売日 2025年2月6日 シンプルライフとはほど遠い生活をしていた著者が部屋を借り、所持品ほぼゼロの状態から、「1日1つ道具をふやす」という100日間のチャレンジを始める。1日目に敷布団、7日目に爪切り。スマホは果たして何日目⁉ 電子レンジは不要、タオルと毛布は心の必需品、大切なものの〝普段使い〟で幸福感が増す……など、生活の本質に迫る画期的な一冊。 著者プロフィール 藤岡みなみ (フジオカ ミナミ) (著) 一九八八年兵庫県淡路島生まれ。文筆業のほか、ラジオパーソナリティやドキュメンタリー映画プロデューサーとしても活動。時間SFと縄文時代が好きで、二〇一九年にタイムトラベル専門書店utoutoを開始。著書に『パンダのうんこはいい匂い』など。 (版元より)

  • ベル・ジャー|シルヴィア・プラス

    ¥2,750

    翻訳 小澤身和子 発行 晶文社 四六判 388ページ 定価 2,500 円+税 2,750 円(税込) ISBN978-4-7949-7435-8 発売日 2024年7月25日 わたしはぜんぶ覚えている。あの痛みも、暗闇も――。 ピュリツァ―賞受賞の天才詩人が書き残した伝説的長編小説、20年ぶりの新訳。 優秀な大学生のエスター・グリーンウッドはニューヨークのファッション誌でのインターンを勝ち取ったとき、夢がついに叶うと信じて喜んだ。しかし、退屈なパーティー、偽善的に感じられる恋人、空虚なだけのニューヨークでの生活に違和感を覚え、世界が支離滅裂なものに感じられる。そして、とあることをきっかけに精神のバランスが徐々に崩れていく。 世の中は欺瞞だらけだと感じる人、かつてそう思ったことがある人たちに刺さりつづける、英米だけで430万部を売り上げた世界的ベストセラー、待望の新訳。 海外文学シリーズ「I am I am I am」、第一弾! 著者プロフィール シルヴィア・プラス(著) 1932-1963年。ボストン生まれ。詩人、作家。8歳から詩を、9歳から物語を書き始め、10代から作品が雑誌に掲載される。1955年にスミス・カレッジを卒業後、フルブライト奨学金でケンブリッジ大学へ留学。1960年に詩集『The Colossus』を出版。1963年、唯一の長編小説である『ベル・ジャー』を別名のもと出版。同年、自ら命を絶つ。1982年『The Collected Poems』でピュリツァー賞を受賞。 本書『ベル・ジャー』は英米だけで430万部を売り上げた世界的ベストセラーであり、現在も多くの読者の心を掴んでいる。 小澤身和子 (オザワミワコ) (訳) 東京大学大学院人文社会系研究科修士号取得、博士課程満期修了。ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン修士号取得。「クーリエ・ジャポン」の編集者を経て翻訳家に。訳書にリン・エンライト『これからのヴァギナの話をしよう』、ウォルター・テヴィス『クイーンズ・ギャンビット』、カルメン・マリア・マチャド『イン・ザ・ドリームハウス』、デボラ・レヴィ『ホットミルク』、ニナ・マグロクリン『覚醒せよ、セイレーン』など。 (版元より)

  • いい感じの石ころを拾いに|宮田珠己

    ¥858

    中公文庫 初版刊行日2019年10月18日 文庫判 304ページ 定価858円(10%税込) ISBN978-4-12-206793-6 北海道から離島まで、ただただ海辺にしゃがみこんで“なんてことない石ころ”を拾いつづけた紀行エッセイ。選りすぐりの石ころ写真満載。 〈解説〉武田砂鉄 (版元より)

  • 記憶の盆をどり|町田康

    ¥770

    発行:講談社 文庫判 448ページ 定価 700 円+税 770 円(税込) ISBN978-4-06-528931-0 発売日 2022年8月10日 頭のなかに雨が降る。 小説という名の異世界。 町田康の九つの世界に溺れる一冊。 犯人当てミステリー 背筋も凍るホラーサスペンス 異世界ファンタジー お伽話の現代語訳 果ては美少年BLまで―― 名手が演じる小説一人九役! 狭い部屋で暮らす男のもとへやって来た、白い謎の生き物。 機嫌がよいときはころころ転がって過ごしているが、 機嫌が悪くなると、糞尿を垂れ流し、嘔吐し、ひどい声で喚き立てる。 だが、ある日を境に、生き物はどんどん可愛くなり、 男の人生もみるみる好転し――(「エゲバムヤジ」)。 短篇の快楽に満ちた作品集。 【収録作品】 エゲバムヤジ 山羊経 文久二年閏八月の怪異 百万円もらった男 付喪神 ずぶ濡れの邦彦 記憶の盆おどり 狭虫と芳信 少年の改良 著者プロフィール 町田 康 (マチダ コウ) (著) 1962年大阪府生まれ。1997年『くっすん大黒』で野間文芸新人賞、ドゥマゴ文学賞、2000年「きれぎれ」で芥川賞、2001年『土間の四十八滝』で萩原朔太郎賞、2002年「権現の踊り子」で川端康成文学賞、2005年『告白』で谷崎潤一郎賞、2008年『宿屋めぐり』で野間文芸賞を受賞。他の著書に『猫にかまけて』シリーズ、『スピンク日記』シリーズ、『パンク侍、斬られて候』『人間小唄』『リフォームの爆発』『ギケイキ』『珍妙な峠』『関東戎夷焼煮袋』など多数。 (版元より)

  • しらふで生きる 大酒飲みの決断|町田康

    ¥759

    発行:幻冬舎 文庫判 264ページ 定価 690 円+税 759 円(税込) ISBN978-4-344-43146-1 発売日 2021年12月9日 三十年間、毎日酒を飲み続けた作家は、突如、酒をやめようと思い立つ。絶望に暮れた最初の三か月、最大の難関お正月、気が緩む旅先での誘惑を乗り越え獲得したのは、よく眠れる痩せた身体、明晰な脳髄、そして寂しさへの自覚だ。そもそも人生は楽しくない。そう気づくと酒なしで人生は面白くなる。饒舌な思考、苦悩と葛藤が炸裂する断酒の記録。 (版元より)

  • 外道の細道|町田康

    ¥1,320

    発行:河出書房新社 文庫判 368ページ 定価 1,200 円+税 1,320 円(税込) ISBN978-4-309-42167-4 初版年月日 2025年2月6日 ドキュメンタリー製作のため、敬愛する作家ブコウスキーの足跡を辿る旅に出る作家「マーチダ」。メディア界隈に棲息する外道たちとの珍道中を描く、爆笑必至の物語。『真説・外道の潮騒』を文庫化。 町田 康 (マチダ コウ) (著) 1962年大阪生まれ。「きれぎれ」で芥川賞、『告白』で谷崎潤一郎賞、『宿屋めぐり』で野間文芸賞など、受賞多数。他の著書に『くっすん大黒』『ホサナ』『ギケイキ』『口訳 古事記』『宇治拾遺物語』など。 (版元より)

  • 傷を愛せるか 増補新版|宮地尚子

    ¥792

    SOLD OUT

    発行:筑摩書房 文庫判 240ページ 定価 720 円+税 792 円(税込) ISBN978-4-480-43816-4 初版年月日 2022年9月8日 たとえ癒しがたい哀しみを抱えていても、傷がそこにあることを認め、受け入れ、傷の周りをそっとなぞること。過去の傷から逃れられないとしても、好奇の目からは隠し、それでも恥じずに、傷とともにその後を生きつづけること──。バリ島の寺院で、ブエノスアイレスの郊外で、冬の金沢で。旅のなかで思索をめぐらせた、トラウマ研究の第一人者による深く沁みとおるエッセイ。 解説 天童荒太 【目次】 Ⅰ 内なる海、内なる空 なにもできなくても   〇(エン)=縁なるもの  モレノの教会  水の中   内なる海   泡盛の瓶   だれかが自分のために祈ってくれるということ   予言・約束・夢   Ⅱ クロスする感性――米国滞在記+α 二〇〇七―二〇〇八 開くこと、閉じること   競争と幸せ   ブルーオーシャンと寒村の海   冬の受難と楽しみ   宿命論と因果論   ホスピタリティと感情労働  右も左もわからない人たち   弱さを抱えたままの強さ 女らしさと男らしさ   動物と人間   見えるものと見えないもの   捨てるものと残すもの   ソウル・ファミリー、魂の家族   人生の軌跡   Ⅲ 記憶の淵から 父と蛇 母が人質になったこと   母を見送る   溺れそうな気持ち   本当の非日常の話   張りつく薄い寂しさ Ⅳ 傷のある風景 傷を愛せるか   あとがき   文庫版あとがき   解説 切実な告白と祈り 天童荒太   初出一覧   エピグラフ・出典 宮地尚子(みやじ・なおこ) 一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は文化精神医学・医療人類学。精神科の医師として臨床をおこないつつ、トラウマやジェンダーの研究をつづけている。1986年京都府立医科大学卒業。1993年同大学院修了。主な著書に『トラウマ』(岩波新書)、『ははがうまれる』(福音館書店)、『環状島=トラウマの地政学』(みすず書房)がある。 (版元より)

  • 14歳からの哲学 考えるための教科書|池田晶子

    ¥1,320

    発行:トランスビュー A5判 209ページ 並製 定価 1,200 円+税 1,320 円(税込) ISBN978-4-901510-14-1 初版年月日 2003年3月 46刷 人には14歳以後、一度は考えておかなければならないことがある。 言葉、自分とは何か、死、心、他人、家族、社会、理想と現実、友情と愛情、恋愛と性、仕事と生活、本物と偽物、メディアと書物、人生、善悪、自由など、30のテーマを取り上げる。 目次 Ⅰ 14歳からの哲学[A] 1 考える[1] 2 考える[2] 3 考える[3] 4 言葉[1] 5 言葉[2] 6 自分とは誰か 7 死をどう考えるか 8 体の見方 9 心はどこにある 10 他人とは何か Ⅱ 14歳からの哲学[B] 11 家族 12 社会 13 規則 14 理想と現実 15 友情と愛情 16 恋愛と性 17 仕事と生活 18 品格と名誉 19 本物と偽物 20 メディアと書物 Ⅲ 17歳からの哲学 21 宇宙と科学 22 歴史と人類 23 善悪[1] 24 善悪[2] 25 自由 26 宗教 27 人生の意味[1] 28 人生の意味[2] 29 存在の謎[1] 30 存在の謎[2] 著者プロフィール 池田 晶子 (イケダ アキコ) (著) 1960年生まれ。慶應大学文学部哲学科卒業。専門用語による「哲学」についての論ではなく、哲学するとはどういうことかを日常の言葉を用いて示し、多くの読者を得る。 著書に、『14歳からの哲学-考えるための教科書』『あたりまえなことばかり』『人生のほんとう』(トランスビュー)『帰ってきたソクラテス』『悪妻に訊け』『さよならソクラテス』(新潮社)『考える人―口伝西洋哲学史』(中央公論新社)『考える日々』(毎日新聞社)『考える日々Ⅱ』『考える日々Ⅲ』(毎日新聞社)『事象そのものへ!』『魂を考える』(法藏館)『睥睨するヘーゲル』『オン!―埴谷雄高との形而上対話』(講談社)『残酷人生論』(情報センター出版局)『メタフィジカル・パンチ』(文藝春秋)『REMARK』(双葉社)『ロゴスに訊け』(角川書店)共編著に『2001年哲学の旅』(編・著、新潮社)『死と生きる―獄中哲学対話』(陸田真志との共著、新潮社) (版元より)

  • デイト|南Q太

    ¥628

    発行 祥伝社 2006年2月11日発行 文庫版 284ページ ISBN 978-4396380335 こども以上、おとな未満の恋心 恋する切なさやもどかしさを綴った珠玉の短編13話!! きっとあたしたちは、今たべごろなんだ 自分がそう思ってなくても まわりがそう思ってる (「ゆりちゃんの夏」より) 兄の元彼女で内気なみどりに惹かれるのぶおを描いた表題作「デイト」、 人気者の先輩と手探りで付き合うななこの想いを綴った「ちび」、 新しい恋に突っ走るレズビアン・キヨの物話「小さな願い」、 水泳部のさくらと顧問の中学教師の危うい関係を描いた「SWIM]、 男性客の顔が見たくてバイトする女子高生の物語「ゆりちゃんの夏」など。 (版元より)

  • かみさまお願い|南Q太

    ¥628

    発行 祥伝社 2005年4月1日発行 文庫版 279ページ サディスティックな彼氏、女の子同士の楽しい放課後…。気持ちに正直な女の子たちを描いた6連作 「愚図な女ばかりじゃないぜ」、少し変な兄に嫌悪感を抱くひさこの物語「かみさまお願い」、女教師と生徒との不器用な想いを綴った「のっぽのサリー」、ニューハーフのユカとまもるの恋の始まりを描いた「エプロンとサングラス」などなど。恋する楽しさ、切なさ、気持ちよさ…いろんな想いを詰め込んだ力作21編を収録。読み応えたっぷりの南Q太傑作選・第1弾 (版元より)

  • 地下鉄の風に吹かれて|南Q太

    ¥1,047

    発行 祥伝社 2004年9月29日発行 243ページ ISBN 978-4396763442

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