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GOAT
¥510
発行 小学館 サイズ A5判/ページ数 526p/高さ 21cm 商品コード 9784098021062 ジャンル、国境を越える豪華執筆陣の文芸誌 紙を愛してやまない《ヤギ》にちなんで名づけた、《Greatest Of All Time(=かつてない)》文芸誌が誕生! ジャンルや国境を越えて豪華執筆陣が集結しています。 ○大特集「愛」── 【小説】西 加奈子 市川沙央 小川 哲 尾崎世界観 芦沢 央 麻布競馬場 島本理生 冲方 丁 葉真中 顕 パク・ソルメ 長塚圭史 嶋津 輝 チョン・ヨンス [訳]吉川凪 戸田真琴 【対談】Awich × 細谷 功 小池真理子 × 東出昌大 【エッセイ】チョン・セラン [訳]吉川凪 ワクサカソウヘイ 塩谷 舞 町田そのこ アフロ(MOROHA) 【短歌】朝吹真理子 × 小佐野 彈 × 高瀬隼子 × スケザネ × 野口あや子 【インタビュー】一穂ミチ 【座談会】朝宮運河 × 倉本さおり × 橋本輝幸 × 若林 踏 【哲学対話】永井玲衣 ×「GOAT」編集部 【 詩 】最果タヒ 井戸川射子 大崎清夏 水沢なお 小原 晩 青松 輝 【コラム】「私のGOAT本」 上白石萌音 けんご 斉藤壮馬 鳥飼 茜 夏川草介 三宅香帆 ○特集「手紙」── 【『GOAT』×monogatary.com 文学賞 受賞作発表】 [選考委員長:加藤シゲアキ]総応募数753点から、大賞受賞作を誌上にて発表! 【出せなかった手紙】彩瀬まる 佐原ひかり ○小説 安壇美緒 大木亜希子 八木詠美 乗代雄介 蝉谷めぐ実 野﨑まど ○写真 上村窓 ○エッセイ 金原ひとみ ○対談 藤ヶ谷太輔×川村元気 ○特集「読書バリアフリーをめぐる旅」── 稲泉連 滝口悠生 (版元より)
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ユリイカ2025年3月号 特集=自炊
¥1,980
SOLD OUT
-丁寧な暮らしからドカ食いの愉悦まで…食と生活の変奏- 発行 青土社 定価 1,980円(本体1,800円) 発売日 2025年2月27日 ISBN978-4-7917-0459-0 表紙・目次・扉……北岡誠吾 表紙イラスト……のもとしゅうへい これがわたしたちの自炊だ! 日々続けなければならない作業が退屈だからこそ、自炊という創意工夫のありようは常に洗練と混沌をきわめている。テクノロジーとサービスのひたすらな発展、他者の営みを覗き見て誘発される欲望が、「自分」という目的に立ち戻りただ一人の生活へと収斂していくことの贅沢さと寂しさを、孤独に味わい尽くすにはどうすればよいのか。個人による食の理論と実践の様態をひらく自炊特集。 ○ 特集*自炊――丁寧な暮らしからドカ食いの愉悦まで…食と生活の変奏 ❖対談〈1〉 自然な自炊のここちよさ / 有元葉子×高山なおみ(司会・構成=三浦哲哉) ❖自炊を夢見て 最高に自由な料理の形態 / 玉村豊男 内と外のあわい / 樋口直哉 ❖作ること、味わうこと 自炊とトレンド / 畑中三応子 「自炊」は料理という家事をラクにするのか? / 阿古真理 味な自炊の現代考 / 澁川祐子 ❖空腹に宿る愛情 レターパックを出せないから / 平野紗季子 実態 / 小原晩 ❖炊事の環境学 かって、きって、くった(そして皿を洗う)――自炊の感性論のために / 青田麻未 自炊と自己家畜化 / 福永真弓 他炊論 / 藤原辰史 ❖マンガ ありあわせの日常 / のもとしゅうへい 窓 / 谷口菜津子 霞を食う / おかだきりん ❖手を動かすには 自炊の味わい / 山口祐加 自炊と自立 / 上田淳子 自らを炊き続けるために / 白央篤司 ❖対談〈2〉 自炊という変数 / 稲田俊輔×小林銅蟲 ❖世界は味わうためにある 自給・自炊・自足の日々 / 玉置標本 現代料理の人類学者の自炊でない自炊 / 藤田周 ❖自炊主義の彼方へ おかわりパスタと虚無レシピ――あるいは孤独なグルメの光と影 / 久保明教 死を炊く――ドカ食いと自己破壊の美学 / 難波優輝 ❖ひとりひとりの食事 ホットサンドはひとりずつ / オカヤイヅミ 自炊のよろこび――「突然あなたは別な人間になるの」 / 早川茉莉 ❖アンケート これがわたしたちの自炊だ! / 池澤春菜・岩倉文也・太田達成・大和田俊・オルタナ旧市街・温又柔・角幡唯介・笠井康平・小宮りさ麻吏奈・向坂くじら・田島ハルコ・千葉雅也・冬野梅子・円居挽・円香・森元斎・山内朋樹 ❖あの頃の食卓 食日記の過去と現在 / 東直子 ドリンクバーを見るたびに / くどうれいん ❖巡りゆく自然とともに 紡ぎ直しの自炊――味覚の螺旋、喪失の空隙 / 久保豊 自炊における自と他――典座をめぐる思想 / 湯澤規子 ❖世界中のキッチン パレスチナで自炊をすること / 関口涼子 台所と厨房――ネパール人移民リタさんの語りから / 室橋裕和 ❖飯を炊かなければならない 鍋釜ふたつ、飯盒ひとつ / 雑賀恵子 吉行淳之介「鮭ぞうすい製造法」にみる戦時期の雑炊――「雑炊」思想、「雑炊食堂」から読み解く / 野崎有以 ❖それでもお腹は減る 時間とプロセスを取り戻す / 齋藤美衣 重力と自炊 / 呉樹直己 ❖自分と出会い直す 「ていねいな暮らし」のしたたかな自炊 / 依田那美紀 〈私〉との逃避行――自己理解、療法、創作としての自炊 / 佐々木ののか ❖資料 自炊読書案内 / 木村衣有子 ❖忘れられぬ人々*41 故旧哀傷・栃折多喜郎・五中D組群像 / 中村稔 ❖詩 この中に詩はない / 高安海翔 ❖今月の作品 倫理・三刀月ユキ・佐山由紀・三浦賢水 / 選=井坂洋子 ❖われ発見せり バイオ・アートを通した我々の「生」を巡る「発見」 / 塚本隆大 (版元より)
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ユリイカ2025年1月号 特集=ハン・ガン
¥1,760
-傷を照らし、回復を導く灯……ノーベル文学賞受賞記念- 発行 青土社 定価 1,760円(本体1,600円) 発売日 2024年12月27日 ISBN978-4-7917-0456-9 表紙・目次・扉……北岡誠吾 表紙写真……백다흠 2024年ノーベル文学賞受賞記念 傷をつくるのも癒すのも同じ人間であるということを、 ハン・ガンは果てしないスペクトラムとして物語の中に描き出す。『菜食主義者』『少年が来る』『すべての、白いものたちの』『別れを告げない』……数々の名作によって導き出されてきた他者への愛が、惨たらしい暴力の中にある人間の生の儚さを照らす灯として、いま世界中で必要とされている。ハン・ガンの苛烈なまでに静謐な作品風景に迫り、さまざまな痛みと回復の過程を見つめる。 ○ 特集*ハン・ガン――傷を照らし、回復を導く灯…ノーベル文学賞受賞記念 ❖インタビュー 心臓の実、小さな炎が生み出す言葉 / ハン・ガン 訳=柳美佐 ❖回復への導き もう「白いもの」ではないあなたに、「しなないで」と祈ること――ハン・ガン『すべての、白いものたちの』 / 菊間晴子 傷と回復について――ハン・ガン「回復する人間」 / 岩川ありさ 不可視の光、雪の声――ギリシャ語の時間について / 髙山花子 ❖わたしとハン・ガン 理想は、ハン・ガンのように / 温又柔 アンソロジーのなかのハン・ガン / 頭木弘樹 ❖対談 傷の痛さ、雪の白さ / 斎藤真理子×宮地尚子 ❖韓国文学の扉 ハン・ガンワールドを日本語圏でも存分に味わってもらうために / 金承福 ハン・ガンと今日の韓国文学――苦痛と悲しみに対する思索 / きむふな ❖残響を痛む 腐肉の愛しさ――『少年が来る』『別れを告げない』 / 佐藤泉 ハン・ガン、歴史の証言と沈黙を描く作家 / 江南亜美子 宴の終わりに抗う――『少年が来る』と『別れを告げない』光州民主化運動と四・三をめぐる歴史の逆説 / 真鍋祐子 物語の鳥――歴史の身体を超えて / 須藤輝彦 ❖死者とともに生きる 暗がりに差し込む一筋の光 / 井手俊作 島々の祈り / 石井美保 ❖詩 白いごはん / 小野絵里華 ❖かすかに聴こえる そっと静かに、けれど強く思い続ける人 / 古川綾子 人は歌うときこどもになる / 寺尾紗穂 ❖身体のあわい 潰えた希望から芽吹くもの / 山家悠平 夢から醒めるとき――『菜食主義者』 / 今村純子 舌が溶け、唇をほどく――詩集『引き出しに夕方をしまっておいた』より / 森山恵 ❖「受賞」に際して ハン・ガンのノーベル文学賞受賞を考える二つの視点 / 崔誠姫 辺境に詩する声――キム・ヘスンとハン・ガン / 吉川凪 傷みの記憶を共にする――ロシア語圏のハン・ガン / 奈倉有里 ❖現代韓国の地平から 黄晳暎からハン・ガンまで――文学作品の当事者性と私たちの〈いま・ここ〉 / 渡辺直紀 「歴史的トラウマ」と文学――韓国でハン・ガンはどう読まれてきたか / 金ヨンロン ❖資料 ハン・ガン全著作解題 / udtt book club ❖忘れられぬ人々*39 故旧哀傷・川喜多長政・かしこ夫妻 / 中村稔 ❖詩 花々・四月中旬 他二篇 / 中村稔 ❖ユリイカの新人 Lost / 湖中千絵 ❖われ発見せり 跡形もなく残るもの / 中田崚太郎 (版元より)
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ユリイカ2024年12月号 特集=お笑いと批評
¥1,760
-賞レース、バラエティ、ラジオ、YouTube、SNS…膨張・炸裂するエンタメの行方- 発行 青土社 定価 1,760円(本体1,600円) 発売日 2024年11月27日 ISBN978-4-7917-0455-2 お笑いをめぐる語りの反撃 個々人の倫理観と身体的感覚、その時々の状況に密接に結びついた現象である「笑い」をわたしたちから引き剝がし、舞台・メディア・キャラクターでパッケージングすることで成立する芸能文化としての「お笑い」。この複雑なエンターテインメントの総体を、誰がどのように語ることができるだろうか。「お笑い」の存在感が高まるにつれ増殖する「語り」が秘めるエネルギーの可能性を、演者/裏方/観客をひっくるめて、さまざまな視座から検討していく。 ○ 特集*お笑いと批評――賞レース、バラエティ、ラジオ、YouTube、SNS…膨張・炸裂するエンタメの行方 ❖インタビュー おじいちゃん、おばあちゃんになっても漫才を / 人間横丁(内田紅多・山田蒼士朗)聞き手・構成=つやちゃん ❖笑いを受け取る身体 お笑いは誰のもの? / ゆッちゃんw(十九人) 形になりたい / 鈴木ジェロニモ 次は荻窪に止まります / 伽説いわし(にぼしいわし) ❖論考〈1〉メディアにおける足場 大喜利とのつきあい方 / 鈴木亘 〝ポストひな壇芸人〟は、いかにして可能なのか?――「ひな壇という社会」の歴史と現在 / 太田省一 『ラヴィット!』に見るテレビと芸人と視聴者の関係性 / 戸部田誠 ❖ヒエラルキーの散らばり 芸人ヤクザ論 / 大島育宙(XXCLUB) お笑いと批評と『M-1グランプリ』について / 白武ときお ❖討議 技術と情動のマキシマリズム――「国民的文化」であるお笑いをどう論じるか / 鈴木亘×つやちゃん×山本浩貴(いぬのせなか座) ❖ルーツと克服 スポーツの呪いと平場 / 森もり(破壊ありがとう) 木田とお笑い / 木田(ガクヅケ) ❖論考〈2〉倫理の輪郭を問う 個人と社会の接触のために / 中田健太郎 純粋な「お笑い」の倫理について / 西村紗知 「好み」が取りこぼすもの――女性芸人の語りから / 西澤千央 推し文化とお笑いオタク――「ワーキャー」の何が悪いのか? / 手条萌 ❖方法論と展望 お笑いの神様と僕 / 岩崎う大(かもめんたる) タフガイ式笑い起こしやすくする方法 / タフガイ(ツンツクツン万博) 「アマチュア」お笑いについて / どくさいスイッチ企画 ❖論考〈3〉技巧が起こすミラクル 二〇二〇年代における漫才スタイルのマッピング、あるいはフースーヤという奇跡 / つやちゃん ステップとリズム――キャラを立ち上げ、ナンセンスを手懐ける / imdkm 出現――ものまねとななまがりのミメーシスの笑い / 大岩雄典 ❖隙間を覗く ファンダムのなかとそとから / 井口可奈 ジョン・ポリス・パトカーズクラブ / 伊舎堂仁 ❖論考〈4〉何が覆い隠されているのか 「コンプライアンス!」と叫んでみるだけ / 武田砂鉄 「お笑い」と「障害」をめぐる語りの現在地――笑うことを封じる力/笑わないことを封じる力 / 塙幸枝 笑いと量子論理 / 郡司ペギオ幸夫 ❖忘れられぬ人々*38 故旧哀傷・吉行淳之介 中村稔 ❖詩 のむ 今宿未悠 ❖今月の作品 入間しゅか・岡村梨枝子・湖中千絵・関根健人 選=井坂洋子 ❖われ発見せり ピンを立てる 品田玲花 表紙・目次・扉……北岡誠吾 次号予告……P.169 (版元より)
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ユリイカ2024年11月号 特集=松岡正剛 -1944-2024-
¥1,980
発行 青土社 定価 1,980円(本体1,800円) 発売日 2024年10月28日 ISBN978-4-7917-0454-5 表紙・目次・扉=北岡誠吾 表紙・特集扉写真=Table Ensemble 「編集工学」の時代 稲垣足穂に霊感を受け取り、アストロノミーとしての編集を始めたのが松岡正剛だった。編集者の、編集の知とはなにか、松岡正剛の仕事は場所と媒体を作るために費やされた。松岡正剛は自身を含むあらゆる名前を概念としてタペストリー(=アンソロジー)を紡いだ。遠い宇宙の瞬きに名前をつけ、線を結び、かたちを作り、神話を語る、ついには運命が占われる、松岡正剛もまた星座となった。 ○ 特集*松岡正剛――1944-2024 ❖採録 本の自叙伝――第一景より / 松岡正剛 ❖詩 虹――松岡正剛に / 高橋睦郎 ❖松岡正剛という場所 松岡正剛・編集の現場 / 田中優子 単独者松岡正剛を反復すること / 大澤真幸 来るべき松岡正剛学のために / 田母神顯二郎 ❖対談 雑に、密かに――編集工学のアルファとオメガ / 荒俣宏 高山宏 ❖対談付録 書物の食卓 / 松岡正剛 ❖オマージュ 言葉をコトバに引き上げよう / 田中泯 セイゴオさん、つぎに会いに行くときは / 森村泰昌 言葉にならないことを自覚するために言葉を尽くす、思考して「言語道断」――松岡正剛への拝復 / 川崎和男 おもかげ 想い / 本條秀太郎 Photosynthesis / 井上鑑 ❖「別日本」に向かって 「芸の人」松岡正剛 / 安田登 「別」なる日本、「別」なる仏教――近江 ARS と松岡正剛の方法 / 末木文美士 曼陀羅とプラネタリウム / 恩田侑布子 ❖座談会 工作舎の編集幼年期 / 十川治江 田辺澄江 米澤敬 ❖対談再録 「意表」と「ざわめき」――杉浦康平雑誌デザインの手法 / 杉浦康平 松岡正剛 ❖メモワール 松岡セイゴオ先生の世界 / 高橋秀元 「明るい幼稚園」 / 山崎春美 松濤ハウスの思い出 / 山尾悠子 松岡正剛が託した〝あやとり〟 / 能勢伊勢雄 ❖エディティング/エンジニアリング 松岡正剛とオブジェ、メディア、テクノロジー――マクルーハン、フルッサー、そして松岡正剛へ / 武邑光裕 編集工学は複雑系に何をもたらすか? / 津田一郎 編集工学と情報学 / 米山優 松岡正剛の「工作」と報道技術研究会の編集工学 / 大塚英志 ❖再録 宇宙経由の人工美学 / 松岡正剛 ❖エニグマとともに 松岡正剛さんと稲垣足穂さん / あがた森魚 未編集 / いとうせいこう 続「謎床」 / ドミニク・チェン 岩戸のむこうがわ / 海猫沢めろん ❖手紙 一角の私/響きわたれ「ナムセーンス」 / 帷子耀. ❖世界の解法 セカイは一つではない。 / 松田行正 宝探しの地図――松岡正剛の物忌み / 田中純 物質の将来について――タルホロジスト・セイゴオ / 寺村摩耶子 読書、この捉えがたきもの / 山本貴光 ❖クロニクル 松岡正剛 方法と編集 / 松岡正剛事務所 ❖忘れられぬ人々*37 故旧哀傷・佐久間穆 / 中村稔 ❖詩 夏子屏風 / 建畠晢 ❖今月の作品 坂田雅史・楓の木・雪代明希・栫伸太郎・柳坪幸佳 / 選=井坂洋子 ❖われ発見せり 痕跡をたどって / 稲垣健太郎 (版元より)
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ユリイカ2024年9月号 特集=石
¥1,870
-寡黙の極にある美- 発行 青土社 定価 1,870円(本体1,700円) 発売日 2024年8月27日 ISBN978-4-7917-0452-1 表紙・目次・扉=北岡誠吾 表紙写真=石の人/山田英春 石、それそのものの魅力を照らす ひっそりとした佇まいで、ただそこにある石。そのすべての石の記憶は生命体が経験してきた領域をはるかに越え、地球の形成にまで遡り、さらにはそれ以前の太古の星たちの誕生にまで到達している。人間の営みがどれだけ積み重ねられようとも、河原に転がる小石一つの歴史に到底追いつくことはない。だからこそ、人々がたくましくする想像、飽くなき探求はとどまることを知らない。石が個別に有する悠遠な時間、そのすがたに差し向けられた多様なまなざしが織りなす石特集。 特集*石――寡黙の極にある美 ❖対談 石のあるところへ / 宮田珠己╳山田英春 ❖石に誘われて 石のなかの色とかたち / 山田英春 驚くべきもの、ただそこにあるだけ。 / 德井いつこ ❖石との追憶 擬態する石 / 長野まゆみ ころがるいしのおと / いしいしんじ 石の夢――『プリニウスの博物誌』と私 / 石井ゆかり ❖拾い上げられたもの 海岸、または宇宙 / 小内光 石を拾う、ひとり / 牛山茉優 『石がある』 / 太田達成 ❖カラー口絵 石のなかの色とかたち――図版篇 / 山田英春 石の旅、海の思い出 / 石の人 ❖イラスト Gleam / はしゃ ❖希求される石 新宿ビッグ・マイン「TIMA(東京国際ミネラル協会)」 / 林一樟 “石”は芸術か? / 立畑健児 ❖展開図をひろげる 石からの卒業・石への回帰 / 田中陵二 岩石から宇宙の何が分かるのか / 臼井寛裕 ❖来歴と行方 小石にひろがる宇宙、宇宙から落ちてきた小石 / 江口あとか 化石とは何か――人類と化石の文化史・古生物学の研究史から探る / 相場大佑 敵意を持った大地の上で生き延びること――人新世における人間と / 橋爪太作 ❖繰り出されるこの石 石の選択について / 石花ちとく 石すもうジレンマ / 大宜見由布 ❖インタビュー 石は石にしか見えない / 内藤礼 聞き手=編集部 ❖衝撃を感触にかえて 石を割る / 大和田俊 結びながらほどけている――石を綱(つな)と棒で運ぶには / 山内朋樹 心身の石 / 湯田冴 ❖詩 石の子 / 青柳菜摘 ❖鉱物の手ざわり 鉱物コレクターとしてのゲーテ / 石原あえか ラピス・エレクトリクス――あるいは、孤独なラジオの夢想 / 奥村大介 ❖輪郭に目を凝らす 石探しの営為と宮沢賢治 / 柴山元彦 「石」にしがみつくという生業 / 菊地敏之 城郭石材の採石 / 高田祐一 ❖造形美のジレンマ それぞれの沼――石と宝石とジュエリーと / 秋山真樹子 石をつくる / 本多沙映 「1300年持ち歩かれた、なんでもない石」について / 雨宮庸介 ❖石の影にふれる パワーストーンのパワーを求めて――パワーストーンのパワーって何? / 北出幸男 世界の巨石信仰 / 須田郡司 行き場をなくした石と写真 / 小髙美穂 ❖読まれる・書かれる石 石を知るためのブックガイド――探索・鑑賞・歴史篇 / 山田英春 鉱石の幻想、あるいは幻想の鉱石――ブックガイド・創作篇 / 大久保ゆう ❖忘れられぬ人々*35 故旧哀傷・高野仁太郎 / 中村稔 ❖物語を食べる*42 かーいぶつ、だーれだ、という声(下) / 赤坂憲雄 ❖詩 光の失語 / 望月遊馬 ❖今月の作品 湖中千絵・渡辺八畳・三浦賢水・木下太尾 / 選=井坂洋子 ❖われ発見せり においを通じて自分自身を見出すとき / 齋藤由佳 (版元より)
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MONKEY vol. 35 特集 ポール・オースター 君に物語を語りたい
¥2,200
発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:9784884186692 2025年2月15日刊行 2024年にこの世を去った作家、ポール・オースター。 その最晩年に遺した長篇、ノンフィクション、評伝からの新訳、柴田元幸による全作品解説、プライベートな姿を捉えたポートレイト集、妻シリ・ハストヴェットが綴った回想録。永久保存版特集 【CONTENTS】 特集 ポール・オースター 君に物語を語りたい Cover and contents photographs by Spencer Ostrander 2 猿のあいさつ(柴田元幸) ポール・オースター 訳―柴田元幸 8 君に物語を語りたい 12 『バウムガートナー』より第四章 絵―町田かおる 40 『殺戮の国』より第五章 写真―スペンサー・オストランダー 62 『燃える若者 スティーヴン・クレイン評伝』抄訳 94 Portraits of Paul Auster 写真―スペンサー・オストランダー 110 ポール・オースターはこう語った 124 ポールオースター全作品解説 文―柴田元幸 147 シリ・ハストヴェット ANDを悼む 訳―柴田元幸 162 坂口恭平 居眠り 172 No Music, No Stories ブレイディみかこその音を聞いていた 絵ー長崎訓子 183 このあたりの人たち 川上弘美 龍と恋愛 写真―野口里佳 186 百の耳の都市 古川日出男 紫苑物語 artwork―*高田安規子・政子 写真―ただ 190 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 狸穴 194 本郷の執筆者/次回予告 198 スティーヴン・クレイン 詩 10選 訳―菅啓次郎 絵―きたむらさとし 204 猿の仕事 *……(はしご高) (版元より)
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IN/SECTS Expanded Edition 本をつくって本を売る
¥2,475
SOLD OUT
発行 インセクツ B6版/272ページ 本書はIN/SECTS Magazineの中でもスマッシュヒットを記録した vol.13「NEW BOOK SHOP CULTURE」とvol.16「本をつくる」を合本したものだ。合本とは言え、それだけにはとどまらず、新たに誕生したレーベルやブックショップを取材し、さらに販売方法やブックフェアについても追加収録している。 本書からは、vol.13とvol.16をリリースした当時の熱量や現在進行形で変化している本づくりとそれを取り巻く環境について大いに感じてもらえるはずだ。 また、前述の通りつくり手や書店の紹介に加えて、いかにして売るかという方法論と増加している新たな売る場にも着目し、紙面全体を再構成しなおしている。 なぜなら、編集部自体、この1年、さまざまな場で販売を行ったり、つくり手のみなさんの販売を見聞きする中で、ジャンルによって分かれていた売り場に、これまで異質と感じられていたレイヤーの人々が集い、共に本を楽しむという姿をまざまざと実感したからだ。 世間では書店がなくなるニュースが後を立たない、さらに言えば書店に対するトンチンカンな補助の話まで出てくる始末だが、そんな中でも編集部の周りから聞こえてくる声は、とても元気だ。ますます、はつらつとする気配さえ感じずにはおれない。 余談だが、お隣の国、韓国では本を読む行為がかっこいいと、「テキストヒップ」などという言葉も生まれているらしい。 だからと言って手放しで「未来は明るい!」などというつもりはないけれど、工夫やアイデアがたっぷり詰まった本づくり、そして、本を売るを改めてお楽しみください。 また今号は、インセクツとの直接取引している書店、および、インセクツの通販サイトだけの特典付きです。 活版印刷を使ったインセクツ特性栞をご自身の手でカットして、ご利用ください。 <目次> ▶︎地方発がおもしろい〜ローカルパブリッシャーを尋ねて〜 兵庫県神戸市 Re:S 藤本智士さん 滋賀県長浜市 能美舎 堀江昌史さん 日本屋久島 Kilty BOOKS 国本真治さん 岐阜県美濃市 mmbooks 服部みれいさん 京都府京都市 さりげなく わかめかのこさん 神奈川県真鶴町 真鶴出版 川口 瞬さん 大阪府大阪市 どく社 末澤寧史さん 多田智美さん 原田祐馬さん 福井県福井市 fu プロダクション 堀一心さん 川端麻衣子さん 黒川拓夢さん 長野県長野市 風旅出版 徳谷柿次郎さん ▶︎ひとり出版の先輩に聞け! ▶︎まだまだあるぞ 地方発がおもしろい 京都府京都市 Ambooks 兵庫県加東市 スタブロブックス 京都府京都市 英明企画編集 大阪府大阪市 屋台本出版 香川県高松市 万葉社 神奈川県三浦市 アタシ社 神奈川県鎌倉市 港の人 長野県上田市 バリューブックス・パブリッシング 京都府京都市 灯光舎 福岡県福岡市 書肆侃侃房 ▶︎出版リアル放談 レーベルって楽しい!! ミシマ社代表 三島邦弘×夏葉社代表 島田潤一郎×三輪舎代表 中岡祐介 ▶︎ZINE ZINEさせて ゆ novation のZINE探訪 ~荻窪Titleへ~ バーバリアン・ブックスの歩み こんな ZINE はいかが? 編集部のおすすめ ▶︎漫画 「本づくりの4コマ漫画」 あおむろひろゆき 「にぬき・ビール・デマエ」の作り方 スケラッコ ▶︎これぞ印刷のニュースタンダード 高山活版社/京都昌幸堂 江戸堀印刷所内小さな出版と本の研究室 関西の小さな印刷所 ▶︎教えて小田さん 本づくりからその先へ。リソグラフの可能性 ▶︎編集部が注目するインディペンデントな出版社・ブックメイカーズ84 ▶︎ブックメイカーが考える「本を売る」 SHUKYU Magazine の場合 緊急アンケート 「突然ですが、みなさんどうやって本を売ってます?」 温度/つくづく/百万年書房/sakumotto/オフショア ▶︎ブックフェアへ行こう! 教えてホッパーズ! 僕、私のブックフェア事情 全国各地で開催中! ブックフェア案内 ブックフェアマップ付き ▶︎ガケ書房の頃からホホホ座へ ▶︎僕が鳥取で汽水空港を営む理由 モリテツヤ ▶︎ストリートな ZINE SHOP voyage kids / Dig a Hole Zines ▶︎な夕書的 古本屋の営み方 ▶︎私とシカク スズキナオ ▶︎本屋開業(予定)記念! ノック3番勝負 ▶︎編集部が注目する BOOK SHOP ▶︎ニューカバーインタビュー竹本侑樹(イラストレーター/画家) ▶︎NESHINA ROOM 今月のおめでとう、ほか ▶︎コラム「秋の課題図書」 森本アリ/堀部美奈子/長坂有希 寺町知秀/佐藤菜摘/KIKI (版元より)
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MONKEY vol.18 猿の旅行記
¥1,320
SOLD OUT
特集:猿の旅行記 ISBN:978-4-88418-4261 2019年6月15日刊行 Artwork: タダジュン 2 猿のあいさつ(柴田元幸) ブルース・チャトウィン 訳―柴田元幸 絵―タダジュン 10 僕はいつだってパタゴニアに行きたかった ――作家の誕生 19 ティンブクトゥーに行ってます (Gone to Timbuctoo) 24 旅先で 写真―ブルース・チャトウィン 36 対談 池澤夏樹+柴田元幸 移動は文学の必須栄養素 絵―伊藤若冲 50 川上弘美 リズボン 二〇一八 夏 写真―うやまりょうこ 59 柴田元幸 奇妙な旅文学 二十選 絵―フィリップ・ワイズベッカー 70 四元康祐 連詩小説 偽詩人の見果てぬ旅 artwork―平松麻 写真―ただ 80 小沼純一 読むたび、聴くたび、みるたびに 絵―ル・コルビュジエ 90 猿からの質問 一番最初の旅 ブレイディみかこ 西川美和 谷崎由依 是枝裕和 宇多丸 96 池澤夏樹 1998 ムスタン日誌 写真―池澤夏樹 絵―謝孝浩 6,48,98 バリー・ユアグロー 路上で/ヒキガエル/宇宙で 訳―柴田元幸 artwork―桑原弘明 102 イッセー・カバーズ イッセー尾形 乳母の懺悔 絵―イッセー尾形 134 百の耳の都市 古川日出男 陰翳礼讃 artwork―高田安規子・政子 写真―ただ 138 このあたりの人たち 川上弘美 改鼠 写真―野口里佳 140 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 地表上のどこか一点 144 猿の仕事 146 本号の執筆者/次号予告 149 ゲヴィン・バリー 雨神の緑、情熱のごとく暗く 訳―柴田元幸 写真―Ciaran O Tuama (版元より)
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XD MAGAZINE VOL.08 ISSUE OF DIG
¥880
SOLD OUT
発行 株式会社プレイド Vol.8の特集テーマは「掘る」。ソーシャルメディアが普及し、個々人の自由な発信やコミュニティが広がりました。そうして趣味や関心ごとの細分化・多様化がいわれて久しいですが、忙しい日常を送る私たちは、とめどなく流れる情報を一つひとつ吟味する時間ももてず、気づけばレコメンドされた情報をただ眺めていることが多いのではないでしょうか。 その一方で、これだけは譲れないという自分だけの関心を持つ人もいるはずです。その道を考えていくと、マニアックにひとつの分野を開拓する人や、自分だけの興味関心を掘り下げ一芸とする人もいます。メディアで注目を集めるのは、得てしてこうした人々なのかもしれません。では、私たちはどのようにして情報や関心を深く掘り下げていくことができるのでしょうか。今号では「掘る」というテーマのもと、様々な方々と、あらゆる対象について“主体性を持って探求すること”を考えていきます。 目次 PART1|好きを掘る ・インタビュー|レイザーラモンRG(お笑い芸人) ・インタビュー|林陵平(サッカー解説者) ・インタビュー|浜田岳文(美食家) ・対談|石山蓮華(俳優、電線愛好家)×村田あやこ(路上園芸鑑賞家) ・インタビュー|椿正雄(「フラッシュ・ディスク・ランチ」オーナー) PART2|地面を掘る ・インタビュー|藤井一至(土壌学者 ) ・インタビュー|大谷資料館 ・寄稿|jini(作家、編集者) ・ビジュアル|大西日和(写真家) PART3|それぞれの掘り方 ・インタビュー|朝吹真理子(小説家) ・インタビュー|田根剛(建築家) ・ビジュアル|高野ユリカ(写真家) ・インタビュー|松永K三蔵(小説家) ・エッセイ|暮田真名(川柳人) ・インタビュー|三宅香帆(書評家) Series ・THISNTHAT ART、BOOK、SPOT ・器用貧乏|玉置周啓 × 長賢太郎 ・はたらく言葉|吉岡乾 ・自分を置いて旅に出る|徳谷柿次郎 ・「映画」はある日、突然に。|金子由里奈 ・対談連載「拾ってみる」|森岡督行×遠藤薫 (版元より)
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XD MAGAZINE VOL.06 ISSUE OF PRESENT
¥880
発行 株式会社プレイド 「私たちが今、選びたい価値」をテーマに創刊したXD MAGAZINE。消費者=顧客目線で日常やカルチャー、ビジネスの諸ジャンルを切り取ることを目標に、"日常の価値を問い直すビジネス・カルチャーマガジン"として、さまざまな動詞を特集テーマとして掲げていきます。 今号の特集テーマは「贈る」。クリスマス・お歳暮・帰省のシーズンにあわせて、さまざまな分野で活躍する35名の方々の“贈り物”にまつわる極私的なエピソードが綴られるギフトカタログ企画をはじめ、贈り物を介したコミュニケーション、贈答文化から読みとく精神性など、「贈る」という行為が持つ魅力や可能性を探っていきます。 巻頭インタビュー のん(女優・創作あーちすと) 35人の贈り物 1-1 忘れられない贈り物 和田彩花、林央子、川良謙太、岨手由貴子、山口博之、手塚マキ、植本一子 1-2 自分へのご褒美 若林萌、haru.、広瀬陽、大前栗生、シャララジマ、ゆっきゅん、脇田あすか、藤原麻里菜 1-3 ささやかな贈り物 森祐子、せきしろ、田部井美奈、パリッコ、辻山良雄 (イラスト)宮岡瑞樹 2-1 わたしの定番品 谷尻誠、青野賢一、P(ぴぃ)、ソリマチアキラ、向井山朋子、江口宏志、木田隆子 2-2 つぎもの 上出惠悟、藤澤ゆき、冥丁 2-3 ことばを贈る 文月悠光、児玉雨子、川原繁人、しりあがり寿、枝優花 インタビュー 1:篠崎恵美(フラワークリエイター) 2:森岡督行(森岡書店銀座店 店主)&野老山薫子(株式会社洋菓子舗ウエスト 取締役) 3:比嘉夏子(人類学者) 4:日本の贈る文化 折形:山口信博(折形デザイン研究所主宰) 結び:関根みゆき(「結 YUU」主宰) 熨斗:のし太郎(「熨斗の世界」主宰) 5: 松岡市郎(東川町長 )&菊地伸(産業振興課 課長) 居酒屋「りしり」 北の住まい設計社 + ガージーカームワークス 織田憲嗣(椅子研究家) コラム 1:小川安英(ギフトモール オンラインギフト総研 所長) 2:吉田奈緒子(翻訳家) 往復書簡 玉置周啓(MONO NO AWARE/MIZ) & 長賢太郎(ファッションデザイナー) 創作企画 I have(not)lost it. 梶谷勇介(ライター) (版元より)
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ele-king cine series 誰かと日本映画の話をしてみたい
¥2,200
発行 P-VINE 編集 ele-king編集部 2024/9/25 発行 本体 2,000円+税 ISBN:978-4-910511-77-1 誰かと日本映画の話をしてみたい── これまで音楽映画やゾンビ映画、ホラー映画、アメコミ映画などのジャンルを扱い、好評を得てきた「ele-king cine series」が、満を持して「日本映画」を特集します! ■表紙・巻頭 『Cloud クラウド』 黒沢清ロングインタビュー「今、この社会で映画を撮ること」(真魚八重子) 論考「信じるに足る、とはどういうことか?」(佐々木敦) ■現代の日本映画 10人の監督 現代の日本映画にとって欠かせない監督10人を批評し本質に迫る。 【執筆) 吉田伊知郎/加藤よしき/森直人/児玉美月/岡本敦史/タダーヲ/朝倉加葉子/伏見瞬/三田格/水越真紀 【コラム】 「バブルが崩壊して始まった日本映画の話」(三田格) ■今、どのように映画を語るのか 愛の技法、動物化、反射のレッスン(荻野洋一) クィア表象から読み解く日本映画(木津毅) ゴジラ映画に描かれ続ける「時代の要請」(三田格) このアニメ、この作家2024(岡本敦史) 二〇二〇年代のドキュメンタリー映画から紐解く社会問題(タダーヲ) ■草野なつかインタビュー「自分のやり方で映画を取り続けるために」(月永理絵) 英国映画協会(BFI)が発表した、「1925年から2019年までの優れた日本映画」の中で“2019年の一本”に選ばれた『王国(あるいはその家について)』をで国際的な評価を得るなど、世界から注目される映画監督のこれまでとこれからを訊く。 ■巻末放談 中原昌也・三田格 「そんなことより、日本映画の話をしましょうよ」 (版元より)
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七月堂ZINE AM 4:07 vol.2
¥1,100
印刷・製本・発行┊七月堂 発行人┆後藤聖子 編集長┆鈴木康太 組版・デザイン┆川島雄太郎 製本指導┆紙とゆびさき 発行日┆2024年12月1日 発売┆12月1日 価格┆1,100円(税込) 発行部数┆500部 通算12号を不定期にて発行予定 〈内容紹介〉 【第2号ゲスト】 短歌| 山川藍 / 大きくなって帰ってきました 詩| 國松絵梨 / 抵抗する エッセイ|〈テーマ:冬、AM 11:45〉 町田康 / 寒い。 梅﨑実奈 / 不思議な関係 小笠原鳥類 / 鳥を、知らなかった 書店エッセイ|〈コンビニおでんよりも温めてほしいときに読みたい詩歌〉 旦悠輔(自由港書店) 井上奨之(云々者) 樽本樹廣(百年・一日) 樽井将太(百年・一日) 【連載】 詩| 西尾勝彦 / 花束 エッセイ| Pippo(近現代詩紹介) / 通りぬける、移る、ひろがる 西尾勝彦 / ひらやまさん 池上規公子(葉ね文庫) / 長い話 後藤聖子(七月堂) / わからなさを抱えて 城下康明(ひとやすみ書店) / 発光 写真|カバー 寺岡圭介(紙片) 《創刊のことば》 「AM 4:07」創刊にあたって この、「詩」と「エッセイ」そして「書店」をテーマに立ち上げた雑誌のタイトルは、もうすぐ日の出を迎える空を見上げると、夜とも朝とも名付けられない景色が広がっているであろう七月の東京の空のことを想像してつけられました。どちらでもあって、どちらでもない。また、そのものでしかありえないもの。世界にはきっと、名付けられていないものが、名付けられたものの何百倍もあって、そんなことには関心を持たずに存在しているような気がします。 自分らしく生きるということが、何者かになるためではなく、ただその人そのものであればよいと思えたら。 これからの七月堂が目指したいことのひとつ、「自分らしくあれる場所」を自分自身の手で作り守っていくために、全一二回の発行を目標に創刊しました。 詩を書く人と、読む人と、売る人の架け橋になることを願い、ありったけの感謝の気持ちをこめて作っていきます。 手にしてくださる方にとって、思いがけずふと、詩的な世界を楽しんでいただける雑誌になれることを願っています。 2024年3月 七月堂 後藤聖子
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USO 6
¥1,760
発行 rn press 文庫サイズ 374ページ/1C+4C 価格 1,600円+税 ISBN978-4-910422-22-0 「あなたの嘘を教えてください」がテーマの、文庫サイズの文芸誌「USO」、最新号は2024年12月9日発売。 6年目6号目となる本作のテーマは「我儘・わがまま」 新たな執筆陣を迎え、本作も<心の奥>にせまります。 ▼執筆陣▼ エッセイ: 若林 恵 今日マチ子 旦 悠輔 和田夏実 鶴見 済 丹澤弘行 柏井優佳 のもとしゅうへい 藤田裕美 長崎訓子 交換日記: なま×少年アヤ 漫画: チェム 小説: 辻山良雄 野口理恵 写真: トヤマタクロウ 栗栖丈璽 新津保建秀 目次 Wagamama 我儘 わがまま 『冒険』トヤマタクロウ 『Nの起源』野口理恵 『好きに書いていい』若林 恵 『ラジオ体操伝道師』今日マチ子 『時の旅』新津保建秀 『なまホット・なまドライ』なま×少年アヤ 『告白』辻山良雄 『僕は本当は漫画家になりたかったんだ』旦 悠輔 特別寄稿 丘田ミイ子 USO 嘘 うそ 『嘘ではないけれど、』和田夏実 『爆弾インマイハウス』チェム 『「元気じゃない」と答えていた』鶴見 済 『偽善者の言い分を』丹澤弘行 『誰かたちの地』栗栖丈璽 『髪を切る時間』柏井優佳 『草津』のもとしゅうへい 『色んなことがあるよねって言いたい』藤田裕美 『猫の瞳の中に自分が(どうしても)うつっていて欲しい』長崎訓子 特別寄稿 太田るなシャワ 特別寄稿 大浦 彩
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MONKEY vol.12 翻訳は嫌い?
¥1,540
発行 スイッチ・パブリッシング 特集:翻訳は嫌い? いつかはやろうと思っていて、 とうとうやってしまった翻訳特集。 村上春樹+柴田元幸 翻訳講義「本当の翻訳の話をしよう」 & 対談「翻訳の不思議」 小沢健二エッセイ 「日本語と英語のあいだで」 一挙掲載!!! ○ CONTENTS 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 8 MONKEY講義 日本翻訳史 明治篇 前半 講師-柴田元幸 絵-長崎訓子 25 石川美南 『物語集』より 26 ケヴィン・ブロックマイヤー 大陸漂流 訳-柴田元幸 絵-ササキエイコ 34 イタロ・カルヴィーノ 『見えない都市』(抄) 都市と名前1/都市と記憶1/都市と記憶4/都市と記号3/都市と欲望5/隠れた都市2 訳-和田忠彦 絵-マット・キッシュ 46 翻訳講座 村上春樹+柴田元幸 本当の翻訳の話をしよう 65 対談 村上春樹+柴田元幸 翻訳の不思議 76 伊藤比呂美インタビュー My Love鷗外先生 聞き手-柴田元幸 88 小沢健二 日本語と英語のあいだで 写真-エリザベス・コール 横槍付け足し-柴田元幸、小沢健二 102 リディア・デイヴィス ノルウェー語を学ぶ 訳-柴田元幸 絵-タダジュン 141 猿からの質問 「いい話」 イッセー尾形/青木奈緒/ピーター・バラカン/松田青子/古市憲寿/ジェフリー・アングルス 150 Keep Telling Stories, Keep Making Noise ――ポール・オースター インタビュー 聞き手-柴田元幸 写真-間部百合 156 言葉の魔法 小山田浩子/テッド・グーセン/ブライアン・エヴンソン/伊藤比呂美/ローランド・ケルツ/マシュー・シャープ 160 小山田浩子 世話 162 ブライアン・エヴンソン 象に関する報告 訳-柴田元幸 164 伊藤比呂美 死んでいく人 169 マシュー・シャープ 雪 訳-柴田元幸 170 柴田元幸 ニューヨークで見つけた本 172 福岡伸一 ジョンとヘンリー 写真-加藤里紗 176 このあたりの人たち 川上弘美 毛 写真―野口里佳 178 宮澤賢治リミックス 古川日出男 グスコーブドリの伝記 魔の一千枚(兄妹論) 絵―秋山花 182 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 初台 186 猿の仕事 188 本号の執筆者/次号予告
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MONKEY Vol.7 古典復活
¥1,320
発行 スイッチ・パブリッシング 価格 1,320円 (うち税 120円) 柴田元幸責任編集による 文芸誌MONKEY Vol.7は、「古典復活」特集です。 村上春樹さんと柴田元幸の古典小説をめぐる対談、二人の「 復刊して欲しい翻訳小説リスト100」など、盛りだくさんな特集になりました。 また、今号は、『職業としての小説家』の刊行を記念して、作家の川上未映子さんによる村上春樹さんのロングインタビューを掲載。 ほかにも、夏に来日したカズオ・イシグロさんの講演会や、今号から新たに始まった、松本大洋さんと工藤直子さんの連載も注目です。 CONTENTS 006 対談 村上春樹 + 柴田元幸 帰れ、あの翻訳 絵ー安西水丸 026 復刊してほしい翻訳小説100 (村上春樹、柴田元幸選) 写真ーただ 030 ジャック・ロンドン 病者クーラウ 訳ー村上春樹 写真ー岩根愛 045 カーソン・マッカラーズ 無題 訳ー柴田元幸 写真ードロシア・ラング 065 トマス・ハーディ 萎えた腕 訳ー柴田元幸 絵ー塩田雅紀 089 きたむらさとし 外套 105 猿からの質問 古典五種競技 四元康祐/福岡伸一/管啓次郎/ 小澤英実/内田樹/小沼純一 118 『職業としての小説家』刊行記念 村上春樹インタビュー 優れたパーカッショニストは、一番大事な音を叩かない 聞き手:川上未映子 写真ー荒木経惟 161 スティーヴ・エリクソン 村上春樹『風/ピンボール』 英訳 書評 訳ー柴田元幸 絵ー赤井稚佳 164 カズオ・イシグロ + 土屋政雄 カズオ・イシグロ、自作を語る 司会ー柴田元幸 174 今、発見されるべき写真家 ソール・ライター マーギット・アーブ&アンダーズ・ゴールドファーブに訊く 文ー柴田元幸 写真ー加藤里紗 184 このあたりの人たち 川上弘美 運動会 写真ー野口里佳 宮澤賢治リミックス 古川日出男 鉄道のない「銀河 の夜」 絵ー秋山花 190 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 四ツ谷 195 新連載 工藤直子 + 松本大洋 猫が海へ 206 猿の仕事
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●サイン本 MONKEY vol. 34 特集 ここにもっといいものがある。岸本佐知子+柴田元幸 短篇競訳
¥1,320
柴田元幸さんサイン本 特典ポストカード付き 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:9784884186463 2024年10月15日刊行 価格 1,320円 (うち税 120円) 翻訳家・岸本佐知子と柴田元幸が、いまいちばん訳したい創作をあつめた海外文学作品特集の第2弾。 2人が選んで訳した英語圏の作家6名による、珠玉の8作品をお届け‼︎ ○ 【CONTENTS】 特集 ここにもっといいものがある。 岸本佐知子+柴田元幸 短篇競訳 Cover and contents artwork by Takada Akiko & Masako Photograph by Tada 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 12 スーヴァンカム・タマヴォンサ ランディ・トラヴィス 訳―岸本佐知子 16 エリック・マコーマック 家族の伝統 訳―柴田元幸 31 競訳余話1 KnifeのKを読め ダニエル・ダットン 38 インスタレーション 44 書かないこと 訳―岸本佐知子 ヘザー・アルトフェルド 48 死んだ言語たちを悼む 56 沈黙を悼む 訳―柴田元幸 59 競訳余話2 テクストは星座 64 アンバー・スパークス 大切なものを隠しておくための場所 訳―岸本佐知子 75 ステイシー・オーモニエ 「将軍」拉致 訳―柴田元幸 88 競訳余話3 短篇に求めるもの 94 坂口恭平 今もなんとか生きのびている 104 No Music, No Stories ブレイディみかこ 道、川、線路 絵ー長崎訓子 114 百の耳の都市 古川日出男 文字禍 artwork―*高田安規子・政子 写真―ただ 118 このあたりの人たち 川上弘美 ラーメン 写真―野口里佳 120 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 下北沢 124 ネルソン・オルグレン あんたの名前、ジョー? 訳―柴田元幸 絵―平松麻 130 本号の執筆者/次号予告 132 猿の仕事 134 ケリー・リンク 他人のゴースト・ストーリー 訳―柴田元幸 絵―見崎彰広 *……(はしご高)
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MONKEY(英語版)Vol.5 CREATURES: A MONKEY’S DOZEN
¥1,650
発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:978-4-88418-645-6 2024年10月4日刊行 柴田元幸責任編集の文芸誌「MONKEY」英語版第5弾が刊行決定。CREATURES=「いきものたち」をテーマにした、ここでしか読めない「猿の一ダース」が誕生。最良の翻訳者たちと最高の英訳を作成した特別な1冊です。 【CONTENTS】 6 This Precious Opportunity a story by Aoko Matsuda translated by Polly Barton 8 Tamba-Sasayama a story by Sachiko Kishimoto translated by Margaret Mitsutani 12 White Dog, Black Crow an excerpt from The Holy Family by Hideo Furukawa translated by Kendall Heitzman 17 A Phone Call from Emily Dickinson a poem by Inuo Taguchi translated by Leo Elizabeth Takada 20 Bird’s-Eye View a chapter from Sheltering from Reality by Kyōhei Sakaguchi translated by Sam Malissa 25 After two years in a first-floor apartment, the tenant realizes that a certain cat would pass along the street in front at precisely the same time each day; following the cat, the tenant sees it disappear into a vacant house; when the tenant first moved into the apartment, the house wasn’t vacant a story by Tomoka Shibasaki translated by Polly Barton 28 Selections from Communications from a Wandering Comet five poems by Makoto Takayanagi translated by Michael Emmerich Creatures: A Monkey’s Dozen 36 Cathedral a story by Hiromi Kawakami translated by Ted Goossen 40 Bearman a story by Natsuki Ikezawa translated by Chris Corker 49 Other People’s Ghost Stories a story by Kelly Link 56 The Heron a selection from the novel Gretel and the Great War by Adam Ehrlich Sachs 59 Fish in Muddy Waters graphic vignettes by Satoshi Kitamura 66 Four Poems Sawako Nakayasu 72 The Q-Town Gazelle a story by Kikuko Tsumura translated by Polly Barton 82 Hildisvínis a story by Hiromi Itō translated by Jeffrey Angles 90 Four Modern Haiku Poets on Encounters with Creatures selected and translated by Andrew Campana 100 A Bear’s Tale a story by Laird Hunt 104 Discoveries a story by Hiroko Oyamada translated by David Boyd 112 To Abuse a Monster a story by Kaori Fujino translated by Laurel Taylor 122 A Night in Anton’s Basement a story by Midori Osaki translated by Asa Yoneda and David Boyd 130 Utō: A Noh Play from the modern Japanese translation by Seikō Itō translated and with an introduction by Jay Rubin 136 True Story and They Say two poems by Eleni Sikelianos 138 An Empty Shell a story by Ichiyō Higuchi translated by Hitomi Yoshio 146 Remembering Seiji Ozawa an essay by Haruki Murakami translated by Ted Goossen 150 Letter to the Silent Book Club by Eric McCormack 154 What do you do when a straightforward translation sounds weird? Remarks from twelve translators Jeffrey Angles on peculiar poetry and lucid prose Sonja Arntzen on the power of names David Boyd in defense of weirdness Ted Goossen on translating onomatopoeias Kendall Heitzman on discovering what a thing meant Sam Malissa on putting the pieces together Jay Rubin on the freedom to improvise Mariko Saitō on Japanese loanwords in Korean Motoyuki Shibata on “you” Asa Yoneda on rooms to dream in Hitomi Yoshio on titles and cover designs Anna Zielinska-Elliott on the temptation to add
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つるとはな ミニ?
¥2,178
発行所 株式会社つるとはな 定価 1,980円 + 税 発売日 2024/9/27 ISBN 978-4-908155-13-0 発行人 佐藤真 編集人 岡戸絹枝 印刷・製本 株式会社シナノパブリッシングプレス つるとはなの5号を出してから7年過ぎてしまいました。 コロナ禍などもありましたが 見渡せば溌剌とした80代90代の先輩方が ぐっと増えているではありませんか。 ならば会いにゆかなくては! つるとはなは装いを新たに出発することにしました。 名づけて「つるとはな ミニ?」。 これまでのちょうど半分のA5判サイズです。 軽くて小さくて持ち運びにほどよいミニ。 内容は変わらず魅力的な人生の先輩たちに会って話を聞くというもの。 はたしてミニなのでしょうか。 インタビューに答えてくれたのは 世界的にも有名な建築家の安藤忠雄さん(83歳)。 事務所の別館にて鋭い眼光と熱い言葉で語ってくれた仕事のこと自分のこと。 現代短歌の第一人者である馬場あき子さん(96歳)。 70年以上歌壇を牽引する小柄な巨人の物言いは潔くて惚れ惚れするばかり。 料理研究家のホルトハウス房子さん(90歳)。 内々の大ごちそうというすき焼きを作ってその極意を教えてもらうと。 などなど。もちろんこの方たちばかりではありませんのでお楽しみに。 あわせて。 作家の江國香織さんが選んだ声に出して歌いたい童謡と唱歌と 川上弘美さんの短編小説もあります。 サイズはミニながら盛りだくさんでしょう? ミニとはいえミニ? というわけです。 みなさま方のご支援とお力添えをいただきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いします。
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現代短歌パスポート3 おかえりはタックル号
¥1,100
発行 書肆侃侃房 四六判変形/並製/112ページ 定価:本体1,000円+税 ISBN978-4-86385-622-6 C0092 デザイン:藤田裕美 装画:楢崎萌々恵 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、最新刊! 【収録作品】 服部真里子「すべての雪に新しい名を」 木下龍也「ひとりひとりぐらぐらしし」 橋爪志保「願いごと」 川村有史「植樹」 菅原百合絵「海を見る顔」 山川藍「ずっと家にいる 2023」 山下翔「ほんたうかなあ」 山階基「髪は煤ける」 上坂あゆ美「おしまいまで行く」 青松輝「別れの歌」
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IN/SECTS Vol. 14 特集「言葉は楽しい」
¥1,870
発行 インセクツ 148ページ/サイズ B6/定価: 1,870円(本体1,700円+税) 今号の特集は、「言葉は楽しい」です。 言葉と言えば、コミュニケーションツールで、共通の理解の上で使われますが、時として、それが表現ツールにもなります。伝わらないといけないのだけれど、伝わらなくてもいい、矛盾を持ちながらも日常的に使われている言葉。 そして現在、メール、オンラインでの対話が増え、言葉による伝わらない問題もまた出現していると感じています。そこで、メディアを使い、言葉でオルタナティブな視点を伝えている私たちも、改めて言葉について考えるため、様々な言葉のあり様を探る試みを行ってみました。 <CONTENTS> ●イン・セクツ ギャラリー「熊本から」 撮影:齋藤陽道 ●[劇団ハイバイ]主宰・岩井秀人に聞く「なむはむだはむ」と言葉とのつき合い方 ●手話という言語 〜齋藤陽道とのやりとりから〜 ●デザイナー・矢萩多聞に聞く「装丁と言葉」 ●〜絵と言葉の余白を楽しむ〜 工夫をこらした翻訳絵本ガイド ●フードエッセイスト 平野紗季子と「味の表現の話」 ●福田尚代の「回文の世界」 ●[contact Gonzo ]塚原悠也インタビュー「メルカリの定型文と言語化からの逃避」 ●「初めましての往復書簡」川瀬 滋× 寺尾紗穂 ●子育て子ども言葉日記 ●翻訳できない言葉を知る「翻訳家座談会」 ●特別寄稿「小説をなぜ読むか」文川田未穂(「オール讀物」編集長) ●「toi booksに問う?」店主 磯上竜也による選書 ●詩人・井戸川射子と「詩作のすすめ」 ●「存在しているだけで素晴らしい」小島ケイタニーラブに聞く音楽と詩、朗読、そして創作活動 ●K-文学を楽しむための特別寄稿「翻訳がつなぐ想い」文金 承福(クオン代表、ブックカフェ・チェッコリ店主) ●今こそアナログコミュニケーション1「東郷清丸←→YeYe交換ノート」 ●今こそアナログコミュニケーション2「文通ってどんなもの?」〜青少年ペンフレンドクラブ会員・橋口智保子〜 ●香港発のひとり出版社[Small Tune Press]カセットテープ × ZINE ●ワードゲーム「言葉のジャーニー By TANSANFABRIK」 ・日本語まだまだこれから勉強記 ・韓流ドラマに見るマジックワード!?「ケンチャナヨ」はどこまでなのか? ・ニューワード「日韓ピジン」って何? ・イタリア映画を、いきいきさせる!?「PAROLACCEの世界」 ・英会話レッスンホッピング ・私の好きな言葉グラフィックス 三重野 龍/てんしんくん/Jieun Yang/赤井佑輔/イハラナツ ・みんなの言葉アンケート「私を掻き立てた言葉」 ・漫画INA「INFECTED」 ・注目! 今、時代はポッドキャスター!? ・【コラム】近藤 聡/世田谷ピンポンズ/佛願忠洋/橋本裕介/みーくんママZ/高山 純/ 西野 優/菅野和子
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IN/SECTS Vol. 12 特集「大阪観光」
¥1,870
発行 インセクツ 148ページ/サイズ A5変形/定価: 1,870円(本体1,700円+税) 今号は、大阪を拠点する私たち編集部が目線を〝観光〞に変えて、この街ならではのヒト・モノ・コトをご紹介する特集です。それは新しいショップや頼もしいニュージェネレーションのご紹介、歴史を学ぶ町歩きのご提案などなど。新たに大阪を捉え直す試みです。そこには意外にも多くの発見がありました。あらためて、こんなにさまざまなものがひしめき合う街ってなかなかない。下町まじりのビッグシティ・大阪。このローカル・カルチャーが渦巻く、素敵な街の現在形をぜひともご堪能くださいませ。 ● The “ Showa” I Found In Osaka 撮影 リチャード・ダン ● 大阪・新観光名所的ショップ案内 ● 石濱匡雄さんと大阪カレー探訪 ● 教えて! 陸奥賢さん大阪七墓巡り ● 大阪の昔ながらのソウルフード ● デザインで振り返る 千日前ユニバースの大阪 ● 上田假奈代さんに教えてもらう はじめての西成 ● 大阪・天下茶屋に住む外国人に聞きました YOUは何しに西成へ? ● 土井善晴さんの 大阪食あれこればなし ● 看板屋[看太郎]廣田 碧 さんと 大阪看板ウォッチング ● 大阪の気になるタテとヨコ ● クセが強い系の 大阪レコードショップ・クルーズ ● LVDB B OOKS 店主 上林翼の 東住吉読書日記/“大阪”本 6選 ● blackbird books 店主 吉川祥一郎の 緑地公園読書日記/“大阪”本 6選 ● 新・大阪出るとき連れてって〜 食のおもたせ14選 ● 今、持って帰りたい小さな“大阪” ローカルグッズなおみやげ ● 大阪なかよし3人組と 立ち呑みハシゴ酒 ● 大阪のNEXT GENERATIONS ゆnovation /坂本拓也 山本麗晃/時吉あきな/平川かな江 ● Re TSUTENKAKU 尾柳佳枝/Kenny Pain/ミヤザキ 管 弘志/Takashi Makabe ● 大阪に新たなカルチャー拠点が誕生 POL本音座談会 ● 大阪カルチャー検定 ● ヤマモトケイスケ 大阪観光ゲームブック「大阪クエスト」 ● 大阪・北加賀屋 カルチャーアート最旬NEWS! ● [ graf porch ]sketched by Shigeki Hattori ● 漫画「アフターパーティ」大嶋宏和 ● 大阪の仕事場拝見 ● OH! MY YouTuber ちゃぶ台仮面を知っているか? ● 大阪ピープルのオススメは? おおさかアンケート ● コラム 西尾孔志/浅利芙美/藤本和剛/ ロマン/三浦愛美 ● “Our Favorite N eighborhood” MAP
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IN/SECTS Vol. 10 特集「私たちのアジア」
¥1,650
SOLD OUT
発行 インセクツ 132 ページ/サイズ A5/本体1,500円+税 今号はアジアの特集です。といってもイーストアジア。 韓国、台湾、中国、香港を中心に、編集部からつながる 各地の“個”を1冊にまとめてみました。 それは出版事情からお茶の話までさまざま。 題して「私たちのアジア」です。 私たち編集部のモチベーションは ガイド本では紹介されない、個人の視点から見えてくる その土地ならではの、現在進行形の小さなカルチャーです。 それは、都市をつなぐ共感のベースになるかもしれないし その土地で、自分の頭で考え、なにかを実行しようとする 挑戦者の背中を押すアイデアとなるかもしれません。 いうなればアジアのインディペンデントなフレッシュ。 ともかく、同時代の同アジアで、“自分たちでやってみる” そんなガッツがどんどん生まれているようです。 というわけでハロー! ニーハオ! アニョハセヨ! ●インタビュー ・東アジア発、ニューブックカルチャー [THANKS BOOKS]店主イ・ギソプ 編集部を直撃訪問!『The Big Issue Taiwan』&『The Affairs週刊編集』 ・ 韓国・弘大発 DIY音楽のムード 3ピースバンド パラソル 音楽プロモーター 八幡光紀 レーベルオーナー パク・ダハム 3ピースバンド セソニョン パラソル と最近の[ブンガブンガレコード]作品 ・台湾素食のすすめ 文 許 哲寧 まずは知っておきたい台湾素食の基礎知識 海外からも注目される!? 台湾素食って? 許さんが見つけた驚きの素食の食材 素食レストランガイド ・アジアのデザインシーンのつながりとひろがり 文 後藤哲也 香港 ジェイビン・モ ソウル ナ・キム 台北 アーロン・ニエ シンガポール FOREIGN POLICY DESIGN GROUP アジアのデザイナー相関図 レポート 京都dddギャラリー第216回企画展 「GRAPHIC WEST 7: YELLOW PAGE」文 竹内 厚 ●イラストレーション Our favorite illustration by SSE PROJECT ●フォトグラフィ 「ハードコア哈爾濱」赤鹿麻耶 ●その他執筆陣 金氏徹平/姜 尚美/ユ・ヒギョン 清水博之 /川西まり/檀上 遼 飯川雄大/井上美幸/森本菜穂子 ●こだわり店主に聞く 買い付け先で出合った、わたしの あんなアジア こんなアジア ●The お宅拝見 in 台北 ●東アジアからのAsian New Book Culture by ASIA BOOK MARKET ●ソウル観光案内トーク「ソウル カルチャー散歩」 ●台湾観光案内トーク「男子休日委員会的台湾案内」 ●ちょこっと会話レッスン
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IN/SECTS Vol. 6 特集「“ 日記 ” わたしたちの日常生活と冒険」
¥1,210
発行 インセクツ 112ページ/B5 変形 定価: 1,188円(本体1,100円+税) みんなじっさいどんな日々を過ごし、どんな考えを巡らせている? それらはSNS上ではなく、日記という紙の上で綴られるものでは。 今号は“日記”に焦点をあてた特集号です。編集部と繋がりのある、さまざまなひとたちの暮らしに着目し、日々の小さな記録から同時代の共感を浮き彫りにできれば、と考えています。 【日記の書き手】 シャムキャッツ/しまおまほ/金氏徹平/桂 二葉/白波多カミン/服部滋樹(graf ) 音楽家、料理人、美術家、劇団員、書店員、落語家、ファッションデザイナーなど 【カバーインタビュー】 ニューヨークの蓮沼執太(音楽家) 【特集企画】 「夫婦日記」「4コマ日記」「サラリーマン日記」「美術家 榎忠インタビュー」「おんなの交換日記」在住の約80名による日記のリレー「関西一日記」など