文芸 | 本の栞

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  • 戦争と五人の女|土門蘭

    ¥2,420

    発行 文鳥社 装釘:橋本太郎 仕様:変形四六上製、408頁 定価:2200円(税別) 発行 2019年10月1日 読者諸兄姉へ 『戦争と五人の女』は、太平洋戦争の終戦後、そして、朝鮮戦争の休戦間近である1953年7月、その、僅かひと月の物語です。本作では、そのたった一ヵ月で、繰り返し繰り返し、五人の女が描かれます。 「五人の女」とは、主に戦争という混乱期に翻弄された娼婦たちのことです。娼婦という職業が重要なのではなく、外的な要因に翻弄されていくという、その輪郭が文学になります。 思えば、戦争というものは「個人の力ではどうにもならない世界の理不尽なシステム」の比喩なのでしょう。その「理不尽な暴力」「抗うことができない絶望的な世界の仕組み」は、現代の我々が感じている閉塞感と、とても似ているように思えます。時代が違っても、人間というものの本質はあまり変わっていないのかもしれませんね。 著者の筆致は判然として明快とも言えますが、しかしモチーフは重厚。そのようなテーマを、小説という体系を使い、女性そのものを描こうとしています。 舞台は広島県呉市朝日町。 『この世界の片隅に』(こうの史代著、双葉社刊)を読まれた読書子ならば、リンという遊女が出てきた街として記憶されていることでしょう。時代は10年ほど違いますが、場所は同じです。 それは著者が生まれ育った、故郷でもあります。行間の生々しい息遣いは、そのような背景から生まれているのかもしれません。 また、本作は、これまで中短編を書いてきた土門蘭の、初の長編小説でもあります。 画文集やルポルタージュなどで(つまり、歌人としてインタビュアーとして)定評と人気を集める著者ですが、待望の文芸作品が刊行される運びとなりました。 普段、読書をしていないひとでも読みやすく、しかし、読む時期によっては人生が変わってしまうほどの強い小説です。ぜひぜひ、この機会にお求めください。請御好評。 編集部より 【著者プロフィール】 土門 蘭(どもん らん) 1985年広島出身、京都在住。同志社大学文学部国文学科卒。小説・短歌等の文芸作品を執筆するほか、インタビュー記事のライティングやコピーライティングなども行う。著書に、歌集『100年後あなたもわたしもいない日に』(共著・京都文鳥社刊)、ルポルタージュ『経営者の孤独。』(ポプラ社刊)。

  • ランバーロール 05

    ¥1,650

    発行 タバブックス 著 ながしまひろみ 矢部太郎 安永知澄 石山さやか 森環 森雅之 森泉岳土 おくやまゆか 池田澄子 小川楓子 津川絵理子 南十二国 鴇田智哉 神野紗希 小野あらた 榮猿丸 青羊 酉島伝法 編 ランバーロール編集部 装丁 セキネシンイチ 本体1500円+税 A5判正寸・並製・176ページ 2022年11月30日 ISBN978-4-907053-60-4 C0979 漫画家の安永知澄、森泉岳土、おくやまゆかの3人によって創刊された、漫画と文学のリトルプレス「ランバーロール」。年を経るごとにパワーアップして、このたび5号がついに完成! 主宰3人の描き下ろし作品のほか、ながしまひろみ、石山さやか、森環、森雅之の漫画、そして『大家さんと僕』で話題になった、矢部太郎による描き下ろし作品を収録。 池田澄子による9句の新作俳句を始め、小川楓子、津川絵理子、南十二国、鴇田智哉、神野紗希、小野あらた、榮猿丸、ベテランと新鋭を織り交ぜた豪華メンバーによる、色とりどりの俳句、酉島伝法による掌編小説、シンガーソングライター青羊による心染み入るエッセイなど、読みどころ満載の176ページ。 目次 【漫画】  ながしまひろみ 「さかさのゴンちゃん」 矢部太郎「おおきいおうち」 安永知澄「奕奕たる」   石山さやか「小さくなる話」   森環「6月の手紙」   森雅之「月の話」   森泉岳土「有紀と有紀」   おくやまゆか「空梅雨日記」 【俳句】 池田澄子 小川楓子 津川絵理子 南十二国 鴇田智哉 神野紗希 小野あらた 榮猿丸 【エッセイ】 青羊「父の味」 【小説】 酉島伝法「蛹室」

  • ことばと vol.6

    ¥1,870

    発行 書肆侃侃房 A5、並製、336ページ 定価:本体1,700円+税 ISBN978-4-86385-548-9 C0495 編集長/佐々木敦 ロゴマーク/石黒正数 表紙・本文デザイン/戸塚泰雄 装画・挿絵/近藤恵介 【巻頭表現】 谷川俊太郎「人と人」 【第4回ことばと新人賞】 受賞作 福田節郎「銭湯」 佳作 井口可奈「かにくはなくては」 選考座談会(選考委員:江國香織、滝口悠生、豊﨑由美、山下澄人、佐々木敦) 【特集 ことばと戦争 】 ◎インタビュー 高橋源一郎「戦時下のことば、最前線のことば」(聞き手:佐々木敦) ◎小説 北野勇作「戦争の夢」 高山羽根子「朝の喫茶店・内装」  早助よう子「風船爆弾をつくった祖母の話」 吉村萬壱「イチコロ」 ◎評論 小峰ひずみ「人民武装論 RHYMESTERを中心に」 水上文「聴き取られない声を聴く――『戦争は女の顔をしていない』と日本」 【創作】 小山田浩子「あさみぎよひだり トミヱさん(二)」  仙田学「雪ちゃんなんてだいっきらい!」 【翻訳】 ロシア――戦争に反対する詩人たち 解説・訳 高柳聡子   戦争について黙っていてはいけない  タチヤーナ・ヴォリツカヤ 「ママ、ママ、戦争だ、戦争だよ!」 アーリャ・ハイトリナ 時の切断  エカテリーナ・ヒノフケル くち  アレクセイ・ボロネンコ ロシアの民族料理  ヤン・クントゥール 「ブチャ」(罪なく殺されたすべての人びとの記憶に)  エカテリーナ・ザジルコ 無題  【本がなければ生きていけない】 韻踏み夫「世界のなかに置かれた書物」 杉田協士「喫茶店」

  • 漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日|小津夜景

    ¥1,980

    発行 素粒社 定価 1,980円(税込) 判型 B6判 製本 ハードカバー 頁数 272頁 ISBN 978-4-910413-00-6 デザイン 北野亜弓(calamar) 装画 姫野はやみ 発行日 2020.11.05 2刷 2021.03.25 3刷 2022.02.10 フランス・ニース在住の俳人、小津夜景さんがつづる漢詩のある日々の暮らしーー 杜甫や李賀、白居易といった古典はもちろんのこと、新井白石のそばの詩や夏目漱石の菜の花の詩、幸徳秋水の獄中詩といった日本の漢詩人たち、また中国近代の詩人である王国維や徐志摩の作品を清新な翻訳と極上のエッセイでひもとく。 巻末には本書に登場する漢詩人の略歴付。 推薦文 この人、何者? 極上のエッセーで、文体が弾み、とんでもなく博識で、どうやらフランス暮らし。俳句を作る人らしい。一回ごとに漢詩の引用があるが、その漢詩はいつも角を曲がったところに立っている。しなやかな和訳と読解が続く。 世の中は驚きに満ちている、と改めて思った。 ーー池澤夏樹 エッセイと漢詩。 一瞬の情景を保存したふたつの文章が、もとからひとつのものであったかのように縫い合わされていく。 ひとのこころは、時と場所を越えてもなお、こんなにもみずみずしく通じ合う。 ーー伊沢拓司(QuizKnock) 目次 はじめに いつかたこぶねになる日 それが海であるというだけで 釣りと同じようにすばらしいこと 虹をたずねる舟 翻訳とクラブアップル とりのすくものす タヌキのごちそう おのれの分身と連れ添う鳥 あなたとあそぶゆめをみた 空気草履と蕎麦 屛風絵を旅する男 はだかであること 愛すべき白たち はじめに傷があった 隠棲から遠く離れて スープの味わい イヴのできごと 海辺の雲と向かいあって 生まれかけの意味の中で 砂糖と試験管 紙ヒコーキの乗り方 春夜の一服 ベランダ暮らしの庭 文字の消え去るところ 鏡とまぐわう瞳 無題のコラージュ ひょうたんのうつわを借りて 貝塚のガラクタたち ファッションと柳 旅行の約束 わたしの祖国 おわりに 本書に登場するおもな詩人たち 漢詩出典 初出 著者プロフィール 小津 夜景(おづ やけい) 1973 年北海道生まれ。俳人。2013 年「出アバラヤ記」で攝津幸彦賞準賞。2017 年『フラワーズ・カンフー』(2016 年、ふらんす堂)で田中裕明賞。2018 年『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』(東京四季出版)。

  • なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙|小津夜景/須藤岳史

    ¥1,980

    発行 素粒社 定価 1,980円(税込) 判型 四六判 製本 ソフトカバー 頁数 232頁 ISBN 978-4-910413-05-1 装丁 重実生哉 発行日 2022.03.23 古典と古楽は、いつだって新しい―― フランス・ニース在住の俳人と、オランダ・ハーグ在住の古楽器奏者による、言葉と音への親愛と懐疑に満ちた 24 の往復書簡。文芸と音楽、地中海と北海、断片と物語との、あざやかな響きあい。 人気ウェブ連載を書籍化。 本文より 音は振動です。振動は離れているもの同士を結びつけます。例えば二人の人が少しだけピッチの異なる同じ音を何秒か一緒に発声すると、音は自然にひとつのピッチに落ち着きます。逆に、異なるピッチのままで発声を保持するのはとても難しいことです。音は互いに引き寄せられ、溶け合うことを求めます。  対して言葉は距離を生みます。言葉は切ること、つまり意味分節の働きにその機能を負っています。そこで言葉が獲得するのはロゴスです。そしてロゴスは形式を生み出し、普遍への無限の羽ばたきを獲得します。言葉の持つ切り離す力は、思考を、そしてその人自身を辺境へと誘います。これは結びつける力、いわば抱擁とは逆に、人を心の旅へと突き動かす力です。言葉はいくつもの角を曲がり、山を越え、岬を通って海を越え、遥か遠い地平へと私たちを運びます。 (「第 4 信 辺境への誘惑」須藤岳史より) 古典に描かれた世界は、しばしば現代人からすると奇異で非日常的に感じられますが、古典とは読んで理解するよりもまず浸るものであり、溺れるものであり、追いかけても追いかけても作品に手が届かないといった距離の感覚に圧倒されるものです。作品はいつもこちらに背中を向けています。ふとした一節に「これを書いた作者はもういないんだ!」と絶句する夜も。「ひょっとしてこの作者も、さらに昔の作品の背中を追いかけていたのかしら?」と想像する朝も。いまはその背中をわたしが追いかける番らしい。わたしは駆け出す。戻らない過去へ。すると近づく。戻れない未来に。そのとき聞こえる、現在という一枚の紙が引き裂かれる音。古人とわたしがいつかめぐりあう、時のふりだしにもどる場所、それは死です。 (「第 24 信 ふりだしにもどる」小津夜景より) 目次 はじめに Ⅰ 第 1 信 きらめくらくがき 第 2 信 耳は意味を探してしまう 第 3 信 なしのたわむれ 第 4 信 辺境への誘惑 第 5 信 ことばはこばと 第 6 信 音のこどもたち 第 7 信 ありやあらずと 第 8 信 詩と道と 第 9 信 存在の青い灰 第 10 信 片隅と世界と 第 11 信 ゆめにめざめる 第 12 信 この地上で Ⅱ 第 13 信 日曜日の午後の軽い手紙 第 14 信 文と不死 第 15 信 うちのそと 第 16 信 ふわふわふうみ 第 17 信 未来を読むこと 第 18 信 ものがたりのはじまり 第 19 信 隠された接続詞 第 20 信 みえないたくらみ 第 21 信 間の呼吸 第 22 信 わたしのあだしの 第 23 信 限りない広がりと空白 第 24 信 ふりだしにもどる おわりに おもな引用・参考文献 著者プロフィール 小津 夜景(おづ やけい) 1973 年北海道生まれ。俳人。2013 年、連作「出アバラヤ記」で攝津幸彦賞準賞、2017 年、句集『フラワーズ・カンフー』で田中裕明賞受賞。漢詩の翻訳を添えたエッセイ集に『カモメの日の読書』『いつかたこぶねになる日』がある。ブログ「小津夜景日記」 須藤 岳史(すどう たけし) 1977 年茨城県生まれ。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。演奏活動の傍ら「望星」「三田文学」「現代詩手帖」「図書」 等に書評や随筆を執筆。共著に『未明 02』『原民喜童話集』等がある。 CD:The Spirit of Gambo “The Silver Swan”(STOCKFISCH‐RECORDS)、Le Jardin Secret “Airs Sérieux”(Fuga Libera)等。

  • 村上春樹 映画の旅

    ¥2,420

    SOLD OUT

    早稲田大学坪内博士記念演劇博物館=監修 村上春樹、アーロン・ジェロー、長谷正人、髙村峰生、 小澤英実、木原圭翔、岡室美奈子、イ・チャンドン、濱口竜介、川﨑佳哉=著 発行 フィルムアート社 発売日:2022年10月13日 A5判・並製|200頁|定価:2,200円+税|ISBN 978-48459-2136-2 小説家・村上春樹の創作活動に 映画が与えたもの―― 早稲田大学演劇博物館 2022年度秋季企画展 「村上春樹 映画の旅」 公式図録 展示資料と解説、 そして村上作品と映画をめぐる多様な論考から、 文学世界と“映画の旅”の織りなす 豊かなイメージを紐解く 村上春樹書き下ろしエッセイ 「自分自身のための映画」を収録 現代日本の最も重要な小説家の一人である村上春樹──早稲田大学演劇博物館にて開催される企画展「村上春樹 映画の旅」は、そのキャリアを通じての「映画」との関係性に焦点をあてます。 村上はこれまでも様々な場で、自身にとって身近なものとして映画について語っていますが、その出会いの数々は村上作品に対し、具体的にどのような影響を及ぼしたのでしょうか。あるいは、村上の作品群が現代の映画監督によって映画化されるとき、そこにはどのような想像力の変換が存在したのでしょうか。 巻頭では、本図録のために書き下ろした村上春樹によるエッセイ「自分自身のための映画」を特別収録。 前半では、企画展「村上春樹 映画の旅」の概要を、演劇博物館所蔵図版の数々や参考図版とともに紹介し、村上作品がいかに映画との関係を有してきたかについて、5章に分けて解説します。 後半では、村上作品の映画化を手がけたイ・チャンドン監督(『バーニング 劇場版』)、濱口竜介監督(『ドライブ・マイ・カー』)へのインタビュー、そして映像論、文学論、メディア論等を専門とする執筆陣による広範なテーマの論考により、村上小説と映画との関係への視座をより広く豊かなものへと拡張します。 巻末には、本企画展の展示リスト、村上春樹作品年譜のほか、大小問わず村上作品のなかに登場する映画作品をまとめあげた「村上春樹著作登場映画リスト」など、充実の資料を掲載。 図録として展覧会の内容を辿るとともに、村上作品が積み重ねてきた映画の旅を味わい、追体験できる一冊です。 目次 村上春樹 「映画館の暗がりの中で」 ごあいさつ 展示趣旨 村上春樹 「自分自身のための映画」 [図版] 第1章 映画館の記憶 第2章 映画との旅 第3章 小説のなかの映画 第4章 アメリカ文学と映画 第5章 映像化される村上ワールド [論考・インタビュー] ■村上春樹における映画と文学の交流 アーロン・ジェロー(日本映画史、メディア史) ■サブカルチャーとしての村上春樹と自主映画 ⻑谷正人(映像文化論、文化社会学) ■平原の竜巻、草原の井戸 村上春樹のメタファーにおける可視性と不可視性 髙村峰生(英米文学・文化、比較文学/表象文化論) ■〈私〉が消えて物語がはじまる 村上春樹とアメリカ映画 小澤英実(アメリカ文学・文化) ■村上、クレショフ、映画 モンタージュについて 木原圭翔(映画研究、テレビ論) ■村上春樹と濱口竜介とやつめうなぎ 映画『ドライブ・マイ・カー』における複声性をめぐって 岡室美奈子(テレビドラマ論、現代演劇論) ■見えるものと見えないものについて観客に問いかける [インタビュー]イ・チャンドン(映画監督、『バーニング 劇場版』) ■「旅」を経験する身体 [インタビュー]濱口⻯介(映画監督『ドライブ・マイ・カー』) ■「非日常のトンネル」をくぐり抜けて 村上春樹と映画の「反編集作業」 川﨑佳哉(映画研究、表象文化論) [資料] 村上春樹作品年譜 参考文献 村上春樹著作登場映画リスト 展示リスト

  • 本の幽霊|西崎憲

    ¥1,650

    発行 ナナロク社 発売日 ‏ : ‎ 2022/9/27 120ページ ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4867320143 1.3 x 11 x 17.5 cm 電子書籍で生まれた「1篇」が、奇妙で美しい「本」になりました。 多岐にわたる活動で知られる作家・西崎憲の本にまつわる短篇集です。 【収録作】 本の幽霊/あかるい冬の窓/ふゆのほん/砂嘴の上の図書館/縦むすびのほどきかた/三田さん 【あとがきより01】 「ふゆのほん」はまず電子書籍で刊行された。それが今回紙の本に転移したわけであるが、物語が電子と紙を往還することにはすこし心躍るところがある。(ほかの5篇は)紙への移行の過程で自然に生まれてきた。本が登場するものが多いので本にかんする本ということになるかもしれない。 【あとがきより02】 しかし作者や編集者とちがって本は孤独ではない。本を手にする読者も孤独であるが、ひとり本だけはつねに孤独ではない。本はいつも流れのなかにある。本とはどこかからどこかへ向かうものであり、向かう場所があるということは孤独ではないのだ。

  • スペースアパートメントハウス

    ¥1,980

    発行 SAME OLD SERENADE 発行日:2022.7.22 文庫サイズ、138ページ 退役軍人のイーサン、火星から飛行船で旅をしてきたアレクセイ。 二人の物語がとあるアパートメントハウスで交差するーー 近未来の地球を舞台に繰り広げられるおとぎ話。 〈まえがきより〉 ある画家が、夢で見た話を起き抜けにメモを取り続けました。 友人と相談して、ひとつのお話にまとめました。 油彩、水彩アクリル、ドローイングと多様な画を入れ込み、行間を彩りました。 十数か月、試行錯誤を繰り返し、ようやく、おとぎ話が出来上がりました。 はたしてこの本が、どんな完成をみたのか。 手にしたあなたが読んだ先、何を思うのか。 すぐにはわかりませんが、 それでもどこかに、気にいる場面があったなら、とても幸せです。

  • ● サインカード付 Jason Fourthroom|舞城王太郎

    ¥1,650

    発行 ナナロク社 B6判 128ページ 定価 1,500円+税 ISBN978-4-86732-013-6 2022年9月16日 デビュー前の1996年のノートに記された詩篇を著者初の詩集として、刊行します。 舞城王太郎としてデビューする以前に書かれた詩編です。 初版特典として、デビュー作『煙か土か食い物』の原稿のカード付き。

  • 月とコーヒー|吉田篤弘

    ¥1,980

    発行 徳間書店 出版年月日 2019/02/26 ISBN 9784198647728 判型・ページ数 4-6変・336ページ 定価 1,980円(税込) 人気作家が腕によりをかけて紡いだ「とっておき」の24篇。全作品原稿用紙10枚ちょっと。5分で読めるのに忘れえぬ物語たち これは、忘れられたものと、世の中の隅の方にいる人たちのお話。 喫茶店〈ゴーゴリ〉の甘くないケーキ。世界の果てのコインランドリーに通うトカゲ男。映写技師にサンドイッチを届ける夜の配達人。トランプから抜け出してきたジョーカー。赤い林檎に囲まれて青いインクをつくる青年。三人の年老いた泥棒。空から落ちてきた天使。終わりの風景が見える眼鏡──。 人気作家が腕によりをかけて紡いだ、とっておきの24篇。

  • まるみちゃんとうさぎくん|大前粟生/板垣巴留

    ¥1,540

    発行 ポプラ社 発売年月 2022年3月 ISBN 978-4-591-17311-4 判型 四六変型判 サイズ 195mm x 128mm ページ数 167ページ 主な対象年齢・学年 小6 中学 高校 一般 本の種類 児童向け単行本 ジャンル YA 定価 1,540円(本体 1,400円) とつぜん体が変化するようになった町に住む子どもたちの物語。大前粟生氏、初めてのYA作品。挿画は板垣巴留氏。 〜こども、おとな、すべての人に読んでほしい、コロナ禍に生まれた物語〜。事件のはじまりは、夕日町でいちばん大きなお祭りの日。その日以降、外に出ると人々の体が変化するようになりました。目からビームが出る人、手のひらからアイスクリームがあふれる人、100メートルを1秒で走れるくらい、足が速くなった人。どんな変化が出るのかは人によって違って、元に戻る方法は見つかりません。そのため、町では外に出てはいけないことに決まりました。学校はお休み、仕事は家ですることに。そんな生活を送る小学4年生のまるみちゃんとうさぎくん。休校中にオンラインのビデオ通話で仲良くなった2人は、ちょっとずつお互いのことを話し始めます。体が変化した人たちを羨ましいと思う、まるみちゃんと、転校してきたばかりで不安がいっぱいのうさぎくん。そして、2人の体にも変化が……。まるみちゃんとうさぎくん、この2人の小学校卒業までの様子を通して、特別とは何か、普通とは何か、自分とは何かということを優しく問いかけるストーリー。

  • 死んでいる私と、私みたいな人たちの声|大前粟生

    ¥1,650

    発行 河出書房新社 単行本 46 ● 176ページ ISBN:978-4-309-03055-5 ● Cコード:0093 発売日:2022.07.27 暴力から逃れられない運命なんて、あってたまるか。 恋人からのDVで命を落とし幽霊になった窓子(まどこ)と、高校生の彩姫(あやき)。最凶コンビが悪しき男たちに天誅を下していくが――。 「救いたい」思いが連鎖し走り出す! 世にも奇妙で愛おしい、怒りの幽霊ヒーロー小説 とんでもない、途方もない、救いの物語。 私たちは怨霊である。——松浦だるま(漫画家)

  • 〆切本2

    ¥2,530

    発行 左右社 著者:森鷗外、二葉亭四迷、武者小路実篤、北原白秋、石川啄木、芥川龍之介、横溝正史、小林多喜二、堀辰雄、丸山眞男、水木しげる、山崎豊子、田辺聖子、赤塚不二夫、高橋留美子、穂村弘ほか 装幀:鈴木千佳子 定価:本体2300円+税 46変並製/392ページ 2017年10月30日 第一刷発行 978-4-86528-177-4 C0095 「やっぱりサラリーマンのままでいればよかったなア」 あの怪物がかえってきた!作家と〆切のアンソロジー待望の第2弾。非情なる編集者の催促、絶え間ない臀部の痛み、よぎる幻覚と、猛猿からの攻撃をくぐり抜け〆切と戦った先に、待っているはずの家族は仏か鬼か。バルザックから川上未映子まで、それでも筆を執り続ける作家たちによる、勇気と慟哭の80篇。今回は前回より遅い… ❖ 目次 学問のすゝめ 福沢諭吉 はじめに Ⅰ章 今に死ぬ、どうしても書けぬ 作家の生活 源氏鶏太 書簡 明治四十年 二葉亭四迷 気まぐれ日記 大正十二年/十三年 武者小路実篤 夜なかに思つた事 森鷗外 手紙 大正十一年 北原白秋 明治四十二年当用日記 石川啄木 当分原稿御依頼謝絶 山本有三 手紙 一八六六年 ドストエフスキー スランプ 夢野久作 手紙 大正八年/十年 芥川龍之介 坂口安吾との往復書簡 昭和二十九年 石川淳 愛妻日記 昭和五年 山本周五郎 書簡 昭和七年 小林多喜二 義務 太宰治 灰色の皺 松本清張 永久未完成型、いつもトルソー 丸山眞男 『放送朝日』は死んだ 梅棹忠夫 妥協する地点 安岡章太郎 井上ひさしの遅筆詫び状 井上ひさし 編集後記 『面白半分』編集部 かんづめ 宮尾登美子 有眠 向田邦子 引っ越しだったんです。 川上弘美 約束 リリー・フランキー 愛の対応、余生は反省 川上未映子 だれが理解するかあ、ぼけ。 町田康 Ⅱ章 編集者はつらいよ 手紙/はがき 昭和八年/十一年 萩原朔太郎 虚子さんの文章 滝井孝作 手紙/はがき 昭和四年/六年/十五年/十六年 堀辰雄 拝啓 編集長がた様 深沢七郎 作家と、挿絵画家と、編集者と 五味康祐 待つこと 小川国夫 バカラシ記者はつらいのだ 赤塚不二夫 変人 吉村昭 野坂昭如「失踪」事件始末 校條剛 Ⅲ章 〆切タイムスリップ さようなら 團伊玖磨 「骨の肉」の思い出 河野多惠子 カンヅメ稼業に悔あり 五木寛之 神保町 2 片岡義男 けもの24時間 高橋留美子 一枚の写真、妻のヒトコト- 嫌になった、そのときに 椎名誠 国境と締切り 平出隆 自由であるということ 村山由佳 新しいスタート さくらももこ Ⅳ章 助けておくれよ、家族 妻と作家は両立するか 神近市子・岡本かの子・今井邦子・宇野千代・中條百合子・美川きよ・平林たい子 愛猿記 子母澤寛 書簡 昭和九年 川端康成 異国の女への手紙 一八三三年 バルザック 一杯亭綺言 横溝正史 字を書く手 辻佐保子 『銀杏散りやまず』歴史紀行 辻邦生 おそ起きは三文の得 田中小実昌 執筆の日々 澁澤龍子 随筆家失格 澁澤龍彥 ミステリー作家の二十四時間 赤川次郎 僕は、とにかくよく眠る 中島らも 骨折り損のくたびれもうけ 三浦しをん Ⅴ章 〆切幻覚作用 化物 野間宏 研究室裏の空想 木下杢太郎 水木しげる伝 水木しげる 直哉の夢 小川国夫 日々疲々 笹沢左保 腹立半分日記 昭和五十三年 筒井康隆 ストップ!!ひばりくん! 江口寿史 デッドライン 穂村弘 なぜ私たちはいつも締め切りに追われるのか 松尾豊 作家の時間割 冲方丁 Ⅵ章 それでも〆切はやってくる 締切り 井上靖 晩年の父犀星 室生朝子 私の履歴書 室生犀星 まぼろしの七里湖 大庭みな子 締切りがまた来る それが人生 伊集院静 物書き根性 ハルノ宵子 残花亭日暦 平成十三年 田辺聖子 最後の決断 山崎豊子 Ⅹ章 〆切の刑 ハナモゲラ語の思想 タモリ 読者へ 野坂昭如 奥付 著者紹介・出典 〆切のない世界 堀道広

  • 浅生鴨短篇小説集 すべては一度きり

    ¥1,980

    発行 左右社 著者:浅生鴨 装幀:名久井直子 装画:ナミサトリ 定価:本体定価:本体1,800円+税 四六判並製/352ページ 2022年5月30日 第一刷発行 978-4-86528-074-6 C0093 妄想の天才・浅生鴨がおくる摩訶不思議な50の物語! 「いやあ、年明け早々に本当に申しわけないんだけどね。ちょっとばかり問題が起きて」 「年明けって、まだ明けてませんよ」 「それが問題なんです」 ーー表題作「すべては一度きり」より 初日の出の操作ミスで起きた元旦の奇跡を描く表題作「すべては一度きり」、社会格差が具現化した世界で4階から11階への異例の昇進が決まった男の末路「ジャイアント・コーン」、持て余した土曜日を引き取る時給2万円の「悪くない仕事」、見知らぬ女性から執拗にイカリングをすすめられる「特殊な環境」など、明らかにおかしな世界でフツウの人々のエモーショナルが爆発する。 妄想の天才・浅生鴨がおくる摩訶不思議な50の物語! 羽海野チカさん推薦! 「何度も胸がざわついてページをめくる手が止まる  ありふれたはずだった日常の奇妙な横顔」

  • 動物になる日|前田エマ

    ¥2,420

    発行 ちいさいミシマ社 2,200 円+税 判型 四六判変形並製 頁数 200 ページ 発刊 2022年06月10日 ISBN 9784909394682 Cコード 0093 装丁 脇田あすか 死んだ人の形見を貰えるとしたら匂いがほしい。 モデル、エッセイ、ラジオパーソナリティなど、 多彩な活動が注目を集める著者による、 はじめての書き下ろし小説集。 少女の感性をみずみずしく描き、あらゆる境界をゆさぶる表題作「動物になる日」と初小説作品「うどん」を収録。素朴な疑問を手放さず、現代の生を潔く鮮やかに問う意欲作。 ●あらすじ 動物になる日 小学校四年生の「私」は、ピアノ教室でひとりの少女に出会う。文通を重ねて知る、女子校の存在、少女漫画のキュン、動物たちの交尾。「好きな人はいますか?」少女の問いかけに「私」が想像するのは、死んだネコを回収したゴミ収集車の男だった――少女がやがて体毛を剃り、香水の匂いを纏ってゆく一方、「私」は父親の匂いを嗅ぎ、命の違いを実感してゆく。 うどん 「私はお客さんの好きな食べ物を知っている。嫌いな食べ物も知っている。しかし名前は知らない」――「うどん屋」には、老人も、ろう者も、やがて同僚になる女性も、小学生も、家族を亡くした人も、訪れる。毎日のように顔を合わせていても、突然来なくなることがある。淡々と進む飲食店での日々に、きぬ子が見つけた、食べる場所と働き方のかたち。 装画・挿画:大杉祥子

  • ロンサム・カウボーイ|片岡義男

    ¥1,760

    発行 晶文社 装丁:平野甲賀 四六判上製カバー装 288頁 定価:1,760円(本体1,600円) 978-4-7949-6870-8 C0093 〔2015年1月〕 夢みたいなカウボーイなんて、もうどこにもいない。でも、自分ひとりの心と体で新しい伝説をつくりだす男たちはいる。長距離トラックの運転手、巡業歌手、サーカス芸人、ハスラーなど、現代アメリカに生きる〈さびしきカウボーイ〉たちの日々を、この上なく官能的な物語として描きだす連作小説集。 1975年の初版から約40年の時を経て、片岡義男ファン待望の初期作品群がオリジナル・デザインのまま復刊。 ☆ほか、『10セントの意識革命』、『町からはじめて、旅へ』の2冊も同時復刊! ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【目次】 六杯のブラック・コーヒー 拳銃つかいの最後 霧の朝はやく、二車線のハードライダーが…… ライク・ア・ローリング・ストーンだって? 南へむかう貨物列車 西テキサスの小さな町 縛り首の木(ハンギング・ツリー) ブラドレーのグランプリ ジョージア州では桃が熟れるころ 胸に輝く星 パッシング・スルー ロディオ・バム 荒馬に逢いたい カーニヴァルの女 あとがき ● 片岡義男 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=片岡義男

  • そのときどきで思い思いにアンカーを打つ。|仲西森奈

    ¥1,980

    SOLD OUT

    ショートスパンコール シリーズ vol.1 発行 さりげなく 本体価格:1,800円+税 サイズ:B6変形(W110*H182mm) ページ数:256頁 ビニール装 仕事を辞めてパリへ飛ぶ人。 「神」とい う名のウーパールーパーを看取った人。 内臓が地球の人。はじめて朝を体験する人。 火山灰を集める国籍不明の人。突然誰かに 語り始める人、人、人。 御用達 のコンビニ。そのコンビニの老店主。道端 のバヤリース。カーセックス。ある人間の 愉快な一年。そのなんやかやと、それ以外 のなんやかんやが、交錯して錯綜して頻繁に 脱線する。 仲西森奈の連作掌編小説。 もしよければ、見届けてください。

  • 作家と珈琲

    ¥2,090

    発行 平凡社 平凡社編集部 編 出版年月 2022/01 ISBN 9784582747140 Cコード・NDCコード 0091 NDC 910 判型・ページ数 B6変 288ページ 毎日の食卓で、行きつけの喫茶店で、異国の地で味わう、一杯の珈琲。昭和の文豪や現代の人気作家によるエッセイ、詩、漫画、写真資料を収録。珈琲の香りただよう52編。 【収録作品(掲載順)】 1 珈琲のある風景 茨木のり子 食卓に珈琲の匂い流れ 小沼丹 珈琲の木 獅子文六 『可否道』を終えて 寺田寅彦 コーヒー哲学序説 北原白秋 六月 有吉玉青 緑の珈琲 原田宗典 モーニングコーヒー余話 中村好文 カフェオレ ボウル 2 珈琲一杯の時間 串田孫一 山旅と珈琲 片岡義男 タヒチ・パペーテの、インスタント・コーヒー。 長田弘 コーヒー屋で馬に出会った朝の話 水木しげる ある一日 しりあがり寿 ジブン的コーヒー史三つの時代。 渡辺貞夫 開け放したドアから聞こえてくるジャズに憧れた。 吉井勇 珈琲の歌 永田耕衣 珈琲の句 3 喫茶店よ永遠に 植草甚一 喫茶店で本を読んでいるかい 赤川次郎 コーヒー色の回想。 沼田元氣 純喫茶愛50カ条 小田島雄志 喫茶店人生 曽我部恵一 「コーヒーと恋愛」 田河水泡 『のらくろ喫茶店』より 鷲田清一×木村衣有子 「平熱」としての京都の喫茶店 織田作之助 大阪の憂鬱 萩原朔太郎 喫茶店にて 今和次郎/吉田謙吉 銀座のカフェー女給さん服装 佐藤春夫 芝公園から銀座へ 古川緑波 甘話休題 広津和郎 正宗白鳥と珈琲 4 わたしの珈琲作法 安岡章太郎 〈コーヒー道〉のウラおもて 池波正太郎 下町の〔コーヒー〕 永井荷風 砂糖 花森安治 コーヒーのふしぎ 石井好子 どんぶりで飲む、キャフェ・オ・レ 別役実 コーヒー 珈琲 平岩弓枝 珈琲と私 多和田葉子 ゆずる物腰ものほしげ 村田沙耶香 タイムスリップコーヒー 吉田戦車 ああ、豆の持ちこみ 土屋賢二 コーヒーの魅力を捨ててきた。 十文字美信 珈琲 『現代礼儀作法図説』より 珈琲のすすめ方/珈琲の飲み方 5 珈琲見聞録 シーボルト(斎藤信訳)「小倉から下関への渡航と下関滞在」より 夏目漱石 珈琲店、酒肆及び倶楽部 人見一太郎 巴里の珈琲店 勝本清一郎 カフェー 斎藤茂吉 カフエ・ミネルワ 林芙美子 「巴里日記」より 片山廣子 コーヒー五千円 日高敏隆 フランス家族の中の九カ月 高山なおみ ネスカフェ 石川直樹 エチオピアのワイルドコーヒー

  • 窓の外を見てください|片岡義男

    ¥2,090

    発行 講談社 発売日 2019年07月24日 価格 定価:2,090円(本体1,900円) ISBN 978-4-06-516675-8 判型 四六変型 ページ数 274ページ 江國香織さん、陶酔! 小説風に書くと、“「革新的? 確信犯的? なんといっていいかわからないわ、でも、すみずみまでほんとうにおもしろい」と香織は言った。「小説のなかで何度も発生するのね、小説が」そう続け、「それにしても、きび団子」と感に堪えたように呟いて、「こんな小説、片岡義男にしか絶対に書けないわ」と、幸福そうなためいきをついた”のでした。 デビューしたばかりの青年作家・日高は、勝負の2冊目執筆のため、かつて親しかった3人の美女を訪ねようと思い立つ。その間にも、創作の素材となる出会いが次々に舞い込んできて……。 小説はどのように発生し、形になるのか。めぐり逢いから生まれる創造の過程を愉しく描く。 瑞々しい感性を持つ80歳の “永遠の青年”片岡義男、4年ぶりの最新長篇。 ● 片岡義男 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=片岡義男

  • くわえ煙草とカレーライス|片岡義男

    ¥1,980

    発行 河出書房新社 単行本 46変形 ● 274ページ ISBN:978-4-309-02694-7 ● Cコード:0093 発売日:2018.06.18 昭和の喫茶店に誘われるように出会う男と女、漂う音楽、そして本と珈琲とカレーライス……滝口悠生氏推薦! 奇跡のような「日常」がここにはある。片岡義男が贈る、至極の7篇。 「カレーのおいしい喫茶店にははずれはない。そこにはいくつもの物語を通り過ぎてきた客や店主が待っていて、席に着けばすぐに小説がはじまる」 あの頃の、奇跡のような「日常」がここにある。 男と男/男と女を巡る7つの物語―― ● 片岡義男 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=片岡義男

  • しっぽがない|小沼純一

    ¥1,760

    発行 青土社 定価1,760円(本体1,600円) 発売日2020年9月19日 ISBN978-4-7917-7301-5 森泉岳土・絵 犬とのさり気ない日常を超えた無音の和音が聞こえてくる。――谷川俊太郎 気がつけば、犬の存在そのものが心の一部になっている。――鶴田真由 変わりゆくもの、簡単には変わらないもの。ぼくと妹の紗枝、そして犬の「マル」たちをめぐる、家族と記憶の物語。 [著者]小沼純一 (こぬま・じゅんいち) 1959年東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。専門は音楽文化論、音楽・文芸批評。第8回出光音楽賞(学術・研究部門)受賞。創作と批評を横断した活動を展開。近年の主な著書に『音楽に自然を聴く』『オーケストラ再入門』(以上、平凡社新書)、『本を弾く――来るべき音楽のための読書ノート』(東京大学出版会)、『映画に耳を――聴覚からはじめる新しい映画の話』(DU BOOKS)、『魅せられた身体――旅する音楽家コリン・マクフィーとその時代』(青土社)ほか。創作に『sotto』(七月堂)などがある。 [絵]森泉岳土 (もりいずみ・たけひと) 1975年東京都生まれ。マンガ家。墨を使った独自の技法で数多くのマンガ、イラストレーションを発表している。自身原作に『爪のようなもの・最後のフェリー その他の短篇』(小学館)、『セリー』『報いは報い、罰は罰(上・下)』(以上、KADOKAWA)など、文学作品のマンガ化に『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』『カフカの「城」他三篇』(以上、河出書房新社)などがある。

  • 熊になった少年|池澤夏樹×坂川栄治

    ¥1,760

    Rainy Day Books 発行 スイッチ・パブリッシング 2009年7月7日発行 池澤夏樹が紡ぐ、大人のための創作童話 「言葉」と「絵」のコラボレーションでお届けするシリーズ“RAINY DAY BOOKS”第1弾。 「自分はもう熊でもなく人間でもない」。熊になろうとした少年イキリの魂の彷徨。池澤夏樹が紡ぐ、大人のための創作童話

  • おもろい以外いらんねん|大前粟生

    ¥1,540

    SOLD OUT

    発行 河出書房新社 176ページ ISBN:978-4-309-02940-5 ● Cコード:0093 発売日:2021.01.27 幼馴染の咲太と滝場、高校で転校してきたユウキの仲良し三人組。滝場とユウキはお笑いコンビ<馬場リッチバルコニー>を組み、27歳の今も活動中だが――。優しさの革命を起こす大躍進作。 ● 大前粟生 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=大前粟生

  • ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい|大前粟生

    ¥1,760

    発行 河出書房新社 176ページ ISBN:978-4-309-02874-3 ● Cコード:0093 発売日:2020.03.14 僕もみんなみたいに恋愛を楽しめたらいいのに。大学二年生の七森は“男らしさ”“女らしさ”のノリが苦手。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がれるのかな? ポップで繊細な感性光る小説4篇。 恋愛を楽しめないの、僕だけ? "男らしさ""女らしさ"のノリが苦手な大学二年生の七森。こわがらせず、侵害せず、誰かと繋がりたいのに。 ジェンダー文学の新星! 鋭敏な感性光る小説4篇を収録。 ● 大前粟生 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=大前粟生

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