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発行 PUY
判型 A5判変形(114×207mm)
160 ページ
テキスト 日本語/英語
編集/文/写真 福山嵩朗
アートディレクション/デザイン 樋口裕馬
絵 gennhiraqui
翻訳 ChatGPT-4o
印刷 八紘美術
ISBN978-4-9914157-0-8
発売日 2025年4月4日
定価 1,600 円(税別)
発行部数 500 部
ビール 2 杯分のアテになる Little Magazine『ATHÉ(アテ)』シリーズ。
3号目となる「BLESS AND CURRY」は「スリランカで一番うまいのはカレーちゃうねん。お葬式のごはん」。
有名スリランカ料理店の人から聞いたこの言葉は本当なのか。真実を確かめに行ったルポルタージュ。お葬式を探し回るなかで見つけたスリランカ家庭の味わい。そして紆余曲折を経てたどり着いた真実とは。
ソフトカバー。表紙フルカラー、中面モノクロ。現地で撮影した 242 点の写真を掲載し臨場感を刷り込ませたビジュアル展開&バイリンガル仕様。
◯
「スリランカで一番うまいのはカレーちゃうねん。お葬式のごはん」
ラッキーガーデンの池原賢美さんは言った。奈良と大阪を隔てる生駒山。その中腹にあるラッキーガーデンは 4 名のスリランカ人シェフを擁す、本場さながらのレストラン。日本のスリランカ料理店として初めてミシュランに掲載されるほど、カレーや副菜を全部ごちゃ混ぜにして食べるライス&カリーは果てしなくうまい。だからこそ、池原さんの言葉に戸惑った。「お葬式って関係ない人も行けるんですか?」。冷静を装って聞き返すと、「お葬式を見つけたら勝手に入っていくねん。勝手に手合わすねん。そしたら向こうは料理を振る舞うことによって功徳になるからごはんをよそってくれる。そのメシがうまいの。たいしたもんは使ってないで。近所のおばあちゃんが集まって作る、炊き込みごはん。鶏肉も入ってない。薄揚げと大根とニンジンくらいしか入ってないけど、もうどんだけうまいか」
それから1年後。
池原さんの言葉が忘れられず、スリランカに飛んだ。
葬式メシを食べるために。
(プロローグより)
(版元より)
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