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人はかつて樹だった|長田弘

¥1,980

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発行 みすず書房
判型 A5判
頁数 96頁
定価 1,980円 (本体:1,800円)
ISBN 978-4-622-07229-4
Cコード C0092
発行日 2006年7月10日

「物語の家族のように/母のように一本の木は/父のようにもう一本の木は/子どもたちのように小さな木は/どこかに未来を探しているかのように/遠くを見はるかして/凛とした空気のなかに/みじろぎもせず立っていた。/私たちはすっかり忘れているのだ。/むかし、私たちは木だったのだ。」(「むかし、私たちは」より)

いまの日本で、谷川俊太郎にならんで多くの読者の心を動かす詩人長田弘による詩集。
前作『死者の贈り物』は、親しかった場所や人や書物にささげられていた。21篇を収めるこんどの詩集ではもっと自由に、私たちをとりかこむ自然や世界を歌っていてみごとである。

(版元より)

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