映画の感傷 山崎まどか映画エッセイ集|山崎まどか
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発行 DU BOOKS
ISBN 9784866470962
発売年月 2019年10月
版型 四六判
ページ数 312
製本 上製
装画 リアン・シャプトン
ブックデザイン 川畑あずさ
スクリーンに映し出された、心が痛くなる瞬間、
小さな物や、恋人たちの視線。
まどかさんの灯す道標のもと、幾人もの女の子が、輝かしい躓きを知ります。
傷つく未来を予感しながら、文化と恋に落ちるのです。――山戸結希(映画監督)
待望の映画エッセイ集。
2011年からの女子映画大賞もコンプリート!
目次
はじめに 鑑賞のスーベニール
1 映画の彼女とわたしたちの傷あと
はじめてのルノワール―『ピクニック』
どうしようもない私たちの物語―『タイニー・ファニチャー』
不器用な女子を祝福する「ハ」―『フランシス・ハ』
レディ・バードのきらめく傷あと―『レディ・バード』
アメリカのコメディエンヌたちの最前線―『ブライズメイズ 史上最悪のウエディングプラン』
勝ち組女子のその後―『バチェロレッテ あの子が結婚するなんて!』
コメディのロマンティック・ヒーロー、エイミー・シューマー―『アイ・フィール・プリティ 人生最高のハプニング』
ガールズ・ワールドの共通言語―『ビューティフル・デイズ』
17歳をめぐる名作たち―『17歳』
愛らしいアマチュアリズムが胸を締めつける―『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』
少女たちが貪る甘美な悪夢―『ネオン・デーモン』
今を生きる私たちに贈る彼女のストーリー―『コレット』
ラス・フォン・トリアーが大嫌い―『メランコリア』
少女の普遍を描いたダークなおとぎ話―『イノセント・ガーデン』
いつか、その夢から覚めたとき―『ガール・オン・ザ・トレイン』
20世紀の女たちへ―『20センチュリー・ウーマン』
男のいない女たちの世界―『The Beguiled /ビガイルド 欲望のめざめ』
まるっきり山岸凉子のマンガみたい―『ブラック・スワン』
光が差す方向に、少女たちは走る―『裸足の季節』
彼女と、彼女に見捨てられた町の物語―『さよなら、退屈なレオニー』
2 映画はファッションと街で見る
タータン・チェックのプリーツ・スカートよ永遠に―『クルーレス』
アメリカ女子大生ファッション・クロニクル
いま、最もオシャレな映画監督は誰?
「コッポラ二世」、実はロマン派―『チャールズ・スワン三世の頭ン中』
映画人からファッションを学ぶ
純白であるほど罪が深い、ホワイト・スーツの美学
ファッションから浮かび上がる
60年代南部の女性たち―『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』
アルモドバル監督が描く憧れの女優たち―『抱擁のかけら』
オスカー・アイザックが着ていたコート―『アメリカン・ドリーマー』
ファッション・ショーのために見る映画
ブログによって広がる「ささやかだけど豊かな小宇宙」―『ジュリー&ジュリア』
イースト・ヴィレッジでエリナ・リグビーを探す―『ラブストーリーズ コナーの涙』『ラブストーリーズ エリナーの愛情』
映画愛に溢れたニューヨークのファンタジー―『マイ・ファニー・レディ』
映画の中に残されたブルックリンの奇跡―『スモーク』
ニューヨークと自然史博物館とデヴィッド・ボウイ―『ワンダーストラック』
丸の内と若尾文子が輝いていた時代のコメディ―『最高殊勲夫人』
東京女子が素敵な映画
3 思春期というアメリカ映画の神話
ジョン・ヒューズならどうする?―『すてきな片想い』
思春期前夜のスランバー・パーティ―『アメリカン・スリープオーバー』
今をときめくコメディアンたちがみんなで過ごした、あの夏―『ウェット・ホット・アメリカン・サマー』
永遠の少女と大人になってしまう少年の悲しみ―『モールス』
新たな青春映画のスタンダード―『きっと、星のせいじゃない。』
ねえ、暗闇の中にいる君
映画の中のティーンエイジャーのお部屋
正統派ビーチ映画としての『スプリング・ブレイカーズ』―『スプリング・ブレイカーズ』
ジョン・ヒューズの「1958年の夏休み」
奇妙な救世主、カットニス・エバンディーン―『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』
スモールタウンのアメリカ的なイノセンス―『マンチェスター・バイ・ザ・シー』
フィクションとノンフィクションの境目―『アメリカン・アニマルズ』
ループする思春期―『ヤングアダルト』
大人になれない世代のための、新しい青春映画―『ヤング・アダルト・ニューヨーク』
4 未熟なロマンス、大人のロマンス
ハッピー・エンドのために~ロマンティック・コメディ映画における12のルール
恋のゲーム、神様のゲーム―『夏の夜は三たび微笑む』
拝啓 ティモシー・シャラメ様
まなざしだけがふたりをつなぎとめる―『ポルト』
メイク・ミー・ブルー―『ムーンライト』
バリー・ジェンキンスの恋人たち―『ビール・ストリートの恋人たち』
ウィーン・パリ・東京 九年間のディスタンス―『ビフォア・サンセット』
まだそこから先がある―『ビフォア・ミッドナイト』
ルカ・グァダニーノの「ゴダールならどうする?」―『胸騒ぎのシチリア』
大人になりきれない、今時の大人の恋愛―『おとなの恋は、まわり道』
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(版元より)
