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発行:筑摩書房
文庫判 320ページ
定価 900 円+税 990 円(税込)
ISBN978-4-480-44085-3
初版年月日 2026年2月9日
解説 田尻久子(橙書店店主)
カバーデザイン 小川恵子(瀬戸内デザイン)
カバー画 Donchi
「あと五、六年もすれば会社をやめなければならない、という年の暮れ。そこに建つはずのアパートの絵図をたよりに、夕暮れの建築現場を見に行った」──大正に生まれ、戦争を越えて大人になった。定年前になんとか求めた1DK、開いた窓から眺めた世界、綴った言葉、薫った記憶、自分のための自分の部屋に一人で暮す詩人の“ぜいたく”。生活を照らす傑作エッセイ、復刊。
目次
Ⅰ 暮しの周辺
呑川のほとり/通じない/いいなあ・いいわねえ/ぜいたくの重み/貧しい食卓/インスタントラーメン/収穫祭/玄関先のハカリ/街にあかりがついた日/お便り/雨と言葉/二月のおみくじ/弁護/手袋と靴下/着る人・つくる人/巣立った日の装い/なぎさ/女の手仕事/春の土手/器量/くらげ/年の暮れ/電車の音/自分の耳/いたずら/愛車/庭/長い舌/やさしさ/せつなさ/彼岸/コイン・ランドリー/灯が消える/ねむの花/七夕/夏木立/防災の日/曼珠沙華/教育勅語/勤労感謝/冬至
Ⅱ 言葉・読むこと書くこと……
綴り方/自信キノコ/先生と詩/顧みて、いま――戦後三十年/心の不買を――ミス三十歳に/写真と詩/焔に手をかざして/田舎のアンデルセン――私の読書遍歴/椅子/私と言葉/買物籠に/言葉のこと
Ⅲ ゆかりの人・人
女先生/バスケットはからっぽ/春愁/二人の来訪者/銀行員の詩集/私語/岡崎淑郎先生/私の感じるユーモア/つき合いの芽/細紐/医者と私/人のかたち/茶飲み話/母の子守歌/一本のネムの木/なぎさの穴/福田正夫/かたち
Ⅳ この岸で……
終着駅/フリー・ゴー/暮れのものさし/私はなぜ結婚しないか/可決/四月の合計/夜の海/こしかた・ゆくすえ/写真/軍旗祭/火になる時/深谷/赤坂見附/双葉と両手/「お」の字ぎらい/雪/また来年いらっしゃい/この岸で
あとがき/文庫版あとがき
文庫解説 田尻久子
著者プロフィール
石垣 りん(いしがき・りん)
1920年、東京生まれ。詩人。2004年没。高等小学校時代から詩作を始め、少女雑誌に投稿。卒業後、14歳で日本興業銀行に就職し、25歳の時に敗戦を迎えた。1938年、同人誌「断層」創刊。福田正夫に師事する。1959年、第一詩集『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』刊行。1969年に第二詩集『表札など』でH氏賞、1972年に『石垣りん詩集』で田村俊子賞、1979年に『略歴』で地球賞をそれぞれ受賞。エッセイに『ユーモアの鎖国』『焔に手をかざして』『夜の太鼓』などがある。
(版元より)
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