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あれは何だったんだろう|岸本佐知子

¥1,980

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発行:筑摩書房
四六判 248ページ
定価 1,800 円+税 1,980 円(税込)
ISBN978-4-480-81594-1
初版年月日 2026年3月16日

大人気、不条理日常エッセイ集4度目の襲来!

虚実のへだてを乗り越えてどこにも行かずにどこまでも行く。
PR誌『ちくま』名物連載「ネにもつタイプ」待望の第四弾!

「毎日びっくりするぐらい仕事がはかどらない。
それは毎日びっくりするぐらい集中力がないからで、なぜそんなに集中力がないかといえば、そんなびっくりするぐらい暑いからだ。
誰かが言っていたが、昔の仮面ライダーで、悪の組織が人工太陽を作って人類を滅ぼそうと企んだ回があり、そのときの設定温度が三十八度だったのだそうだ。ちょうど今の気温だ。私たちは悪の組織の想像力の限界を生きている。」(「エボシ」より)

目次
無花果
ジンジャーエール
バスケットボール
失くしもの
バナ
ドーム
瞑想
シャンプー台
干支{えと}
バー
言い回し
いとまき
休暇
メッセージ
夏の総括
エボシ
ハンドブック
キノコのスープ
新年の誓い
シバジー

雪原
疲労
未来
宇宙船
眠者たち
説得
詩人

あれは何だったんだろう
ムクドリ

森の自販機
キャッシュ
入浴中思考
タンパク質

耳田さんと私
雨量
前身
世界ゼリー化計画
祈り
存在意義
茶色い指地獄
一休
呪詛?
アピヨンポンポン

シクラメン
EDO
ハローワーク
物語の夜
発電
王様の耳
帰り路

あとがき

著者プロフィール
岸本 佐知子 (キシモト サチコ) (著)
岸本 佐知子(きしもと・さちこ):上智大学文学部英文学科卒。翻訳家。訳書にルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』、ミランダ・ジュライ『最初の悪い男』、リディア・デイヴィス『話の終わり』、スティーヴン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、ジョージ・ソーンダース『十二月の十日』、ニコルソン・ベイカー『中二階』、ショーン・タン『セミ』、アリ・スミス『五月 その他の短編』など多数。編訳書に『変愛小説集』、『居心地の悪い部屋』、『コドモノセカイ』、『楽しい夜』など。著書に『気になる部分』、『ねにもつタイプ』、『なんらかの事情』、『ひみつのしつもん』、『死ぬまでに行きたい海』、『わからない』などがある。『ねにもつタイプ』で第23回講談社エッセイ賞を受賞。

(版元より)

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