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溶けていく氷にとってぼくらは永遠|最果タヒ

¥1,650

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発行:リトルモア
四六判 96ページ
定価 1,500 円+税 1,650 円(税込)
ISBN978-4-89815-626-1
発売日 2026年6月29日

きみやぼくや空や街に、私たちはいつも、最果タヒの言葉を見つけている。

約2年ぶりとなる、最果タヒの最新詩集。
今、書かれ、今、読まれてほしい43篇を収録。

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命を削るのは命の綺麗なところを残していくため。
傷んだところから削り落として、
いつもみずみずしい果物のような表面が、
わたしの瞳としてきらめいている。
老いる、老いる、きらきら老いる。人を、信じてください、
ひとりでいいから。その人を信じたらどこまでもいけますよ、と、
きみはわたしに言い、ずっと果てのもうおしまいの命のところを、
川の始まりを、指さしていた。

「きらきら老いる」より

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著者プロフィール
最果 タヒ (サイハテ タヒ) (著)
詩人。1986年生まれ。2004年よりインターネット上で詩作をはじめ、翌年「現代詩手帖」の新人作品欄に投稿をはじめる。06年に現代詩手帖賞、08年に第一詩集『グッドモーニング』で中原中也賞、15年に『死んでしまう系のぼくらに』で現代詩花椿賞、24年に『恋と誤解された夕焼け』で萩原朔太郎賞を受賞。16年刊行の詩集『夜空はいつでも最高密度の青色だ』は石井裕也監督により映画化。主な著作に、詩集『愛の縫い目はここ』『恋人たちはせーので光る』『落雷はすべてキス』、詩文集『星がすべて』『推してる、より、愛してる。』、小説『パパララレレルル』『恋の収穫期』、エッセイ集『無人島には水と漫画とアイスクリーム』『きみを愛ちゃん』『「好き」の因数分解』シリーズ、往復書簡集『ときには恋への招待状』など。また『千年後の百人一首』(清川あさみとの共著)や『きょうの枕草子』では古典文学の現代語訳にも取り組み、「百人一首」の案内エッセイ『百人一首という感情』も上梓している。翻訳書や絵本など著書多数。楽曲への歌詞提供、ホテルとのコラボ、全国各地での個展開催、プラネタリウム・プログラムへの参加など活動は多方面に及ぶ。

(版元より)

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