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●サインしおり付き  私運転日記 2 過渡期の終わり|大崎清夏

¥2,090($13.22)

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発行:twililight
B6変形判 縦150mm 横128mm
172ページ 並製
価格 1,900 円+税 2,090 円(税込)
ISBN978-4-911605-05-9
初版年月日 2026年10月2日
装画:nakaban
デザイン:横山雄

“「人生の過渡期」から二年ほどの間にさまざまな出来事があって、今月、あの時期に出会った人と結婚することになった。”

中原中也賞受賞詩人・大崎清夏による初めての丸ごと一冊日記の本『私運転日記』から二年の日々。
能登半島地震、住む家について、誰かと一緒にご飯を食べたり仕事をすることの「頼もしさ」。
日記を書くことは、淡い寂しさに満ちた日々に、 それでもしばしば誰かが隣にいてくれたことを、詩人に思い出させてくれる。

“歩いているあいだじゅう、食べているあいだじゅう、ぼんやり海を眺めているあいだじゅう、これからのこと、これまでのこと、自分のこと、誰かのこと、家族のこと、あらゆる話を、ぼんやり、ゆっくり、どんどんした。忘れてしまってもいいような話も、海に溶かすように、たくさんした。そうやって、そうすることで、私たちはふたりとも、何か得体の知れない深いダメージから回復する手がかりを摑もうとしているかのようだった。”

“きっとこれからも何度だって山は崩れ、家は潰れ、ビルは倒れ、地面は裂け、 愛した町や歩いた道がめちゃめちゃになるのを私は見るだろう。戦争だってきっといつまでもなくならないだろう。言葉に拘泥したままで、言葉に拘泥しているから、私が出会えたひとがいて、私に見えている世界がある、そのことに、私はきっちり絶望して、稲光に笑ってたい。泣いてしまうけど、泣いてしまっても。”

《推薦コメント》
「辻褄の合わない感情や、暮らしの中で小さく聞こえた本当の声を無かったことにしないための誠実な日記。重なり合うはずのない記憶の起点を探すように文字を追うと、私の心も内側にひらかれていった。」
浮(シンガー・ソングライター)

目次
震災、それから
読書日記1
春、札幌、ベッドを棄てる
読書日記2
物件を見て悩む
読書日記3
歌詞制作の日々
読書日記4
冬至があけるまで
読書日記5
演奏会、過渡期の終わり

日記について/あとがき

著者プロフィール
大崎清夏 (オオサキサヤカ) (著)
詩人。2011年、第一詩集『地面』刊行。『指差すことができない』で中原 中也賞受賞。『暗闇に手をひらく』で萩原朔太郎賞受賞。ほか著書に『踊 る自由』『新しい住みか』『私運転日記』『目をあけてごらん、離陸するから』などがある。協働制作の仕事に、奥能登国際芸術祭「さいはての朗 読劇」(22、23年)の脚本・作詞、舞台『未来少年コナン』(24年)の劇 中歌歌詞、オペラ『ローエングリン』(24年)の日本語訳修辞、ダンスパ フォーマンス『渋谷への手紙 ~ LOVE HATE SHOW ~』(25年)の共 同構成・語りなど多数。2025年春、山の暮らしをゆるゆると開始。

(版元より)

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