食べるたのしみ|田辺聖子
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中公文庫
発行:中央公論新社
文庫判 288ページ
定価 980 円+税 1,078 円(税込)
ISBN978-4-12-207836-9
初版年月日 2026年9月25日
人生には二つのたのしみがある。
一つは食べること、もう一つはおいしいものをこしらえること――
通いつめた神戸の市場、奄美の豪快な豚料理、夏のスダチ酒とぬか漬け、なんといっても大阪のうどん……。
つくるのも食べるのも大好きな著者の、食にまつわるエッセイを精選。
「献立メモと買い物の記録」「おもてなし日記」も初収録。
Ⅰ
台所と女性/おにぎりと私/蜜柑の思い出/イチジクとうどん/すぎにし方恋しきもの/春の菓子さまざま/大阪のおかず/夏の食卓の楽しみ/思いがけぬ美味/たべる/ラーメン煮えたもご存じない/のこりもの/わたしの朝食/食事憲法/松茸の風流/とりこみ主義/「梅干し」と私/春野菜/過ぎた小さなことども/神戸
*
献立メモと買物の記録
Ⅱ
食べるたのしみ/駅 弁/ニューヨークのマグロ/中国式朝食/茫然台湾/むき身すり鉢一ぱい五文/手料理/大阪・私の好きな店/てっちりオバン/てっちりパーティ/大阪のうどん/食卓の光景/永遠の美女/トトト……/田舎の風流/オトナの酒
*
おもてなし日記
〈解説〉山脇りこ
著者プロフィール
田辺聖子 (タナベセイコ) (著)
一九二八年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。六三年、『感傷旅行(センチメンタル・ジャーニイ)』で芥川賞を受賞、八八年、『花衣ぬぐやまつわる……わが愛の杉田久女』で女流文学賞、九三年、『ひねくれ一茶』で吉川英治文学賞、九四年、菊池寛賞を受賞。九八年、『道頓堀の雨に別れて以来なり』で泉鏡花文学賞と読売文学賞を受賞。二〇〇八年、文化勲章受章。大阪弁で軽妙に綴る現代小説の他に、古典文学の紹介、評伝小説など、著書多数。一九年六月死去。
版元より
