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水界園丁|生駒大祐

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港の人
A5判変型/上製本/本文160頁
2,800円(本体価格・税別)
2019年7月刊
ISBN978-4-89629-360-9 C0092

第3回摂津幸彦記念賞、第5回芝不器男俳句新人賞を受賞した新進気鋭の俳人生駒大祐、待望の第一句集。季語のまだ見ぬその先の世界をこじ開けて、すがすがしい抒情の極みをみせてくれる傑作。俳句界の風雲児のつくった全266句の『水界園丁』は、「冬」の寒さからはじまる。

第11回田中裕明賞受賞

■推薦のことば
上田信治(俳人)
「ゐて見えぬにはとり鳴けば唐辛子」
季節と感情。
ていねいに言い間違える。
ある景色とない景色の二重表示。
俳句について、とても多くのことを考えた若い人の、尊敬すべき句集です。

鴇田智哉(俳人)
あなたは絵の中にいたことがあるか。
絵の中が現実であり、やわらかくうっすらとして深い。
だからあなたは、気づくとそこに生きてしまう。
このおそろしげな優しさは、
またとない五つの章の巡りに、すでに立ち表れている。
水界園丁――なんて、はかなくて遙かなことよ。

■収録作品より
水の世は凍鶴もまたにぎやかし

蜜蜂や夢の如くに雑木山

白昼を鯉にまみえし泥煙

蚊遣の火消えゐる波の響きかな

輪の如き一日が過ぎ烏瓜

■著者
生駒大祐(いこま・だいすけ)
1987年三重生まれ。「天為」「オルガン」「クプラス」などを経て現在無所属。第三回攝津幸彦記念賞、第五回芝不器男俳句新人賞。共著に「虚子に学ぶ俳句365日」(草思社)「天の川銀河発電所」(左右社)など。

(港の人商品ページより)

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