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雪の宿り 神西清小説セレクション

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四六判/上製本/カバー装/本文448ページ
3,600円(本体価格・税別)
2008年9月刊
ISBN978-4-89629-200-8 C0093
石内徹 編

チェーホフの名訳で知られる昭和の文学者神西清。彼の美しい日本語による創作世界。
三島由紀夫は、「雪の宿り」を「本集きっての傑作である」と評価し、(中略)中村真一郎は、「応仁の乱の時代を扱つた、これは完璧な中篇である」と最も高く評価している。この評価は、今日においても変わるまい。神西清の小説を読まれたことのない読者は、この小説から読むことを薦める。神西清の最良の文学(小説)に出会うことができるからである。(「解説」より)
時は応仁の乱の真只中、雪の降りしきる晩に、連歌師貞阿がゆかりの寺に一夜の宿りを求めた。寺主に促され、貞阿は動乱の世で体験した出来事について語り出す…。応仁の乱を題材とし、いつの世も変わらぬ戦争の恐ろしさを達観した人生観で描いた壮大な歴史小説「雪の宿り」の他、未発表作「水と砂」、病から恢復する少女の心理経過を描いた「恢復期」、著者の自伝的小説ともいえる「母たち」「少年」、日本に置かれたJ国の商務館を舞台とした国際小説「灰色の眼の女」など、代表作10篇を収録。巻末には、編者による解説、作品解題、神西清略年譜を掲載。

(港の人商品ページより)

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