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フィルムアート社=編
発売日:2020年11月26日
四六版
336頁
定価 2,000円+税
ISBN 978-4-8459-2016-7
——あなたにとって映画館とはどんな場所ですか?
劇場スタッフ、配給会社、関連機関、映画人の言葉から、いま改めて「映画館」を再考する。
私たちの日常に接し、私たちの記憶に結びつき、私たちの人生を彩る幾多の感動を与えてくれるその場所は、今、何を考え、何を求め、何をしようとしているのか。
映画館の昨日、今日、明日を読み解く。
そこにしかない出会いを求めて、映画館に行こう。
新型コロナウイルスに伴う一連の混乱から、映画興業の状況は明白に変化を迎えました。それは映画館という場だけに限るものではなく、映画館へと作品を広げる配給会社や映画を世に送る制作者、そして私たち観客にとっても地続きの問題であると考えられます。映画の流通をめぐる技術的な変容がこれまでにない速度で進む今日において、改めて映画館という場所を私たちが必要とする理由を見つめ直します。
本書では「映画館」という場所のこれまでのあり方と今後のあり方や、広く「映画」と「上映」をめぐる現状について、多くの方々から言葉を集めました。
全国の映画館支配人、代表、番組編成担当者に映画館をめぐる「これまで」と「これから」について話をうかがい、さらには映画館という場所への映画人による思いや期待、「配給」「上映企画」といったかたちで映画館の外側からかかわる方々、そして今回のコロナ危機をめぐっていち早くその支援に乗り出したミニシアター・エイド事務局の皆様の思いと展望まで。映画館という場をめぐる歴史を踏まえ、その今日的な課題や現状を見つめ直し、いま改めて映画館について考える一冊です。
(フィルムアート社商品ページより)
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