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四六判・並製|308頁|本体:2,200+税|ISBN 978-4-8459-1811-9
フィルムアート社創立50周年記念復刊
映画、その甘美な苛酷さについて
「映画に対する言葉の敗北のささやかな記念碑」として編まれた、最も《幸福な》蓮實重彥の映画論集、待望の復刊!!
「79年。来るべき80年代に向けて悠々と蜂起された一個人による五月革命。あらゆるメディアが、最悪の記憶喪失装置と化した現在からパースペクティヴされる、一文字残らず金言だけで編まれた、まるで非現実のような最良の記憶喪失装置。」
――菊地成孔(音楽家 / 文筆家)
創世記の映画から現代の映画までの、その膨大な<フィルム断片>を思考の経験として享受し、その一片一片を記憶の彼方から呼び寄せながら、幾多の作家、スター、そして夢のリールを回る幾多のシークエンスを、豊かな批評言語のなかに鮮やかに甦らせる映画論集。
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