〈淫靡さ〉について|工藤庸子・蓮實重彦
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発行元:羽鳥書店
2017/07/11
ページ数 240p
判型(実寸) 148mm × 106mm
ISBN: 978-4-904702-67-3
¥ 1,300(税別)
三島由紀夫賞受賞『伯爵夫人』の衝撃から1年──。”作者”と、『論集 蓮實重彥』の編者が織りなす対談集。2016年7月と12月に、工藤庸子編『論集 蓮實重彥』(羽鳥書店)と工藤庸子『評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ』(東京大学出版会)の刊行記念として行われた二つの対談。ともにフランス文学研究の第一線にあり元同僚でもある二人が、女性・フィクション・大学を軸に、近代から現代を縦横に語る。工藤庸子渾身の書下ろし『伯爵夫人』論も収録。
目次
Introduction にかえて──功成り名を遂げた元総長がなぜ? というごく自然な疑問をめぐるKYの独り言 工藤庸子
『論集 蓮實重彥』についてお話させていただきます 工藤庸子×蓮實重彥
女性・フィクション・大学──スタール夫人×伯爵夫人 工藤庸子×蓮實重彥
伯爵夫人のために──フィクション・映画・幽霊 工藤庸子
Conclusion にかえて──ちょうどそのときたまたまそこにいてくれたことの淫靡さを言祝ぐ 蓮實重彥
著者略歴
工藤 庸子【著】
フランス文学、ヨーロッパ地域文化研究。東京大学名誉教授。1944年生まれ。著書に、『ヨーロッパ文明批判序説──植民地・共和国・オリエンタリズム』、『近代ヨーロッパ宗教文化論──姦通小説・ナポレオン法典・政教分離』、『評伝 スタール夫人と近代ヨーロッパ──フランス革命とナポレオン独裁を生きぬいた自由主義の母』(ともに東京大学出版会)など。
蓮實 重彦【著】
フランス文学、文芸批評、映画批評。第26代東京大学総長、同大学名誉教授。1936年生まれ。著書に、『映画時評 2009-2011』『映画時評 2012-2014』(講談社)、『「ボヴァリー夫人」論』(筑摩書房)、『凡庸な芸術家の肖像──マクシム・デュ・カン論』(上下、講談社文芸文庫)、『「ボヴァリー夫人」拾遺』(羽鳥書店)、『伯爵夫人』(新潮社)など。
(出版社商品ページより)
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