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アニエス・ヴァルダ 愛と記憶のシネアスト

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ドキュメンタリー叢書♯02

発行 neoneo編集室
2021年8月
金子遊+若林良+吉田悠樹彦=編
四六判 ISBN 978‐4-906960-13-2 C0074 本体2000円

2019年3月、映画監督のアニエス・ヴァルダ(1928-2019)が亡くなった。 ベルギーで生まれ、第二次世界大戦中はフランス南部の町で家族と船上での生 活を送っていたことで知られる。戦後はソルボンヌ大学で文学と心理学の学位 を取得し、やがて写真家としてデビューする。1955年には『ラ・ポワント・ク ールト』で映画監督としてもデビューし、やがてゴダール・トリュフォーなど を中心とした「ヌーヴェル・ヴァーグ」の一角として頭角を現すようになる。 映画監督のジャック・ドゥミと1962年に結婚し、息子のマチュー・ドゥミは俳 優、娘のロザリーは映画衣装デザイナーになった。 代表作としては『幸福』(1965年、ベルリン国際映画祭銀熊賞)、『冬の旅 』(1985年、ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞)、『落穂拾い』(2002年)な どがある。晩年には54歳年下の写真家・アーティストのJRと共同で『顔たち、 ところどころ』(2017年)を発表し、健在ぶりを示した。 ヴァルダは60年以上におよぶキャリアの中で24本の作品を発表し、その中に はドキュメンタリーも多く含まれている。また、写真やアートインスタレーシ ョンの分野でも確かな影響力を発揮し、晩年にはフランスのCinéSalonで展覧 会を開催している。本書はアニエス・ヴァルダを追悼する本であるとともに、 その功績を振り返り、次世代の映画、またより広い文脈での、あらたな芸術の 礎とすることを目指す論集である。

○第一部 インタビュー
ロザリー・ヴァルダ(アニエス・ヴァルダの長女)インタビュー ――アニエス・ヴァルダは愛情深く好奇心旺盛、同時に要求が厳しい母親でした 魚住桜子
○第二部 論考 大寺眞輔、原田麻衣、松房子、千葉文夫、東志保、児玉美月、吉田悠樹彦、金子遊、若林良、 菊井崇史
○第三部 アニエス・ヴァルダ作品ガイド

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