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瀬尾 夏美/高森 順子/佐藤 李青/中村 大地/13人の手記執筆者
発行:生きのびるブックス
四六判 縦188mm 横128mm 厚さ15mm 208ページ 並製
価格 1,900円+税
ISBN978-4-910790-02-2
東日本大震災から10年。これまで言葉にしてこなかった「震災」にまつわるエピソードを教えてください―ー。
そんな問いかけから「10年目の手記」プロジェクトは始まった。
本書は、暮らす土地も被災体験も様々な人々の手記をもとに、東北と縁を結んだアーティストと演出家、阪神大震災の手記を研究する社会心理学者、文化支援事業のプログラムオフィサーが語り合い、自身を重ね、手記の背景に思いを巡らせた記録である。他者の声に耳をすます実践がここにある。
目次
はじめに
【第一部 よむ 10年目の手記と往復エッセイ】
あなたは、いつ、どこで、どうやって書いたのですか 高森順子
・先生とハムスター ハム太郎
秘密とわからなさ 瀬尾夏美
・空に聞く H・A
・あの日 海仙人
読み手に〝秘密〞を託す 高森順子
・二〇一一年三月十二日から、現在へ はっぱとおつきさま
〝子ども〞だった彼らが語り出すまで 瀬尾夏美
・この先通行止め コンノユウキ
過去を辿る 高森順子
・消えた故郷 ほでなす
・もとちゃんへ 島津信子
手向けの花と、手記 瀬尾夏美
・スタート 西條成美
・兄の思い出 吉田健太
ともに生きる 高森順子
・祖母の日記 八木まどか
・こぼれていく時間を集めて 柳澤マサ
・東北の伴走者 echelon
物語という火 瀬尾夏美
・海から離れず生きた十年 小野春雄
10年目の手記 全タイトル
【第二部 編みなおす 10年目をこえにする】
「10年目の手記」をつくる 繰り返し、かたちを変えて、読み返す 佐藤李青
わたしが話しているような声 中村大地
10年目をきくラジオ モノノーク
最終回 10年目の手記スペシャル 抄録
配信記録
「とある窓」の写真について
おわりに 声が声を呼ぶ 瀬尾夏美
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