1/2

サイレンと犀|岡野大嗣

¥1,870 税込

残り1点

なら 手数料無料の翌月払いでOK

別途送料がかかります。送料を確認する

新鋭短歌シリーズ16

発行 書肆侃侃房
監修:東 直子
四六、並製、144ページ 
定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-86385-166-5 C0092
装画:安福 望
装丁:駒井和彬

死にたいが、生きたい 
同じ命をみても、言葉にせざるをえない。忘れないために。
(長谷川健一 シンガーソングライター)

本音の祈り
書かずにいられなかった"今"が、鼓動を打ちはじめる。
(東 直子)

【著者プロフィール】
1980年大阪生まれ。2011 年に短歌を始める。まもなく木下龍也の作品に出会い、刺激を受けて作歌を続ける。2012 年、結成当日解散型不定形ユニット「何らかの歌詠みたち」を始動、短歌朗読をしたり作品集をつくる。2013年、田中ましろの企画・制作による「短歌男子」に参加。2014年、連作『選択と削除』で第57回短歌研究新人賞次席。

【5首】
もういやだ死にたい そしてほとぼりが冷めたあたりで生き返りたい
ともだちはみんな雑巾ぼくだけが父の肌着で窓を拭いてる
河川敷が朝にまみれてその朝が電車の中の僕にまで来る
そうだとは知らずに乗った地下鉄が外へ出てゆく瞬間がすき
つよすぎる西日を浴びてポケットというポケットに鍵を探す手

新鋭短歌シリーズ
今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
http://www.shintanka.com/shin-ei/

● 岡野大嗣 関連書籍
https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=岡野大嗣

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥1,870 税込

最近チェックした商品
    おすすめ商品
      同じカテゴリの商品