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発行 左右社
装幀:鈴木千佳子
定価:本体2300円+税
46判並製/336ページ
2019年10月30日 第一刷発行
978-4-86528-251-1 C0095
「キツト、キツト、お返しできます。」 「〆切」の次は「お金」! 累計5万部、話題の文豪アンソロジー最新作。友人に借金し、借りた金で酒を呑み、親の脛を囓り、執筆以外の金儲けを考える。現実と理想の間でもがきながら、今日を力強く生きるのだ。貯金は底をついても才能は枯渇しない。作家、実業家、ミュージシャンまで総勢96人、生きるか死ぬかのお金ばなし100篇。
❖ 目次
渋沢栄一 効力の有無はその人にあり
はじめに
Ⅰ章 俺たちに金はない!
永井荷風 文士の生活
夏目漱石 文士の生活
内田百閒 貧凍の記
萩原朔太郎 手紙 昭和四年
泉鏡花 処女作談(一)
北原白秋 手紙 大正十四年
国木田独歩 日記 明治三十年
金子光晴 どくろ杯
横光利一 書簡 昭和五年
正岡子規 手紙 明治三十年
種田山頭火 日記 昭和十四年/十五年
小川未明 童話を作つて五十年
辻潤 催眠剤が必要だ/絶筆となった原稿
武者小路実篤 気まぐれ日記
室生犀星 日記 昭和二十三年
芥川龍之介 知己料
三好達治 貧生涯
草野心平 放浪時代
堀辰雄 はがき 大正十四年
高見順 日記 昭和二十一年
森茉莉 事実と空想の周辺
石ノ森章太郎 ぼくの部屋にはベートーベンのデス・マスクがあった
橋本治 男の仕事=作家の巻
有栖川有栖 私の駆け出し時代
Ⅱ章 お金 vs プライド
太宰治 もの思ふ葦(その四)
二葉亭四迷 予が半生の懺悔
夢野久作 古き日記より
加藤謙一 直木三十五
直木三十五 書け、書け、書く
吉川英治 書簡 昭和三十三年
稲垣足穂 わが庵は都のたつみ−
やなせたかし 金がもうかる正しい原則
忌野清志郎 歌われていないことは山ほどある
羽仁説子・進 朝日新聞 身上相談
Ⅲ章 マネー、マネー、マネー
川端康成 私の生活
小泉節子 思い出の記
田山花袋 東京の三十年
内田百閒 質屋の暖簾
直木三十五 金儲けの秘伝
井伏鱒二 “本日休筆”にならぬよう
山村暮鳥 書簡 大正十二年
加藤謙一 尾崎士郎
柴田錬三郎 戦後十年
平林たい子 大晦日の夜逃げ
南伸坊 ケタ違いな話
つげ義春 散歩の日々
小松左京 威風堂々うかれ昭和史 戦後篇
赤瀬川原平 一円玉のパワーを調べる
村田沙耶香 算数苦手人間
山田詠美 まだ来ぬ春にソウルフル
町田康 死闘三日 下積みのチンジャオ
穂村弘 金額換算
Ⅳ章 出版社お金物語
野間清治 調査研究
下中弥三郎 平凡社の創立四十周年にあたり思い出を語る
佐藤義亮 出版おもいで話
石川武美 戦場雑話
菊池寛 文藝春秋・編集後記
立原正秋 《早稲田文学》編集後記
北杜夫 どくとるマンボウ青春記
Ⅴ章 借金の作法
石川啄木 ローマ字日記
金田一京助 啄木余響
吉屋信子 上海から帰らぬ人〈田村俊子と私〉
宇野千代 私の文学的回想記
壺井栄 お金のねうち
森敦 酒との出逢い
太宰治 手紙 昭和十一年
山田風太郎 日記 昭和二十六年
幸田文 一日一題
野間清治 借りたものは返す
坂口安吾 手紙 昭和十一年
Ⅵ章 男と女と金
谷崎潤一郎 佐藤春夫に与えて過去半生を語る書
芥川龍之介 書簡 大正五年
江戸川乱歩 妻のこと
小林多喜二 書簡 大正十四年
織田作之助 日記 昭和十三年
遠藤周作 人情物語る家計簿
池波正太郎 チップ
有吉佐和子 作家として、妻として、私の立場から
赤塚不二夫 今をハチャメチャに生きるのだ
Ⅶ章 金と共に去りぬ
正宗白鳥 我老いたり
種田山頭火 白い路
葛西善蔵 愚痴とクダと嫌味
宇野千代 わたしの青春物語
白洲正子 自己に忠実であること
鶴見俊輔 苔のある日記
吉行淳之介 金の使い方に関する発想法
野坂昭如 野ダイコ風の流行
石原慎太郎 貧乏の魅力
佐野洋子 死ぬ気まんまん
魔夜峰央 本日も異常ナシ vol.8
北野武 関係の問題
村上春樹 貧乏はどこに行ったのか?
角田光代 一日(1995年の、たとえば11月9日)5964円
お金Q&A
1井伏鱒二
2中島らも
3山田風太郎
4山本周五郎
5石川淳
6田辺聖子
巻末付録
芥川賞・直木賞 賞金
「中央公論」価格表
文壇人所得番付表
当代文士一ケ月製産番付
著者紹介・出典
草野心平 火の車の歌
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