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発行 土曜社
著者 アンソニー・ボーデイン
翻訳 野中邦子
装画・装幀 豊田卓
読 者 対 象 レストラン関係者|食べ物を心から愛する人
仕様 四六判(190 × 129 × 24.5ミリ)|368頁|凸版明朝9ポ
ISBN|Cコード 978-4-907511-08-1|C0098
製造 王子製紙|三菱製紙|光邦|加藤製本
初版 2015年9月30日|2000部
二刷 2021年10月8日|1000部
バルからバルへと渡りあるき、飲んでは食べ、食べては飲み、かたっぱしから店を襲撃していく
「こんなアイデアはどうかな?」私は編集者にいった。「世界中を旅して、好きなことをやる。高級ホテルにも泊まれば、おんぼろの宿にも泊まる。風変わりでエキゾチックな旨い料理を食べ、映画で見たようなかっこいい体験を試みながら、究極の食事を探す。どうだい?」……。前作『キッチン・コンフィデンシャル』から一年、人気絶頂の米国人シェフが、悪魔(テレビ)に身を委ね、究極の食事を求めて世界をゆく。東京・熱海篇も収録。前作に続いて人気の野中邦子訳でおくる。
も く じ
愛するナンシーへ
はしがき
1章 生き物が食べ物に変わるとき
2章 思い出のビーチへ
3章 火傷を負った男
4章 男の領分/女の領分
5章 ウォトカの正しい飲み方
6章 特別料理
7章 死のハイウェイ
8章 東京再訪
9章 パイリンへの道
10章 燃えるイギリス
11章 コックたちの故郷
12章 チャーリーはサーフィンができるか?
13章 ウェストコースト
14章 ハギスは君臨する
15章 精力絶倫
16章 パーフェクト
訳者あとがき
著 者 略 歴
Anthony Bourdain〈アンソニー・ボーデイン〉 シェフ、作家。1956年、ニューヨーク市に生まれる。コックを志し、米ヴァッサー大学を中退。78年に米国料理学院(CIA)を卒業。サパークラブ、ワン・フィフス・アヴェニュー、サリヴァンズなどニューヨーク市内の有名レストランで働き、98年にブラッスリー・レアール総料理長就任。その間、95年に犯罪小説『シェフの災難』、97年に『容赦なき銃火』を発表し、執筆活動を開始。99年、ニューヨーク外食業界の内実をえぐる記事「読む前に食べるな」をニューヨーカー誌上に発表し話題を呼ぶ。反響冷めやらぬ2001年の自伝的実録『キッチン・コンフィデンシャル』は、28ヶ国語以上に翻訳され、各国でベストセラーとなる。翌02年、米フードネットワークの番組「A Cook’s Tour」に出演し、完璧な一皿を求めて世界を旅する。この体験を綴った『クックズ・ツアー』が再びベストセラーに。料理人が各国を旅し食するという企画は人気を博し、その後「ノー・リザヴェーション」No Reservasions 、「レイオーバー」The Layover とテレビ出演が続く。現在は、米CNNの旅行番組「パーツ・アンノウン」Parts Unknown に出演するほか、米ABCの料理対決番組「ザ・テイスト」The Taste 審査員も務める。妻オッタヴィア、娘アリアーネとともにニューヨーク市在住。
訳 者 略 歴
野中邦子 〈のなか・くにこ〉 翻訳家。1950年、東京に生まれる。多摩美術大学絵画科卒業。出版社勤務を経て翻訳家に。主な訳書に、A・ボーデイン『キッチン・コンフィデンシャル』『クックズ・ツアー』、R・ヘンライ『アート・スピリット』、A・ウォーホル『ウォーホル日記』(中原佑介共訳)、J・サックス『貧困の終焉』(鈴木主税共訳)、同『地球全体を幸福にする経済学』、ソロスほか『世界は考える』がある。
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