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新鋭短歌シリーズ59
発行 書肆侃侃房
監修:東 直子
四六、並製、144ページ
定価:本体1,700円+税
ISBN978-4-86385-506-9 C0092 4刷
思わぬ場所から矢が飛んでくる
自分の魂を守りながら生きていくための短歌は、パンチ力抜群。絶望を嚙みしめたあとの諦念とおおらかさが同居している。
────東 直子
明けの明星みてぇなクソガキ
彼女は寝起きでやってきた。まだ歯も磨いてないかも。
この人が生まれる心の何もかもが圧倒的に美しいことを教えてくれる。
────椎名うみ(『青野くんに触りたいから死にたい』漫画家)
【著者プロフィール】
上坂あゆ美(うえさか・あゆみ)
1991年8月2日、静岡県生まれ。東京都在住。
2017年から短歌をつくり始める。
銭湯、漫画、ファミレスが好きです。
Twitter:@aymusk
【5首】
母は鳥 姉には獅子と羽根がありわたしは刺青(タトゥー)がないという刺青(タトゥー)
風呂の水が凍らなくなり猫が啼き東京行きの切符を買った
故郷の母と重なりしメスライオン 深夜のナショナル・ジオグラフィック
沼津という街でxの値を求めていた頃会っていればな
シロナガスクジラのお腹でわたしたち溶けるのを待つみたいに始発
新鋭短歌シリーズ
今、若い歌人たちは、どこにいるのだろう。どんな歌が詠まれているのだろう。今、実に多くの若者が現代短歌に集まっている。同人誌、学生短歌、さらにはTwitterまで短歌の場は、爆発的に広がっている。文学フリマのブースには、若者が溢れている。そればかりではない。伝統的な短歌結社も動き始めている。現代短歌は実におもしろい。表現の現在がここにある。「新鋭短歌シリーズ」は、今を詠う歌人のエッセンスを届ける。
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