1/1

移動祝祭日|ヘミングウェイ

¥785 税込

残り1点

なら 手数料無料の翌月払いでOK

別途送料がかかります。送料を確認する

発行 土曜社
- 翻  訳:福田陸太郎
- 仕  様:文庫判(150 × 100 × 9.3ミリ)256頁
- 図書番号:978-4-907511-39-5
- 初  版:2016年11月1日
- 定  価:714円+税

あなたは私のものだ。全パリも私のものだ。

――もしきみが幸運にも青年時代にパリに住んだとすれば、きみが残りの人生をどこで過そうともパリはきみについてまわる。なぜならパリは移動祝祭日だからだ。1920年代パリの修業時代を描くヘミングウェイ61歳の絶筆を、詩人・福田陸太郎の定訳でおくる。

目  次
ノート(メアリー・ヘミングウェイ)
序文
サン・ミシェル広場の良いカフェ
ミス・スタインの教示
〈失われた世代〉
シェイクスピア書店
セーヌの人びと
偽りの春
内職を止める
飢えは良い修業だった
フォード・マドックス・フォードと悪魔の弟子
新しい流派の誕生
ドームでパスキンと共に
エズラ・パウンドとそのベル・エスプリ
まったく奇妙な結末
死の刻印を打たれた男
リラでのエヴァン・シップマン
悪魔の使い
スコット・フィッツジェラルド
鷹は与えず
寸法の問題
パリに終りなし
解説(福田陸太郎)

著 者 略 歴
Ernest Hemingway〈アーネスト・ヘミングウェイ 〉アメリカの小説家、詩人。1899年、米オークパークに生まれる。1918年、赤十字に加わりイタリア戦線(第一次世界大戦)に赴任、重傷を負う。21年、新聞特派員として再渡欧し、パリ滞在中の26年に『日はまた昇る』を発表、29年の『武器よさらば』までに作家としての地位を確立。53年『老人と海』でピュリツァー賞、54年ノーベル文学賞を受賞。61年に永眠、享年61。若き頃のパリ修業時代を描く『移動祝祭日』は没後の64年刊行の絶筆である。

訳 者 略 歴
福田陸太郎〈ふくだ・りくたろう〉英米文学者、詩人。1916年、石川・羽咋に生まれる。40年に東京文理科大学(現・筑波大学)英語学英文学科を卒業し、49年から仏ソルボンヌ大学で比較文学をまなぶ。東京教育大学、日本女子大学、大妻女子大学で教鞭をとり、共栄学園短期大学学長を務める。パリ留学時代以降、詩作も多数。著作に『福田陸太郎著作集』『福田陸太郎詩集』。2006年永眠、享年89。

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥785 税込

最近チェックした商品
    おすすめ商品
      同じカテゴリの商品