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善き書店員|木村俊介

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発行 ミシマ社
定価 1,800 円+税
判型 四六判並製並製
頁数 344 ページ
発刊 2013年11月13日
ISBN 9784903908465

この時代において「善く」働くとはなにか?
500人超のインタビューをしてきた著者が、現役書店員6名へのロングインタビューを敢行。
その肉声の中から探し、見つけ、考えた、体を動かし普通に働く人たちが大事にするようになる「善さ」とは――。
「肉声が聞こえてくる」、新たなノンフィクションの誕生。

話をうかがいはじめたら……すぐに、ああ、こういうゴツゴツとした手ざわりのある体験そのものを聞きたかったんだよなという手応えがあった。この分野なら ずとも多かれ少なかれ抱えているものに、「書店員」という職業を通してさわっている気がした。いまの働く日本人にとって「これはあなたの悩みや思いでもあ るかもしれないですよ」といいたくなるような声がたくさん聞こえてきて取材に夢中になったのである。――最終章「普通の人に、『長く』話を聞いて記録する ということ」(書き下ろし)より。

目次
佐藤純子さん/ジュンク堂書店仙台ロフト店
小山貴之さん/東京堂書店神田神保町店
堀部篤史さん/京都・恵文社一乗寺店
藤森真琴さん/広島・廣文館金座街本店
長﨑健一さん/熊本・長崎書店
高頭佐和子さん/丸善・丸の内本店 (所属店名はインタビュー当時)

著者情報
著: 木村俊介(キムラシュンスケ)
インタビュアー。1977年、東京都生まれ。『料理狂』(幻冬舎文庫)、『仕事の話』(文藝春秋)、『漫画編集者』(フィルムアート社)、『変人 埴谷雄高の肖像』(文春文庫)、『物語論』(講談社現代新書)、『「調べる」論』(NHK出版新書)、『仕事の小さな幸福』(日本経済新聞出版社)、聞き書きに『調理場という戦場』(斉須政雄/幻冬舎文庫)、『芸術起業論』(村上隆/幻冬舎)、単行本構成に『西尾維新対談集 本題』(講談社)、『海馬』(池谷裕二・糸井重里/新潮文庫)、『ピーコ伝』(ピーコ/文春文庫PLUS)、『イチロー262のメッセージ』シリーズ(ぴあ)などがある。

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