気づいたこと、気づかないままのこと|古賀及子
¥1,760 税込
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発行:シカク出版
四六判 182ページ
定価 1,600円+税
ISBN978-4-909004-81-9
書店発売日2024年2月5日
「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト 第2位の著者による初のエッセイ集!
きょうだいで大笑いしたこと。
入院、いじめ、札幌旅行。
祖母の植木とリステリン。
子どもたちとの愉快な日々。
クーポン、生協、ねこ先輩。
とりとめなくてくだらない、だからかけがえない記憶を
天性の観察眼と感性で鮮やかに大胆に紡ぎ出す。
日記文学の新鋭として各界が注目する著者、
初の本格エッセイ集。
試し読み→https://note.com/shikakunote/n/neb973a0ef754
【解説・帯コメント 長嶋有(芥川賞・大江賞作家)】
向田邦子や武田百合子に伊丹十三、 僕が名エッセイストのそれと感じる文章がここにあった。
アプリに頼り、ミールキットで多忙な家事をいなしながら心の中だけがずっと豊かな、新しい時代の、待望のエッセイストの誕生である。(一部抜粋)
目次
朝霧装飾
めがねの道
ものが水に溶けるとはどのようになることか
風船のまち
生協のカタログだけがおもしろい
新宿郵便局留
リステリンの泉
抱っこして行かれますか
わたしたちのパンプキン
変だと思った俺やお母さんの目が未熟だったのかもしれない
ねこからとても遠い
せかいの恋人たち
劇薬としての音楽
和菓子を売っていまして
のどのたこ取り
まさか世界がひとつとは
8人、いまこの瞬間
これほど恋らしい2000円
シングルレバー混合栓
この世のすべては集めなかった
渡り廊下と札幌
卵を割るのが下手になった
窓のそとはあかるい
よなかの親子
感動に宿った確かなうるささ
私たちは何でしょう
iPhoneを無駄に買う真実の人生
いちじく
次のおとなへ押し上がる
解説 長嶋有
著者プロフィール
古賀及子 (コガチカコ) (著/文)
ライター、エッセイスト。1979年東京都生まれ。
2003年よりウェブメディア「デイリーポータルZ」に参加。
2018年よりはてなブログ、noteで日記の公開をはじめる。
初の著書である日記エッセイ『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)が、「本の雑誌」が選ぶ2023年上半期ベスト第2位に選出された。
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