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映画とは何か 全二冊|アンドレ・バザン

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翻訳 野崎歓/大原宣久/谷本道昭

岩波文庫

上巻
通し番号 青578-1
刊行日 2015/02/17
ISBN 9784003357811
Cコード 0174
文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 370頁

下巻
通し番号 青578-2
刊行日 2015/03/17
ISBN 9784003357828
Cコード 0174
文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 306頁

アンドレ・バザン(1918-1958)はフランスの映画批評家.サイレントからトーキーへの移行に際し批評の分野で新時代を開き,自ら創刊した『カイエ・デュ・シネマ』で健筆を振るった.本書は彼の映画理論・批評の集大成の書である.上巻にはモンタージュの拒絶,映画と演劇の関係など映画における〈現実〉とは何かを追究した論考を収録.

下巻には典型的なアメリカ映画である西部劇や映画とエロティシズムに関する考察,デ・シーカやロッセリーニらイタリアのネオレアリズモを擁護した論考を収録する.作品との緊張に満ちた対話を続けた本書は,今もなお映画と文化を論ずるさいの源泉である.

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