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言葉の即興演奏 Hyogo 2024.09|小林楓太

¥770 税込

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リトルプレス

— 街中のある一点に30分間立ち続け、音を録る。その音の中から言葉だけをすくいとって、文字に起こす。 —
そんな営みによって紡がれた、街の言葉を記録したZINE。

あなたが街で言葉を発した時、その言葉はその場所にポツンと残される。しばらくして、また見知らぬ誰かがある言葉をそこに落としていく。しばらくたつと、見知らぬもの同士の言葉が連なりをつくっている。そんなふうに街では、ある場所に残された言葉が積もり、即興演奏を奏でている。
誰かの会話の断片、時には、駅アナウンス、街広告、どこからか聞こえてくる音楽。街に漂うあらゆる言葉を、一つずつすくいとり、時間の流れに沿って、波形のように文字に起こした本作。タイトルによって、その時間帯、地点は様々。そのそれぞれからは、街の発話リズムが視覚的に現れ、一つ一つの言葉からは、その時の空気感­—時代、年月日、季節、曜日、時間帯、その土地っぽさ—が密かに漂ってくる。そんな、時と場の空気が閉じ込められたZINE。

<内容物>
1. 本誌 148mm×148mm / 16p / ソフトカバー
ある場所で30分の間流れていた言葉を記録したもので、見開きで5分ずつとなっております。
最後のページには30分間流れていた全ての言葉が並べられており、最後のページに至るまでに辿ってきた言葉の流れが一目に立ち現れる仕様です。街全体の発話リズムを感じられるものとなっています。

2. introリーフレット
なぜ、街の一点に立ち続け、言葉を抽出するようになったのか、そのきっかけを綴ったエッセイ。また、文字起こしという営みに込めた思い、そして、文字起こしの際に設けているちょっとしたルールが記されています。

3. フィールドノート
ある場所に30分立ち続けている間、周囲で起こっていたことやふと気づいたことをスマホにメモした当時の記録。本誌から情景を思い描く時、解像度を高める手がかりとなるような、各地点ごとのエッセイ。

5. MAP
立っていた地点の情報を埋め込んだQRコードが添えられた、石ころのような紙。

これらの内容物がCDほどのサイズ(160mm×160mm)の封筒に納められています。

現在、約240種類にわたる、様々な地点・時間帯で行った文字起こしの記録があります。
今後も、様々な地点で録音をし、更新していきますので、お楽しみに。

※タイトルによって、一つ一つ内容が異なります。
※全て手作業で行っているため、製本に多少のずれが生じる場合がございます。ご了承ください。

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