「ルルニュイ マスコットチャーム」をご予約いただいたお客様へ
本の栞は9月1日で6周年を迎えました。
いつも気にかけてくださる皆さま、ありがとうございます。
6周年の記念に、ロゴステッカーを作りました。
店頭・オンラインストアにて、税込1,000円以上お買い上げいただいた方にお渡しします。
7年目も変わりながら、変わらず続けていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

2026.11
open 12-19|水木定休
13日(金) 17:30閉店
27日(金) 臨時休業
店舗休業日はオンラインストアの発送、
お問い合わせへのご対応も休止いたします
-
●サイン本予約 白の昼餉|くどうれいん
JPY 1,980(USD 12.49)
予約商品
12月中旬頃発送開始予定です。 発行 講談社 ISBN 9784065459645 本体価格(税抜) ¥1,800 発行日 2026/12/2 怒りや後悔や悲しみは、なかったことになんて、しなくていい――。 何年たっても許せないこと、あのときこうしておけばよかった思うこと。 忘れなくていい/忘れたくない出来事、思いを閉じ込めた、くどうれいんの作品集。 版元より
-
●サイン本予約 バンジージャンプをするつもりで家を出る|スズキナオ
JPY 2,420(USD 15.27)
予約商品
11月21日ごろ発送開始予定 発行 太田出版 価格 2,420円(本体2,200円+税) 判型 四六判変形 ページ数 356ページ ISBNコード 9784778341596 発売日 2026.11.20 話題作『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』などの著書を持つ、「令和エッセイの名手」と称されるスズキナオによる最新エッセイ集! 毎日同じ道を歩き、同じようなものを食べて、同じような一日が過ぎていく。 世界の限りない広がりを前に、昨日と変わらない場所に立っている。 それはそれで幸せなことだけど、たまにはほんの少し勇気を出して、新しい景色を眺めてみたい。 未知の世界に一歩踏み出すエッセイ全24編。 目次(仮) まえがき Ⅰ 歩くことが好きで好きというか歩くことがそのまま生きることになってきた 疲労の果ての酵素浴 薬草風呂でヒリヒリした日 ジムに2回行った ホテルの40階でアフタヌーンティーを 打ちっぱなしから始まる知らないことだらけの一日 ずっと放置してきた足の痛みと向き合ってみる Ⅱ 最近そんなふうに心待ちにして先の日を迎えるようなことがなかった 太極拳教室で膝がガクガクした 初めて貼る冷えピタ、初めて飲む龍角散ダイレクト 泣いて食べたイノシシ鍋、自分のために一輪挿しを買う 流浪の4日間、たどり着いた生ビール 春のモルックに誘われて 一本の桜を見に行く旅 Ⅲ なぜ私はやっと今日ここに来たのだろうなぜ昨日はここにいなかったのだろう どうしても行ってみたかった店 サインをもらうために東京へ行く 20年後、やっと加計呂麻島へ行く 姫路の穴子、家島のじゃこ鍋 双葉町に住んでいる山根さんと一緒に街を歩く 日が沈んで夜になるまでずっと見る Ⅳ ビールを飲みたくない自分が元気になるかもしれない未来の自分のためにビールを買っておく 豊島美術館とたよりないもののために 初めて行った“ユニバ”で思い出すことばかり 東京の友人の目で大阪を見る 行き先のわからないツアーに参加する モンキーパークで猿にリンゴを渡したり長寿になったりした バンジージャンプをするつもりで家を出る あとがき スズキナオ 1979年東京生まれ、大阪在住のフリーライター。WEBサイト『デイリーポータルZ』を中心に執筆中。著書に『深夜高速バスに100回ぐらい乗ってわかったこと』、『遅く起きた日曜日にいつもの自分じゃないほうを選ぶ』、『思い出せない思い出たちが僕らを家族にしてくれる』、『家から5分の旅館に泊まる』、『新幹線から見えたすき家へカレーを食べに行く』、『捨てた紙、捨てられない紙』、『このロボで、行けるところまで行くしかないのだ。』など。パリッコとの共著に『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』、古賀及子との共著に『文通 答えのない答え合わせ』などがある。 版元より
-
●サイン本予約 ホッピーセット幸福論 極私的名酒場50|パリッコ
JPY 2,420(USD 15.27)
予約商品
発行 太田出版/スタンド・ブックス ISBN:9784778341602 定価:¥2,420(税込) 発売日:2026.11.20 ページ数 320 判型 四六判変形並(ビニールカバー) 全身酒場ライター・パリッコ、酒場エッセイの決定版! 「若手飲酒シーンの旗手」として初の酒場エッセイ集『酒場っ子』でデビュー。 その後、「チェアリング」という活動を生み出し、お酒の企画ではメディアに欠かせない存在となった酒場ライター・パリッコ。 これまで酒とその周辺に関する文章、書籍を多数刊行してきたが、満を持して真正面から「酒場」に向き合う酒場エッセイの決定版を刊行。 百名山のように敷居は高くはない、日本の酒場百低山を歩く。 「こういう時間のために生きている」当代随一の酒場ライター・パリッコが、まるで天国のような、永遠に忘れることはない、一生通っても飽きない、愛する酒場50景を描く。 目次(仮) まえがき 1 西のホッピー通りの起点 秋津「もつ家」の「モツ煮込み」 2 生まれ故郷の老舗酒場 大泉学園「あっけし」の「火の鳥」 3 日本酒のつまみは作りたての練り切り 西荻窪「をかしや」の「練り切り」 4 24時間タイ料理で飲める 新宿「モモタイ」の「ミニカオマンガイ」 5 立ち食い価格で充実のそば飲み 池袋「梟小路」の「天ぷらそば」 6 新潟地酒全制覇の常連多数 上井草「やしん坊」の「馬さし」 7 朝から飲める人情食堂 大阪・鶴橋「よあけ食堂」の「エビエッグ」 8 通たちが通う角打ち 京都・西大路御池「髙木与三右衛門商店」の「国産牛モモビフカツ」 9 大阪伝統の味を駅なかでさくっと 大阪・新大阪「松葉」の「串かつ」 10 漆黒の肉豆腐も必食 大門「ときそば」の「辻がそば」 11 もつ焼き店のベトナムつまみ 荻窪「カッパ」の「ゾートゥー」 12 商店街の良心 三軒茶屋「ebian」の「メンチ」 13 入れたらラッキーな人気店 和光市「濱松屋」の「肉汁ハンバーグ」 14 聖地立石の静かな名店 立石「ゑびす屋食堂」の「生揚げ煮」 15 豊富な鯛料理が魅力 青井「橙橙」の「鯛のうす造り」 16 バナナとベーコンのサンドイッチ 吉祥寺「戎ビアホール」の「エルビスサンド」 17 家族連れにも優しい 保谷「丸越」の「ソーセージ入りおにぎり」 18 町中華ではなくあくまで酒場 神田「鶴亀」の「ニラモヤシ」 19 あこがれの名店についに訪問 名古屋・伏見「大甚本店」の「煮アナゴ」 20 地魚も創作料理も絶品 小田原「潮若丸」の「湘南しらすせんべい」 21 地元でこんなふうに飲める幸せ 上石神井「なすの」の「レバ刻みネギ塩」 22 偉大なるマスターの意思を受け継ぐ 駒込「逆転クラブ」の「とりもも肉のグリル」 23 気取らず飲める老舗酒場 南砂町「山城屋酒場」の「ウインナー玉子とじ」 24 オリジナルのつまみが楽しい地元の人気店 大泉学園「純酒場オオモリ」の「酒のアテ薬味みそ」 25 関西即席一品料理!? 五反田「たこ安」の「鶏もも焼きおろしポン酢」 26 かき揚げの巨大さに驚き 虎ノ門「蕎麦さだはる」の「匠の乱切りそば」 27 ターローメンでおなじみ 池袋「新珍味」の「むしどり」 28 角打ちの常識をくつがえす 大阪・森小路「とくなが酒店」の「自家製チャーシュー」 29 活気うずまくコの字酒場 大阪・森小路「松久」の「バーベキュー焼き」 30 地元でいちばん濃いホッピー 石神井公園「やぎちゃん」の「ガーリックパン」 31 着席とともに豚足が到着 大阪・難波「豚足のかどや」の「豚足」 32 大阪名物の天国酒場 大阪・京橋「とよ」の「まぐろ頬肉のあぶり」 33 一躍京都の人気店 京都「いなせや」の「春巻き」 34 多国籍な料理をつまみに飲める 下北沢「さかいや 落合酒店」の「シガラボレイ」 35 飲み目的で行くIKEA 立川「IKEA スウェーデンレストラン」の「サーモンマリネ」 36 気がつくとまたここにいる 御徒町「村役場」の「春ギク天ぷら」 37 アメ横の喧騒のなかで飲む 上野「魚草」の「黄金ほっけ(湯煮)」 38 シンプルなのに異常にうまい 両国「餃子会館 磐梯山」の「玉子チャーハン」 39 マスターのライブが始まることも 大山「わいわい」の「ちくわサラダ」 40 東松山やきとりの流れを汲む新店 赤羽「かしら屋の豚焼肉」の「カシラ」 41 五島列島直送の魚がうまい 大泉学園「新鮮組」の「刺身五点盛」 42 一見普通の立ち食いそばだけど 和光市「そばもん」の「飲み得セット」 43 本屋で飲むという貴重体験 京都「BOOKS ENDO」の「おでん」 44 日本一の水割りと出会った 大阪・水無瀬「高橋商店」の「角水割り」 45 “やきとり”なのに豚肉? 埼玉・東松山「大松屋」の「やきとり」 46 穴見酒という新提案 埼玉県・吉見百穴「たかはし売店」の「もりそば」 47 姉妹で営む人情酒場 西荻窪「笹串」の「野菜とえびまいたけ天ぷら」 48 開店は朝7時 高円寺「朝から居酒屋 陽のうえ」の「ブリ脳天刺」 49 タイムスリップしたような価格に驚く 十条「J.J.ぽっち」の「豚バラ肉のマヨピザ」 50 20年ぶりの再会 下赤塚「串揚げ れん」の「串揚げ」 著者プロフィール パリッコ(著) 1978年東京生まれ。酒場ライター、漫画家、イラストレーター。 酒好きが高じ、2000年代後半より酒と酒場に関する執筆をはじめる。飲酒ユニット「酒の穴」を結成。著書に『酒場っ子』『ノスタルジーはスーパーマーケットの2階にある』(スタンド・ブックス)、『缶チューハイとベビーカー』(太田出版)、『天国酒場』(柏書房)、『つつまし酒 あのころ、父と食べた「銀将」のラーメン』『酒・つまみ日和』(光文社)、『ごりやく酒 神社で一拝、酒場で一杯』(亜紀書房)、『この世には飲まなきゃいけない酒がある』(新潮文庫)他、共著にスズキナオとの『酒の穴 酒をみつめる対話集』(シカク出版)、『“よむ”お酒』(イースト・プレス)、『ご自由にお持ちくださいを見つけるまで家に帰れない一日』(スタンド・ブックス)、清野とおるとの『赤羽以外の「色んな街」を歩いてみた』(扶桑社)、ルノアール兄弟との『パリッコの都酒伝説ファイル1』(双葉社)などがある。
-
●予約/12月発売 ルルニュイ マスコットチャーム
JPY 550(USD 3.47)
予約商品
2026年12月頃発売予定 画像のうちいずれか1点をお届けします。ランダム商品のため、種類はお選びいただけません。 複数点ご購入の場合、内容が重複する可能性がございます。 お一人さま6点までのご注文とさせていただきます。 転売目的など、当店の判断によりご注文をキャンセルさせていただく場合がございます。 また、お届けの際、外箱に潰れやイタミが生じる場合がございます。あらかじめご了承ください。 ◯ 【「ルルニュイ マスコットチャーム」をご予約いただいたお客さまへ】 本商品は、商品ページおよび事前メールでお知らせの通り【12月頃】の発送予定です。 オンラインストアのシステムの都合上、実際の発送前に自動で「発送通知メール」が送信されますが、12月のお届けまで今しばらくお待ちください。 ※「通知が届いたが商品が届かない」という場合は、今一度メールボックス(迷惑メールフォルダ等を含む)のご確認をお願いいたします。 ◯ やさしくかわいい世界観で多くの人を魅了する人気ライフスタイルブランド「llnuit(ルルニュイ)」の、愛らしいマスコットチャームが新登場。 クリエイター・犬川家子氏が描く、犬や猫、天使たちの「完璧ではないからこそ愛おしい」キャラクターたちが、手のひらサイズのマスコットチャームになりました。 やさしい表情や繊細なタッチ、ルルニュイならではの温かな世界観をそのまま表現しています。 バッグやポーチに付ければ、いつでもそっと寄り添ってくれる、日常に小さな癒しを届けてくれるアイテムです。 全点フロッキー仕様。 LINEUP 全4種 ・hope angel ・inu nui ・llnuit star ・llnuit angel SIZE ・hope angel:約57mm ・inu nui:約50mm ・llnuit star:約50mm ・llnuit angel:約64mm ARTIST llnuit llnuit(るるにゅい)は、イラストレーター犬川家子が手掛けるライフスタイルブランド。シンプルな線で描く、ゆるくてかわいい、どこか切なくさみしいイラストが特徴です。POP UPやオンラインを中心に活動しています。 るるにゅいとは llnuitのキャラクターに名前はありません。ひとりでいるのはさみしくて、みんなといると大きな空に逃げたくなります。それぞれの姿で何気なく、静かによりそいます。 https://www.instagram.com/qmrta/ 版元より
-
考えるこひつじ|中村菜月
JPY 2,200(USD 13.88)
リトルプレス 訳 石川祥伍、小野 光 協力 本と音楽 紙片 印刷・製本 博勝堂 装丁 平林美咲(紙作室そえがき) ぽつぽつと漂流させていたこひつじたちの会話を、あつめて そばにいられるかたちにつくりました この本がとおくとおくへ届くことを願い、英訳をつけてもらいました。日本語で曖昧に語られること、逆を言えば、英語では明確になってしまうこと を、英訳してもなお曖昧さを保つ、ということを大切にしました わたしたちは不確かなままでいいから 手の中におさまる、持ち歩ける ということを大事にしました。いっしょに、それとも、代わりに、ぼろぼろになれますように 著者より
-
納得できる唐揚げのために|
JPY 1,650(USD 10.41)
発行:本のすみか B6変形判(182×120mm) 168ページ 税込1,650円 装丁・組版:谷脇栗太 「人の数だけ、唐揚げの物語がある。」 発行元・本のすみかがおすすめしたい+お世話になっている書き手の方々に参加していただき理想の唐揚げに出会えるヒントのような本を作りました。 書き下ろしのエッセイ・小説・短歌が収録されたアンソロジーです。 もくじ ・「唐揚げ奮闘記2025」/ 佐々木里菜 ・「さよならの日のからあげ」/ 磯村柚依 ・「あの台所、あの唐揚げ。」/ 中前結花 ・「紫陽花と唐揚げ」/ 幸若希穂子 ・「大戸屋・鶏のおろし唐揚げ定食660円 」/ チヒロ(かもめと街) ・「ちき・ちき!」/ 加賀田優子 ・「ささやかでいて、ジューシー 」/ 佐伯いちか ・「時価の誘惑」/ リモ ・「ワニは呼吸している」/ 谷脇栗太 ・「胃袋の輪郭」/ まつさかゆう ・「納得できる唐揚げのために ――あとがきに代えて」/ 小林晴奈 版元より
-
犬のフン袋記録|はやしはるか
JPY 770(USD 4.86)
リトルプレス 仕様:A5/36P/ フルカラー/中綴じ 価格:770円(税込) 発行:初版2026年7月/第二刷 2026年9月 チェコのプラハに1年住んでいた時に、街中に設置されている犬のフン袋が気になり、市内の各区を巡りながら収集した記録。 全15種類のフン袋の写真と、「なぜフン袋を集めることになったのか」を綴ったエッセイを収録したZINE。 リトルプレス
-
それだけ|yoyo
JPY 1,500(USD 9.47)
リトルプレス 文庫判 96ページ 1,500円 発行 2026年9月13日 大きな物事を動かせない自分ができることは、 降りかかってくる理不尽から逃げること。 大きな物事たちの隙間にあるささやかな野花を見つけながら過ごすこと。 しあわせの輪郭を確かめながらも、大きな視点は持ち続けること。 それだけ。 1年に1冊作っている日記本も、4冊目になりました。 今回は、2025年3月から2026年3月までの日記と写真を収録。 主に1歳と5歳の子どもたちと暮らしながら オンライン書店・木かげ図書室を開くまで、 そして開いたあと、考えていたことを書いています。 日記は1日1ページにおさめ、 通しで読むというよりはそばに誰かがいてほしいときに 好きなページをぱっと開けるようなつくりにしています。 版元より
-
ワスレモノ、サガシテマス|川内有緒/絵・コバヤシエツコ
JPY 2,420(USD 15.27)
発行:山小屋ブックス A5変形判 縦205mm 横148mm 上製 価格 2,200 円+税 2,420 円(税込) ISBN978-4-911550-02-1 初版年月日 2026年10月15日 人生の忘れ物を探すように――。 『ロッコク・キッチン』『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』など、数々の話題のノンフィクションやエッセイを世に送り出してきた川内有緒の最新随筆集。 ”若い頃から忘却する力がすごい。 良いことも嫌なことも、感激した本も、好きだった人の顔も、いつの間にかぼんやりして、どこかの黒い穴にすーっと吸い込まれていく。 引っ越しや転職を繰り返し、過去を振り返らない落ち着きのない人生。だからこそ、穴の淵ぎりぎりの記憶の断片を拾い集めていこうと決めた――。” 人生という長い旅路の中で、日々出会う人や出来事。 ほんの一瞬でこぼれ落ちてゆく愛しいカケラ。 忘れそうで忘れたくない記憶を、人生の忘れ物を探すように週に一度書きとめた、季節とともにめぐる54編の随筆集です。 2024年12月から2025年12月まで、共同通信社より全国の新聞(静岡新聞、山形新聞、福井新聞、高知新聞ほか)に配信された1年間の人気連載に、書き下ろしを加えて書籍化しました。 初の著書『バリでメシを食う。』執筆のきっかけとなった、コバヤシエツコ(エツツ)とのパリでの出会いから15年――。 川内の小気味よいエッセイと、エツツが描く少し不思議で温かな絵が響き合う、ファン待望のコラボレーション作品です。 全ページフルカラー、手に取ると特別感のあるカラフルな上製本。 自分へのご褒美はもちろん、大切な人へのギフト・贈り物にも最適の一冊です。ドゥマゴ文学賞受賞後第一作。 目次 冬 部屋の記憶 結婚前夜の記憶 暗号の記憶 声の記憶 寒さの記憶 クリスマスの記憶 キツネの記憶 告白の記憶 算数の記憶 三月の記憶 歌の記憶 優しさの記憶 洋館の記憶 春 風の記憶 その子の記憶 海の記憶 集中力の記憶 波の記憶 死語の記憶 Tシャツの記憶 映像の記憶 タクシーの記憶 前世の記憶 飛行機雲の記憶 梅雨の記憶 夏 十五分間の記憶 夏至の記憶 裸の記憶 インターネットの記憶 恐怖の記憶 旅の記憶 その1 旅の記憶 その2 野菜の記憶 仕事の記憶 上書き保存の記憶 戦後の記憶 非武装地帯の記憶 苦い記憶 間一髪の記憶 秋 家具の記憶 知らない町の記憶 さよならの記憶 その1 さよならの記憶 その2 ジョンの記憶 悪夢の記憶 手紙の記憶 夢占いの記憶 故郷の記憶 厚かましさの記憶 カレーの記憶 会話の記憶 きょてえ記憶 Y字路の記憶 忘れ物の記憶 あとがき(川内有緒) 魚の記憶ーあとがきにかえてー(コバヤシエツコ) 著者プロフィール 川内有緒 (カワウチアリオ) (著) アメリカ、南米、フランス、日本を転々としながら十二年間国際協力分野で働いた後に、フリーランスの物書きに。現在は、東京を拠点にノンフィクション書籍、旅行記、エッセイなどを執筆。初の著書は『パリでメシを食う。』(幻冬舎文庫)で、その執筆のきっかけとなったのがコバヤシエツコとの出会いだった。『バウルを探して 地球の片隅に伝わる秘密の歌』で新田次郎文学賞、『空をゆく巨人』で開高健ノンフィクション賞、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』 でYahoo! ニュース│本屋大賞ノンフィクション本大賞、『ロッコク・キッチン』で第35回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を受賞。ドキュメンタリー映画の共同監督も務める。 コバヤシエツコ (コバヤシエツコ) (絵) 長野県生まれ。通称「エツツ」。2001年に渡仏し、パリの芸術家スクワット「59 Rivoli」を拠点に絵を描き始める。その後、来場者の目にとまりフランス、イギリス、アメリカのギャラリーで個展を開催。作品に登場する不可思議な動物や人物、扉や階段は見るものの記憶や無意識の世界と繋がり、想像力を呼び覚ます。岡山の美咲町芸術祭へ三度招聘され、壁画を制作。東京のgallery and shop 山小屋にて十年間、毎年個展を開く。アーティストのブルーノ・デュモンと様々な小屋作品に住む暮らしの中で制作を続け、25年にわたりパリを拠点に作品を発表している。Instagram @etsutsutsu4649 版元より
-
ルポ 町中華の戦後史|北尾トロ
JPY 1,056(USD 6.66)
発行 筑摩書房 定価 1,056円(10%税込) ISBN 978-4-480-44128-7 Cコード 0195 整理番号 き-21-2 刊行日 2026/10/08 判型 文庫判 ページ数 288頁 解説 稲田俊輔 カバーイラスト 中尾正風 カバーデザイン 中村道高(tetome) 戦後に広まり、高度経済成長とともに隆盛した大衆中華料理店=「町中華」は、店主の高齢化やチェーン店との競争など危機もあるなかで、現在も多くの人々の心を惹きつけている。 そんな町中華の戦前から現在までの激動の歴史を店主への取材や数百軒の訪問で得た知見をもとにたどり、メニュー、出前、のれん分け等も徹底考察する。『夕陽に赤い町中華』を改題・改訂。 *なぜカレー、カツ丼、オムライスがメニューにあるのか? *ラーメン人気の裏には、アメリカ政府の戦略があった!? *つぶれない町中華の秘密は「旨すぎない味」!? *バイクにつける「出前機」が安定して運べる秘密 *流しの歌手、花屋、サラリーマン……店主のさまざまな前職 *餃子と戦争引揚者、出前とバブル経済、化学調味料の発明etc. 版元より
-
僕は馬券よりも人生に賭けたい|渡辺沈没
JPY 1,540(USD 9.72)
リトルプレス ページ数 144 判型 四六判変形並製 定価 ¥1,540(税込) 発売日 2026.9.13 本のそばにはいいことがあり、本のそばにはいい出会いがあった── この世には書かざるを得ない文章がある。この世には出さざるを得ない本がある。書かなければ次の一歩が踏み出せない。新たな人生を迎えられない。 取次、出版社、出版システム会社と本のそばに寄り添って生きてきた著者が、自身のささやかな人生を振り返り、その中の句読点を綴る随筆集。 目次 まえがき 振り返れば、壊れていなかったことがありません。 伊野尾さんに会いたくなった日のこと 困ったもんです。いらんことは優しさでもあるから。 なんで書けなかったのか。 ひとり社員の喜びと悲しみ 俺じゃなくていいじゃん! と思うまでのこと 北陸は時間の流れが違いました。 彼女がくれた20GBのiPod まっとうなことをまっとうに 長めのあとがき まだ終わらない 著者プロフィール 渡辺沈没(著) 1976年埼玉県生まれ。本名・渡辺佑一。2000年出版取次のトーハンに入社し、特販部や地方支店で出版流通の実務に従事。2007年ミシマ社の初の社員として入社し、直取引営業に携わる。2020年に受発注ウェブサービス「一冊!取引所」の運営会社に移籍し、営業・運営・普及を担当。2017年から京都在住。街場の酒場好き。 版元より
-
本をひらく|杉江由次/大森皓太
JPY 1,540(USD 9.72)
発行:本の雑誌社 四六変型判 縦182mm 横112mm 144ページ 定価 1,400 円+税 1,540 円(税込) ISBN978-4-86011-616-3 初版年月日 2026年3月 だれかと語り合いたかった。 真剣に、本気で。 本や本作りや本屋のことを── 本の雑誌社の営業杉江由次と三鷹UNITÉ・京都鴨葱書店の店主大森皓太が交わした往復書簡12通を書籍化。 現在の本と本屋と本作りついて親密でありながら緊張感をもって現場から深く議論する。 はじめに 第1便 「街の本屋になりたいですか」 第2便 何から「独立」しているのか 第3便 いま求められている本とは 第4便 「教養」の変化 第5便 心が晴れる場所 第6便 「良い本」と「売れる本」 第7便 読むや読まざるや 第8便 言葉の苦しみ、言葉の恵み 第9便 文学フリマで何冊売っても満たされない心 第10便 まだ言葉が見つからなくても 第11便 人生をかける 第12便 希望をひらく あとがき 著者プロフィール 杉江由次 (スギエヨシツグ) (著) 1971年埼玉県生まれ。18歳で本と出会い予備校(浪人)をやめ、東京駅の八重洲ブックセンターでアルバイトを始める。22歳でクインテッセンス出版に就職し、26歳のとき本の雑誌社に転職。著書に『「本の雑誌」炎の営業日誌』(無明舎出版)、『サッカーデイズ』(小学館文庫)がある。 大森皓太 (オオモリコウタ) (著) 1995年兵庫県姫路市生まれ。一般財団法人出版文化産業振興財団での勤務を経て、2022年に独立し合同会社ユニテを設立。同年9月に「UNITÉ」(東京都三鷹市)、2024年5月に「鴨葱書店」(京都市南区)を開店。学生時代の苦手な科目は国語。克服しようと本を読み始め、本の世界に長居してしまっている。 版元より
-
たった一人の読者を生きる|荒井裕樹
JPY 1,980(USD 12.49)
発行 柏書房 定価 1,980円(本体 1,800円) 刊行 2026/05/08 ISBN 9784760156597 判型 B6 ページ数 222 もう誰にも動員させられたくない。 この心は私のもの。あなたのもの。 例えば、「世界で自分だけしか読んでいないかもしれない物語」に出会ったとき、「こんなマイナーな作品について書いたり語ったりしても無意味だよな……」と思うか、「自分が書かなければ/語らなければこの作品は存在しなかったことになってしまう」と思うかは、それぞれだと思います。 もし、あなたが後者の側に立つとして、いざ何か書き残そうとしても、そういう些細で、身近で、時に儚い出会いのエピソードは、論文のようなかっちりした形式には馴染まなかったりするものです。だから本書では「エッセイ」、それも「おしゃべり」するような言葉づかいで、少なくない読者がきっと抱いたことがあるであろう「この物語をなかったことにしたくない」というあの感覚に、迫ってみたいと思うのです。 “ここで私が話したいのは、もっと小さくて、些細で、身近で、時には儚いものについてなんです。(中略)世界的なマスターピースよりも、親しい人の打ち明け話のほうが大事になってしまったり、友だちが出したぜんぜん売れない自主制作本のほうにより感動してしまったり、なんてことは、誰にでも、多かれ少なかれ、あると思うんです。/これって、実はすごいことなんじゃないですかね。自分の心だけを打つものがこの世界に瞬間的に誕生しているというか、どうしようもなく自分の心を打つものがどうしようもないくらい自分以外の人に知られてないっていうか、そんな現象が発生しているということなので。/この現象、取り立てて研究なんてされないですけど、けっこう大事なものだと思うんです、人間にとって。/なんというか、人って自分でも気が付かないうちに、たった一人の読者を生きている瞬間があると思うんです。”(「はじめに」) こちらの感情や心を動員するための言葉や映像が氾濫する社会の潮流に、気づかぬうちに吞み込まれてしまわぬように、自分にとって本当に大切な「物語」について語ること、そのための居場所をつくること。そうやって大切な領域を守ることができてはじめて、私たちはきっと、ほかの誰かが大切にする「物語」のことも大切にできるのではないでしょうか。 “自分にとって本当に大事なものって何なんだろうとか、本当に自分の心を打つものって何なんだろうとか、自分はどういう物事に魂を揺さぶられる人間なんだろうとか、そういう自分の領域を大事にして、誰かに、勝手に、いつの間にか心を動員させられないようにすることはできる。そう思うんですよね。/これから少しだけ、私の「たった一人の読者」体験を聞いてください。私の密かな「物語」との思い出話をさせてください。そんな「物語」が居られる場所を作るために、少しだけ力を貸してください。で、もしよかったら、そのあと、あなたの話も聞かせてください。”(「はじめに」) ロングセラー『まとまらない言葉を生きる』を著した「声の小さな文学者」が新たに綴るのは、これまで語られてこなかった「たった一人の読者を生きる」という経験について。小さな「自分」を守ることで、誰かとつながる12の内緒話。 【著者略歴】 荒井裕樹〈あらい・ゆうき〉 1980年東京都生まれ。早稲田大学文学学術院教授。作家、文学者。専門は障害者文化論、日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、二松學舎大学教授を経て、2026年4月より現職。 著書に『隔離の文学──ハンセン病療養所の自己表現史』(書肆アルス、のちに増補新装版)、『障害と文学──「しののめ」から「青い芝の会」へ』(現代書館)、『差別されてる自覚はあるか──横田弘と青い芝の会「行動綱領」』(現代書館、のちに増補新装版)、『生きていく絵――アートが人を〈癒す〉とき』(亜紀書房、のちにちくま文庫)、『障害者差別を問いなおす』(筑摩書房)、『車椅子の横に立つ人──障害から見つめる「生きにくさ」』(青土社)、『まとまらない言葉を生きる』(柏書房)、『凜として灯る』(現代書館)、『障害者ってだれのこと?──「わからない」からはじめよう』(平凡社)、『感情の海を泳ぎ、言葉と出会う』(教育評論社)、『無意味なんかじゃない自分――ハンセン病作家・北條民雄を読む』(講談社)など。 2022年、第15回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。 2025年、第47回サントリー学芸賞(芸術・文学部門)受賞。 版元より
-
の最新のヴァージョン|青松輝
JPY 1,870(USD 11.80)
発行 柏書房 定価 1,870円(本体 1,700円) 刊行 2026/10/15 ISBN 9784760156818 判型 四六判 ページ数 208 誰も僕のことばに共感しないでくれ。 歌人・青松輝=YouTuber・ベテランち、初のエッセイ。 2022年から2026年までに書かれた15篇を収録。 僕はまだなにも変えてはおらず、なにも書いてはいないが、ここからすべてがはじまる。僕はなにをしてもよかった。僕はこれからこの世界で、すべてを手に入れるつもりだ。(「序」より) 目次 序 u もたらされる地獄の複数 僕の最新のヴァージョン YouTuberはみんな躁鬱 ビジュって言うな、今すぐ死ね 感情の最新のヴァージョン もうパターン化された〝エモ〞気持ち悪すぎるんだよ、純喫茶でクリームソーダ、フィルムカメラで街を撮る、薄暗い夜明け、自堕落な生活、アルコール、古着屋、名画座、ミニシアター、硬いプリン、もう全部飽きた 面白くない ソノコエハ ワガトモ H a l o ふたたび戦うための7章 クリエイターなんかみんな死ね Star インターネットの死神が party 4 u 世界の最新のヴァージョン 【著者】 青松輝(あおまつ・あきら) 1998年生まれ。歌集『4』(ナナロク社)。YouTubeでも活動。 版元より
-
ホームシック 生活(2~3人分)|ECD/植本一子
JPY 968(USD 6.11)
発行 筑摩書房 定価 968円(10%税込) ISBN 978-4-480-43472-2 Cコード 0195 整理番号 い-93-1 刊行日 2017/09/06 判型 文庫判 ページ数 208頁 ラッパー・ECDが、写真家・植本一子に出会い、家族をつくるまで。日常が変化していく様をECDの真摯で愛情を深く隠した文章で描く。植本一子の出産前後の初エッセイ「ビギナーズラック」も、二人の文庫版あとがきも魅力!植本一子撮影のカラー写真満載。 版元より
-
私たちはみんな、失敗を知っている
JPY 1,320(USD 8.33)
発行・編集 百万年書房 発売日 2026年08月10日 価格 1200円+税 判型 四六変 ISBN 9784910053752 巷に溢れる〈サクセスの秘訣〉は聞き飽きました。 あなたの失敗談を聞かせてください。 【目次】 離せなかった 白石果林 失敗は幸福のはじまり 小指 いい人だと思われたくてお金を貸しました こだま 夏の日 野口理恵 本をつくってきて失敗をしたことがない 村井光男 私のもとに残った成分 川内有緒 丸い窓の家 北尾マーモット 失踪の練習さえも失敗 花田菜々子 終わりよければすべてよし 末井昭 (版元より)
-
●特典つき 忘れたこと、忘れないままのこと|古賀及子
JPY 1,980(USD 12.49)
特典ペーパーつき 発行:シカク出版 四六判 208ページ 定価 1,800 円+税 1,980 円(税込) ISBN978-4-909004-85-7 初版年月日 2026年4月 どこまでも生活なのに、どことなく物語。 食事、買い物、家族や友人。 誰の周りにもある日常が、独自の観察力とかろやかな飛躍力で物語のように輝きだす。 日記エッセイで注目の作家が、テーマを決めず気ままに紡いだエッセイ集。 巻末に植本一子(写真家)の解説を収録。 目次 このネットスーパーはようすがおかしい 大谷と月 もう死んだ尊敬する友人 VS AI ただ座る、時給250円 まずいものでがんばりたい 海に行くとはどういうことか 私が4000gの赤ん坊を産んだ日、同じ病院で5000gの赤ん坊が産まれた せっかちの曲がり角 買い物かごに人生が映るとき いちいちひとつひとつできるようになる 私をおいて死なないで SAVASと私のあとはこれだけ 吉祥寺が集まって解散した うつろなふろく屋 リステリン トータルケアプラス 個性豊かな面々の不在と私たちのコピー機 ああそれはカラーバス効果っていってね……、じゃなくてさ めちゃくちゃ近所に住んでいる人 冷えという穢れ、祓いのための温熱 家電がいかに人生か あらかじめ存在するものに興奮する セノビー 未来だった2008年、未来ではない2024年 地下の雀荘 モテる友人を持ったわたしのあまりに単純なミス いない50年、いない世界、いないままの兄 解説 植本一子 著者プロフィール 古賀及子 (コガチカコ) (著) 1979 年、東京都生まれ。エッセイスト。ウェブメディアのライター、編集者を経て 2024年より現職。著書に『5秒日記』(ホーム社)、『私は私に私が日記をつけていることを秘密にしている』(晶文社)、『気づいたこと、気づかないままのこと』(シカク出版)、『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)ほか。 (版元より)
-
すくいあげる日|草間柚佳
JPY 1,500(USD 9.47)
リトルプレス 初版第1刷発行:2024年12月8日 装丁:水迫涼汰 印刷:サンライズ ページ数:87 1,500円(税込) 2012年から2024年まで、20歳から32歳の12年間に綴った日記から、129の日記をすくいあげました。 「秋の日」「満月の日」「さえない日」など、時系列ではなく、10の章にまとめています。 -- どんな瞬間にもとどまることができない。 だからいつも慌てて、記号みたいな言葉を書きとめている。 完璧な夕暮れ、さえない日のコーヒー、冬の匂い。 ときどき光の粒みたいな瞬間に出会う。 とどまりたいと願わずにはいられない瞬間。 両手ですくおうとしても、指の隙間からこぼれ落ちてゆく。 そんな瞬間にあとどれだけ出会えるのだろう。 いつかここを去るとき、指の隙間からこぼれ落ちたもので、 わたしたちが歩いた場所がきらきら光っていますように (序文より) 2024年8月20日 さっぱりした気持ちで満月の夜を歩きたいから、急いでシャワーを浴びて、髪を乾かした。タオルケットみたいな着心地のワンピースを頭からすっぽりかぶって、サンダルをつっかけて外へ出る。夜の暑さが少しだけやわらいできた気がする。晩夏だ。炭酸が飲みたくなって、セブンでスプライトの缶を買って、月を見上げながら歩く。こういう時間がいちばん好き、とわたしの声が聞こえる。 (『満月の日』より) 2024年8月23日 さえない日は、ただ生活を営めばいい。ごはんを炊いて、窓を開けて、水回りを掃除して、音楽を流して、コーヒーを淹れる。それだけで少しずつ気分がよくなるのを知っている。 日曜日は休息日なのだから、それくらいがちょうどいい。 (『さえない日』より) 2020年11月8日 記憶が消えてしまえばいいのにとはじめて思った。でもその記憶が、わたしを今日もここにつなぎ止めてくれている。どんな時間も通り過ぎてしまっただけで、本当は失ったわけじゃない。だれも呪わず、世界も呪わず、愛してもらったことだけを覚えていたい。ずっと貰ってばかりで、最後にあげられるのは手を離すことだけだった。 (『眠れない夜』より) <装丁・ブックデザインについて> デザイナーの水迫涼汰さんが担当しました。 表紙と裏表紙に無造作に散らばる光の粒は、夜空に浮かぶ星座のようにも見えます。 各章の扉ページは、半透明の紙に白で印字しています。付属の紺色の背景紙を敷くと、文字がそっと浮かび上がります。 (版元より)
-
ある日 読書と断片|山元伸子
JPY 2,200(USD 13.88)
発行 ヒロイヨミ社 P160 四六変形判 2025年11月 あたらしい本ができました。『ある日 読書と断片』という本です。 日付のある散文集で、拾い読みのための本です。印刷・製本は、リソグラフ印刷のJAMにお願いしました。 自分で書いて自分で作った本が、綴じられた状態でまとまって届くことは、ほとんどおそろしいようなことで、しばらくは、うまく、ねむれませんでした。でも、よかったです。本文紙もいろいろだったり、インクの濃淡もあったりで、ヒロイヨミ社らしい、ゆるくてかるい感じの仕上がりになりました。本が読みたいのに読めない人に読んでもらえたら、いいなあ、と思います。 (版元より)
-
せやかて、あの街は
JPY 2,420(USD 15.27)
発行:三才ブックス B6判 200ページ 定価 2,200 円+税 2,420 円(税込) ISBN978-4-86673-501-6 発売日 2026年6月19日 あの日、あの時、あの場所で―― あの人にしか書けない関西の街 40人の書き手による、関西(大阪府、京都府、兵庫県)の街をテーマにしたアンソロジー形式のエッセイ集。 色褪せない青春の日々、思わず笑いを誘う日常の一コマ、郷愁が淡く息づくいつかの風景といった、街にまつわる私的な記憶を、関西に生まれ育った、あるいは縁のある、ジャンルも世代もさまざまな書き手が、それぞれの視点で書き下ろしています。 目次 ・一穂ミチ『前前前世からわたしは』/大阪府大阪市北区(梅田) ・円城塔『たかじんがな』/大阪府大阪市 ・桂りょうば『豊中市上野東2丁目』/大阪府豊中市上野東 ・加藤進之介『「なんでやねん」と言ってみたら友達ができた。』/大阪府 ・金菱清『不透明な賑わいに揺られて』/大阪府池田市石橋 ・上村裕香『終電は逃したほうがいい』/大阪府大阪市西成区 ・金水敏『地べたからの祭、川面からの祭』/大阪府大阪市北区(天満) ・日下慶太『泥の河ぞい』/大阪府大阪市北区堂島2丁目 ・國友公司『京王プラザのラウンジで聞いた西成の話』/大阪府大阪市西成区 ・江弘毅『岸和田の祭人間』/大阪府岸和田市 ・阪元裕吾『ハブアナイスデイ!』/大阪府大阪市北区(梅田) ・スズキナオ『いつの間にか普通に歩けるようになった街』/大阪府大阪市西成区 ・田辺青蛙『たぬき婆のはなし』/大阪府大阪市天王寺区 ・土屋うさぎ『人見知りよ、大阪に住め』/大阪府池田市石橋 ・豊田道倫『おれの大阪』/大阪府某所 ・仲野徹『中之島ブルース』/大阪府大阪市北区中之島4丁目(旧・北区常安町) ・日高ケータ『〝灰色の町〟の松居くん』/大阪府大東市 ・福島暢啓『大阪の街では「つきだし」が出ない』/大阪府 ・堀部篤史『極楽特急に乗って』/大阪府大阪市北区(天満) ・町田康『忘れられない街』/大阪府岸和田市・大阪市住吉区・浪速区・天王寺区・西成区 ・吉村智樹『寝屋川から出たことがない女』/大阪府寝屋川市 ・大前粟生『京都で覚えていること』/京都府京都市上京区 ・木村衣有子『喫茶ソワレ』/京都府京都市下京区 ・桑原茂一『京都 知らんけど』/京都府京都市左京区 ・酒井洋輔『イノダ三条の久谷さん』/京都府京都市中京区 ・茂山逸平『この辺りの寺でござる』/京都府京都市東山区・下京区 ・田村晴信(171)『琵琶湖ありがとう』/京都府京都市北区/兵庫県神戸市灘区 ・山極壽一『淡いすき間がたくさんある街』/京都府京都市上京区・左京区・中京区 ・山下賢二『京都のテディボーイたち』/京都府京都市下京区 ・内田樹『半分関西人』/兵庫県尼崎市・西宮市・芦屋市 ・宇津呂鹿太郎『妖怪に会える場所』/兵庫県宝塚市(宝塚ファミリーランド) ・宇野碧『一二歳の、ある一日』/兵庫県神戸市東灘区岡本 ・円満字二郎『厄神さんのお祭り』/兵庫県西宮市(門戸厄神) ・大塚啓志郎『100年と1000万円』/兵庫県明石市 ・小林哲朗『ラストフロンティア』/兵庫県尼崎市 ・最相葉月『坂の上の家』/兵庫県神戸市 ・とんず(はるかぜに告ぐ)『澄んだ町、白川』/兵庫県神戸市須磨区白川台 ・長崎周成『パイ山』/兵庫県神戸市中央区(阪急神戸三宮駅前) ・中島さなえ『モヒカン頭と最明寺川』/兵庫県宝塚市 ・松永K三蔵『走る私はあの街』/兵庫県宝塚市北部・三田市 版元より
-
日記という運命|佐々木里菜
JPY 1,870(USD 11.80)
発行 産業編集センター 判型 四六変型判 180mm×128mm ページ数 240ページ 定価 本体1,700円+税 発売日 2026年10月15日 ISBN978-4-86311-513-2 装画:ナガタニサキ ジェーン・スー(コラムニスト/ラジオパーソナリティ)推薦! 信頼できる誰かに「やってみなよ」と言われたらやる、のルールに従って私はここまできた。 私から「やってみなよ」と言われた佐々木さんが、迂闊にやってみてくれたことがとても嬉しい。 大切なのは、この迂闊さと、折れても不貞腐れたりめげたりしない心。 それを教えてくれる日記。 ◯ 日記の書き方は世に溢れている。 「疲れた日は、短い日記を書くだけでも良いですよ」 そうは言っても、私は本当はもっと長い日記を書きたい。 「日記には、なんでも好きなことを書いてみましょう」 そうは言っても、私は自分が好きなことが何かすら分からなくて困っている。 「そうは言っても!」を抱えたすべての人へ。 大反響を呼んだZINE『ロイヤル日記』など、数々の日記本を自主制作してきた 新星・佐々木里菜による、「日記を書くこと」をめぐる26編のエッセイ。 日記をめぐる静かな思索が、日記を書く人にもそうでない人にも 瑞々しく素直な文体でひらかれる一冊! 目次 Ⅰ 時間の密度を測る 何も起きなかった日 書かないことの自由 夜に書いても、朝に書いても 「今日」をどこで区切る? 思い出す速度と思い出せない速度 〝ロイヤル〟という箱の中での時間 すべての時間は同時に存在している コラム 日記の書き方がわからない! Ⅱ 窓の外の大きな回転 星の公転、私の停滞 天気の記憶 移動のトンネルで増幅する あなたの感性はあなただけのもの 100万円の犬 でもこの痛みもいつか必ず少しだけ忘れる コラム デス日記 Ⅲ 書く次元と重力 未来日記 小さなメモ帳 言葉の質量保存 人生にはオチがない? 自分を信じる あなたの記憶はあなただけのもの コラム 日記にタイトルをつけるのは難しい? 日記を書くための7種の神器 Ⅳ 私から離れていく私 日記を本にする 実家のリビングに置きっぱなしの日記帳 人はみんな多面体 「これは日記ではなく小説だね」 日記を人に見せることは承認欲? 冷凍保存でお届け 自分以上の自分にはなれない 著者紹介 佐々木 里菜(Sasaki Rina) 1991年宮城県仙台市生まれ。2019年より商業写真家として活動する傍ら、2020年より日記を中心とした文筆活動を行う。2024年に自主制作・発行したZINE『ロイヤル日記』が話題を呼び、累計1,200部を発行。テレビやラジオなど各種メディアでも紹介される。本書が初の書き下ろし単著。 (版元より)
-
遠くまで旅するような顔だけをする|古賀及子
JPY 1,870(USD 11.80)
発行:産業編集センター 四六判 272ページ 定価 1,700 円+税 1,870 円(税込) ISBN978-4-86311-506-4 初版年月日 2026年9月15日 今もっとも注目を集める書き手の一人、古賀及子による全編書き下ろしの日帰り旅エッセイ。 出不精で散歩下手、旅の経験値も低いと自認する著者が、生まれた地であり今も暮らす東京の定番観光地へ。浅草、上野、東京タワー、汐留、築地、羽田など、近すぎるがゆえに意外と訪れないスポットを歩き、知っているはずの東京から思いがけないおもしろみを拾い集める。古賀及子ならではのまなざしが冴え渡る、旅であり観察であり、日記の延長線上にある東京散策記。 東京土産をめぐるコラムも収録。 目次 浅草――上書きする、新しく記憶して、もっと面白く思い出す 上野――私たちを取り込む、うねって不確かで、すこし夢のようだ 東京駅――まだやれると思うし、これ以上やってどうするとも思う コラム 従来の重ね食いに一石を投じる 東京カンパネラ 江戸東京たてもの園――ほとんど不可能なことを体験する、時間の世界に放り込まれる 汐留――夢かと思う前にまぼろし、楽しみだなあと思うより楽しい夏 コラム おいしいけれど、木といえばたしかに木だ シュガーバターサンドの木 東京タワー――思い出は無い、けれどずっと信じてきた東京タワーにのぼる コラム ただのブッセにとどまらない、ナボナとしか言えないお菓子 ナボナ 隅田川ナイトクルーズ――夜、スマホを強く握りしめ、両国がBMWと津軽三味線と船の 街になった日の話 築地――築地の人たちの、物語的な意味ではない、本当の意味での人生 コラム 写真で見るよりずっと、ずっとかわいい 東京銘菓ひよ子 羽田――遠くまで旅するような顔だけをする コラム 見届けることが食べること 銀のぶどう ふんわりとけるチーズケーキ 昭和記念公園――元気のない昭和記念公園が、むしろ私にありがたい 著者プロフィール 古賀 及子 (コガ チカコ) (著) 1979年東京生まれ。エッセイスト。著書に、『ちょっと踊ったりすぐにかけだす』(素粒社)、『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)、『5秒日記』(ホーム社)、『忘れたこと、忘れないままのこと』(シカク出版)、『暮らしの信じ方』(ダイヤモンド社)など。 (版元より)
-
虚弱に生きる|絶対に終電を逃さない女
JPY 1,760(USD 11.11)
発行:扶桑社 四六判 224ページ 定価 1,600 円+税 1,760 円(税込) ISBN978-4-594-10093-3 発売日 2025年11月5日 病気じゃないけど、体力がない。労働する元気も恋愛する元気もない――。 話題沸騰の著者が「虚弱体質」のリアルをつづる、新世代のサバイバル・エッセイ。 ・21歳で身体にガタがきた ・仕事がないからじゃなくて、体力がないからお金がない ・眼鏡をかけたら不眠症が治った ・世界の中心が膝になった ・そもそも本当に虚弱なのか ・面前DVと場面緘黙症 ・愛よりも健康が欲しい ・生理のない女になりたい ・ずっとスタートラインを目指している ほか 著者プロフィール 絶対に終電を逃さない女 (ゼッタイニシュウデンヲノガサナイオンナ) (著・訳) 1995年生まれ。早稲田大学文学部卒業。大学時代よりライターとして活動し、現在はエッセイを中心にWebメディア、雑誌、映画パンフレットなどに寄稿。雑誌『GINZA』(マガジンハウス)のウェブマガジンに掲載した連載エッセイ「シティガール未満」が話題となり、2023年に柏書房より書籍化。 X(Twitter)@YPFiGtH Instagram @shudengirl (版元より)
-
猫に学ぶ いかに良く生きるか|ジョン・グレイ
JPY 3,300(USD 20.82)
訳者 鈴木晶 発行 みすず書房 判型 四六判 頁数 184頁 定価 3,300円 (本体:3,000円) ISBN 978-4-622-09049-6 Cコード C0010 発行日 2021年11月 1日 「私が猫と遊んでいるとき、私が猫を相手に暇つぶしをしているのか、猫が私を相手に暇つぶしをしているのか、私にはわからない。」これはモンテーニュの言葉。 政治哲学者ジョン・グレイは本書で、何世紀にもわたる哲学や、コレット、ハイスミス、谷崎らの小説を渉猟し、人が猫にどう反応し行動するかを定めてきた複雑で親密なつながりを探究している。 その核心にあるのは猫への感謝の念だ。なぜなら、どんな動物にもまして猫は、人間という孤独な存在にもそなわっている動物本性を感じさせてくれるからである。 「しばしば数億円単位の実験室を持っている自然科学者から見ると、哲学者は自分の脳ミソしか持たない、典型的なプロレタリアである。その貧乏人に猫という小さな道具を与えてやったら、立派な哲学書と人生論が生まれた。人生の重荷を感じている人には、本書を読むことが救いにはならなくても、最低〈気晴らし〉にはなると思う。猫好きにとっては面白い上に感動的でもあり、つい読み切ってしまう。」養老孟司 目次 1 猫と哲学 猫を愛する反哲学者ミシェル・ド・モンテーニュ メイオーの旅 いかにして猫は人間を手なずけたか 2 猫はどうして必死に幸福を追求しないのか 哲学者が幸福について論じるとき パスカルの気晴らし論 ホッジと堕落 3 猫の倫理 道徳というきわめて奇怪な実践 本性に従って生きることについてのスピノザの思索 無私の利己主義 4 人間の愛 vs 猫の愛 サアの勝利 ミングの最大の獲物 いとしのリリー 姿を消したガッティーノ 5 時間、死、そして猫の魂 ムリのさようなら 死の否定としての文明 神としての猫 6 猫と人生の意味 猫の本性、人間の本性 いかに良く生きるかについて、猫がくれる十のヒント 窓ぎわのメイオー 謝辞 註 訳者あとがき 著訳者略歴 ジョン・グレイ John Gray 1948年生まれ。イギリスの政治哲学者。オックスフォード大学で博士号取得後、オックスフォード大学、ハーヴァード大学、イェール大学その他で教鞭をとり、2008年に引退するまでロンドン・スクール・オブ・エコノミクス教授(ヨーロッパ思想)。著書 『グローバリズムという妄想』(日本経済新聞社、1999)、『自由主義の二つの顔:価値多元主義と共生の政治哲学』(ミネルヴァ書房、2006)、『アル・カーイダと西欧:打ち砕かれた「西欧的近代化への野望」』(阪急コミュニケーションズ、2004)、『ユートピア政治の終焉:グローバル・デモクラシーという神話』(岩波書店、2011)、『バーリンの政治哲学入門』(岩波書店、2009)、『わらの犬:地球に君臨する人間』(みすず書房,2009)、『猫に学ぶ:いかに良く生きるか』(みすず書房、2021)他多数。The Guardian, Times Literary Supplementその他の紙誌に定期的に寄稿。
