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ヱクリヲ vol.10
¥1,760
特集Ⅰ 一〇年代ポピュラー文化――「作者」と「キャラクター」のはざまで 特集Ⅱ A24 インディペンデント映画スタジオの最先端 批評誌『ヱクリヲ』第10号。 特集「一〇年代ポピュラー文化」「A24 インディペンデント映画スタジオの最先端」他、堀潤之寄稿。 さやわか×西兼志対談「アイドル〈の/と〉歴史」、付録「コンテンツ-コミュニケーション発展史」収録の特集Ⅰ「一〇年代ポピュラー文化――〈作者〉と〈キャラクター〉のはざまで」。 『ムーンライト』『へレディタリー/継承』『A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー』など話題作を連発する、 現在再注目のインディペンデント映画会社「A24」を日本で初めて本格的に紹介/分析する 特集Ⅱ「A24 インディペンデント映画スタジオの最先端」。 堀潤之によるゴダール最新作『イメージの本』論、批評誌レビューほか掲載。 ★特集Ⅰ「一〇年代ポピュラー文化」 インタラクティブな作品が増えている近年の状況を踏まえ、 作品と鑑賞者の間で起こっているダイナミズムとは具体的にどのようなものなのか、 またその中に置かれ「コンテンツを使役する/に使役される鑑賞者」となったわたしたち自身について考えます。 アイドル/メディア論研究で知られる西兼志と、ポップカルチャー批評のさやわかによる対談【アイドル〈の/と〉歴史】ほか、 一〇年代文化が持つコミュニケーション要素の系譜を総覧した、 【コンテンツ-コミュニケーション発展史 「会いにいける」から「反逆される」まで】他を掲載。 ●さやわか×西 兼志「アイドル〈の/と〉歴史」 ●高井くらら「コンテンツ-コミュニケーション発展史 〈会いにいける〉から〈反逆される〉まで」 ●難波 優輝「バーチャルYouTuberエンゲージメントの美学――配信のシステムとデザイン」 ●楊 駿驍「あなたは今、わたしを操っている。――「選択分岐型」フィクションの新たな展開」 ●得地弘基(劇団・お布団主宰)インタビュー「破壊する倫理と破壊される権利、その表現と葛藤」 ●横山宏介「ユビキタスとデミウルゴス」 ★ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』特別論考 ●堀 潤之「ピクチャレスク・ゴダール――『イメージの本』における「絵本」の論理」 ★特集Ⅱ「A24 インディペンデント映画スタジオの最先端」 『ムーンライト』のアカデミー賞受賞にはじまり、 『レディバード』『へレディタリー/継承』など話題作を連発する 新進気鋭のインディ映画会社である「A24」を日本ではじめて本格的に紹介/分析。 2012年に設立されたばかりの同社の歴史を追う【What is A24?】、 監督など関係者の言葉を紹介する【The Voices for A24】、 作品の魅力を紹介する【A24フィルモグラフィーーポスト・ジャンル映画】、 戦後アメリカ独立映画の歩みを追う【インディペンデント映画史】他、二つの論考を掲載。 ●横山タスク「A24と失われた共同体たちーー部屋と家から見る映画」 ●伊藤元晴「A24と二つのゴースト」 ★etc. ●批評誌レビュー 『アンドレ・バザン研究』第二号[特集]存在論的リアリズム 『LOCUST』vol.01 ●伊藤弘了によるエッセイほか ● ヱクリヲ バックナンバー https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=ヱクリヲ
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ヱクリヲ vol.9
¥1,980
★特集I 写真のメタモルフォーゼ 写真研究の第一人者・清水穣(同志社大学教授)ロングインタビューほか、古典技術からInstagramまで写真性からその多様性を総覧する「写真の『可能態』を思考するためのアルケオロジー」収録。セス・ギディングス(サウサンプトン大学准教授)による「ゲーム内写真」をあつかう先駆的論文「光なきドローイング――ビデオゲームにおける写真のシミュレーション」、「写真論ノート from ボードレール to バッチェン」ほか論考を多数掲載。 ●Interview:清水 穣 メディウム・スペシフィシティの新しい幽霊 ●写真の「可能態」を思考するためのアルケオロジー ●写真論ノート from ボードレール to バッチェン 《Critique》 ●セス・ギディングス/増田 展大 訳:光なきドローイング――ビデオゲームにおける写真のシミュレーション ●大山 顕:自撮りの写真論 ●久保 友香:浮世絵・プリクラ・Instagram――日本の女の子の「盛り」文化と技術 ●楊 駿驍:もう一つの宇宙を夢見る写真――中国における「写真コミュニケーション」について ●水野 勝仁:ジェスチャーとともに写真のフレームを無効化する「写真」――ピンチイン/アウトによる「写真」の拡大縮小 ●松 房子:Googleマップの無人 ●山下 研:無数の「窓」――写真と絵画、あるいはその界面に ●中村 紀彦:映画は静止を求める――「停滞の映画」についての覚書 ★特集Ⅱ アダム・ドライバー――〈受難〉と〈受動〉の俳優 アダムドライバーの魅力を海外各紙の未邦訳インタビューから凝縮して紹介する「エッセンシャルアンドフラグメンツ」収録。 「スター・ウォーズ」シリーズのカイロ・レンや『パターソン』の記憶も新しい、俳優アダムドライバーの魅力を俳優批評の先鋒として多角的に紹介する。 《コラム》 ●アダム・ドライバー――エッセンシャル・アンド・フラグメンツ ●アクトグラフィ 《Critique》 ●伊藤 元晴:弱い男・壊れる塔・小さな幸せ――アダム・ドライバー論 ●横山 タスク:アダム・ドライバーとロバ ●沼本 奈々:午前四時のクラブでジンライムを持ったアダム・ドライバーに会いたい 《Review》 ●批評誌レビュー 『分析美学からアニメ評論へ――フィクションは重なり合う』 『アニメクリティーク 』 『MLJ』 vol.1「特集 - 異文化コミュニケーション」 《Critique》 ●勝田 悠紀:今村夏子とポスト・クリティーク――新たなリアリズムと批評の声を求めて ●高井 くらら:韻(ライム)で書き換えるヴィジョン――『ヒプノシスマイク』における言葉と暴力についての試論 ●太田 充胤:幽体の群れはいかにして踊るか――肉体・幽体二元論 ●『ヱクリヲ8』刊行イベント:「ニコラス・ウィンディング・レフン――拡張するノワール特集」を拡張する 登壇/伊藤 弘了、後藤 護、數藤 友亮、山下 研 (出版社商品ページより) ● ヱクリヲ バックナンバー https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=ヱクリヲ
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ヱクリヲ vol.8
¥1,650
ヱクリヲ vol.8 特集Ⅰ 言葉の技術(techno-logy)としてのSF 特集Ⅱ ニコラス・ウィンディング・レフン――拡張するノワール 特集Ⅰ 【言葉の技術(techno-logy)としてのSF】 〇Interview:円城塔「言葉と小説の果て、あるいは始まりはどこか」 《論考》 〇横山宏介「空白と並行世界」 〇竹永知弘「筒井康隆、この不死の神について 言葉、超能力者、GOD」 〇横山タスク「ラヴクラフト 夢へのアイロニカルな意志」 〇楊駿驍「救済の技術としての言語——ケン・リュウ試論」 《付録》 A to Z SFキーワード集 AI(人工知能)/Back to the Past(やり直し)/Conlang(架空言語)/Design(デザイン)/Eternity(永遠)/Formula(公式)/Game(ゲーム)/Horror(ホラー)/Idol(アイドル)/Japanese Classic(日本古典)/Kanji(漢字)/Law(法)/Media(メディア)/Network(ネットワーク)/Outside(外)/Para-Fiction(パラフィクション)/Q(キュー)/Rocket(ロケット)/SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)/Text(文章)/Urbanism(アーバニズム)/Virtual YouTuber(ヴァーチャル・ユーチューバー)/Writing(書くこと)/XSF(エクストロ・サイエンスフィクション)/Yarn(旅物語)/Zombie(ゾンビ) 特集 Ⅱ 【ニコラス・ウィンディング・レフン――拡張するノワール】 〇Interview:ニコラス・ウィンディング・レフン「レフンへの14の問い」 〇Interview:滝本誠「ノワール・オン・ノワール――レフンの残虐行為展覧会」 《論考》 〇山下研「狂気の球体――レフン的空間と「分身」の臨界点」 〇後藤護「暗黒機械と天使の歌――独身者映画『ドライヴ』の奏でるメタル・マシン・ミュージック」 〇數藤友亮「絶望とサスペンス――ニコラス・ウィンディング・レフンと鈴木清順」 〇伊藤弘了「失われた父を求めて――『オンリー・ゴッド』を精神分析する」 《付録》 ノワールから読み解く、NWRフィルモグラフィ Etc. 〇松房子「黒坂圭太、三つの目」 〇大久保遼「スクリーン・プラクティスの再設計」 〇『ヱクリヲ7』刊行イベント 「いま音楽批評の場所はどこにあるのか」 佐々木敦+佐久間義貴+後藤護+細田成嗣+吉田雅史+大西常雨 プロフィール バックナンバー+編集後記 (出版社商品ページより) ● ヱクリヲ バックナンバー https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=ヱクリヲ
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ヱクリヲ Vol.7
¥1,540
特集:音楽批評のオルタナティヴ&僕たちのジャンプ 【目次】 特集Ⅰ 音楽批評のオルタナティヴ interview:佐々木敦 「音楽批評のジレンマ」 音楽批評の現在(リアル)を捉える――「音楽」批評家チャート 2000-2017 音楽批評のアルシーヴ――オルタナティヴな音楽批評の書評20 【論考ほか】 「鉄(メタル)と鋼(ヘヴィ)、響きと空間」/吉田雅史 「レア・グルーヴ、平岡正明――「ジャズ的」から「ヒップホップ的」へ」/後藤護 「即興音楽の諸相――ジャンル、イデオロギー、美学、方法論、情況論、原理論に向けて」/細田成嗣 「記号の夢、夢の記号――A.I.と未来のポップ・ミュージックをめぐる『非現実』」/大西常雨 来るべき音楽批評を思考するためのライブラリー 特集Ⅱ 僕たちのジャンプ ジャンプ・ディケイド 1968-2017 「僕はただの少年――『ヒーロー』なき時代のヒーロー漫画」/横山宏介 「サイキックなオペレーターたち」/楊駿驍 「ドラゴンボールに見る、少年マンガとカンフー的身体」/横山祐 「ジャンプという共同体――ジャンプコードと『幕張』」/松房子 「1990年代の『ジャンプ系マンガ』と中国商業コミック市場」/謝天 批評 「歪んだ顔写真、または顔認証技術をめぐる試論」/増田展大 「ファウンド・フッテージ・フィルムに回帰するもの」/山下研 ● ヱクリヲ バックナンバー https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=ヱクリヲ