open 12-19|水木定休
4 sat. 出店のため店舗お休み
12 sun. 店内ライブ|yohaku
16 thu. sabakutoumei 出張タトゥー
18 sat. 店内ライブ|坂口光央/元山ツトム
26 sun. 店内ライブ|沼尾翔子/山内弘太
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VACANCES バカンス 1
¥1,200
SOLD OUT
リトルプレス 編集・発行|原航平+上垣内舜介 デザイン|岸田紘之 A5変形(W135mm×H220mm)、本文86ページ 2022年11月20日発行 「心のバカンス」を追い求める独立系カルチャー雑誌。創刊号では編集発行人が好きな人や気になる人に寄稿を依頼し、エッセイから現代川柳、怪談、旅行記、マンガ、小説まで極めて多彩な表現が集まりました。今泉力哉さんによる短編小説や小説家・島口大樹さんのエッセイなど、貴重なテキストも収録しています。 また、定期的にイベントを開催しているミュージシャンの夏目知幸さん×高橋翔さんや、『M-1 2022』3回戦の動画でも話題の忘れる。へのインタビューを実施。巻末では私たちバカンス編集部が、「これぞバカンス」という映画や音楽をレビューしています。 せわしない日々の中で、一度立ち止まって物事を考えられるような「余白」を生む、そのきっかけとして存在する雑誌です。 ■目次 <インタビュー> 夏目知幸×高橋翔|つかずはなれずの距離感で 僕らのまんじがためは続く 忘れる。|伝染していくトランス状態 <寄稿> 島口大樹|僕の生活 [エッセイ] 暮田真名|仮着陸 [現代川柳] 深津さくら|つれかえる [怪談] kiss the gambler|沖縄旅行記 [旅行記] ナカムラミサキ|ハイ・シティ [マンガ] 今泉力哉|グレースケール [小説] <巻末コラム> 原航平|多幸感 起き抜けに 上垣内舜介|電気イルカはポルトヨーロッパの夢を見るか 森美和子|くらげ 僕らのバカンス特集(編集部がレコメンドする、バカンスを描いたカルチャーたち) 表紙イラスト|中山望 -------------------- ■はじめに せわしない心にバカンスを 「なる早でお願いします」。 仕事のメールの中にこの一文が紛れ込んでいるとき、僕はいつも数秒間フリーズし、そのあと何事もなかったかのようにメールを打ち返す。でも、その度に実はひどく気分が落ち込んでいる。急かされている。自分の時間の使い方に、この人は一方的に干渉しようとしてきている。そこに拒絶を覚えるから。でも、そもそも仕事というのはそういうものだ。時間を使ってお金をもらう。それに適応できないと、社会で生きていくことはできない。それは受け入れているのだけど、どんなときでも心に余裕を持って生きたいと望むのは、果たしてわがままなことなのだろうか。 フランスという国には「バカンス」という夢のような文化があるということを、僕はエリック・ロメール監督の『海辺のポーリーヌ』やギヨーム・ブラック監督の『女っ気なし』という映画を観ていく中で知った。みんながみんな、夏になると約1か月間の有給休暇を消化して、リゾート地などへ旅行に出かけるらしい。純粋に羨ましいと思いつつ、一方でそんな長い期間、一体何をして過ごすのだろう。そう思って調べてみると、彼らは観光をしたり海で泳ぎまくったりしているというよりは、「散歩」や「ただ海辺で寝そべる」ことを重要視して自分の時間を大事にしているという。フランス語のvacance(複数形がvacances)にもともと「空白」や「頭を空っぽにする」という意味があるように、そこには、何も特別なことをしないからこそ得られる豊かな時間があるのだろうと、僕は遠い国から勝手に想像している。そういう時間や心のあり方を、僕も日々の生活で大事にしたいと思う。僕にとっての心のバカンスは、休日に朝早く起きて映画館で一本映画を観て、おいしいごはんを食べてから昼下がりはカフェで本を読み、夕方になったら銭湯へ行って子どもを連れたお父さんを眺めながら身体を洗い、夜にはしっぽりお酒を飲む、そんななんてことない生活にこそ宿っている。フランスのバカンスからしたらいろいろやりすぎかもしれないが。 そんなことをぼんやりと考えながら、見切り発車で始めたこのZINE制作。僕たちがいま話を聞いてみたい人に取材をしに行き、心にバカンスをもたらしてくれそうなさまざまな分野の方々に寄稿を依頼しました。この小さな本が、あなたのささやかなバカンスになることを願っています。(原航平)
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Swimmers #1 休職
¥1,650
SOLD OUT
リトルプレス edited by つちやりさ designed by 多田優香 Swimmersは、さまざまなスイマーたちの声に耳を傾けながら、この世界のきもちのいい泳ぎ方を探るマガジンです。 創刊号のテーマは休職。体調を崩して仕事を休んだ友人たちや、学校や部活を休んだ仲間たちにアンケートに答えてもらい、エッセイを寄稿してもらいました。それぞれが休職に至った経緯や、その前後で変化したこと・しなかったこと、「休むこと」の印象などについて聞かせてくれました。参加してくれた9人が、働くこと、休むこと、そして自分自身と向き合った記録が詰まっています。 休むってどんなことだろう?そんなふうに思いを巡らせながら、休みたい人、休めない人、休んでいる人が周りにいる人に読んでもらえるとうれしいです。
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温水日和 2021-22|つちやりさ
¥1,650
SOLD OUT
リトルプレス written by つちやりさ designed by 矢口莉子 会社員時代に体調を崩し、休職を経て退職をし、それからだいぶ回復してきたころに書き始めた日記です。げんきになったいまでは見落としてしまいそうな小さな心の動きを、生きていることをいちいち確かめるかのように、ひとつひとつ記録していた日々。まじめ通信のこと、もぐる会のこと、温水プール開放日のこと…。圧倒的な「世界の余白」だったあの頃のことを、この日記を読んではときどき、恋しく思い出しています。
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XD MAGAZINE VOL.7 ISSUE OF PLAY
¥880
発行 プレイド 2023/7/20 発行 144ページ ISBN-13 : 978-4991203169 1 x 21 x 28.2 cm 今号の特集テーマは「遊ぶ」。「遊ぶ」という言葉は〈好きなことをして楽しい時間を過ごす〉ことや 、〈仕事をしていない状態・暇な状態〉などを指す。そんな体験は、“楽しい・嬉しい”といったポジティブな感情とともに思い出されることも多いだろう。それだけではない。子どもが条件にとらわれずルールを勝手に更新していくように、「遊ぶ」ことは「既存のルールや物事・考え方にひねりを加 え、新しい見方をつくり出す」ことにもつながっていくのではないか。今号はそうした「遊びとルールの関係性」に重きを置きながら、「遊ぶ」行為を掘り下げていく。 2023年5月8日をもって、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが「5類」に移行された。まだ終息には至っていないものの、個人も企業もアフターコロナを見据えて生活や働き方を見直している。これまで制限されたものが解禁され始めている現在、余暇や好きな時間をどう過ごそうか、胸を膨らませている方も多いのではないか。「働くこと」ひいては「生きていくこと」に接続しながら、人生の豊かさにつながるヒントを探っていく。 巻頭インタビュー YOU| “自分らしさ”を楽しむために PART1:定番の“遊ぶ”をひもとく 久保田雅人(わくわくさん)|大人こそ、遊ぶべき! 宇多丸(RHYMESTER)|道を外れると「遊び」が見つかる? 高橋慶太|ゲームはもっと“手前”にある JAKUETS|遊びはどんな未来をつくるのか 加瀬透 × 衣真一郎 × 田巻海|Perspective of Parks 青木淳|公園をつくること 新橋サイファー|ラップだからこそ 平井“ファラオ”光 in サンリオピューロランド|“カワイイ”がもたらす、癒やしのひととき パリッコ&スズキナオ|裏・世田谷線さんぽ PART2:“遊ぶ”を広げる 山下正太郎(コクヨ)|「 遊ぶように働く」の「遊ぶ」とは何か? 菅俊一 × 松永伸司|同じ道では帰らない 山口情報芸術センター [YCAM]|“ハッキング”可能な遊び場 安斎勇樹|コラム│組織を遊ぶ、ルールのデザイン論 金子由里奈 × 伊藤亜紗 × 青柳菜摘|会話のすきまから 松田恵示|遊びの意義とは「面白さ」にあり 遊びにまつわるアンケート|私と“遊び” 連載 THISNTHAT ART|原田裕規 BOOK|黒田杏子、黒田義隆 SPOT|編集部 器用貧乏|玉置周啓 × 長賢太郎|第1回ゲスト:養老孟司 自分を置いて、旅に出る|徳谷柿次郎|Vol. 01「移動の自由を使わないなんて損じゃない?」 はたらく言葉|吉岡乾|第1回「要らぬお世話になっております」 「映画」はある日、突然に。│金子由里奈|第6回ゲスト:イ・ラン(下) 対談連載「拾ってみる」|森岡督行 × 遠藤薫 第6回|往復書簡「港で拾った、建築とスイーツの思想」 冒険の書|植田りょうたろう
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XD MAGAZINE VOL.05 ISSUE OF MISTAKE
¥880
SOLD OUT
発行 プレイド 「私たちが今、選びたい価値」をテーマに創刊したXD MAGAZINE。消費者=顧客目線で日常やカルチャー、ビジネスの諸ジャンルを切り取ることを目標に、"日常の価値を問い直すビジネス・カルチャーマガジン"として、さまざまな動詞を特集テーマとして掲げていきます。 Vol.5の特集テーマは「誤る」。「誤る」ことは受け入れ難いことーー相次いで起こる行政や大企業の不正隠しは、そんな気持ちの最たるものだし、身近な人間関係でもその感は否めない。もちろん、同じ過ちを繰り返すことはよくない。しかし、「誤る」ことを恐れて無難な道をとってみても、どこか平坦な道筋しかイメージできない気がしてくる。それは今の社会の不寛容さを、鏡写しに物語っているのかもしれない。 だからこそ、緊張感とともに自分仕様のものさしを携えてチャレンジを続けていく。そこに「自由」が見えてくるのではないか。ミスや誤ちのなかでの気づきこそ、新たな視点や価値観の転換につながるはずだ。今号はそういった思いのもと、「誤る」ことを考えて肯定するために、様々な方々の思想や価値観を伺っていく。 (目次) 特集 誤る - 巻頭インタビュー|加護亜依 「誤り」とジャッジするのは、誰か - PART1 誤りの境界線 金田一秀穂|ことばの誤りは、“生きている”証しだ 環ROY×角銅真実|音を通してのコミュニケーション 高橋ユキ|コラム1|誤りに多弁な人びと ネルケ無方|風通しをよくしていくために 高橋桐矢|正誤の世界から離れて - Fashion Story|福士リナ|CORRECT ERROR - PART2 誤ったっていいじゃない 東浩紀|人は「誤る」生き物、だからこそ 渡邉康太郎|生物だって誤りから生まれた 荒木優太|コラム2|試行錯誤を、測るために 小国士朗|「誤り」が笑顔になる場のつくり方 立川談慶|あなたも、わたしも、しくじるものです 岩崎う大|小説|過ちのない世界 - PART3|「誤り」と向き合うために パンス|“誤り”のタイムライン 2000-2022 平林都|心より、まずは形でもてなすこと 阿部大樹|コラム3|妄想について 信田さよ子|加害と被害の関係性 鼎談|武田砂鉄×文月悠光×岸田奈美|思いのありかを問い、紡ぐ - Series 日常って何だろう? 日々の装飾は偏愛です|村田倫子 今日なにがあっても伸びる豆苗と必死で生きる僕たちのこと|上坂あゆ美 理解の領域への答え合わせ|片岡メリヤス Mixed Feelings モリテツヤ、深津さくら、苅田梨都子、吉田靖直、絶対に終電を逃さない女、植田りょうたろう 街を撮る 第4回|平松市聖 「映画」はある日、突然に。|金子由里奈 第4回ゲスト:super-KIKI(下) 「専門誌」に聞いてみた。 Vol.06『散歩の達人』 対談連載「拾ってみる」|森岡督行×遠藤薫 第4回|拾いものが、花開く。 だからボク、今日はもう、何もしない。Vol.4|西島大介
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泥縄日記 二〇二一年|杉並ペンギンズ
¥1,650
リトルプレス 2021年1月1日(金)から2021年12月29日(水)まで、一緒に暮らす二人の日記。 同じ日付の日記が二人分並べて収録されています。 ● 十月九日 (土) 仕事。家で焼肉をやろう、肉は買ってくるから、と言っていたけれどPから何も連絡がないので俄に苛立つ。ちゃんと肉は買ってくれていた。帰宅してホットプレートに電源を入れるも、温まらない。今度は明らかにPが苛ついているのが分かる。自分が事前に確認しておかなかった非を詫びる。努めて明るく振る舞う、次にとるべき手段について素早く提案する、の三点行動で喧嘩を回避。高円寺のjumpで買ってきてくれたハラミ、タン、カルビをカセットコンロの上に置いたフライパンで次々焼いて食べた。タンはものすごく分厚くカットされており、どうも焼肉用ではなさそうだったので焼きながらスライス。ウシを食べるのが久しぶりで高揚した。その夜、三時くらいにふと目が覚めると、妙な胸騒ぎと悪心。汗をかいて、横になっているのも落ち着かない。一瞬、救急車?と思うがPに背中をさすってもらって深呼吸していたら落ち着いた。ウシを食べたことが原因だろうか。不安。 _______________ 高円寺へ買い物をする。ひさしぶりに高円寺を歩き、いい街だと思うが、飽きたところがある。別に嫌いになったわけではないのだが、もはや住み続ける強い理由があまりなくなった、というのが正確だろう。寝かせておいた下書きメールを送ることに成功した。やはり、送付に一気にもっていかず、いちど寝かせて、「いまは書く時間」「いまは見直す時間」とわけることが重要なようだ。 ホットプレートは温まらないのであきらめてガスコンロとフライパンでやった。出したときにホットプレートのテストもやっておいてくれよ、ということが喉から出かかったが、この手の反省・反芻はエツに対してこのタイミングで言ってもよいことはないので胸のうちにとどめておく。ハラミがうまいことを知った。タンっぽさもあり、ほのかに臓物っぽさのある、奥深い部位だとおもった。タンは生のそれを切り分ける技術がないので、いったん表面を焼き、それからスライスして食べた。レタスがちょっとだけあったのでちぎって食べたらよかった。米はいらないから、レタスはかならず用意しようとおもった。
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ハダカだから|谷川俊太郎/下田昌克
¥2,420
発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:9784884186142 四六版 上製 80ページ 2023年4月15日発行 詩人・谷川俊太郎と画家・下田昌克によるジャムセッション。雑誌「Coyoye」の巻末連載が一冊に。2人の出会いは2009年の「Coyote」のアラスカ特集でのこと。その後、絵本や、下田の代名詞とも言えるキャンバス生地で作られた恐竜作品に、谷川が詩で応えた作品集『恐竜がいた』など、幾度もコラボレーション作品を生み出し続けた。その年来の知友である2人が、本作では「ハダカ」をテーマに生きることを時に熱く生々しく、時に静謐に表現する。連載時の作品に、書き下ろしを加えた20篇の詩を収録。谷川が紡いだ「性」と「詩」。下田が描いた「生」と「死」。 ただ、ありのままのいのちのかたちをここに。
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●訳者サイン本 アメリカン・マスターピース 準古典篇
¥2,640
SOLD OUT
柴田元幸翻訳叢書 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:9784884186173 2023年7月11日刊行 価格:2,640円 (うち税 240円) アメリカ短篇小説の“名作中の名作”を直球で選んだアンソロジー、待望の第2弾。 【収録作品一覧】 ●シャーウッド・アンダーソン「グロテスクなものたちの書」 ●アーネスト・ヘミングウェイ「インディアン村」 ●ゾラ・ニール・ハーストン「ハーレムの書」 ●イーディス・ウォートン「ローマ熱」 ●ウィリアム・サローヤン「心が高地にある男」 ●デルモア・シュウォーツ「夢の中で責任が始まる」 ●コーネル・ウールリッチ「三時」 ●ウィリアム・フォークナー「納屋を焼く」 ● F・スコット・フィッツジェラルド「失われた十年」 ●ラルフ・エリスン「広場でのパーティ」 ●ユードラ・ウェルティ「何度も歩いた道」 ●ネルソン・オルグレン「分署長は悪い夢を見る」
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MONKEY vol. 30 渾身の訳業
¥1,540
発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:9784884186159 2023年6月15日刊行 価格:1,540円 (うち税 140円) 文芸誌「MONKEY」は2023年に創刊から10周年を迎え、6月15日発売の最新号は節目の第30号となります。 その記念すべき第30号は、「渾身の訳業」と題し、優れた文学を翻訳・紹介し続けてきた柴田元幸が、今あらためて“翻訳”に向き合い、今いちばん訳したい短篇をとことん選び、訳す、「柴田訳の作品のみで構成した翻訳小説特集」です。 また、特集外では、村上春樹の新訳によるトルーマン・カポーティの短篇「最後のドアを閉めろ」を特別掲載。さらに、柴田元幸を聞き手に、村上春樹がトルーマン・カポーティについて語ったロングインタビューも収録します。 表紙は画家・山口晃の描き下ろし作品です。 【CONTENTS】 特集 渾身の訳業 Cover Artwork by Yamaguchi Akira 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 8 ポール・オースター 幻肢 訳―柴田元幸 絵―nakaban 28 アミアス・ノースコート 絵 訳―柴田元幸 絵―出口えり 34 ローラ・ヴァン・デン・バーグ 相続 訳一柴田元幸 絵―辰巳菜穂 52 ルイーズ・アードリック うつろな子供たち 訳ー柴田元幸 絵ーさかたきよこ 57 スティーヴン・ミルハウザー 影劇場 訳―柴田元幸 artwork―柿坪満実子 写真ーただ 68 シーリア・フレムリン 陽のあたる場所 訳―柴田元幸 絵ー見崎彰宏 72 ブレンダ・ペイナード 凧を作る者 訳ー柴田元幸 絵ー冨山太一 90 ジョナサン・スウィフト 箒の柄考 訳ー柴田元幸 絵ータダジュン 92 スチュアート・ダイベック トスカ 訳―柴田元幸 絵ー塩川いづみ 27, 51, 67, 89 アメリカ古典新聞漫画 109 坂口恭平 波止場 116 No Music, No Stories ブレイディみかこ 汚れた手 絵ー長崎訓子 126 百の耳の都市 古川日出男 焼跡のイエス artwork―*高田安規子・政子 写真―ただ 130 このあたりの人たち 川上弘美 山猫 写真―野口里佳 132 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 羽田 138 トルーマン・カポーティ 最後のドアを閉めろ 訳ー村上春樹 154 村上春樹 インタビュー カポーティは僕にとってとても大事な作家 聞き手ー柴田元幸 136 本号の執筆者/次号予告 166 猿の仕事
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MONKEY vol.23 ここにいいものがある。
¥1,320
特集 ここにいいものがある。 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:978-4-88418-5572 2021年2月15日刊行 Artwork by Imai Ulala 価格:1,320円 (うち税 120円) 【CONTENTS】 特集 ここにいいものがある。 岸本佐知子+柴田元幸 短篇競訳 Cover and contents artwork by Imai Ulala 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 14 レイチェル・クシュナー 大きな赤いスーツケースを持った女の子 訳―柴田元幸 絵―nakaban 23 ルイス・ノーダン 訳―岸本佐知子 絵―早瀬とび 34 競訳余話 ❶ 現実8割、幻想2割 39 アン・クイン 足の悪い人にはそれぞれの歩き方がある 訳―柴田元幸 写真―野口里佳 48 デイジー・ジョンソン アホウドリの迷信 訳―岸本佐知子 絵―都築まゆ美 56 競訳余話 ❷ 匂い、手触り、温度 4 新連載 No Music, No Stories Love Is a Losing Game × 3 ブレイディみかこ 絵―長崎訓子 96 イッセー・カバーズ イッセー尾形 エロスを乗せてデコイチ 128 百の耳の都市 古川日出男 堕落論 artwork―*高田安規子・政子 写真―ただ 132 このあたりの人たち 川上弘美 謎の死 写真―野口里佳 134 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 太陽の塔 138 猿の仕事 140 本号の執筆者/次号予告 142 バリー・ユアグロー スノードーム 訳―柴田元幸 絵―出口えり
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MONKEY vol.21 猿もうたえば
¥1,320
特集:猿もうたえば 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:978-4-88418-5374 2020年6月15日刊行 価格:1,320円 (うち税 120円) 文芸誌「MONKEY」21号目は「うた(詩・声・歌)」の特集。アメリカの近現代詩から、ロックやブルースの歌詞、アメリカ・インディアンの口承詩、日本の説話文学までを射程に、言葉にいかに生命が宿るのか、声にする/耳で聞く“うた”としての「詩」に焦点をあてる 【主なコンテンツ】 特集 猿もうたえば アメリカ近現代詩・選(選・訳 柴田元幸) エミリー・ディキンソン/ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ/アレン・ギンズバーグ/ウォルト・ウィットマン/チャールズ・ブコウスキー/スチュアート・ダイベック 【書き下ろし小説】ブレイディみかこ「Everyday is like Sunday, isn’t it?」 ザ・スミスのフロントマン、モリッシーの歌にインスパイアされて生まれた物語。 【評論】グリール・マーカス「消える、忘れる――“最後のやさしいことばブルース”ジーシー・ワイリー」(訳 柴田元幸) 【インタビュー】声の詩人 ジェローム・ローセンバーグ(文 宮尾大輔 写真 若木信吾) 【評論】金関寿夫『アメリカ・インディアンの口承詩』 特別対談①西崎憲+柴田元幸「音のいいバンドは歌詞もいい? ―『全ロック史』をめぐって」 特別対談②伊藤比呂美+柴田元幸「そこから聞こえてくる声 ―語り物、口承詩、翻訳、朗読」 連載 イッセー尾形「暗黙の深海」76枚一挙掲載 古川日出男 / 川上弘美 / 岸本佐知子 【CONTENTS】 特集 猿もうたえば artwork―平松麻 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 8 エミリー・ディキンソン 無題 10 ウィリアム・カーロス・ウィリアムズ 赤い手押し車/実は…… 12 ウォルト・ウィットマン 「ぼく自身のうた」より 14 アレン・ギンズバーグ カリフォルニアのスーパーマーケット 16 ブレイディみかこ Everyday is like Sunday, isn’t it? 絵―駒井哲郎 34 グリール・マーカス 消える、忘れる ジージー・ワイリー「最後の優しいことばブルース」 訳―柴田元幸 60 対談 西崎憲+柴田元幸 音のいいバンドは歌詞もいい? ―『全ロック史』をめぐって 70 チャールズ・ブコウスキー ボブ・ディラン 72 スチュアート・ダイベック ヴィヴァルディ 訳―柴田元幸 絵―三好愛 74 インタビュー ジェローム・ローセンバーグ 声の詩人 文―宮尾大輔 写真―若木信吾 84 金関寿夫 アメリカ・インディアンの口承詩 絵―下田昌克 92 対談 伊藤比呂美+柴田元幸 そこから聞こえてくる声 ―語り物、口承詩、翻訳、朗読 104 イッセー・カバーズ イッセー尾形 暗黒の深海 絵―イッセー尾形 128 百の耳の都市 古川日出男 それから artwork―*高田安規子・政子 写真―ただ 132 このあたりの人たち 川上弘美 無人島 写真―野口里佳 134 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 カノッサ 138 猿の仕事 142 バリー・ユアグロー 鯨 訳―柴田元幸 140 本号の執筆者/次号予告
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MONKEY vol.20 探偵の一ダース
¥1,320
特集:探偵の一ダース 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:978-4-88418-4766 2020年2月15日刊行 価格:1,320円 (うち税 120円) 文芸誌「MONKEY」記念すべき20号目は「探偵小説」大特集!! ここ数年、国内外で「シャーロック・ホームズ」シリーズの度重なる映像化が注目を集める中、今年2020年はアーサー・コナン・ドイル没後90年目を迎えます。そのドイルによる「ホームズ」シリーズより、短篇「青いザクロ石の冒険」(The Adventure of the Blue Carbuncle)を柴田元幸が新訳。さらに柴崎友香、円城塔、片岡義男、西川美和ら豪華作家陣が「探偵」をテーマにした作品を書き下ろし。表紙イラストレーションは和田誠!! 【主なコンテンツ】 特集 探偵の一ダース 11名の豪華作家陣が「探偵」をテーマにした作品で競演!! 柴崎友香 / 円城塔 / バリー・ユアグロー / 片岡義男 / 西川美和 / 山村浩二 / 大竹伸朗 / 新井敏記 / fancomi / コナン・ドイル(柴田訳)/ ライ・クーダー(柴田訳) 対談 柴田元幸+西村義樹 「ホームズ語録」をテーマに、柴田元幸と言語学者・西村義樹が「シャーロック・ホームズ」シリーズの言葉を読み解く。 連載 イッセー尾形「クォーター・シャイロック」70枚一挙掲載 古川日出男 / 川上弘美 / 岸本佐知子 【CONTENTS】 特集 探偵の一ダース 絵―和田誠 2 猿のあいさつ(柴田元幸) 8 大竹伸朗 探偵 11 柴崎友香 帰れない探偵 絵―出口瀬々 21 アーサー・コナン・ドイル 青いザクロ石の冒険 訳―柴田元幸 絵―シドニー・パジェット 38 fancomi 「9.Nov. - 24. Dec. 1989」 40 バリー・ユアグロー 鵞鳥 訳―柴田元幸 絵―内田有美 43 片岡義男 半年だけ妹です 写真―森山大道 51 円城塔 男・右靴・石 絵―辰巳菜穂 61 新井敏記 偽者 絵―nakaban 69 山村浩二 探偵の光と影 80 西川美和 蕎麦屋ケンちゃん失踪事件 絵―出口えり 93 ライ・クーダー みんな仕事の一部 1940年 訳―柴田元幸 絵―サム・メッサー 109 対談 西村義樹+柴田元幸 ホームズの言葉――「もの」が解読可能な世界 絵―きたむらさとし 122 柴田元幸 ホームズ生みの親の父親 127 イッセー・カバーズ イッセー尾形 クォーター・シャイロック 絵―イッセー尾形 154 百の耳の都市 古川日出男 雪国 artwork―田安規子・政子 写真―ただ 158 このあたりの人たち 川上弘美 シモーヌ 写真―野口里佳 160 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 暗がり 164 猿の仕事 166 本号の執筆者/次号予告
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MONKEY vol.17 哲学へ
¥1,540
特集 哲学へ 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:978-4-88418-4230 2019年2月15日刊行 価格:1,540円 (うち税 140円) 【CONTENTS】 Artwork: R.O.ブレックマン 8 谷川俊太郎 それ考 ジークムント・フロイト 16 精神現象の二原則に関する公式 22 神経症および精神病における現実喪失 訳-岸田秀 写真-冨山太一 26 解説 岸田秀 快感原則と現実原則 絵-きたむらさとし 36 岸田秀インタビュー 大事なことはみんなフロイトが言っている 聞き手-柴田元幸 絵-きたむらさとし 写真-ただ 46 工藤直子 で、どうだった?—— てつがくのライオンその後の日々 絵-長新太 58 対談 内田樹+柴田元幸 ないものを、あるかのように 絵-元永彩子 写真-ANdo 66 ブライアン・エヴンソン レイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』 訳-柴田元幸 絵-塩田雅紀 35,135 R.O.ブレックマン 哲学の小径 訳-柴田元幸 136 新連載 イッセー・カバーズ イッセー尾形 荒野の暗殺者 絵-イッセー尾形 154 新連載 百の耳の都市 古川日出男 天人五衰 artworks-高田安規子・政子 写真-ただ 158 このあたりのひとたち 川上弘美 小屋 写真-野口里佳 160 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 世田谷代田 164 猿の仕事 166 本号の執筆者/次号予告 168 対談 ジェイ・ルービン+柴田元幸 The Penguin Book of Japanese Short Storiesをめぐって 172 村上春樹 切腹からメルトダウンまで—— ジェイ・ルービン編 The Penguin Book of Japanese Short Stories 序文 写真-ただ
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MONKEY vol.13 食の一ダース 考える糧
¥1,320
特集 食の一ダース 考える糧 発行 スイッチ・パブリッシング 2017年10月15日刊行 価格:1,320円 (うち税 120円) CONTENTS リオノーラ・キャリントン 恋する男 堀江敏幸 あの辺り 西加奈子 ゼイナブの指 戌井昭人 食いものと人 小山田浩子 緑菓子 ブライアン・エヴンソン どんな死体でも 砂田麻美 溶けてゆく名前 神慶太 糸 村田沙耶香 素晴らしい食卓 ジェームズ・ロバートソン ビッグ・マック/牛乳/カフェの死神 坂口恭平 ロンパの森 竹花いち子 猿からの質問 池田エライザ 東陽片岡 栗原康 小島ケイタニーラブ 滝口悠生 藤原新也 マシュー・シャープ エミリー・ミッチェル ボブ・ディラン ノーベル賞受賞講演 訳=柴田元幸 日本翻訳史 明治篇 後半 講師=柴田元幸 連載 川上弘美 古川日出男 岸本佐知子
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MONKEY Vol.9 短篇小説のつくり方
¥1,320
特集 短篇小説のつくり方 発行 スイッチ・パブリッシング 2016年6月15日刊行 価格:1,320円 (うち税 120円) 柴田元幸責任編集による文芸誌「MONKEY」Vol.9は、短篇小説を特集! 短篇の名手グレイス・ペイリーの作品、エッセイ、インタビューをすべて 村上春樹さんが翻訳。 また、短篇小説というジャンルをめぐる村上さんのインタビューも掲載。 CONTENTS 特集 短篇小説のつくり方 グレイス・ペイリー 訳-村上春樹 写真-川内倫子 短篇 死せる言語で夢を見るもの 短篇 不安 短篇 庭の中で 短篇 この国で、しかし別の言語で、私の叔母は、みんなが薦める男たちと結婚することを拒否する 短篇 これは玩具考案者である私の友人の、ジョージのお話 エッセイ 旅行しているとき インタビュー 喉をクリアにすること ジョーン・リドフによるインタビュー(1981年) 村上春樹インタビュー 短篇小説のつくり方 聞き手 柴田元幸 絵-タダジュン 超短篇 捕虜--マーシャ・リンクスに ムナ・ファドヒル 訳-柴田元幸 黒い羊 イタロ・カルヴィーノ 訳-柴田元幸 浴室と私たちの「海」 神慶太 無限のネズミ大学 メアリー・ルーフル 訳-藤井光 あの、すいません マシュー・シャープ 訳-柴田元幸 ナニャー 田辺青蛙 求めの高い男 ロベルト・ヴァルザー 訳-大宮勘一郎 迷路 ジョイス・キャロル・オーツ 訳-柴田元幸 和解の時 ポール・ベックマン 訳-柴田元幸 32:PM/34:PM/AM:93 アメリア・グレイ 訳-松田青子 模倣者たち J・ロバート・レノン 訳-柴田元幸 プライベート・ツアー バリー・ユアグロー 訳-柴田元幸 靴紐に送る惜別の辞 アイザック・バシェヴィス・シンガー 訳-柴田元幸 猿からの質問 いままで読んだすべての短篇のなかで、一本だけ自分が書いたことにできるとしたら、どれを選びますか? 荒井裕樹/是枝裕和/青木淳悟/円城塔/リン・ディン/エイミー・ベンダー/いしいしんじ 小説がうまれるところ 岸本佐知子 多摩川前半 片岡義男 多摩川後半 変奏と主題 文・絵-きたむらさとし 訳-柴田元幸 詩-チャールズ・シミック 『このあたりの人たち』刊行記念 川上弘美インタビュー 流木で作ったテントは、明日飛んでもいい 聞き手 柴崎友香 写真-川内倫子 このあたりの人たち 川上弘美 目薬 写真―野口里佳 宮澤賢治リミックス 古川日出男 風の又三郎たち 絵―秋山花 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 YRP野比 工藤直子+松本大洋 猫が海へ
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世の人|マリヲ
¥1,870
発行 百万年書房 2023/2/28 224ページ ISBN-13 : 978-4910053363 11.8 x 18.8 x 1.5 cm 「三回目の逮捕の後、もう本当にダメかも知れない、という気持ちと、確実になった刑務所生活を一秒でも短くしたいという気持ちから、ダルクに通所することにした。アルバイトとダルクを両立させていること(社会生活に問題がなく薬物依存を認めその治療にあたっていること)、家族、友人との関係が良好であること(社会的な受け皿があること)が、裁判において有利に働くらしいということをプッシャーの友人に教えてもらったからだった。」(本文より) 引いても押しても地獄ならってとことん逃げて、でもこんなところにたどり着かなくてもいいやんなあ。 暮らしレーベル、第2弾。 「なんでか泣けるな」 「大切なことが書かれ過ぎている」 「彼の文章読むと、ルー・リードが聴きたくなる。ディープだけど、まろやか」 「本当にまいった。口から心が飛び出すかと思った」 「読むたびに心臓がドキドキする」 ーーweb連載時から話題沸騰。大阪淡路在住のラッパー・マリヲによる、這いずり回る日々の記録。
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空想旅行 ブルーノ・ムナーリのデザイン教本
¥1,980
SOLD OUT
阿部雅世 訳 発行 トランスビュー 出版年月日 2018/07/07 ISBN 9784798701653 判型・ページ数 B6変・126ページ 定価 本体1,800円+税 内なる子どもの目をひらき 手を動かして考えるデザインの本 紙にちらばった21個の点を線で結ぶとしたら? 多様なバリエーションによって物事のさまざまなつなげ方、グループ分け、関連づけの方法を無限に発想する力を鍛える。ムナーリの詩的空想に満ちた、美しい見立ての数々に導かれ、視覚表現によるコミュニケーションの基礎を学ぶ演習帳。 これは、ものごとの様々なつなげ方、まとめ方、関係づけの方法を次から次へと発見する遊びです。――ブルーノ・ムナーリ *伝説のデザイン教本 「ブロック・ノート・シリーズ」 ムナーリは、誰にもわかるやさしい言葉と絵を使って、デザインを学ぶための本をたくさん作りました。本書は晩年のムナーリがイタリアのコッライーニ出版の編集室で、新しいデザインの教科書の夢を語りながら、その場で装丁まで仕上げてしまったという伝説の教本BLOCKNOTESseriesの一冊です。内なる子どもの好奇心を全開にしてたくさんの不思議を観察し、空想の力を借りて誰にも見えていなかった真実を発見する。驚きと歓びに満ちたムナーリ流デザインの学び。心ゆくまでご堪能ください。 ―― 訳者 阿部雅世
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すべてあたたかい海|僕のマリ
¥1,200
リトルプレス 装画作品:橋本佳奈「夜の池(chapter-1)」 B6サイズ 印刷・ちょ古っ都製本工房 2023年7月 初版発行 『常識のない喫茶店』『書きたい生活』などの僕のマリさんによる日記ZINE。 2023年1〜3月の日記を収録。 昨年の夏から続く体調不良に悩まされ、心と身体に振り回されながらも、生活と出版に奔走します。バイトを辞め、ギリギリの締め切りを渡り歩き、作って食べるよろこびを感じ、そして少しずつ春へと向かう、いとおしい日々の記録です。 僕のマリ 1992年福岡県生まれ、文筆家。2018年『ばかげた夢』『いかれた慕情』を発表(ともに自費出版)。2021年『常識のない喫茶店』(柏書房)、『まばゆい』(本屋lighthouse)、2023年『書きたい生活』(柏書房)、『いかれた慕情』(百万年書房)が出版されている。 2023年には日記集『清潔な寝床』も自費出版
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よかにふる|青葉犀子
¥1,000
SOLD OUT
●特典 オリジナルモギリ栞付き リトルプレス A6判 文庫本サイズ 96ページ 著者:青葉犀子 saiko aoba 編集・校正:となりか編集室 野嵜理佳子 デザイン・イラスト:宮本巴奈 日々の足跡は少しずつ風がさらって消えていく。 かつて見た光景、心を打ち、雨のように沁み込んだ感情を 詩、散文、日記という型に入れて、一冊の本に紡ぎました。 noteに掲載した散文に大幅に加筆修正したものとは別に、 新たに書き下ろしを加えた第二作品集。
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台湾は、雨がふっていた 台湾ブックフェア記二〇二三・二|松井祐輔
¥880
SOLD OUT
リトルプレス 解説:雅子ユウ 判型:B6判、並製、48頁 本体:800円+税 2023年2月3日から6日までの間、台湾国際書展(台湾国際ブックフェア)によばれて、台湾に行った。そこで見た書店と、すぐにどうでもよくなる生活のこと。あまり役にたたない物事だけが書き残された、記憶の記録。
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代わりに読む人1 創刊号
¥2,200
SOLD OUT
特集:矛盾 発行 代わりに読む人 四六判並製本(一部カラー)224頁 価格 2,000円+税 ISBN978-4-9910743-5-6 C0093 発売日 2023年7月31日 思いもよらない人々や異界との出会いを生み、読む/書く人々の試行錯誤の場となる「公園」を目指して、様々な分野のエッセイ・小説・漫画を収録する文芸雑誌がいよいよ創刊。 特集は「矛盾」。矛盾をいかに抱えていくか、矛盾があるからこそ可能になることは? 小説家、コーヒー店店主、数学者、物理学者、など様々なフィールドの書き手が「矛盾」を描く15のエッセイ・小説を集めました。 創刊準備号に引き続き「この1年に読んだ本」では、ジャンル・新旧を問わず、執筆者・制作者が印象に残った全21冊を紹介。 連載・小特集「これから読む後藤明生」では、漫画家・panpanyaが後藤明生の小説を読んで描く漫画をはじめ、エッセイ2編を収録。 すべてのページに画家・佐貫絢郁の書き下ろし挿画掲載。 1年に1冊ずつ、様々なフィールドから、独自の視点、言葉を持つ人々にエッセイ・小説・漫画を寄稿してもらう文芸雑誌の創刊号です。編者は作家でひとり出版社・代わりに読む人代表の友田とんです。 目次 巻頭言 ようやく創刊する『代わりに読む人』 この1年に読んだ本 2022-2023 ・panpanya/松尾信一郎/わかしょ文庫/小山田浩子/はいたにあゆむ/松尾模糊/今村空車/佐貫絢郁/蛙坂須美/飯村大樹/二見さわや歌/伊藤螺子/伏見瞬/永井太郎/深澤元/コバヤシタケシ/北村さわこ/牧野楠葉/陳詩遠/友田とん 特集 矛盾 友田とん 「矛盾」が考える はいたにあゆむ 環 感 勘 歓 今村空車 芝生の習作 わかしょ文庫 よみがえらせる和歌の響き 実朝試論 松尾模糊 海浜公園建設予定地 蛙坂須美 幽霊は二度死ぬ、あるいはそこにないものがある話 小山田浩子 こたつ 松尾信一郎 水の滴るような積分記号について 永井太郎 健康 陳詩遠 ありえない秩序 二見さわや歌 骨を撒く 牧野楠葉 瑠衣 伏見瞬 「さみしさの神様」を待ちながら 伊藤螺子 鶴丸さんの分身 友田とん 矛盾指南 連載・小特集 これから読む後藤明生② 細馬宏通 蕨、遡る歌 深澤元 後藤明生を売る panpanya 読み方 コバヤシタケシ dessin 2 ミイラ 著者略歴 読者の声
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ニューヨークで考え中 4|近藤聡乃
¥1,210
発行 亜紀書房 A5判変形並製コデックス装/160頁 2023年7月7日 《 窓の向こう、小さな2匹。宝物がまた増えた 》 にぎわいが戻ってきたニューヨークの街。 リフォームされた自宅もいい感じ。 そして、なんとそこには……! 〈まだまだ叶う夢ってあるものね〉私は今日も、ニューヨークで考え中。 近藤 聡乃(こんどう・あきの) 1980年千葉県生まれ。マンガ家、アーティスト。2000年にマンガ家デビュー。アニメーション、ドローイング、エッセイなど多岐に渡る作品を国内外で発表している。コミックス『はこにわ虫』『いつものはなし』(ともに青林工藝舎)、『うさぎのヨシオ』『A子さんの恋人』全7巻(ともにKADOKAWA)、作品集『近藤聡乃作品集』(ナナロク社)、主な個展に2023年「ニューヨークで考え中」(ミヅマアートギャラリー/東京)、2019年「近藤聡乃展 呼ばれたことのない名前」(三菱地所アルティアム/福岡)がある。2008年よりニューヨーク在住。 ◎公式HP:https://akinokondoh.com/jp/
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光であることば|若松英輔
¥1,650
SOLD OUT
発行 小学館 定価 1650円(税込) 発売日 2023.06.28 判型/頁 4-6/176頁 ISBN 9784093891240 困難な時代を生きていくために必要な銘言集 NHK Eテレ「100分de名著」共演の伊集院光さん推薦! 「心が震えたら赤線を引く。真っ赤な本になりました。」 (伊集院さん帯文より) 「人生には、必ず、暗がりのときがある。闇と呼ばざるを得ない状況もあるだろう。そうしたとき『ことば』は、穏やかな、そしてときには烈しい光によって道を照らし出してくれることがある」(あとがきより) 古今東西の名著にふれてきた著者が、困難の時代を生きるための指針を数々の銘言から読み解きます。 「よろこびについて」「希望について」「人生の門」「本当の居場所」「言葉について」ほか24章。柳宗悦、遠藤周作、トルストイ、臨済、リルケ、、鈴木大拙、吉田松陰ほか48人の人生の指針となる言葉を収録しました。 苦難は忍耐を生み、試練によって磨かれた徳を生み、その徳は希望を生み出すことを知っています。この希望はわたしたちを裏切ることはありません(パウロ) 悲しさは共に悲しむ者がある時、ぬくもりを覚える(柳宗悦) 等しさということは愛されるということである。愛の愛するものはつねに等しきものである(マイスター・エックハルト) 挫折することのない人は信用できない。人は宿命として挫折によって「人間」を獲得する(永瀬清子) 巻末には、本書で紹介されている本のリストも収録。 こんな時代だから、いまいちど立ち止まって読みたい一冊です。
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子午線を求めて|堀江敏幸
¥1,925
講談社文芸文庫 発売日 2019年08月10日 価格 定価:1,925円(本体1,750円) ISBN 978-4-06-516839-4 判型 A6 ページ数 304ページ フランスで長らく経度の基準とされてきた、パリ子午線。敬愛する詩人ジャック・レダの文章に導かれて、その痕跡をたどりながら、「私」は街をさまよい歩く。パリの郊外が抱え込む闇を抉り出したセリーヌやロマン・ノワールの書き手たちへの眼差し。断章で鮮やかに綴るエルヴェ・ギベールの肖像……。著者の作家としての原点を映し出す、初期傑作散文集。
