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装画:スケラッコ 装幀:北野亜弓(calamar)
定価:本体1800円+税
四六判並製172ページ
2020年7月30日 第一刷発行
978-4-86528-280-1 C0092
ワールドイズファイン、センキュー膜っぽい空気をゆけば休診日かよ 塔短歌新人賞・笹井宏之賞永井祐賞を受賞した著者による待望の第一歌集。鴨川沿いをiPhone片手に歩く「ぼく」の暮らしは、変わりながら、歌のなかでみずみずしく輝きつづける。
もう一人の自分が勝手に喋りだして「旅に出よう」と誘ってきた。ーー小山田壮平(ミュージシャン)
もしあなたがいま本屋で、本文より先に解説を立ち読みしてしまっているならば、わたしの能書きはきれいに忘れ、とっととレジに行くべきなのだ。ーー斉藤斎藤(歌人)
〈収録歌より〉
だいなしの雨の花見のだいなしな景色のいまも愛なのかなあ
フードコートはほぼ家族連れ、この中の誰かが罪人でもかまわない
夜の居酒屋はじけるような暗算を見せつけられてうれしくなった
父親とラッパの写真 父親は若くなりラッパを吹いている
解き方を忘れ去られたルービックキューブがこの町にいくつある?
きみの書くきみの名前は書き順がすこしちがっている秋の花
(左右社商品ページより)
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