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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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21世紀の楕円幻想論 その日暮らしの哲学|平川克美
¥1,980
SOLD OUT
発行 ミシマ社 定価 1,800 円+税 判型 四六判並製 頁数 264 ページ 発刊 2018年01月29日 ISBN 9784909394026 Cコード 0095 装丁 寄藤文平・吉田考宏(文平銀座) めざすべきは、正円じゃなく、楕円。 もう1つの焦点をいかにしてつくるか? 全財産を失い、右肺の3分の1も失った著者がたどり着いた、新たな贈与論。 人は必ず病み、衰え、老い、死んで土に還る。でも、その可傷性・可死性ゆえに、生きている間だけ人は暖かい。平川君が構築しようとしているのは、壊れやすく、傷つきやすいけれど、それゆえ暖かい「生身の人間の経済学」である。――内田樹氏、推薦! 文無し生活、その日暮らし、タケノコ生活、自転車操業の日々となった。とほほである。 多くの人々は、そんな生活をしたいとは思わないだろう。しかし、やってみるとこれがなかなか時代に適合した生き方のようにも思えてくる。…そのために必要なものは何か。…その答えは本書をお読みいただきたいと思う。――「まえがき」より 『小商いのすすめ』から6年、『「消費」をやめる』から3年を経た、平川哲学の集大成。 著: 平川克美(ヒラカワカツミ) 1950年、東京都生まれ。隣町珈琲店主。声と語りのダウンロードサイト「ラジオデイズ」代表。立教大学客員教授。文筆家。早稲田大学理工学部機械工学科卒業後、翻訳を主業務とするアーバン・トランスレーションを設立。著書に『小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ』『「消費」をやめる 銭湯経済のすすめ』(ともにミシマ社)、『移行期的混乱』(ちくま文庫)、『俺に似たひと』(朝日文庫)、『路地裏の資本主義』(角川SSC新書)、『言葉が鍛えられる場所』(大和書房)、『「移行期的混乱」以後』(晶文社)など多数ある。
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太郎は水になりたかった 全3巻セット|大橋裕之
¥2,456
SOLD OUT
発行 リイド社 判型 B6 ページ数 176ページ、160ページ、224ページ 東村アキコも推薦する青春群像物語。 疲れてるとき、しんどい時、 私はいつも大橋君の漫画を読む。 ーーーー東村アキコ 忘れてた、あの感情がよみがえる。ノスタルジック・イリュージョン。 「母さん。ボクらは今、漠然とした不安の中、たしかに中学2年という季節を過ごしています。」 中学2年の太郎の家にはお母さんがいません。人より少しシャイです。 親友はヤスシ。同じクラスの谷村さんにこっそり想いをよせています。 冴えない学生生活をおくる太郎は、それでも何かデカいことをやってやろうと… いや、やったほうがいいのか?という気持ちで生活をしていますが… 雨上がりの虹のように描かれる、誰にでも平等にあったはずの青春物語。 繊細でリリカル、モラトリアムと妄想が爆発するヤングゼネレーション・コミック。 トーチweb連載時の原稿を大幅加筆&修正。描き下ろし漫画とコラムも特別収録した決定版。
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奈良へ|大山海
¥1,320
発行 リイド社 発売日 2021年06月25日(金) 判型 A5 ページ数 280ページ 定価 1,320円 (税抜本体 1,200円) ISBN 9784845860913 人はかくも業深く、古都はかくも偉大なり。 古都・奈良。 三つの世界遺産を擁する日本を代表する観光地。 売れない漫画家、マイルドヤンキー、パンクス、やる気のない野球部員、冒険のパーティーからそこはかとなくハブられている航海士、街頭で奈良の崩壊を訴える謎の男……名所旧跡で繰り広げられる若者たちの群像劇は、やがて人間の業を深々とえぐり出し、世界の虚を暴き出す衝撃の展開へーー 「トーチweb」連載時から話題騒然! 若き無頼派が到達した〝リアリズム漫画〟の最前線 ーーーーーーーー この「奈良へ」という作品を読んでまず思ったのは、これは途轍もない傑作だ、ということで、私は読後、暫くの間、虚脱していた。(解説:町田康) ーーーーーーーー
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つたなさの方へ|那須耕介
¥2,420
発行 ちいさいミシマ社 価格 2,200 円+税 判型 四六判並製変形 頁数 104 ページ 発刊 2022年08月31日 ISBN 9784909394736 Cコード 0095 装丁 クラフト・エヴィング商會 もう一つの小さなものさしを いつも手元にしのばせておきたい 余計なこと、みにくさ、へり、根拠のない楽観… 法哲学という学問の世界に身を置きながら、「余白」に宿る可能性を希求しつづけた人が、余命のなかで静かな熱とともに残した随筆15篇。 昨夏に惜しまれつつも逝去した著者による、「京都新聞」での約2年間の寄稿をまとめた随筆集。 「何をしているのか、と尋ねられたら、遊んでいるんだとしか答えようがない」 「余計なことへの捨て身のうちこみが、私たちの生活になくてはならない手ごたえと手触りを与えている」――本文より 凛として美しく、しかも洞察に富んだ文章。いつまでも読んでいたくなる。 ――本屋Title・辻山良雄さん 著者情報 著: 那須耕介(ナスコウスケ) 1967年生まれ。京都大学教授。専門は法哲学。おもな著書に『法の支配と遵法責務』『ナッジ!?』(共編著)(以上、勁草書房)、『社会と自分のあいだの難関』『バーリンという名の思想史家がいた』『ある女性の生き方』(以上、SURE)、共訳書に『熟議が壊れるとき』『メタフィジカル・クラブ』など。2021年9月7日逝去。享年53。
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ゆうれい犬と街散歩|中村一般
¥1,210
SOLD OUT
発行 トゥーヴァージンズ 発売日:2022/9/26 著者:中村一般 本体価格:1100円(+税) 仕様:A5/並製/176ページ ISBN:978-4-910352-50-3 心に留まった日常の何気ない風景を温かく緻密な筆致で描き出す中村一般の初連載作が待望のコミック化! 「私」とゆうれい犬の「ハナちゃん」が大好きな街や行ってみたかった場所に気の向くままにおもむく、お散歩ダイアローグ。 単行本だけの描き下ろしを10ページ以上収録!
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ランボー全詩集
¥1,210
発行 河出文庫 鈴木 創士 訳 河出文庫 ● 552ページ ISBN:978-4-309-46326-1 ● Cコード:0198 発売日:2010.02.08 定価1,210円(本体1,100円) 史上、最もラディカルな詩群を残して砂漠へ去り、いまだ燦然と不吉な光を放つアルチュール・ランボーの新訳全詩集。生を賭したランボーの「新しい言語」が鮮烈な日本語でよみがえる。 著者 アルチュール・ランボー (ランボー,A) 鈴木 創士 (スズキ ソウシ) 1954年生まれ。著書に『アントナン・アルトーの帰還』『中島らも烈伝』『魔法使いの弟子』。訳書に『神の裁きと訣別するため』(共訳)『狂人の二つの体制』(共訳)『歓待の書』『ロデーズからの手紙』。
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東京あたふた族|益田ミリ
¥1,760
SOLD OUT
発行 ミシマ社 1,600 円+税 判型 四六判変形並製 頁数 280 ページ 発刊 2022年11月15日 ISBN 9784909394798 Cコード 0095 装丁 大島依提亜 あたふた族は、せわしない。 なにを隠そうわたしもその一員である。 デビュー直前までを描いた「上京物語」、 コロナ前と後の日常(朝日新聞連載「オトナになった女子たちへ」)、 「終電後」「のび太と遊んだ空き地」など味わい深い随筆作品… 3部構成で贈る、長編小説のようなエッセイ集。 大人気エッセイ『しあわせしりとり』から3年半、待望の刊行! *** *** *** わたしには掟があった。「見つけた不動産屋に絶対入る」という恐ろしい掟である。――「部屋探し」 自分を試してみたい気持ち。家族と離れたくない気持ち。行くか行かぬかずいぶん迷った末に出てきた東京だった。――「ひとり暮らし」 そしてわたしは夜を手にいれた。――「新しい自分に」 決戦の日がきた。管理人さん立ち会いのもとおじさんがうちに苦情を言いにくる日である。――「真夜中の事件」 第1章「上京物語」より
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don’t like this|鶴谷香央理
¥836
SOLD OUT
発行 リイド社 発売日 2018年11月08日 判型 A5 ページ数 130ページ 定価 836円 (税抜本体 760円) ISBN 9784845860036 『メタモルフォーゼの縁側』著者が描く、もう一つの<出会い>。 苦手だったこの部屋で、初めて釣った魚を食べた。 少しずつだけど確実に、私の「好き」が増えてきた━━。 吉田めぐみ、職業・イラストレーター。 筋金入りのインドア派、一人は嫌いじゃない。 「アナタの今の家は 釣りをするのに最高の環境では?」 元同僚から届いたメッセージをきっかけに、 知らない場所や人と交わるようになり…。 ちょっとの勇気が出会いを紡ぐ、“おひとりさま”の希望の物語。 著者/鶴谷香央理(つるたにかおり) 1982年生まれ。富山県出身。 コミックNewtypeにて「メタモルフォーゼの縁側」連載中。 ツイッター @tsurutani
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年上のひと|バスティアン・ヴィヴェス
¥1,650
SOLD OUT
発行 リイド社 2019年06月07日 判型 A5 ページ数 216ページ 定価 1,650円 (税抜本体 1,500円) ISBN 9784845860197 アントワーヌ(13歳の少年)とエレーヌ(16歳の少女)の 忘れられない、たった一度きりの夏がはじまるーーー 13歳の少年の眼に映る 姉で、友達で、恋人のような年上のひと・エレーヌ。 7日間というあらかじめ決められた時間の中で交錯する 二人の想いと視線、そして…… 世界中の漫画賞を弱冠34歳にして6つ持つフレンチ・コミックを代表する 若き天才、バスティアン・ヴィヴェス最新邦訳作品。
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フロイトの燃える少年の夢|森泉岳土
¥1,650
発行 河出書房新社 単行本 A5 ● 80ページ ISBN:978-4-309-25685-6 ● Cコード:0079 発売日:2022.10.24 定価1,650円(本体1,500円) フロイトの夢で燃え上がり、ヘッセの夢で故郷を見失い、ウルフの夢で落下し……世界が注目するマンガ家が作家たちの夢をマンガ化するという、誰も見たことのない究極のヴィジュアルがここに。 著者 森泉岳土 (モリイズミ タケヒト) 1975年生まれ。特異な技法で描き世界が注目するマンガ家。『祈りと署名』『カフカの「城」他三篇』『報いは報い、罰は罰』『セリー』『村上春樹の「螢」・オーウェルの「一九八四年」』『アスリープ』他。
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YURIKO TAIJUN HANA 武田百合子『富士日記』の4426日 Vol.1/Vol.2
¥1,650
リトルプレス サイズ / A6(文庫) ①全144P/②全142P 発行元:FUTON & Co. 印刷:イニュニック <プレスリリースより> 武田百合子の名著『富士日記』をとことん精読し、あらんかぎりの知識を駆使して、あらゆる部分に独自の解説を付け加えていく途方も無いエッセイ「ゆりこたいじゅんはな 武田百合子『富士日記』の4426日」を文庫化。毎時更新されるウェブニュースやツイートが読み飛ばされる時代、ひとつの作品にとことん付き合うという行為の豊かさよ! 『富士日記』を知らずとも楽しめる、本を読むことについての本。
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MAKING Issue 01 独白の座標
¥2,640
発行元:Incline LLP 価格:2,400円+税 仕様:四六判変型、中綴じ+スイス装、96ページ ISBN978-4-9910841-4-0 C0074 ¥2400E ーーーーーーーーーー 宛先の定められていないサイトスペシフィックな言葉を起点に作品を眺め直す、考える、映画と街、その周辺。作る過程と物語に接続するカルチャーブック『MAKING』。 プロトタイプ版の刊行を経て本格始動となる今号の特集「独白の座標」では「誰に宛てられているわけでもない言葉」(≒独白/モノローグ)に着目し、今泉力哉、倉田翠、快快(FAIFAI)、関根光才という4組のクリエイターへのロングインタビューを実施。それぞれの作品に関連する街や制作の現場で、気鋭のフォトグラファー・遠藤文香がポートレートを撮り下ろす。 巻末には菅俊一、映画パンフは宇宙だ!(PATU)ほかによる連載コラムや、ミニシアターK2でのイベントを通した「演劇の街・下北沢」の現在を考察するテキストなども掲載。 Contents: ■特集:独白の座標 [インタビュー] 今泉力哉 倉田翠 快快(FAIFAI) 関根光才 Feature Photographer:遠藤文香 ■Column/K2 Archives 筒井武文 菅俊一 映画パンフは宇宙だ!(PATU) 西本千尋 日記屋月日(店長:栗本凌太郎) 山﨑健太 Staff: インタビュー/テキスト:原航平、山﨑健太、広岡ジョーキ、折田侑駿 写真:遠藤文香 企画・編集:後藤知佳(UMISHIBAURA) アートディレクション/デザイン:八木弊二郎 発行人:大高健志(Incline LLP / MOTION GALLERY)
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MAKING Issue 00
¥1,320
SOLD OUT
出版社:Incline LLP A5判変型/4C/56ページ/コデックス製 価格:1,200円+税 ISBN978-4-9910841-1-9 発行人:大高健志 編集:後藤知佳(UMISHIBAURA) アートディレクション・デザイン:八木幣二郎 写真:川谷光平 取材・執筆(MAKING 01/02):小林英治 ーーーーーーーーーー 新規出版社の第1作目。下北沢に2022年1月オープンしたミニシアター「K2」から刊行される雑誌創刊号。コデックス装丁、製本にも工夫を凝らした、見応えも読み応えもある雑誌。 映画/町という二つを軸に、それらの「作られ方」を観察するパブリケーションシリーズ『MAKING』のプロトタイプ版。下北沢に2022年1月オープンしたミニシアター「K2」が、映画館と町がともに育っていく過程の豊かさを共有するメディアを目指し刊行を開始。同館の杮落としのロードショー作品『偶然と想像』(濱口竜介監督)、『鈴木さん』(佐々木想監督)の監督インタビューのほか、個人と都市空間にまつわるエッセイや「作る過程」そのものに焦点を当てたコラムなどを掲載。気鋭の写真家・川谷光平による、下北沢の再開発の空気を捕えた写真とともにお届けする。 [Contents] Introduction+作り始めるにあたってのメモ MAKING 01:インタビュー『偶然と想像』濱口竜介監督 MAKING 02:インタビュー『鈴木さん』佐々木想監督 フォトエッセイ:山本華「あらゆるものはこの街の風景になる」 コラム:菅俊一「つくるための道具をつくる」 FILMS NOW SHOWING ほか
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北京の秋|ボリス・ヴィアン
¥2,970
発行 河出書房新社 野崎 歓 訳 単行本 46変形 ● 368ページ ISBN:978-4-309-20862-6 ● Cコード:0097 発売日:2022.08.23 定価2,970円(本体2,700円) パリを離れ、広大な砂漠の地エグゾポタミーに引き寄せられ、鉄道を敷設する男女たち。自在な想像力と奔放な表現力を炸裂させた世界文学史上に輝くスラップスティックコメディの傑作。 著者 ボリス・ヴィアン 1920年フランス生まれ。作家・詩人・ジャズトランペット奏者。代表作に『うたかたの日々』『心臓抜き』など。アメリカ文化に精通し、ジャズと文学を融合させたような前衛的作品を多数遺した。1959年没。 野崎 歓 (ノザキ カン) 1959年新潟生まれ。フランス文学者・東京大学名誉教授。『異邦の香り ネルヴァル「東方紀行」論』で読売文学賞。訳書に、ウエルベック『素粒子』、ヴィアン『うたかたの日々』、スタンダール『赤と黒』など。
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松江日乗 古本屋差し入れ日記|イノハラカズエ
¥1,650
SOLD OUT
発行 ハーベスト出版 並製本 258ページ サイズ/四六判 978-4-86456-435-9 発刊:2022.9.1 店主の日記につづられた、 松江の小さな古本屋 冬營舎の物語。 『松江日乗 古本屋差し入れ日記』 =・=・=・=・= 島根県松江市にひっそりとたたずむ古本屋「冬營舎」は、 ちっとも本が売れないけれど、毎日のようにお客さんから「差し入れ」が届く不思議な本屋。 個性あふれるお客さんとの交流を綴った店主の日記。 二月十八日(木) 晴れ はす向かいの七福さんが、「一年だね」とケーキをとどけてくださる。 開店の挨拶のときに、開口一番、「場所が悪い」と言われた。それから、あのやぶにらみの目つきで、わざとかと怪訝そうにきかれた。そんな人通りのない路地に長年店をかまえている七福さんは、営業中に店名を染め抜いた暖簾がかかるだけで看板はないが、知る人ぞ知る予約制の懐石料理の店。 冬營舎のある通りはガラエ丁という。その昔、松江城築城の物資を運んだときの音からとも、ダンガラ染からきたともいわれている。南側の末次公園の先は宍道湖で、北はすぐお堀。猫やあなぐまが通りかかり、すずめが集うのどかで静かないい路地。このあたりでは路地とはいわず、小路(しょうじ)という。 アキミさんより卵一パック。 イナダさんより本。 ルリコさんより煮しめ。 マサエさんからはきたがきの手羽焼きとコロッケをいただく。今日は差し入れ日和。 =・=・=・=・= ●著者プロフィール イノハラ カズエ 広島県生まれ。各地を転々としたのち、松江が気に入り住みつく。 2015年より冬營舎店主。 古本冬營舎 島根県松江市西茶町90−8 ブログ http://books-toeisha.jugem.jp
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FANTASTIC WORLD 1・2巻|ひらのりょう
¥6,556
2冊セット 発売 2016年10月20日(木)/2018年09月14日(金) 判型 B5変型 ISBN 9784845844302/9784845851973 全編フルカラー、豪華本装丁 人外の住む地球内部世界をビコと歯ちゃんが大冒険! 『この世界の片隅に』監督・片渕須直も共鳴! “ひらのさんのアートの力は、現実から遠い彼方を目指しながら、決して大地に触れた足を離さない。” ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー なぜ世界は美しいのか、なぜ人は戦うのか、なぜ恋に落ちるのか。 地球内部世界・シャンバラに生まれ育ったビコと歯ちゃん。 二人は世界を知るために旅に出る。 旅先で出会う人外の生物、愛を自覚したロボ、侵略者の人間、 伝説の生物・河童、そして多民族多様性国家を”水”の分配によって 統治を目論む水質管理局とその実質の王・クマーー 侵略戦争、民族紛争、水の利権争いや差別、新興宗教による テロリズムなど、まるでこの地球上の歴史とリンクするような 出来事は、地球の内部でも起こっていた!?
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●サイン本 アイスクリームの皇帝|柴田元幸/きたむらさとし
¥2,090
柴田元幸さん、きたむらさとしさんお二人のサイン本です 発行 河出書房新社 単行本 A5変形 ● 56ページ ISBN:978-4-309-20661-5 ● Cコード:0798 発売日:2014.10.20 定価2,090円(本体1,900円) 世界に数多ある名詩の中から、名翻訳者・柴田元幸が厳選した珠玉の名詩をきたむらさとし氏の絵とともに紹介。旧約聖書の一篇から現代詩まで、時代も国境も超えて心に届く全25篇。 著者 柴田 元幸 (シバタ モトユキ) 1954年東京都生まれ。翻訳家、東京大学名誉教授。P・オースター、S・ミルハウザーをはじめ現代アメリカ小説の翻訳多数。著書に、『生半(半=旧字)可な學者』(講談社エッセイ賞)など。 きたむら さとし (キタムラ サトシ) 1956年東京生まれ。1979年にロンドンに渡り、絵本作家となる。イギリスと日本を行き来しながら英日で絵本を出版。二つの異なる文化圏にまて作品を発表し続ける希有な絵本作家。
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漢詩の手帖 いつかたこぶねになる日|小津夜景
¥1,980
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発行 素粒社 定価 1,980円(税込) 判型 B6判 製本 ハードカバー 頁数 272頁 ISBN 978-4-910413-00-6 デザイン 北野亜弓(calamar) 装画 姫野はやみ 発行日 2020.11.05 2刷 2021.03.25 3刷 2022.02.10 フランス・ニース在住の俳人、小津夜景さんがつづる漢詩のある日々の暮らしーー 杜甫や李賀、白居易といった古典はもちろんのこと、新井白石のそばの詩や夏目漱石の菜の花の詩、幸徳秋水の獄中詩といった日本の漢詩人たち、また中国近代の詩人である王国維や徐志摩の作品を清新な翻訳と極上のエッセイでひもとく。 巻末には本書に登場する漢詩人の略歴付。 推薦文 この人、何者? 極上のエッセーで、文体が弾み、とんでもなく博識で、どうやらフランス暮らし。俳句を作る人らしい。一回ごとに漢詩の引用があるが、その漢詩はいつも角を曲がったところに立っている。しなやかな和訳と読解が続く。 世の中は驚きに満ちている、と改めて思った。 ーー池澤夏樹 エッセイと漢詩。 一瞬の情景を保存したふたつの文章が、もとからひとつのものであったかのように縫い合わされていく。 ひとのこころは、時と場所を越えてもなお、こんなにもみずみずしく通じ合う。 ーー伊沢拓司(QuizKnock) 目次 はじめに いつかたこぶねになる日 それが海であるというだけで 釣りと同じようにすばらしいこと 虹をたずねる舟 翻訳とクラブアップル とりのすくものす タヌキのごちそう おのれの分身と連れ添う鳥 あなたとあそぶゆめをみた 空気草履と蕎麦 屛風絵を旅する男 はだかであること 愛すべき白たち はじめに傷があった 隠棲から遠く離れて スープの味わい イヴのできごと 海辺の雲と向かいあって 生まれかけの意味の中で 砂糖と試験管 紙ヒコーキの乗り方 春夜の一服 ベランダ暮らしの庭 文字の消え去るところ 鏡とまぐわう瞳 無題のコラージュ ひょうたんのうつわを借りて 貝塚のガラクタたち ファッションと柳 旅行の約束 わたしの祖国 おわりに 本書に登場するおもな詩人たち 漢詩出典 初出 著者プロフィール 小津 夜景(おづ やけい) 1973 年北海道生まれ。俳人。2013 年「出アバラヤ記」で攝津幸彦賞準賞。2017 年『フラワーズ・カンフー』(2016 年、ふらんす堂)で田中裕明賞。2018 年『カモメの日の読書 漢詩と暮らす』(東京四季出版)。
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なしのたわむれ 古典と古楽をめぐる手紙|小津夜景/須藤岳史
¥1,980
SOLD OUT
発行 素粒社 定価 1,980円(税込) 判型 四六判 製本 ソフトカバー 頁数 232頁 ISBN 978-4-910413-05-1 装丁 重実生哉 発行日 2022.03.23 古典と古楽は、いつだって新しい―― フランス・ニース在住の俳人と、オランダ・ハーグ在住の古楽器奏者による、言葉と音への親愛と懐疑に満ちた 24 の往復書簡。文芸と音楽、地中海と北海、断片と物語との、あざやかな響きあい。 人気ウェブ連載を書籍化。 本文より 音は振動です。振動は離れているもの同士を結びつけます。例えば二人の人が少しだけピッチの異なる同じ音を何秒か一緒に発声すると、音は自然にひとつのピッチに落ち着きます。逆に、異なるピッチのままで発声を保持するのはとても難しいことです。音は互いに引き寄せられ、溶け合うことを求めます。 対して言葉は距離を生みます。言葉は切ること、つまり意味分節の働きにその機能を負っています。そこで言葉が獲得するのはロゴスです。そしてロゴスは形式を生み出し、普遍への無限の羽ばたきを獲得します。言葉の持つ切り離す力は、思考を、そしてその人自身を辺境へと誘います。これは結びつける力、いわば抱擁とは逆に、人を心の旅へと突き動かす力です。言葉はいくつもの角を曲がり、山を越え、岬を通って海を越え、遥か遠い地平へと私たちを運びます。 (「第 4 信 辺境への誘惑」須藤岳史より) 古典に描かれた世界は、しばしば現代人からすると奇異で非日常的に感じられますが、古典とは読んで理解するよりもまず浸るものであり、溺れるものであり、追いかけても追いかけても作品に手が届かないといった距離の感覚に圧倒されるものです。作品はいつもこちらに背中を向けています。ふとした一節に「これを書いた作者はもういないんだ!」と絶句する夜も。「ひょっとしてこの作者も、さらに昔の作品の背中を追いかけていたのかしら?」と想像する朝も。いまはその背中をわたしが追いかける番らしい。わたしは駆け出す。戻らない過去へ。すると近づく。戻れない未来に。そのとき聞こえる、現在という一枚の紙が引き裂かれる音。古人とわたしがいつかめぐりあう、時のふりだしにもどる場所、それは死です。 (「第 24 信 ふりだしにもどる」小津夜景より) 目次 はじめに Ⅰ 第 1 信 きらめくらくがき 第 2 信 耳は意味を探してしまう 第 3 信 なしのたわむれ 第 4 信 辺境への誘惑 第 5 信 ことばはこばと 第 6 信 音のこどもたち 第 7 信 ありやあらずと 第 8 信 詩と道と 第 9 信 存在の青い灰 第 10 信 片隅と世界と 第 11 信 ゆめにめざめる 第 12 信 この地上で Ⅱ 第 13 信 日曜日の午後の軽い手紙 第 14 信 文と不死 第 15 信 うちのそと 第 16 信 ふわふわふうみ 第 17 信 未来を読むこと 第 18 信 ものがたりのはじまり 第 19 信 隠された接続詞 第 20 信 みえないたくらみ 第 21 信 間の呼吸 第 22 信 わたしのあだしの 第 23 信 限りない広がりと空白 第 24 信 ふりだしにもどる おわりに おもな引用・参考文献 著者プロフィール 小津 夜景(おづ やけい) 1973 年北海道生まれ。俳人。2013 年、連作「出アバラヤ記」で攝津幸彦賞準賞、2017 年、句集『フラワーズ・カンフー』で田中裕明賞受賞。漢詩の翻訳を添えたエッセイ集に『カモメの日の読書』『いつかたこぶねになる日』がある。ブログ「小津夜景日記」 須藤 岳史(すどう たけし) 1977 年茨城県生まれ。ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。演奏活動の傍ら「望星」「三田文学」「現代詩手帖」「図書」 等に書評や随筆を執筆。共著に『未明 02』『原民喜童話集』等がある。 CD:The Spirit of Gambo “The Silver Swan”(STOCKFISCH‐RECORDS)、Le Jardin Secret “Airs Sérieux”(Fuga Libera)等。
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成分表|上田信治
¥1,760
発行 素粒社 B6判(縦182mm・横128mm・厚さ18mm・重さ 248g) 224ページ 並製カバー装 ISBN978-4-910413-04-4 有名漫画『あたしンち』の共作者にして俳人、漫画家のオットでもある著者による、初のエッセイ本。 漫画のネタを考え、俳句を書き・読みつづけてきた日々の暮らしから抽出された、この世界の「成分」。 いくつものディテールをみつめる、愉快な日常と思索の数々―― こんな書き手が、まだいたんだ。 ◉ 保坂和志さん推薦―― 小さい物を見ているときも、足元にある物を見ているときも、 上田さんの心はつねに高い空やそのまた先にある天体を仰ぎ見ている。 愛や勇気や生きるモラルが、この本を貫いている。 (帯文より)
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光聴|岡田一実
¥2,200
発行 素粒社 B6変型判(縦175mm・横110mm・厚さ15mm・重さ 178g ) 168ページ 並製カバー装 ISBN978-4-910413-02-0 装丁:北野亜弓(calamar) 第11回小野市詩歌文学賞受賞の前句集『記憶における沼とその他の在処』より、約3年ぶりの著者新句集。 ◉ この作者は、目に映り、耳に聞えるものを、ふつうの感受のしかた以上に克明かつ分析的に捉え、それをやや理屈っぽくも見える、解像度の高い言葉遣いで再構成する。だが、決して「言葉だけで遊んだ俳句」ではない。 生身で受け止めた世界の手応えを、徒労すれすれの誠実さと、いくぶんかの不器用さと生硬さをもって一句に仕上げる。その句はしばしば、今まで見たことがなかったような物事の相貌を見せてくれる。 --岸本尚毅(本書帯文より) ◉ 疎に椿咲かせて暗き木なりけり 空に日の移るを怖れ石鹼玉 闇を瞠るや冷房の幻聴に 可笑しいと思ふそれから初笑 菊吸や茎に微塵のひかり入れ 人と舟秋解纜にひとつ影 返り花川は巌の段に急 仮初に涼しと詠みて徐々に情 鵯の山雨をこゑに私す
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レモン石鹼泡立てる|東直子
¥1,980
発行 共和国 2022/10/31 ISBN: 978-4-907986-60-5 ¥ 1,800(税別) 256p 本のなかの世界は、永遠だ。――多忙な日々のかたわらにある本、大好きな作家や歌人たち、そして旅の思い出。なつかしい風景がよみがえる、待望の書評&エッセイ集。 目次 1 今、そばに居るひと 一人きりではないときの 佐助に導かれて──谷崎潤一郎『春琴抄』 「すきま」に生きる永遠の女の子──江國香織『すきまのおともだちたち』 阿寒のカンテラ 「優雅」は、こんなにもつつましやかに存在するのだ──山田詠美『無銭優雅』 ロマンティックのマナー 愛の言葉の記憶──内田百閒『恋文』 夜を生きる恋──岡崎祥久『首鳴り姫』 丁寧に感じ、丁寧に生きること──野中柊『きみの歌が聞きたい』 チャームポイントのマナー 恋愛の怖さと甘さ──ダン・ローズ『コンスエラ 七つの愛の狂気』 2 小さな光をあつめるように 先に生まれてはきたけれど 玄関先のマナー こころに描く「幻」の効力 薬品の匂い漂うなかで──星新一 命の輝き──岡本かの子『家霊』 絵を習う 昨日、花を買った その場のその場、その言葉たち──三崎いしいしんじ祭 食材のマナー ものすごく悲しくて、きれいな光──川上弘美『パレード』 あたたかい謎──堀江敏幸『めぐらし屋』 3 切なさの先にあるもの 夜明けのマナー 「なんでもなさ」の残酷さ──江國香織『赤い長靴』 見えないところのそこが 冬の動物園にて動物を想う ひとしずくの闖入者がもたらすもの──野中ともよ『ぴしゃんちゃん』 白いいどころ 都市の底の幼虫の眠り──栗田有起『オテル モル』 ふる時ふる星 与謝野晶子を演じる者としての与謝野晶子 4 とまどいながら生きていく 生きていくための呪文 あの日の歌 「かわいそう」の神髄に迫る──綿矢りさ『かわいそうだね?』 ひとことのマナー 特別な興奮──八月の青い空 官能の内実──井上荒野『雉猫心中』 沈黙のマナー 産みどころ 神秘と理知──萩原規子『これは王国のかぎ』『樹上のゆりかご』 人間関係のマナー 「まことの心」に通じる言葉──田辺聖子作品について 地表の歴史 あとがき 著者略歴 東 直子【著】 1963年、広島県生まれ。歌人、作家。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』『十階』などがある。 1996年、「草かんむりの訪問者」で第7回歌壇賞受賞。2006年に初の小説『長崎くんの指』を出版し、『とりつくしま』『さようなら窓』『薬屋のタバサ』『晴れ女の耳』『階段にパレット』などの小説作品がある。2016年には『いとの森の家』で第三一回坪田譲治文学賞を受賞。 エッセイ集『愛のうた』、『一緒に生きる』、歌書『短歌の詰め合わせ』、『短歌の時間』、穂村弘との共著『短歌遠足帖』、絵本『あめ ぽぽぽ』(絵・木内達朗)、『わたしのマントはぼうしつき』(絵・町田尚子)など著書多数。
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パラレル百景|笹公人/北村みなみ
¥1,980
発行:トゥーヴァージンズ A5判 縦210mm 横148mm 厚さ12mm 144ページ 定価 1,800円+税 ISBN978-4-910352-18-3 発売日 2022年3月15日 歌人 笹 公人と、イラストレーター・アニメーション作家の北村みなみがコラボレーションした人気のTwitter連載が待望の書籍化。巻末には短歌をテーマにした描き下ろしオリジナル漫画3作品を特別収録。 著者 笹公人 (ササキミヒト) 歌人。東京都生まれ。「未来」選者。「牧水・短歌甲子園」審査員。大正大学客員准教授。2022年度「NHK短歌」選者。主な歌集に、NHK Eテレにて連続ドラマ化された『念力家族』(朝日文庫)、『念力図鑑』(幻冬舎)、『抒情の奇妙な冒険』(早川書房)。他に『念力レストラン』(春陽堂書店)、絵本『ヘンなあさ』(岩崎書店)、和田誠との共著『連句遊戯』(白水社)など刊行書籍多数。 北村みなみ (キタムラミナミ) (イラスト) アニメーション作家・イラストレーター。愛知県生まれ。静岡県育ち。書籍、雑誌の装画や挿絵、アニメーションMVなど多数制作。主な著作に、作品集『宇宙(ユニヴァース)』(グラフィック社)、雑誌『WIRED』での漫画連載をまとめた単行本『グッバイ・ハロー・ワールド』(rn press)がある。
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波の地図|原田佳夏
¥1,650
発行 雷鳥社 イラスト なかひら まい 価格 ¥1650(本体¥1500+税) 仕様 新書サイズ/上製/320ページ/4C ISBN 978-4-8441-3781-8 「波」は、海の波だけではない! ? 数々の文様に描かれたり、「波乱万丈」「人波にもまれる」といった慣用表現に使われたり、 「電波」「音波」など物理の世界は「波」だらけだったりする。 本書は「文化としての波」をテーマに、知っているようで知らなかった波の森羅万象を楽しむ本。 数多くの文献資料をもとにした文章と楽しいイラストで構成。肩の凝らないアート本としても楽しめます。