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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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llnuit 2023 カレンダー
¥1,210
SOLD OUT
犬川家子(llnuit)さんのカレンダーが今年も入荷しました 2023.1-12月/日曜始まり/A5サイズ
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TORA TORA TORA TORA|寺田燿児
¥2,200
SOLD OUT
発行 東南西北kiken A5判/140ページ 寺田燿児の第二作目となる漫画ZINE。 あらすじ 舞台は少子化が進んだ近未来。最新科学は人工知能を動物に移植する手術に成功した。主人公の少年ヤンは科学者である祖母マリから鍵しっぽの猫TORAを譲り受けるも、長期化する戦争と動物徴兵のため悲しい別れを余儀なくされる。時を経て青年となり、国防総省で兵器デザインの仕事に就きながら未だTORAの行方を心配するヤンは、同僚の報せによりTORAが脱走していたことを知る。技術者としての軍事への加担と、無謀で破滅的な計画に対する疑念を抱きながら、動物解放運動を行う活動家ウー・ジョンと出会い、秘密の呪文の記憶を辿って祖母の家に向かう。 寺田燿児 広島県生まれ。yoji&his ghost bandの名でCD『My Labyrinth』(’14)『ANGRY KID 2116』(’16)を発表。角銅真実のサポート、折坂悠太(合奏)メンバーとしてFUJIROCK FES’18などに出演。’19 に中編漫画『DARK CONTINENT』を東南西北kikenよりリリース。街の中華を巡る「中華満腹見聞録」、オ ンラインストア「空論雑貨店」を運営。’22に2作目となる長編漫画『TORA TORA TORA TORA』を発表す る。鼻のほくろがかわいい愛猫・朔太郎と古いビル暮らし、趣味は街の中華屋巡りと人間観察、特技は餅つき
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binder kiken gaiden 1 Dark Continent|寺田燿児
¥1,320
発行 東南西北kiken 本体価格1200円 四六判並製・94頁 2019年7月刊行 洋服のお直しkikenの出版レーベル東南西北kikenより2019年7月リリース! 寺田燿児(yoji & his ghost band) さん https://yojiandghosts.tumblr.com によるzine(漫画)です。 [プロフィール] 寺田燿児 広島生まれ。yoji & his ghost band の名で音楽CD『My Labyrinth』(2014)『ANGRY KID 2116』(2016) を発表。https://yojiandghosts.tumblr.com/
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binder kiken 1 Ayami Konishi|小西彩水
¥1,870
発行 東南西北kiken 本体価格1700円 四六判上製・146頁 2019年3月刊行 洋服のお直しkikenから、レーベル「東南西北kiken」が誕生しました。東南西北kikenの発行するbinder kiken 1 第一弾は、小西彩水さん(https://www.instagram.com/konishiaym/)のzine(漫画)です。 [プロフィール] 小西彩水 日曜漫画家 平成3年6月3日3636g兵庫県生まれ。学校を卒業後関西を中心に展覧会を開催。イラストレーター業を経て2019年日曜漫画家に転向する。
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binder kiken 2 Sora Mizusawa ちゃっくん|水沢そら
¥2,640
SOLD OUT
本体価格2400円 四六判上製・120頁 カラー24頁 2022年8月刊行 イラストレーター・水沢そら初の漫画作品。昨年、天国へおさんぽに出かけた愛猫・チャビーと作者との、さりげない日常と思い出。兎にも角にも可愛いチャビーの豊かな表情が沢山描かれた作品集です。 [プロフィール] 水沢そら 北海道函館市出身、東京都在住。バンタンデザイン研究所卒業後、MJイラストレーションズにて学ぶ。主に書籍装画や挿絵、絵本、広告などの分野で活動中。
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なnD 9
¥880
SOLD OUT
リトルプレス 編集:森田真規(なんとなく、クリティック)、戸塚泰雄(nu)、小林英治(DU) 96頁 文庫サイズ 2022年10月発行 木村彩子/後藤知佳/柴原聡子/ワダヨシ/森田真規/西尾孔志/迫川尚子/三品輝起/渡部 幻/西村 満/粉川哲夫/田中元樹/千葉美穂/折田侑駿/キデンセン/近代ナリコ/寺岡裕治/河内 卓 /モノ・ホーミー/竹田和也/桜井雄一郎/七里 圭/近藤恵介/伊藤 豊/小林英治/天野龍太郎/グラスパーゆきこ/矢本理子/三宅 唱/Tengyo Kura/おくやまゆか/檀上 遼/太田光海/山本浩貴/原 航平/田アミ/森山裕之/やべさや/Eunice Luk/冨井大裕
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nu vol.3
¥1,680
リトルプレス 336p 1680円(税込) ■ロング対談 菊地成孔+宇川直宏(52p) 三田格+大谷能生(56p) 細馬宏通+八谷和彦(25p) ■往復書簡+対談 工藤冬里(マヘル・シャラル・ハシュ・バズ)+宇波拓(ホース)(26p) ■ブログ1年分の記録 佐々木敦/atsushi sasaki @faderbyheadz.com ~How It Is(64p) 吉田アミ/日日ノ日キ(64p) ■コラム・リビュー・レポート 根本敬/これでいいのだ 茂木健一郎/「理神」の便り 平岡正明/座頭市スピークス、菊地成孔の巻 田中元樹/グラフィティ観察記 森山裕之/神保町 雨宮まみ/小さな場所から(伊藤剛×東浩紀/大谷能生×ばるぼら/仲俣暁生×佐々木敦) 五所純子/ホルモンから考えない(写真:神宮巨樹) 牧野琢磨/かぎ爪(銅版画:松本里美) 前田和彦/ひとりの高円寺(イラスト:大橋裕之) 船橋英雄/ライト・ライト[小説] 児玉雄大/元気な斉藤さん 朝倉祐二/かりぎゅら坂の山猫 沖島勲/自慢じゃないけど……映画音楽・雑感 服部玲治/西麻布にて&自由が丘にて(イラスト:泉智也) スギタモエル/景色より遠く 中村としまる/八兆劇場 灰野敬二/65,6年のボブ・ディラン
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nu vol.2
¥1,000
リトルプレス 2006年6月25日発行 166p 1000円(税込) ・佐々木敦×宇川直宏 ・大谷能生×磯部涼 ・岸野雄一×細馬宏通 ・対談当日のブログ(計101本)&ニュース ・ビバ彦「モーニング娘。is Dead or Aliveモーヲタnot Dead」 ・平岡正明「俺はちょっとセンチになったぞ」 ・野中モモ「ワッツ・タワーズとかえる目」 ・宇波拓&泉智也「闇より来るもの」(マンガ)
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新訳 老人と海|アーネスト・ヘミングウェイ
¥2,200
訳 今村楯夫 発行 左右社 定価 2,200 円(税込) 刊行日 2022年09月30日 判型/ページ数 四六判変形 上製 196ページ ISBN 978-4-86528-334-1 Cコード C0097 装幀・装画 川名潤/装幀、芳賀あきな/装画 ノーベル文学賞受賞作家アーネスト・ヘミングウェイの世界的名作が第一人者による新訳でよみがえる。 マカジキと対峙する老人は、「老い」と「弱さ」に向き合うひとりの人間だった。 老人と漁を共にする「boy」を、「少年」ではなく「若者」と解釈することで、老人の「弱さ」を浮かび上がらせ、世界的名作に新たな光を当てる。 老人・サンティアゴのモデルとなった人物を訪ねたエピソードをおりまぜた、訳者・今村楯夫氏による解説も掲載。 ------------------------------------------------------------------------------------ サンティアゴとマノリンの関係を「老人対少年」でなく「老人対若者」とみなすと、対話する言葉のみならず態度もかなり違って見えてくる。老人のサンティアゴはマノリンという屈強な頼り甲斐のある若者に日常生活においても精神的にも、かなり依存している。自らの「老い」を認識しているがゆえに、その「老い」にまさる強靭な精神性を求めてい ると言えよう。(訳者解説より) ------------------------------------------------------------------------------------
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ええかげん論|土井善晴/中島岳志
¥1,980
SOLD OUT
発行 ミシマ社 定価 1,800 円+税 判型 四六判並製 頁数 192 ページ 発刊 2022年10月21日 ISBN 9784909394767 Cコード 0095 装丁 寄藤文平(文平銀座) コロナ、政治、気候…不安は尽きねどもまずは日常を整える。 その智恵がここに。 正解は、いつも同じではない。 けれど、自分のコンディションを整え、「今・ここ」を感じていれば、 おのずと「ある一点」がわかるようになる。 料理から、そして保守や仏教の思想から、 それぞれに「ええかげん」を探求してきた二人による、 自立して豊かに生きるための「ええかげん」論。 「ええかげん」の中に、ええことも、わるいこともぜんぶあるんです。…一生懸命の道中楽しみましょ。――土井 (リベラル保守の)考え方と、土井先生がおっしゃる「ええかげん」は、つながっているんじゃないか、と思っていたんです。――中島 フキノトウの天ぷら、ほんれんそうのおひたしの実演(写真入り)やインド珍道中のおまけコラムも! 「料理と利他」深化版!
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よるにおばけと|みなはむ
¥2,420
発行 ミシマ社 2,200 円+税 判型 A4上製 頁数 32 ページ 発刊 2022年10月21日 ISBN 9784909394774 装丁 漆原悠一(tento) だいじょうぶ ここに いるよ 不安もためらいも抱えたまま、一緒にいこう。 ゆらめく内面の世界をみずみずしく描いた、画家みなはむ初の絵本。 著者情報 著: みなはむ(ミナハム) 1995年生まれ。東京都在住。武蔵野美術大学日本画学科卒業。在学中から絵画を展示するなどの活動を続けるほか、装画を中心にイラスト・絵画の制作依頼を受ける。装画の仕事に『美しいからだよ』(思潮社)、『不可逆少年』(講談社)、『ここではない、どこか遠くへ』(小峰書店)など。
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●サイン本 百年後 嵐のような恋がしたいとあなたは言い 実際嵐になった すべてがこわれわたしたちはそれを見た|野村日魚子
¥1,870
SOLD OUT
発行 ナナロク社 発売日 : 2022/10/13 160ページ ISBN-13 : 978-4867320150 野村日魚子さんの第一歌集。 "愛はとても速く誰も見たことがないというそれをいまからあなたに見せる"
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夏休みはそれから|古賀及子
¥880
SOLD OUT
まばたきをする体 リトルプレス 発行日:2022年9月25日 A5判 52ページ デイリーポータルZにて活躍中の古賀及子さんによる、2022年4月から7月の日記をまとめたZINE。 前作『すねるように眠く』はこちら https://honnosiori.buyshop.jp/items/67804702
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すねるように眠く|古賀及子
¥1,000
SOLD OUT
リトルプレス まばたきをする体 2022年3月 A5判 64ページ 1000円 "息子から渡されたテストの結果とか、ほかにもいろいろ、心配事が多くすねるように眠くなり早く寝た。” デイリーポータルZにて活躍中の古賀及子さんによる、2022年2月25日〜2022年3月31日の日記をまとめたZINE。
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ぼけと利他|伊藤亜紗/村瀨孝生
¥2,640
SOLD OUT
発行 ミシマ社 定価 2,400 円+税 判型 四六判並製 頁数 320 ページ 発刊 2022年09月15日 ISBN 9784909394750 Cコード 0095 装丁 漆原悠一(tento) ぼけは、病気ではない。 自分と社会を開くトリガーだ―― ここを出発点に始まった、美学者と「宅老所よりあい」代表の往復書簡。その到着点は…? 二人の「タマシイのマジ」が響き合った、圧巻の36通。 自分のしたことが本当の意味で相手のためになる、というのは、おそらく私たちが思うよりもずっと不思議で、想定外に満ちた出来事なのでしょう。ほとんど、奇跡だと言ってもいい。――伊藤(はじめに) お年寄りたちは、思想信条に依らないアナキズムと、人格や宗教に依らない許しを発揮し、場をつくり始めると言えるでしょう。そのように時折シンクロします。大方は揉めながらバラバラのままに一緒にいる。いるしかない。なんか、まじめで滑稽でしょ。好きなんです。――村瀨(3通目) 著: 伊藤亜紗(イトウアサ) 東京工業大学科学技術創成研究院未来の人類研究センター長、リベラルアーツ研究教育院教授。マサチューセッツ工科大学(MIT)客員研究員。専門は美学、現代アート。東京大学大学院人文社会系研究科美学芸術学専門分野博士課程修了(文学博士)。主な著作に『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』『目の見えない人は世界をどう見ているのか』『どもる体』『記憶する体』『手の倫理』など多数。 著: 村瀨孝生(ムラセタカオ) 1964年、福岡県飯塚市出身。東北福祉大学を卒業後、特別養護老人ホームに生活指導員として勤務。1996年から「第2宅老所よりあい」所長を務める。現在、「宅老所よりあい」代表。著書に『ぼけてもいいよ』『看取りケアの作法』『おばあちゃんが、ぼけた。』『シンクロと自由』など多数。
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偶然の散歩|森田真生
¥2,200
SOLD OUT
発行 ミシマ社 2,000 円+税 判型 四六判並製 頁数 240 ページ 発刊 2022年09月22日 ISBN 9784909394743 Cコード 0095 装丁 寄藤文平(文平銀座) 思索、数学、子供との時間、今という瞬間… 偶然の日々の中で一度きりのすぐ近くにある、永遠をつかみたい―― その思いを胸につづられ、あふれでてきた、詩のような言葉たち。 散歩は、子どもたちとの本当の散歩のときもあれば、先人や先達との、時空を超えた思索の散歩のこともあった。二度とない偶然の散歩を、心に刻みつけるように書いた。 (まえがきより) 日経新聞「プロムナード」全25回ほかを収録。 『数学の贈り物』から3年半、著者に訪れた大きな変化の感覚が息づくエッセイ集。 著: 森田真生(モリタマサオ) 1985年、東京都生まれ。独立研究者。京都東山の麓にある研究室を拠点に、研究・教育・執筆のかたわら、国内外で「数学の演奏会」や「数学ブックトーク」など、ライブ活動を行っている。2015年10月刊行のデビュー作『数学する身体』(新潮社)で第15回小林秀雄賞を受賞。他の著書に、『数学の贈り物』(ミシマ社)、『僕たちはどう生きるか』(集英社)、『計算する生命』(新潮社、第10回河合隼雄学芸賞)、絵本『アリになった数学者』(絵・脇坂克二/福音館書店)などがある。
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消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ|安達茉莉子
¥1,760
SOLD OUT
● ポストカード付き 発行 ビーナイス 2020/11/30 装幀:竹歳明弘(スタジオビート) 全32ページソフトカバーオールカラー 「小さな光が生まれて私は私を見つけた」 光が生まれ、消えていく。 消えそうな光が消えてしまった後の暗闇の中で見えてきた、すべてのあかるいものたちへ。 「光」をテーマにした、安達茉莉子の新作イラスト詩集『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』。 この光がある限り 私は私を見失わないーーーー。 2017年の谷中ひるねこBOOKSでの同名の展示をベースに、世界観を新たに描き下ろした、イラストと言葉から構成されるオールカラー詩集。
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ムービーマヨネーズ 第2号
¥1,500
SOLD OUT
発行 Gucchi’s Free School 2022 2刷 ソフトカバー 日本未公開の映画を紹介・上映するGucchi's Free School制作のリトルプレス/映画の教科書『ムービーマヨネーズ』、第2号はコメディ映画特集です。 本人が失敗作と認めたロバート・アルトマンの愛すべき青春コメディ作やP・T・アンダーソン"Punch-Drunk Love"などの作品紹介、90年代のコメディ映画から登場する「クウォーキー」という作品カテゴライズに関する論考や、映画の中のお菓子再現レシピ、コメディが生まれるホテルガイド、チャップリンやキートンから近年の"TED"までカバーするコメディ映画年表、アメリカン・コメディのコーディネイト考、駄作や珍作をユーモラスに賞する「ラジー賞」の歴史を振り返る試験問題、シリーズものを細やかに評し魅力をレクチャーする通知表ページなどなど。さらには、グッチーズ配給の"Tiney Furniture"をめぐるライムスター宇多丸のトークイベント採録や、小柳帝、長谷川町蔵、黒岩幹子ら豪華な執筆陣のテキストなども。 緻密なデータ、ヴァラエティ豊かなレイアウトデザイン、どのページを開いても溢れだす多様で過剰で自由な映画への情熱と愛が眩しい。創刊号よりページ数もぐんと増量、ぜひじっくりお楽しみください。カバーアートはアメリカのコミック作家、Dash Shaw(ダッシュ・ショウ)。
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ムービーマヨネーズ 創刊号
¥900
SOLD OUT
発行 Gucchi's Free School 2016/09 ソフトカバー/W180×H257mm/106p 日本未公開の映画を紹介・上映するGucchi's Free School制作のリトルプレス/映画の教科書『ムービーマヨネーズ』、創刊号は青春映画特集です。 教科書という名の通り、「音楽」「家庭科」「建築」などの科目に分けて映画を紹介・解説。 柴田元幸、山崎まどか、三宅唱、黒岩幹子(boid)などによる批評・解説も収録されています。
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荒野の古本屋|森岡督行
¥1,650
〈就職しないで生きるには21〉 発行 晶文社 B6判並製 240頁 定価:1,650円(本体1,500円) 978-4-7949-6845-6 C0095 〔2014年〕 就職しないで生きるには21シリーズ第2弾!! オルタナティブ書店の旗手がつづる 時代に流されない〈生き方〉と〈働き方〉 東京・茅場町。およそ古本とは無縁と思える街の古いビルの一室。写真・美術の古書を専門に扱う「森岡書店」。国内外の写真集・美術書マニアから熱く支持され、併設のギャラリーは若いアーティストたちの発表の場としても注目されている。写真家や作家、ファッション関係者など、幅広い人々の新しい交流のスペースとして、これからの小商いのあり方として関心を集める“古本屋”はどのように誕生したのか!? 散歩と読書に明け暮れた頃、老舗古書店での修業時代、起業のウラ話、店舗運営の実際……。趣味と実益を兼ねてはじめた仕事だからこそ味わえるきびしくも充実の日々を、エピソード満載に描く。 ◇森岡督行(もりおか・よしゆき) 1974年、山形県生まれ。東京・茅場町の古書店&ギャラリー「森岡書店」店主。著書に『写真集 誰かに贈りたくなる108冊』(平凡社)、『BOOKS ON JAPAN 1931 – 1972 日本の対外宣伝グラフ誌』(ビー・エヌ・エヌ新社)がある。現在、新潮社「とんぼの本」のメールマガジン、コスメブランド「THREE」のウェブサイトなどで日記、エッセイを連載中。
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海辺のローラーコースター|加藤治郎
¥2,200
発行 書肆侃侃房 A5判、並製、200ページ 定価:本体2000円+税 ISBN:978-4-86385-536-6 C0092 装画:黒井健 いぬのせなか座・山本浩貴プロデュース 弾け飛ぶ、現代短歌 いぬのせなか座・山本浩貴プロデュース。 『Confusion』『混乱のひかり』に続くニューウェーブ歌人の第12歌集。 「加藤治郎さんの新歌集『海辺のローラーコースター』、全デザインを担当しました。 加藤さんの歌集のデザインは2冊目ですが、前回の『Confusion』とはぜんぜん違う角度から攻めに攻めてます。仮フランス装、本文一部2色刷、装画は黒井健さん。9/6発売です、ぜひ。」 山本浩貴 【収録歌より】 定型を証明せよと声がするシマトネリコのしなやかな枝 僧侶きて消毒液でロープを拭けりナインティーンナインティーン鐘が鳴るなり 時計葬に招かれているちこちこと一郎二郎三郎まわれ キラ・キラ・キラではなくてキラ・キラキラなんです。きみの未来は 無数の風が生まれる丘に立っているどこまでもどこまでも夢のなか 【著者プロフィール】 加藤治郎(かとう・じろう) 1959(昭和34)年、愛知県名古屋市生まれ。1982年、早稲田大学教育学部を卒業。1983年、未来短歌会に入会。岡井隆に師事する。1986年「スモール・トーク」にて第29回短歌研究新人賞を受賞。1988年『サニー・サイド・アップ』にて第32回現代歌人協会賞を受賞。1999年『昏睡のパラダイス』にて第4回寺山修司短歌賞を受賞。2003年、未来短歌会選者に就任。2005年、毎日歌壇選者に就任。2013年『しんきろう』にて第3回中日短歌大賞を受賞。2021年『岡井隆と現代短歌』を刊行。
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オールアラウンドユー|木下龍也
¥1,980
SOLD OUT
表紙色はランダムでのお送りとなります サイン本ではありません 発行 ナナロク社 定価:1,980円(税込) 判型:四六変形 144頁 装丁:名久井直子 ISBN:978-4-86732-016-7 C0092 刊行:2022年10月 第2歌集から6年、待望の第3歌集を刊行します。 この間の歌200首と本書のために書き下ろした100首、 合計300首から約120首に厳選して一冊としました。 ● 造本について 装丁は『あなたのための短歌集』に続き、名久井直子さんです。 本書は布貼りの上製本で「墨田織」という布を使用しています。 初版では墨田織の色味の異なる5種類を使用しています。 初版分を揃えるためには1色分の布では足りず、 複数の色が必要とわかり、特にお気にいりの5色を本にできました。 短歌の味わいが異なるように、手にした色の本との出会いも、 読者に楽しんでいただけたら幸いです。 ※布色はご指定いただけません。 ● 挿み込みについて 本書のために詩人の谷川俊太郎さんと対談を行いました。 その様子をリーフレットにして挿み込みました。 2022年9月の谷川さん宅での詩人と歌人のお話です。 ● 書籍(仕上がり)サイズ 概算 寸法:横112mm×縦176mm×厚み14mm 重さ:180グラム ● 収録歌より10首 詩の神に所在を問えばねむそうに答えるAll around you 昔より優しくなった死にたさに「どうしたんだ?」と問いかける夜 生きてみることが答えになるような問いを抱えて生きていこうね ねむれないおまえのためにできるのは灯りをひとつひとつ消すこと 波ひとつひとつがぼくのつま先ではるかな旅を終えて崩れる 雪だったころつけられた足跡を忘れられないひとひらの水 はなびらはやさしい地雷 踏むたびに胸のあたりがわずかに痛い 目を上下上下上下と動かして百年前の詩をうすくむく ひっぱってくれるタイプの犬だったときおりぼくにふりむきながら 鈴を手で包んでそっと揺らしたらちいさくにぶいぼくだけの音 ● プロフィール 木下龍也(きのした・たつや) 1988年山口県生まれ。歌人。 歌集に『つむじ風、ここにあります』、 『きみを嫌いな奴はクズだよ』(共に書肆侃侃房)。 小社刊行書籍に、岡野大嗣との共著『玄関の覗き穴から差してくる 光のように生まれたはずだ』、谷川俊太郎と岡野大嗣との共著 『今日は誰にも愛されたかった』、『天才による凡人のための短歌教室』、 『あなたのための短歌集』がある。
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平田基 雲煙模糊漫画集 居心地のわるい泡
¥2,200
発行 さりげなく 本体価格:2000円+税 サイズ:A5並製本+函 ページ数:180頁(全14編) 2022年 10/1 出版 鉛筆で描かれる、線、線、線。生き物のはなし、 人間のはなし、どこか他人とは思えないものの営みたち。 雲煙模糊漫画集の“雲煙模糊”とは曖昧模糊という言葉と同義語です。でも曖昧模糊よりも、儚く、消えていきそうな雲や煙の存在を尊ぶような愛おしむような、曖昧なことに寛容な雰囲気が雲煙模糊にはあるような気がします。 平田基 あとがきにかえて 今回鉛筆と消しゴムのみで描くことを課して、制作にあたった。鉛筆の濃淡が一等信頼でき、一等遠回りな方法であるように思えたためである。ただ、便利な道具に慣れていないことも大いにあるので、格好つけたことはいえない。私にとっては一等の近道であったとも言える。暗い夜を、紙がぼろぼろになるまで擦って描く。線と線の隙間に星が宿ったりしながら、物質感のある奇妙な夜が降りてくる。十分で終わると思っていた範囲が一時間かかったりするものだから、十四編のうち、のせられた炭素と消しとられていった炭素を考えると大変に途方もない。何本の線をひき、何人の表情は消され、何度鉛筆を擦り付け て夜は出来上がったのだろうか。消されていった右手の軌道たちと、生き残った彼らの数々。人間はその生命を終えると、酸素、炭素、水素、窒素として分散されるときいた。真偽はともかくとして、実に驚くべきことです。この世の大気には、誰かの体であった物質が混じっている。そこから必要なものを喫い、誰かの体であった炭素を紙に擦りこみ、それを絵と呼んでいるのだ。わたしの体を構成している炭素も、誰かの描いた絵だったのかもしれないし、テストの答案であったりしたのかもし れない。つまり、今回の十四編は今後、また誰かの体になる可能性をもっていることではないか。その人と出会えることは決 してないだろうが、この世とこの本がもうしばらく続くのであれば、先祖である私の絵は、炭素の子孫である誰かの目に映るのやも知れぬ。おそろしく誇大的な考えで、頭のいい方々には鼻で笑われるような妄想であろうが、私は今どきどきしているので、なにとぞお許しいただきたい。 平田基 画家/人間の生命について制作を行う
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台湾書店 百年の物語〜書店から見える台湾
¥2,420
出版:エイチアンドエスカンパニー(H.A.B) 原題:台湾書店歴史漫歩 編著:台灣独立書店文化協會 翻訳:フォルモサ書院(郭雅暉・永井一広) 装画:花松あゆみ 装丁・組版:中村圭佑 判型:A5判変形(210☓135mm),256頁 デザイン:ソフト上製 ISBN:9784990759698 Cコード:0022 本体:2200円+税 書店と社会は相互に影響し合いながら変化していく。一九一〇年代から二〇一〇年代まで。各年代の代表的な書店から描く台湾文化の百年史。 「現在のわたしたちにとって、将来どのような書店が出現するかを予想するのは難しいことだろう。しかし今まで存在していた、あるいは今でも存在している書店を歴史的な観点から眺めることで、書店、特に実店舗の書店が社会にどのような影響を与えているのか、私たちも読者も更に詳しく知ることができるはずだ。 そして書店、特に独立書店は本の販売以外に、この社会にどんなものを創造できるのかについても!」(本文より) (目次) 第一篇 日本統治時代の書店 一 近代的書店の黎明期 新高堂 瑞成書局 蘭記書局 二、文化協会時代(一九二〇年代) 文化書局、国際書局 中央書局 興文齋 三、飛躍する時代の書店(一九三〇年代) 鴻儒堂 大陸書店 日光堂(三民書局) 【地方書店漫遊一、高雄の独立書店についての思い出】 第二編 言論統制の時代 一、百万民族の大移動の哀歌(一九四〇年代) 世界書局、商務印書館、正中書局、中華書局 大同書局 牯嶺街の露店古本屋 二、ゆっくり歩き出す時代(一九五〇年代) 三民書局 南方書局 周夢蝶の露店 三、海賊版王国となってしまった時代(一九六〇年代) 敦煌書局 文星書店 長榮書局(志文出版社) 【地方書店漫遊二、風が吹く軒で書物を広げて読めば、古き道が私の顔を照らしてくれる。台南中正路商圏書店系図】 第三篇 書籍業界が飛躍する時代 一、書籍業界の盛んな年代(一九七〇年代) 遠景出版社(飛頁書餐廳) 南天書局 書林書店 二、百花繚乱の日々(一九七〇年代) 重慶南路の書店街 山民書局(豐原三民書局) 光華商場の古本屋 三、消費時代の到来(一九八〇年代~) 金石堂文化廣場とその他のチェーン店 誠品書店 瓊林書苑、古今集成、讀書人文化廣場、田納西書店 【地方書店漫遊三、書店散歩 台南篇】 【地方書店漫遊四、書店散歩 嘉義篇】 第四篇 独立の声 一、独立書店の芽生え(一九八〇年代) 唐山書店 明目書社、結構群 水木書苑 二、自分の声を上げる時代(一九九〇年代) 女書店 晶晶書庫 洪雅書房 三、台湾に根を下ろす書店たち (一九九〇年代) 台湾e店、台湾本土文化書店 春成書店 天母書廬 【地方書店漫遊五、「じっとしていられない奴ら」 私の宜蘭書店考察ノート】 第五篇 書店における転換期 一、インターネット時代の到来(二〇〇〇年代) 舊香居 草祭二手書店 時光二手書店 二、独立書店の新生(二〇〇〇年代) 小小書房 有河book 凱風卡瑪兒童書店 三、捨てられぬ理想(二〇〇〇年代) 東海書苑 闊葉林書店 「草葉集」から「註書店」 【地方書店漫遊六、重慶南路書店街について 私の一風変わった独立書店の経験と夢】 郭雅暉(かくまさき) 台湾・彰化生まれ。 国立台湾師範大学・関西学院大学卒業。 現在、日本在住・会社員。 永井一広(ながいかずひろ)フォルモサ書院店主 大阪市生まれ。 会社員を経て、2018年に古書店「フォルモサ書院」を開業。台湾渡航歴多数。 著書に『台湾滞在紀行~心の中の遠い故郷~』(フォルモサ書院、2021)