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6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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中島らも短篇小説コレクション 美しい手|中島らも
¥968
編集 小堀純 ちくま文庫 968円(税込) Cコード:0193 整理番号:な-48-2 刊行日: 2016/03/09 ページ数:352 ISBN:978-4-480-43349-7 JANコード:9784480433497 未発表の珠玉作品「美しい手」「“青”を売るお店」をはじめとする名短篇15篇を厳選。男たちが商店街でくりひろげる「日の出通り商店街いきいきデー」、椰子の実を40年頭上にのせる高僧の話「ココナッツ・クラッシュ」、ロックファンならずとも感涙の「ねたのよい」、親子の情愛を描く「お父さんのバックドロップ」など笑いとホラーと抒情の傑作集! 中島らも 1952年4月3日〜2004年7月26日。兵庫県尼崎市生まれ。作家、ミュージシャン。1992年『今夜、すべてのバーで』で第13回吉川英治文学新人賞、94年『ガダラの豚』で第47回日本推理作家協会賞受賞。 目次 美しい手 “青”を売るお店 日の出通り商店街 いきいきデー クロウリング・キング・スネイク ココナッツ・クラッシュ 琴中怪音 邪眼 EIGHT ARMS TO HOLD YOU コルトナの亡霊 DECO‐CHIN ねたのよい―山口富士夫さまへ 寝ずの番 黄色いセロファン お父さんのバックドロップ たばこぎらい
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つげ義春を旅する|高野慎三
¥1,045
ちくま文庫 1,045円(税込) Cコード:0195 整理番号:た-38-1 刊行日: 2001/04/10 ページ数:320 ISBN:978-4-480-03627-8 JANコード:9784480036278 「ガロ」の編集者だった著者がつげ作品の舞台となった風景をさがして東北の秘湯から漁港の路地裏までを訪ね歩く。砂煙のまいあがる会津西街道で見つけたワラ屋根のある景色や、老人たちとともに時間がとまった上州・湯宿温泉、赤線の雰囲気を残す東京下町など、貧困旅行を追体験する。失われた日本の風景のなかに、つげ義春の桃源郷が見えてくる!つげ義春との対談も収録。図版満載。 目次 「三岐渓谷」と秘湯への旅 「もっきり屋の少女」と会津西街道 「会津の釣り宿」と玉梨温泉 ワラ屋根のある風景―対談 つげ義春・高野慎三 「海辺の叙景」と外房の海 「初茸がり」「紅い花」「西部田村事件」と一軒の宿 「庶民御宿」と千倉漁港 「ねじ式」のモデルになった風景 「ゲンセンカン主人」と湯宿温泉 「旅の景色」つげ義春の旅 「猫町紀行」と宿場跡 「大場電機渡金工業所」を探して 「隣の女」と東京・錦糸町 「チーコ」「義男の青春」と路面電車の走る町 「四つの犯罪」「懐かしいひと」と湯河原温泉 「退屈な部屋」「夏の思い出」つげ義春の居る部屋 「散歩の日々」「無能の人」と武蔵野 高野慎三 タカノシンゾウ 1940年生まれ。月刊漫画「ガロ」の編集者として、つげ義春「ねじ式」など傑作・名作の誕生に立ち会う。その後も北冬書房を主催し独自の出版活動、執筆活動を続けている。
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偶偶放浪記|小指
¥1,980
発行 白水社 出版年月日 2024/07/23 ISBN 9784560091159 判型・ページ数 A5・182ページ 定価 1,980円(本体1,800円+税) 観光地でも“映え”でもない、唯一無二の旅 人々に忘れ去られそうな場所を“たまたま”訪れる愉しみ。岸本佐知子氏、都築響一氏推薦の小指が描く「旅」にまつわる漫画+エッセイ。
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コーヒーノキ to Nepal|MOUNT COFFEE
¥3,740
SOLD OUT
発行 MOUNT COFFEE 価格:3,740円(税込) 版型:B5変型 頁数:420p(220p +200p) 製本:中綴じ製本 2冊組 初版年月日:2024年5月24日 印刷 モリモト印刷 ネパールのコーヒー農家を訪ねた、旅の記録 このたび、MOUNT COFFEEから初の書籍を上梓することとなりました! 「いつか自分たちで本を出版したいなあ」と思い描いていましたが、 「コーヒー」の存在がその夢を後押ししてくれました。 きっかけをくれたのは「ネパール」という国。 コーヒー産地の歴史としてはまだ浅く、それ故、品質や価格など他の産地とは異なる特徴を持つネパールのコーヒー。絶対的にお茶の国であるネパールが、いかにしてコーヒーという農作物に出会い、またどんな思いを持って栽培されているか。 ネパールの山岳地帯を訪ね、農家の方々と会話を交わしながら、私たちが見たネパールコーヒーの「今」を記録しました。 日本に暮らす消費者にとって「作り手」の顔や声が届きにくいコーヒーという農作物。日々、お客さまにコーヒーを届けている私たちが伝えたいことを模索する中で生まれた書籍です。 『自分が知らなかった』ということを知ることが、自分自身を知ることにつながるような気がしています。 ―山本昇平 コーヒーを作っている人に会ってみたい。コーヒーを選んでくれるお客さんに、産地のことを知ってもらいたい。そして、コーヒーを作ってくれている人に、お客さんの「おいしかったよ」という声を届けたい。これは、今のネパールにあるコーヒーの物語と、旅のあいだ、通りすぎる街並みの中で触れた暮らしの記録。世界中に息づく無数のコーヒーの、これもまたひとつの物語。―本文より テキスト・写真 ・岩竹香織(インタビュアー・ライター) ・山本昇平(MOUNT COFFEE) デザイン ・上妻森土、宮原慶子(T-bon(e) steal press) 寄稿文 ・石川直樹(写真家) ・山本博文(海の向こうコーヒー) ・リチャード・シャヒ ・チャシラ・タマン インタビュー ・本田遼(OLD NEPAL) ・アミット・チェトリ(YETI COFFEE ROASTERY)
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純粋なまなざし|鈴木竣介
¥1,300
SOLD OUT
リトルプレス 変形 150ページ 2024/5/19(日)発行 365日欠かさずに書いている、その日あったことや考えていたことをまとめた、ごく短かな取り留めのない日記。そこから言葉を抜粋して編んだ作品です。 上京してグラフィックデザイナーとして働き始めてから早2年。もちろんマイナスな感情に押し流される日もたくさんあって、日記を読み返すと中にはすごい口が悪い日もあったりします。 ただ全体として眺めると、そういった忙しない日々の中で、季節の移り変わりや、人のやさしさ、正直でありたい気持ちといった、生活の中に佇む純なものを見つけ出そうとする自身の眼差しが感じられて、それらをまとめて一冊の本にしたいなと思いました。 いち生活者としてのまっすぐで飾りのない眼差しを通して、ほんの少しでも、穏やかでやさしい気持ちになっていただけたら嬉しいです。
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きっと忘れちゃうんだろう しらい弁当日記|しらい弁当
¥1,000
SOLD OUT
リトルプレス B6 172ページ 2024/5/19(日)発行 2023年3月~2023年9月の日記 毎日のお弁当とその日の日記 節目へと動き出して行く でも生活は続く
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Stories しらい弁当写真日記|しらい弁当
¥1,500
リトルプレス B6 76ページ 2023/7/31(月)発行 毎日、その日に撮った写真と短い日記をまとめました
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棚から本が落ちる時 しらい弁当日記|しらい弁当
¥700
SOLD OUT
リトルプレス B6 112ページ 2023/3/31(金)発行 人生が大きく変わり始めている いや、変えようとしている時期の SPBSワークショップ「やさしいは、つくれる?」への参加 お弁当と日常はつづく
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しらい弁当日記 2022年4月〜2022年9月|しらい弁当
¥1,000
リトルプレス B6 166ページ 2022/12/1(木)発行 日記屋月日「日記をつける三ヶ月」が終わり、じっくりと対話したい 防災サバイバルキャンプに参加したり、職場の研修に参加する日々 お弁当と日常は続く
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しらい弁当日記 2021年8月〜2022年3月|しらい弁当
¥1,000
SOLD OUT
リトルプレス B6 164ページ 2023/6/1(木)発行 日記屋月日のワークショップ「日記をつける三ヶ月」に参加していた 2022年1月~2022年3月の日記と、それ以前につけていた日記 初めて人に日記を読んでもらうこと、読ませてもらうこと
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犬ではないと言われた犬|向坂くじら
¥1,760
発行 百万年書房 発売日 2024年07月11日 価格 1600円+税 判型 四六判 ISBN 9784910053530 初小説『いなくなくならなくならないで』が、第171回芥川賞候補作品に。 今もっとも注目を集める詩人の、「言葉」をめぐるエッセイ集。 【目次】 くちぶえ、ソロで 犬ではないと言われた犬 とありますが、どんなこころですか 矮小な手のひら しゃべれない ひとりで学ぶことについて ほら、フレディ ドアノブのないドア ひとの子に お前とポエムやるの息苦しいよ 微調整、微調整 雲のかよひ路 事象がわたしを 湯船に浸かる かわいくはないよそもの 後ろ歩き ミケ あとがき 【著者略歴】 向坂くじら(さきさか・くじら) 詩人。1994年名古屋生まれ。「国語教室ことぱ舎」(埼玉県桶川市)代表。Gt.クマガイユウヤとのユニット「Anti-Trench」朗読担当。著書に詩集『とても小さな理解のための』、エッセイ集『夫婦間における愛の適温』、小説『いなくなくならなくならないで』ほか共著など。慶應義塾大学文学部卒。
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ほんとうのことは誰にも言いたくない|ヤマシタトモコ
¥1,980
聞き手 山本文子 発行 フィルムアート社 発売日 2024年6月26日 本体価格 1,800円+税 判型 四六判・並製 頁数 382頁 ISBN 978-4-8459-2313-7 Cコード 0095 デザイン 川名潤 わかりあえない。それでも 『くいもの処 明楽』から『違国日記』まで、 ヤマシタトモコ全編語り下ろしインタビュー本 全コミックスを作者自身が振り返るのみならず、幼少期や学生時代、同人活動、デビュー前夜など漫画家へと至る歩みを述懐 変わらないもの/変わっていくもの、社会に向ける眼差し、物語の核にある思い……20時間以上にわたる取材から浮かび上がるヤマシタトモコの現在―― BL誌、青年誌、女性誌とさまざまな媒体で、多種多様な人たちの「名前のつけられない」関係を描いてきた漫画家ヤマシタトモコ。全編語り下ろしとなる本書は、幼い頃からフィクションに惹かれてきた彼女が、自身の全コミックスについて語るのみならず、幼少期や学生時代、同人活動時代、雑誌への投稿を行っていた時期など、漫画家へと至る歩みも振り返る内容となっています。 20時間以上におよぶ取材では、代表作である『違国日記』や『さんかく窓の外側は夜』はもちろん、商業デビュー作の『くいもの処 明楽』、『このマンガがすごい!2011』オンナ編で1位、2位をそれぞれ獲得した『HER』『ドントクライ、ガール♥』、年に5冊も刊行していたBLコミックスなどを現在の視点から述懐する中で、社会に向ける眼差しや物語の核にある思いなど、作り手としての姿勢が立ち上がってきます。また、影響を受けた作家や作品、作品の発想源となった音楽、そして『違国日記』が完結したあとのことなども述べられています。 インタビュアーはBLに造詣が深く、これまでにヤマシタへの取材や登壇イベントの司会を多数行っているライターの山本文子が担当。デビュー単行本刊行時から取材を行ってきた山本の質問によって、ヤマシタの軌跡が生き生きと浮かび上がってきます。 装画はヤマシタの描き下ろし。デザインは『違国日記』でもタッグを組んでいる川名潤が担当しています。
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おやすみ神たち|詩 谷川俊太郎/写真 川島小鳥
¥2,750
SOLD OUT
発行 ナナロク社 装丁:寄藤文平 鈴木千佳子 仕様:A5判変形 上製 オールカラー 176ページ ISBN:978-4-904292-53-2 C0072 この世での故郷の先に あの世での故郷があるのではないか タマシヒはたぶんそれを知っている (収録詩「故郷」より) 〈タマシヒ〉とは何か。その先には何があるのか。 目に見えない〈タマシヒ〉を描いた 新作書き下ろし詩27篇、 撮りおろし写真102点を収録。
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●特典付き NEUTRAL COLORS 5
¥2,970
SOLD OUT
特典トートバッグ付き 発行 NEUTRAL COLORS 発売日 2024/7/22 276ページ ISBN-10 4909932135 ISBN-13 978-4909932136 寸法 18.2 x 1.6 x 25.7 cm 第5号の特集は「言語」です。言語は個がもっとも顕れるものだと考えます。グローバル化が進んでもスキップできない。土地の固有性や、個別の文化とか、個であることを重視するNEUTRAL COLORSとしては探究したいテーマです。この特集では言語の伝わらなさを認め、どうやったら伝えることができるのかを雑誌全体で考えていきます。いくつの年齢になっても新しい言葉を学ぼうとすること。点字や手話やジェスチャーで伝えるもの。言語とは「伝えようとするもの」すべてです。
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●サイン本 あったらいいなはなくてもへいき|梶谷いこ
¥1,760
リトルプレス 文・写真・デザイン・発行 梶谷いこ 判型:B6版(横182×縦128×厚さ7mm) ページ数:86P・平綴じ 印刷:カラー(写真多数収録) 小売価格:1,760円(本体価格1,600円) 表紙に強粘着メタルシールを糊付 2024年7月11日発行 「年を取って40歳の手前になり、いま手元に残っているのは、もしなくしたら、平気ではいられないものばかりだ。」(本文まえがきより) 物持ちよすぎ!!――「物持ちが異様にいい」著者による、8つの愛用品のメモワール。 もくじ 丸襟の白いブラウス HARIBOの空き箱 道後温泉の湯かご A&Wのマグカップ トラのベビータオルケット 新潮文庫 「Yonda?」のキーホルダー アルミの片手鍋 月光荘のスケッチブック 梶谷いこ(かじたに・いこ) 1985年鳥取県米子市生まれ、京都市在住。著書に『恥ずかしい料理』(写真=平野愛)、『和田夏十の言葉』がある。(ともに誠光社刊行) https://iqcokajitani.com/ https://www.instagram.com/iiiiiqc/ https://x.com/iiiiiqc https://www.threads.net/@iiiiiqc
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●サイン本 細部に宿る|梶谷いこ
¥1,650
リトルプレス 著者・発行者・絵・デザイン 梶谷いこ 判型:A6=文庫判(横105×縦148×厚さ約8mm) ページ数:150P(仮)・平綴じ 印刷:モノクロ(イラスト入り) 小売価格:1,650円(本体価格1,500円) カバー・帯付き 2024年7月11日発行 大層な思想ではなく些細なこだわりが、博愛ではなく偏愛が、計画ではなく思い出が、日々の暮らしを支えている。 ウチに帰ったらまず、台所のシンクを磨こう。 ――誠光社・堀部篤史 傷だらけのステンレスボウル、まだ名前を知らなかった頃のナムルの味、エビと地理、「全人代」の茶杯、早起きして体を動かすことで得られるもの。コロナ禍に経験した隔離生活を経て、再発見された暮らしの細部への愛着。見過ごされがちな日常への鋭利な洞察によりすくい上げられる、息をするために必要な、最低限の営みを見つめ直す十九編。 もくじ 細部に宿る ナムル 海老地理 カニ鍋とステーキ 茶碗蒸し 白磁 餅 昼休み ファンデ モーニング はれの日 当用雑記 「Bスポット」 他人 かまへん 文筆家 YES スパンコール 陽気 絶景 解説 奥村千織(1003店主) あとがき 梶谷いこ(かじたに・いこ) 1985年鳥取県米子市生まれ、京都市在住。著書に『恥ずかしい料理』(写真=平野愛)、『和田夏十の言葉』がある。(ともに誠光社刊行) https://iqcokajitani.com/ https://www.instagram.com/iiiiiqc/ https://x.com/iiiiiqc https://www.threads.net/@iiiiiqc
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他なる映画と 1・2|濱口竜介
¥2,750
発行 インスクリプト 定価:本体2,500円+税(1・2とも) 2024年7月発行 四六判並製 仮フランス装 1:432頁 ISBN978-4-86784-006-1 2:384頁 ISBN978-4-86784-007-8 編集・デザイン:éditions azert 『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』『ドライブ・マイ・カー』『偶然と想像』そして『悪は存在しない』の映画監督・濱口竜介による映画論を、全2冊に集成。1巻目の「映画講座」篇には、仙台・神戸・鎌倉・ソウルなどで開かれたレクチャーをまとめる(すべて初活字化)。映画史上の傑作・名作はいかに撮られてきたのか、その作劇と演出と演技へと迫る。2巻目は「映画批評」篇として、映画をつくりながら折々に発表してきた作品レビューや映画をめぐる論考・エッセーにくわえ、日本語未発表原稿や書き下ろし2篇(7万字に及ぶブレッソン『シネマトグラフ覚書』論ほか)も収録する。映画監督は、映画の何を見ているのか、ここにつまびらかになるだろう。 私の映画との関わり方、というのは何かと言うと、それはもちろんまず撮る人――この場合は監督として――ということです。そして、もう一つは、もしかしたらそれ以上に映画を見る人、ただの映画好き、一ファンとして、ということですね。映画好きが昂じてそれが職業になるところまで来たので、一応は人並み以上に好きなのだろう、とは思っています。ただ、そんな風に人並み以上に好きであるにもかかわらず、映画というのはどこか、徹頭徹尾私にとって「他・なるもの」であるようだ、というのがほとんど二十年近く映画と関わってきて、私が強く持っている感覚なんです。――「他なる映画と 第一回 映画の、ショットについて」より 「映画をこれまでほとんど見ていない」ような人でも理解できて、しかもその人をできるだけ自分の感じている「映画の面白さ」の深みへと連れて行けるように、という思いで構想した。――「まえがき」より 自分が文章を書くことでしようとしていたこと、それは、その作品なり作家なりの生産原理を摑むことだった。文章によって、その原理の核心を鷲摑みにすること。せめて尻尾だけでも摑んで離さないこと。――「あとがき」より ※書名は「たなるえいがと」と読みます。
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漫画誌 キーホルダー
¥2,200
参加作家 スケラッコ/奥田亜紀子/カシワイ/黒木雅巳/花原史樹 発行 POTATO PRESS 94ページ/ビニールカバー 装丁 漆原悠一(tento) POTATO PRESS ロゴデザイン BIOMAN 大阪のFOLK old book storeがあらたに立ち上げた出版部門より漫画雑誌が発行されました。 FOLKにもゆかりのある5人の作家が「本」をテーマに書き下ろした短編漫画を収録。 お土産もののようなビニールカバー仕様のかわいい一冊です。 ● 版元より POTATO PRESS初の一冊となる漫画誌『キーホルダー』 大好きな作家さんたちに短編漫画を描いてほしいとお声かけをしました。 憧れの漫画誌を出版できることが嬉しいです。 毎回異なる作家・テーマで続けていけたらと思っています。 最初のテーマは「本」です! もくじ 「あの子のこと」スケラッコ 「石、コロコロ」黒木雅巳 「on Reading」カシワイ 「あおげばとおとしいととしつき」奥田亜紀子 「ほんのすこしの話」花原史樹
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PATSATSHIT|DJ PATSAT
¥1,500
発行 タラウマラ 2024年5月5日第一刷発行 装丁・本文デザイン 呉松慶吾 印刷・製本 イニュイック 2冊の日記を刊行した後、タラウマラ店内の工具箱に呪物として封印していたDJ PATSATの魂を2年半ぶりに受肉化させました。新作は日記ではなくエッセイ+対談です。ここ数年の悪しき流れを断ち切るべくして制作した本作、何もかもが圧倒的に自信作です。爆笑してブチギレて泣いて下さい。宜しくお願い致します。 目次 はじめに 日付のない日記 ○月○日(助け隊をしばき隊、ドラムスティックで) ○月○日(マジック・ナンバー・ナイン) ○月○日(タラウマラ人物列伝) ○月○日(俎板の鯉、いみじくも恋) ○月○日(インビジブル・ワークスとふわふわの残響) ○月○日(世紀の発見) ○月○日(パクリからオマージュへの折り返し) ○月○日 (Songs in the Key of Life) ○月○日(商店街に滴る血とレベルミュージック) ○月○日(スキゾ・パラノイアでお気楽に) ○月○日(ほんまのきもち) ○月○日(その人の歩むところ) ○月○日(淡路でSummer Never Ends) 小野裕介 挿れるより、挿れられる方かな? 小幡玲央 腹触られたらキレてしまいます 蟹の親子 公開ルナルナみたくなってますよね 日常炒飯事 敵は何ですか? あとがき DJ PATSAT 東淀川区淡路にある中古自転車屋「タラウマラ」 の店主とは赤の他人の瓜二つ。ある意味、忌み子。著書に『DJ PATSAT の日記』『DJ PATSAT の日記 Volume TWO』
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誕生日のアップルパイ|庄野千寿子
¥2,420
SOLD OUT
発行 夏葉社 A5版変形 224頁 庄野潤三(1921-2009)が残した小説のほとんどには、作家の家族が登場します。彼らは明るく、快活で、ユーモア精神にあふれ、ときに作家に小説の話題を提供し、ときに小説の主人公となります。子どもたちの生命力があふれる初期の作品もいいですが、老夫婦の日々を描いた晩年の連作もまた、庄野文学の大きな魅力といっていいと思います。なかでも、作家の生活を陰でささえる千寿子夫人(1925-2017)は、連作のなかで特別な存在です。 本書はこれまで発表されてこなかった千寿子夫人から長女夏子さんへの書簡です。手紙をいろどるたくさんの料理と、娘への感謝の気持ちを綴った数々の手紙は庄野潤三の文学そのもので、読んでいるこちらも幸せな気持ちになります。手紙は昭和48年に始まり、作家が亡くなった 2009 年に終わります。日々のよろこびを反芻するために綴った、家族の些細な記録は、庄野文学を読み解くヒントであり、同時に、毎日の生活を楽しむためのヒントになっています。(出版社より)
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海のうた
¥2,200
収録歌人一覧 青松輝/我妻俊樹/阿波野巧也/井口可奈/石川美南/石畑由紀子/伊舎堂仁/伊藤紺/伊波真人/井上法子/上坂あゆ美/牛隆佑/内山晶太/宇都宮敦/上澄眠/江戸雪/大前粟生/近江瞬/大森静佳/岡崎裕美子/岡野大嗣/岡本真帆/奥村晃作/笠木拓/加藤千恵/門脇篤史/川野芽生/川村有史/北山あさひ/絹川柊佳/木下龍也/工藤吉生/くどうれいん/郡司和斗/小島なお/五島諭/紺屋小町/榊原紘/佐クマサトシ/笹井宏之/笹川諒/佐々木朔/佐藤弓生/柴田葵/鈴木ジェロニモ/鈴木ちはね/鈴木晴香/染野太朗/多賀盛剛/高柳蕗子/立花開/田中有芽子/田中槐/谷川電話/谷川由里子/谷じゃこ/俵万智/千種創一/辻聡之/手塚美楽/堂園昌彦/土岐友浩/戸田響子/鳥さんの瞼/toron*/永井亘/仲西森奈/中村森/中山俊一/錦見映理子/野口あや子/長谷川麟/はだし/初谷むい/服部真里子/早坂類/東直子/平岡直子/pha/藤本玲未/フラワーしげる/穂村弘/本多真弓/正岡豊/枡野浩一/丸山るい/三上春海/光森裕樹/望月裕二郎/盛田志保子/柳原恵津子/山崎聡子/山下翔/山階基/山田航/山中千瀬/雪舟えま/吉岡太朗/吉川宏志/吉田恭大 (あいうえお順・敬称略、全100名) 編集 左右社編集部 定価 2,200 円(税込) 刊行日 2024年06月28日 判型/ページ数 B6判変形 上製 136ページ ISBN 978-4-86528-419-5 Cコード C0092 装幀・装画 装幀/脇田あすか 同時代の歌人100人がうたった 100首の〈海〉の短歌アンソロジー 海に来れば海の向こうに恋人がいるようにみな海をみている――五島諭 どこから開いても〈海〉がひろがる、はじめて短歌に触れるひとにむけた、とっておきの100首を集めました。 あかるい海、くらい海、まぶしい海、やさしい海、こわい海、はげしい海、さみしい海……100人の歌人がうたった、わたしだけの海のうた。 巻末には、収録歌の著者紹介と出典リストを収録。 この一冊から、お気に入りの歌人を見つけてみてください。
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この夢のほろびるとき|輪湖
¥1,800
SOLD OUT
リトルプレス 128mm×182mm / 152p / ソフトカバー 全ての景色が青くて白くて 優しいものに見えていた 家族との確執、精神疾患、自殺未遂、傘、天使、雪原の眩しさ、失踪、海辺の町、文学、食べた花、白昼夢、不安定な足取りで生きた軌跡。 詩的なエッセイ52作品を収録。
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映画興行分析|宇野維正
¥3,850
発行 株式会社blueprint 発売日:2024年7月3日 価格:3,850円(税込価格/本体3,500円) 判型/頁数:A5/528頁 ISBN:978-4-909852-53-3 『映画興行分析』は、宇野維正が2015年からリアルサウンド映画部にてスタートした週刊連載「宇野維正の興行ランキング一刀両断!」の約400本におよぶ記事を再編集してまとめた一冊。興行通信社が毎週発表している『今週の映画ランキング』約9年分を、映画ジャーナリストならではの鋭い視点で読み解いていった528ページにおよぶ大著だ。さらに、1年ごとに書き下ろしのコラム「映画興行概論」を収録し、2016年7月から2024年4月までの足かけ9年で、映画興行を取り巻く環境がどのように変化したのかを概観できる貴重な資料にもなっている。 本書の帯に「激動の映画興行10年史」とあるように、2019年に歴代最高興収を記録した日本映画界は、コロナ禍の2年を経て、国内アニメーション映画のメガヒット作、入場者プレゼントによる興収の嵩上げやコンサート映画の増加などをもたらした観客のファンダム化、そして本格化しつつあるIPの世界展開を軸とする、これまでとまったく別のビジネスモデルへと転生した。『ハリウッド映画の終焉』でアメリカ映画界の崩壊と失われつつある映画文化の現状に警鐘を鳴らした筆者が、ライフワークとして執筆してきた「どこにも忖度をしない興行分析」。記録や数字の向こうから見えてくる真相とはーー。
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缶チューハイとベビーカー|パリッコ
¥1,980
特典ペーパーつき 発行 太田出版 スタンド・ブックス 価格 1,980円(本体1,800円+税) 判型 四六判並製 ページ数 272ページ ISBNコード 9784778319472 搬入年月日 2024.6.24 育児エッセイだけは書かないと決めていた人気酒場ライター・パリッコによる共感と感涙の初の子育てエッセイ。育児の苦労や幸せを描いた文章は数多あれど、育児しながらどう飲むかを綴った文章はかつてなかった。子育ては常に切ない。 のびた「アンパンマンうどん」で酒を飲む、ボーナス“酒”チャンス、プールとビール、いつか娘と酒が飲みたいか?、子育ては「ねむさ」とともにある、さらばベビーカー他、全46編。 こっちは授乳で禁酒なのに、ま〜た飲んでんの?!……と思ってラストまで読んだら、飲んでないのに泣き上戸になりました。 ――夢眠ねむ