
2026.5
open 12-19
6(水・祝)営業
7(木)お休み
13(水)・14(木)お休み
20(水)− 24(日)お休み
27(水)営業
28(木)営業
− 5/10(日)白水社フェア
5/23(土)・24(日)出店|BOOK DAY とやま
5/22(金)− 25(月)展示|森本珠雪
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oar review #1 25時のピクニック|木下理子
¥880
SOLD OUT
発行 oar press 2024年9月20日発行 B6判(18.2×12.8cm)/48頁+図版18頁 ISBN: 978-4-910794-12-9 C0070 デザイン:加納大輔 作家と協働してアートブックを主に刊行する出版社・oar press のウェブサイト上で連載された「oar review」。 書き手それぞれの制作や実践とも関わり合いながら執筆された文章が、書き下ろしのテキストも加わって紙の本として改めて発表されます。 第一弾となる本書は、2022年4月から同年9月まで連載された木下理子による『25時のピクニック』を収録。自身のアトリエである「25時」を舞台に、全6回の連載の中で多様なアートブックが紹介されます。 実在しない時間の名の下、ピクニックシートを広げるように様々な本を開いては自身の制作との交点を結ぶ、星座のように近くて遠いアトリエ通信です。 (版元より)
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ティンダー・レモンケーキ・エフェクト|葉山莉子
¥1,980
SOLD OUT
発行 タバブックス 発売 2023年10月31日 装丁 奥山太貴 B6版・ソフトカバー・296 頁 ISBN978-4-907053-64-2 定価 本体1800円+税 わたしの日記を送ります。 あなたの日記を送ってください。 Tinder上で「日記」と名乗り、夜な夜な毎日、日記を送る。 日記を交換するうちに、ひとりの男性に恋をした。 二〇二二年二月から一〇月までの わたしの日記と、数日間の彼の日記。 マッチングアプリでの男性からの「ヤレるヤれないの評価軸」に消耗していた「わたし」。ちょっとしたイタズラと復讐のつもりで、ある日「日記」と 名乗り、マッチした男性に日記を送りはじめた。突如日記が送られてくるというゲリラ活動をおもしろがる人が現れ、多い時には 100 人あまりと日記を送りあう。やがてひとりの男性に恋をして ......恋、狂気、ユーモア、批評、さらに性を真正面から語る、自立した女性の痛快な日記。 2022年12月自費出版したZINEは評判を呼び、瞬く間に完売。待望の書籍化です! ◯ 二月九日(水) 明日は大雪らしい。明日は前にTinderで知り合った男性と会う約束をしている。バレンタインも近いし、チョコでも用意すべきか否かひととおり悩んだ末に用意した。一個三百円のTops のチョコレートブラウニー。かなり妥当だと思う。妥当な手土産選手権があったら、わたしはけっこういい線いける自信がある。 四月二十三日(土) カレーづくりと洗濯を無事終えて、六本木に向かう。あいかわらず、六本木は苦手だ。 歩いていると「マイク・ミルズを観ろ!」という啓示があり、おとなしくそれに従うことにした。 四月二十六日(火) Tinder上での日記は、そもそも対人間とのちまちましたチャットのやりとりや、セックスするしないのせせこましい駆け引きに疲弊してはじめたことだけど、いまは「日記を書く」こと自体に意味を見出しはじめている。そして日記を読む読まれるという ゆるやかなコミュニケーションに心地よさを感じている。 八月三十一日(水) セックスは最大限のコミュニケーションであるから、話が通じない人に自分の身を委ねることはない。男性と一対一になったら、女であるわたしはどうやったって勝つことはできない。だから、自分にいやなことはしないだろうという安心があるかどうかが、かなり重要なチェック項目になると思う。それにまともに会話もできないような人間が、相手に快楽を与えることはできないと思う。セックス、なめんな。 (本書より) 葉山莉子 はやま・りこ 1993年生まれ。東京生まれ東京育ち。2022年に『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』を発表し、ZINE制作を中心に執筆活動を開始。美術館によくいく。
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第一藝文社をさがして|早田リツ子
¥2,750
発行 夏葉社 価格:2500+税 312頁 四六版変形/ハードカバー ISBN978-4-904816-38-7C0095 映画と詩と生け花の本を刊行した、戦前のひとり出版社の評伝。 第一藝文社(1936-44)は主に京都で活躍した戦前の出版社です。社主は中塚道祐。 彼のほかに社員はいませんでした。伊丹万作の最初の本(『影画雑記』、1937)や、 アニメーション映画の評論の嚆矢ともいえる今村太平の『漫画映画論』(1941)、杉 山平一の詩集『夜学生』(1943)などの名著を刊行した第一藝文社とはいったいどんな出版社だったのか? 著者は遺族に会いに行き、図書館と古書店をとおして、 その秘密を時間をかけて、ひとつひとつ解き明かしていきます。 そこにはひとりの編集者と作家たちの出会いがあり、大きな戦争がありました。地味で、無骨で、読み応えのある類書のない評伝。 (出版社商品ページより)
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上林曉傑作小説集 星を撒いた街
¥2,420
発行 夏葉社 山本善行 撰 2011年6月発行 ISBN978-4-904816-03-5 四六判上製 240ページ 価格 2,200円+税 装丁 櫻井久 市井の、私の、小さな世界を端正な文章で描き続けた作家、上林曉(かんばやし・あかつき)。 そのかなしくて、美しい小説世界。 既刊の撰集、文庫本に収録されていなかった作品のなかから、八編を精選。
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美しい街|尾形亀之助 著/松本竣介 絵
¥1,760
2017年2月発行 2017月7月2刷 ISBN978-4-904816-22-6 四六判上製変形 176ページ 価格 1,600円+税 装丁 櫻井久 巻末エッセイ 能町みね子 いつまで経っても古びない、たった一行の詩や、二行の詩。 眠らずにいても朝になったのがうれしい 消えてしまった電燈は傘ばかりになって天井からさがっている (「いつまでも寝ずにいると朝になる」) 孤高の詩人尾形亀之助(1900〜1942)の全詩作から五五編を精選。 (夏葉社商品ページより)
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どこにでもあるケーキ|三角みづ紀詩集
¥1,870
刊行:ナナロク社 詩篇:三角みづ紀 装画:塩川いづみ 装丁:鈴木千佳子 定価:1700円+税 発売:8月28日頃 ISBN:978-4-904292-95-2 C0092 わたしは十三歳になっていた。 わたしは皆とはちがう/全員がささやかにあらがう/でも完全にちがうのはこわい 本文:120頁/詩33編+口絵2点+あとがき 造本: 文庫よりひとまわり大きい上製本です。小口と天地に赤インクを塗る、三方小口塗装です。表紙絵は塩川いづみさん。タイトルは細い金の箔。カバーの代わりにグラシン紙という半透明の紙を巻いています。 詩集『よいひかり』(小社)に続く、三角みづ紀の第8詩集は、詩人の記憶を重ねた13歳を描く33篇の書き下ろしです。 誰もが感じてきた変わっていく心と身体と家族との関係性、教室の疎外感や世界の美しさを、失った記憶が蘇るように描きだします。 タイトルの『どこにでもあるケーキ』をはじめ、一見すると否定的な言葉に、どこかそうありたいとも願う繊細な感情が見事に詩となっています。 すべて一人の目線で描かれるため、主人公のいる短い物語としても読め、しばらく詩から離れていたなという方にも、親しみやすい一冊です。 (ナナロク社商品ページ)
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opener|comic_keema
¥1,100
SOLD OUT
リトルプレス 文庫版 84ページ モノクロ 無線とじ LINEアプリの自分ひとりだけをメンバーにした「トークグループ(1)」をメモ帳がわりに使う著者。そこへ一方的に送り続けている4年分の記録を読み返し、その言葉たちをフックに記憶を蘇らせ答え合わせのように当時のことを書いていく。「思い出を思い出したこと」をまとめた本です。(家族や子育てのエピソードが多めです) 表紙カバーのトレーシングペーパーで、ボトル内に波うつ液体をイメージしたウェーブをセルフカットで表現しているため一品一品仕上がりが異なります。 (版元より)
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教養としてのビュッフェ|comic_keema
¥1,100
SOLD OUT
リトルプレス ■体裁:A5版40ページ ■ 販売価格:1100円 今日の食べ放題文化を「総合芸術」と評する筆者によるファンブック。起こりやマナーなど基礎知識からはじまり、やや辛口な探訪レビュー、美しき皿へのコンポジションを極める「盛り専」の世界、さらに子どもの食育まで独自のビュッフェ論を展開。奥深いビュッフェの世界へあなたを誘います。 注意 表紙はリソグラフ印刷を採用。インクの滲みが一点ものの水彩のような風合いをお楽しみいただけるアナログな印刷方法となっています。摩擦に弱いので、お読みになる際はインク移りや手の汚れなどご注意ください。 一点ずつ風合いの異なり表紙です(写真5枚目参照)。色味のグラデーションが鮮やかで濃いものと落ち着いた薄いものがあります。希望のものがある場合は、コメントをいただければ対応いたします。(それぞれ数量限定となります。) 作者プロフィール comic_keema 1992年千葉生まれ、神戸在住。美大卒業後、編集職のかたわら、デザイン・イラスト業を営む。主な仕事にアーティストsumikaツアーグッズや、神戸市のイベントポスターなど。2024年よりZINEの制作をスタート。産後の息抜きに連れられたビュッフェに目覚め、以来趣味となる。温泉・サウナ付きのホテルステイも好き。同じようなワンピースばかり着ている。
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あなたがいたから 45の独立書店をめぐる旅|相田冬二
¥1,980
SOLD OUT
発行:Bleu et Rose 定価:1980円(本体1800円) 刊行日:2025年11月1日 ページ数:154ページ 判型:B6版 デザイン:戸塚泰雄(nu) 装画:箕輪麻紀子 編集:森田真規 当店、本の栞も掲載されております。 ◯ 2024年11月、映画パンフレットに寄稿した作品評101篇を収録した評論集『あなたがいるから』をはじめての自費出版で刊行した相田冬二が、同書を扱っている全国の独立書店を訪れ、そこで感じたことを主観的に綴った独立書店エッセイ。 これまで独立書店に縁のなかった著者が感じた、その世界とは──。 (版元より)
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オフショア 第五号
¥2,200
SOLD OUT
編著 山本佳奈子/金潤実/齊藤 聡/佐藤マタ/清水博之/高岡大祐/武部洋子/DJ 817/長嶺亮子/よなき/和田敬 発行:オフショア 四六判 288ページ 並製 価格 2,000 円+税 2,200 円(税込) ISBN978-4-9912649-5-5 発売日 2025年11月1日 表紙イラスト:petechen ロゴ・表紙デザイン:三宅 彩 試し読みはこちら https://hanmoto9.tameshiyo.me/9784991264955 目次 ■特集「音楽の聴き方について考える」 ・女のインドネシア・ポップス(武部 洋子) ・タイポップと真剣に向き合ったらダイナミック琉球にぶち当たった(DJ 817) ・インドネシアのジャズを聴く会ドキュメント[於:実験的談話室 主水 MONDO](佐藤 マタ) ・中華世界へのまなざし―台湾で撮影されたミュージックビデオを観る(長嶺 亮子・山本 佳奈子) ■生徒として、教員として―とある美術部の歴史とはなし(金 潤実) ■BARよなき2024年業務日誌[抄録](よなき) ■台湾における市民による地下メディア実践と民主化との関係―1990年代の台湾の地下ラジオ運動を軸として「メディアづくりを通じた市民意識の醸成とは」(和田 敬) ■ザイ・クーニンの表現にみるアイデンティティ―血、海、家(齊藤 聡) ■自炊アナキズム(高岡 大祐) ■私の弘大漂流記(清水 博之) ■消費主義的アジアンカルチャーから足もとのアジアへ(山本 佳奈子) 『オフショア』とは…… アジアの音楽やアートの情報を発信するウェブマガジン「Offshore」(2011~)が、紙の文芸雑誌となってリニューアル。2022年8月創刊。速い情報発信ではなく、「やすい」や「おいしい」でもないアジア。じっくりアジアを考えます。 〈巻頭言全文〉 いつのまにかペースを落とし(崩し?)年一回発行になっている本誌だが、ついに五号までやってきた。「これでいいでしょうか……」と、びくびくしながら発行していたのが四号までだったが、打って変わって、「こんな雑誌が読みたかった」という号になった。 そろそろここで特集というのを設けてみようという気になった。特集タイトルはなかなか決まらず一人であれこれ悩んだ。第一候補に「政治的な音楽の聴き方」、第二に「音楽と政治」などがあったが、最終的に、この背表紙に白抜きされた「音楽の聴き方について考える」―まどろっこしくて何も言ってないような長いタイトルになった。ちなみに「考える」のは書いたり編集したりした我々ではなく、読者の皆さんだ。皆さんにこそ、「考える」ことをしてほしいのである。また特集タイトルから「政治」を抜いたのは、狭義としての政治(政権、政府、政治家等)だけにとらわれて本誌のページをめくる気にならない人がいるだろうなと考えたためであり、まさに政治的な決め方をした。 とはいえ、音楽が聴こえたら、ただそれに身を委ねるのが理想的で、自分の耳と感覚だけを頼りにすることが、真っ当である。だがここはフロアではなく、活字の場だ。音楽を聴いたり演奏したりする自分たちを、活字の上で、精察する機会にしてみてほしい。 特集においては四分の二がインドネシアに関わる文章で、インドネシア音楽を勧めているようにみえるかもしれないが、そうではない。インドネシアは、政権のイデオロギーが瞬時にして一八〇度転換し、それによって音楽や芸術にも多大な影響があった。そんなダイナミックな変化のあったインドネシアでどのような音楽が奏でられ歌われているのかを知ることで、音楽と政治が地続きにあることをイメージしやすくなると思ったのだ。では、日本にはなぜそのようなダイナミックな変化がなく、インドネシア音楽の背後にあるような文脈がないのか。逆照射して考えてみると、本誌をはみ出たところでもっともっと楽しめるはずである。余談になるが、私は中国の音楽について集中的に見て/聴いてきたのだから、中国について今号に書くべきだったのでは、という心残りもある。しかしここは慎んで、次の機会までに詩経を学び、中国文学を原語で数作品読むという修練を積んでから、出直すことにしたい。今号所収の作品いくらかにそういった記述があるように、現地語を理解しなければ、その地の音楽について語るのは難しい。今ある音楽雑誌も、各地の音楽を扱う際はぜひ現地の言語を解する人に書かせてみてほしい。そのほうが断然面白いから。英語だけでアジアを読解しようというのは、ある意味で帝国主義的しぐさである。 特集の外にも音楽の話題が散らばっており、書くことを仕事にしていない人が筆を執ったものも多い。書かせるということの暴力性を校了後も思案しつつ、これまでで最も多様な視点を盛り込み、かつ重層的な号になったと自負している。執筆陣のパリテについては、編集人が女であるということを加味しつつ、次号の課題としたい。表紙イラストは、「陸から外海へ―オフショア」という極めてシンプルなお題で表現してもらった。〔編集人・山本 佳奈子〕 著者プロフィール 山本 佳奈子 (ヤマモト カナコ) (編著) 当誌の発行人・編集人。物書き(バイトと兼業)。1983年生まれ、尼崎市出身。2015年から約5年間那覇市に暮らし(その間に福建省で1年間留学)、2020年より神戸市兵庫区在住。好きな歌は「宮古根」。共編著書に『ファンキー中国 出会いから紡がれること』(灯光舎)。昔のZINEでの筆致を取り戻すため、しばらくは自分の原稿に没頭する予定。 (版元より)
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宇宙の日|柴崎友香
¥693
SOLD OUT
発行:ignition gallery 発売日:2020年5月5日 判型:A6判 ページ数:32P あとがき:柴崎友香 解説:勝井祐二 装幀:横山雄(BOOTLEG) 装画:山口洋佑 ”5月5日は宇宙の日。 だんだんと強く、速くなるドラムの音が、わたしの足から頭へと突き抜けていって、その音によって前後に揺り動かされている頭を一瞬止めて目を開けると、深い青色の空が見えた。” 小説家・柴崎友香が、ROVOの日比谷野音公演をひたすら書いた短篇を、1冊の小さな本にしました。 ページをめくるたび、ライブで音楽を聴く喜びが溢れ出します。またライブという生きた場所で音楽に浸りたくなります。 「あとがき」は2020年4月27日に著者が書き下ろしました。 いま、そしてこのさき何度でも、手にとってページを開いて音楽の中へ。 重版にあたり、ROVOの勝井祐二さんに「解説」を書いてもらいました。「何か宇宙っぽい音楽をやろう」と結成されたダンスロック・バンドROVOが、実際にどのような影響を受けて生まれたのか。「宇宙の日」と呼ばれる「MDTフェスティバル」がどのように生まれ、回を重ねていったのか。柴崎さんの「宇宙の日」について、そしてコロナ禍でのMDTについて。 “自分達の音楽を野音で「あの日」聞いてくれた事が言葉で、その場にいるように伝わって来る事に驚き、音楽と映像と照明の織りなす姿がこんなにも言葉で表現出来るものかと感動しました” (解説より)
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●訳者サイン本 ボッティチェリ 疫病の時代の寓話|バリー・ユアグロー/翻訳・柴田元幸
¥792
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翻訳 柴田元幸 発行 ignition gallery 発売日:2020年5月29日 判型:A6判 /中綴じ ページ数:44 装幀:横山雄(BOOTLEG) 「想像すること」が最も速く、最も深く、この始まりも終わりもない災厄の根をつかむ。そして人々の心に張り巡らされたそれは、我々をどのように揺さぶり、変容するのか。夢は息絶え、あるいは再生するのか。バリー・ユアグローの驚くべき12の寓話は、それらを語り、記録し、証明する。 ――川上未映子 アメリカ在住の作家・バリー・ユアグローが、2020年4月5日から5月11日にかけて、都市封鎖状態の続くニューヨークから柴田元幸に送った12の超短篇を、1冊の小さな本にしました。 -- 「世界」が故障した「世界」へと大勢の人が強制的に連れてこられた時代に、ここに集められた寓話は、大きな救いになるだろう。驚くべき着想と空想の数々は、それがどんなに残酷でも、私の狂気の核心に触れ、癒し、救った。作家の「空想」の強烈な可能性に恍惚とした。恐怖は空想の力により、新しい世界と言葉で再構築された。この恐ろしい時代に、この物語が生まれ、変化した世界に刻まれたことに、奇跡を見たような気持ちでいる。 ――村田沙耶香 --- “ある時期にひとつの場所を包んでいた、だがほかの多くの場所でもある程度共有されていた特殊な(と思いたい)空気を封じ込めた小さな本。”(柴田元幸「この本について」より) 「正気を保つため」に書かれた疫病の時代の寓話。 《収録作品》 ボッティチェリ / ピクニック / 鯨 / 影 / スプーン / 猿たち / 戸口 / サマーハウス / 風に吹かれて / 岩間の水たまり / 夢 / 書く この本について(柴田元幸) 《著者プロフィール》 バリー・ユアグロー 1949年生まれ。ニューヨーク在住。シュールな設定ながら、思いつきのおかしさだけで終わるのではなく、妙にリアルで、時に切なく、笑えて、深みのある超短篇で人気を博す。著書に『一人の男が飛行機から飛び降りる』『セックスの哀しみ』『憑かれた旅人』『ケータイ・ストーリーズ』(以上、柴田元幸訳)など。 《訳者プロフィール》 柴田元幸 1954年生まれ。翻訳家、東京大学名誉教授。文芸誌「MONKEY」編集長。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。翻訳の業績により、早稲田大学坪内逍遙大賞受賞。現代アメリカ文学を中心に訳書多数。
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●訳者サイン本 天国ではなく、どこかよそで|レベッカ・ブラウン
¥2,200
SOLD OUT
翻訳者の柴田元幸のWサイン本 翻訳 柴田元幸 出版社:twililight 2000円+税 10月30日発売 B6変形 / 136P / モノクロ / 上製本 『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』などで知られるアメリカの作家、レベッカ・ブラウンの最新物語集『天国ではなく、どこかよそで』。 「三匹の子ぶた」を踏まえた「豚たち」、「赤ずきんちゃん」を踏まえた「おばあさまの家に」をはじめ、ピノキオ、ヘンゼルとグレーテルなど、さまざまな伝統的物語やキャラクターを、レベッカ流に夢見なおした物語が並びます。 語り直しの切り口は作品によってさまざまですが、単一のメッセージに還元できない、怒りと希望をシンプルな文章で発信しつづける作家の神髄が伝わってくる、豊かな「サイクル」が出来上がっています。 訳者の柴田元幸が「この人の文章は言葉というよりほとんど呪文のようなリズムを持っている」と評するレベッカ・ブラウン独自の文体によって、 読者を暗闇から光へ、厳しさから愛へ、私たちが今いる場所から私たちが行くべき場所へと導きます。 “ここにあるのは「めでたし、めでたし」の死角を辛辣なユーモアで照らしてみせる物語。 そうやってわたしたちが見えないふり、聞こえないふり、わからないふりをしてきた暴力の轍を、怒りでもって洗い出し、祈りをこめて語り直すのだ。” 倉本さおり “そこではみんな、ほんものの肉体を得る。 痛みに苛まれ、声は揺らぎ、歪み、叫ぶ。 闇の中、寓話は変わり果てた姿になって 赦しを求め、こちらを見つめる。 どうしてこんなに、愛おしいのだろう。” 大崎清夏 (版元より)
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体の贈り物|レベッカ・ブラウン/柴田元幸
¥2,420
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発行 twililight B6変形判 縦170mm 横122mm 厚さ170mm 194ページ 上製 価格 2,200 円+税 ISBN978-4-9912851-9-6 CコードC0097 初版年月日 2025年6月16日 アメリカの作家、レベッカ・ブラウンの代表作を復刊。 逃れようのない死の前で、料理を作り、家を掃除し、洗濯をし、入浴を手伝う。 喜びと悲しみ、生きるということを丸ごと受け止めた時、私は11の贈り物を受け取った。 エイズ患者とホームケア・ワーカーの交流が描き出す、悼みと希望の連作短篇。 著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。 金井冬樹の装画による新装版。 “横溢するケアに包まれました。ホームケアワーカーの「私」が派遣されるのは死の恐 怖に向き合う患者たちのところ。ケアする側が彼ら、彼女らの生を“尊重されるべき もの”として丸ごと抱擁するとき、曇っていた生がみるみる輝きを取り戻していく。 まさに奇跡のような贈り物。” 小川公代 “透きとおるような日本語で訳されたこの小説集における、死にゆく人々の生を支える主人公の冷静さ、 心身の痛みにたいする想像力の深さ、そこから生まれる交流のぬくもりは、 いま、世界でなにより大事なものに思える。” 木村紅美 目次 汗の贈り物 充足の贈り物 涙の贈り物 肌の贈り物 飢えの贈り物 動きの贈り物 死の贈り物 言葉の贈り物 姿の贈り物 希望の贈り物 悼みの贈り物 謝辞 『体の贈り物』三十年後 二〇二五年版訳者あとがき 著者プロフィール レベッカ・ブラウン (レベッカ ブラウン) (著) 1956年ワシントン州生まれ、シアトル在住。作家。翻訳されている著書に『体の贈り物』『私たちがやったこと』『若かった日々』『家庭の医学』『犬たち』、ナンシー・キーファーとの共著に『かつらの合っていない女』がある。『体の贈り物』でラムダ文学賞、ボストン書評家賞、太平洋岸北西地区書店連合賞受賞。 柴田元幸 (シバタ モトユキ) (訳) 1954年生まれ。翻訳家・アメリカ文学研究者。 ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンドンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイスン&ディクソン』で日本翻訳文化賞、また2017年に早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。 文芸誌『MONKEY』(スイッチ・パブリッシング)責任編集。 (版元より)
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●訳者サイン本 松明のあかり 暗くなっていく時代の寓話|バリー・ユアグロー
¥1,540
SOLD OUT
翻訳 柴田元幸 発行 twililight B6変形判 縦172mm 横105mm 88ページ 価格 1,400 円+税 1,540 円(税込) ISBN978-4-911605-01-1 初版年月日 2025年8月7日 アメリカ合衆国在住の作家バリー・ユアグローがトランプ政権下のアメリカに住む不安を小説に。 『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』からわずか5年。ユアグローから再び届いた「アメリカのいまを伝える」緊急文書。 「ここに収められた物語は心の、思いきっていえば魂の訴えである。」(柴田元幸) “昨年の大統領選で、本書の収録作「彼」で言及される「彼」の元とおぼしき人物が、七千万以上の国民に支持されて大統領に復帰して以来、合衆国から暗い知らせが届かない日はない。そして、七千余万の人たちのうちかなりの人数にとっては、それら暗い知らせも暗くはなく、ひょっとすると喝采すべき明るい知らせなのかもしれない、と思うと気持ちはますます暗くなる。 とはいえ、そんな吞気なことを言っていられるのも、あくまで当方は外国にいて、いまのところは直接、精神的にも物理的にも甚大な害は被っていないからだろう――いまのところは。が、暗さの渦中にいる人々は、どんな思いで生きているのか? バリー・ユアグローから届いたこれらの寓話は、そのひとつの実例を伝えてくれる“ (訳者あとがきより) ◯ 作者からのメッセージ 2020年、コロナ・ウィルスがニューヨークで猛威を振るっていたときに私は『ボッティチェリ』を書きました。そしていま、別の疫病のさなかに『松明のあかり』を書きました。今回は全米で猛威を振るっている政治的な疫病です。この本に収めた一連の寓話は、切羽詰まった警鐘であり、助けを求める訴えであり、自分が子供のころに移ってきた国でいま為されているさまざまな酷(むご)いことに対する苦悶の叫びです。日々押し寄せてくる、アメリカのみならず世界中を危険にさらしている暴虐、非道、噓のただなかで生きる、その痛みに満ちた経験を、これらの物語は想像力を通して綴っています。ところどころで暗いユーモアを使ってもいますが、絶望に陥らないため、ただ単に絶叫してしまわないために笑うのです。日本の読者の皆さんに、アメリカにいる私たちが、私たちの多くが、いまだ人間でいること、なんとか人間らしさを保ち、私たちの名において日々為されていることに深い恐怖を覚えていることをわかっていただければと思います。『ボッティチェリ』を素晴らしい本にしてくれたチームが、この『松明のあかり』も素晴らしい本にしてくれたことに感謝します。 バリー・ユアグロー 2025年7月20日 柴田元幸訳 ◯ 目次 松明のあかり ドッキリ 国境 カット! 何か 情報 埃 揺り木馬 光沢 地図帳 ティーカップ のたうつ 彼 ゴヤ 塹壕の日々 気をつけて 飾り戸棚 危険 君は何をした? 墓 逃れる 枕の下に見つかったさまざまな政府のリスト 訳者あとがき 著者プロフィール バリー・ユアグロー (著) 南アフリカ生まれ、10歳のときアメリカへ移住した。 『一人の男が飛行機から飛び降りる』『たちの悪い話』 『ケータイ・ストーリーズ』(いずれも柴田元幸訳、新 潮社刊)など、詩的で白日夢のごとき超短篇で知られ る。ニューヨーク市クイーンズ区ジ ャクソン・ハイツ在住。当地での苛烈なコロナ禍の体 験が、『ボッティチェリ 疫病の時代の寓話』(2020年、 柴田訳で ignition gallery 刊)および『東京ゴースト・ シティ』に活かされている。 柴田元幸 (シバタモトユキ) (訳) 翻訳家・アメリカ文学研究者。1954年東京都生まれ。 ポール・オースター、スティーヴン・ミルハウザー、 スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソン、 レベッカ・ブラウン、バリー・ユアグロー、トマス・ ピンチョン、マーク・トウェイン、ジャック・ロンド ンなど翻訳多数。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、 『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、『メイ スン & ディクスン』で日本翻訳文化賞、また2017年に 早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。文芸誌『MONKEY』 (スイッチ・パブリッシング)責任編集。 (版元より)
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●サイン本 いいことばかりは続かないとしても|大崎清夏
¥2,090
発行 河出書房新社 単行本 46変形 ● 240ページ ISBN:978-4-309-03236-8 ● Cコード:0095 発売日:2025.10.22 定価 2,090円(本体1,900円) 装丁:佐々木暁 装画:小城弓子 山にも、街にも、悲しみの先にも。どこにだって発見はある。自然と芸術を求めて旅する最注目詩人の、〈生への祈り〉と〈センスオブワンダー〉に満ちた傑作エッセイ 祝・萩原朔太郎賞受賞! いま最も注目される詩人・大崎清夏の、旅と暮らしとことばの軌跡。 熊のいる山奥・湘南の海辺・震災後の能登半島・知床の雪原・ハンセン病資料館・ヴェネチア・そして古今の文学と映画と芸術の中まで――〈自然=力=詩〉を探して、どこまでも。 すみかも、生活も、人間関係も、 何かが変わってしまっても、柔らかい力強さをもって生きてゆくために。 「いいことばかりは続かないとしても、あくまでも軽妙に、明るく、希望をもって。(…)どんなに事態が悪化したように見えるときでも、そこに新しく面白いことを見つけることはできる。その先に待ち受ける大仕事にとりかかることはできる。無限の可能性を持った子どもにもう戻れない私たちは、大人として世界を拓けばいい。英語が話せなければ、日本語で語りかければいい。崇高な野生動物になれないなら、人間という変な動物として、生き延びる道を探ればいいのだ。」(本文より) 〈目次〉 熊に会ったら歌うこと。 遠くにトナカイがいます ちゃんと知りながら、へんなことをやる ムーミンの世界のこと 何かをほんとうに聞くときには…… ミヒャエル・エンデ『モモ』のこと いいことばかりは続かないとしても ウェス・アンダーソンの動物たち 動物と知り合うヒト 岩合光昭さんの写真のこと 港はありません その家に、住んでいた どうぞゆっくり見てください もうひとつの地震日記 快楽主義者の詩学 谷川俊太郎さんのこと いつか眼差しが再び会うまで 『燃ゆる女の肖像』のこと 詩人の副業、詩の日常 『パターソン』のこと 存在しない故郷への旅 『ミリオンダラー・ベイビー』のこと 説明できない理想のために…… 『木のぼり男爵』のこと それはあなたの自由 『さらば、愛の言葉よ』のこと 雪と踊る方法、あるいは訪れの合図 映画『Shari』のこと 大志の歌の祭りに寄せて 安野みつまさ先生へ 池上上々日記 その心は優しかった。 『いのちの芽』の詩人たちと出会った日のこと 中也はポエムか 大衆との合作について 風の展示を見にいく 自然を浴びに、ヴェネチアへ行く 著者 大崎 清夏 (オオサキ サヤカ) 2011年、第一詩集『地面』刊行。詩集『指差すことができない』で中原中也賞、『暗闇に手をひらく』で萩原朔太郎賞受賞。ほか著書に『踊る自由』『目をあけてごらん、離陸するから』『私運転日記』『湖まで』等。 (版元より)
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つぎの民話 〈映像以前の光〉への旅|松井至
¥3,080
発行:信陽堂 四六変形判 縦193mm 横123mm 336ページ 仮フランス装 定価 2,800 円+税 3,080 円(税込) ISBN978-4-910387-12-3 初版年月日 2025年10月7日 かつて焚き火を囲んで民話が語られたように 映像がその光となって〈つぎの民話〉が生まれる。 傑作ドキュメンタリー映画『私だけ聴こえる』で知られざる〈コーダ= CODA〉の世界を描き、驚きと共に世界に迎えられた松井至監督による、初めての著書。 映像を〈見る〉〈見られる〉という関係から解き放ち、その場にあらわれるものを〈共視〉することでひらかれるドキュメンタリーの新しい可能性。 ……石巻、いわき、奈良、京都、朝日町、西会津、前橋…… 日本各地を旅し、人に出会い、撮影を続ける日々の中で、〈映像とは何か〉〈映像に何ができるのか〉を探究し続けた、二年間の旅を綴る、体験的映像論。 本書で制作過程が描かれた、松井監督の映画7作品の鑑賞リンクがついています。 映像と共にお読みください。 コーダ:デフ(ろう者)を親に持つ聴者の子どもたち。(CODA=Children of Deaf Adults) ◯ …… たった十五分の映像をここの人たちが何度も上映する理由を、ようやくわかりつつあった。 わたしとあなたを言葉やフィクションで括らない方法が、名前のないものを名前のないまま共に見る方法がここには必要だった。震災を語ることが社会的意義と強く結びついて公共化する地域で暮らし、語ることに違和感を覚えながらもいつのまにか言語化を強いられ、消耗し、ある日、なにひとつ見ることも聞くこともしなくなった自分に気が付く。 そこに映像は発生する。 他者が映し出される。 誰かの環世界に触れて、思い出す。 震災以前を思い出す。自分なのかもわからない自分以前を思い出す。 そうやってひとりでは決して思い出せなかった記憶を受け入れる。 「私という生きものはこの地上をこんなふうに生きた」と。 (エピローグ「想起するまなざし」より) ◯ 版元より 2022年、一本のドキュメンタリー映画が公開され、全国およそ40館で上映されるヒットとなりました。『私だけ聴こえる』、「コーダ」=デフ(ろう者)の親のもとに育った聴者の子どもたちの世界を鮮やかに描いた作品です。 本書はその松井至監督による、初めての著作となります。 松井監督の作品の中で、人々はごく自然にふるまい、言葉を紡ぎます。そのさまはまるで「そこにカメラがない」かのようです。 映像を〈撮る〉〈撮られる〉という関係から解き放つとき、そこにある何かを「共に見る」という〈場〉が生まれる、映像はそれを記録している、ということなのかもしれません。 本書は松井氏が、石巻、いわき、奈良、京都、朝日町、西会津、前橋……日本各地を旅し、人に出会い、映像制作の時間を共に過ごす中で生まれた、映像の、ドキュメンタリーの可能性を探る思索と実践の記録です。 取材対象と記録者の関係性、世界中にモニターが氾濫しているいま映像に何ができるのか、映像の地産地消、地域との関わり……そして、 「途絶えたかに思えた民話は、いまも自分たちの身体から湧き出している。 私たちがいま生きていること自体が、未来から見れば民話になる」 という直感へ。 本書で制作の過程が描かれた松井監督の映画7作品の鑑賞リンクが付いています。 『つぎの民話』を、映像と共にぜひお読みください。 (本書はWEBサイト「信陽堂編集室」に「人に潜る」として2年間にわたり連載されました。書籍化にあたり、大幅に加筆、修正を施されています) ◯ 目次 握手 |プロローグ 家は生きていく |石巻 近くて遠い海へ |いわき ゆびわのはなし |御所 いのちの被膜 |京都 〈つぎの民話〉へ|ウガンダ――朝日町 田んぼに還る |西会津 光を読む |映画『私だけ聴こえる』 うたうかなた |前橋 想起するまなざし|エピローグ 著者プロフィール 松井 至 (マツイ イタル) (著) 1984年生まれ。映像作家。 人と世界と映像の関係を模索している。 2021年、耳の聴こえない親を持つ、聴こえる子どもたちが音のない世界と聴こえる世界のあいだで居場所を探す映画『私だけ聴こえる』を発表、海外の映画祭や全国四十館のミニシアターで上映され反響を呼んだ。令和四年度文化庁映画賞文化記録映画大賞受賞。無名の人たちが知られざる物語を語る映像祭〈ドキュメメント〉を主催。現在は「地域で撮り、地域で観る」映像制作ユニット〈つぎの民話〉を展開している。 https://www.itarumatsui.com/ (版元より)
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みんな大きくなったよ|本上まなみ
¥2,090
発行:ミシマ社 四六判 並製 価格 1,900 円+税 2,090 円(税込) ISBN978-4-911226-24-7 発売日 2025年9月20日 さわやかでなつかしい、時間旅行のようなエッセイ集 デビュー作『ほんじょの虫干。』刊行25周年記念本 いち生活者・表現者として、家族や仲間とともに重ねた日々が詰まった一冊。 ふるさと庄内、賑やかな家族、東京での仕事、子どもと暮らす京都… 山や川や畑で遊び、美味しいものを作って食べ、北へ南へ旅に出る 本上さんちの愉快なアルバム 「幼少期から一緒に過ごした妹やイトコ、友だち、そして次々やってくるそれぞれの子どもたちと、互いに『大きくなったね』『大きくなったよ』……なんて言い合えるのは幸せなことだなと、以前にも増して思うようになっています。ここに収めた文章は、私の暮らし、大切にしているもの、大切にしている人との出会いやおつき合いの話が中心です。」――まえがきより 目次 1 庄内 私のふるさと 2 京都に暮らして 3 私の東京物語 4 滋賀はいいとこ 5 うちの家族 6 俳句に惑う 7 がつがつ 8 自然の中へ 9 旅の空 著者プロフィール 本上まなみ (ホンジョウマナミ) (著) 1975年東京生まれ。俳優・エッセイスト。長女の小学校入学を機に京都に移住。出演作に映画『紙屋悦子の青春』『そらのレストラン』、エッセイに『ほんじょの虫干。』(学研プラス/新潮文庫)、『落としぶたと鍋つかみ』(朝日新聞出版)、『芽つきのどんぐり 〈ん〉もあるしりとりエッセイ』(小学館)、『はじめての麦わら帽子』(新潮社)、『一泊なのにこの荷物!』(澤田康彦との共著、ミシマ社)、絵本に『こわがりかぴのはじめての旅。』(マガジンハウス)など。ABCテレビ『news おかえり』(火曜日MC)、BS朝日『そこに山があるから』に出演中。 (版元より)
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世界自炊紀行|山口祐加
¥2,750
SOLD OUT
発行:晶文社 四六判 568ページ 定価 2,500 円+税 2,750 円(税込) ISBN978-4-7949-8012-0 初版年月日 2025年8月 【世界には、今晩の献立を考えない人たちがいる】 自炊料理家の著者の元に寄せられる「献立作りが苦痛」「いつも同じ料理ばかりでマンネリに」「スーパーで途方にくれる」 という自炊に悩める人々の声。これって日本だけ?「世界の自炊」はどうなっているんだろう?と思った著者は飛行機に飛び乗っていた――。 2024年の間に全世界12か国、38家庭を取材。それぞれ各国から2家庭を厳選し、合計24組の自炊事情を12種の自炊レシピと共に紹介する。同時代を生きる人々、それぞれの「自炊する意味」とは。 【推薦】 奥野克巳(文化人類学者) 「12か国の食卓を巡る旅の果てに、 いちばん意外だったのは日本人の自炊だった」 内澤旬子(文筆家、イラストレーター) 「和食はもちろん、中華イタリアン、フレンチ、エスニックと自国以外の料理も何品も作り、栄養衛生にも配慮する。 しかも担うのは主に女性……などなど、日本の家庭料理にまつわる「常識」は世界からはどう見える?? 自炊料理研究家が世界各地の自炊人を訪ねて作り味わう自炊紀行。現地レストランでも味わえない自炊レシピ満載」 【著者より】 本書は一気読みすると手のひらの上で世界一周をした気分に浸れるだろうし、寝る前に一家族ずつ読んでちょっとずつ楽しんでもらうのも良いと思う。この本を読んでくださる方が私の旅を追体験し、自炊という身近な行為を客観的に見て(世界各地と比べて!)、ご自身の生活に何かしらプラスになるヒントが手渡せたら、心からこの本を書いて良かったと思える。 目次 はじめに 1 台湾編:外食文化が根付いた国で自炊をするということ 2 韓国編:自炊よりも外食した方が、たくさん野菜が食べられる国 3 ポルトガル編:魚介類と米の国の日常食とは 4 スペイン編:一日五回の食事を摂る国へ⁉ 5 フランス編:「おいしい」の国の自炊事情とは 6 トルコ編:「本当のトルコ料理」を探して 7 イタリア編:地域性のある食文化が根付く「イタリアの自炊事情」 8 メキシコ編:スペインの侵略がもたらした食文化の変革 9 ペルー編:注目度急上昇、ペルー料理がおいしい理由とは 10 タイ編:毎日・毎食、外食で困らない国でなぜ自炊するのだろうか? 11 ベトナム編:本当の「家庭料理」に会いたくて 12 ラオス編:何も知らない国の自炊に出会うこと おわりに ■本書に登場した滞在先の中で一般に開かれている宿泊先リスト ■旅の参考にしたWebサイト 著者プロフィール 山口祐加 (ヤマグチユカ) (著) 自炊料理家。1992年生まれ。東京都出身。出版社、食のPR会社を経て独立。 7歳から料理に親しみ、料理の楽しさを広げるために料理初心者に向けた料理教室「自炊レッスン」や小学生向けの「オンライン子ども自炊レッスン」、レシピ・エッセイの執筆、ポッドキャスト番組「聞くだけでごはんができるラジオ」などは多岐にわたって活動中。著書に『自分のために料理を作る 自炊からはじまる「ケア」の話』(星野概念との共著、晶文社/紀伊國屋じんぶん大賞2024入賞)、『自炊の壁 料理の「めんどい」を乗り越える100の方法 』(佐々木典士との共著、ダイヤモンド社)など多数。 (版元より)
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線路つまみ食い散歩|久住昌之
¥1,760
SOLD OUT
発行 カンゼン 出版年月日 2018/05/21 ISBN 9784862554697 判型・ページ数 四六・288ページ 定価 1,760円(税込) 線路だけが道しるべ大人のスタンド・バイ・ミー 『孤独のグルメ』久住昌之の旅エッセイ ローカル線路沿いを歩くだけのゆる旅だからこそ出会う 思いがけないメシ、人、風景 珍道中でみちくさして、いつのまにか列島縦断の浪漫紀行 『孤独のグルメ』の久住昌之氏がガイドブックやスマホに頼ることなく、観光名所を調べるわけでもなく、ただ線路をつたって歩く自由な散歩紀行。 旅先での思いがけない美しい風景や人、メシ&酒&風呂との出会い…… 心がほっこりする小さな感動を久住節で味わい深く綴っていく。 久住氏が撮った独特の写真も満載で、思わずささやかな旅に出かけたくなる、大人の独り旅エッセイ。 『旅の手帖』(交通新聞社)での人気連載に加筆した前作『ニッポン線路つたい歩き』が さらにパワーアップして登場です! (版元より)
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遠くまで歩く|柴崎友香
¥2,090
発行:中央公論新社 四六判 368ページ 定価 1,900 円+税 2,090 円(税込) ISBN978-4-12-005876-9 発売日 2025年1月22日 コロナウィルス感染拡大のなか、小説家のヤマネは、『実践講座・身近な場所を表現する/地図と映像を手がかりに』という講座を担当することになる。 PCを通して語られるそれぞれの記憶、忘れられない風景、そこから生まれる言葉……。 PC越しに誰かの記憶が、別の新たな記憶を呼び覚まし、積み重なってゆく。 人と人とのあらたなつながりを描く長篇小説。 読売新聞連載、待望の単行本化。 著者プロフィール 柴崎友香 (シバサキトモカ) 1973年、大阪府生まれ。99年「レッド、イエロー、オレンジ、オレンジ、ブルー」が文藝別冊に掲載されデビュー。2007年『その街の今は』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、織田作之助賞大賞、咲くやこの花賞、10年『寝ても覚めても』で野間文芸新人賞、14年「春の庭」で芥川賞を受賞。その他の小説に『パノララ』『かわうそ堀怪談見習い』など、エッセイに『よう知らんけど日記』ほか、著書多数。 (版元より)
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するりベント酒|久住昌之
¥1,760
発行:カンゼン 四六判 224ページ 定価 1,600 円+税 1,760 円(税込) ISBN978-4-86255-685-1 発売日 2023年6月20日 やってやろう。ぬけぬけと。するっと 〈ベント(弁当)〉×〈酒〉! 『孤独のグルメ』原作者が拓いた抜け道的“ひとりめし時間” キャベツ畑で味わう、俺の大発明! 凄すぎる玉子サンドを食べて考えた 一番好きなおにぎりで、酒を飲む おやついなりに想う実家のおいなりさん…etc 2021年春~2023年春 不自由な時代、不自由な世界で書き続けた日記的食エッセイ 著者プロフィール 久住昌之 (クスミマサユキ) (著) 1958年生まれ、東京都出身。 1981年、泉晴紀(現・和泉晴紀)と組んで「泉昌之」名でマンガ家デビュー。1999年、実弟・久住卓也とのユニット「Q.B.B.」の『中学生日記』で第45回文藝春秋漫画賞。2019年には絵・文を手がけた絵本『大根はエライ』が第24回日本絵本賞を受賞。根強い人気を誇る谷口ジローとの共著『孤独のグルメ』は10以上の国・地域で翻訳出版され、2012年にTVドラマ化。そのシリーズすべての劇伴の制作演奏、脚本監修、レポーター出演を務めるなど、マンガ、音楽を中心に、多岐にわたる創作活動を展開している。 (版元より)
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足摺り水族館|panpanya
¥1,650
SOLD OUT
発行 1月と7月 装丁 panpanya panpanya 1冊目の単行本。 単行本「足摺り水族館」のあらまし 単行本「足摺り水族館」は、2010年と2011年にそれぞれ私家版として発行された「足摺り水族館」及び「ASOVACE」という本をもとに、一般流通向けに再編集したものです。「ASOVACE」はpanpanyaがそれまでに描いた短編漫画作品を一冊に纏めたもので、総ページ数300ページ以上を藁半紙にコピー、和綴じで自家製本されています。また私家版「足摺り水族館」は「一冊の本をして水族館感を体現させる」というコンセプトのもと制作され、これもひとつひとつ表紙を特殊加工し、手作りしています。 今回作品を纏め直すにあたり、他の漫画短編作品と性格の異なる「足摺り水族館」をどう扱い、作品集に統合するかという点で特に難儀しました。最終的に「足摺り水族館」を核とし、その一冊の作品の中に各短編を織り込むという考え方でpanpanya自ら設計編集することで「足摺り水族館」の意趣を損なわず統合し作品集とすることに成功しています。 今回発行される単行本版「足摺り水族館」では活動初期からのpanpanyaの漫画作品を集成するとともに、一冊の本を固有の作品として製本し発行するpanpanyaの活動を、より広く手軽な量産品の形態に落とし込んで紹介するものです。 収録作品 足摺り水族館 / 完全商店街 / すごろく / 新しい世界 / イノセントワールド / 二〇一二年四月一七日の夢 / 足摺り水族館 / 冥途 / スプートニク / 無題 / マシン時代の動物たち / 足摺り水族館 / 君の魚 / エンディングテーマ
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そぞろ各地探訪 panpanya旅行記集成|panpanya
¥2,970
SOLD OUT
発行:1月と7月 判型:B6判 頁数:236ページ ISBN:978-4-90725-921-1 価格:2700円+税 装丁:panpanya 2024年11月刊行 1月と7月社では「足摺り水族館」以来、10年ぶりとなる単行本です。 「1月と7月」社から刊行した雑誌「1月と7月」誌にて連載されていた、 「1月か7月」全六回の単行本であるとともに、panpanyaが過去に 個人制作し、刊行した「旅の本」6冊を合本するものです。 ■収録作品■ ・「1月か7月」第一回~第六回(2014‐2017) 《旅の本》 ・旅行(2009) ・TELEPORTATION(2011) ・どうくつの巻(「記憶/景色」2012 より採録) ・Parrot(2014) ・DustScript(2014) ・再編・北海道旅行日記(2016)
