open 12-19|水木定休
14(土)・15(日)出店のため店舗はお休み
16(月)店内ライブ|古川麦/東郷清丸
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残響|保坂和志
¥692
SOLD OUT
発行 中央公論社 初版刊行日 2001/11/23 判型 文庫判 ページ数 208ページ 定価692円(10%税込) ISBN978-4-12-203927-8 離婚し借家を引き払ったカップルとその家に入居した別の夫婦。交わらない二組の日常を斬新な手法で描く。野心作「コーリング」併録。〈解説〉石川忠司
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幽かなスリル|木下理子
¥3,850
SOLD OUT
発行 oar press 縦148mm 横89mm 140ページ 定価 3,500円+税 ISBN978-4-910794-15-0 初版年月日 2025年3月 写真:高野ユリカ 文:田野倉康一、木下理子 ブックデザイン:明津設計 丸背手帳製本/日英バイリンガル 森山さんのおうちは、可愛くて明るくて、健康的なのに、 どこか儚くてどうしようもなく切ない気持ちにさせられる。 西沢立衛設計の「もりやまてい」で開催されたひとときの展覧会、「幽かなスリル」の記録集。 著者プロフィール 木下理子 (キノシタリコ) (著) 美術作家。水彩やサイアノタイプ(日光写真)などの技法を用いたドローイング、身近な素材を使った立体、あるいはインスタレーションのような空間的手法を用いて作品を制作する。暮らしのなかで見落とされるささやかな事柄を感知するための手がかりとして、環境や世界を知覚する装置としての作品群を展開している。 (版元より)
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→□←|野沢裕
¥4,950
発行 oar press 初版 2024年10月29日 22.1×18.9cm/丸背上製本 日英バイリンガル/本文96頁+冊子12頁 ISBN: 978-4-910794-14-3 C0072 執筆:桑田光平、リカルド・カセス 翻訳:池澤加那、カジェタノ・リモルテ デザイン:野沢裕、本庄浩剛 造本設計:本庄浩剛 印刷:八紘美術 製本:博勝堂 美術家・野沢裕によるアーティストブック。 イメージとそれが投影される空間や境界を行き来しながら複数の時空間と偶然性を呼び込み、主に写真や映像、インスタレーションの形式で作品を発表してきた野沢裕は、近年は絵画を用いた作品制作にも取り組んでいる。 本書は、スペイン滞在中に野沢が制作した10部限りの書籍『→□←』(2014)を基に、その後の10年の歳月の中で得られた写真を用いて同じ形式のもと、新たに構成した新刊である。 日々の制作の覚書のように記録された写真は、影の線、鳥の群れ、鏡の反射、カーテン、視線、円など、シンボリックな表象があるようでいてそれらは物語を包摂する形象ではなく、鑑賞者の眼差しと意識がフレームの中と外を往還することのできる窓として機能する。 些細な驚きの潜む情景やシルエットから、どこかユーモラスな連関を感じとることができる本書は、連続的で終わりのない遊びへと読者を誘う。 本書に寄せて、東京大学大学院総合文化研究科教授の桑田光平氏(現代フランス文学、表象文化論研究)による論考、および作家が在学したマドリッドのIED(ヨーロッパ・デザイン学院)で写真を教えていたリカルド・カセス氏(写真家)の書き下ろしの詩を収録する。 ーー複雑さに対する感性を研ぎすまさなければ、現実とともに私たち自身も単純なかたちになってしまうからだ。のっぺりとした単純な生の形式から脱出し、よく見ると入れ子状になった複雑な現実の中で、遊び続けることが大切だ。(本書への寄稿より・桑田光平) (版元より)
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ドキュメンタリーで知るせかい|宇多丸/伴野智
¥3,080
発行 リトルモア 装画:西村ツチカ ブックデザイン:大島依提亜(カバー、帯、表紙、本扉) 仕様 四六判 並製 / 432ページ / 420g 発行日 2025年08月20日 ISBN / Cコード 978-4-89815-589-9 / C0036 定価 3,080 円(本体 2,800 円+税) ライムスター宇多丸の映画本、 今回のテーマは「ドキュメンタリー」! 世界の時事に強くなれる ドキュメンタリー作品31本を語り尽くす! ガザの虐殺、クルド人弾圧、SDGsの現実、中国の急成長と葛藤、難民増加…… 目にし、耳にしながらも、「情報」として聞き流してしまいがちな日々のニュース。 優れたドキュメンタリーには、それらのニュースを立体的な「生身の声」として実感させる力がある。 他人事だと思っていた社会問題が、身近な、血の通った「自分事」に思えてくる。 「知る義務」がある。すでに我々は「当事者」だ。 - - - 宇多丸── こんな短時間で、こんな濃密な、こんな深い衝撃を受けられるメディアは、やはりドキュメンタリー以外にないんじゃないか… 伴野── 地獄のような所でも、多くの人々が懸命に生きている。そんな人間の姿を見つめながら「生きる意味」を考えることは、自分の生き方を見つける大きなヒントになると思います。 (それぞれ本文より) - - - ■各分野のエキスパートによる寄稿も! ・阿古智子〈発展する中国〉 ・岡真理〈パレスチナ/イスラエル問題〉 ・荻上チキ〈難民〉 ・勝又郁子〈クルド人とクルディスタン〉 ・宮永健太郎〈環境問題〉 知る・見る・考えることへの一歩を踏み出すために。 日ごろドキュメンタリーを観ない人にこそ読んでほしい。 現代人必修の書、誕生です! - - - 本書で紹介する作品は、すべて「アジアンドキュメンタリーズ」で配信中。 1本から、すぐ観られる! ドキュメンタリー映画専門の動画配信サービス 「アジアンドキュメンタリーズ」 https://asiandocs.co.jp/ - - - [著者プロフィール] ● 宇多丸(RHYMESTER) うたまる(ライムスター) ラッパー/ラジオパーソナリティ 1969年東京都生まれ。89年にヒップホップ・グループ「RHYMESTER」を結成。以来、トップアーティストとして活躍を続けている。また、2007年にTBSラジオで『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』が始まると、09年に「ギャラクシー賞」ラジオ部門DJパーソナリティ賞を受賞。現在、『アフター6ジャンクション2』でメインパーソナリティを務める。映画に造詣が深く、担当ラジオ番組での真摯で丹念な映画評には定評があり、書籍化もされている。『森田芳光全映画』では映画プロデューサー・三沢和子と共に編著を務めた。25年には映画文化の発展に貢献した人に贈られる「淀川長治賞」を受賞。幼少期よりドキュメンタリー映画にもふれ、有楽町よみうりホールでの母親との鑑賞も思い出。 https://www.rhymester.jp ● 伴野智 ばんの・さとる 株式会社アジアンドキュメンタリーズ 代表取締役社長 兼 編集責任者 1973年大阪府生まれ。立命館大学在学中より映画制作を始め、卒業後はケーブルテレビ局、映像制作会社に勤務した。2018年8月にドキュメンタリー映画専門の動画配信サービス「アジアンドキュメンタリーズ」を立ち上げて以来、ドキュメンタリー映画のキュレーターとして、独自の視点で社会問題に鋭く斬り込む作品を日本に配信。ドキュメンタリー作家としては、「ギャラクシー賞」「映文連アワード」グランプリなどの受賞実績がある。 (版元より)
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詩 たのしいライト・ヴァース 日本編
¥3,960
編集 谷川俊太郎 発行 河出書房新社 単行本 46変形 ● 248ページ ISBN:978-4-309-03963-3 ● Cコード:0092 発売日:2025.05.23 定価3,960円(本体3,600円) 谷川俊太郎、金関寿夫、岸田今日子ら最良の案内人による、軽みとユーモアの名詩選。伝説のアンソロジー全4巻収録詩をまとめて復刊。山之口貘、天野忠、茨木のり子、江戸の遊戯的俳諧など。 著者 谷川 俊太郎 (タニカワ シュンタロウ) 1931年、東京生まれ。詩人。52年に第一詩集『二十億光年の孤独』(創元社)を刊行。以後、詩、絵本、翻訳など幅広く活躍。2020年、チャールズ・M・シュルツ『ピーナッツ』の個人全訳を成し遂げた。 (版元より)
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ネコは(ほぼ)液体である ネコ研究最前線|服部円
¥1,760
SOLD OUT
監修 子安ひかり 発行 KADOKAWA 定価: 1,760円 (本体1,600円+税) 発売日:2025年07月04日 判型:四六判 ページ数:224 ISBN:9784041160497 イグ・ノーベル賞受賞「ネコは液体」、遺伝子レベルでマグロ好き、障害物をスタスタ避けられる理由……「あるある」や「そうだったの」とネコを見る目が変わる。かわいいだけじゃない、おもしろ研究を一挙に紹介! もくじ 第1章 科学でネコの心を調べてみた 飼い主の声がわかるし、自分の名前を知っている こっちがご機嫌だと寄ってくる! 飼い主の感情を読むネコ ネコと仲良くなる魔法! ゆっくりまばたきの秘密 消えたはずの障害物をよける!? ネコの記憶力の謎 ネコがマグロを好きな理由、遺伝子に刻まれていた!? 第2章 ネコ好きほどネコが嫌がることをしている? ネコ好きほど要注意! やりがちな「こねくりNG行動」 ネコは意外と構われたい!? 注目されると近づく説を検証 飼い主の匂いで逆に不安に!? ネコを預ける時の落とし穴 食べもの vs. オモチャ vs. ヒト ネコが選ぶのはどれ!? ネコアレルギーでも一緒に暮らせる 対策と実情を調査 第3章 なぜ「液体」になるのか? ネコはなぜ狭い所が好き? 段ボール箱がストレス軽減 動物のブルブルは理にかなっていた 乾燥の最適回転数 ネコの舌はなぜザラザラ 空洞構造の驚きの機能 ネコがテープの円に入る「転送装置」を 市民科学で大調査 イグ・ノーベル賞を受賞 「ネコは液体」は本当 第4章 気分屋なネコの意外な法則 ネコにも利き手があった おうちでできる実験 ネコは留守番中さみしいのか 行動を観察してみた ネコが喜ぶなで方・怒るなで方を科学で検証してみた ネコはお皿の形を気にするのか 食事の選択を分析 一緒にいるのに仲間じゃない ネコの社会性の謎 コラム ネコの「かわいい」の仕組みに挑む ネコを多角的に知る10冊 ほか (版元より)
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ロバート・ワイアット|マーカス・オデア
¥6,600
翻訳 須川宗純 発行 国書刊行会 発売日 2025/06/06 判型 A5判 ISBN 978-4-336-07762-2 ページ数 508 頁 Cコード 0073 定価 6,600円 (本体価格6,000円) カバー写真:澁谷征司 装画:アルフリーダ・ベンジ 装丁:仁木順平 私たちの心をゆさぶる歌声で稀有な世界を紡いできた英国の伝説的ミュージシャン、ロバート・ワイアット。 カンタベリー・ミュージックを代表するバンド「ソフト・マシーン」でデビュー、1960-70年代のロックシーンにボヘミアンとジャズの展望をもたらした。不慮の事故を経て、歌手および作曲家として再出発を果たす。以来、寡作ながらすぐれたソロアルバムを発表し、「シップビルディング」「アット・ラスト・アイ・アム・フリー」「フリー・ウィル・アンド・テスタメント」などの名曲をものしてきた。 一方で、ブライアン・イーノ、エルヴィス・コステロ、坂本龍一、ポール・ウェラー、ビョーク、クレイマー、ホット・チップなど、ベテランから若手までさまざまなアーティストと協同し、すぐれた作品群をうみだしている。 本書は、多くの人々に影響を与え、時代や国をこえて愛されるロバート・ワイアットの音楽と人生が、膨大な取材と本人の協力のもと丹念に描かれる。多くのミュージシャン、関係者の証言より見えてくる60年代から半世紀の英国音楽シーンの歩みも興味深く、政治と音楽のかかわりも見逃せない。さらには豊富な写真とディスコグラフィ、巻末資料を付した、初にして決定版の公認評伝である。 「本書は、彼の寛大で知的な性格を見事にとらえた評伝であり、ポピュラー音楽の優れた教科書だ」 ――ブライアン・イーノ 「アヴァンギャルドな政治的音楽では冗談好きと論争好きは両立しないし、心からあふれる思いと胸を引き裂かれる思いも両立しない。もしそう考えているなら、きみの人生にはロバート・ワイアットが必要だ」――『NME』誌 著者紹介 マーカス・オデア (マーカス・オデア) キングストン大学デザイン・美術・創作活動知識交換研究所所長。ブライトンのバンド、パッセンジャーのセッション・ミュージシャンとしてキャリアをスタートし、グラスカットのメンバーとして4枚のアルバムをリリース、ポンピドゥー・センターやロイヤル・アルバート・ホールで演奏した。『ガーディアン』『インディペンデント』『フィナンシャル・タイムズ』に寄稿し、BBCにも出演する。著書に、Distributed Creativity: How Blockchain Will Transform the Creative Economy(Palgrave, 2018)がある。妻と子供たちとともにイギリス在住。 須川宗純 (スガワ・ソウジュン) 編集者・翻訳家・自由研究家。 アメリカンコミックス史、香港歌謡史・映画史、インド映画音楽史などを対象とする。訳書に、スコット・マクラウド『マンガの描き方』(国書刊行会、2023年)、ベンジャミン・ピケット『ヘンリー・カウ 世界とは問題である』(月曜社、2023年)、バリー・マイルズ『フランク・ザッパ』(Pヴァイン、2022年)。 編集を担当した書籍に、相倉久人『相倉久人のジャズ史夜話 80の物語と160の逸話』(アルテス・パブリッシング)、柴田聡子『さばーく』(試聴室)、『間章著作集』全3巻(月曜社)、大友良英『MUSICS』(岩波書店)、菊地成孔+大谷能生『憂鬱と官能を教えた学校』(河出書房新社)、ピーター・オチオグロッソ+フランク・ザッパ『フランク・ザッパ自伝』(河出書房新社)など。 (版元より)
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コミック・ヘブンへようこそ|パク・ソリョン
¥2,200
絵 チェ・サンホ 翻訳 渡辺麻土香 発行 晶文社 四六判並製 192頁 定価:2,200円(本体2,000円) 978-4-7949-7447-1 C0097〔2024年11月〕 韓国文学界の新鋭作家が放つ 傑作短編集 本書に登場するのは今日も何事もなく生きていくために奮闘する、私たちの周りの特別でない人たち。24時間営業の地下マンガ喫茶での夜勤中に絶体絶命の危機を経験し(「コミック・ヘブンへようこそ」)、がん患者がかつらを探しに行き(「秋夕目前」)、つらい毎日を送る売れない俳優に奇跡が起こり(「ほとんど永遠に近いレスリー・チャンの全盛期」)、兵役中のボーイフレンドを待つ女性たちが集まったインターネットコミュニティに没頭することもある(「IDはラバーシュー」)。 温かい視線とユーモアを交えながらSF、ホラー、コメディまで、韓国文学界の新鋭作家が放つ傑作短編集。 『ベル・ジャー』『危険なトランスガールのおしゃべりメモワール』が大好評、海外文学シリーズ「I am I am I am」第三弾! 【本文より】 辞めてやる、まじで。昨日今日で思いついたことではないけれど、今回は本気だ。(「コミック・ヘブンへようこそ」) ——————————————– 問題なく使えていたホチキスをいたずらに捨てて新しいものに買い替える感じ。いうなれば、わたしたちはホチキスみたいなものなんだ。そこらの事務用品と同じなんだ。(「自分の場所」) ——————————————– 主演どころか、俳優としてスクリーンに映った時間を一秒あたり米つぶ一つとして換算すると、メン・スニョンの出演時間はどんなにかき集めても、大さじ一杯分になるかどうかというところだが、それでもメン・スニョンは俳優だ。(「ほとんど永遠に近いレスリー・チャンの全盛期」) ——————————————– そんな感じで気持ちよく目が覚めたので、ここが病院だと気づいた時には違和感を覚えました。(「ミニョン」) ——————————————– 「お金はあるんですか?」「お金?」 「ウィッグを買うんでしょ? そのお金はあるんですか?」(「秋夕直前」) ——————————————– 彼を好きになれるかどうかはまだわからない。けれど、彼に、わたしのことを好きになってほしいとは思った。(「恐竜マニア期」) ——————————————– 前日の電話で、ロは“完璧な椅子”を買いたいと言った。(「Love Makes the World Go ’Round」) ——————————————– 彼氏が兵役に行ってる間に彼女が心変わりすることを「ゴムシンを逆さに履く」っていうのだけは知ってたんですけど、兵役中の彼氏がいる女性自体をゴムシンっていうのは知らなくて。これまでは兵役済みの人としか出会わなかったのに、今回はどういうわけか年下と出会ってしまったんですよね。(「IDはラバーシュー」) ——————————————– 家は無理だけど、牛乳なら一本買ってあげる。(「ミルクメイド」) ******************** <「I am I am I am」シリーズ> 物語を読むことで、今まで見過ごされていた声に触れる海外文学選書シリーズ。「手に取りにくい・堅い・難しそう」じゃない、初めて海外文学を手に取る方にもおすすめできるシリーズです。 ******************** ◇パク・ソリョン 1989年、鉄原(チョルォン)で生まれる。2015年「実践文学」新人賞を受賞し、作家デビューを果たす。著書に長編小説『滞空女 屋根の上のモダンガール』(三一書房)、『マルタの仕事』(未邦訳)、『シャーリー・クラブ』(亜紀書房)、『ホルモンがやったの』(未邦訳)など。ハンギョレ文学賞および若い作家賞も受賞している。 ◇渡辺麻土香(わたなべ・まどか) 韓日翻訳者。訳書にキム・ヨンソプ『アンコンタクト 非接触の経済学』(小学館)、ハン・ミファ『韓国の「街の本屋」の生存探究』(クオン)、オリガ・グレベンニク『戦争日記 : 鉛筆1 本で描いたウクライナのある家族の日々』(河出書房新社)、ソン・ウォンピョン『威風堂々キツネの尻尾』(永岡書店)、ペク・ソルフィ、ホン・スミン 『魔法少女はなぜ世界を救えなかったのか?』(晶文社)などがある。 ◇チェ・サンホ 日常の中で出くわす事物を通して抱いた感情を、一編のストーリー、もしくは壮大な物語へと落とし込む作業をしている。 (版元より)
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夢のなかで責任がはじまる|デルモア・シュワルツ
¥3,190
序文 ルー・リード 翻訳 小澤身和子 発行 河出書房新社 単行本 46変形 ● 308ページ ISBN:978-4-309-20908-1 ● Cコード:0097 発売日:2024.07.22 定価3,190円(本体2,900円) 装幀=クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) ニューヨークを舞台に、若者たちが抱える焦りと輝きをクールな筆致で捉え、ナボコフがサリンジャーと並べて鋭い才能を讃えた「新時代の代弁者」、待望の本邦初作品集! 「夢のなかで責任がはじまる」という一作の短編により鮮烈な登場を果たすや、ウラジーミル・ナボコフ、T・S・エリオットらにその鋭い才能を絶賛され、20世紀アメリカ文学史上に一条の軌跡を残した伝説的作家デルモア・シュワルツ。 サリンジャー、チーヴァー、フィッツジェラルドの系譜に連なる、若者たちの焦りと輝きをクールな筆致で捉えた「新世代の代弁者」、待望の本邦初作品集。 著者 デルモア・シュワルツ (シュワルツ,デルモア) アメリカの作家・詩人。1913~1966。ナボコフ、エリオットらがその才能を絶賛し、ソール・ベロー、鮎川信夫、ルー・リードなどに影響を与えた。短篇集『夢のなかで責任がはじまる』、詩集『創世記』など。 ルー・リード (リード,L) 1942年ニューヨーク州ブルックリン生まれ。1965年ヴェルヴェット・アンダーグラウンド結成。1972年ソロ活動に入る。2013年没。 小澤 身和子 (オザワ ミワコ) 翻訳者。訳書に『アメリカ死にかけ物語』『サワー・ハート』(以上、河出書房新社)『クイーンズ・ギャンビット』(新潮社)『覚醒せよ、セイレーン』(左右社)『ベル・ジャー』(晶文社)など。 (版元より)
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日本人が移民だったころ|寺尾紗穂
¥1,980
発行 河出書房新社 単行本 46 ● 200ページ ISBN:978-4-309-03122-4 ● Cコード:0095 発売日:2023.07.27 定価1,980円(本体1,800円) 日本はかつて国策として移民を推奨する「移民送り出し国」だった。沖縄からパラグアイまで開拓地をめぐり、戦争に翻弄された労働者たちの声を拾い集める、聞き書きルポルタージュの決定版。 下記ページの該当箇所の人名に誤りがありました。 訂正してお詫び申し上げます。 【誤植】 誤:上原良二 正:上原和彦 P2 目次 右から5行目 P61 章トビラ P62 右から9行目 P78 右から1行目 P194 謝辞 右から3行目 著者 寺尾紗穂 (テラオ サホ) 1981年東京都生まれ。2006年に『愛し、日々』でシンガーソングライターとしてデビュー。音楽活動のかたわら文筆家としても活動し、著書に『あのころのパラオを探して』『彗星の孤独』『天使日記』など。 (版元より)
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旋回する人類学|松村圭一郎
¥1,650
発行 講談社 発売日 2023年04月13日 ISBN 9784065313961 判型 四六 定価:1,650円(本体1,500円) ページ数 256ページ 文化人類学ってどんな学問? 黎明期の先駆者たちから、ラトゥール、インゴルド、グレーバーまで。 繰り返されてきたパラダイム・シフト(=転回)と研究者たちの「格闘」の跡をたどり、現在地を探る。 6つのテーマ(人間の差異、他者理解、経済行動、秩序、自然と宗教、病と医療)を取り上げ、 ぐるぐるめぐり歩きながら考える、文化人類学の新しい入門書。 【「はじめに」より】 「文化人類学ってどんな学問ですか?」そう聞かれると、いつも言葉に詰まる。「昔は未開社会といわれた民族を研究していたんですが、いまは病院とか、企業とか、軍隊とか、現代的な場所も対象になっています」。そんな言い方をして顔色をうかがう。納得いかない様子なら、「ただフィールドワークという現場に深く入り込んで調査する手法は一貫しています」などと言葉をたす。 うまくストレートに説明できないのは、文化人類学が何度も大きなパラダイム・シフト(=転回)を経験してきたからだ。研究対象が変わるだけでなく、学問の前提となる理論的枠組みがたびたび入れ替わってきた。その変化は、かならずしも連続的な「発展」ではない。むしろ「断絶」や「亀裂」でもあった。そこには、人類学者たちが先人の築いた基盤やその時代の支配的概念を批判的に乗り越えようと格闘してきた足跡が刻まれている。 (中略) 私たちはいったいどんな世界をつくりだそうとし、現実にどう世界を変えてきてしまったのか。それは、人類学という一学問に限らず、いまの時代を生きるすべての人にとって切実な問いである。人類学の一筋縄ではいかない旋回の軌跡をたどりなおす過程は、その問いへの向き合い方がいくつもありうることを確認していく作業でもある。 【目次】 1章 人間の差異との格闘 1 「差異」を問う 2 構造のとらえ方 3 未開と近代 2章 他者理解はいかに可能か 1 他者理解の方法 2 揺らぐフィールドワーク 3 存在論へ 3章 人間の本性とは? 1 社会から個人へ 2 形式主義と実体主義 3 近代への問い 4章 秩序のつくり方 1 法と政治の起源 2 国家と政治 3 国家なき社会 5章 自然と神々の力 1 宗教とアニミズム 2 神の概念 3 自然と人間 6章 病むこと、癒やすこと 1 災いの原因 2 医療人類学の地平 3 ケアの視点 7章 現在地を見定める 1 二分法を問い直す 2 変革と実践の学問へ (版元より)
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世代とは何か|ティム・インゴルド
¥2,530
SOLD OUT
翻訳 奥野克巳/鹿野マティアス 発行 亜紀書房 価格 2,530円(税込) 発売日 2024年10月18日 判型 四六判 製本 並製 頁数 242頁+カラー2頁 ISBN 978-4-7505-1858-9 Cコード C0010 【推薦】中島岳志さん(政治学者) 「生者は死者と未来の他者を、同じテーブルに呼び集めて、対話しなければならない。」 ********** ──地球規模の危機を乗り越え、未来を確かなものにするために、わたしたちは何をすべきか。 巨大な危機に直面したいま、私たちは「古いやり方」に立ち戻る必要がある、とインゴルドは唱える。 古来、脈々と紡がれてきた「知恵」とは、いったいどのようなものだろうか? ティム・インゴルド思想のエッセンスを総動員して語られる、希望の書。 ********** ティム・インゴルドは、私たちが直面している惑星規模の危機に対処するために、世代をめぐる考え方をひっくり返そうとします。 そのために、複数の世代が祖先の道に沿ってともに生き、ともに働くことによって、自らと子孫たちにとっての未来を確かなものにするという失われてしまった考えを、私たちのうちに再び取り戻そうとするのです。──奥野克巳 ********** 【目次】 ◉日本の読者のみなさまへ ◉まえがき 第1章 世代と生の再生 親子関係 系譜学的モデル 相続と持続性 第2章 人の生涯[ライフコース]をモデル化する 年を取り、子をなす 歴史の天使 釣鐘曲線 生と死 第3章 道を覚えていること 薄層で覆われた地面 過去からの道 アーカイブからアナーカイブへ 懐かしむこと 第4章 不確実性と可能性 呪いを解く くぐり抜けながらおこなう 注意の構造 驚愕と感嘆 第5章 喪失と絶滅 種のカタログ 子をなすことの系譜 人種と世代 保全と、ともに生きること[コンヴィヴィアリティ] 第6章 人類を再中心化する 人間を超えて、人間する[ヒューマニング] 例外主義の告訴 進歩と持続可能性 群れとタービンについて 第7章 教育のやり方 学究的な姿勢 理性と応答可能性 新しい人々、古いやり方 知恵と好奇心 第8章 科学技術の後に STEMからSTEAMへ 科学とアーツ デジタル化と手先仕事 結び ◉解説に代えて ◉原注 ********** 著者紹介 ティム・インゴルド(Tim Ingold) 1948年イギリス・バークシャー州レディング生まれの人類学者。1976年にケンブリッジ大学で博士号を取得。1973年からヘルシンキ大学、マンチェスター大学を経て、1999年からアバディーン大学で教えている。 『ラインズ──線の文化史』(2014年、左右社)、『メイキング──人類学・考古学・芸術・建築』(2017年、左右社)、『ライフ・オブ・ラインズ──線の生態人類学』(2018年、フィルムアート社)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)、『生きていること』(2021年、左右社)、『応答、しつづけよ。』(2023年、亜紀書房)などがある。 奥野 克巳(おくの・かつみ) 立教大学異文化コミュニケーション学部教授。著作に『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(2018年、亜紀書房)、『これからの時代を生き抜くための文化人類学入門』(2022年、辰巳出版)、『人類学者K』(2022年、亜紀書房)など多数。共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える──人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ──シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(2018年、亜紀書房)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)、『応答、しつづけよ。』(2023年、亜紀書房)。 鹿野 マティアス(しかの・まてぃあす) 翻訳家・ライター。本業では、動物遺体を運ぶ特殊運搬業に携わる。将来は文化人類学者を目指している。 (版元より)
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応答、しつづけよ。|ティム・インゴルド
¥3,080
SOLD OUT
翻訳 奥野克巳 発行 亜紀書房 価格 3,080円(税込) 発売日 2023年5月24日 判型 四六判 製本 並製 頁数 420頁 ISBN 978-4-7505-1764-3 Cコード C0010 〈世界と向き合い、「つくる」ために〉 人類学とアートの刺激的な出会い。 現代の人類学を牽引する思想家が随筆、批評、寓話、詩などさまざまな形式を駆使して、アート、建築、デザインを論じる。 火、樹木、山、飛行、地面、時間、石、絶滅、線、糸、言葉、手書き、頭字語、色……創造と想像を刺激する思考の集成。 訳者・奥野克巳による詳細な解説を付す。 【目次】 ◆序と謝辞 ◆招待 森の話 ■はじめに ■北カレリアのあるところで…… ■真っ暗闇と炎の光 ■樹木存在の影の中で ■Ta, Da, Ça, ! 吐き、登り、舞い上がって、落ちる ■はじめに ■泡立った馬の唾液 ■登山家の嘆き ■飛行について ■雪の音 地面に逃げ込む ■はじめに ■じゃんけん ■空へ(アド・コエルム) ■私たちは浮いているのか? ■シェルター ■時間をつぶす 地球の年齢 ■はじめに ■幸運の諸元素 ■ある石の一生 ■桟橋 ■絶滅について ■自己強化ための三つの短い寓話 線、折り目、糸 ■はじめに ■風景の中の線 ■チョークラインと影 ■折り目 ■糸を散歩させる ■文字線と打ち消し線 言葉への愛のために ■はじめに ■世界と出会うための言葉 ■手書きを守るために ■投げ合いと言葉嫌い ■冷たい青い鋼鉄 ◆またね ◆原注 ◆訳者解説 著者紹介 ティム・インゴルド(Tim Ingold) 1948年イギリス・バークシャー州レディング生まれの人類学者。1976年にケンブリッジ大学で博士号を取得。1973年からヘルシンキ大学、マンチェスター大学を経て、1999年からアバディーン大学で教えている。 『ラインズ──線の文化史』(2014年、左右社)、『メイキング──人類学・考古学・芸術・建築』(2017年、左右社)、『ライフ・オブ・ラインズ──線の生態人類学』(2018年、フィルムアート社)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)、『生きていること』(2021年、左右社)などがある。 奥野 克巳(おくの・かつみ) 立教大学異文化コミュニケーション学部教授。 著作に『ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと』(2018年、亜紀書房)、『これからの時代を生き抜くための文化人類学入門』(2022年、辰巳出版)、『人類学者K』(2022年、亜紀書房)など多数。 共訳書に、エドゥアルド・コーン著『森は考える──人間的なるものを超えた人類学』(2016年、亜紀書房)、レーン・ウィラースレフ著『ソウル・ハンターズ──シベリア・ユカギールのアニミズムの人類学』(2018年、亜紀書房)、『人類学とは何か』(2020年、亜紀書房)。 (版元より)
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ジョナス・メカス論集 映像詩人の全貌
¥2,200
ドキュメンタリー叢書 編集 若林良/吉田悠樹彦/金子遊 発行 2020/11/10 サイズ 四六判 商品コード 9784906960125 映画作家ジョナス・メカスの全貌がわかる論集。詩人・吉増剛造と映画監督・井上春生がメカスの根源的な芸術のあり方について語った対談をはじめ、交流録やエッセイ、ジョナス・メカス論、作品解説+著書解題などを収録する。 【目次】 コメンタリー 幸せな人生からの拾遺集 ジョナス・メカス 訳 井戸沼紀美 対話 ジョナス・メカス、魂の波動、根源の歌 吉増剛造 × 井上春生 ジョナス・メカスを語る 証言と交流録・エッセイ ジョナス・メカスのこと パリ / 再び、メカスのこと パリ / メカスとの再会 東京 飯村隆彦 記憶の中のジョナス・メカス 飯村昭子 Lãvas vãkaras!(こんばんは) 正津 勉 メカスさんの初来日、初めての展覧会、初めての版画とカタログ制作 綿貫不二夫 インタビュー 草書体の映画 原 將人 メカスさんの沖縄 木下哲夫 インタビュー メカスと沖縄と僕 髙嶺 剛 ニューヨーク、天使の詩 金子 遊 アタシがジョナス・メカスだった夏 『ファクトリーの時代』そして『ロスト・ロスト・ロスト』 石原 海 ジョナス・メカス論 ジョナス・メカス、あるいは記憶・リズム・身体 村山匡一郎 「映画国」のエヴァンゲリスト 一九六〇~九〇年代のメカス受容から 越後谷卓司 湖畔のメトロポリス ソローによるメカス 金子 遊 映画の詩、母語の詩、詩の境域 菊井崇史 フローズン・サムネイル・フレームズ 空間へと圧縮された時間 佐々木友輔 ジョナス・メカスとヴィルジニー・マーシャン ダンスと映像、そして大野一雄 吉田悠樹彦 ジョナス・メカスとグレゴリー・マルコプロス 楽園、あるいは永遠 齊藤路蘭 ジョナス・メカスはどこにいたのか マイケル・キャスパー『私はそこにいた』との応答をめぐって 井戸沼紀美 井上二郎 作品解説+著書解題 井戸沼紀美 井上二郎 金子 遊 川野太郎 菊井崇史 柴垣萌子 吉田悠樹彦 若林 良 あとがき 執筆者・編者略歴 (版元より)
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●サイン本 肌に流れる透明な気持ち|伊藤紺
¥1,870
SOLD OUT
発行 短歌研究社 ブックデザイン 脇田あすか 2022.8.30刊 B6変形判(110㎜ x182㎜ 背幅 7.5㎜)/80頁 定価1,870円(本体1,700円) ISBN 978-4-86272-721-3 増刷のたびに売り切れる噂の私家版歌集が、 発売から約3年の時を経て次作『満ちる腕』とともに短歌研究社より新装版が同時発売。 「わたし」を巡る60首。歌人・伊藤紺、最初の短歌集。 【歌集より】 ひさしぶりに会うたびきみは生きていて新鮮さに泣きそうになる 楽しいだけとかってたぶんもうなくて楽しいたびにすこしせつない フラれた日よくわからなくて無印で箱とか買って帰って泣いた 前髪にかけてきた気が遠くなるほどの時間の一部にあなた 【著者について】 伊藤 紺(いとう・こん) 歌人。2019 年『肌に流れる透明な気持ち』、2020 年『満ちる腕』を私家版で刊行する。2022 年両作を短歌研究社より同時刊行。その他の作品にミニ歌集『hologram』(CPCenter)、Kaho Iwaya(opnner)との共作『すごく近い』がある。
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神戸、書いてどうなるのか|安田謙一
¥968
SOLD OUT
ちくま文庫 968円(税込) Cコード:0195 刊行日: 2024/06/06 ページ数:288 ISBN:978-4-480-43966-6 JANコード:9784480439666 装画 坂本慎太郎 解説 tofubeats 神戸在住の“ロック漫筆家"安田謙一の神戸エッセイが文庫化。 独自の視点で切り取った神戸のいろいろ。 喫茶店、居酒屋など飲食店、書店、映画館、美術館のほか、神戸を題材にした本や映画、そして失われた神戸の景色。 安田 謙一(やすだ・けんいち) 1962年神戸生まれ、神戸在住の「ロック漫筆家」。ポップカルチャーを中心に様々な媒体で執筆を行うほか、CD監修、ラジオDJなど多岐にわたって活動する。著書に『ピントがボケる音』(国書刊行会)、『なんとかと なんとかがいた なんとかズ』(プレスポップ)、『ライブ漫筆』(誠光社)があり、市川誠との共著に『すべてのレコジャケはバナナにあこがれる。』(太田出版)、辻井タカヒロとの共著に『ロックンロールストーブリーグ』(音楽出版社)、『書をステディー町へレディゴー』(誠光社)がある。
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休むヒント。
¥1,430
編集 群像編集部 執筆者一覧・50音順 麻布競馬場、伊沢拓司、石井ゆかり、石田夏穂、岡本 仁、角田光代、角幡唯介、くどうれいん、古賀及子、小西康陽、斉藤壮馬、酒井順子、酒寄希望、向坂くじら、佐藤良成、杉本裕孝、高橋久美子、滝口悠生、武田砂鉄、竹田ダニエル、つづ井、年森 瑛、永井玲衣、蓮實重彦、平松洋子、藤代 泉、古川日出男、星野博美、堀江 栞、益田ミリ、宮内悠介、宮田愛萌、吉田篤弘 休みなよ、って言われても。 ・休日、何もしてないのに気づいたら夕方になっている。 ・お休みなのに、つい仕事のメールをチェックしてしまう。 ・折角の休みだからと、逆に予定を詰め込み過ぎてしまう。 ・全然休めた気がしないまま、月曜の朝を迎えてしまう。 ・「休みの日って何してるの?」と聞かれるのが怖い。 ――ひとつでも当てはまってしまったあなた、必読です!! 働き方改革時代、ワークライフ「アン」バランスなあなたに贈る、休み方の処方箋(エッセイ・アンソロジー)! 覗いてみません? あの人たちの、休み方。
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星沙たち、|青葉市子
¥2,200
発行 KADOKAWA 発売日 2025年05月29日 ISBN 9784065394946 判型 四六変型 定価:2,200円(本体2,000円) ページ数 176ページ 【イラスト】青葉市子 【装幀】名久井直子 音楽のために、生きている。 青葉市子、はじめてのエッセイ集。 夢と現実が溶け合う、永遠に似た時間。 深い海に潜って見つけた、小さな創作のかけら。 「大雨みたいな拍手が聞こえる。 様々な人生のひとときを預かる、 ステージの袖で、深呼吸をしている。 どうか音楽よ、私たちを包んでと祈りながら。」 (版元より)
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私の孤独な日曜日
¥1,980
発行・編集:月と文社 B6変形判 縦182mm 横118mm 厚さ12mm 184ページ 並製 定価 1,800 円+税 CコードC0095 初版年月日 2025年5月16日 映えないからこそ、愛おしい。自分を見つめる17人の休日ひとり時間の過ごし方 休日のひとり時間、あなたは何をして過ごしますか?――世代やバックグラウンドの異なる17人による、ひとりで過ごす休日についてのエッセイ・アンソロジー。20代から50代まで、独自の視点と感性で文章を書く人たちに執筆を依頼。書き手の肩書きは、事務職、マーティング職、システムエンジニア、バリスタ、専門紙記者、大学院生、イラストレーター、書店店長、ライター、ひとり出版社経営者など。無名でありながらも、その人ならではの「孤独」の風景を持つ方々から、魅力あふれるエッセイが届きました。 誰かの「映えない」休日の裏にあるさまざまな孤独に触れることで、あなた自身の平凡な休日も、不思議と味わい深く感じられるかもしれません。 目次 休日のショッピングモールのことは大好きだけどたぶん僕とは相性が悪い…上ネズミ 渡り廊下…小黒悠 真夜中宇宙航海日誌…みすみ 脱衣…shun 何もしない。それもいい。…西谷恭兵 バーで孤独と乾杯したい…三毛田 中規模イオンで妄想する未来…澁谷玲子 僕と他人事と気分転換…中野 丁寧な暮らしはサザエさん症候群を打破できるのか…のろのろな野呂 布団のなかにいる…勝本育実 二十五時の国…青野朝 人が嫌いなわけではなくて…タムラ 出不精の言い訳…きのこやろう 社会から切り離された、いくつもの休日…鈴木豊史 さてどうしたものか…。…宇佐見明日香 日曜日の内野指定席B…伊野尾宏之 その舞台裏が愛おしい…藤川明日香 版元から 本書の書き手はいわゆる著名人ではなく、基本的には無名の人たちですが、彼らがその人ならではの孤独感と向き合って綴った文章には、とても力があると感じています。書き手は1970年代生まれから2000年生まれまでの17人。それぞれの年齢にしか書けない等身大の文章には、今の時代を切り取るような視点や描写も散りばめられています。自身の「映えない」休日も愛おしくなるような読後感を味わっていただけるとうれしいです。 (版元より)
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偶偶放浪記|小指
¥1,980
発行 白水社 出版年月日 2024/07/23 ISBN 9784560091159 判型・ページ数 A5・182ページ 定価 1,980円(本体1,800円+税) 観光地でも“映え”でもない、唯一無二の旅 人々に忘れ去られそうな場所を“たまたま”訪れる愉しみ。岸本佐知子氏、都築響一氏推薦の小指が描く「旅」にまつわる漫画+エッセイ。
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活字を拾う―グラフィックデザインと活版印刷をつなぐ|村田良平/写真・マツダナオキ
¥2,530
特典付き 発行 灯光舎 ISBN:978-4-909992-05-5 Cコード:0095 B5判変形(178mm ×213mm) 並製 2300円+税 カチャン、カチャン 活版機「チャンドラー」の乾いた音が、今日も工房に響いている。 ―――― 2012年、京都のある活版印刷所がその歴史に幕を降ろした。 大量生産と均一な品質を担保するオフセット印刷が主流の時代に、活版印刷所の存続は難しかった。しかし、その活版印刷所の道具や活版機が、ある人物によって引き継がれ、今もなお、活版機の心地よい音を響かせながらせっせと活字を刻んでいる。 グラフィックデザイナーであり、活版印刷工でもある「りてん堂」店主・村田良平さんが、活版印刷とそれに関わる道具や職人の姿への思いを綴り、写真家・マツダナオキさんの写真を添えて贈るフォト・エッセイを刊行します。 合理性が謳われる時代になぜ彼は活版印刷を始めたのか。グラフィックデザイナーとして出立した村田さんと活版印刷との出会い、「りてん堂」開業の決意、活版技術者としての独学の日々。 現代の印刷と対極にあるような活版を通して、デジタル化と合理化のなかで失ってしまったものがあるのではないかと村田さんは感じます。例えば、職人たちの手を渡ってきた道具そのものの存在だったり、活字の重みだったり――そういう本になりました。 著者紹介 村田良平(むらた・りょうへい) 京都生まれ。創造社デザイン専門学校卒業。グラフィックデザイナー、エディトリアルデザイナー。二〇一二年、グラフィックデザインと活版印刷の工房「りてん堂」を京都の一乗寺にオープン。デザイナーとして、活版印刷技術者として活動を続けている。 (版元より)
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超ジャズ 杉田誠一著作・写真集
¥3,850
発行 カンパニー社 四六判並製 512頁 発行日:2025年9月 本体価格:3,500円(+税) ISBN:978-4-910065-15-1 「俺の超ジャズ論は、決してシュール・レアリスムを密輸入し短絡させたものではない。俺は今、ジャズがジャズでなくなるかもしれない危険性を予測している。ジャズはジャズを超越することでしか、ジャズたり得ない。超ジャズとは非ジャズではなく、あくまでも超ジャズ以外の何ものでもない。現実が超現実によって、現実たり得た如く、ジャズは超ジャズによって復権するに違いない。」 ────「超ジャズ論手稿」(1969年)より 1969年、保守化するジャズ評論に対する強烈なカウンターとして始まり、やがてミュージシャンを含む多くのジャズ・ピープルを巻き込みラディカルな運動体を形成しながら日本の前衛ジャズ・シーンに多大な影響を与えた伝説の雑誌『JAZZ』──その発起人にして、1976年まで編集長を務めたフォト・ジャーナリスト、杉田誠一の仕事をまとめた著作・写真集。評論家であることを早々に放棄し、ジャズ・ジャーナリストが通常足を踏み入れることのないゲットーを彷徨い、深夜のクラブに出掛けて数多くのミュージシャンと出会い、ライヴを体験し、レコードに針を落とし、あらゆるテキストがルポルタージュの様相を帯びていく。わずか10年足らずのうちに目まぐるしく変遷するジャズの情況、じりじりと変質する著者自身の文体の中にあって、一貫して変わらなかった信念としての“超ジャズ”。ニューオーリンズ、ニューヨーク、シカゴ、そしてヨーロッパへと続く“超ジャズ”幻視行は、写真とテキストによる貴重な歴史的証言であると同時に、カメラとペンを持ってジャズと対峙した一人の青年のドキュメントでもある。テキスト58本、写真172点、ディスクレビュー100本を収録。ジャズはいかにしてジャズを乗り超えられるか。 ▼目次 ●アーチー・シェップと砂漠で会った ●ジャズ・ジャーナリズムは不毛だ! ●『太陽中心世界』に関するテーゼ ●俺達の朝はアーチー・シェップの儀式で始まる──『マジック・オブ・ジュジュ』論 ●これは俺のタイプじゃないが──渡辺貞夫帰国コンサート ●超ジャズ論手稿──あるいは高木元輝トリオと〝性遊戯〟に熱いキッスを ●再び「超ジャズ論」について ●『太陽中心世界』に関するテーゼ──あるいは錬金術師としてのサン・ラ ●ニューポート・イズ・ナウ! ●黒い叫びが噴出する──アメリカのジャズ状況 ●ゲットー・ミュージックとしてのジャズ ●シカゴの長い暑い夏はゲットー・ミュージックの季節 ●断絶を踏み越えたサラ・ヴォーンの肉声 ●ミコ、ジャズを歌え!──〝人形の家〟の弘田三枝子 ●バワリーからニュー・ロックへ ●地下演劇もまた、歌ではないのか ●日本への黒いメッセージ──来日した米ジャズ楽団 ●富樫雅彦へのインタビュー ●肉体的山下洋輔論 ●高木元輝への讃歌 ●その音に誰も立ち止まらない ●五ドルで「聖者がやってくる」街 ●廃墟・ニューヨークの二五時 ●地下室の血と汗と涙 ●なにわ節の世界 ●リズムだけの所在──打楽器奏者ツトム・ヤマシタ ●佐藤允彦に贈る言葉 ●ジャズというゲームを生きて──秋吉敏子帰国リサイタル ●明日また笑おうぞ──芸能生活二五周年を迎えた美空ひばり ●ワルシャワの肉声におくる恋慕 ●マイルスはペットを捨てるか ●アルバート・アイラー・ノー・リターン ●とりあえず『ライヴ・イヴル』を聴いて ●私は音どもに聴かれていた ●噴きあげるフリー・ジャズ ●擬制トータル・ジャズ・イクスピリエンス ●あてどのない血のざわめきを ●コルトレーンのマジカルな海賊盤 ●カーネギー・ホールのセシル・テイラー ●ニューポート・ジャズ・フェス・ニューヨーク 一九七三年 夏 ●ヴィレッジ・ヴァンガードのソニー・ロリンズ ●ロフトでは、いま何が…… ●ドン・チェリーの『相対性組曲』──予期せぬ時空の裂け目 ●吟遊詩人の帰還──あるいは『ラスト・デイト』論 ●たった五万人相手のジャズ・ビジネス ●魂からあふれ出る音はいつも同じだ ●モントルー・ジャズ・フェスティバル・レポート ●ミュージック・パワーからグレイト・ブラック・ミュージックへの幻視行 ●拝啓チャールズ・ミンガス殿 ●ジャズの一番長い夜──アルバート・アイラー『ベルズ』 ●聖なるかな、傷だらけのブラック・サブカルチャー──セシル・テイラー『ジャズ・アドヴァンス』 ●アルト情況ノート ●舗石をはぐとその下は砂浜だった──フリージャズの発見 ●エルヴィンは神の言葉を叩きあげた! ●このブルース衝動につかれたしたたかなる群像 ●センター・オブ・ザ・ワールド ●ヨーロッパの乾いた知性を鮮烈に統合した鬼才 ●永遠に風化しない情況 ●又、ジャズ幻視行 ●ディスク・レビュー100選 著者:杉田誠一(すぎた・せいいち) 1945年4月15日、疎開先の新潟県北蒲原郡新発田町(現・新発田市)生まれ。獨協大学中退。1969年4月、雑誌『JAZZ』創刊、編集長就任。フォト・ジャーナリストとして内外のジャズ・シーンを精力的に取材。1976年6月『JAZZ』誌編集長辞任後、『レーザーディスク・レビュー』誌編集長、BOSEスピーカー・リサーチャー、三菱電機衛星放送プロジェクトなどを経て、1999年11月、月刊『out there』誌編集長に就任するも、創刊号で勇退。2006年12月、横浜・白楽にカフェ・バー「ビッチェズ・ブリュー・フォー・ヒップスターズ・オンリー」を開店、クリエイティヴなアーチストのために表現の場を提供、纐纈之雅代、川島誠、浦邊雅祥などを輩出。2024年9月9日、死去。享年79。 (版元より)
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どうぶつのないしょ話|佐々木洋
¥1,980
SOLD OUT
発行:雷鳥社 四六変形判 縦128mm 横168mm 厚さ17mm 224ページ 価格 1,800 円+税 1,980 円(税込) ISBN978-4-8441-3815-0 書店発売日 2025年7月31日 じつはナマケモノは泳ぎが得意? シロクマの毛は白じゃなくて透明? ダンゴムシは“昆虫”ではなく“エビのなかま”だった!? “知っているつもりだった”思いこみがくつがえる、どうぶつたちの「ほんとうの話」を、写真つきで50個ご紹介します。 登場するのは、動物園で人気のライオン、パンダ、ハシビロコウなどのどうぶつから、道ばたで出会える身近ないきものまで。見た目、行動、生き方に隠れたひみつを、こっそりと楽しくひもといていきます。ページをめくるたびに「へぇ~」「そうだったの?」と、意外な発見の連続! 動物園へのおでかけや、お散歩がもっとおもしろくなるはずです。 著者は、『ダーウィンが来た!』(NHK)や『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)などで活躍するプロの自然解説者、佐々木洋さん。 経験豊富な自然の知識と、ユーモアのある語り口で、動物の世界の奥深さを伝えます。 目次 1章 どうぶつえん編 見たままが、ほんとうとはかぎらない…【姿かたちのひみつ】 ・シロクマの毛は白ではなく透明 ・キリンのツノは2本ではなく3本 ・パンダのしっぽは黒ではなく白 ・ラクダのこぶの中身は水ではなく脂肪 ・フクロウにも耳のあるものがいて、ミミズクにも耳のないものがいる ・ものすごく小さなゾウの仲間がいる ・ニホンザルにおでこはほぼない ・コアラにしっぽはない ・シロサイもクロサイも灰色 ・シマウマは縦縞ではなく横縞 ・カモシカはシカではなくウシ コラム 動物園の「訪問者」にもご注目! 2章 どうぶつえん編 そのしぐさには、ちゃんとわけがある…【行動のひみつ】 ・ゴリラは「グー」ではなく「パー」で胸を叩く ・カンガルーのお母さんの袋から顔をだすのは赤ちゃんではなく"幼児" ・狩りをするライオンはオスではなくメス ・レッサーパンダが2本足で立つのは芸ではなく習性 ・ヘビクイワシはクモも食べる ・ゾウは耳だけではなく足の裏でも音をキャッチする ・水に入るのが好きなネコがいる ・動物園のハシビロコウはけっこう動く ・死んだふりをしてもクマに喰われる ・イノシシは急に曲がれる コラム セミの羽化は夜の動物園で 3章 どうぶつえん編 じつはこんな性格だった…【生き方のひみつ】 ・チンパンジーは猛獣 ・ウサギは寂しくても死なない ・バクは夢ではなくリンゴを食べる ・ナマケモノもやるときはやる ・タヌキ汁の中身はタヌキではなくほぼアナグマ ・サルはサルスベリですべらない ・マツの木にとまるのはツルではなくコウノトリ ・カバはおとなしくはなく超危険生物 ・ほとんどの動物は冬眠しない コラム 動物「感」察のススメ 4章 身近ないきもの編 名前や見た目にまどわされて…【姿かたちのひみつ】 ・コイのひげは2本ではなく4本 ・カタツムリの中身をだしてもナメクジにならない ・アオダイショウは青ではなく緑 ・カブトムシは「ツノ」、クワガタは「アゴ」 ・タヌキの両目のまわりの黒い色は、つながっていない ・モンシロチョウの紋の色は白ではなく黒 ・ダンゴムシは昆虫ではなくエビやカニの仲間 ・ウメにウグイスではなくメジロ ・点があるからというより、お天道様へ向かうのでテントウムシ ・カルガモは軽くなく重い ・雨のときによくいるからではなく、飴のにおいがするからアメンボ コラム 「チョウの保育園」を作ろう 5章 身近ないきもの編 すぐそばのふしぎに気づくとき…【行動のひみつ】 ・カメはのろくなく、けっこう速い ・モグラは太陽を浴びても死なない ・コウモリは目からではなく口や鼻から超音波をだす ・チョウもガも、翅を開いてとまることも閉じてとまることもある ・トンビはタカを産む ・セミは1週間ではなく1か月ぐらい生きる ・オシドリは毎年結婚相手を変える ・ドングリに開いた穴は虫が「入ったあと」ではなく「でたあと」 ・トンボは後ろにも下がれる コラム「だるまさんがころんだ」鳥 著者プロフィール 佐々木 洋 (ササキ ヒロシ) (著) プロ・ナチュラリスト(プロフェッショナルの自然解説者)。東京都出身、在住。国内外で、「ささき隊長」として40年以上毎日のように自然のすばらしさを伝え続けている。主な出演番組に『ダーウィンが来た!』(NHKテレビ)、『スーパーJチャンネル』(テレビ朝日)、『ラジオ深夜便』(NHKラジオ)など。主な著書に『生きものハイウェイ』(雷鳥社)、『きみのすむまちではっけん!となりの「ミステリー生物」ずかん』(時事通信社)、『みんなのまわりの気になる生きもの』(技術評論社)などがある。 (版元より)
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これ喰ってシメ!|久住昌之
¥1,760
SOLD OUT
発行 カンゼン 出版年月日 2024/07/02 ISBN 9784862557292 判型・ページ数 四六・208ページ 定価 1,760円(税込) 一食の計は締めにあり―― 胃袋とココロが笑う クスミ流 シメ!術(テク)ガイド 『孤独のグルメ』をはじめ多くの作品で、 孤高のグルメ道を邁進してきた久住昌之が繰り出す 一日、一食のシメ!から最後の晩餐まで、 食エッセイを大幅加筆修正&書き下ろし! 味噌汁/カレー/蕎麦湯/ステーキ/回転寿司/冷や汁/そうめん/アイスクリーム/ホテルの朝食/チャーハン/実家めし/お茶漬け/プール帰りの焼きそば…… <同時収録> 一日の始まりよければ終わりよし!「おはようごはん」 (版元より)
