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みんな自分の夢の一つ 鴨居羊子エッセイ・アンソロジー
¥968
編集 近代ナリコ 発行 筑摩書房 定価 968円(10%税込) ISBN 978-4-480-44041-9 Cコード 0195 整理番号 か-29-3 刊行日 2025/08/06 判型 文庫判 ページ数 304頁 とにかく、私はつくりたいのである。何かを。 下着デザイナーとして美を夢み、犬猫たちのぬくもりを撫で、お気に入りの孤独に心ときめかす――言葉の一粒一粒からきらめきがほとばしる作品集。 (版元より)
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65人のこどものはなし
¥1,760
SOLD OUT
発行:光村図書出版 四六判 192ページ 定価 1,600 円+税 1,760 円(税込) ISBN978-4-8138-0676-9 初版年月日 2025年7月 あのとき、言葉にできなかった気持ち。 「こどもの自分」に会いに行く、エッセイ・アンソロジー 三浦しをん、辻村深月、村田沙耶香、町田康、朝比奈あすか、斉藤壮馬ほか、 多彩な書き手がつづる"特別な記憶"。 児童文学雑誌「飛ぶ教室」に掲載した37篇の「こども」にまつわるエッセイと、 「{こども・大人}辞典」(28名)を、ぎゅっと一冊の本に集めました。 大切な日々に帰れる、きらめく言葉が詰まっています。 【目次】 ◆わたしがこどもだったころ◆ 朝比奈あすか「まこっちゃん」 辻村深月「マムシの記憶」 天野健太郎「子どもの商売」 村田沙耶香「尾上先生コンプレックス」 大沼紀子「私が坊っちゃんだった頃」 中川正子「パカポコの話」 緒方修一「歓声の片隅で」 高山なおみ「私はブタ」 堀川理万子「雨の日の十五時二十分~十六時三十分」 真珠まりこ「子どもだった頃」 名久井直子「暇な子ども」 上條さなえ「十歳の日の私の学校」 小沢真理「北国の子供だった私の」 菱木晃子「『おしめさまのししき』です」 柴崎友香「ある光景」 せきしろ「二人の友達」 マライ・メントライン「世界が変わった日」 ◆{こども・大人}辞典①◆ 安東みきえ/いしいしんじ/石川直樹/いとうみく/岩瀬成子/岡田淳 /岡野大嗣/おくはらゆめ/如月かずさ/クサナギシンペイ /くどうれいん/小林エリカ/小森香折/斉藤倫 ◆こどもと大人のあいだで◆ 彩瀬まる「ちいさな友達」 斉藤壮馬「幻想、喫茶、列車について」 川上和人「進化生物学的よかったさがし」 寺地はるな「それはそれとして」 幅允孝「幅少年のかえりみち」 マーサ・ナカムラ「『天気を祈る』という遊び」 荻原規子「神話を読む子どもの目」 神野紗希「『海』を耕す」 大阿久佳乃「闇とキンモクセイ」 ふくだももこ「憧れ」 中沢けい「子ども時代はいつ終わるのか」 坂川栄治「小さな子ども」 ◆{こども・大人}辞典②◆ 新沢としひこ/田口ランディ/二宮由紀子/蜂飼耳/東直子 /昼田弥子/深緑野分 /町屋良平/松田奈那子/ミロコマチコ/もとしたいづみ/椰月美智子 /山下澄人/吉田篤弘 ◆子どもを見つめて◆ 飛鳥井千砂「闘いのはじまり」 山田ルイ53世「もーちゃんの横目」 那須田淳「幼稚園の卒園旅行」 斎藤真理子「成仏できない親心」 矢萩多聞「たくましき子どもたち」 こだま「欠けた箸」 町田康「親に似る」 三浦しをん 「熱烈な別れ」 (版元より)
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作家と山
¥2,200
SOLD OUT
編集 平凡社編集部 発行 平凡社 出版年月 2025/08 ISBN 9784582839876 Cコード・NDCコード 0091 NDC 910 判型・ページ数 B6変 304ページ 定価 2,200円(本体2,000円+税) 昔の文豪から当代一のベストセラー作家まで、みんな登山にハマっていた! 登山の楽しみを描いたエッセイ、詩などを収録。 ◯ 目次 なだれ 井伏鱒二 Ⅰ 日本アルプス 槍ケ岳紀行 芥川龍之介 涸沢の岩小屋のある夜のこと 大島亮吉 霊気 豊島与志雄 案内人風景 百瀬慎太郎 三俣蓮華岳への思い 辻邦生 白馬連峰──山という別世界の花 池澤夏樹 奥穂と校了 若菜晃子 南アルプス 吉田博 駒鳥の谷 野尻抱影 真夏の急登 沢野ひとし Ⅱ さまざまな山旅 雪中富士登山記 小島烏水 「山上湖へ」より 若山牧水 霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ 徳田秋声 八ガ岳に追いかえされる 梅崎春生 稜線を泳ぐ 南木佳士 十勝の朝 中谷宇吉郎 英彦山に登る 杉田久女 阿蘇外輪 小杉放庵 山小屋の一夜 畦地梅太郎 山と温泉 小林百合子 『崩れ』より 幸田文 水源へ 安岡章太郎 尾ノ沼谷 志水哲也 最高の登山 石川直樹 ウェストンの初登攀をたどる 服部文祥 Ⅲ 山へのあこがれ、山の愉しみ 筑波 岩本素白 富士山頂から東京を見る 新田次郎 漫談・火山を割く 牧野富太郎 雷鳥尾行記 田淵行男 山のコドモ 岡本かの子 低山登山は楽しい 安西水丸 クルコノシェ山地から 出久根育 コツコツ地道に 本上まなみ Ⅳ 山の哲学 山に登る 萩原朔太郎 凹面谷 串田孫一 霧とサルオガセ 北杜夫 初登山に寄す 今西錦司 山は如何に私に影響しつつあるか 田部重治 山の魅力 木暮理太郎 登山家という言葉 深田久弥 登山趣味 正宗白鳥 「登山好き」が思うこと 湊かなえ なぜ登るのか 小手鞠るい 山へ入る日・山を出る日 石川欣一 (版元より)
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コマネチのために|チョ・ナムジュ
¥1,980
翻訳 すんみ 発行 筑摩書房 定価 1,980円(10%税込) ISBN 978-4-480-83222-1 Cコード 0097 刊行日 2025/07/08 判型 四六判 ページ数 240頁 ファンサンボル青年文学賞受賞 『82年生まれ、キム・ジヨン』(日韓累計165万部突破)著者デビュー2作目 伝説の妖精に魂を奪われた少女の夢は、体操の選手になることだった。 思わずエールを送りたくなる、チョ・ナムジュの鮮烈な初期作品。 === コ・マニ一家の住む、ソウルの貧民街の一つであるS洞の再開発が始まる。今は一人でトッポッキとてんぷらを売っている父。近頃の最大の関心事は、再開発の流れに乗ってマンションに入居すること。そして二人の間の一人娘で未婚の36歳、コ・マニは10年間働いた職場をクビになったばかり。幼い頃、マニは、テレビでソウルオリンピックの体操選手の姿を見て魅了される。母は父の反対を押し切ってマニを体操部がある私立小学校に転校させる。しかし、幼い時から体操を続けてきた他の子どもたちとの実力の差を知って呆然とする。ある日、大きな事件を経験したマニは体操を諦める。そして現在のマニは…… === 「彼女はコマネチと言うの。ナディア・コマネチ。体操界における伝説の妖精よ」 院長先生が言った。コマネチに出会えたのは運命のように思えた。院長先生は私の運命論に油を注ぐような一言を付け加えた。 「マニが特別な子に思えたのは、初めて会った時からなの。コ・マ・ニという名前を聞いた時、コマネチを思い出したからよ」(70ページより) (……)十四歳のコマネチはモントリオールオリンピックのヒロインとなった。 院長先生からコマネチの話を聞きながら、私は体が熱くなるのを感じた。顔が火照り、頭がぼうっとし、口からも、目からも、煙が出そうだった。神の祟りにあったり、あるいは恋の病にかかったりしたら、きっとこんな感じになるだろう。私はその瞬間、大げさではなくて本当に、体操に魂を奪われてしまった。どういう精神状態で、家に帰れたのかも思い出せない。布団に入ってからもひたすらコマネチのことを考えていた。(71ページより) === 目次 これもまた、過ぎゆく 残酷な冬 私は新体操がしたいと言った 危うげながらも幸せな時間 高い所へのぼる人たち お尻に押した赤いスタンプ 暗号のようにぽつぽつと ネギを見てやさしく笑う人たち 月夜のステージ あとがき 著者からのメッセージ 訳者あとがき ◯ 著作者プロフィール チョ・ナムジュ 1978年ソウル生まれ。「耳をすませば」で文学トンネ小説賞に入賞。2016年『コマネチのために』でファンサンボル青年文学賞受賞。2017年『82年生まれ、キム・ジヨン』で第41回今日の作家賞を受賞、ミリオンセラーとなる。著書に、『82年生まれ、キム・ジヨン』(斎藤真理子訳、ちくま文庫)、『サハマンション』(斎藤真理子訳)、『私たちが記したもの』(小山内園子、すんみ訳)、『耳をすませば』(小山内園子訳)、『ソヨンドン物語』(古川綾子訳)、いずれも筑摩書房刊。他に『ミカンの味』(矢島暁子訳、朝日新聞出版)がある。 すんみ 早稲田大学文化構想学部卒業。訳書に『私たちのテラスで、終わりを迎えようとする世界に乾杯』(チョン・セラン、早川書房)『ディア・マイ・シスター』(チェ・ジニョン、亜紀書房)、『敬愛の心』(キム・グミ、晶文社)、『5番レーン』(ウン・ソホル他、鈴木出版)など、小山内園子との共訳書に『私たちにはことばが必要だ』(イ・ミンギョン、タバブックス)などがある。 (版元より)
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恋とか夢とかてんてんてん 3.|世良田波波
¥1,210
発行 マガジンハウス ページ数:176頁 ISBN:9784838733279 定価:1,210円 (税込) 発売:2025.05.23 30歳、空っぽで何もない日々に光が射しこむ。 大阪を舞台に描かれる、夢を捨てきれない「私」の“激痛”青春ストーリー。 【3巻のあらすじ・・・】 カイちゃんが東京から 大阪に春に引っ越してきて、 季節はすっかり夏の最中を迎えていた。 片想いの彼の、本命彼女との花火大会デート 現場に遭遇してしまい、この恋を 諦めようと決意したが…。 バイトを頑張っても将来が見えない。 貯金もないし、夢をみる気も起こらない。 好きな人には好きになってもらえない。 ないない尽くしのカイちゃんの人生に、 わずかな光が射しこんで…。 大人になってもひとつも成長できない、 そんなどうしようもない自分にも 輝く瞬間がある。 大阪を舞台に描かれる等身大の人間讃歌。 (版元より)
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出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと|花田菜々子
¥770
発行 河出書房新社 文庫版 248ページ ISBN:978-4-309-41731-8 Cコード:0195 発売日:2020.02.06 定価 770円(本体700円) 夫に別れを告げ家を飛び出し、宿無し生活。どん底人生まっしぐらの書店員・花田菜々子。仕事もうまく行かず、疲れた毎日を送る中、願うは「もっと知らない世界を知りたい。広い世界に出て、新しい自分になって、元気になりたい」。そんな彼女がふと思い立って登録したのが、出会い系サイト「X」。プロフィール欄に個性を出すため、悩みに悩んで書いた一言は、「今のあなたにぴったりな本を一冊選んでおすすめさせていただきます」———。 実際に出会った人達は魑魅魍魎。エロ目的の男、さわやかに虚言癖の男、笑顔がかわいい映像作家……時には自作ポエムを拝見し、かわいい女子に励まされ、優しい女性のコーチングに号泣しながら、今までの日常では絶対に会わなかったような人達に、毎日毎日「その人にぴったりの」本を紹介。え、もしかして、仕事よりもこっちが楽しい! サイトの中ではどんどん大人気になる菜々子。だがそこに訪れた転機とは……。 これは修行か? 冒険か? 「本」を通して笑って泣いた、衝撃の実録私小説! ◎目次 プロローグ 2013年1月、どん底の夜0時 第1章 東京がこんなにおもしろマッドシティーだったとは 第2章 私を育ててくれたヴィレッジヴァンガード、その愛 第3章 出会い系サイトで人生が動き出す 第4章 ここはどこかへ行く途中の人が集まる場所 第5章 あなたの助言は床に落ちてるホコリみたい 第6章 私が逆ナンを身につけるまで――――そしてラスボス戦へ 第7章 人生初のイベントは祖父の屍を越えて エピローグ 季節はめぐる、終わりと始まり あとがき 2017年秋、本屋の店先で (版元より)
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料理人という仕事|稲田俊輔
¥946
発行 筑摩書房 定価 946円(10%税込) ISBN 978-4-480-68489-9 Cコード 0277 整理番号 462 刊行日 2024/07/08 判型 新書判 ページ数 208頁 腕一本で独立できる。イメージを形にして、人を幸せにできる。ルーティンワークのなかにクリエイティビティがある。そんな仕事から私たちが学べるものとは? ルーティンワークを意味あるものに 手の早さは裏切らない 独立を目指す 至るところにクリエイティブがある 自分らしさと仕事のバランス…… プロは毎日の作業を大切にする。 自分のイメージを形にして、食べた人を幸せにできる。 独り立ちが可能で、腕一本でやっていける。 日々の仕事から学ぶところがたくさんある。 そんな料理人という生き方をのぞいてみよう (版元より)
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生きるということ 新装版|エーリッヒ・フロム
¥2,090
翻訳 佐野哲郎 発行:紀伊國屋書店 四六判 292ページ 定価 1,900 円+税 2,090 円(税込) ISBN978-4-314-01176-1 発売日 2020年8月28日 フロムによる永遠の古典の新装版! 真に生きる喜びが得られる生き方とは? 財産、知識、健康、社会的地位、権力……現代の私たちは〈持つ〉ことに専心し、それを自分の価値とみなしている。 人が生きていくうえでは、〈持つ〉ために限りなき生産と消費に追われ、“慢性の飢餓状態"にあるのでなく、あらゆる執着から解き放たれ、何ものにも束縛されず、生きる喜びを感じられるような、ただ〈ある〉という、もうひとつの様式がある。 日常の経験や先人たちの思想を例に、〈持つ様式〉と〈ある様式〉の生き方を比較・検討し、新たな人間像と社会のあり方を提唱する。 著者プロフィール エーリッヒ・フロム(著) 【著者】エーリッヒ・フロム (Erich Fromm 1900~1980年) 精神分析に社会的視点をもたらし、いわゆる「新フロイト派」の代表的存在とされた。真に人間的な生活を可能にする社会的条件とは何かを終生にわたって追求したヒューマニストとしても知られる。著書に『自由からの逃走』『破壊』『悪について』『ワイマールからヒトラーへ』『反抗と自由』ほか多数。 佐野 哲郎 (サノ テツロウ) (訳) 【訳者】佐野哲郎 (さの・てつろう) 京都大学名誉教授。訳書に、フロム『反抗と自由』『フロイトを超えて』ほか多数。 (版元より)
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谷川俊太郎詩集 星たち
¥1,980
写真 前康輔 編集 永岡綾 発行:ブルーシープ B6変形判 縦190mm 横127mm 96ページ 上製 価格 1,800 円+税 1,980 円(税込) ISBN978-4-908356-73-5 発売日 2025年8月15日 宇宙の俊太郎さん、お元気ですか。 詩人・谷川俊太郎は20歳の時に詩集『二十億光年の孤独』を発表して以来、宇宙をテーマとした数多くの詩を私たちに届けてくれました。 本書は、星や宇宙をめぐる15篇の詩と、写真家・前康輔が撮り下ろした谷川さんの自邸の写真で綴った詩集です。 「二十億光年の孤独」「朝のリレー」といったおなじみの作品から、「ひとつのほし」「宇宙船ぺぺぺぺランと弱虫ロン」、そして最晩年の「感謝」までを収録。詩と詩の間に挿入された前康輔の写真は、主人が不在となった家の書斎や応接室をはじめ、公にされてこなかったスペースや、本棚、ノートやアルバムを捉えています。どこかに谷川さんの気配を感じながら詩を味わうことができる、特別な一冊です。 *この詩集は、2025年7月から「PLAY! MUSEUM」ではじまる「大どろぼうの家」展のインスタレーション「銀の庭」がきっかけとなり生まれました。 目次 二十億光年の孤独/一人きり/宇宙船ペペペペランと弱虫ロン/私たちの星/あお/朝のリレー/ひとつのほし/星の組曲/すき/むし・ほし・ひと/たんぽぽのはなの さくたびに/くらやみ/赤児の笑みが/あのひとが来て /感謝 (版元より)
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世界が問いである時 答えるのは私だけ|谷川俊太郎
¥1,650
発行 イースト・プレス 定価 1,650円(本体1,500円+税10%) ISBN 9784781624785 JANコード 1920095015002 NDC分類 914 発売日 2025年7月17日 判型 新書判 製本 上 ページ数 264ページ 「この世で僕が生きるとは一体どういうことなのだろう。それが僕の惑いの始まりでした」 稀代の詩人が贈る箴言集 「いなくならない俊太郎さんをどうにかして探し当てようとしていた」 ──覚 和歌子 寄稿 言葉はいつも出発点で、そこから私たちは他者へ、また世界へと向かう ◯ 目次 自分 生きる こころとからだ 愛 青春 暮らし 年をとる 死 子ども 詩と言葉 (版元より)
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詩 たのしいライト・ヴァース 世界編
¥3,960
編集 谷川俊太郎、ほか 発行:河出書房新社 四六変型判 縦185mm 横139mm 314ページ 定価 3,600 円+税 3,960 円(税込) ISBN978-4-309-03964-0 初版年月日 2025年5月23日 古今東西の詩の海から、柳瀬尚紀、窪田般彌、池内紀ら最良の案内人による名詩選。伝説のアンソロジー全5巻収録詩をまとめて復刊。ルイス・キャロル、アポリネール、リンゲルナッツなど。 (版元より)
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自分ひとりの部屋|ヴァージニア・ウルフ
¥1,320
翻訳 片山亜紀 平凡社ライブラリー 831 発行 平凡社 出版年月 2015/08 ISBN 9784582768312 Cコード・NDCコード 0398 NDC 934.7 判型・ページ数 B6変 272ページ 定価 1,320円(本体1,200円+税) 「女性が小説を書こうと思うなら、お金と自分ひとりの部屋を持たねばならない」。 大英博物館の本棚にはない、ものを書きたかった/書こうとした女性たちの歴史を熱く静かに紡ぐ名随想、新訳登場。 (版元より)
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人はかつて樹だった|長田弘
¥1,980
SOLD OUT
発行 みすず書房 判型 A5判 頁数 96頁 定価 1,980円 (本体:1,800円) ISBN 978-4-622-07229-4 Cコード C0092 発行日 2006年7月10日 「物語の家族のように/母のように一本の木は/父のようにもう一本の木は/子どもたちのように小さな木は/どこかに未来を探しているかのように/遠くを見はるかして/凛とした空気のなかに/みじろぎもせず立っていた。/私たちはすっかり忘れているのだ。/むかし、私たちは木だったのだ。」(「むかし、私たちは」より) いまの日本で、谷川俊太郎にならんで多くの読者の心を動かす詩人長田弘による詩集。 前作『死者の贈り物』は、親しかった場所や人や書物にささげられていた。21篇を収めるこんどの詩集ではもっと自由に、私たちをとりかこむ自然や世界を歌っていてみごとである。 (版元より)
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『ドライブ・マイ・カー』論|佐藤元状/冨塚亮平
¥2,420
発行 慶應義塾大学出版会 四六判/並製/256頁 初版年月日:2023/04/12 ISBN:978-4-7664-2881-0(4-7664-2881-1) Cコード:C3074 定価 2,420円(本体 2,200円) 世界はなぜ『ドライブ・マイ・カー』に熱狂したのか? アカデミー賞国際長編映画賞、カンヌ国際映画祭脚本賞、全米批評家協会賞4冠などに輝いた濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』。世界を席巻した本作について、アメリカ、日本、香港、台湾、韓国の研究者が徹底分析。 『ドライブ・マイ・カー』はなぜ世界的な評価を得ることができたのか。 アメリカ、日本、香港、台湾、韓国の研究者が論考を寄せた国際シンポジウムDrive My Car : A Symposium on Hamaguchi’s Cross-Media Vehicleの内容に加え、西崎智子氏(広島フィルム・コミッション)、文化庁参事官(芸術文化担当)、そして濱口竜介監督への特別インタビューを追加収録。 目次 はじめに(佐藤元状) 『ドライブ・マイ・カー』のせいで気が狂いそうだ(D・A・ミラー) 『ドライブ・マイ・カー』を斜めから読む(斉藤綾子) インタビュー① 『ドライブ・マイ・カー』と広島(西﨑智子氏) バザンへの回帰──『ドライブ・マイ・カー』における「ワーニャ伯父さん」(ロバート・チェン) 越境する赤いサーブ──濱口竜介の『ドライブ・マイ・カー』論(ファン・ギュンミン) 『ドライブ・マイ・カー』、あるいは悲しみと過ぎ去った世界について(メアリー・ウォン) インタビュー② 『ドライブ・マイ・カー』と映画振興事業(文化庁参事官[芸術文化担当]) 他者の声を聴け──『ドライブ・マイ・カー』における他者性の構築と受容(藤城孝輔) 世界の循環と生の反復──映画『ドライブ・マイ・カー』における水の主題系と音を伴う回転のモチーフ(伊藤弘了) アダプテーションの終わりに向かって──濱口竜介の『寝ても覚めても』と『ドライブ・マイ・カー』における翻訳の始まり(佐藤元状) 見つめることと触れること──『ドライブ・マイ・カー』における抱擁(冨塚亮平) インタビュー③論考への応答(濱口竜介監督) おわりに(冨塚亮平) (版元より)
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新・仕事のお守り
¥1,980
発行 ミシマ社 編 ミシマ社 定価 1,800 円+税 判型 四六判並製 頁数 240 ページ 発刊 2025年07月24日 ISBN 9784911226223 Cコード 0095 装丁 寄藤文平+垣内晴(文平銀座) 装画・挿画 nakaban ◎商売繁盛 ◎身体健全 ◎災厄消除 ◎不安一掃 ◎仕事上達 「一冊入魂」を掲げるミシマ社が、文字通り「入魂」してできた一冊。 就活生からベテランまで、すべての人へ。 不安な時、元気じゃない時、壁に当たった時、災害や戦争の続く世界で…… 「長期戦」を生きるヒントから、目の前の仕事を支える一言まで。 ロングセラー『仕事のお守り』(2013年4月刊)を大幅改編、新たな仕事のお守りが誕生! 「私たちは、『ちいさな総合出版社』として、人文、文芸、実用、絵本など、さまざまなジャンルの書籍を手がけます。そうした活動のなか、『ビジネス書』というジャンルを超えて、仕事に役立つすばらしい言葉に出会うことが多々あります。そのような言葉や、古今東西の名著から数々の金言を収録しました。」――はじめにより 尾崎世界観 書き下ろし小説収録 <本書の「お守り言葉」> ・「自分」は仕事のなかで、あとから浮かびあがってくる ・成熟は葛藤を通じて果たされる ・短期的評価は気にしない! ・商売には好況、不況はない ・仕事は地球環境のお膳立てから ・楽しさだけは捨ててはいけない ・正解はないけど、理に適ったやり方はある ・無限の成長は自滅である ・ぼんやりしないことのほうがもったいない ……など、42の言葉を収録! ◯ 目次 第一章 不安一掃――あなたは大丈夫 第二章 身体健全――とにかく元気 第三章 商売繁盛――儲けることと信頼と 第四章 災厄消除――地球環境が変わるなかで 第五章 上達極意――「見えない力」を生かす 第六章 文学一番――生きた言葉を身体に収める 第七章 平和祈願――戦争のない世界で働くために (版元より)
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心の鎧の下ろし方|三砂ちづる
¥2,090
発行 ミシマ社 定価 1,900 円+税 判型 四六判変形並製 頁数 224 ページ 発刊 2025年06月17日 ISBN 9784911226209 Cコード 0095 装丁 漆原悠一(tento) 24年の教師生活を終え、竹富島に移住した著者。 人生の機微を深いまなざしで見つめ続ける、珠玉のエッセイ集。 闇など誰にでもある。 あなたはどこにでも行ける。 ――――― 一人ひとりのうちには、言葉が眠り、思いが秘められ、魂が息づいている。それらがよりよき形で、その人のうちに立ち現れ、周囲の人との交わりを可能にしていくために、おそらく、生まれてから身につけてきた心の鎧、ともいうべきものを少しずつ下ろしていく必要があるのではないか。――本文より ――――― 教師として、親として、人として受けとめ、受けとめられること。 それはいつでも、一瞬の勝負。 ◯ 目次 第1章 ほんとうの自由 第2章 さらば、わたしの教師生活 第3章 子どもは明日の家に住む 第4章 人間がする仕事 第5章 心の闇は誰にでもある 著者情報 著: 三砂ちづる(ミサゴチヅル) 1958年、山口県生まれ。兵庫県西宮市で育つ。沖縄八重山で女性民俗文化研究所主宰。津田塾大学名誉教授。京都薬科大学卒業。ロンドン大学PhD(疫学)。著書に『女たちが、なにか、おかしい』『自分と他人の許し方、あるいは愛し方』(ミシマ社)、『オニババ化する女たち』『頭上運搬を追って』(光文社新書)、『六〇代は、きものに誘われて』(亜紀書房)など多数。 (版元より)
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過去の学生|前田エマ
¥1,980
発行 ミシマ社 定価 1,800 円+税 判型 四六判並製変形 頁数 168 ページ 発刊 2025年06月17日 ISBN 9784911226216 Cコード 0095 装丁 脇田あすか 装画・挿画:坂巻弓華 つまらないわるぐちは、こうやって、こうやって、こう! 小説やエッセイの書き手として、モデルとして、ラジオパーソナリティとして…多方面で活躍する気鋭の作家が、幼い頃の学校生活から30歳での韓国留学まで、「学校」をテーマに綴る初のエッセイ集。規範の中で、自分の芯をもちつつ、ゆらゆら生きるには? まっすぐ考えるために寄り道を繰り返す。 でも、その迷いがとてもよくて。 ――武田砂鉄 氏 推薦 刊行前より各種メディアにて注目の一冊。 ◯ 目次 1 学校で 九九が言えない 本当にいい子 立候補 生き物係 名前で呼ぶ 舞台から降りない 地毛届 定規で引いた線 赤いスカート 2 教室の外から 鰻 習字のこと 氷を嚙む クリスマス 太陽を消しなさい 魚屋の息子 ドッジボール 作文の季節 3 もっと遠くへ 喪服 服がうまれる オランダであう ダモンテの人々 水着 祖母の脚 4 韓国へ テスト勉強 皆勤賞 学校えらび サンタクロース 私が億劫 おそろいの日付 5 言葉の向こう側 わからないままで 高校受験 目の前に座って ◯ 著者情報 著: 前田エマ(マエダエマ) 1992年神奈川県生まれ。東京造形大学在学中にオーストリア・ウィーン芸術アカデミーへ留学。モデル、ラジオパーソナリティなど、活動は多岐にわたる。2023年、韓国・延世大学韓国語学堂に留学。著書に、小説集『動物になる日』(ちいさいミシマ社)、『アニョハセヨ韓国』(三栄)がある。 (版元より)
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建築と利他|堀部安嗣/中島岳志
¥1,980
発行 ミシマ社 定価 1,800 円+税 判型 四六判並製 頁数 168 ページ 発刊 2025年05月20日 ISBN 9784911226193 Cコード 0095 装丁 鈴木千佳子 「いのち」と響き合う「住まい」へ 土、光、風、生き物たち、歴史、記憶… その土地に「あるもの」が活きる設計は、いかにして可能か。 近代の「建築」を未来に向け更新する、画期的対話。 ――本文より―― 堀部: アーキテクチャーを正確に訳せば、「何とか道」ではないか、という話なんです。茶道、華道、柔道、武士道のような。そうなると建築の見え方が変わってくると思うんですね。 中島: 人間の「自力」を自然に押しつける産物になっていってしまっているのが、現在の建築かもしれません。おそらく堀部さんは、その真逆の方向を向いて建築を進めていこうとされる。 ◯ 目次 第1章 土木に宿る救済思想 第2章 パッシブデザインと利他 第3章 住まいの重心を下げる 第4章 建築という「道」 第5章 未来のために建築ができること 著者情報 著: 堀部安嗣(ホリベ ヤスシ) 1967年、神奈川県横浜市生まれ。建築家、放送大学教授。筑波大学芸術専門学群環境デザインコース卒業。益子アトリエにて益子義弘に師事したのち、1994年、堀部安嗣建築設計事務所を設立。2002年、〈牛久のギャラリー〉で吉岡賞を受賞。2016年、〈竹林寺納骨堂〉で日本建築学会賞(作品)を受賞。2020年、〈立ち去りがたい建築〉で毎日デザイン賞を受賞。主な著書に『建築を気持ちで考える』『住まいの基本を考える』などがある。 著: 中島岳志(ナカジマ タケシ) 1975年、大阪生まれ。北海道大学大学院准教授を経て、東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻は南アジア地域研究、近代日本政治思想。2005年、『中村屋のボース』で大佛次郎論壇賞、アジア・太平洋賞大賞受賞。著書に『思いがけず利他』『保守のヒント』『保守と立憲』、共著に『料理と利他』『ええかげん論』『現代の超克』、編著に『RITA MAGAZINE テクノロジーに利他はあるのか?』『RITA MAGAZINE 2 死者とテクノロジー』などがある。 (版元より)
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元気じゃないけど、悪くない|青山ゆみこ
¥2,090
発行 ミシマ社 定価 1,900 円+税 判型 四六判並製 頁数 248 ページ 発刊 2024年03月20日 ISBN 9784911226025 Cコード 0095 装丁 名久井直子 装画・挿画・題字 細川貂々 50歳の急カーブ、愛猫との別れ、不安障害、めまい、酒や家族との関係… わけのわからない不調のどん底から、リハビリが始まった――。 「わたしの心と身体」の変化をめぐる、物語のようなノンフィクションであり、ケアの実践書。 *** 「死にたい」と思うほどの状態から、「これなら生きていてもいいかも」と思える状態になるまでの心身のリハビリについて書いてきたのだと、書き終えてわかった気がした。 (…) 無傷ではないし、今後は古傷が疼くことがあるのかもしれない。全快しゃきしゃきの元気いっぱいでもない。でも「回復」とは異なるカタチで、わたしは自分の人生を新たに立ち上げて生きている。そういうの、全く悪くない。むしろ、悪くないと思うのだ。 ――本文より *** 「コントロールしよう」を手放し、自分が変わったと実感するまでの3年間の記録。 ◯ 目次 まえがき 第一章「わたし」をつくってきたもの はじめての猫/実家の犬/家族のなかの「序列」/愛に対する条件/はじめて得た「フラットな関係性」/特別に大切な存在 第二章 「食と酒」の生活改善 切実に迫る「老い」/パーソナルトレーニングという選択/わたしという身体資源の有効活用/なにを食べたらいいですか?/三十年来の悪友、お酒/「のんだくれゆみこ」と「ノンアルコールゆみこ」/「飲まない自分」への違和感 第三章 ある日心が振り切れた 親は子どもに呪いをかけてしまう/「躁」っぽい思考の暴走/わたしを引き留めた回顧録『エデュケーション』/大震災と母の看取りのフラッシュバック/これがパニック障害? 不安障害? 第四章 ほんの小さな第一歩 身体は動きたがっている/病院に行くのも「行動」/家事を諦めるという難問/「保留」にできた仕事/書くを手放す/自分はコントロールできない/メンタル本で学んだセルフケア/心にやさしい物語の世界 第五章 自分の居場所をつくる 「わたしの部屋」が必要だ/窓を見上げて歩く/心が動くと身体も動く/窓の大きな小さな部屋/自分の「好き」だけの空間/オープンダイアローグという「対話の手法」/安心して関われる人 第六章 誰かと関わるための小さな部屋 踊るくらいさせろや!/気を楽にするって超難問なわけで/しょぼいコーピングを増やす/小さな部屋に芽吹くもの/仲間との出会い/はじめてのオープンダイアローグ/自分を突き動かした一冊の本/「わたしは変わった」という事実/映画『プリズン・サークル』の衝撃 第七章 めまいを巡る冒険 ふわふわの正体は「浮動性めまい」/病院行脚、再び/めまい専門医との出会い/ついに可視化されためまい/ケンケンから始めた運動療法/だいたい血行/のらりくらりと有酸素運動/禁酒とも異なる「酒離れ」 第八章 自分のこともわからない フライト前の「遺言」/誰のこともわからない/婦人科での三度目の正直?/キックボクシング事始め/わたしの身体は頭がいい/窓の大きな小さな部屋、ありがとう/わたしは書き始めた/手放す あとがき ◯ 著者情報 著: 青山ゆみこ(あおやま・ゆみこ) フリーランスの編集・ライター。1971年神戸市生まれ。神戸松蔭女子学院大学非常勤講師。対話型文章講座を主宰。著書に『人生最後のご馳走』(幻冬舎文庫)、エッセイ『ほんのちょっと当事者』(ミシマ社)。共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、震災後の神戸の聞き書き集『BE KOBE』(ポプラ社)などがある。 (版元より)
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ほんのちょっと当事者|青山ゆみこ
¥1,760
発行 ミシマ社 定価 1,600 円+税 判型 四六判並製 頁数 248 ページ 発刊 2019年11月23日 ISBN 9784909394293 Cコード 0095 装丁 名久井直子 ローン地獄、児童虐待、性暴力、障害者差別、看取り、親との葛藤…「大文字の困りごと」を「自分事」として考えてみた。 「ここまで曝すか!」と連載時より大反響の明るい(?)社会派エッセイ わたしたちが「生きる」ということは、「なにかの当事者となる」ことなのではないだろうか。…みんなが隣にいる誰かへの想像力をもつようになれば、まわりまわって思いもかけない方向から、誰かがわたしの小さな困りごとを助けてくれる気がする。そういうのってなんだか素敵で、とてもふくよかな社会に思えるのだ。――「まえがき」より。 ◯ 目次 まえがき 第1章 暗い夜道と銀行カードローンにご用心 第2章 「聞こえる」と「聞こえない」のあいだ 第3章 奪われた言葉 第4章 あなたの家族が経験したかもしれない性暴力について 第5章 父の介護と母の看取り。「終末期鎮静」という選択 第6章 哀しき「おねしょ」の思い込み 第7章 わたしは「変わる」ことができるのか 第8章 わたしのトホホな「働き方改革」 第9章 父のすててこ いささか長いあとがきのようなもの 著者情報 著: 青山ゆみこ(アオヤマ ユミコ) フリーランスのエディター/ライター。1971年神戸市生まれ。月刊誌副編集長などを経て独立。単行本の編集・構成、雑誌の対談やインタビューなどを中心に活動し、市井の人から、芸人や研究者、作家など幅広い層で1000人超の言葉に耳を傾けてきた。著書に、ホスピスの「食のケア」を取材した『人生最後のご馳走』(幻冬舎文庫)。 (版元より)
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Summer Reading 2025
¥1,210
SOLD OUT
LOST GIRLS BOOKS 07 発行 LOST GIRLS BOOKS 新書サイズ、36ページ 定価 1210円(税込) デザイン 多屋澄礼 執筆 片桐楽弥/かとうさおり/竹内かなこ(TROPE)/多屋澄礼/富沢櫻子/福富優樹/真舘晴子/山崎まどか/READING IS MY THERAPY/bookbuyingnerd(大松智也) 毎年、NINE STORIESと仲間たちが制作している夏読書のジン。 今年は10人のメンバーでサマーリーディングにぴったりなおすすめ本、積読本、日記、コラムをお送りします。 挑戦してみたかった短編小説の掲載もあります。日本ではほぼ知られていない、スー・カウフマンという作家の60年代の作品で日本初翻訳となります。夏のきらめきや、一瞬で変わりゆく心、儚さを閉じ込めた瑞々しく美しい作品です。 ◯ NINE STORIES 色彩、記憶、物語をテーマにNINE STORIESとしてものづくりの活動をスタートする。 活動名の由来は、たくさんの物語を作っていきたいという思いを込めて。 映画とのタイアップや選書など、ジャンルを超えて自身のアンテナに引っ掛かったものを提案している。大阪在住。 (版元より)
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NIKKI 2024|庄野紘子
¥2,750
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文庫サイズ カラー 150p ブックデザイン 川名潤 イラストレーターの庄野紘子さんによる2024年の絵日記。 ◯ コロナ禍 なにもすることがなくて instagramのストーリーではじめた絵日記 2024年分を本にしました (著者より)
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老いと暮らすヒント|西川勝
¥1,870
ホモ・クーランスの本 発行 ハザ 四六判 160ページ 並製 定価 1,700 円+税 1,870 円(税込) ISBN978-4-910751-05-4 初版年月日 2025年7月15日 寄稿 青山ゆみこ 「認知症の人にはさまざまな問題があり苦しいことがある、ということはもちろん知ってほしいと思います。けれども、その中で生きる人の姿を伝えることで、みなさんに「ああ、認知症の人はそんなすごいことをしているんだ。ファンになってみようかな」という気持ちになってもらえれば、と期待しています」 認知症の人たちが懸命に生きる姿から、どれほどの豊かさを私たちは受け取ることができるか--。 看護の現場から臨床哲学へと歩んできた著者が、専門家ではない「ふつうの人」だからこそできるケアについて語り、認知症の人のファンになってほしいと呼びかける。今・ここにある「老い」と真剣に向き合い、丁寧に付き合っていくためのヒント。発達心理学者・麻生武との対談や「家庭介護のポイント 実践編」も収録。 ◯ 目次 はじめに 1 ふつうの人のための認知症ケア 認知症の人のファンになってください はじめに/認とは/認知症の症状/周辺症状/おわりに--近所の人がかけたひと声 認知症と呼ばれる老い人が「うちに帰りたい」と言うとき 「うちに帰りたい」と言うのは問題か/「うち」の意味/「うち」を「今・ここ」にする 対談 認知症の人とのコミュニケーションについて--発達心理学と臨床哲学の視点から 麻生武 × 西川勝 はじめに/「話す」「聞く」「ともにいる」「会う」/「目が合う」とき/目を見続けるのはしんどい/対象の共同化/月を一緒に見上げる/ことばとしての身体/他者との同型性/指差しから言葉まで/投機的な行為とグラウンディング/おわりに 老いていくこと、あるいは若さと老い 浦島太郎の老い/老いの問題と課題/老と若さ/ていねいに老いていく 2 家庭介護のポイント 実践編介護者の心構え 部屋の整備 家の中での転倒を防ぐために 家の中でもしも転倒したら 理想の食事 排せつ介助 入浴介助 更衣介助 清拭 床ずれ 身だしなみ 口腔ケア 廃用症候群 歩行介助 起き上がり介助 立ち座り介助 風呂場の工夫 脱水予防 便秘予防 健康チェック 薬の管理 コミュニケーションの工夫 1 コミュニケーションの工夫 2 家族が認知症になったら 言葉を失った認知症高齢者の場合 希望を育てる おわりに 寄稿 祖父がいた居間 青山ゆみこ ◯ 著者プロフィール 西川 勝 (ニシカワ マサル) (著) 1957年、大阪生まれ。専門は、看護と臨床哲学。元大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授。現在はNPOココペリ121理事。高校卒業後、精神科・透析治療・老人介護の現場で看護師や介護士として働く。一方で関西大学の2部で哲学を学び、後に大阪大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在は「認知症コミュニケーション」の研究を行いつつ、哲学カフェやダンスワークショップなどの活動にも取り組む。著書に『となりの認知症』(ぷねうま舎)、『「一人」のうらに』(サウダージ・ブックス)、『増補 ためらいの看護』『臨床哲学への歩み』(ハザ)など。共著に『ケアってなんだろう』(小澤勲編、医学書院)など。 青山 ゆみこ (アオヤマ ユミコ) (解説) 文筆家、神戸松蔭大学非常勤講師。1971年、神戸市生まれ。著書に『人生最後のご馳走』(幻冬舎文庫)、『ほんのちょっと当事者』『元気じゃないけど、悪くない』(ミシマ社)など。 (版元より)
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文学カウンセリング入門|チン・ウニョン/キム・ギョンヒ
¥2,420
SOLD OUT
翻訳 吉川凪 発行 黒鳥社 A5判 228ページ 価格 2,200 円+税 2,420 円(税込) ISBN978-4-910801-03-2 発売日 2025年8月4日 「読むこと」と「書くこと」が、こんなにも静かに人を癒やす。 ―文学が“カウンセリング”になるという、新しい読書のかたち― 韓国で出版された本書『文学カウンセリング入門』は、詩や文学作品を通じて、自分自身の心の模様を読み解き、癒し、育むための方法を丁寧に示した1冊です。 韓国相談大学院大学での詩人チン・ウニョンとギム・ギョンヒの講義や論文などをもとに構成された本書は、理論編(第1部、第2部)では、文学の癒しの力とその背景にある哲学・教育思想を豊富に紹介。実践編(第3部)では、シンボルスカ、メアリー・オリヴァーらの詩を用いた実践的な12のレッスンを通して、読む・書くことで自己理解と癒しを深める手法を紹介しています。 書き写しやリライトを通じて、自らの気持ちに寄り添い、誰かと分かち合う力を育てるカリキュラム。医療・教育・福祉関係者はもちろん、自分を見つめたいすべての人へ。 著者プロフィール チン・ウニョン (チン・ウニョン) (著) 梨花女子大学および同大学院で西洋哲学を専攻し、博士号を取得。韓国相談大学院大学教授を経て現在は朝鮮大学文芸創作学科教授。2000年に季刊誌『文学と社会』に作品を発表して詩人としての活動を始め、これまでに大山文学賞、現代文学賞など多数の文学賞を受賞している。詩集としては、2022年にベストセラーとなった『私は古い街のようにあなたを愛し』のほか、『7つの単語でできた辞書』『盗んでいく歌』など。 キム・ギョンヒ (キム・ギョンヒ) (著) 梨花女子大学校哲学科および同大学院を卒業し、博士号を取得。韓国相談大学院大学教授。文学と哲学を通じて心の癒しや自己理解を促進する「文学カウンセリング」「哲学カウンセリング」を講義している。主な著作に『徳の帰還─東西洋の徳の歴史:東洋篇』、訳書に『荘子、霊魂の変化のための哲学』。 吉川凪 (ヨシカワ ナギ) (訳) 韓国の延世大学語学堂、仁荷大学国文科博士課程に留学。文学博士。著書に『京城のダダ、東京のダダ』、訳書に、朴景利『土地』、金英夏『殺人者の記憶法』、チョン・ソヨン『となりのヨンヒさん』、申庚林詩選集など。 (版元より)
