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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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●サイン本 かえるはかえる パイプの中のかえる2|小山田浩子
¥1,980
●サイン本 発行:twililight 4-6変 120ページ 並製 価格 1,800円+税 ISBN978-4-9912851-3-4 初版年月日2023年11月11日 装画:オカヤイヅミ デザイン:横山雄 「目の前のひとつひとつを信じて書いていけば小説になる」 twililight web magazineでの2023年4月~9月の連載に、書き下ろし2本をくわえた、芥川賞作家・小山田浩子による第2エッセイ集。 「いまの普通はすぐ普通ではなくなるし私の普通と他の人の普通も全然違うしお互いの普通でなさもものすごく食い違う、でも私たちはそのことをいちいち口に出し確かめ合ったりしないで日々過ごしていて、だからこうして自分の普通や普通でなさを書き留めておく機会は本当にありがたかった。」 目次 まえがき 春 とん蝶 ぴーすくる 歩き話し おはぎ 休日のパーク 1 休日のパーク 2 川を上る マーマレード 東京の印象 喪服 お金 ベランダ ルバーブ 翻訳 変身ドーン 挨拶 1 挨拶 2 当たり前 おしゃべりな整体師 みょうが 誤記憶 わがまま 作文 犬と猫 秋 著者プロフィール 小山田浩子 (オヤマダヒロコ) (著/文) 1983年広島県生まれ。2010年「工場」で新潮新人賞を受賞してデビュー。2013年、同作を収録した単行本『工場』が三島由紀夫賞候補となる。同書で織田作之助賞受賞。2014年「穴」で第150回芥川龍之介賞受賞。他の著書に『庭』『小島』、エッセイ集『パイプの中のかえる』がある。
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令和元年のえずくろしい|大山海
¥1,540
SOLD OUT
発行 リイド社 発売日:2023年10月14日(土) 判型:A5 定価:1,540円 (税抜本体 1,400円) 地獄のシェアハウスでまきおこる最悪の群像劇 「なあ、平成の大不況に生まれて 令和になったらコロナがきてよ。 仕事も無くなって税金も上がって最低賃金は安いし、 俺らみたいな底辺に未来はねえだろうが。 欲望のままに生きて、何が悪いんだよ。」 ゼロ年代から続く大阪のシェアハウス。 そこでは様々な傷を抱えた若者たち十人が共同生活している。 令和元年夏。新たな二人の男女が引っ越してきた。 今日も住人たちは互いの感情をぶつけ合いながら過激な青春を謳歌していく。 搾取と分断の果てに、全てが崩壊するとは知らずに…… 暴力、淫蕩、怠惰、傲慢、嫉妬……地獄のシェアハウスで巻き起こる最悪の群像劇。 【えずくろしい】京言葉で「不快」「あくどい」等の意。
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●サイン本 だめをだいじょぶにしていく日々だよ|きくちゆみこ
¥2,090
SOLD OUT
●サイン本 発行:twililight 4-6 208ページ 並製 価格 1,900円+税 ISBN978-4-9912851-5-8 初版年月日2023年12月13日 みんなくるしいね、というときの「みんな」が誰なのかはわからなくとも、そこに自分の姿を見出したことがない人はいないんじゃないか。そんなとき、わたしたちはテーブルの下で見えない手をつないでいる。 この本は、まるでそれがほとんど神さまか何かみたいに、愛し、頼り、信じ、救われ、ときに傷つき打ちのめされながら、言葉と一緒に生きてきたわたしの、なにかとさわがしい心の記録だ。またそれは「言葉とわたし」がどんなふうに変化してきたのか、もしくは変化していくのかの考察でもあった。「だめ、できない」という言葉のうしろで縮こまっていたかちこちの体を、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」となんとかなだめて引っ張りあげていくような。 (まえがきより) 2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたジンを定期的に発行しつつ、言葉を使った作品制作や展示も行ってきた翻訳・文筆家のきくちゆみこ。twililight web magazineでの連載をまとめた初めてのエッセイ集。 書籍化にあたり、全12回に「アフター・トーク」を書き下ろしました。 装画は前田ひさえ、デザインは横山雄。 ままならない過去や体や心をほぐしてくれたのは、いつも書くことだった。 【推薦文】 うつくしい星座のような本でした。一つ一つの記憶はそのときにピカッと光っただけだけれど、いまのきくちさんの目をとおして、その過去が生き直され、私たちの目にまで送り届けられる。それはかわいい竪琴のような形だったり、神話のかみさまだったりして、記憶の連関の仕方自体が物語を持っている。 誰かが深く自分を語ることによってのみ、誰かの痛みや解消しきれない傷にたどり着くことができる。そういう試みを私は愛しているし、きくちさんは勇気をもって、それをやりつづけている人です。LOVE ――中村佑子 読み終えた後、感想を書いたり話すんじゃなくて、本を抱えてベッドで目を閉じたくなった。ひとりの人の<自分のぜんぶ>を一冊の本の形で読めてよかった幸福と、読みながら思い返す自分の<だめ>だったあの頃と。 だめだだめだと書いているけれど、ゆみこさんが歩いてきた軌跡はとても美しく、そして胸が苦しくなるくらいの憧れさえ覚えるのはなぜだろう。後ろ向きに前に進むみたいにして語られるすべてに、ゆみこさんの眼差しが反射しているからかもしれない。どんなに小さくてそのまま消えゆくようなものでも、ちゃんと煌めいていたよと。 ――安達茉莉子 まえがき 「だめをだいじょぶにしていく日々だよ」 この言葉をぶつぶつとつぶやくようになったのは、いつからだっただろう。「だめを、だいじょぶに、だめを、だいじょぶに」。だ、だ、だ、だ、D……と、舌先を上顎にべったりくっつけながら考える。ちょっとした圧迫とあたたかさ、触れることで思い出せることがたくさんある。それは言葉の一歩手前、まだ誰にも聞こえない、それでも胸のなかにたしかに生まれたかすかな衝動みたいなもの。口に出したら消えてしまいそう、でも声にすれば何かが動き出しそうな、そんなささやかな予感があった。 * 二〇一七年ごろに世界中で流行ったインターネット・ミームがある。もともとはスペイン語で発信され、のちに〈HOW TO MAKE SUSHI〉という英語のタイトルで拡散されたその漫画は、たった6コマで、何をやってもうまくいかない人の心情がパーフェクトに描かれている。 ある男が巻き寿司をつくろうと、あれこれ食材を用意する。さっそく巻き簀に手をかけて、寿司を巻こうとする……のだけど、具材は飛び出し、手は酢飯でべたべたになり手に負えない。ぐちゃぐちゃになった寿司を見て、男は何ひとつうまくできない自分の人生を憂う、「ちくしょう! だいなしにしやがった! お前はいつもそうだ」。男はテーブルの下にもぐりこみ、膝を抱えたまま動くことができない。「誰もお前を愛さない」という心の声に押し潰されながら(毎回思うけれど、日本語訳がすばらしい)。 たとえば心と体を、自分の思いと行動を一致させてものごとをやり抜いていくことが、「生きること」の基礎なのだとしたら。それがうまくできないことはやっぱりくるしい。わたしの場合、それは自転車に乗れないことだったり、跳び箱の手前で硬直してしまうことだったり、クラス対抗の大縄跳びであっさり縄に引っかかることだったりした。そうしたたくさんの「わたしにはできない」が年月をかけて堆積し、「だめ」の巨岩が人生のそこここでドーンとわたしの行く手を阻んでいる。 生きづらさ、という言葉で一括りにしてしまってはたくさんのことがこぼれ落ちてしまうほど、深刻で早急に対処すべき問題をいくつも抱えている世界に生きている。でも、それでも、日常のささいなことで落ち込み、過去のできごとにつまずきつづけている自分のことも放っておけなかった。 「たかが寿司ごときで!」とつっこみたくなる気持ちもよくわかりながら、それでもこのミームが世界各国で訳され拡散され、無数のパロディが二〇二三年のいまでも生まれつづけている現実を思う。みんなくるしいね、というときの「みんな」が誰なのかはわからなくとも、そこに自分の姿を見出したことがない人はいないんじゃないか。そんなとき、わたしたちはテーブルの下で見えない手をつないでいる。 * この本は、まるでそれがほとんど神さまか何かみたいに、愛し、頼り、信じ、救われ、ときに傷つき打ちのめされながら、言葉と一緒に生きてきたわたしの、なにかとさわがしい心の記録だ。またそれは「言葉とわたし」がどんなふうに変化してきたのか、もしくは変化していくのかの考察でもあった。「だめ、できない」という言葉のうしろで縮こまっていたかちこちの体を、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」となんとかなだめて引っ張りあげていくような。 もとになった連載を執筆中、シュタイナー教育をひと通り学べる教員養成講座に通っていた。それと並行して、シュタイナーの考案した身体芸術「オイリュトミー」もここ数年ほど習いつづけている。そうした経験を経たことで、言葉と体のつながりや、文字だけではなく、声・音の持つちからについて深く考えるようになった。いまもぎりぎり音声言語優位の世界にいる、オンとの暮らしも同じような感覚を与えてくれたと思う。 だからこの本には、必然的にそうした学びの記録も含まれている。とはいえ、それらはあくまでもわたしという、個人のフィルターを通した内容だと理解してもらえたらさいわいです。 「だめ」が「だいじょぶ」に移り変わるまでの長い道のり。いくつもの時を、過去を、思い出をまたいでつむいだこの長い長いテキストの途中で、あなたとも見えない手をつなげることを願って。 著者プロフィール きくちゆみこ (キクチユミコ) (著/文) 文章と翻訳。2010年よりパーソナルな語りとフィクションによる救いをテーマにしたジンを定期的に発行、言葉を使った作品制作や展示も行う。主なジンのタイトルに『愛を、まぬがれることはどうやらできないみたいだ』、『内側の内側は外側(わたしたちはどこへだって行ける)』、訳書に『人種差別をしない・させないための20のレッスン』(DU BOOKS)などがある。現在はルドルフ・シュタイナーの人智学をベースに、心とからだと言葉を結びつけるための修行をあれこれ実践中。
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囁き記|石村まい/武田ひか
¥1,100
SOLD OUT
リトルプレス 短歌。日記。 160首を収録。 抄: 石村まい 冷やされた空気となまぬるい空気もみあっている自動改札 前世の贖罪として噤まれる嘴の白たたかわぬ白 武田ひか 前夜祭抜けてしまえば狂うまであかるい永遠の盆踊り 朝の光も夜の光も一対の硝子の奥の眼におとずれる
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ころがるいきもの|きら(13番館)
¥1,500
リトルプレス 2023年11月11日 B6判 150ページ 表紙:カラー 本文:モノクロ、写真あり 日記屋月日のワークショップに参加して書いた2023年2月~4月の日記 と、数日間の記録です。 友達のほにと二人暮らしをしています。お互いにさまざまな不調を抱 え、生活が上手くなく、それでも床に転がりながら生き延びていた頃の 日々を綴っています。 公園で人間や生き物の観察をしたり、薬に翻弄されたり、マッチングア プリを通じて人に会ったり、デモやマーチ、選挙に行ったりしています。 2月11日(土) 珍しく友達が先に起き上がる朝。お腹が空きすぎてとっくに目は覚めていたけれど、3時間くらいそのまま布団の上にいたらしい。二人ともチョコ系のパンを食べて、足りなくて追加でスープを飲んで、日暮里へ。わたしはブラウスに合わせるつけ襟を作りたくてレースを、友達は還暦を迎えたお母さんに贈るぬいぐるみ用の布を繊維街で買う。他にも直感的に良いなと思えたものや、なんとなく役立つだろうと思ったものも買った。夢中になって店を回ってたらいい時間になり、展示へ向かう。『クィアな地平線』というタイトルのグループ展。キュンチョメの映像作品『声枯れるまで』は、トランスジェンダーやクィア当事者へ名前を変えた経緯を聞き、自分で新しくつけた名前を一緒に声枯れるまで叫ぶというものだった。私は下の名前に〝 子 〟が付くのがなんだか少し古臭く、女の子に付ける名前という感じがしてあまり気に入っていない。中学の時、クラスの女の子が「名前に〝 子 〟が入るのダサくない?」とこちらに聞こえる声量で言っていた記憶が蘇る。その子に最近子供が産まれた。名前に〝 子〟は入ってなかった。 【13番館】 アーティストの吉良加奈子と廣野鮎美によって2020年に結成されたアートコンビです。 「思いつきを実行する」をモットーに、コンビだからこそできる作品を制作します。 https://13bankan.wixsite.com/artcombi
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ニュ(ー)シティサンヒルズ|13番館
¥1,000
リトルプレス 2022年12月11日初版発行 制作:13番館 デザイン:ひろの 判型:A5 ページ数:40ページ 価格:税込1,000円 恋愛わからんマンの13番館が暮らすアパート、ニュ(ー)シティサンヒルズ。二人はノリで始めたマッチングアプリのプロフィール欄に、自己紹介の代わりに日記を書くようになった。 自分と似た感覚を探すために、誰かの理想に抵抗するために、あるいは誰かへの私信として。交差する生活の記録。 2020年、2021年のそれぞれ1か月ほどの日記を収録しました。
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このゆるい歯茎は私のせいじゃない|ほに(13番館)
¥1,500
SOLD OUT
リトルプレス 2023年11月11日 B6判 134ページ 表紙:カラー 本文:モノクロ きらさんと暮らしています。2023年1月21日から7月31日に書いた日記。 仕事を辞めて2ヶ月目〜8ヶ月目まで。 よく行く場所は、役所と病院と美術館。 本を読んだり寝込んだり、映画を観たり寝込んだり。週に一度のアルバイト、月に一度のHello,ワーク。 大長編の夢を見て、忘れぬうちに記録する。女性の歯科医に初めて歯を削られる。こじらせた鬱がはじけ飛び、大惨事。初めてのカウンセリング。高松と青森に弾丸旅行、刺身を前にダウンする。 一歩進んでは三歩下がる、まだまだ元気のない日々の記録。 ・・・・ 脳が疲れ果てて、家事をする同居人をスルーして眠る。ごめんね。嫌な夢をたくさん見た。気になる男性が他の男性と小指を繋いで歩いているのを見てしまい、私は誰とも番になれないのだろうと絶望する夢。番になんて、ならなくていいのに。夢の中でも世間の常識が息づいているらしい。彼らはすごく幸せそうで、夢なのに応援したくなった。あなたの幸せを願っています。 ・・・・ 遠くのカラス、近くのカラス。遠くのカモメ、近くの瞳。店を出る時、男の子たちが一つのテーブルを囲み、賄いの定食をもりもり食べているのが見えた。こんな風景を美しいと言いたい。 ・・・・ バイト。体が軽いのは晴れているから。接客がたのしいのは気圧が安定しているから。恐怖と不安を捨てて、終わった展示のチラシが溜まっていることにぷりぷりしながらばかすか捨てて、タートルネックがシャツに変わって二週目だと思いながら、高額買取に驚くメールに微笑みながら、決められた時間を閉じる。お菓子をたくさん買って帰る。 【13番館】 アーティストの吉良加奈子と廣野鮎美によって2020年に結成されたアートコンビです。 「思いつきを実行する」をモットーに、コンビだからこそできる作品を制作します。 https://13bankan.wixsite.com/artcombi
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日本酒と電子音楽3
¥900
リトルプレス DJ Yudetaro、鳥野みるめ、大久保有彩 A5判 / オールカラー / 30P 日本酒と電子音楽は似ている。たった一つの素材から、豊かなバリエーションが無限に生み出されるロマンがある。過去2作はすでに完売。全国の地酒と世界の電子音楽を組み合わせ、カルト的人気を博した異色のZINEの第3弾がついに登場。
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水歌通信|くどうれいん+東直子
¥2,200
発行 左右社 定価 2,200 円(税込) 刊行日 2023年11月30日 判型/ページ数 四六判変形 上製 144ページ ISBN 978-4-86528-394-5 Cコード C0092 装幀・装画 植松しんこ/装画 北野亜弓(calamar)/装幀 ふたりの歌人がお互いの短歌をもとに紡いだ、新感覚の歌物語。 垂直のガラスを蛸があるいてる雨つよくふる都市のどこかに(東直子) 柳の葉は撫でることしかできなくて小川の街でだれを愛すの(くどうれいん) 結婚を打診されるも、かつての恋人の存在が心にひっかかり、素直に喜べないみつき。 同じ街を浮遊しながら思考する謎の存在・ミメイ。 ひとつの街にふたつの意識が浮かび上がり、淡く交信しながら進む物語。 【著者コメント】 東さんと日常を交信するようにはじめた短歌のやり取りは、次第にわたしの人生を離陸してまったく別の「みつき」の人生になりました。書き終えたいま、雨が降ると、わたしのところへもミメイが来ているような気配がします。(くどうれいん) くどうさんと言葉を空に放って心を分け合っていたら、遠くにいるのにすぐそばにいるような、近づくことのできないところを浮遊しているような、とけあうような心地になりました。えもいわれぬ体験でしたが、その世界の人たちと時々目が合ってドキドキしました。(東直子)
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日めくりジャズ366 2024年版
¥2,750
SOLD OUT
カレンダー商品のため、基本的にご注文いただいてから版元に発注させていただきます。 そのため、お届けまで1週間前後いただく場合がございます。 ご了承の上、ご購入くださいますようお願いいたします。 店頭受け取り希望の方は、メール、お電話でご連絡ください。 ● 発行 カンパニー社 編者 ジャズ録音日調査委員会 B7判(天糊製本):368枚 発行日:2023年12月 本体価格:2,500円(+税) ISBN:978-4-910065-12-0 毎日一枚ずつジャズのレコードを紹介する日めくりカレンダー。掲載のレコードはすべてその日付に録音されたものです。原則として各アーティストのリーダー作は一人一枚とし、ラグタイム、スウィング、ディキシーランド、モダンジャズ、フュージョン、ジャズファンク、フリージャズなど、時代や国を超えてさまざまなスタイルのジャズに触れられるよう選盤しました。有名盤もマイナー盤もできるだけバランスよく織り交ぜています。気になるものはインターネットで探してみたり、レコードやCDを購入してぜひ聴いてみてください。ジャズの魅力を味わい楽しむ良き一年になりますよう。 本商品は裁断・製本を手作業でおこなっております。ズレやムラがありますが、それも“味”として何卒ご容赦くださいませ。剥がした紙は余白や裏面をメモ用紙としてお使いいただければ幸いです。
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本屋の周辺Ⅱ AROUND THE BOOKSTORE|松永弾正
¥990
出版:H.A.B(ZINEシリーズ) 判型:A6(文庫),136頁 本体:900円+税 ISBN:978-4-910882-06-2 C0126 旅をして、本屋に赴き、話を聞く。資料を探り、事実を整理し、書き残す。本屋の歴史を繋げていく。「そこに本屋があった記憶」を留める本屋訪問記。 シリーズ二冊目である本書は、札幌、山形、長野、松本、名古屋、京都、鹿児島に、松山・大街道にかつてあった本屋の来歴を調査した書き下ろしを加えた、全八店舗を収録。 収録店数は「Ⅰ」の半数ですが、ページ数が増えている、より調査多めでお送りする第二巻です。 (訪問したお店) 弘南堂書店(札幌) ブックスパーチ(鹿児島) 松信堂書店(松本) 其中堂(京都) 郁文堂書店(山形) 書肆朝陽館(長野) ちくさ正文館(千種) [資料調査]大街道の古本屋 松菊堂書店(松山)
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●サイン本 夜を着こなせたなら|山階基
¥2,200
SOLD OUT
●サイン本 発行 短歌研究社 2023.11.10刊 四六判変型上製・カバーなし/152頁 ISBN 978-4-86272-750-3 装幀=名久井直子 @shiromame 装画=高山燦基 箔押し加工=有限会社コスモテック https://note.com/cosmotech/n/n5220b39b1c5d さりげない生活の風景、関係性の機微—— 新時代の空気感をあざやかに描き、幾度となく新人賞で注目を集めながら刊行された第一歌集『風にあたる』(2019)は〈短歌ブーム〉前夜の多くの読者の心をつかんだ。 生きて暮らすことの手ざわりと明暗をいっそう深く、ときに軽やかに刻む第二歌集。 384首を収録。 【歌集より】 いちどきりピアスは耳を突き抜ける別の星から呼ばれるように もう取っておいても仕方ないけれど総入れ替えの春の台割 頰に雨あたりはじめる風のなか生きているのに慣れるのはいつ 尾を垂らし虎はこころにあらわれるあれから痩せも太りもせずに くるぶしを波にまかせている夢の浜はあなたと来たことがない 【多方面のクリエイターから絶賛のコメント】 大切な殺気がここにあり、美しく尖ったものに 出会うことはそうそうないことを知ることとなる。――空気公団・山崎ゆかり 目を細め遊ばせて日常をみる眼差しに、 短歌の「歌」が少しわかった気になってます。――キセル・辻村豪文 現代のこころと暮らしを千年先まで伝承する歌集です。 山階さんの才気にむせました。今日は温かくして寝こみます。――古賀及子(作家・ライター) イメージから空間に飛ぶジャンプ力が半端じゃない。言葉が自信を湛えていて、誰もいないスタジアムにパンチラインを置いてくるJAY-Zみたいだと思った。俺もかましていくしかない。――没 AkA NGS ラッパー・プロデューサー/Dos Monos 【著者プロフィール】 山階 基(やましな・もとい) 1991年広島生まれ。 早稲田短歌会、未来短歌会「陸から海へ」出身。 2016年、第59回短歌研究新人賞次席。 2017年、未来賞(2016年度)受賞。 2018年、第64回角川短歌賞次席、第6回現代短歌社賞次席。 2019年、第一歌集『風にあたる』(短歌研究社)上梓。 2019年より東京・西日暮里「屋上」と共同で短歌に親しむイベント「屋上と短歌」を開催。 麻川針(あさかわ・しん)名義で組版・デザインを手がける。
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●サイン本 風にあたる|山階基
¥1,870
●サイン本 発行 短歌研究社 2019.7.23刊 四六判変型152頁 ISBN978-4-86272-618-6 心にふれる、という言葉がこんなに似合う歌はないと思う。 ──東直子(歌人) もといくんの歌集の中で暮らしたい ゆくてのシャツを乾かしながら ──枡野浩一(歌人) 2010年から2019年までの 短歌作品346首を収録。 【歌集より】 ほっといた鍋を洗って拭くときのわけのわからん明るさのこと 乗るたびに減る残額のひとときの光の文字を追い越して行く 菜の花を食べて胸から花の咲くようにすなおな身体だったら 三基あるエレベーターがばかだからみんなして迎えに来てしまう ないような夜と海とのあわいからちぎれる波に洗われていた 恋人をまじえて水炊きをかこむ呼びようのない暮らしの夜だ 夕闇にしずむこの世のおみやげに吊るしたシャツは風が抱き取る 【著者について】 山階 基 (やましな・もとい) 1991年広島県に生まれる。 2010年 短歌を書きはじめる。 2016年 第59回短歌研究新人賞次席 2017年 未来賞受賞 2018年 第64回角川短歌賞次席、第6回現代短歌社賞次席 2019年 歌集『風にあたる』刊行 2019年からイベント「屋上と短歌」を東京・西日暮里「屋上」と共同で不定期開催。 麻川針(あさかわ しん)名義で組版・デザインを手がける。 早稲田短歌会出身 未来短歌会「陸から海へ」出身
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現代短歌パスポート2 恐竜の不在号
¥1,100
著:岡野大嗣/川野芽生/小島なお/谷川由里子/大森静佳/寺井奈緒美/我妻俊樹/北山あさひ/伊舎堂仁/安田茜 発行 書肆侃侃房 四六判変形/並製/112ページ 定価:本体1,000円+税 ISBN978-4-86385-599-1 C0092 デザイン:藤田裕美 装画:楢崎萌々恵 創刊号は発売たちまち重版! 大好評の書き下ろし新作短歌アンソロジー歌集、第二弾。 【収録作品】 岡野大嗣「foil」 大森静佳「オーガンジー」 寺井奈緒美「わんたんたんか」 我妻俊樹「海岸蛍光灯」 伊舎堂仁「も可」 安田茜「森なんてない」 谷川由里子「残暑」 北山あさひ「板子一枚下は地獄、今度会えたら笑ってよ」 小島なお「群か星」 川野芽生「恐竜の不在」 【執筆者プロフィール】 岡野大嗣(おかの・だいじ) 一九八〇年大阪府生まれ。歌集に『サイレンと犀』『たやすみなさい』『音楽』『うれしい近況』。共著に『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』『今日は誰にも愛されたかった』。がんサバイバー当事者による、闘病の不安に寄り添う短歌集『黒い雲と白い雲との境目にグレーではない光が見える』を監修。 大森静佳(おおもり・しずか) 一九八九年岡山県生まれ。第五十六回角川短歌賞を受賞。歌集に『てのひらを燃やす』(角川書店)、『カミーユ』(書肆侃侃房)、『ヘクタール』(文藝春秋)。「京大短歌」を経て現在は「塔」所属。京都市在住。 寺井奈緒美(てらい・なおみ) 一九八五年生まれ。愛知育ち、東京在住。二〇一九年、新鋭短歌シリーズ『アーのようなカー』(書肆侃侃房)刊行。二〇二三年、短歌とエッセイ『生活フォーエバー』(ELVIS PRESS)刊行。 我妻俊樹(あがつま・としき) 一九六八年神奈川県生まれ。歌集『カメラは光ることをやめて触った』(書肆侃侃房、二〇二三年)。『起きられない朝のための短歌入門』(平岡直子との共著、書肆侃侃房、二〇二三年)。他、怪談作家として著書多数。 伊舎堂仁(いしゃどう・ひとし) 一九八八年沖縄県生まれ。歌集に『トントングラム』『感電しかけた話』。反転フラップ式案内表示機と航空障害灯をこよなく愛する。 安田茜(やすだ・あかね) 一九九四年生まれ、大阪在住。短歌誌「西瓜」同人。第四回(二〇二二年)笹井宏之賞個人賞(神野紗希賞)受賞。二〇二三年三月、第一歌集『結晶質』を書肆侃侃房より出版。 谷川由里子(たにがわ・ゆりこ) 一九八二年神奈川県藤沢市生まれ。二〇一八年に「シー・ユー・レイター・また明日」五十首で第一回笹井宏之賞大森静佳賞を受賞。二〇二一年に歌集『サワーマッシュ』(左右社)を刊行。 北山あさひ(きたやま・あさひ) 北海道小樽市出身、札幌市在住。第一歌集『崖にて』(現代短歌社)。今秋、第二歌集『ヒューマン・ライツ』(左右社)を刊行。 小島なお(こじま・なお) 一九八六年東京都生まれ。「コスモス短歌会」選者、同人誌「COCOON」編集委員。歌集に『乱反射』『サリンジャーは死んでしまった』『展開図』。千葉聡との共著『短歌部、ただいま部員募集中!』。 川野芽生(かわの・めぐみ) 一九九一年神奈川県生まれ。第二十九回歌壇賞受賞。第一歌集『Lilith』(書肆侃侃房、二〇二〇年)。小説集に『無垢なる花たちのためのユートピア』(東京創元社、二〇二二年)、『月面文字翻刻一例』(書肆侃侃房、二〇二二年)、『奇病庭園』(文藝春秋、二〇二三年)がある。第二歌集準備中。
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起きられない朝のための短歌入門|我妻俊樹・平岡直子
¥1,870
発行 書肆侃侃房 四六判/並製/224ページ 定価:本体1,700円+税 ISBN978-4-86385-583-0 C0095 デザイン:戸塚泰雄(nu) 装画:ムラサキユリエ 対談に耳を傾けながら短歌の作り方/読み方がよくわかる ストレンジャー(よそ者)のための短歌入門書 <扱われるテーマ> 「最初の一首」のつくりかた/スランプののりこえかた/連作のつくりかた/歌に使われがちな語彙 推敲のしかた/テーマ詠の難しさ/いい批評とは何か/破調/虚構の歌/口語と文語 わからない歌/歌集をつくること/学生短歌会/新人賞/同人誌と歌集/短歌と夢/詩的飛躍 速い歌と遅い歌/「人生派」と「言葉派」/作中主体とは何か/信頼できない語り手 ほか 「難しいのは、自分の短歌を物足りなく感じはじめたときだ。なにを、どう書くべきなのか。自分の文体とはなんなのか。 ヒントとして、脳をこじあけて強制的にまぶしい光を浴びせてくるような言葉がこの本のなかにひとかけらでもあればいいと思う」 (平岡直子) 「他の入門書を読んでなんだかしっくりこなかったり、短歌で道に迷ってしまったと感じている人がこの本を読んで、なにかしら励まされるところがあったとしたらとてもうれしい」 (我妻俊樹) 【目次】 はじめに(平岡直子) 第1部 つくる 第2部 よむ 第3部 ふたたび、つくる おわりに(我妻俊樹) 著者作品二十首 *** ◎コラム 我妻俊樹「かわむきき と かなしい の か」「曖昧さとシンメトリー」「本歌取りについて」「韻律起承転結説」 平岡直子「パーソナルスペース」「雨戸と瞼」「日の字」「心の底で」 【著者プロフィール】 我妻俊樹( あがつま・としき) 1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2016年、同人誌「率」十号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」を発表。2023年に第一歌集『カメラは光ることをやめて触った』(書肆侃侃房)上梓。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行中。2005年「歌舞伎」で第三回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。著書に『奇談百物語 蠢記』(竹書房怪談文庫)などがある。 平岡直子( ひらおか・なおこ) 歌人。1984年に神奈川県に生まれ、長野県に育つ。2006年、早稲田短歌会に入会し、本格的に作歌をはじめる。2012年、連作「光と、ひかりの届く先」で第23回歌壇賞受賞。2013年、我妻俊樹とネットプリント「馬とひまわり」( のちに「ウマとヒマワリ」)の発行をはじめる。2021年に歌集『みじかい髪も長い髪も炎』を刊行、同歌集で第66回現代歌人協会賞を受賞。2022年には川柳句集『Ladies and』を刊行。現在「外出」同人。
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●サイン本 カーシェアグルメドライブ〜車を買えない大人の至福の6時間〜|ごめたん
¥2,200
SOLD OUT
●サイン本 発行 教習社 184ページ A5 『39歳の免許合宿 〜ストーリーは自分(てめぇ)で創れ〜』のごめたん先生最新作。 前作で運転免許を取得したことで、ドライブが趣味となったごめたん。 しかし東京で車を所有するのは難しい…そこで知ったのがカーシェアリング。料金の加算されない6時間以内で行けるエリアの美味しいものを求めて、今日も車を走らせる。 作中で紹介される、美味しそうなお店にも注目です。
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●ステッカー付 USO5
¥1,760
●ステッカー付 発行 rn press 文庫サイズ/356ページ/4C+1C ISBN 978-4-910422-16-9 本体価格:1600円+税 あなたは良い人ですか、悪い人ですか。 あなたは何を信じて生きていますか。 わたしに<あなた>のことを教えてくれませんか。 今回の特集は「悪」です。 引き続き「あなたがついてきた嘘を教えてください」というお題にも9名の方にご執筆いただきました。 嘘の奥には本当が詰まっています。 年に一度の文芸誌USO、今年で5号目。ぜひお楽しみください。 今回の書き手のみなさんはこちら。 #宇治田峻 @lackofgumption #岡藤真依 @okafujimai #今日マチ子 @kyomachiko #栗栖丈璽 @joji_kurisu #ゴトーヒナコ @hinakogoto #小橋陽介 @yosuke_kobashi #少年アヤ @shonenaya_pi #新津保建秀 @kenshu_shintsubo #菅原匠子 @kyokusen_8 #武邑光裕 #旦悠輔 @jiyukohshoten #年吉聡太 @sota_toshi #中野泰輔 @taisuke_nkano #西島大介 @djmahoutsukai_simasima #野口理恵 @rn_press #矢代真也 @yashironi_official #山川うみ #山本ぽてと @yamamotopotato #若林恵 @blkswn.01
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ティンダー・レモンケーキ・エフェクト|葉山莉子
¥1,980
発行 タバブックス 2023年10月31日発売 装丁 奥山太貴 B6版・ソフトカバー・296 頁予定 ISBN978-4-907053-64-2 定価 本体1800円+税 わたしの日記を送ります。 あなたの日記を送ってください。 Tinder上で「日記」と名乗り、夜な夜な毎日、日記を送る。 日記を交換するうちに、ひとりの男性に恋をした。 二〇二二年二月から一〇月までの わたしの日記と、数日間の彼の日記。 マッチングアプリでの男性からの「ヤレるヤれないの評価軸」に消耗していた「わたし」。ちょっとしたイタズラと復讐のつもりで、ある日「日記」と 名乗り、マッチした男性に日記を送りはじめた。突如日記が送られてくるというゲリラ活動をおもしろがる人が現れ、多い時には 100 人あまりと日記を送りあう。やがてひとりの男性に恋をして ......恋、狂気、ユーモア、批評、さらに性を真正面から語る、自立した女性の痛快な日記。 2022年12月自費出版したZINEは評判を呼び、瞬く間に完売。待望の書籍化です! ◯ 二月九日(水) 明日は大雪らしい。明日は前にTinderで知り合った男性と会う約束をしている。バレンタインも近いし、チョコでも用意すべきか否かひととおり悩んだ末に用意した。一個三百円のTops のチョコレートブラウニー。かなり妥当だと思う。妥当な手土産選手権があったら、わたしはけっこういい線いける自信がある。 四月二十三日(土) カレーづくりと洗濯を無事終えて、六本木に向かう。あいかわらず、六本木は苦手だ。 歩いていると「マイク・ミルズを観ろ!」という啓示があり、おとなしくそれに従うことにした。 四月二十六日(火) Tinder上での日記は、そもそも対人間とのちまちましたチャットのやりとりや、セックスするしないのせせこましい駆け引きに疲弊してはじめたことだけど、いまは「日記を書く」こと自体に意味を見出しはじめている。そして日記を読む読まれるという ゆるやかなコミュニケーションに心地よさを感じている。 八月三十一日(水) セックスは最大限のコミュニケーションであるから、話が通じない人に自分の身を委ねることはない。男性と一対一になったら、女であるわたしはどうやったって勝つことはできない。だから、自分にいやなことはしないだろうという安心があるかどうかが、かなり重要なチェック項目になると思う。それにまともに会話もできないような人間が、相手に快楽を与えることはできないと思う。セックス、なめんな。 (本書より) 葉山莉子 はやま・りこ 1993年生まれ。東京生まれ東京育ち。2022年に『ティンダー・レモンケーキ・エフェクト』を発表し、ZINE制作を中心に執筆活動を開始。美術館によくいく。
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ダイスキ
¥1,300
SOLD OUT
著者:糸巻羽栞・ENO・O2・野口理恵・小林幹生・カザマタカフミ・you・西川勇大 リトルプレス 表紙デザイン:前田あいみ(アマエタ) サイズ:変形冊子(W105mm×H178mm) 造本:無線綴じ・96ページ・表紙カバーなし 表紙色数:4C 本文色数:モノクロ 価格:1182円+税 20代男女4人組「うみのすみっこ」から初のZINE「ダイスキ」を発刊いたします。 「あなたがその人を大好きなのは、どうしてですか。」という質問に答える形で8名の著者が文章を執筆。マーケター、タトゥーイスト、司法書士志望の学生、書籍編集者、インテリアアドバイザー、 バンドマン、イラストレーター、言語視聴覚士を目指す専門学生.....。立場のちがう8人が、思い思 いに描く「大好き」を覗きみることができます。それは、恋人への愛情だったり、自分の中の偶像 だったり、過去の素敵な思い出だったり。誰かへ向けた「大好き」というストレートな気持ちを綴った ZINEを皆さまへお届けします。
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実験と回復|僕のマリ
¥1,600
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リトルプレス B6 114ページ 2023/11/11(土)発行 2023年4〜9月の半年間の記録です。 商業出版、自費出版、トークイベント、一週間ごとに発熱する身体……転がるような日々を送りながらも、 毎日寝て食べて、そしてずっと患っていた心の不調と向き合います。幸せとは、結婚とは、家族とは。自分が嫌だと思っていること、怖いと思うこと、そんな感情の機微を毎日書き続けて、ひとつずつ検分してきました。自分のなかで半ば負担に感じていた、家族という呪いについての答えが、やっとわかってきた気がします。
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カフカ素描集|フランツ・カフカ
¥14,300
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編者 アンドレアス・キルヒャー 協力 パーヴェル・シュミット 寄稿 ジュディス・バトラー 訳者 高橋文子 訳者 清水知子 発行 みすず書房 判型 A4変型 頁数 344頁 定価 14,300円 (本体:13,000円) ISBN 978-4-622-09606-1 Cコード C1071 発行日 2023年10月16日 〈カフカの遺品のうち、まさに素描のほとんどが含まれている部分が、何十年にもわたってまったく手の届かない状態に置かれていた。そのひと束の紙が、カフカの創作の最後の偉大な未知数であったと言っても、決して過言ではない。〉 ――「前書き」より チューリッヒの金庫に保管されていた160点余の素描。2019年、没後百年を目前にしてようやく姿をあらわした、もうひとりの、画家カフカ。実物大、オールカラーで収録。 10年余におよぶ係争の末、2019年に公表され、世界的な話題となったカフカの素描群。その全てを初めて出版。 全素描に加え、関連する資料図版・詳細な解説を付し、絵を描くことに熱を上げていた当時のカフカを浮かび上がらせる。 ユダヤ文学研究者アンドレアス・キルヒャーによる詳細な学術的解説。 哲学者ジュディス・バトラーによる独創的な論考。 芸術家パーヴェル・シュミットによる全作品目録。
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listude ブランドブック
¥7,200
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●数量限定 特典ノートブック付き(2、3枚目) 企画・発行:listude(鶴林万平・安奈) 編集:MUESUM(多田智美・永江大) デザイン:高い山株式会社(山野英之・桑原遼) 翻訳:鶴田千佳 イラスト:高原颯時 形態:B5変形版 5冊組 定価:税込7,200円 発行:2022/11/24刊 無指向性スピーカーを製作する"listude"の15周年を記念したブランドブック。 ● さまざまな音にあふれた世界において、「聴く態度」を持ち続けたい。 listudeは、「listen(=聴く)」+「attitude(姿勢・態度)」による造語です。 「聴く」ことにまつわるlistudeによるエッセイ「Insight」、私たちと親しい人たちによるコラムとインタビュー「Viewpoint」、音を感じる風景を集めた写真集「Inspiration」、ステイトメントとして取り組む「地奏-CHISOU-」のドキュメント「Project」を収録した日英バイリンガルの5冊組。帯はオリジナル多面体スピーカーの製品情報になっています。 「聴く」という行為は、自らを素直にまっすぐ「ひらく」行為でもあります。 目の前にある対象はもちろん、その奥に広がる世界そのものへと意識を向ける。 それは、日常の風景に美しさを見出すことだと私たちは考えます。 これら冊子の断片から、listudeの想いが浮かび上がることを願って。 — Insight — listude鶴林万平による10本のエッセイ。全68ページ。 ・静けさの共有 ー 敦賀ヨーロッパ軒 本店 ・音が導く食の楽しみ方 ー ピアノ「プレイエル」の旨味 ・湯宿 さか本の「おもてなしなし」 ・塩かタレか? ー 合研のフォノイコライザー ・”不”正解の音がもたらす可能性 ・スピーカーの態度 ー ジャズ喫茶ベイシーで受け取ったもの ・ステレオのモノラル化に見る、音楽のこれから ・あの場、あの時、私だけが聴いた音 ー PAについて ・聴くことの能動性がもらたすもの ー 長岡京室内アンサンブル ・聴く ー 未知のものを受け入れる器 — Viewpoint — listudeと関わりの深い5人のコラムと2人のインタビュー。全104ページ。 ・名前のない4つのはなし/大森克己 (写真家) ・触媒/青柳拓次 (音楽家) ・てまとひまのあいだ/岡部太郎 (一般財団法人たんぽぽの家) ・音の断片を自らつなげて音楽となる/山野英之(グラフィックデザイナー) ・過程の美しさの堆積/渡邊貴志(STITCH INC. 代表) ・環境なんかどうだってよくて、なんかいい音楽がかかっていて、酒が旨ければグッドです/有山達也(デザイナー) ・いちいち立ち止まって、全部やらないと気が済まない/小桧山聡子(山フーズ) — Inspiration — 音を感じる風景を集めた写真集。全17ページ。 — Project — 地奏 -CHISOU- vol.1 UDA MATSUYAMA/NARA の記録 地奏 -CHISOU- vol.2 ASUKA/NARA の記録 — 帯 — listudeオリジナルスピーカーの製品情報
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幽霊|菅谷ケイスケ
¥3,300
SOLD OUT
表紙は二種類あります リトルプレス 糸綴じ 手製本 50部限定
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BEACON VOL.3「不機嫌な時代を歌え」
¥1,540
SOLD OUT
”声を灯すZINE” BEACON VOL.3 「不機嫌な時代を歌え」 発行 BEACON編集部 B5サイズ/右綴じ80頁/オンデマンド印刷 価格:本体1,400円+税 2023年11月1日初版発行 制作:石垣慧(編集)/塚田ゆうた(デザイン・イラスト) 印刷製本:江戸堀印刷所 《執筆陣》小沼理 / 依田那美紀 / 窪田悠希 / 神田匠 / 塗木拓朗 / 仲西森奈 ほか30名超 今号ではイシューを「不機嫌な時代を歌え」と題し、平成世代38名の参加者によるエッセイ、小説、短歌、写真、漫画、インタビュー等を収録しました。普段なかなか口にできないモヤモヤとした気持ちを綴ったもの、コミカルな語り口で不機嫌な日常を振り返るもの、そしてささやかな決意表明まで、この時代に否が応でもつきまとう「不機嫌さ」を見つめ直した文章がならびます。