店休日は商品発送、お問い合わせへのご対応等も休止いたします。
ご購入後のキャンセルは原則承っておりません。
発送方法の異なる商品のおまとめ発送をご希望の方はご注文前にお問い合わせください。
(送料がお安くなる場合がございます)
その他、不明な点等ございましたら問い合わせフォーム、メール、お電話にてお問い合わせください。
furuhonnosiori@gmail.com
080-3855-6606
open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
-
MONKEY vol.17 哲学へ
¥1,540
特集 哲学へ 発行 スイッチ・パブリッシング ISBN:978-4-88418-4230 2019年2月15日刊行 価格:1,540円 (うち税 140円) 【CONTENTS】 Artwork: R.O.ブレックマン 8 谷川俊太郎 それ考 ジークムント・フロイト 16 精神現象の二原則に関する公式 22 神経症および精神病における現実喪失 訳-岸田秀 写真-冨山太一 26 解説 岸田秀 快感原則と現実原則 絵-きたむらさとし 36 岸田秀インタビュー 大事なことはみんなフロイトが言っている 聞き手-柴田元幸 絵-きたむらさとし 写真-ただ 46 工藤直子 で、どうだった?—— てつがくのライオンその後の日々 絵-長新太 58 対談 内田樹+柴田元幸 ないものを、あるかのように 絵-元永彩子 写真-ANdo 66 ブライアン・エヴンソン レイモンド・カーヴァーの『愛について語るときに我々の語ること』 訳-柴田元幸 絵-塩田雅紀 35,135 R.O.ブレックマン 哲学の小径 訳-柴田元幸 136 新連載 イッセー・カバーズ イッセー尾形 荒野の暗殺者 絵-イッセー尾形 154 新連載 百の耳の都市 古川日出男 天人五衰 artworks-高田安規子・政子 写真-ただ 158 このあたりのひとたち 川上弘美 小屋 写真-野口里佳 160 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 世田谷代田 164 猿の仕事 166 本号の執筆者/次号予告 168 対談 ジェイ・ルービン+柴田元幸 The Penguin Book of Japanese Short Storiesをめぐって 172 村上春樹 切腹からメルトダウンまで—— ジェイ・ルービン編 The Penguin Book of Japanese Short Stories 序文 写真-ただ
-
MONKEY vol.13 食の一ダース 考える糧
¥1,320
特集 食の一ダース 考える糧 発行 スイッチ・パブリッシング 2017年10月15日刊行 価格:1,320円 (うち税 120円) CONTENTS リオノーラ・キャリントン 恋する男 堀江敏幸 あの辺り 西加奈子 ゼイナブの指 戌井昭人 食いものと人 小山田浩子 緑菓子 ブライアン・エヴンソン どんな死体でも 砂田麻美 溶けてゆく名前 神慶太 糸 村田沙耶香 素晴らしい食卓 ジェームズ・ロバートソン ビッグ・マック/牛乳/カフェの死神 坂口恭平 ロンパの森 竹花いち子 猿からの質問 池田エライザ 東陽片岡 栗原康 小島ケイタニーラブ 滝口悠生 藤原新也 マシュー・シャープ エミリー・ミッチェル ボブ・ディラン ノーベル賞受賞講演 訳=柴田元幸 日本翻訳史 明治篇 後半 講師=柴田元幸 連載 川上弘美 古川日出男 岸本佐知子
-
MONKEY Vol.9 短篇小説のつくり方
¥1,320
SOLD OUT
特集 短篇小説のつくり方 発行 スイッチ・パブリッシング 2016年6月15日刊行 価格:1,320円 (うち税 120円) 柴田元幸責任編集による文芸誌「MONKEY」Vol.9は、短篇小説を特集! 短篇の名手グレイス・ペイリーの作品、エッセイ、インタビューをすべて 村上春樹さんが翻訳。 また、短篇小説というジャンルをめぐる村上さんのインタビューも掲載。 CONTENTS 特集 短篇小説のつくり方 グレイス・ペイリー 訳-村上春樹 写真-川内倫子 短篇 死せる言語で夢を見るもの 短篇 不安 短篇 庭の中で 短篇 この国で、しかし別の言語で、私の叔母は、みんなが薦める男たちと結婚することを拒否する 短篇 これは玩具考案者である私の友人の、ジョージのお話 エッセイ 旅行しているとき インタビュー 喉をクリアにすること ジョーン・リドフによるインタビュー(1981年) 村上春樹インタビュー 短篇小説のつくり方 聞き手 柴田元幸 絵-タダジュン 超短篇 捕虜--マーシャ・リンクスに ムナ・ファドヒル 訳-柴田元幸 黒い羊 イタロ・カルヴィーノ 訳-柴田元幸 浴室と私たちの「海」 神慶太 無限のネズミ大学 メアリー・ルーフル 訳-藤井光 あの、すいません マシュー・シャープ 訳-柴田元幸 ナニャー 田辺青蛙 求めの高い男 ロベルト・ヴァルザー 訳-大宮勘一郎 迷路 ジョイス・キャロル・オーツ 訳-柴田元幸 和解の時 ポール・ベックマン 訳-柴田元幸 32:PM/34:PM/AM:93 アメリア・グレイ 訳-松田青子 模倣者たち J・ロバート・レノン 訳-柴田元幸 プライベート・ツアー バリー・ユアグロー 訳-柴田元幸 靴紐に送る惜別の辞 アイザック・バシェヴィス・シンガー 訳-柴田元幸 猿からの質問 いままで読んだすべての短篇のなかで、一本だけ自分が書いたことにできるとしたら、どれを選びますか? 荒井裕樹/是枝裕和/青木淳悟/円城塔/リン・ディン/エイミー・ベンダー/いしいしんじ 小説がうまれるところ 岸本佐知子 多摩川前半 片岡義男 多摩川後半 変奏と主題 文・絵-きたむらさとし 訳-柴田元幸 詩-チャールズ・シミック 『このあたりの人たち』刊行記念 川上弘美インタビュー 流木で作ったテントは、明日飛んでもいい 聞き手 柴崎友香 写真-川内倫子 このあたりの人たち 川上弘美 目薬 写真―野口里佳 宮澤賢治リミックス 古川日出男 風の又三郎たち 絵―秋山花 死ぬまでに行きたい海 岸本佐知子 YRP野比 工藤直子+松本大洋 猫が海へ
-
世の人|マリヲ
¥1,870
発行 百万年書房 2023/2/28 224ページ ISBN-13 : 978-4910053363 11.8 x 18.8 x 1.5 cm 「三回目の逮捕の後、もう本当にダメかも知れない、という気持ちと、確実になった刑務所生活を一秒でも短くしたいという気持ちから、ダルクに通所することにした。アルバイトとダルクを両立させていること(社会生活に問題がなく薬物依存を認めその治療にあたっていること)、家族、友人との関係が良好であること(社会的な受け皿があること)が、裁判において有利に働くらしいということをプッシャーの友人に教えてもらったからだった。」(本文より) 引いても押しても地獄ならってとことん逃げて、でもこんなところにたどり着かなくてもいいやんなあ。 暮らしレーベル、第2弾。 「なんでか泣けるな」 「大切なことが書かれ過ぎている」 「彼の文章読むと、ルー・リードが聴きたくなる。ディープだけど、まろやか」 「本当にまいった。口から心が飛び出すかと思った」 「読むたびに心臓がドキドキする」 ーーweb連載時から話題沸騰。大阪淡路在住のラッパー・マリヲによる、這いずり回る日々の記録。
-
空想旅行 ブルーノ・ムナーリのデザイン教本
¥1,980
阿部雅世 訳 発行 トランスビュー 出版年月日 2018/07/07 ISBN 9784798701653 判型・ページ数 B6変・126ページ 定価 本体1,800円+税 内なる子どもの目をひらき 手を動かして考えるデザインの本 紙にちらばった21個の点を線で結ぶとしたら? 多様なバリエーションによって物事のさまざまなつなげ方、グループ分け、関連づけの方法を無限に発想する力を鍛える。ムナーリの詩的空想に満ちた、美しい見立ての数々に導かれ、視覚表現によるコミュニケーションの基礎を学ぶ演習帳。 これは、ものごとの様々なつなげ方、まとめ方、関係づけの方法を次から次へと発見する遊びです。――ブルーノ・ムナーリ *伝説のデザイン教本 「ブロック・ノート・シリーズ」 ムナーリは、誰にもわかるやさしい言葉と絵を使って、デザインを学ぶための本をたくさん作りました。本書は晩年のムナーリがイタリアのコッライーニ出版の編集室で、新しいデザインの教科書の夢を語りながら、その場で装丁まで仕上げてしまったという伝説の教本BLOCKNOTESseriesの一冊です。内なる子どもの好奇心を全開にしてたくさんの不思議を観察し、空想の力を借りて誰にも見えていなかった真実を発見する。驚きと歓びに満ちたムナーリ流デザインの学び。心ゆくまでご堪能ください。 ―― 訳者 阿部雅世
-
すべてあたたかい海|僕のマリ
¥1,200
SOLD OUT
リトルプレス 装画作品:橋本佳奈「夜の池(chapter-1)」 B6サイズ 印刷・ちょ古っ都製本工房 2023年7月 初版発行 『常識のない喫茶店』『書きたい生活』などの僕のマリさんによる日記ZINE。 2023年1〜3月の日記を収録。 昨年の夏から続く体調不良に悩まされ、心と身体に振り回されながらも、生活と出版に奔走します。バイトを辞め、ギリギリの締め切りを渡り歩き、作って食べるよろこびを感じ、そして少しずつ春へと向かう、いとおしい日々の記録です。 僕のマリ 1992年福岡県生まれ、文筆家。2018年『ばかげた夢』『いかれた慕情』を発表(ともに自費出版)。2021年『常識のない喫茶店』(柏書房)、『まばゆい』(本屋lighthouse)、2023年『書きたい生活』(柏書房)、『いかれた慕情』(百万年書房)が出版されている。 2023年には日記集『清潔な寝床』も自費出版
-
よかにふる|青葉犀子
¥1,000
SOLD OUT
●特典 オリジナルモギリ栞付き リトルプレス A6判 文庫本サイズ 96ページ 著者:青葉犀子 saiko aoba 編集・校正:となりか編集室 野嵜理佳子 デザイン・イラスト:宮本巴奈 日々の足跡は少しずつ風がさらって消えていく。 かつて見た光景、心を打ち、雨のように沁み込んだ感情を 詩、散文、日記という型に入れて、一冊の本に紡ぎました。 noteに掲載した散文に大幅に加筆修正したものとは別に、 新たに書き下ろしを加えた第二作品集。
-
台湾は、雨がふっていた 台湾ブックフェア記二〇二三・二|松井祐輔
¥880
SOLD OUT
リトルプレス 解説:雅子ユウ 判型:B6判、並製、48頁 本体:800円+税 2023年2月3日から6日までの間、台湾国際書展(台湾国際ブックフェア)によばれて、台湾に行った。そこで見た書店と、すぐにどうでもよくなる生活のこと。あまり役にたたない物事だけが書き残された、記憶の記録。
-
代わりに読む人1 創刊号
¥2,200
SOLD OUT
特集:矛盾 発行 代わりに読む人 四六判並製本(一部カラー)224頁 価格 2,000円+税 ISBN978-4-9910743-5-6 C0093 発売日 2023年7月31日 思いもよらない人々や異界との出会いを生み、読む/書く人々の試行錯誤の場となる「公園」を目指して、様々な分野のエッセイ・小説・漫画を収録する文芸雑誌がいよいよ創刊。 特集は「矛盾」。矛盾をいかに抱えていくか、矛盾があるからこそ可能になることは? 小説家、コーヒー店店主、数学者、物理学者、など様々なフィールドの書き手が「矛盾」を描く15のエッセイ・小説を集めました。 創刊準備号に引き続き「この1年に読んだ本」では、ジャンル・新旧を問わず、執筆者・制作者が印象に残った全21冊を紹介。 連載・小特集「これから読む後藤明生」では、漫画家・panpanyaが後藤明生の小説を読んで描く漫画をはじめ、エッセイ2編を収録。 すべてのページに画家・佐貫絢郁の書き下ろし挿画掲載。 1年に1冊ずつ、様々なフィールドから、独自の視点、言葉を持つ人々にエッセイ・小説・漫画を寄稿してもらう文芸雑誌の創刊号です。編者は作家でひとり出版社・代わりに読む人代表の友田とんです。 目次 巻頭言 ようやく創刊する『代わりに読む人』 この1年に読んだ本 2022-2023 ・panpanya/松尾信一郎/わかしょ文庫/小山田浩子/はいたにあゆむ/松尾模糊/今村空車/佐貫絢郁/蛙坂須美/飯村大樹/二見さわや歌/伊藤螺子/伏見瞬/永井太郎/深澤元/コバヤシタケシ/北村さわこ/牧野楠葉/陳詩遠/友田とん 特集 矛盾 友田とん 「矛盾」が考える はいたにあゆむ 環 感 勘 歓 今村空車 芝生の習作 わかしょ文庫 よみがえらせる和歌の響き 実朝試論 松尾模糊 海浜公園建設予定地 蛙坂須美 幽霊は二度死ぬ、あるいはそこにないものがある話 小山田浩子 こたつ 松尾信一郎 水の滴るような積分記号について 永井太郎 健康 陳詩遠 ありえない秩序 二見さわや歌 骨を撒く 牧野楠葉 瑠衣 伏見瞬 「さみしさの神様」を待ちながら 伊藤螺子 鶴丸さんの分身 友田とん 矛盾指南 連載・小特集 これから読む後藤明生② 細馬宏通 蕨、遡る歌 深澤元 後藤明生を売る panpanya 読み方 コバヤシタケシ dessin 2 ミイラ 著者略歴 読者の声
-
ニューヨークで考え中 4|近藤聡乃
¥1,210
発行 亜紀書房 A5判変形並製コデックス装/160頁 2023年7月7日 《 窓の向こう、小さな2匹。宝物がまた増えた 》 にぎわいが戻ってきたニューヨークの街。 リフォームされた自宅もいい感じ。 そして、なんとそこには……! 〈まだまだ叶う夢ってあるものね〉私は今日も、ニューヨークで考え中。 近藤 聡乃(こんどう・あきの) 1980年千葉県生まれ。マンガ家、アーティスト。2000年にマンガ家デビュー。アニメーション、ドローイング、エッセイなど多岐に渡る作品を国内外で発表している。コミックス『はこにわ虫』『いつものはなし』(ともに青林工藝舎)、『うさぎのヨシオ』『A子さんの恋人』全7巻(ともにKADOKAWA)、作品集『近藤聡乃作品集』(ナナロク社)、主な個展に2023年「ニューヨークで考え中」(ミヅマアートギャラリー/東京)、2019年「近藤聡乃展 呼ばれたことのない名前」(三菱地所アルティアム/福岡)がある。2008年よりニューヨーク在住。 ◎公式HP:https://akinokondoh.com/jp/
-
光であることば|若松英輔
¥1,650
SOLD OUT
発行 小学館 定価 1650円(税込) 発売日 2023.06.28 判型/頁 4-6/176頁 ISBN 9784093891240 困難な時代を生きていくために必要な銘言集 NHK Eテレ「100分de名著」共演の伊集院光さん推薦! 「心が震えたら赤線を引く。真っ赤な本になりました。」 (伊集院さん帯文より) 「人生には、必ず、暗がりのときがある。闇と呼ばざるを得ない状況もあるだろう。そうしたとき『ことば』は、穏やかな、そしてときには烈しい光によって道を照らし出してくれることがある」(あとがきより) 古今東西の名著にふれてきた著者が、困難の時代を生きるための指針を数々の銘言から読み解きます。 「よろこびについて」「希望について」「人生の門」「本当の居場所」「言葉について」ほか24章。柳宗悦、遠藤周作、トルストイ、臨済、リルケ、、鈴木大拙、吉田松陰ほか48人の人生の指針となる言葉を収録しました。 苦難は忍耐を生み、試練によって磨かれた徳を生み、その徳は希望を生み出すことを知っています。この希望はわたしたちを裏切ることはありません(パウロ) 悲しさは共に悲しむ者がある時、ぬくもりを覚える(柳宗悦) 等しさということは愛されるということである。愛の愛するものはつねに等しきものである(マイスター・エックハルト) 挫折することのない人は信用できない。人は宿命として挫折によって「人間」を獲得する(永瀬清子) 巻末には、本書で紹介されている本のリストも収録。 こんな時代だから、いまいちど立ち止まって読みたい一冊です。
-
子午線を求めて|堀江敏幸
¥1,925
講談社文芸文庫 発売日 2019年08月10日 価格 定価:1,925円(本体1,750円) ISBN 978-4-06-516839-4 判型 A6 ページ数 304ページ フランスで長らく経度の基準とされてきた、パリ子午線。敬愛する詩人ジャック・レダの文章に導かれて、その痕跡をたどりながら、「私」は街をさまよい歩く。パリの郊外が抱え込む闇を抉り出したセリーヌやロマン・ノワールの書き手たちへの眼差し。断章で鮮やかに綴るエルヴェ・ギベールの肖像……。著者の作家としての原点を映し出す、初期傑作散文集。
-
書かれる手|堀江敏幸
¥1,925
講談社文芸文庫 発行 講談社 発売日 2022年09月12日 価格 定価:1,925円(本体1,750円) ISBN 978-4-06-529091-0 判型 A6 ページ数 302ページ 敬愛する作家たちを描く、著者の原点となる散文集。 デビュー作となったユルスナール論に始まる十数年の思索の軌跡。 須賀敦子、長谷川四郎、島尾敏雄、山川方夫……、 「言葉と言葉、他者と他者とのあいだをすり抜けていくか細い線への、 つまり本質に触れそうで触れない漸近線への憧憬を失わない書き手」として私淑する十二名の作家の物語。
-
天界と地獄|スエデンボルグ
¥2,420
講談社文芸文庫 訳:鈴木大拙 発売日 2016年08月11日 価格 定価:2,420円(本体2,200円) ISBN 978-4-06-290320-2 判型 A6 ページ数 576ページ 「禅」を世界的に広めた屈指の仏教学者、鈴木大拙。若き大拙は滞米中にスウェーデンボルグ(大拙の表記はスエデンボルグ)に衝撃を受け、帰国後まず出版したのが『天界と地獄』であった。霊的世界を天界、精霊界、地獄界に分け詳細に記述した本書は、神秘主義思想のバイブルとしてドストエフスキー、ボルヘスらにも強い影響を与えている。大拙思想の一つの源流を成す重要書。
-
禅と日本文化|鈴木大拙
¥990
岩波新書 発行 岩波書房 北川桃雄 訳 通し番号 赤版 R-20 刊行日 1964/03/21 ISBN 9784004000204 体裁 新書 ・ 並製 ・ カバー ・ 204頁 禅は日本人の性格と文化にどのような影響をおよぼしているか。そもそも禅とは何か。本書は、著者が欧米人のためにおこなった講演をもとにして英文で著わされたものである。一九四○年翻訳刊行いらい今日まで、禅そのものへの比類なき入門書として、また日本の伝統文化理解への絶好の案内書として読みつがれている古典的名著。
-
浄土系思想論|鈴木大拙
¥1,067
岩波文庫 通し番号 青323-5 刊行日 2016/07/15 ISBN 9784003332351 体裁 文庫 ・ 並製 ・ 360頁 大拙は、禅宗ではなく禅を、真宗ではなく浄土そのものを、既成の宗派のドクマ、教義から自由な立場から論じることで、仏教、さらにはあらゆる宗教の根源にある霊性を追究、世界に紹介した。本書は、真宗門内だけでなく、広く一般読者に、浄土思想の世界を、東洋の独自の論理によって明らかにする。大拙の代表作の一つである(解説=木村宣彰)。
-
日本的霊性|鈴木大拙
¥1,001
発行 岩波文庫 篠田英雄 校訂 通し番号 青323-1 刊行日 1972/10/16 ISBN 9784003332313 体裁 文庫 ・ 286頁 現代仏教哲学の頂点をなす著作であり、著者が到達した境地が遺憾なく示される。日本人の真の宗教意識、日本的霊性は、鎌倉時代に禅と浄土系思想によって初めて明白に顕現し、その霊性的自覚が現在に及ぶと述べる。著者は、日本の仏教徒には仏教という文化財を世界に伝える使命があると考え、本書もその一環として書かれた。
-
新編 東洋的な見方|鈴木大拙
¥1,155
岩波文庫 発行 岩波書房 上田 閑照 編 通し番号 青323-2 刊行日 1997/04/16 ISBN 9784003332320 体裁 文庫 ・ 並製 ・ カバー ・ 350頁 定価 1,067円 鈴木大拙(1870-1966)の最晩年-驚くべし,90歳前後-に書かれた思想的エッセイを収録した『東洋的な見方』を中心に,同時期の好文章を加えて再編成.世界にとって失われてはならない「東洋のよきもの」とは何か-文字通り世界に出て西洋を自らの生活世界とした著者が,身をもって探求しつつ生きたそのドキュメント. この新編『東洋的な見方』は,……鈴木大拙(1870~1966)の最晩年の思想的エッセイ集として編集したものである.……禅の道を歩みながら大乗仏教や老荘など東洋の精神的伝統を体現した大拙はまた通算25年におよぶ海外での活動,アメリカ人女性との結婚を通して,東洋と西洋とを真に自分に親しい世界とすることのできた稀な世界人である.東西異文化の「間」で,東西を包む広大な世界に生きたその生涯の「願」は,世界における,世界のための,東洋の真の意義を探究し実現してゆくことであった.「世界人としての日本人」と自らを自覚する大拙は,日本人には世界における自覚をうながし,西洋に対しては世界にとっての東洋の意義を大拙自身の自由な存在をもって示した.人間の真実を語って世界に新しい息吹を吹き込みつつ世界の只なかで働きに働いて,1966年,96才の生涯を終えた. (鈴木大拙における「東洋的な見方」より)
-
大乗仏教概論|鈴木大拙
¥1,386
発行 岩波文庫 佐々木 閑 訳 通し番号 青323-4 刊行日 2016/06/16 ISBN 9784003332344 体裁 文庫 ・ 並製 ・ 514頁 大拙の英文著作のデビュー作.大乗仏教の核心を経典類に拠りながら二分野に分けて論じる.形而上学,思弁の学としての「思索的」な面と,教えに基づく実際の信仰の在り方,究極的な目的である衆生済度に至る道程としての「実践的」側面である.本書により,初めて本格的に大乗仏教が西洋に紹介された.M.ウェーバーを始め,欧米の研究者に大きな反響を呼んだ.(解説=石井修道)
-
終盤戦 79歳の日記|メイ・サートン
¥3,960
発行 みすず書房 訳者 幾島幸子 判型 四六判 頁数 408頁 定価 3,960円 (本体:3,600円) ISBN 978-4-622-09570-5 発行日 2023年3月16日 私は「この日記を通じて……たとえ老いて病んでいても、海辺の家で暮らすことがどんなご褒美をもたらしてくれるのかを伝え」たい。そして「他人に頼って生きることを学ばなければならなかった」ことも。 次々と訪ねてくれる「宝の山のような」友人たちとの時間は生活を豊かに広げ、愛猫ピエロには時に手を焼き、花々と海には心洗われ、以前だったら返事書きに苦しめられた読者からの手紙が、今では「勇気を注入してくれる注射のようなもの。そのおかげで、長距離走の最後の数周をなんとか走りつづけていられる」 「サートンは何百万もの女性にとって灯台のような存在だった。そしてその光は弱まりつつあるとはいえ、彼女は『独り居の日記』を書いたサートンのままでありつづけている」(「ライブラリー・ジャーナル」)
-
明るい部屋 新装版|ロラン・バルト
¥3,080
発行 みすず書房 訳者 花輪光 判型 四六判 頁数 194頁 定価 3,080円 (本体:2,800円) ISBN 978-4-622-04905-0 発行日 1997年6月 6日 《狂気をとるか分別か? 「写真」はそのいずれをも選ぶことができる。「写真」のレアリスムが、美的ないし経験的な習慣(たとえば、美容院や歯医者のところで雑誌のぺージをめくること)によって弱められ、相対的なレアリスムにとどまるとき、「写真」は分別のあるものとなる。そのレアリスムが、絶対的な、始源的なレアリスムとなって、愛と恐れに満ちた意識に「時間」の原義そのものをよみがえらせるなら、「写真」は狂気となる》(ロラン・バルト) 本書は、現象学的な方法によって、写真の本質・ノエマ(《それはかつてあった》)を明証しようとした写真論である。細部=プンクトゥムを注視しつつ、写真の核心に迫ってゆくバルトの追究にはまことにスリリングなものがある。 本書はまた、亡き母に捧げられたレクイエムともいえるだろう。私事について語ること少なかったパルト、その彼がかくも直接的に、母の喪の悲しみを語るとは! 本書は明らかに、著者のイメージ論の総決算であると同時に、バルトの『失われた時を求めて』となっている。《『明るい部屋』の写真論の中心には、光り輝く核としての母の写真の物語が据えられている》(J・デリダ)
-
茨木のり子集 言の葉1
¥902
ちくま文庫 902円(税込) 刊行日: 2010/08/09 判型:文庫判 ページ数:400 ISBN:978-4-480-42751-9 しなやかに凛と生きた詩人の歩みのあとを、詩とエッセイで編んだ自選作品集。本書は『対話』『鎮魂歌』抄、など、50年代〜60年代の作品。 茨木 のり子 イバラギ ノリコ(1926〜2006) 大阪に生まれる。詩人。1953年、詩学研究会に投稿していた川崎洋と詩誌「櫂」を創刊。詩集に『見えない配達夫』『鎮魂歌』『自分の感受性くらい』『寸志』『倚りかからず』、エッセイ集に『詩のこころを読む』『一本の茎の上に』などがある。
-
茨木のり子集 言の葉2
¥902
ちくま文庫 発行 筑摩書房 902円(税込) 刊行日: 2010/09/08 判型:文庫判 ページ数:416 ISBN:978-4-480-42752-6 自選集の二冊目は70年代から80年代の作品収録。『人名詩集』より、『自分の感受性くらい』『寸志』より、「最晩年」「山本安英の花」「百年目」など。 茨木 のり子 イバラギ ノリコ (1926〜2006)大阪に生まれる。詩人。1953年、詩学研究会に投稿していた川崎洋と詩誌「櫂」を創刊。詩集に『見えない配達夫』『鎮魂歌』『自分の感受性くらい』『寸志』『倚りかからず』、エッセイ集に『詩のこころを読む』『一本の茎の上に』などがある。
-
茨木のり子集 言の葉3
¥902
ちくま文庫 発行 筑摩書房 902円(税込) 刊行日: 2010/08/09 判型:文庫判 ページ数:400 ISBN:978-4-480-42751-9 しなやかに凛と生きた詩人の歩みのあとを、詩とエッセイで編んだ自選作品集。本書は『対話』『鎮魂歌』抄、など、50年代〜60年代の作品。 茨木 のり子 イバラギ ノリコ (1926〜2006)大阪に生まれる。詩人。1953年、詩学研究会に投稿していた川崎洋と詩誌「櫂」を創刊。詩集に『見えない配達夫』『鎮魂歌』『自分の感受性くらい』『寸志』『倚りかからず』、エッセイ集に『詩のこころを読む』『一本の茎の上に』などがある。