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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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悪徳の栄え 上・下 2冊セット|マルキ・ド・サド
¥2,013
河出文庫 サ1-4 河出文庫 サ1-5 澁澤 龍彦 訳 河出文庫 ● 352ページ ISBN:978-4-309-46077-2 ● Cコード:0197 発売日:1990.10.04 定価1,023円(本体930円) 河出文庫 ● 328ページ ISBN:978-4-309-46078-9 ● Cコード:0197 発売日:1990.10.04 定価990円(本体900円) 美徳を信じたがゆえに身を滅ぼす妹ジュスティーヌと対をなす姉ジュリエットの物語。悪徳を信じ、さまざまな背徳の行為を実践する悪女の遍歴を通じて、悪の哲学を高らかに宣言するサドの長篇幻想奇譚!!
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伝説の編集者 坂本一亀とその時代|田邊園子
¥913
河出文庫 発行 河出書房新社 240ページ ISBN:978-4-309-41600-7 ● Cコード:0195 発売日:2018.04.17 定価913円(本体830円) 戦後の新たな才能を次々と世に送り出した編集者・坂本一亀は戦後日本に何を問うたのか? 妥協なき精神で作家と文学に対峙し、〈戦後〉という時代を作った編集者の軌跡に迫る評伝の決定版。 著者 田邊 園子 (タナベ ソノコ) 1937年東京都生まれ。61年から78年まで河出書房新社に勤務し、寺田透『藝術の理路』、野見山暁治『四百字のデッサン』などを担当。著書に『女の夢 男の夢』がある。
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落穂拾い・犬の生活|小山清
¥1,045
SOLD OUT
ちくま文庫 発行 筑摩書房 解説: 三上延 1,045円(税込) 刊行日: 2013/03/06 判型:文庫判 ページ数:448 ISBN:978-4-480-43046-5 「仄聞するところによると、ある老詩人が長い歳月をかけて執筆している日記は嘘の日記だそうである。僕はその話を聞いて、その人の孤独にふれる思いがした」(落穂拾い)明治の匂いの残る浅草に育ち、純粋無比の作品を遺して短い生涯を終えた小山清。不遇をかこちながら、心あたたまる作品を書き続けた作家の代表作を文庫化。いまなお新しい、清らかな祈りのような作品集。
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短歌のガチャポン|穂村弘
¥1,760
発行 小学館 定価1760円(税込) 発売日2022.12.01 判型/頁4-6/240頁 ISBN9784093888950 穂村弘が選ぶ何でもありの短歌ガチャ100 現代短歌のフロントランナー穂村弘が腕によりをかけて選んだ、明治から現在までの短歌100首。うつくしい短歌、不思議な短歌、へんな短歌、おかしな短歌、不気味な短歌、かなしい短歌……。好きなところからひとつずつ取り出して、なんでもありのマジカルな短歌ワールドをとことん楽しもう。最初は意味のわからない短歌も、穂村弘の切れ味のいい鑑賞文を読めば納得できるはず。穂村弘は言う。「ガチャポンのハンドルをガチャガチャ回すと、カプセルに入った何かがポンと出てきます。ジャンルだけは決まってて、でも、その中の何が出るかはわからない。だから、わくわくして夢中になりました。」短歌の楽しさと多様性を、ミステリアスでファンタスティックなメリンダ・パイノのカラーイラスト25点と共に詰め込んだ、ホムラ印のガチャポン・マシーンがここに。
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走れ、オヤジ殿|キム・エラン
¥1,980
SOLD OUT
〈韓国文学のオクリモノ〉 発行 晶文社 古川綾子 訳 四六判並製 276頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6981-1 C0097 2017年12月 80年生まれの著者が若くして文壇を席巻し、 同世代から圧倒的な共感を得たデビュー短編集 臨月の母を捨て出奔した父は、私の想像の中でひた走る。今まさに福岡を過ぎ、ボルネオ島を経て、スフィンクスの左足の甲を回り、エンパイア・ステート・ビルに立ち寄り、グアダラマ山脈を越えて、父は走る。蛍光ピンクのハーフパンツをはいて、やせ細った毛深い脚で――。 若くして国内の名だたる文学賞を軒並み受賞しているキム・エラン。韓国日報文学賞を歴代最年少で受賞した表題作や、第1回大山大学文学賞を受賞した「ノックしない家」など9編を収載したデビュー作、待望の邦訳。本国では累計8万部を記録。 韓国の若い作家を紹介するシリーズ〈韓国文学のオクリモノ〉第3回配本。 「この本は、こわばった表情で私があなたに送る、最初の微笑みです」 ――キム・エラン 【目次】 走れ、オヤジ殿 コンビニへ行く ホッピング 彼女には眠れない理由がある 永遠の話者 愛の挨拶 海辺でやたらと花火を上げるのは誰だ 紙の魚 ノックしない家 ◇キム・エラン(金愛爛) 1980年、韓国・仁川生まれ。韓国芸術総合学校演劇院劇作科卒業。在学中の2002年に短編「ノックしない家」で第1回大山大学文学賞を受賞。2005年に本書の表題作「走れ、オヤジ殿」で韓国日報文学賞を歴代最年少で受賞、その才能に注目が集まった。透明な感性とウィットに富んだ文体、清新な想像力で文壇の高い評価と同世代の読者からの圧倒的な共感を得ている。2013年に「沈黙の未来」で、韓国で最も権威あるとされる李箱文学賞を史上最年少で受賞。日本では2011年に発表した最初の長編小説『どきどき 僕の人生』(クオン)が翻訳出版され、さらなる邦訳が待たれていた。 ◇古川綾子(ふるかわ・あやこ) 翻訳者。神田外語大学韓国語学科卒業。延世大学校教育大学院韓国語教育科修了。第10回韓国文学翻訳院翻訳新人賞受賞。翻訳家養成講座と韓国語の講師も務める。訳書にウ・ソックン『降りられない船―セウォル号沈没事故からみた韓国』(クオン)、パク・ヒョンスク『アリストテレスのいる薬屋』(彩流社)、ユン・テホ『未生 ミセン』(講談社)など。
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あまりにも真昼の恋愛|キム・グミ
¥1,980
〈韓国文学のオクリモノ〉 発行 晶文社 すんみ 訳 四六判並製 328頁 定価:1,980円(本体1,800円) 978-4-7949-6993-4 C0097 2018年3月 2016年に刊行されるや若い読者を虜にし、 ベストセラーとなった小説集 恋をしたとまでは言えなくても、恋愛っぽいなにかをした女と再会して、お互いが気づいてしまったらどうなるだろう。視線は一方的でなければならず、交換されてはならなかった――。 会社での地位を失った男が思い出したのは、16年前のある関係だった。第7回若い作家大賞を受賞した表題作や、若い作家賞受賞作「趙衆均氏の世界」など、今の世代の心の質感を描く9つの物語。 韓国の若い作家を紹介するシリーズ〈韓国文学のオクリモノ〉第5回配本。 「今日でなくても、私たちはいつかきっと会えるはず」――キム・グミ 【目次】 あまりにも真昼の恋愛 趙衆均氏の世界 セシリア 半月 肉 犬を待つこと 私たちがどこかの星で 普通の時代 猫はどのようにして鍛えられるのか ◇キム・グミ(金錦姫) 1979年、韓国・釜山生まれ。出版社勤務を経て、2009年に短編「きみのドキュメント」でデビュー。14年に発表した最初の短編集『センチメンタルも毎日だと』で第33回申東曄文学賞を受賞。本書は若い作家賞受賞作「趙衆均氏の世界」、若い作家大賞受賞作「あまりにも真昼の恋愛」を収載した二冊目の短編集で、16年に刊行されるやベストセラーに。17年にも短編「チェスのすべてのこと」で第62回現代文学賞を受賞するなど、〈新しい世代の作家〉として若い読者層を中心に大きな期待を集めている。 ◇すんみ 翻訳家。早稲田大学大学院文学研究科修了。松田青子の短編「マーガレットは植える」の韓国語訳を「早稲田文学」に掲載。韓国語への訳書に中島京子『平成大家族』、柄谷行人『漱石論集成』などがある。現在、ライター・書評家としても活動中。
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鯨|チョン・ミョングァン
¥2,420
〈韓国文学のオクリモノ〉 発行 晶文社 斎藤真理子 訳 四六判並製 496頁 定価:2,420円(本体2,200円) 978-4-7949-7000-8 C0097 〔2018年5月〕 誰が知るだろう、この物語のすべてが 一編の復讐劇でもあるということを── 一代にして財を成し、あまたの男の運命をくるわせた母クムボク。並外れた怪力の持ち主にして、煉瓦づくりに命を賭した娘チュニ。巨大な鯨と煉瓦工場、華やかな劇場をめぐる壮絶な人生ドラマが幕を開ける──。ストーリーテラーとして名高い著者が、破壊的なまでに激しく生々しい人間の欲望を壮大なスケールで描き出した一大叙事詩。第10回文学トンネ小説賞を受賞し、韓国で累計15万部を記録したロングセラー、待望の邦訳。 韓国の若い作家を紹介するシリーズ〈韓国文学のオクリモノ〉最終巻・第6回配本。 【目次】 第一部 波止場 工場/鬼/一つ目/少女/波止場/荷役夫/ローラ/刀傷/ジョン・ウェイン/怪物/暴風雨/出港/流浪/双子 第二部 ピョンデ ヒメジョオン/コーヒー/雷/ナムバラン/象/オート三輪/沼/煉瓦/トンピョ/スキャンダル/蜜蜂/祈禱師/白内障/娼婦/鯨/彼、または彼女/幽霊/前夜/火柱 第三部 工場 放火犯/刑務所/バークシャー/鉄仮面/王族/出獄/帰還/谷間/トラック/豪雪/大劇場/チュニ、または女王 エピローグ1/エピローグ2 ◇チョン・ミョングァン 1964年、韓国・京畿道龍仁市生まれ。保険の営業マンなど様々な仕事を経て映画関係の仕事につき、シナリオを手がける。2003年に短編「フランクと私」でデビュー。翌年に発表した本作『鯨』で第10回文学トンネ小説賞を受賞すると、大ヒットとなり一躍人気作家の仲間入りをした。10年に発表した『高齢化家族』は映画化され日本でも『ブーメランファミリー』のタイトルで公開された。その他、これまでの著作に『愉快な下女マリサ』(07)、『僕のおじさんブルース・リー』(12)、『七面鳥と走る肉体労働者』(14)、『これが男の世界だ』(16)がある。 ◇斎藤真理子(さいとう・まりこ) 翻訳家。訳書にパク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、『ピンポン』(白水社)、『三美スーパースターズ最後のファンクラブ』(晶文社)、ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(晶文社)、チョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、ファン・ジョンウン『誰でもない』(晶文社)、『野蛮なアリスさん』(河出書房新社)などがある。『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞した。
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●サイン本 柴田元幸 ベスト・エッセイ
¥924
柴田元幸さん、きたむらさとしさんお二人のサイン本です ちくま文庫 924円(税込) 刊行日: 2018/10/10 ページ数:336 ISBN:978-4-480-43545-3 言葉をめぐり膨らむ妄想。例文が異常に面白い辞書。「貧乏」と「貧乏性」の違い。名曲の斬新過ぎる解釈。そして工業地帯で育った日々の記憶。講談社エッセイ賞受賞作『生半可な學者』、ロックの偉人たちを愛とユーモアたっぷりに語る『ロック・ピープル101』収録作をはじめ、翻訳家として知られる著者が、1980年代から現在まで様々な媒体に発表したエッセイから自選した、文庫オリジナル決定版。 この本の目次 1 日々の実感(狭いわが家は楽しいか 生半可な學者 ほか) 2 文化の観察(アメリカにおけるお茶漬の味の運命 甘味喫茶について ほか) 3 勉強の成果(ドゥ・イット・ユアセルフ・ピンチョン・キット 異色の辞書 ほか) 4 教師の仕事(ある男に二人の妻がいて 死んでいるかしら ほか) 5 不明の記憶(ロボット どくろ仮面 ほか) 柴田 元幸 シバタ モトユキ 1954(昭和29)年、東京生まれ。アメリカ文学者。東京大学名誉教授。翻訳家。『生半可な學者』で講談社エッセイ賞受賞。『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞受賞。トマス・ピンチョン著『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞受賞。ポール・オースターなどアメリカ現代作家を精力的に翻訳するほか、文芸誌「Monkey」の責任編集を務めるなど、幅広く活躍中。
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翻訳教室|柴田元幸
¥1,100
朝日文庫 発行 朝日新聞出版 価格 ¥1,100(本体¥1,000) 2013/04発売 サイズ 文庫判/ページ数 411p/高さ 15cm 商品コード 9784022646644 NDC分類 801.7 Cコード C0198 東京大学文学部でのエキサイティングな名物講義(2004年10月~2005年1月「西洋近代語学近代文学演習第1部 翻訳演習」)を完全文字化した紙上実況中継。R・カーヴァー、ヘミングウェイなど9人の作家のテキストをいかに訳すか? 原文テキストのニュアンスや文体を考えながら単語一つ一つを取り上げてはどう訳すべきか、著者は学生と徹底的に話し合い、議論を深め、そして解説していく。著者の翻訳に対する姿勢が随所にのぞき、著者翻訳作品のファンにも必読の一冊。読み進めるほどに、英語、日本語、表現、言葉、小説……と、知的好奇心が限りなく広がっていく。ゲストに英訳家のジェイ・ルービン氏、さらに村上春樹氏が登場した回も完全収録! 《解説・岸本佐知子》。 <目次予定> 1 Stuart Dybek Hometown /2 Barry Yourgrau Carp/3 Raymond Carver Popular Mechanics /4 Haruki Murakami Super-Frog Saves Tokyo (Translated into English by Jay Rubin)/特別講座 村上春樹さんを迎えて/5 Italo Calvino Invisible Cities (Le citta invisibili) (Translated into English by William Weaver)/6 Ernest Hemingway In Our Time /7 Lawrence Weschler Inhaling the Spore /8 Richard Brautigan Pacific Radio Fire /9 Rebecca Brown Heaven /課題文の著者紹介 (邦訳)スチュアート・ダイベック『故郷』/バリー・ユアグロー「鯉」/レイモンド・カーヴァー「ある日常的力学」/ハルキ・ムラカミ=村上春樹(英訳はジェイ・ルービン)「かえるくん、東京を救う」/イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』より「都市と死者2」/アーネスト・ヘミングウェイ『われらの時代に』より第5章と第7章の抜粋/ローレンス・ウェシュラー「胞子を吸って」/リチャード・ブローティガン「太平洋ラジオ火事」/レベッカ・ブラウン「天国」 目次 1 スチュアート・ダイベック―Hometown 2 バリー・ユアグロー―Carp 3 レイモンド・カーヴァー―Popular Mechanics 4 村上春樹―Super‐Frog Saves Tokyo 特別講座 村上春樹さんを迎えて 5 イタロ・カルヴィーノ―Invisible Cities(Le citt`a invisibili) 6 アーネスト・ヘミングウェイ―In Our Time 7 ローレンス・ウェシュラー―Inhaling the Spore 8 リチャード・ブローティガン―Pacific Radio Fire 9 レベッカ・ブラウン―Heaven 柴田元幸[シバタモトユキ] 1954年東京都生まれ。東京大学文学部教授、翻訳家。92年『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、2005年『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、10年トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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私、写真を放棄することは、全く不可能です|大竹昭子
¥1,100
SOLD OUT
発行 カタリココ文庫 発行日 2023年7月15日 頁数 80ページ 定価 1100円(税込価格) 編集協力 綾女欣伸 大林えり子(ポポタム) 大西香織 装幀+組版 横山 雄 表紙写真 大竹昭子 本文写真 中平卓馬 カタリココ文庫12号は、写真史上、稀にみる生き方を遂げた中平卓馬について書いた大竹昭子の随想録です。中平は1960年代、「写真家になる」と自ら宣言することで編集者から写真家に転向しました。カメラの扱い方や暗室作業を教えたのは彼と同世代の森山大道で、ふたりはブレボケ写真で既成の写真表現に異議を唱え、同人誌『プロヴォーク』でも活動を共にしましたが、1973年以降、中平はブレボケ写真を否定し、対象をはっきりと写しとる「植物図鑑のような写真」を提唱します。 その実践に踏み切ってまもなく、中平は記憶喪失と言語障害を患い、かつてのように先鋭的な言葉で写真を論ずることはできなくなりました。結果として、彼の写真活動はかつてないほど活発になり、2015年に77歳で他界するまで約40年にわたり、日々写真を撮ることのみに没頭したのです。 本書は、大竹昭子が著作『眼の狩人』のなかの「記憶喪失を生きる神話の人」と「中平卓馬の沖縄撮影行」、および前掲書の増補版として出した『彼らが写真を手にした切実さを』に収録した「中平卓馬の写真家覚悟」の三つの原稿に加筆し、再構成したものです。 記憶喪失を患って以降、中平は大きな生の不安を抱えており、写真と関わることでその不安を乗り越えました。ひとりの人間と写真の切実な関係を感じとっていただければさいわいです(大竹昭子)。
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姓がおなじ人 極私的大竹伸朗論| 大竹昭子
¥1,100
カタリココ文庫Ⅱ<散文シリーズ> 発行 カタリココ文庫 発行日 2023年5月3日 判型 文庫版(w105×h148mm)、並製、カバー無し 表紙 NTラシャ 130kg 頁数 80ページ 定価 1100円(税込価格) 編集協力 綾女欣伸 大林えり子(ポポタム) 大西香織 装幀 横山 雄 装画 大竹伸朗+大竹彩子 図版 大竹伸朗 カタリココ文庫第2期・最初の号は、画家・大竹伸朗について、私、大竹昭子が書き下ろした『姓がおなじ人 極私的大竹伸朗論』をお届けいたします。 私が大竹伸朗の作品に出あったのは1980年代前半のことです。2022年秋から翌年2月にかけて東京国立近代美術館でおこなわれた「大竹伸朗展」で久しぶりに膨大な量の大竹作品を目にし、感無量な気持ちになりました。実に40年の時が流れたわけで、さまざまな記憶がよみがり、書きたいという衝動を覚えたのです。 本書はカタリココ文庫シリーズの初の書き下ろし作品であり、第2期にふさわしいスタートが切れたことをうれしく思います。 展覧会終了の翌日には伸朗さんにお会いして久しぶりにおしゃべりし、「オフトーク」としてまとめました。そのなかに伸朗さんのおばあさんの井上照さんがお連れ合いとやっていた池袋の井上カバン店の話がでてきます。その店は私にとって思い出深い場所であり、そのことを伸朗さんと話すことができたのも本号の喜びでした。 照さんは中村草田男に師事し、井上てる女の俳号で俳句を詠んでおられました。照さんには伸朗さんに通じる創作へのパッションが感じられますが、それがよく表れでている、てる女さんのエッセイ「二十年」を巻末に転載しました。 第2期のスタートを記念して本号からカバー色を少し変えてみました。今後の展開にどうぞご期待ください。(大竹昭子)
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あの本屋のこんな本 本屋本書評集Ⅰ|雅子ユウ
¥990
SOLD OUT
発行 H.A.B 本体:900+税 判型:文庫版、無線綴じ並製、84P 「本屋の本を読む。」 ただただ本屋について書かれた本を読み、それを紹介した書評集。といいつつ本屋の定義は曖昧で、取次など流通関連の本も多く収録。著者の守備範囲から、ISBNの付いていない昭和の本も発掘した本を売る人の本を読む本(Book of Bookstore's Book)第一弾。 (紹介した本) 『街の本屋はねむらない』 著:奈良敏行+田中淳一郎 出版社:アルメディア ISBN:4900913073 発行:1997/6/13 『大海原―さらなる発展に向けて』 著:藤野邦夫 出版社:太洋社 ISBN:なし 発行:1996/12/20 『本屋な日々 青春篇』 著:石橋毅史 出版社:トランスビュー ISBN:9784798701677 発行:2018/6/20 『ブックセラーズ・ダイアリー』 著:ショーン・バイセル 訳:矢倉尚子 出版社:白水社 ISBN:9784560098554 発行:2021/8/10 『ヨキミセサカエル 本の街・神田神保町から』 著:柴田信 出版社:日本エディタースクール出版部 ISBN:4888881723 発行: 1991/2/20 『神保町「書肆アクセス」半畳日記』 著:黒沢説子、畠中理恵子 出版社: 無明舎出版 ISBN:4895443035 発行: 2002/5/20 『本屋がアジアをつなぐ 自由を支える者たち』 著:石橋毅史 出版社:ころから ISBN:9784907239411 発行: 2019/8/15 『本の未来を探す旅 ソウル』 編著:内沼晋太郎+綾女欣伸 出版社:朝日出版社 ISBN:9784255010014 発行: 2017/6/1 『本の未来を探す旅 台北』 編著:内沼晋太郎+綾女欣伸 出版社:朝日出版社 ISBN:9784255010847 発行: 2018/12/10 『書店本事 台湾書店主43のストーリー』 文:郭怡青 絵:欣蒂小姐 訳:小島あつ子、黒木夏兒 出版社:サウザンブックス社 ISBN:9784909125125 発行:2019/6/27 『日中友好に生涯を捧げた岡山人 内山完造の世界』 著:猪木正美 出版社:日本文教出版 ISBN:9784821253197 発売日: 2020/10/19 『花甲録』 著:内山完造 出版社:岩波書店 ISBN:なし 発行: 1960/9/20 『本屋一代記 京都西川誠光堂』 著:松木貞夫 出版社:筑摩書房 ISBN:4480853464 発行: 1986/11/10 『有的外博 丸善創業者早矢仕有的の知の環』 著:原田幸四郎 出版社:喜追書房 ISBN:9784600002961 発売日:2020/10/14 『出版流通とシステム』 著:村上信明 出版社:新文化通信社 ISBN:なし 発行: 1984/6/8 『ものがたり・東京堂史』 著:田中治男 出版社:東京出版販売株式会社 ISBN:なし 発売日:1975/12/25 『業務日誌余白―わが出版販売の五十年』 著:松本昇平 出版社:新文化通信社 ISBN:なし 発売日:1981/2/25 『私の人生』 著:栗田確也 出版社:栗田書店 ISBN:なし 発売日:1968/6/1 『日本出版販売史』 著:橋本求 出版社:講談社 ISBN: なし 発売日: 1964/1/17 『書店ほどたのしい商売はない』 著:上村卓夫 出版社:日本エディタースクール出版部 ISBN:9784888883740 発行:2007/3/5 (著者) 雅子ユウ 一九八四年生まれ。本屋の本を読む人。
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ミュージック・マガジン 2023年7月号
¥930
SOLD OUT
発行 ミュージックマガジン 定価930円(本体845円) A5判224ページ 2023年7月1日発行 【特集】 コーネリアス 『Mellow Waves』から6年ぶり、7作目となる新作アルバム『夢中夢 - Dream In Dream - 』を発表するコーネリアス。その間には、コロナ禍や、オリンピックをきっかけに巻き起こった大きな騒動もあった。その先に小山田圭吾がたどり着いた音楽とは。ロング・インタヴューを中心に、その核心にせまる。 ロング・インタヴュー〜より普遍的なものにならない限り、新しい作品を作っても意味がなかった(柴崎祐二) 新作『夢中夢 -Dream In Dream- 』を読み解く(小野島大) コーネリアス・アルバム・ガイド(小松香里、高橋健太郎、土佐有明、増渕俊之、矢野利裕、渡辺健吾) サウンドトラック、映像作品、重要参加作品(増渕俊之) 【特集】 追悼マーク・スチュアート ザ・ポップ・グループのヴォーカリストであり、ソロとしても数々の衝撃作を発表してきたマーク・スチュアートが4月21日に62歳で亡くなった。イングランド南西部のブリストルのサウンドを象徴するパンク、ダブ、インダストリアルなどのミクスチャーを先導し、現代世界の矛盾を告発してきた彼の足跡を、今こそ振り返り、継承したい。 唯一無二のレベル・ミュージックを生み出した反逆児の軌跡(村尾泰郎) ザ・ポップ・グループ〜マーク・スチュアートのオリジナル・アルバム(石田昌隆、大鷹俊一、小野島大、近藤真弥、行川和彦) アフリカン・ヘッド・チャージ〜オンUサウンドのプロジェクトによる12年ぶりの新作(石田昌隆) クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ〜セルフ・プロデュースによる8作目(天井潤之介) ペンギン・カフェ〜ポジティヴな希望に満ちた5作目(松山晋也) ルシンダ・ウィリアムス〜脳卒中からの復帰作はロックンロール・アルバム(五十嵐正) 中川敬〜新曲のみで構成されたソロ5作目(宗像明将) 冬にわかれて〜3人による“いいバランスで破綻した”世界(松永良平) 中村とうようを再評価する〜リイシューと「中村とうようコレクション」の現状(深沢美樹) ニュー・スタンダード2020s〜第42回 中央線(小山守、今井智子、大石始、高岡洋詞、土佐有明、行川和彦、原田和典、矢野利裕) ボブ・ディラン(高田漣) ミシェル・ンデゲオチェロ(長谷川町蔵) スパークス(井上理絵) ポール・サイモン(渡辺亨) ノラ・ジョーンズ(能地祐子) ファド・ビシャ(山口詩織) クラウス・ノミ(田山三樹) 山中タクト(小山守) 夢見る港(峯大貴) TEAC VRDS-701でCDを聴く(市川二朗) Front Line アノーニ・アンド・ザ・ジョンソンズ リトル・シムズ ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ アルバート・ハモンド・ジュニア パット・メセニー フー・ファイターズ スティーヴ・ルカサー 鈴木マツヲ 原田郁子 Ortance 佐野史郎 meets SKYE REGULAR CONTENTS アルバム・ピックアップ……注目の新作をじっくり批評。 Anohni And The Johnsons/Rufus Wainwright/Bob Dylan/Christine And The Queens/Summer Walker/Fatoumata Diawara/コーネリアス/Hanah Spring ほか クロス・レヴュー……4人の評者が採点評価で誌上バトル! アルバム・レヴュー/ヴィデオ・レヴュー……洋楽・邦楽の最新リリース200〜300タイトルを鋭い評文とともに10点満点で採点。音楽ライフの頼れる味方! 輸入盤紹介……世界各国あらゆるジャンルの注目作を詳細にいち早く! Edgar Jones/Angie Stone/Linda May Han Oh/Dev Lemons/Nakibembe Embaire Group/Dom La Nena/Eugenio Reynal/Jade ほか [連載]近田春夫の帯に短し襷に長し/寺尾紗穂の戦前音楽探訪/木津毅のLGBTQ+通信/安田謙一のこれがヒットか!?/吉田豪のアイドル・マスター!/萩原健太のコンパクト・ディスカヴァリー 国内外の音楽関連ニュース/ライヴ、本、映画の本格的レヴュー/コンサート情報など
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品品喫茶譚Ⅱ|世田谷ピンポンズ
¥1,320
SOLD OUT
発行 品品堂 ■¥1200+tax ■80p ■B6 ■並製本 ■装丁・デザイン・DTP 輪佳 暇さえあれば喫茶店に行く。テーブルの上に古本屋で買った本を広げて、珈琲を飲む。ぼーっと窓の外の風景を眺める。 初めて訪れた街では喫茶店を探し、住み慣れた街に新しい喫茶店を見つけては歓喜する。 喫茶店を中心とした日々の生活記録第二弾。
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自由律俳句集 and moreのなかに入れられている|世田谷ピンポンズ
¥550
発行 品品堂 ■¥500+tax ■44p ■文庫サイズ ■中綴じ製本 ■装丁・デザイン・DTP 輪佳 あのはしゃぎ方はきっと経営学部だろう 集合写真の中でだけは友達 亀重なって動かない
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銭湯|福田節郎
¥1,760
SOLD OUT
発行 書肆侃侃房 四六判上製、224ページ 定価:本体1,600円+税 ISBN978-4-86385-577-9 C0093 装丁:加藤賢策(LABORATORIES) 読む/書くを通して、人は自由にどこにでも行かれる。 言葉にはこんなことができるのだし、言葉にしかこんなことはできない。 見事な文章体力の、風通しのいいチャーミングな小説。 ーー江國香織(小説家) 呆れ返ること必至! 笑っちゃうこと不可避!! なのにグッときちゃうこの不思議!!! 新人はヘンテコなくらいがちょうどいい。 人間は少しダメなくらいがちょうどいい。 生き方はゆるいくらいがちょうどいい。 だから福田節郎の小説は、すごくいい。 ーー豊﨑由美(書評家) 【あらすじ】 知り合いから頼まれて顔も知らない人と待ち合わせをする羽目になった俺(水上)。この人と思ったキザキさんは別の男と去ってゆき、代わりに現れたサカナさんに誘われるままに不思議な居酒屋で飲み明かし、まさに迷宮にはまり込んでゆく、心理的ロードムービーのような作品。ほかに書き下ろし「Maxとき」も収録。 【著者プロフィール】 福田節郎(ふくだ・せつろう) 1981年神奈川県生まれ。「銭湯」で第4回ことばと新人賞受賞。
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初恋|染野太朗
¥2,420
現代歌人シリーズ37 発行 書肆侃侃房 定価:本体2,200円+税 四六判変形、並製、160ページ ISBN:978-4-86385-580-9 C0092 悲しみはひかりのやうに降(ふ)りをれど会ひたし夏を生きるあなたに 恋の悲しみも苦しみも嫉妬も ただひたすらに 会いたい 伝えたい 狂おしい胸の裡に吞み込んで、ただ歌を 【収録歌より】 ああなんでこんなに傷つけたいのだらうしじみ汁ずずずと啜りたり 恋のやうに沈みつつある太陽が喉をふさいでなほ赤いんだ しあはせのきみにかかはることできず冬が去る雨のすくなかつた冬 四月二日物干し竿を光ごとぬぐつてぼくは布団を干した 嫉妬を投げつけてほしかつた茶碗とか花瓶とか小銭のごとく 【著者プロフィール】 染野太朗(そめの・たろう) 1977年茨城県生まれ、埼玉県に育つ。 歌集に『あの日の海』(本阿弥書店、2011年)、『人魚』(角川書店、2016年)、現代短歌クラシックス『あの日の海』(書肆侃侃房、2021年)がある。 短歌同人誌「外出」「西瓜」同人。短歌結社「まひる野」編集委員。
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現代アメリカ文学ポップコーン大盛
¥1,980
青木耕平、加藤有佳織、佐々木楓、里内克巳、日野原慶、藤井光、矢倉喬士、吉田恭子 発行 書肆侃侃房 A5判、並製、376ページ 定価:本体1,800円+税 ISBN 978-4-86385-431-4 C0095 2刷 装幀 成原亜美 装画 藤井友子 「web侃づめ」の人気連載ついに書籍化。ブラック・ライブズ・マター(BLM)、ノーベル文学賞を受賞したばかりの詩人ルイーズ・グリュックなど最新の動向についても大幅に増補した決定版! 座談会「正しさの時代の文学はどうなるか?」(ゲスト:柴田元幸さん)を収録。 <登場する人物> ドン・デリーロ、ルシア・ベルリン、ナナ・クワメ・アジェイ=ブレニヤー、モナ・アワド、ロバート・クーヴァー、アルフィアン・サアット、ジェスミン・ウォード、トニ・モリスン、チャック・パラニューク、モニク・トゥルン、コルソン・ホワイトヘッド、ローレン・グロフ、ハニャ・ヤナギハラ、カルメン・マリア・マチャド、ジーナ・アポストル、ブレット・イーストン・エリス、ピーター・オーナー、パトリック・デウィット、ジェイク・スキーツ、シェリー・ディマライン、シークリット・ヌーネス、ロクサーヌ・ゲイ、多和田葉子、ミチコ・カクタニ、ポール・ベイティ、ショーン・ペン、ルイーズ・グリュックほか <登場する作品> 『アメリカン・サイコ』『ハミルトン』『サブリナ』『ファイト・クラブ2』『フライデー・ブラック』『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』『ビラヴド』『ゲド戦記』(ル=グウィン遺稿)『マレー素描集』『友だち』『マギー・ブラウンその他の人々』『ポイント・オメガ』『ハックルベリー・フィンの冒けん』『シスターズ・ブラザーズ』『掃除婦のための手引き書』『セルアウト』『ブラッグズヴィルにようこそ』『見えない人間』『彼女の体とその他の断片』『スピン』『サウスパーク』『13の理由』『デトロイト ビカム ヒューマン』ほか 【目次】 はじめに(青木耕平) 執筆者紹介 CHAPTER 1 現代アメリカ文学のおもしろさ ひげを生やしたハックとトム──ロバート・クーヴァー『西部のハック』(里内克巳) 蚊が語るアフリカ100年の人間模様──ナムワリ・サーペル『オールド・ドリフト』(里内克巳) 竜の風と共に去りぬ──ル=グウィン遺稿『ゲド戦記』真の最終章「Firelight」を読む(青木耕平) 人はテロリストに生まれるのではない──カラン・マハジャン『小さな爆弾たちの連合』あるいは我らの時代(青木耕平) 取り残された人たちへの回路──ルシア・ベルリンの作品をめぐって(日野原慶) ルイーズ・グリュック──「わたし」と対峙する詩人(吉田恭子) CHAPTER 2 浮かび上がるアメリカ社会 “America” feat. Elvis Presley, 2018 Remix(藤井光) アウトソースされた苦しみ──ふたつの短編小説から(藤井光) 切り離されるもの──リン・マー『断絶』をめぐって(藤井光) スティル・ナンバー・ワン・アメリカン・サイコ──ブレット・イーストン・エリス、9年ぶりの帰還(青木耕平) ウェルカム・トゥー・(ポスト)エンパイア──B.E.エリス『ホワイト』part 2(青木耕平) 本日限定のセール──21世紀の暴力とゾンビ文化と翻訳と(藤井光) 『ビラヴド(愛されし者)』から『アンべリード(葬られぬ者)』へ──ジェスミン・ウォードとアメリカの10年(青木耕平) 文学を成功作と失敗作に分けてみよう──リチャード・グレイが提唱するフィクションの好ましきあり方(矢倉喬士) 分断されたアメリカにようこそ──T.ジェロニモ・ジョンソンの小説(里内克巳) CHAPTER 3 世界中を旅しながら 九龍に充実するオルタナティヴなリアル──香港バプテスト大学国際作家ワークショップ滞在記1(吉田恭子) 三首の女子がスペキュラティヴ・フィクションをスペキュレイトする──香港バプテスト大学国際作家ワークショップ滞在記2(吉田恭子) コルソン・ホワイトヘッドの基調講演中は日本庭園を回遊していました──ポートランドAWP19参戦記(吉田恭子) 哲学者と文学者を同じ部屋に2日間閉じ込めてみた──ラトガース大学翻訳ワークショップ報告(吉田恭子) CHAPTER 4 魅力的な作家たち 居心地のわるい読書──ハニャ・ヤナギハラ『あるささやかな人生』(加藤有佳織) こわかわいい創造の物語──モナ・アワド『バニー』(加藤有佳織) 3日目のアザの色みたいにきれいだ──パトリック・デウィットによる4つの小説(加藤有佳織) オレンジのブックリスト──ジェイク・スキーツの詩集とシェリー・ディマラインの小説(加藤有佳織) ともだちのともだち──ジェニファー・クレイグ『ポット始めました』とシークリット・ヌーネス『友だち』(加藤有佳織) 「素描」を書く者、「素描」を読む者(藤井光) 「生き延びる」とは何か、「俺たち」とは誰か(藤井光) 残像に目移りを──ドン・デリーロ『ポイント・オメガ』におけるスローモーションの技法(矢倉喬士) 孤独な人のための文学──ピーター・オーナーのささやかな世界(里内克巳) CHAPTER 5 フェミニズムとアメリカ文学 #MeToo時代のクリエイティヴ・ライティング(吉田恭子) ダメ男のレガシーを語る女たち──パートI:アレグザンダー・ハミルトンの場合(吉田恭子) ダメ男のレガシーを語る女たち──パートII: ラフカディオ・ハーンの場合(吉田恭子) ゆがんだカラダ、ひびく声──カルメン・マリア・マチャドの小説(日野原慶) ショーン・ペンよ、ペンを置け──“史上最悪”のデビュー作『何でも屋のボブ・ハニー』(青木耕平) ガールズ・パワーからホラーへ──クリステン・ルーペニアンによるポスト・トゥルース時代の小説戦略(矢倉喬士) 本でできた虹の彼方へ──レインボー・ブックリスト(佐々木楓) 文学の不気味の谷を越えて──メレディス・ルッソの『イフ・アイ・ワズ・ユア・ガール』(佐々木楓) CHAPTER 6 FATをめぐるものがたり FATをめぐるものがたり(1)──『ダイエットランド』と、あるひとつの解放宣言(日野原慶) FATをめぐるものがたり(2)──ふとっていることの語源学(エティモロジー)と物語学(ナラトロジー)(日野原慶) FATをめぐるものがたり(3)──『飢える私』と「残酷な」世界(日野原慶) FATをめぐるものがたり(4)──『ミドルスタイン一家』と『ビッグ・ブラザー』における家族と身体(日野原慶) CHAPTER 7 文学は文字だけではない 文字は文字ではいられない──英語授業でグラフィック・ノベルを教える(矢倉喬士) 君、バズりたまふことなかれ──沈黙を取り戻すグラフィック・ノベル『サブリナ』(矢倉喬士) スケートリンクから宇宙の果てへ──ティリー・ウォルデン『スピン』『陽光に乗って』(里内克巳) あ・・・・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!──ドラマ『13の理由』シーズン3で人は誰しも被害者と加害者の側面を持つという作風への批判が相次いだかと思ったら、いつのまにかオルタナ右翼が映画『パシフィック・リム』を理想的な世界とみなしている事実に気づかされていた(矢倉喬士) ソーシャル・ネットワークと文学──アダム・ジョンソン『フォーチュン・スマイルズ』/「ニルヴァーナ」(日野原慶) タイラー・ダーデンふたたび、みたび──『ファイト・クラブ2』そして『ファイト・クラブ3』(青木耕平) トランプのいない世界の風刺──『サウスパーク』の受難(青木耕平) お目醒めはほどほどに──『デトロイト ビカム ヒューマン』における保守的ジェンダー観と人種表象について(矢倉喬士) CHAPTER 8 翻訳とは何か? 英語を壊すお・も・て・な・し──多和田葉子の『献灯使』とマーガレット満谷の『The Emissary』の翻訳術(矢倉喬士) 柴田さんと村岡さん──『ハックルベリー・フィンの冒けん』の新しさ(里内克巳) 詩人のように翻訳し、翻訳者のように創作せよ──パートI:翻訳とアイスランド語の未来(吉田恭子) 詩人のように翻訳し、翻訳者のように創作せよ──パートII:アメリカ手話の翻訳詩を「読んで」みる(吉田恭子) COLUMN 文学の現場はどこにあるのか──イギリスからみた文学創作(吉田恭子) 座談会「正しさの時代の文学はどうなるか?」 加藤有佳織×柴田元幸×藤井光×矢倉喬士×吉田恭子 あとがき おわりに(矢倉喬士)
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佐藤雅晴 尾行─存在の不在/不在の存在
¥880
古本 発行 美術出版社 発売日 : 2021/5/19 ソフトカバー 216ページ 19.4 x 2 x 26.1 cm 角ツブレ少
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UNTITLED RECORDS| 北島敬三
¥5,500
古本 発行 BankART1929 B4判変型/192頁/スリーブケース入り テキスト:高橋しげみ 印刷製本:株式会社アイワード 美本 「UNTITLED RECORDS」展(BankART Station、2022年)にあわせて刊行された、「UNTITLED RECORDS」シリーズから168点を収録した珠玉の写真集。
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DHAKA2|山内道雄
¥5,500
古本 発行 禅フォトギャラリー 判型 220 x 280 mm 頁数 208頁 掲載作品 115点 言語 日本語、英語 製本 ソフトカバー 発行年 2015 美本
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DHAKA|山内道雄
¥3,300
古本 東京キララ社 128 pages 210 x 297 mm Apr 2015 美本 生命力溢れるダッカの姿を、一冊に封じ込めた写真集 バングラデシュの首都ダッカ。ヒマラヤの雪解け水で国土を削られ、故郷を失った人々が集まって街は賑わっている。幼い子供までもが生活の糧を求めて働いていた。 ダッカでの写真の扱いは大らかで荒っぽい。本書の後半に掲載された写真は、現地で現像に出したものである。それをあえてそのまま収録した。そのプリントの状態も含めて、この国の姿なのである。 同年刊行の『DHAKA 2』が、第35回土門拳賞を受賞しました。 山内道雄 略歴 1950年 愛知県西三河(現、豊田市)生まれ 1975年 早稲田大学卒業 1982年 東京写真専門学校(現、東京ビジュアルアーツ・森山、深瀬ゼミ専攻)卒業 自主ギャラリー「イメージショップ CAMP」に参加。以後フリー 1997年 「HONGKONG 英領香港」伊奈信男賞受賞 2016年 「DHAKA 2」土門拳賞受賞
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Remembrance 三陸、福島 2011-2014|Keiko Sasaoka/笹岡啓子
¥9,900
古本 B4変型上製/142頁/カラー全124点収録/日英バイリンガル 美本
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VACANCES バカンス 2
¥1,200
SOLD OUT
リトルプレス 編集・発行|原航平+上垣内舜介 デザイン|岸田紘之 協力|もりみわこ 182 x 117 mm 160ページ 2023.5.21 テーマ やさしいともだち 表紙イラスト|大白小蟹 【雑談】 澤部渡(スカート)×蓮見翔(ダウ90000) 【インタビュー】 杉田協士 安藤奎(劇団アンパサンド)×佐久間麻由(爍綽と) 栗原×テリー 【寄稿】 福富優樹(Homecomings) ゆっきゅん 【マンガ】 カウ・リバー 夕暮宇宙船 【編集部】 上垣内舜介|フレンズ・アゲイン 原航平|幸先のいい夜 もりみわこ|台所から オタ朋鼎談 「やさしいともだち」に関するカルチャーレビュー(本や映画9作品)