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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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●サイン本 Distance|今日マチ子
¥1,650
発行:rn press B6判 縦182mm 横128mm 192ページ 並製 定価 1,500円+税 ISBN978-4-910422-02-2 2020年4月の緊急事態宣言以降、ソーシャルディスタンスが当たり前になっていく人々の様子、街の様子を、丁寧に、静かに描き続けた今日マチ子さん。頑張る人にそっと寄り添うような視点で描かれた一冊です。漫画家・今日マチ子さんの想いが詰まった1年間の日記のような作品集。 ● 今日マチ子 関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=今日マチ子
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大邱の夜、ソウルの夜|ソン・アラム
¥1,980
翻訳 吉良佳奈江 解説 町山 広美 B5変形、並製、176ページ 価格:¥ 1,800+税 ISBN 978-4-907239-59-6 韓国の人気漫画家ソン・アラムの代表作。ふたりの女の乾いた涙の跡にうつしだされる「友情」の物語。 ソウルで奔放に育ったはずのホンヨン。家父長制が根強く残る大邱(テグ)からの脱出を試みるコンジュ。ふたりの女の乾いた涙の跡にうつしだされる「友情」の物語。 人気漫画家ソン・アラムの代表作を『韓国が嫌いで』の訳者、吉良佳奈江が全訳。 東京・下北沢でグラフィックノベル専門書店「BSEアーカイブ」を主宰する町山広美のコラムを収録。
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乱反射|小島なお
¥1,540
現代短歌クラシックス12 発行 書肆侃侃房 四六判変形/並製/128ページ 定価:本体1,400円+税 ISBN978-4-86385-574-8 C0092 装幀:加藤賢策 何ひとつ知りすぎたことないままにわれは二十歳になってしまいぬ 現代短歌新人賞と駿河梅花文学賞をW受賞し、映画化もされた小島なおの第一歌集が新装復刊。 【収録歌より】 こころとは脳の内部にあるという倫理の先生の目の奥の空 もう二度とこんなに多くのダンボールを切ることはない最後の文化祭 講堂で賛美歌うたう友達のピアスの穴を後ろから見る 噴水に乱反射する光あり性愛をまだ知らないわたし なにもないこともないけどなにもない或る水彩画のような一日 【著者プロフィール】 小島なお(こじま・なお) 1986年、東京生まれ。青山学院高等部在学中に短歌を作り始める。2004年、角川短歌賞受賞。歌集に『乱反射』(現代短歌新人賞、駿河梅花文学賞)、『サリンジャーは死んでしまった』、『展開図』。千葉聡との共著『短歌部、ただいま部員募集中!』(岩波書店)。日本女子大学講師。信濃毎日新聞歌壇選者。
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BAUHAUS HUNDRED 1919−2019 バウハウス百年百図譜|伊藤俊治
¥3,960
SOLD OUT
発行 牛若丸 発売 Book&Design 造本 松田行正 A5判変型、上製本、264頁 3,600円+税 ISBN978-4-909718-05-1 2021年12月8日発売 1919年にドイツで開校され、近代芸術史に大きな足跡を残した美術学校バウハウス。バウハウスの教育がアート、建築、デザインに与えた影響について、美術史家の伊藤俊治が執筆したのが本書です。著者が所蔵するバウハウス関連書100 冊を紐解きながら、バウハウス100 年の歴史を考察。貴重な蔵書100 冊の表紙と中頁を掲載した保存版です。ユニークなブックデザインで定評のある松田行正が造本を担当。手元に置いておきたくなるデザインでお届けします。 目次 第1章 バウハウス百年 その創造と教育 1919-2020 第2章 光の創造体 アクトバウハウス 1919-1999 第3章 ニューバウハウスとダイナミック・イコノグラフィ 空間と視覚の相互浸透 第4章 デジタル・バウハウス再考 創造と教育の新たな回路
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青の国、うたの国 宮崎で暮らした6年半、毎月綴った“海のあお通信”|俵万智
¥1,870
発行:ハモニカブックス 四六判 258ページ 価格 1,700円+税 ISBN978-4-907349-25-7 初版 2023年4月19日 7年前、石垣島から宮崎県に移住した彼女。そこは青い海と青い空、そして「短歌」が愛されている土地だった。 日向市出身の若山牧水が「樹は妙に草うるはしき靑の國 日向は夏の香にかをるかな」と詠んだように、宮崎は「青の国」であり、「うたの国」なのだ。 その暮らしは、ほんとうの意味での豊かさを感じさせてくれる。 美味しいものと、素敵な人たちと、生活に根づく文化。 そして短歌が常に身近にあった。 77の歌を起点に綴られた、宮崎日日新聞連載「海のあお通信」に加筆修正したエッセイ集。 装画は荒井良二。
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私のアルバイト放浪記|鶴崎いづみ
¥2,198
SOLD OUT
- 発 行:観察と編集 - 仕 様:A5判(210 × 148 × 13.8ミリ)192頁 - 番 号:978-4-86763-008-2 - 初 版:2023年4月30日 - 予 価:1,998円+税 「私にとってアルバイトは、ふだん垣間見ることのない社会のいろんな側面を見学する、フィールドワークのような意味をもっていた。」 美大卒業後、創作活動の傍らおよそ15年もの間、いくつものアルバイトを転々とすること15種以上。ときにエプロンをまとい富裕層のお風呂を磨きあげ、ときに雨合羽をはおり水道メータを検針してまわる。数々の職を通して、虎視眈々とつぶさに社会を観察し続けた著者による、社会観察・ノンフィクション・エッセイ漫画。 目 次 リペアスタッフ 学習塾講師 測量会社従業員 頭部モデル イラストレーター 梅調査員 工場作業員 測量会社従業員その2 宅急便受付スタッフ お掃除スタッフ 水道検針員 引越梱包スタッフ 面接編 工場DTPスタッフ 中国人予備校DTPスタッフ 青果部スタッフ 著 者 略 歴 鶴崎いづみ〈つるさき・いづみ〉 1982年福岡県生まれ。ものごとをとらえなおす試みをおこなっている。美術大学卒業後、編集プロダクションに就職、2年半勤務する。2013年〜22年オルタナティブスペース「路地と人」(東京・神田)の運営に加わる。14年より観察と編集を基礎として主に出版をおこなう試み「観察と編集」を始める。
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対訳 左川ちか選詩集 Selected Translations of Sagawa Chika's Poems
¥1,980
菊地利奈+キャロル・ヘイズ訳 発行 思潮社 推薦文=水田宗子、エリス俊子、松尾真由美 写真=花代 ブックデザイン=佐野裕哉 1980円(税込) 四六判並製・96頁 ISBN978-4-7837-4518-1 2023年3月刊 揺籃はごんごん音を立ててゐる 真白いしぶきがまひあがり 霧のやうに向ふへ引いてゆく the cradle crashes and crashes again pure white sea spray dances high disappearing into the distance like mist (「海の捨子 ABANDONED CHILD OF THE SEA」) 戦中・戦後の女性詩人の研究を専門とする研究者であり、バイリンガルの菊地利奈と、オーストラリアの日本文学者であり、翻訳者、故・キャロル・ヘイズの共訳による左川ちかの翻訳プロジェクト。1930年代に女性として、アジア、なかでも北海道というポストコロニアル的周縁を生き、いまなお鮮烈な印象を残す詩人の世界的再評価。 翻訳をみずからの「詩法」とした左川ちかへの時空を超えた応答。ヴァリアント「死の髯」「幻の家」、「海の天使」「海の捨子」、散文「魚の眼であつたならば」を含む、厳選24篇。
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遠景|井戸川射子
¥2,200
発行 思潮社 装画=著者 2200円(税込) 四六判上製・98頁 ISBN978-4-7837-3790-2 2022年6月刊 あなたはわたしを拡大して 体と言葉が通じないので泣いている わたしは見守る役だ (「荒れる木星表面」) 「口が互いに開き合い/迎えにきてくれる人を望んでいる/聡明な馬、正しい矢のように/行きたい場所がある気がする」(「帯の彫刻」)。離れ、広がっていくわたしたちの時間を、繊細になぞってゆく。中原中也賞、野間文芸新人賞をうけた注目詩人による、待望の第2詩集。好評重版!
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冬が終わるとき|竹中優子
¥2,200
SOLD OUT
発行 思潮社 装画=長谷川海 装幀=戸塚泰雄 2200円(税込) 四六判並製・96頁 ISBN978-4-7837-4512-9 2022年10月刊 第60回現代詩手帖賞 許すことと許さないことはいつも同じだけ難しいから 人は微笑みを覚える (「暴風域」) 「何を書いても自己愛の甘さは皆無。夢中になって他者を描き、その他者のなかに映る自分を、おおらかに放し飼いにしている」(小池昌代)。「この詩集を通して流れる川、それは大きくいえば文明の川なのだ。ああここには、世界中だれにでも共有される物語がある」(岡本啓)。伸びやかな言葉とたしかな意志で、季節を渡っていく、詩の風、散文の川。生をあざやかに書き継ぐ第1詩集。好評重版!
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生活フォーエバー(ファースト・ウォー)|寺井奈緒美
¥700
SOLD OUT
発行 ELVIS PRESS 148mm × 105mm 20 pages, softcover, offset print Publication date: April 2023 636yen + tax 寺井奈緒美が、自主制作で出版したZINEを、新装版としてリイシューしました。 『生活フォーエバー』を出版するきっかけとなった、短歌20首とショートエッセイ20篇を収録しています。 寺井奈緒美(てらい・なおみ) 1985年ホノルル生まれ。愛知育ち、東京在住。趣味は粘土で縁起のよい人形をつくること。 2019年4月、新鋭短歌シリーズ『アーのようなカー』( 書肆侃侃房)刊行。 2023年4月、短歌とエッセイ『生活フォーエバー』(ELVIS PRESS)刊行。
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●サイン入りポストカード付 生活フォーエバー|寺井奈緒美
¥1,980
SOLD OUT
発行 ELVIS PRESS 188mm × 128mm × 15mm 224 pages, softcover, offset print Publication date: April 2023 1800yen + tax この愛すべき、くだらなさ。 歌人として活動するほか、habotan名義で土人形を制作している寺井奈緒美による、初の短歌&エッセイ集。 2019年に書肆侃侃房より刊行された第一歌集『アーのようなカー』では、日常の片隅に忘れられた事物をそっと掬うような、ささやかで滑稽で、どことなく寂しい歌で、多くの読者を獲得しました。 本書には2021年の秋からおおそ1年の間に書いたエッセイ80篇と短歌160首が収録されています。書かれているのは、限られた行動範囲(ほとんどが部屋、そして職場、西友、たまに映画館)と限られた登場人物(私、S、ときどき同僚)の中でのまったく映えない日常。それがなぜだかすこぶる面白い。その想像力とユーモアは、私たちの抜き差しならない「生活」の見え方を変えてくれることでしょう。読めばきっと、明日への活力になること間違いなしの一冊です。 寺井奈緒美(てらい・なおみ) 1985年ホノルル生まれ。愛知育ち、東京在住。趣味は粘土で縁起のよい人形をつくること。 2019年4月、新鋭短歌シリーズ『アーのようなカー』( 書肆侃侃房)刊行。 2023年4月、短歌とエッセイ『生活フォーエバー』(ELVIS PRESS)刊行。
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浜へ行く 日記と、それを本にして売ることについて|蟹の親子
¥990
SOLD OUT
リトルプレス サイズ A6(文庫版)、スピン付き 背幅 約2.5cm 本文ページ数 493ページ 価格 990円(税込) 日記屋 月日のスタッフ、日記ZINE『にき』の蟹の親子さんの新しい日記本。2022年1月1日〜12月31日までの日記と、「ささやかな日記論(B面)」を収録。文庫本のカバーを外したような装丁。493ページと分厚く、スピン付きです。 「あの時あんなことがあったけどここには書かなかった、みたいなことがあったって、自分の記憶が欠けていくわけではないと思えると、安心する。 二〇二二年五月二十九日(日)の日記より」 著者プロフィール 蟹の親子 91年生まれ。関西在住。 日記文化への興味があり、東京・下北沢にある「日記屋 月日」でディレクターを担当し ている。2022年1月に『にき』というリトルプレスを出した。
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読書の日記 本を出す 指を切る お葬式|阿久津隆
¥2,200
発行 NUMABOOKS 文庫判、672ページ 本を読む人と、その生活。心地よく本を読むことに特化した〈本の読める店〉「fuzkue」店主による、読書の喜びに満ちた日記シリーズ、第3弾。 2018年5月10日から2018年10月3日までの分をまとめ、加筆・修正を加えたものです。 額に入れた絵画のような美しい表紙の、厚さ5cmのハードカバー。装画・長谷川海。 登場する本(一部):マルセル・プルースト『失われた時を求めて』ミシェル・レリス『幻のアフリカ』中井久夫『徴候・記憶・外傷』阿久津隆『読書の日記』保坂和志『ハレルヤ』滝口悠生『茄子の輝き』ロバート・クーヴァー『ユニヴァーサル野球協会』伊藤亜紗『どもる体』など。 阿久津隆(アクツタカシ) 1985年栃木県生まれ。東京・初台にある〈本の読める店〉fuzkue 店主。2020年4月には下北沢店もオープン。著書に『読書の日記』(NUMABOOKS)、『本の読める場所を求めて』(朝日出版社) ●関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=阿久津隆
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読書の日記 InDesign 入籍 山口くん|阿久津隆
¥2,200
発行 NUMABOOKS 文庫判、672ページ 本を読む人と、その生活。心地よく本を読むことに特化した〈本の読める店〉「fuzkue」店主による、読書の喜びに満ちた日記シリーズ、第4弾。 2018年10月4日から2019年2月2日までの分をまとめ、加筆・修正を加えたものです。 額に入れた絵画のような美しい表紙の、厚さ5cmのハードカバー。装画・カナイフユキ。 登場する本(一部):マルセル・プルースト『失われた時を求めて』吉田健一『時間』ケイト・ザンブレノ『ヒロインズ』アリ・スミス『両方になる』千葉雅也『意味がない無意味』坂口恭平『cook』ホルヘ・イバルグエンゴイティア 『ライオンを殺せ』庄野潤三『夕べの雲』など。 阿久津隆(アクツタカシ) 1985年栃木県生まれ。東京・初台にある〈本の読める店〉fuzkue 店主。2020年4月には下北沢店もオープン。著書に『読書の日記』(NUMABOOKS)、『本の読める場所を求めて』(朝日出版社) ●関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=阿久津隆
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上林曉傑作小説集 孤独先生
¥3,080
山本善行 撰 発行 夏葉社 四六判変形・ハードカバー 416ページ 昭和を代表する私小説作家、上林曉(1902―1980)。太宰治と同時期にデビューした作家は、心を病んだ妻を見つめ、のちに脳溢血によって半身不随となったあとも、震える左手で小説を書き続けました。その不屈の精神がすなわち作品になっていることが、作家の名を著名にしましたが、上林曉はいわゆる私小説以外にも、未来に残る美しい小説もたくさん残しています。2011年に制作した『星を撒いた街』は、作家のそうした美しい面に光を当て好評を博しましたが(4刷、5500部)、本書は同じコンセプトでつくる小説撰集の続編です。 装画は阿部海太さん。装丁以外にもカラー挿絵を10 点収録した豪華な本です。収録する短篇は初期の傑作「天草土産」ほか10点。本の大きさは新書サイズとほとんど同じです。432ページ、ハードカバー、背継ぎ表紙という瀟洒なデザインが、作家の瑞々しい作品の魅力を伝えます。ベストセラーにはなりませんが、長く、細々と売れる本になるのではと思います。ぜひご期待ください。 目次 007 天草土産 045 淋しき足跡 091 海山 137 夭折 171 トンネルの娘 199 冬営 221 清福 243 景色 261 ニ閑人交遊図 333 孤独先生 357 手風琴は古びた 401 撰者あとがき
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短編集 ヘンルーダ|松岡千恵
¥1,760
SOLD OUT
発行 岬書店 仕様:四六判変形 チリなし上製 176ページ 発売日:4月27日 女の子たちを描いた、生々しくて、美しくて、はかない世界。 著者の松岡千恵さんは丸善ジュンク堂書店に勤めています。同店のPR誌「書標」に評論を寄せられたことはありますが、岬書店より今回刊行するのは短篇集です。 丸善ジュンク堂書店と思われる書店を舞台にした「備品奇譚集」や、四人の姉妹の不思議な関係 を描く「レーテー」、女の子たちの友情を描く傑作「ヘンルーダ」など、5編を収録します。 間違いなく現実の身近な世界を描いているだけれど、どこかたよりなく、いつも現実ではないものが映り込む松岡さんの世界は唯一のものです。 「昔から年寄りがよく言う、ある存在。一日の始まりと終わりに繰り返し見つめるもの。 年が替わる澄んだ空気の朝や、もしくはむせかえるような夏の宵、桜が散りゆく雨の午後にひときわ、香り立つもの。「守り神」と呼ばれたものについて考えるとき、なぜだか彼女の姿が私の頭に、思い浮かぶのだ。」 松岡さんの小説を読んでいると、そのたびに驚きがあり、小説っていいな、と思います。装画、挿絵は山口法子さん。「私は書店員としての松岡さんに全幅の信頼を置いているが、知人としては相変わらず「謎」の人であり、更に今後はそこに『変な物語を書くひと」という新たな属性(?)が加わった。」と巻末に解説を寄せてくださったのは佐々木敦さん。「チリなし上製本」という珍しい仕様で、持っていてうれしくなる1冊です。
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会社員の哲学 増補版|柿内正午
¥1,200
SOLD OUT
発行 零貨店アカミミ 新書サイズ 160ページ 税込売価:1200円 2021年に発表し、ご好評いただいた哲学風エッセイが新書サイズになって帰ってくる。 読みやすさを向上させる改訂や、一章ぶんの増補を加え、より親しみやすい一冊になりました。 「会社員」というありふれているようでどうにも特異な立場から、現代社会を描き直す。 無名で、凡庸な会社員が書く当事者研究であり、民族誌であり、思想書であり、哲学書。 「素人が哲学や政治や経済を語るという、本来まったく普通のことが、異様なことのように捉えられるのは非常におかしい。僕は素人として、いけしゃあしゃあと、生煮えの持論を振りかざしてみようと思う。あらゆるイズムで簡単にわかった気になることもできる限り避けながら、自分個人の生活から、これはしっくりくるなあという考えだけを頼りに、いったん自分で考えてみたことを、素人臭い手法で書き進めていこうと思う。この試みはまた、素人であることの肯定が、そのまま無思慮や専門知の軽視を意味するわけではないということの表明にもなるだろう。まず自分の手持ちの語彙で言葉にしてみないことには、より確度の高い知識へのアクセスもできないんじゃないか。 自分の頭で考えるというのは、自分に都合のいい世界観だけに従順な生徒根性でもなければ、自意識過剰で安易な逆張り精神でもない。なんかもっとよりよく生きたいなーという、それ自体はなんの変哲もない欲求から始めてみることなのだと、僕は考えている。 」 (「はじめに」より)
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清潔な寝床|僕のマリ
¥1,500
SOLD OUT
リトルプレス 183mm × 129mm 76ページ 『常識のない喫茶店』『書きたい生活』(柏書房)の僕のマリさんによる、2022年6月〜12月の日記ZINE。 コロナに罹患する前の元気なとき、罹患したときのこと、そして後遺症で体調不良が続いた半年間の記録です。七歳上のパートナーと暮らしながら、街歩きする楽しさ、日々のごはんや喫茶店巡り、二人でコロナに罹った時の身体のあつさ、結婚の挨拶に行った真夏の暑い日、居酒屋でべろべろになるまで飲んだ日、鬱がひどく屋上で泣いていた日……。過ぎ去った日々の記録を読み返しながら、「人を大事にするってなんだろう」と考えていました。その答えは、日記を編んでようやくわかった気がします。 僕のマリ 1992年福岡県生まれ、文筆家。 2018年『ばかげた夢』『いかれた慕情』を発表(ともに自費出版)。 2021年『常識のない喫茶店』(柏書房)、『まばゆい』(本屋lighthouse)、2023年『書きたい生活』(柏書房)が出版されている。
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●サイン本 ユートピアとしての本屋 暗闇のなかの確かな場所|関口竜平
¥1,870
SOLD OUT
●サイン本 発行 大月書店 四六判 256ページ 定価 1,700円+税 ISBN978-4-272-33111-6 刊行日:2023年4月26日 たった一人で「小屋」から書店を立ち上げ、独創的な店づくりと果敢な発言で 注目される「本屋lighthouse」の若き店主による初の単著。腐敗と敵意、諦観が はびこる時代に、誰もが生きられる空間をつくるための実践と思考の書。 [目次] はじめに 1 本屋になるまでの話 2 メディア/クリエイターとしての本屋 3 ひとりの人間としての本屋 4 本屋にとっての反ヘイト・反差別とは 5 差別は道徳では解決しない 6 出版業界もまた差別/支配構造の中にある 7 セーファースペースとしての本屋 8 教室としての本屋 9 ユートピアとしての本屋 おわりに 〈著者プロフィール〉 関口竜平(せきぐちりょうへい) 1993年2月26日生まれ。法政大学文学部英文学科、同大学院人文科学研究科英文学専攻(修士課程)卒業ののち、本屋lighthouseを立ち上げる。将来の夢は首位打者(草野球)。特技は二度寝。
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●サイン本 電車のなかで本を読む|島田潤一郎
¥1,760
●サイン本 発行 青春出版社 四六判 縦188mm 横128mm 厚さ12mm 200ページ 定価 1,600円+税 ISBN978-4-413-23299-9 発行 2023年4月21日 良いと思うものだけを刊行してきた、ひとり出版社・夏葉社の代表が、これまでに読んできたなかから、自分の体験をまじえつつ、珠玉の49冊を紹介します。 著者は、鬱屈としていた20代、すがるように本を読みました。本のなかには、自分と同じように、思い通りにいかない人生にもがいている人がいたり、自分の狭い考えを広げてくれる先達がいました。 本書は、高知新聞別刷り「K+(ケープラス)」に連載された選りすぐりの寄稿文を加筆・修正し、さらに書き下ろしを3編加えました。 「ぼくは電車のなかでは原則、スマホを見ずに、本を読んでいました。そうすると、だいたい1週間で1冊本が読めて、年間で50冊本が読めました。10年電車で本を読めば500冊もの本が読めます。それは間違いなく、人生を豊かにしてくれます」(著者)。 誰かの人生を支える本を作りたいと願う著者が、読書の素晴らしさを伝えます。 著者プロフィール 島田潤一郎 (シマダジュンイチロウ) (著/文) 1976年、高知県生まれ。東京育ち。日本大学商学部会計学科卒業。大学卒業後、アルバイトや派遣社員をしながら小説家を目指していたが挫折。編集経験のないまま、2009年、吉祥寺にて夏葉社を創業し、「ひとり出版社」の先がけとなる。著書に『古くてあたらしい仕事』(新潮社、2019年)、『あしたから出版社』(ちくま文庫、2022年)など。
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新版 ECMの真実|稲岡邦彌
¥4,180
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発行 カンパニー社 四六判並製:576頁 発行日:2023年4月18日 本体価格:3,800円(+税) ISBN:978-4-910065-11-3 1973年にECMがECMレーベルをまとっての国内プレス盤の発売以来50周年を迎える2023年。一度は発作に倒れた総師マンフレート・アイヒャーが不死鳥のように蘇り80歳を迎える。河出書房新社より2001年(初版)、2009年(増補改訂版)と刊行され、日本の音楽ファンに読み継がれてきた『ECMの真実』をさらに大幅に増補改訂した『新版 ECMの真実』。 1969年にマンフレート・アイヒャーによって設立されたECM(Edition of Contemporary Music)Recordsは、“沈黙に次ぐ最も美しい音(The Most Beautiful Sound Next to Silence)”をコンセプトに50余年にわたって今なお唯一無二の存在であり続けている。ドイツ・ミュンヘンで20代の若者が始めた小さなレーベルは、いかにして世界を牽引するレコード会社となったのか。本書はECMの初期10年間にレーベル・マネジャーとして尽力した著者による無類の歴史物語=ECMの真実であり、とりわけ日本とのかかわりがECMにとって強力な起爆剤となっていたことが克明に描き出される。マンフレート・アイヒャーを軸として浮かび上がる「ECMの軌跡」、さまざまな関係者の証言による「ECMの伝説」の2部構成。今回の「新版」では、ECMと深い関わりのある人物のインタヴューを多数追加し、また日本におけるECM受容の一端を示す資料を掲載する。約200ページ増の大ヴォリューム。現代音楽としてのジャズ、前衛音楽としてのクラシック、“沈黙に次ぐ最も美しい音”に迫る。 ▼目次 まえがき 巻頭に寄せて マンフレート・アイヒャー キース・ジャレット 【第 Ⅰ 部 ECMの軌跡】 ●第1章 トーチを受けて 黎明期 1 リンダウ、ベルリン、ミュンヘン 2 マル・ウォルドロン 3 ディストリビューション 4 ポール・ブレイ 5 初プロデュース ●第2章 異端としての出発 1970年代 1 ヤン・ガルバレク 2 ヤン・エリック・コングスハウク 3 デイヴ・ホランド 4 チック・コリア 5 独占契約 6 アンソロジー 7 デイヴ・リーブマン 8 ジョン・アバークロンビー 9 キース・ジャレット 10 スタンダーズ ●第3章 新たな挑戦 1980年代 1 アート・アンサンブル・オブ・シカゴ 2 ジャック・ディジョネット 3 フォト・セッション 4 契約終了 5 コリン・ウォルコット 6 ドン・チェリー 7 ニュー・シリーズ 8 パット・メセニー ●第4章 メディアを超えて 1990年代 1 ECMと映画 2 『レインボー・ロータス』 ●第5章 創立50周年に向けて 2000年以降 1 オスロの虹 2 ECMと日本(日本人) 3 ニュー・シリーズを総括する 4 創立40周年を迎えて 5 アイヒャー生誕70年と周年イベント 【第 Ⅱ 部 ECMの伝説】 ●第6章 証言 01トーマス・ストゥーヴサント/02ハンス・ヴェンデル/03スティーヴ・レイク/04リー・タウンゼント/05デイヴィッド・ベイカー/06カーラ・ブレイ/07中野雄/08鯉沼利成/09及川公生/10矢野泰三/11大江旅人/12福井亮司/13大村幸則/14五野洋/15丸茂正樹/16内藤忠行/17菅野沖彦/18オノ セイゲン/19原田和男/20佐々木吉彦/21斉藤嘉久/22海老根久夫/23多田雅範/24堀内宏公/25ヤン・ガルバレク/26デイヴ・ホランド/27キース・ジャレット/28ジャック・ディジョネット/29ゲイリー・バートン/30ラルフ・タウナー/31デイヴ・リーブマン/32ジョン・アバークロンビー/33リッチー・バイラーク/34トマシュ・スタンコ/35エグベルト・ジスモンチ/36ミロスラフ・ヴィトウス/37ジョン・サーマン/38ディノ・サルーシ/39アルヴォ・ペルト/40小曽根真/41キム・カシュカシャン/42ハイナー・ゲベルス/43マルクス・シュトックハウゼン/44チャールス・ロイド/45ドロシー・ダー/46ギヤ・カンチェーリ/47ケティル・ビヨルンスタ/48レーナ・ヴィッレマルク/49ヘルベルト・ヘンク/50ヨン・バルケ/51アリルド・アンデルセン/52スタンリー・カウエル/53スティーヴ・キューン/54トム・ファン・デア・ゲルト/55シュテファン・ミクス/56ポール・ブレイ/57マリリン・クリスペル/58ビル・フリゼール/59加古隆/60エンリコ・ラヴァ/61ステファーノ・ボラーニ/62ニック・ベルチュ/63ジョルジュ・グルンツ/64タイガー大越 ●第7章 対話 01 マンフレート・アイヒャー 02 スティーヴ・レイク 03 サン・チョン 04 ロベルト・マゾッティ 05 ポール・ブレイ 06 ヴァネッサ・ブレイ 07 アリルド・アンデルセン 08 キース・ジャレット 09 トーマス・モーガン 10 マティアス・アイク 11 ヤコブ・ブロ 12 イーサン・アイヴァーソン 13 菊地雅章 14 福盛進也 15 田中鮎美 16 デュオ・ガッザーナ 17 J.A.ファーバーとJ.E.コングスハウクを継ぐエンジニアたち ●第8章 エッセイ広告 『ユリイカ』 『カイエ』 あとがき 索引 著者:稲岡邦彌(いなおか・くにや) 1943年伊丹市生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。1973年、トリオ・ケンウッド時代に独ECMとライセンス契約を交わし、以来10年間、レーベル・マネジャーとしてECMの市場開発に尽力する。その間、洋楽部長、制作部長を歴任。2004年、web-magazine「JazzTokyo」を共同創刊、編集長に就任。音楽プロデューサーとして1998年、ジャズ・レーベル Transheartを設立、菊地雅章、ポール・ブレイ、リッチー・バイラークなどのアルバムを、2020年、King International内にNadja21レーベルを創設、中牟礼貞則&三吉功郎、渋谷毅&仲野麻紀などのCDをそれぞれ制作。共著に『ジャズCDの名盤』(文春新書)、編著にCD-ROM/BOOK『及川公生のサウンド・レシピ』(ユニコム)『増補改訂版 ECM Catalog』(東京キララ社)がある。
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酒場の君|武塙麻衣子
¥880
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リトルプレス 文庫サイズ、79ページ 2023.4.16 発行 日記ZINE『驟雨とビール』などの武塙麻衣子さんが、昨年9月から今年2月までの半年間、好きな飲み屋さんを巡って書いた酒場エッセイ集。選りすぐりの19店を紹介。早い時間からふらりと飲み屋に行きたくなる一冊。
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にき|蟹の親子
¥880
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リトルプレス サイズ A6(文庫サイズ) 日記屋 月日のスタッフ、蟹の親子さんの日記本。 2021年4月1日から12月31日までの日記と、「ささやかな日記論」のほか、これから日記をつけてみたい人へ向けた「日記のたね」も収録。 著者プロフィール 蟹の親子 91年生まれ。関西在住。 日記文化への興味があり、東京・下北沢にある「日記屋 月日」でディレクターを担当し ている。2022年1月に『にき』というリトルプレスを出した。
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丸と円|東郷清丸
¥550
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リトルプレス 文庫サイズ、中綴じ 16ページ ミュージシャンの東郷清丸さんによる、子供にまつわる散文集。 「人と喋っているとき、「子供ができてから自身になにか変化がありましたか?」という質問を、度々される。いろんなことが大きく変わったような気がするけど、それを受け答えのその場で言葉にしようとしてもなかなか難しい。 その変化はあるときはとても急で、あるときは意識できないほどゆっくりだから。」(本文より)