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open 12-19|水木定休
2 sat. - 4 mon. 出店|大阪β本町橋※元町店舗は休
5 tue. 臨時休業
6 wed. 営業/店内ライブ|細井徳太郎/山内弘太/千葉広樹
9 sat. 店内ライブ|藤井邦博/ゑでぃまぁこん
16 sat. 店内ライブ|畑下マユ/潮田雄一
29 fri. 店内イベント|姜アンリ朗読会
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カメラは光ることをやめて触った|我妻俊樹
¥2,090
発行 書肆侃侃房 四六判、並製、224ページ 定価:本体1,900円+税 ISBN978-4-86385-569-4 C0092 装丁:山田和寛+佐々木英子(nipponia) 栞文:瀬戸夏子、平岡直子 夏の井戸(それから彼と彼女にはしあわせな日はあまりなかった) 我妻俊樹の短歌を初めて集成する待望の第一歌集。 誌上歌集「足の踏み場、象の墓場」から現在までの歌を含んだ唯一無二の686首。 わたしがポストニューウェーブ世代でもっとも影響を受けた歌人は我妻俊樹だ。 この歌集を前にして、可能な限り無力な読者として存在してみたかった、と思った。 ──────瀬戸夏子 心がないものにこそ心があると思うから、こういう歌だけを信じられる。 我妻さんの歌は、無数の蛍が放たれた小さな暗がりのようで、一首の歌がいくつもの呼吸をしている。 ──────平岡直子 【収録歌より】 名刺だよ 髪の毛を切って渡すと私のことに気づいてくれる 秋が済んだら押すボタン ポケットの中で押しっぱなしの静かな神社 渦巻きは一つ一つが薔薇なのに吸い込まれるのはいちどだけ ガムを噛む私にガムの立場からできるのは味が薄れてゆくこと 橋が川にあらわれるリズム 友達のしている恋の中の喫茶店 【栞】 瀬戸夏子「それなのにまばたきの」 平岡直子「わたしはみることをやめてみられた」 【著者プロフィール】 我妻俊樹(あがつま・としき) 1968年神奈川県生まれ。2002年頃より短歌をはじめる。2003年から4年連続で歌葉新人賞候補。2008年、同人誌「風通し」に参加。平岡直子とネットプリント「ウマとヒマワリ」を不定期発行。2016年、同人誌「率」10号誌上歌集として「足の踏み場、象の墓場」発表。2005年に「歌舞伎」で第3回ビーケーワン怪談大賞を受賞し、怪談作家としても活動する。著書に『奇談百物語 蠢記』、〈奇々耳草紙〉シリーズ、〈忌印恐怖譚〉シリーズ(いずれも竹書房文庫)など。その他共著に『kaze no tanbun 特別ではない一日』『同 移動図書館の子供たち』(柏書房)、『平成怪奇小説傑作集2』(創元推理文庫)、『ショートショートの宝箱』(光文社文庫)、『てのひら怪談』(ポプラ文庫)など。
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山羊と水葬|くぼたのぞみ
¥1,760
発行 書肆侃侃房 四六判、並製、216ページ 定価:本体1,600円+税 ISBN978-4-86385-494-9 C0095 ブックデザイン:成原亜美(成原デザイン事務所) 装画:尾柳佳枝 ノーベル文学賞受賞者クッツェーの翻訳者として名高い著者は北海道の雪深い地で少女時代を過ごした。本書は、彼女の少女時代を通して、詩人として、フランス文学の研究者として成功するまでの濃密な時間を雪が降り積もり溶けていくようにつづった珠玉のエッセイ集。 この豊かに実のなる大樹の根っこはどうなっているんだろうと掘ってみたら、北海道の雪原や、ジャズや、アフリカの大地や、詩や、動物たちがざっくざっく出てきた。 くぼたさんの知とフェアネスと言語感覚は、こんなにたくさんの養分の上に育っていたのだ!――岸本佐知子〈翻訳家〉 吹雪もやんで、きらきらと雪原に光が反射して、目が痛いほど晴れわたる朝、山羊小屋から緊張した気配が伝わってきた。山羊が鼠捕りの毒だんごを食べたのだ。積雪は一メートルをゆうに超し、土まで掘るのはとても無理。凍った山羊の体を馬橇にのせて、吹雪のなかを石狩川の鉄橋へ。男たちが声を合わせて筵ごと持ちあげ、緑色の欄干の向こうへ落とす。水葬だ。水しぶきが見えたかどうか。白く煙る雪のなかに「それ」は消えていった。少女の記憶はそこでふっつり途切れる。 「山羊と水葬」より 【著者プロフィール】 くぼたのぞみ 一九五〇年、北海道新十津川生まれ。翻訳家・詩人。 著書:『J・M・クッツェーと真実』(白水社)、『鏡のなかのボードレール』(共和国) 詩集:『風のなかの記憶』(自家版)、『山羊にひかれて』(書肆山田)、『愛のスクラップブック』(ミッドナイト・プレス)、『記憶のゆきを踏んで』(水牛/インスクリプト) 訳書:J・M・クッツェー『少年時代の写真』(白水社)、『マイケル・K』(岩波文庫)、『鉄の時代』(池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-11、河出文庫)、『サマータイム、青年時代、少年時代││辺境からの三つの〈自伝〉』(インスクリプト)、ポール・オースターとの『往復書簡集』(共訳、岩波書店)、『ダスクランズ』『モラルの話』(共に人文書院)、チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ『なにかが首のまわりに』『アメリカーナ』(共に河出文庫)、『半分のぼった黄色い太陽』『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』『イジェアウェレヘ フェニミスト宣言、15の提案』(いずれも河出書房新社)、サンドラ・シスネロス『マンゴー通り、ときどきさよなら』『サンアントニオの青い月』(共に白水Uブックス)、マリーズ・コンデ『心は泣いたり笑ったり』(青土社)、ゾーイ・ウィカム『デイヴィッドの物語』(大月書店)ほか多数。
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町でいちばんの素人|柿内正午
¥1,500
SOLD OUT
発行 零貨店アカミミ 価格:1,500円(税込) サイズ:A5 265ページ 読んで書く人、柿内さんの『プルーストを読む生活』(H.A.B)の翌日からの日記。 ●プルーストを読む生活 https://honnosiori.buyshop.jp/items/55221419 柿内正午 1991年生まれ。会社員。 休日はお芝居をつくったり、価値のないものを愛でるユニット「零貨店アカミミ」としての細々とした活動を企てています。 noteにて、読書日記を毎日更新中。( https://note.mu/amokgoodish ) 夫婦で「家」づくりの試行錯誤の記録も書いてます。 ●関連書籍 https://honnosiori.buyshop.jp/search?q=柿内正午
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死ぬまで生きる日記|土門蘭
¥2,090
SOLD OUT
発行 生きのびるブックス 発売日 2023/04/20 ページ数 264p 判型(実寸) 188mm × 128mm ISBN 978-4-910790-09-1 日常生活はほとんど支障なく送れる。「楽しい」や「嬉しい」、「おもしろい」といった感情もちゃんと味わえる。それなのに、ほぼ毎日「死にたい」と思うのはなぜだろう? カウンセラーや周囲との対話を通して、ままならない自己を掘り進めた約2年間の記録。 目次 はじめに 第1章 私は火星からやってきたスパイなのかもしれない 第2章 「『死にたい』と感じてもいいのだと、自分を許してあげてください」 第3章 「自分で自分の『お母さん』になれたらいいですね」 第4章 「肯定も否定もせずに、ただ感情に寄り添ってみてください」 第5章 「『解決しよう』と思わなければ、問題は問題ではなくなるんです」 第6章 「私はずっと、日本人になりたかったんです」 第7章 「『過去』は変えられなくても、捉え直すことはできます」 第8章 「あなたは、必死に生きようとしています」 第9章 地球以外の場所で、ひとりぼっちでものを書く人たち 第10章 居心地の良いように「火星」を作り替えていけばいい 第11章 「生きている限り、人と人は必ず何かしらの形で別れます」 第12章 「書いて、読むことで、私たちは何度でも出会えます」 最終章 「お守り」を感じながら生きていく おわりに 著者略歴 土門蘭【著】 1985年広島県生まれ。小説・短歌などの文芸作品や、インタビュー記事の執筆を行う。著書に歌画集『100年後あなたもわたしもいない日に』(寺田マユミとの共著)、インタビュー集『経営者の孤独。』、小説『戦争と五人の女』、エッセイ『そもそも交換日記』(桜林直子との共著)がある。
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●B品 差異と重複|柿内正午
¥2,880
SOLD OUT
●こちらはB品(傷、汚れ、イタミあり)でのご用意となります。 写真は一例です。 定価の10%引きで販売しております。 返品・交換は承れませんのでご了承ください。 ※美本は版元在庫切れ・重版予定なし 発行 零貨店アカミミ A5判、780ページ 二段組 並走する二つの日記。 停滞と変容の諸相。 どうでもよくない、代わり映えしない毎日。 2021年と2022年の日記が並走する大きな日記の本。 「自分の日記を読み返しているうちに、もっと書かなくちゃなという気持ちが湧いてくる。この頃の僕は書けない読めないとぼやきつつもなんだかんだ結構読んでいるし書いているのだ。今の僕の方がずっと読めていないし書けていない。この数週間も、後で読み返すときには結構読めてるし書けてるじゃん、と感じるのだろうか。今回ばかりは、そうでもない気がするんだよなあ。というこれもまた、毎回思っていることなのだけど。一日として同じ日はない、というあまりに当然のことすらなんだか忘れてしまうようで、日記を読み返すと、確かに全部ちがう日だなあということと、とはいえ同じような日ばかりだということがよくわかる。同じようなことの繰り返しでも全く同じということはなく、その微妙な差異が積もり積もっていつのまにか見知らぬところにまで辿り着いていたりもするのだ。」(本文より)
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心は胸のふくらみの中|菊竹胡乃美
¥1,650
発行 書肆侃侃房 四六判、並製、120ページ 定価:本体1,500円+税 ISBN978-4-86385-568-7 C0092 装丁 成原亜美 装画 安藤智 トロの吐露リスのリスクたわしのわたし掬ってほしい救ってほしい 涙、傷、痛み、女の身体をもつこと。今生きていること全部載せ。 正直でラフでせつなくて、作者を好きになってしまう。 ────飯田有子(歌人) 日常のたしかな憤りとときどきの喜びが、 「わたし」の人生を祝福するように歌われていました。 ────和田彩花(アイドル) 【収録歌より】 おんなというもの野放しにして生きるには多すぎる爆撃機 愛はお金お金は愛じゃないけれど津波のようなパトロンが欲しい 素敵なことと思う友達の妊娠は知らない国の夜明けみたいな 冷や麦をゆでる八月平和とはわたしでいること家系図途絶えて iPS細胞は元気にやってるのかなあこっちは元気よマヨネーズ山盛り 女の子を好きなぼくに好きだと言う男の子をなでるぼくの手のひら 賃金のすくなさ自転車を漕ぐちから肉まんふたつ分のおっぱい 独身のからだでどこまで行けるだろうずっと遠洋の漁船の灯り 【著者プロフィール】 菊竹胡乃美(きくたけ・このみ) 1995年福岡県生まれ。2015年から短歌を始める。
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氷|アンナ・カヴァン
¥990
訳 山田 和子 ちくま文庫 990円(税込) 刊行日: 2015/03/10 判型:文庫判 ページ数:288 ISBN:978-4-480-43250-6 「見たこともないような美しく冷酷なものに、からめとられる」 ――川上弘美(解説) 異常な寒波のなか、私は少女の家へと車を走らせた。地球規模の気候変動により、氷が全世界を覆いつくそうとしていた。やがて姿を消した少女を追って某国に潜入した私は、要塞のような“高い館”で絶対的な力を振るう長官と対峙するが…。迫り来る氷の壁、地上に蔓延する略奪と殺戮。恐ろしくも美しい終末のヴィジョンで、世界中に冷たい熱狂を引き起こした伝説的名作。 アンナ・カヴァン イギリスの作家。1901年、フランスのカンヌ生まれ。ヘレン・ファーガソン名義で長篇数作を発表後、『アサイラム・ピース』(40)からアンナ・カヴァンと改名。不安定な精神状態を抱え、ヘロインを常用しながら、不穏な緊迫感に満ちた先鋭的作品を書き続ける。世界の終末を描いた傑作『氷』(67)で注目を集めたが、翌68年に死去。
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素粒子|ミシェル・ウエルベック
¥1,540
訳 野崎 歓 ちくま文庫 1,540円(税込) 刊行日: 2006/01/10 判型:文庫判 ページ数:448 ISBN:978-4-480-42177-7 人類の孤独の極北に揺曳する絶望的な“愛”を描いて重層的なスケールで圧倒的な感銘をよぶ、衝撃の作家ウエルベックの最高傑作。文学青年くずれの国語教師ブリュノ、ノーベル賞クラスの分子生物学者ミシェル―捨てられた異父兄弟の二つの人生をたどり、希薄で怠惰な現代世界の一面を透明なタッチで描き上げる。充溢する官能、悲哀と絶望の果てのペーソスが胸を刺す近年最大の話題作。
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コンプレックス・プリズム|最果タヒ
¥1,320
SOLD OUT
発行 大和書房 出版年月日 2020/03/18 ISBN 9784479393405 判型・ページ数 四六 ・ 120ページ 定価 1,320円(本体1,200円+税) あなたがあのころに感じた傷は、いまどうなっていますか? コンプレックス・プリズム、わざわざ傷をつけて、 不透明にした自分のあちこちを、持ち上げて光に当ててみる。 そこに見える光について、今、ここに、書いていきたい。 ーー「はじめに」より 今最も注目される稀代の詩人・最果タヒ。その大人気連載がついに書籍化! 書き下ろしのエッセイに加えて、書籍だけの漫画も収録。漫画は嘉江さん。 劣等感にあてた光が乱反射して言葉となって煌めく、珠玉のエッセイ集。
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さっきまでは薔薇だったぼく|最果タヒ
¥1,320
SOLD OUT
発行 小学館 定価1320円(税込) 発売日2022.04.13 判型/頁4-6/96頁 ISBN9784093888561 斬新な日本語が心に沁みる感動的な最新詩集 それぞれの詩のタイトルが、すでに「詩」になっているようだ。――「冬の薔薇」「指」「惑星」「生理詩」「猫戦争」「才能」「飛ぶ教室」「ぼくたちの屍」「無人駅」「春の薔薇」など全43篇収録。 以下、少しだけご紹介―― 《恋が恋だという確証はどこにもないまま/死体になっても手を繋いでいたらその愛は本当って信じている人のため/死体の手を結びつける仕事をしている 本当の死神の仕事》――(「恋は無駄死に」から一部引用) 《「春の、川の上に、光を凍らせて、削ってできた粒を撒いていく仕事をしています、/あなたたちがきれいだと言うのは私が嘘をついているから。》――(「me & you」から一部引用) 最後に、「激流」という短い詩を全篇。 《死を逃れ逃れ、命を、泳ぎ切って残るは/無数の誰かの手の跡ではなく無数の桜のはなびらで//一度も好きでなかった花に囲まれて死ぬ/一度も好きでなかった花に囲まれて死ぬ//「故人は優しい人でした」/私の好きな色は白でも黒でもない/でも冬は好きでした/誰も話を聞いていない/私だけが知っている桜の木々よ さようなら》――(「激流」) 詩という言葉の連なりが、言葉にできない部分まで伝わる、いや、確かに私たちに届く。
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アヒル命名会議|イ・ラン
¥1,980
斎藤 真理子 訳 発行 河出書房新社 単行本 B6変形 ● 284ページ ISBN:978-4-309-20814-5 ● Cコード:0097 発売日:2020.11.21 神「お前、なんで生きとる?そんなことで次の天地創造までやっていけると思うのか?」――仕事、友だち、家族、恋人、性別、神様…新時代の自由を拓く稀代のアーティスト、待望の初小説集。後藤正文氏推薦 詩、戯曲、小説、随筆、そして音楽。 誠実に、ユーモラスに、自分らしくそれらを行き来すること。 僕はイ・ランに憧れている。 ーー後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION) ソウル全域を食人ウィルスが襲う。その時、若い男女と一匹の猫はーー。(「いち、にの、さん」) かっとしやすく偏屈な神のもと、動植物や自然現象を創造する天使たち。(「アヒル命名会議」) ゾンビ映画のエキストラ出演画像がSNSでバズり、突然有名になった気弱な俳優の切実な叫びとはーー。(「手違いゾンビ」) すべてをゼロから問いなおす、13の物語。 著者 イ・ラン (イ,ラン) 1986年ソウル生まれ。シンガーソングライター、エッセイスト、作家、イラストレーター、映像作家。著書に小説『アヒル命名会議』、エッセイ『悲しくてかっこいい人』『話し足りなかった日』など。 斎藤 真理子 (サイトウ マリコ) 翻訳家。訳書にチョ・セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』、チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』、ペ・スア『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』ほか。著書に『韓国文学の中心にあるもの』ほか。
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35歳からの反抗期入門|碇雪恵
¥1,210
SOLD OUT
発行 温度 デザイン:飯村大樹 ページ数:126ページ 判型:B6 2019年、35歳で反抗期を発症した著者が始めたブログをもとに、文章を修正&加筆したものをまとめたZINE。ネットでなく紙の本だからこそ書けることがあるという思いのもと、個人的な話を追記されています。 目次: はじめに べつに自由じゃない リクナビペアーズマイナビティンダー しあわせな村人だったときのこと やさしさもSEXも両方あっていいーー映画『この星は、私の星じゃない』をみて STOP神格化(そして健康に目を向ける) この世のすべての人のためには泣けない 東京の価値観 善き行動の一部始終 俺の値段は俺が決める トイレその後に(男性ver.) 産まれたらもう無力ではないーー映画『ハッピーアワー』をみて 花束には根がない 遅れてきたレイジアゲインスト花 いまさらですけど花束雑感ーー映画『花束みたいな恋をした』をみて 夢のよう、っていうか実際夢だった 愛に気がつくためのケアをーー映画『すばらしき世界』をみて 派遣とフリーランス兼業の現状と悩み 打算のない関係だけが美しいのかーー映画『愛について語るときにイケダの語ること』をみて 雑な言葉に抵抗したい STOP神格化2022(というかBreak the ファンタジー)
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moving days|平野愛
¥3,300
発行 誠光社 A5横 / 176P / フルカラー / 並製PUR製本 どこへではなく、何から引っ越すのか。 当たり前の風景が束の間非日常へとほどけ、また新しい日常が積み上げられていく。 そのあわいに美しい光とともにあった、7組の"moving days”。 人生の節目に訪れる「瞬間」であると同時に、時間を伴う「ストーリー」でもある「引っ越し」という祝祭/儀式を、そのストーリーを綴ったテキストと、繊細な色合いのフィルム写真で捉えた写真集。2018年に私家版として刊行され、好評を博した私家版写真集のコンセプトとタイトルを受け継ぎ、その後に撮り下ろされた7組の引っ越しを収録。同写真集にインスパイアされたアルバムもリリースしているHomecommingsの福富優樹による書き下ろしエッセイを巻末に収録。彼ら彼女らは、そしてわたしたちは何から引っ越してきたのか。人生の節目節目で開きたい、あなたの大切な一冊になることでしょう。
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小島|小山田浩子
¥2,090
発行 新潮社 発売日:2021/04/28 装幀 PHILIPPE WEISBECKER 畳|TATAMI 2016/装画、篠あゆみ/撮影、新潮社装幀室/装幀 判型 四六判 頁数 348ページ ISBN 978-4-10-333644-0 定価 2,090円 当たり前の風景、繰り返される日常の営み。それが世界をかすかに震わせる。 豪雨災害に見舞われた農村にボランティアとして赴いた私がふと目にした、花の世話をする住人らしき女性。その周りだけ、違う時間が流れていて――被災地、自宅、保育園といったさまざまな場所で出会う何気ない出来事をつぶさに描いた中短篇の他、広島カープをめぐる奇談連作も収録。海外でも注目を集める作家の最新作品集。
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きみだからさびしい|大前粟生
¥1,650
SOLD OUT
発行 文藝春秋 判型・造本・装丁: 四六判 軽装 並製 ISBN: 978-4-16-391502-9 初版奥付日: 2022年02月25日 町枝圭吾、24歳。京都市内の観光ホテルで働いている。 圭吾は、恋愛をすることが怖い。自分の男性性が、相手を傷つけてしまうのではないかと思うから。 けれど、ある日突然出会ってしまった。あやめさんという、大好きな人に――。 圭吾は、あやめさんが所属する「お片付けサークル」に入ることに。他人の家を訪れ、思い出の品をせっせと片付ける。意味はわからないけれど、彼女が楽しそうだから、それでいい。 意を決した圭吾の告白に、あやめさんはこう言った。 「わたし、ポリアモリーなんだけど、それでもいい?」 ポリアモリーとは、双方公認で複数のパートナーと関係を持つライフスタイルのこと。 あやめさんにはもう一人恋愛相手がいるらしい。“性の多様性”は大事なのはわかるし、あやめさんのことは丸ごと受け入れたい……けれど、このどうしようもない嫉妬の感情は、どうしたらよいのだろう? 勤務先はコロナ禍の影響で倒産。お片付けサークルも、“ソーシャルディスタンス”の名のもと解散になった。 圭吾はゴミが溢れかえる部屋の中で、一日中、あやめさんに溺れる日々を始めるのだった――。
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これがおばけの考えです 貝がら千話選集本|モノ・ホーミー
¥1,980
SOLD OUT
発行 タバブックス 2023年3月31日発売 デザイン 井上麻那巳 B6判変型(160mm×123mm)・コデックス装・244ページ ISBN978-4-907053-61-1 C0095 定価 1800円+税 一夜一話の絵と物語。 夜眠る前に読みたいお話集です。 貝がら千話は一夜一話の絵と物語です。はじめに絵を描き、つぎに物語を書くという方法で、一日にひとつ千日間にわたって制作しました。 この本は貝がら千話から、夜眠る前に読みたいお話を集めました。眠れない夜、眠りたくない夜に、ゆっくりとたのしんで下さい。 (まえがきより) 目次 あなたの種、売ります 風景のなかの人々 猫を揉む話 気のいい少年 物になるゲーム パブリックディスクロージャー 美酒の村 灯台の一日 遊びの薬 教会さん 山のおばけ しろくまさんとのうさぎさん 真っ暗な小屋で ピンク色した変なもの 物見遊山 クモとカマキリと男と猫 ごろつきの仕事 いちばん小さな子ども とてもかわいい利口な犬 庭のある島 本を読む 天使譲ります 猫もいないのに! 妖怪さん、お帰り下さい 家出したカカシの話 夜の天使たち 何やら楽しげなご一行様 卵と⿃ 王様と女王様の街 ぴかぴかの朝 星の骨 わんころとうさぎちゃん あり余る夜 ロボット学校 しろくまさんとのうさぎさんの出会いと別れ 散歩日和 鉄砲草 焼けた竜 シャベルの絵 クッキーアソート 金魚鉢の世界 フクロウ男の店 星に海を作るには 花の都を縫い閉じる のうさぎさんとしろくまさんの楽しい生活 湯浴みする友人の話 おはなしのくに 猫には見える 絶対時間 ことばかじり モノ・ホーミー 図案家。本の装画などのイラストレーションを中心に、図案と物語の創作を行う。著作に、千日間にわたって制作した「貝がら千話」より選集『するべきことは何ひとつ』(さりげなく)など。
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味のない水が美味しい
¥1,600
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短歌とエッセイ:輪湖 イラストレーション:うめはらもも 発行 偽装出版 148mm×210mm / ソフトカバー 作家の輪湖とイラストレーターのうめはらももによる共作の本です。 54の短歌とイラスト作品、エッセイ8編を収録。
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形見|中村勇哉
¥770
SOLD OUT
リトルプレス 2023年2月13日初版 A6(文庫)/全88ページ/ 700円+税 「人生、いかに髪切ったねって言われないかです。」 初著『電報』から7年、20代後半にしたためた第2詩集。 プロフィール 中村勇哉 / nakamura yuya 1993 年 10 月 28 日生まれ、新潟県長岡市出身。高校卒業後上京、都内在住。 [経歴] (18~22 歳) 専門学校へ通いバイトをしながら、都内のライブハウスで音楽活動をする。 (23~27 歳) 就職する。俳優マネージャーとして 5 年勤務。 (28~29 歳) 転職する。選曲や楽曲編集等、サウンドデザイナーとして勤務。 “ 歌詞にならなかった言葉たち、日々感じた言葉たちを詩として綴っています。”
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電報|中村勇哉
¥770
SOLD OUT
文庫A6サイズ・全100ページ・700円+税 2023年2月13日第2版発行(2016年7月23日初版発行) サウンドデザイナーの中村勇哉さんが20歳の頃に書いた作品。 ”歌詞にならなかった言葉たち、日々感じた言葉たちを詩として綴っています。” プロフィール 中村勇哉 / nakamura yuya 1993 年 10 月 28 日生まれ、新潟県長岡市出身。高校卒業後上京、都内在住。 [経歴] (18~22 歳) 専門学校へ通いバイトをしながら、都内のライブハウスで音楽活動をする。 (23~27 歳) 就職する。俳優マネージャーとして 5 年勤務。 (28~29 歳) 転職する。選曲や楽曲編集等、サウンドデザイナーとして勤務。 “ 歌詞にならなかった言葉たち、日々感じた言葉たちを詩として綴っています。”
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NEUTRAL COLORS ISSUE 4
¥2,970
SOLD OUT
特集:雑誌を仕事にすると決めた運河の絆 発行 NEUTRAL COLORS 182mm × 257mm / 272P / ソフトカバー オフセットとリソグラフを融合させた、唯一無二の雑誌NEUTRAL COLORSの第4号。特集は「仕事」。「仕事とはなにか?働く意味は?」という根源的な問いとともに、ベーシックインカムの可能性を探究しながら取り組んだイシュー。 「雑誌を仕事として継続していけるか」を探りに、ベルリンのブックフェアとアムステルダムのパブリッシャーを訪ねる。美濃和紙の工房に“臨時”で弟子入りし、オリジナル和紙を漉き込む。福島の故郷に戻り人生を模索する女性、空飛ぶ車を開発するテック企業、消えゆく文字の仕事「写植」を記憶し、落選中の政治家にフォーカスする。障害を持つ人が働くほんとうの意味、宮大工が思考する木と石の建築物。アリ植物の夢を見て、シンガポールのインディペンデント出版社に触発される。校正という仕事の裏側、写真家が養蜂に見る“脱成長”への道。 NEUTRAL COLORS ならではの手刷り感溢れる印刷、 泣きたくなるくらい正直で内面に刺さるテキスト、 雑多でページをめくるたびに驚きがあるデザイン。紙でしか味わえない新しい雑誌体験がここにあります。
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IN/SECTS vol.16「本をつくる」
¥1,925
SOLD OUT
発行 IN/SECTS 19cm×13cm 144P 約100団体、掲載! IN/SECTS 16号は、私たちが日々行っている「本をつくる」を特集します。と言ってもHOW TOではなく、今、私たちの目に映る快活に小さく本をつくる出版社やチーム、そして個人の皆さんに多数、登場いただいています。 業界全体の売り上げは下がっているにも関わらず、IN/SECTS周辺から聞こえてくる元気な声。そんなブックメイカーたちに着目し、今号では、「本をつくる」行為そのものから、売り場、コミュニティ、販路や、なぜつくるのか? についても、さまざまな人たちと話し、考えを交換してみました。 小さくつくれば上手くいく、というほど簡単なものではありませんが、この空間的にも地域的にも自由を得たインディペンデントな面々の活動をお楽しみください。 CONTENTS ●地方発がおもしろい出版文化は空間的自由を得た?! Kilty BOOKS/mmbooks/さりげなく/真鶴出版/どく社/fuプロダクション/風旅出版 ●レーベルって楽しい!! 三輪舎/夏葉社/ミシマ社 3社の代表による”小さくやる”鼎談 ●装丁家・矢萩多聞さんと、本づくりがしたい! ●ゆnovationのZINE探訪「行ってみたかった本屋titleへ」 ●バーバリアンブックスの歩み ●注目のZINE Shop New Open! Dig a Hole Zines ●本づくりからその先へ。 リソグラフの可能性 ●田岡和也による、 手づくり本のススメ。 ●漫画 スケラッコさんの本づくり ●潜入! コミティア66 ●烽火書房 嶋田さんとサシ飲み ひとり出版社の孤独とこれから ●ようこそ、大阪へ! ジャカルタの出版社 ●編集部が注目する出版社/チームカタログ72 and more....
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夜明けの先に待つものはひかりかどうかわからないけど|秋生苑
¥800
SOLD OUT
発行 リトルズ 文庫・並製本 48ページ 定価:本体727円(税別) 2023年3月12日発売 ISBN:9784909782687 著者が2022年6月からnoteで書き留めていった記事の総まとめ的作品集篇。 《目次》 なんにもわかりませんバッジ ドンピーへ愛を込めて あの朝日 ビバ、町中華。 りょうくん 東京- sideA 立ち尽くす女 二十四歳緑化計画 東京- sideB 綺羅星で居てくれよ 暮れの雑記 いちご氷の牛乳がけ 《著者紹介》 秋生 苑 1998年大分県出身。京都府在住。エッセイスト。甲南女子大学人間科学部文化社会学科卒。2022年より執筆活動を始める。本作が初の作品集となる。
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続・三春タイムズ|長谷川ちえ
¥2,320
絵 shunshun 発行 信陽堂 四六変型判 縦193mm 横123mm 厚さ15mm 重さ 243g 216ページ 半上製 定価 2,100円+税 ISBN978-4-910387-04-8 2023年4月6日発行 梅、桃、桜、 三つの春が一度に訪れる 小さな町の四季と暮らし 都会でもない、農村でもない、歩いてひとめぐり出来るほどの美しくも小さな城下町=スモールタウン、福島県三春町で器と生活雑貨の店〈in-kyo〉をいとなむ長谷川ちえさんが、立春~大寒まで二十四節気ごとに季節の移ろい、人や町の様子を描く24編のエッセイ集。装画挿画は繊細な線画が人気の素描家shunshunさん。 巻末には元三春町町長、伊藤寛氏の書き下ろし訪問記も収録。 2021年発売の『三春タイムズ』の続巻です。
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三春タイムズ|長谷川ちえ
¥2,200
絵 shunshun 発行 信陽堂 四六変形判上製(192ミリ×124ミリ)216ページ 造本装幀 サイトヲヒデユキ(書肆サイコロ) 印刷進行 藤原章次(藤原印刷) 校正 猪熊良子 編集 信陽堂編集室 印刷 藤原印刷 表紙 日光堂(活版印刷) コスモテック(箔押し) 製本 松岳社 ISBN978-4-910387-01-7 C0095 梅、桃、桜、 三つの春が一度に訪れる 小さな町の四季と暮らし。 東京・蔵前から 福島・三春へ引っ越して五年。 雑貨店 in-kyo を営む 長谷川ちえさんが 初めての土地で見つけた いとなみの豊かさ。 東北の小さな町の季節をめぐる 待望のエッセイ集。